子ども向けのロジックパズルやパズルのアプリを紹介します。
立体的なもの、平面的なもの、数字を使うものなど全8種類をまとめています。
中学入試のお考えのご家庭や、子どもの知的好奇心を育てたいご家庭に特におすすめです。
※関連記事:小学生におすすめの日本地図パズル
小学校や中学受験の算数では「論理性」や「集中力」が重要です。
これらの能力は勉強が本格化する前にきたえておくと、後々勉強がしやすくなります。
まず、幼児や小学校低学年が楽しく学べるロジックパズルを5つ紹介します。
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最初に紹介するにはキュボロです。
立体パズルの王道ともいえる木製のおもちゃです。
ルールは簡単で、1辺5cmの積み木を組み合わせてビー玉を転がします。
積み木の組み合わせ次第で、ビー玉が転がる道の長さをどんどん長くできます。
シンプルな道だけでなく、トンネルもつけた迷宮のようなコースまでつくることができ、遊び方は無限です。
長い道をつなげていく過程で「論理的な思考力」と、試行錯誤を楽しめる「あきらめない気持ち」を養えます。
また、この後に紹介するロジックと比べてつくりが精巧なので、ビー玉がなめらかに進んでくれるというメリットがあります。
ただし、その分、ちょっと高額になります。
つづいては、ロジックです。
こちらのメーカーは日本企業で、キュボロによく似ています。
キュボロと遊び方が同じで、積み木を組み立ててビー玉が転がる道をつくります。
キュボロに比べて費用が1/2~1/3ほどで済むうえ、パーツの数が多くて遊び方も幅が広がります。
3つ目に紹介するのは宮本算数教室のロジカルパズルです。
こちらも前述のパズル同様に、道をつくって遊びます。スタートからゴールまで車が走る一本道をつくります。
道をつくるのにさまざまな条件が設定されています。
全部で78問あり、幼児から小学校低学年までレベル別に楽しめるので長く遊べます。
最後に紹介するには、くもんの「ロジカルパズル」です。
こちらも玉が転がる道をつくります。
直線のピース12個と交差するピース12個やトンネルのピースを組み合わせます。
60問が6つのレベルに分かれており、幼児から小学校低学年まで1人で楽しめます。
幼児や小学生が手軽に楽しめるパズルのアプリもいくつかあります。
おすすめのものを3つ紹介します。
1つ目は絵本で大人気の「ルルロロ」のジグソーパズルです。
9〜100ピースまで選べ、遊ぶたびにピースの形が変わります。
1度遊んでもピースが変わるので何度でも楽しめます。
アプリ内の課金制で、無料でも遊べます。
丸い形の主人公を動かし、ゴールまでの道をつくっていくゲームです。
途中でカギを手に入れたり円形の歯車を動かしたりする必要があり、論理的思考力をきたえられます。
全部で228のステージがあり、難易度も上がっていきます。
アプリ内に広告表示がありませんが、すべてのステージにチャレンジするには途中から課金する必要があります。
3つ目に紹介するのは「あそんでまなぶ」シリーズです。
数字のブロックが落ちてきて、足して10になるとブロックが消える遊びです。
遊びながら足し算の練習ができます。
ここまで、幼児や小学校低学年向けのロジックパズルを紹介してきました。
子どものうちからこうしたパズルで遊ぶのにはいくつものメリットがあります。
まず、その名のとおりロジック(論理性)が養われます。
道をつくるパズルでは、玉が転がるためにはどのような道をつくらなければいけないかを論理的に考える必要があります。
長い道をつくるためにはつなげ方を工夫しないといけません。
その過程で論理性が自然と伸びていきます。
ロジックパズルでは仮説思考力も養われます。
パズルはピースが少ないときには、デタラメにつないでもそれなりにつなげられます。
ですが、ピースが増えれば増えるほど、デタラメなつなげ方では道を長くしていくことや条件に合う道をつくることができなくなります。
「この条件に合う道をつくるには、このようなつなげ方をすればよいのでは?」と仮説を立てるところから始めていきます。
自分で立てた仮説が正しいかどうか、実際に玉を転がして検証します。
上手くいかなければ「なぜ上手く行かなかったのか?」を考え、また仮説を立てて検証します。
この繰り返しで仮説思考に慣れていきます。
ロジックパズルは短時間で解けるものもありますが、レベルが上がってくると簡単には解けなくなってきます。
5分、10分、30分と考えたり試行錯誤するようになり、その過程で集中力がついていきます。
「合計で10になるようにパズルを組み合わせる」など、数字のロジックを組み立てるパズルもあります。
そうしたパズルでは数字を使って遊ぶため、自然と数字に強くなっていきます。
※関連記事:中学受験生におすすめの算数パズル教材
ロジカルパズルは何度も試行錯誤して、少しずつ上達していきます。
最初は簡単にできるので自己有能感を感じられますが、難易度が上がると何度も失敗します。
それでも最初のうちに「成功したときの快感」を味わっているので、あきらめずに繰り返しチャレンジします。
こうして、たくさん失敗してもあきらめずに挑戦する姿勢を楽しく養うことができます。
いかがでしょうか。
幼児や小学生向けにロジックパズルやパズルアプリを紹介しました。
ビー玉が転がる道をつくるキュボロやロジック、宮本教室や学研などは、クリアするごとにレベルが上がっていくので幼児から小学生まで長く楽しめます。
楽しく試行錯誤を繰り返しながら集中力や立体思考力、仮説思考力を養えるので、算数の数字や図形に強くなります。
中学入試をお考えのご家庭でも多く取り入れられているので、幼児のうちから親しんでおきたいですね。
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