中学生の地理テストで必ずといっていいほど出題される「本州四国連絡橋」。
神戸 ⇔ 鳴門、児島 ⇔ 坂出、尾道 ⇔ 今治を結ぶ3ルート・4橋は、社会の中国四国地方の重要ポイントです。しかし、似た名前が多くて覚えにくい…と悩む人も多いはず。
この記事では、テストによく出る本州四国連絡橋の場所やルート、橋の特徴をわかりやすく整理し、オリジナル語呂合わせ・暗記法・頻出問題対策まで徹底解説します。地図問題や選択肢問題もこれで攻略できるので、定期テストや入試対策に役立ててください!
本州四国連絡橋(ほんしゅう-しこく れんらくきょう)とは、本州と四国を結ぶ大規模な海上連絡ルート群の総称で、主に「神戸(兵庫)-淡路-鳴門ルート(明石海峡大橋)」「児島(岡山)-坂出(香川)ルート(瀬戸大橋)」「尾道(広島)-今治(愛媛)ルート(しまなみ海道)」の3つのルートから構成されます。
中学生向けの教科書ではこれら3ルートをまとめて扱うことが多く、地図問題や交通網の発達を学ぶ際の重要語句として扱われます。
※参考:進研ゼミ中学講座「【日本の諸地域】 本州と四国を結ぶ橋」
(上の3つをセットで覚えるのがテスト対策の基本。)
中学生向けに分かりやすく、代表的な構造を短くまとめます。
テストでの覚え方のヒント(構造を見る視点):
地図に線(線路記号)がある → 瀬戸大橋(鉄道併用)を疑う。
長い単純な吊り橋の図 → 明石海峡大橋系統を疑う。
自転車マークや多くの島を経由する線 → しまなみ海道の可能性が高い。
解答テクニック:
本州と四国を結ぶ本州四国連絡橋は、3つのルートで構成されています。テストでは「どのルートにどの橋があるか」を正しく対応させる問題が頻出です。以下の表のように整理して覚えるとスッキリします。
ルート名 | 本州側 | 四国側 | 代表的な橋 |
---|---|---|---|
神戸-鳴門ルート(神戸淡路鳴門自動車道) | 兵庫県神戸市 | 徳島県鳴門市 | 明石海峡大橋・大鳴門橋 |
児島-坂出ルート(瀬戸中央自動車道) | 岡山県倉敷市児島 | 香川県坂出市 | 瀬戸大橋 |
尾道-今治ルート(西瀬戸自動車道) | 広島県尾道市 | 愛媛県今治市 | しまなみ海道 |
テストでは「鉄道も通るのはどれか?」という問題がよく出ます。このとき正解は瀬戸大橋です。
☑まとめると
この「鉄道か自転車か」で区別すると混同を防げます。
☑ まとめると、このセクションでは「オリジナル語呂合わせ」+「色・図・カード」といった複数の記憶補助を組み合わせることで、 楽しみながら確実に覚えられる方法 を提案しました。
語呂合わせを「作って覚える」だけでなく、実際にアウトプット(練習問題)をすることで、記憶はぐっと強くなります。短時間でできる問題を解いて、語呂がしっかり頭に残っているか確認してみましょう。
Q1. 「神戸 ⇔ 鳴門ルート」にある2つの橋の名前を書きましょう。
Q2. 「児島 ⇔ 坂出ルート」にある橋の正式名称は?
Q3. 「尾道 ⇔ 今治ルート」は通称で何と呼ばれるでしょうか?
Q4. 語呂合わせ「コナン(神戸–鳴門)、コジ(児島–坂出)、オイ(尾道–今治)」の“コジ”はどのルートを指しますか?
Q5. 「鉄道も通れる大規模な橋」といえばどの橋でしょうか?
☑ 5問中3問正解なら合格!
☑ 5問満点なら「本州四国連絡橋マスター」です!
※なお、問題を解いて練習したい人向けに、以下の記事に中国四国地方の一問一答問題や記述問題を多数掲載しています。
【中2地理】中国・四国地方の一問一答問題と解説
ルート名 | 橋名 | 特徴 |
---|---|---|
神戸 ⇔ 鳴門 | 明石海峡大橋(、大鳴門橋) | 世界最長の吊橋/鳴門の渦潮 |
児島 ⇔ 坂出 | 瀬戸大橋 | 道路+鉄道併用 |
尾道 ⇔ 今治 | しまなみ海道 | 自転車道/島渡り |
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