中1地理の「南アメリカ州」は、地図問題や気候・農業・文化など、幅広いテーマが出る重要単元です。
そこで本記事では、定期テストでよく出るポイントを分野ごとにくわしく解説。
教科書・ワーク・過去問の出題傾向をもとに、確実に点が取れる内容をまとめています。
後半では、復習に最適な「一問一答・記述問題対策編」へのリンクも用意しているので、テスト直前の総仕上げにもぴったりです。
この記事は「中学1年生の地理の定期テスト対策」を目的としており、教科書範囲でテストに出るポイントを効率よく押さえられるよう、「短時間で確認できる使い方」と「出題されやすいポイント」を中心にまとめています。
本文では「読む → 地図で確認 → 一問一答でチェック」の流れで学べるよう設計しているので、定期テスト直前のラスト確認にも向いています。
※なお、一問一答は以下の記事に多数掲載しています。
【中学地理】南アメリカ州の一問一答問題
定期テストや一問一答形式で特に出やすいテーマを列挙します。ここを優先的に覚えれば、点数につながりやすいです。
※セルバ・パンパ・カンポの位置や特徴、覚え方について以下の記事で詳しく解説しています。
南アメリカの中学地理テスト必出!セルバ・パンパ・カンポの違いや場所を語呂&地図で徹底マスター!
※Z会について下記記事でくわしく紹介しています。
【中学生向け】Z会タブレットコースの進め方:成績上位を取って難関校に合格する方法を解説
この章では、まず「世界の6つの州」全体の中で南アメリカ州がどの位置にあるのかをおさらいし、その上で「南アメリカ州に含まれる主な国」や「地図問題で出やすい位置・海・経度緯度のポイント」を丁寧に解説します。
ここをしっかり押さえることで、地図問題・国名問題・位置関係問題の得点率が一気に上がります。
※参考:帝国書院『社会科 中学生の地理 世界の姿と日本の国土(令和7年度版)』
中学地理では、世界を6つの「州(しゅう)」に分けて学びます。
これは「地理的な地域区分」を学びやすくするための考え方で、各州には自然環境や文化の共通点があります。
| 世界の6つの州 | 主な特徴 | 代表地域・国 |
|---|---|---|
| アジア州 | 世界で最も人口が多い。日本・中国・インドなど | 東アジア・南アジア・中東 |
| ヨーロッパ州 | 工業が発達、歴史の中心 | イギリス・フランス・ドイツなど |
| アフリカ州 | 赤道をまたぐ広大な大陸 | エジプト・ナイジェリア・南アフリカなど |
| 北アメリカ州 | 先進国と広大な農業地帯 | アメリカ合衆国・カナダなど |
| 南アメリカ州 | 熱帯雨林やアンデス山脈など多様な自然 | ブラジル・アルゼンチン・チリなど |
| オセアニア州 | 南半球中心の島々 | オーストラリア・ニュージーランドなど |
南アメリカ州は、赤道より南側に位置し、主に南半球にあります。
世界地図では西経(せいけい)側、つまり日本から見ると地球の反対側にある地域です。
南アメリカ州は、豊かな自然環境(アマゾン川・アンデス山脈)と、多様な文化(先住民+ヨーロッパ系)が共存するのが大きな特徴です。
また、資源が豊富で「南北問題(経済格差)」の例としても取り上げられます。
南アメリカ州には約13の独立国がありますが、定期テストでよく出るのは次の5〜6か国です。
特に「ブラジル・アルゼンチン・チリ・ペルー・エクアドル」は、地図問題での頻出国です。
| 国名 | 特徴 | 覚え方・語呂合わせ |
|---|---|---|
| ブラジル | 南アメリカ最大の国。公用語はポルトガル語。コーヒー・大豆の輸出が多く、アマゾン川が流れる。 | 「ブラジル=ブラボーな広さ」→南アメリカ最大 |
| アルゼンチン | パンパ草原が広がる。牛の放牧・小麦栽培が盛ん。首都はブエノスアイレス。 | 「あるぜ(アルゼンチン)肉と麦!」 |
| チリ | アンデス山脈と太平洋の間に細長くのびる国。銅の産出量が多い。 | 「チリはチリ(地理)的に細長い」 |
| ペルー | インカ帝国の中心地。アンデス山脈の高地にマチュピチュ遺跡がある。 | 「ペルー=ペルー(古)い文明」 |
| エクアドル | 国名は「赤道(エクエーター)」に由来。バナナの輸出国。 | 「エクアドル=赤道ど真ん中」 |
また、他にも以下の国も覚えておくと完璧です。
「ブラ・アル・チリ・ペル・エク」=「ブラアルチリペレク」で覚える。
→ 南アメリカの主要国はこの順で地図上に並びます(東のブラジル、西のチリ、中央のペルー、北のエクアドルなど)。
南アメリカ州では、地形・気候・産業が「太平洋側」「大西洋側」で大きく違います。
この地理的な位置関係は、定期テストで「地図問題」や「記述問題」としてよく出題されます。
➡ テストでよく出る問題:
「赤道が通る南アメリカの国を1つ答えなさい」→ エクアドル(国名の意味が“赤道”!)
➡ 例題:
「南アメリカ州の多くの地域は何緯に位置するか」→ 南緯。
「日本は東経、南アメリカは○○経?」→ 西経。
南アメリカ州は両側を2つの大洋に挟まれています。
| 方向 | 海の名前 | 特徴 | 出題ポイント |
|---|---|---|---|
| 東側 | 大西洋(たいせいよう) | ブラジル・アルゼンチンが面する。港湾都市が発達。 | 「大西洋側=農業・貿易・人口が多い」 |
| 西側 | 太平洋(たいへいよう) | チリ・ペルーなどが面する。アンデス山脈が近い。 | 「太平洋側=山地・地震・鉱山」 |
➡ 覚え方:「ちり(チリ)ぺる(ペルー)太平洋、ぶら(ブラジル)ある(アルゼンチン)大西洋」。
➡ 地図問題例:
「アンデス山脈は南アメリカ大陸のどの側にあるか」→ 西側(太平洋側)。
「アマゾン川はどちらの海に流れこむか」→ 大西洋。
| 出題テーマ | 覚えるべきポイント |
|---|---|
| 世界の6州 | 南アメリカ州=南半球・西経・多様な自然と文化 |
| 主な国名 | ブラジル・アルゼンチン・チリ・ペルー・エクアドル |
| 海の位置関係 | 西=太平洋(チリ・ペルー)/東=大西洋(ブラジル・アルゼンチン) |
| 赤道・緯度・経度 | 赤道が通るのはエクアドルなど/南緯・西経を意識 |
| 地図問題対策 | 山脈=西側/川=中央/草原・高原=東側 |
この章をマスターすれば、地図の位置関係・国名・自然環境の基礎が完璧になります。
この章では「南アメリカ州が世界の中でどんな意味を持つか」「代表的な国と覚え方」「地図問題で必ず問われる位置と海との関係(太平洋/大西洋)」「赤道・緯度・経度のポイント」を、テストで点が取れるようにわかりやすく整理します。
世界の6つの州(まとめ)
中学地理では世界を次の6つに分けます:アジア州、ヨーロッパ州、アフリカ州、北アメリカ州、南アメリカ州、オセアニア州。各州は自然環境や文化・歴史でまとまりがあるため、学びやすくするための区分です。
南アメリカ州の位置的特徴(テストで覚えるポイント)
学習上の意味・出題しやすさ
南アメリカには独立国が約12〜13か国ありますが、定期テストで特に出る重要国と、短時間で覚えられるコツを示します。
重要国リスト(優先度高)
覚え方(語呂・地図で覚える)
よく出るワンポイント(暗記リスト)
テストでは「どの国がどの海に面しているか」「重要河川はどちらの海に注ぐか」「山脈と海の位置関係」を問う問題が多いです。ここでは具体的に押さえるべき点を説明します。
基本原則
赤道
緯度(南緯)と経度(西経)
周辺海洋(太平洋・大西洋)
よく出る典型問題(練習)
南アメリカ州は、自然だけでなく「人々の文化・言語・歴史の成り立ち」が非常に特徴的な地域です。
文部科学省の学習指導要領では、国際的な視野を地理的な見方から養うことが掲げられています。地理と歴史の融合問題の対策にもつながるため、テストでは「インカ帝国」「植民地化」「ラテンアメリカ」「メスチーソ」などの用語問題が頻出します。
社会的事象の地理的な見方・考え方を働かせ,課題を追究したり解決したりする活動を通して,広い視野に立ち,グローバル化する国際社会に主体的に生きる平和で民主的な国家及び社会の形成者に必要な公民としての資質・能力の基礎を次のとおり育成することを目指す。
文部科学省「中学校学習指導要領 社会編」より引用
この章では、そうした語句を流れの中で理解できるように整理します。
南アメリカでは、スペイン人がやってくる前にすでに高度な文明が発展していました。
代表的なのがインカ帝国です。
テストの定番問題例
Q:インカ帝国はどこの山地に栄えたか?
A:アンデス山脈
Q:インカ帝国の遺跡で世界遺産に登録されているのは?
A:マチュピチュ
1500年代になると、ヨーロッパの国々が南アメリカに進出しました。
主な国はスペインとポルトガルです。
このため、現在の南アメリカでは以下のような言語分布になっています:
| 国 | 植民地にした国 | 現在の公用語 |
|---|---|---|
| ブラジル | ポルトガル | ポルトガル語 |
| その他多くの国(チリ・ペルー・アルゼンチンなど) | スペイン | スペイン語 |
【覚え方】
ブラジル=ポルトガル語、他はスペイン語!
南アメリカの人々は、いろいろな民族が混ざり合ってできた社会です。
主な民族のルーツ
これらが混ざって生まれたのが「混血の人々」です。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| メスチーソ(Mestizo) | 先住民+ヨーロッパ系の混血 |
| ムラート(Mulatto) | アフリカ系+ヨーロッパ系の混血 |
【テスト対策】
「南アメリカ州では民族が混ざり合っている」と書けるように。
「メスチーソ」「ムラート」は語句問題でよく出ます。
南アメリカは多様な文化とお祭りが魅力。観光問題でもよく出ます。
【テスト例】
Q:ブラジルで行われる有名な祭りは? → A:リオのカーニバル
Q:南アメリカに多く住む日本人の子孫を何と呼ぶか? → A:日系人
重要語句まとめ
| 用語 | 意味・ポイント |
|---|---|
| ラテンアメリカ | 南アメリカ+中アメリカをまとめた呼び方。スペイン語・ポルトガル語など「ラテン系言語」が使われているため。 |
| メスチーソ | 先住民とヨーロッパ系の混血。南アメリカに多い。 |
| ムラート | アフリカ系とヨーロッパ系の混血。ブラジルなどに多い。 |
| インディオ | 南アメリカの先住民の呼び方。 |
【定期テストでよく出る記述例】
「南アメリカ州では、スペイン語やポルトガル語が使われ、民族が混ざり合っている。このような地域を( )という。」
→ 答:「ラテンアメリカ」
理由まとめ:
【テスト記述対策】
「南アメリカ州でスペイン語やポルトガル語が多いのはなぜか。」
→ 「昔、スペインやポルトガルがこの地域を植民地にしたから。」
| チェック | 内容 |
|---|---|
| [ ] | インカ帝国がアンデス高地にあったことを説明できる |
| [ ] | スペイン・ポルトガルの支配→言語の普及がわかる |
| [ ] | 「メスチーソ」「ムラート」の違いを言える |
| [ ] | 「ラテンアメリカ」がどこを指すか理解している |
| [ ] | カーニバルや日系移民など文化の例を1つ挙げられる |
南アメリカ州では、豊かな自然環境と多様な気候を生かした農業や、豊富な鉱産資源をもとにした工業が発展しています。
ここでは、定期テストでよく問われる「農業・工業・資源」のポイントをわかりやすく整理しています。
南アメリカの農業は、地域ごとの気候や地形のちがいが大きく関係しています。特にプランテーション農業と草原の大規模農業がよくテストに出ます。
【テストに出る!】
「南アメリカ州では何を中心にしたモノカルチャー経済が行われていますか?」
→ 答え:コーヒー豆やさとうきびなどのプランテーション農業
【覚え方のコツ】
パンパ草原 → 「パン(=小麦)」+「パ(=牧畜)」で覚えよう!
南アメリカ州は、鉱産資源がとても豊富です。各国によって得意な資源が異なるため、国名と資源名のセットで覚えるのがポイントです。
| 国名 | 主な資源 | 補足ポイント |
|---|---|---|
| ブラジル | 鉄鉱石 | 世界有数の生産国。日本にも輸出される。 |
| チリ | 銅 | 世界一の生産量。アンデス山脈付近で採れる。 |
| ベネズエラ | 石油 | カリブ海沿岸で産出。OPEC加盟国。 |
【テストに出る組み合わせ】
「チリでは何の鉱産資源が豊富ですか?」→ 銅
「ブラジルでさかんな鉱産資源は?」→ 鉄鉱石
【記述問題に注意】
「BRICSに属する南アメリカの国はどこですか?」
→ 答え:ブラジル
定期テストでは、最近の社会問題とからめた出題も増えています。
特に「環境問題」や「経済の課題」は記述対策として重要です。
【記述で狙われる!】
「アマゾンの熱帯雨林が伐採されると、どんな問題が起きますか?」
→ 答え:地球温暖化が進む/生物多様性が失われる など
【まとめのポイント】
| テーマ | 出やすい語句 |
|---|---|
| 農業 | プランテーション、モノカルチャー、パンパ草原 |
| 工業・資源 | 鉄鉱石、銅、石油、BRICS |
| 環境 | アマゾン、森林伐採、地球温暖化 |
| 経済 | 輸出依存、工業化、経済格差 |
南アメリカ州の学習では、位置・地形・気候・農業・資源・文化の5つをバランスよく押さえることが大切です。
特に中1の地理テストでは、地図を見て答える問題や、用語の意味を理解して書く問題が多く出題されます。
| 分野 | よく出るキーワード | 覚え方・確認のコツ |
|---|---|---|
| 位置・国 | ブラジル、アルゼンチン、チリ、アンデス山脈 | 「ブラチリ」で南ア覚えよう! |
| 地形・気候 | アマゾン川・アンデス山脈・熱帯・高地 | 川と山が中心、気候は“熱”と“寒” |
| 農業 | プランテーション、パンパ草原、モノカルチャー | コーヒーと小麦・牛がポイント |
| 資源・工業 | 鉄鉱石(ブラジル)、銅(チリ)、石油(ベネズエラ) | 「てっチリせき」でセット暗記! |
| 文化・歴史 | インカ帝国、スペイン語、ポルトガル語、メスチーソ | 植民地支配の影響に注目! |
南アメリカ州は「地理+歴史+公民」の要素が混ざった分野です。
なぜこうなったのか(理由)を考えると、記述問題でも強くなります。
理由づけを意識して学ぶと、理解がぐんと深まります。
この解説で基本をつかんだら、次は「一問一答+記述対策編」で理解を確認しましょう。
選択問題だけでなく、実際に書いて答える練習をすることで、定期テスト本番に強くなれます。
「覚えたつもり」ではなく、地図を見て答えられるか・理由を説明できるかが合格ラインです。
解説 → 一問一答 → 地図確認 の3ステップをくり返せば、90点以上も夢ではありません!
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