英語の基本となる文法は中1で習うbe動詞と一般動詞の使い方です。この記事では、特にbe動詞の疑問文の作り方に焦点を当てて解説します。
練習問題も用意しているので、ぜひチャレンジしてみてください!
※関連記事:be動詞と一般動詞を使い分ける練習問題
※Z会について下記記事でくわしく紹介しています。
【中学生向け】Z会タブレットコースの進め方:成績上位を取って難関校に合格する方法を解説
be動詞の疑問文は以下のようなつくりかたをします。
※関連記事:be動詞(am,is,are,was,were)の違いと活用の仕方
be動詞の疑問文は、「be動詞」+「主語」の順番で書き、最後にクエスチョンマークをつけます。
「be動詞」+「主語」~?
【例文】
Are you happy?
(あなたは幸せですか?)
上記の例文では、「Are」がbe動詞で、「you」が主語です。
現在時制のbe動詞は「am,is,are」の3種類あります。どれを使うかは主語によって変えます。
主語 | be動詞 |
I | am |
単数形(he/she/it/his sisterなど) | is |
youと複数形(they/we/his sistersなど) | are |
【例文】
①Am I a dog?(私は犬ですか?)
主語:I、be動詞:am
②Are you a student?(あなたは学生ですか?)
主語:you、be動詞:are
③Is she at home?(彼女は家にいますか?)
主語:she、be動詞:is
上記の例文①では主語が「I」なのでbe動詞は「am」になります。この組み合わせを覚えておくとテストでもスルっと正解しやすくなります。
be動詞の疑問文に対しては、「Yes/No」で答えます。Noのときはnotをつけます。
答えるときもbe動詞を使いますが、主語は疑問文によって変わります。
Am I~?という疑問文に対しては「Yes, you are.」か「No, you are not(aren’t).で答えます。
【例文】
Am I a student?(私は生徒ですか?)
→ Yes, you are./ No, you are not(aren’t).
(はい、あなたは生徒です。/いいえ、あなたは生徒ではありません。)
Are you~?という疑問文に対しては「Yes, I am.」か「No, I am not(I’m not).」で答えます。
【例文】
Are you a student?(あなたは生徒ですか?)
→ Yes, I am./ No, I’m not.
(はい、そうです。/いいえ、私は生徒ではありません。)
Is ~?という疑問文に対しては、「Yes, he/she/it is.」か「No, he/she/it isn’t.」で答えます。
【例文】
①Is he a student?―Yes, he is./ No, he isn’t.
(彼は生徒ですか?―はい、そうです。/いいえ、違います。)
②Is she a student?―Yes, she is./ No, she isn’t.
(彼女は生徒ですか?―はい、そうです。/いいえ、違います。)
③Is this a pen?―Yes, it is./ No, it isn’t.
(これはペンですか?―はい、そうです。/いいえ、違います。)
上記の例文①②のように、「he」で聞かれたら「he」で答え、「she」で聞かれたら「she」で答えます。
例文③のように、「単数の物(1本のペンなど)」について聞かれたら「it」で答えます。
また、動詞にはbe動詞と一般動詞があります。一般動詞の疑問文の作り方についてはこちらの記事で解説しています。
作り方を確認したところで、練習問題を解いて作り方に慣れましょう。
以下の( )のなかに入る語を1つ選んでください。
(1)彼はあなたのお兄さんですか?
( Am/ Are/ Is ) he your brother?
(2)彼女らはあなたの友人ですか?
( Am/ Are/ Is ) they your friends?
(3)その犬は彼女の犬ですか?
( Am/ Are/ Is ) the dog hers?
(4)そのボールはやわらかいですか?
( Am/ Are/ Is ) the ball soft?
(5)私は日本にいるのですか?
( Am/ Are/ Is ) I in Japan?
(1)Is
(2)Are
(3)Is
(4)Is
(5)Am
以下の日本文を英語になおしてください。
(1)あなたは先生ですか?
(2)彼らはここにいますか?
(3)彼女はテニス選手ですか?
(4)あなたの兄は公園にいますか?
(5)その本はあなたのものですか?
(1)Are you a teacher?
(2)Are they here?
(3)Is she a tennis player?
(4)Is your brother at the park?
(5)Is that book yours?
否定形の疑問文もよく使用されます。「~ではないのですか?」という訳し方をする文です。
普通の疑問文と作り方はよく似ています。基本的な形は以下のとおりです。
「be動詞の否定形(are’t/ isn’t)」+「主語」~?
【例文】
Aren’t you a student?(あなたは学生ではないのですか?)
Isn’t she at home?(彼女は家にいないのですか?)
上記の「普通の疑問文の例文」とくらべてみましょう。
Are you~?/ Is she~?だったのが、否定形疑問文では
Aren’t you~?/ Isn’t she~?になっています。
be動詞にnotをつけます。それ以外は普通の疑問文と同じ作り方です。
否定形疑問文の練習問題も用意しました。
以下の日本文を英語に訳してみましょう。
(1)それはあなたの本ではないですか?
(2)これは彼女の車ではないですか?
(3)あなたたちは友だちではないのですか?
(4)その犬は彼女のではないのですか?
(5)北海道では今日晴れていないのですか?
(1)Isn’t that your book?
(2)Isn’t this her car?
(3)Aren’t you friends?
(4)Isn’t the dog hers?
(5)Isn’t it sunny(fine) in Hokkaido?
もっとbe動詞の練習をしたい人向けに、おすすめのドリル・問題集を紹介します。
小学校中学年・高学年向けですが、be動詞・一般動詞を学ぶのに非常に分かりやすく、おすすめです。
品詞ごとに色分けするなど、理解しやすい説明の仕方で解説してくれています。
ドリル1:be動詞↓
ドリル2:一般動詞↓
ドリル3:疑問詞↓
ひととおり勉強したら復習+確認テスト↓
英文法をパターン別に反復練習できるドリルです。
小学生向けと中学生向けに分かれています。小学生向けのほうが掲載されている範囲がせまく、練習しやすいかもしれません。
英語を学ぶ小学生や中学生向けに、英文法の基本である「be動詞の疑問文の作り方」について説明しました。
英検5級や中学1年生の定期テストでも重要な範囲です。
例文と練習問題を通じて実践的なスキルを身につけ、自信を持って英語を使えるようになりましょう。
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