英検1級を受ける人向けにリスニングの出題内容を紹介し、1級リスニングで合格点を取るためのコツや勉強法を紹介します。
すぐ実践できるように、過去問をもとにPartごとに対策法を説明しています。
リスニングを得意にして、1級を一発合格できるように対策しましょう!
まず、英検1級リスニングの出題内容を確認しましょう。
日本英語検定協会のHPに掲載されている過去問を例に説明します。
1級のリスニングはPart1~Part4まであり、約35分つづきます。
下記のような問題構成です。
出題内容 | 設問数 | 放送回数 | |
Part1:会話の内容一致選択 | 会話の内容に関する質問に答える。 | 10問 | 1回 |
Part2:文の内容一致選択 | パッセージの内容に関する質問に答える。 | 10問 | |
Part3:Real-Life形式の内容一致選択 | Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える。 | 5問 | |
Part4:インタビューの内容一致選択 | インタビューの内容に関する質問に答える。 | 2問 |
音声が流れるのは1回きりです。聞き取るべき内容をしっかり聞き取っておく必要があります。
Part1は男女2人の会話を聞き、その内容についての質問に解答する問題です。
1つの音声に対して設問数は1つで、4つの選択肢から適切なものを選びます。
例えば下記のような選択肢です。
1. She will not receive the credit for it.(彼女がその手柄を得ることはない。)
2. She thinks upper management will reject it.(彼女は上層部が拒否すると思っている。)
3. Her boss helped her come up with it.(上司の助けがあって彼女はそれを思いついた。)
4. Her boss was not impressed with it.(彼女の上司はそれに感心しなかった。)
Part2は1人のスピーカーが読み上げる文章を聞き、その内容に合致する選択肢を選びます。このパートでは1つの音声で2つずつの設問に解答します。
例えば下記のような選択肢です。
【No. 11】
1. They became more like Italian ex-voto paintings.(ますますイタリアのエクスヴォート絵画のようになった。)
2. They began to feature miners as subjects.(彼らは炭鉱労働者を被写体として取り上げ始めた。)
3. They were not always painted by professional artists.(常にプロの画家によって描かれたわけではなかった。)
4. They became more expensive to produce.(生産コストが高くなった。)
【No. 12】
1. To show that ex-votos occasionally featured sick people.(エクスヴォートに病人が登場することがあることを示すため。)
2. To illustrate the usefulness of ex-votos to historians.(歴史家にとってのエクスヴォートの有用性を説明するため。)
3. To point out that not all ex-votos contained texts.(すべてのエクスヴォートにテキストが含まれているわけではないことを指摘するため。)
4. To show the importance of religion in ex-votos.(エクスヴォートにおける宗教の重要性を示すため。)
こちらも流れる音声は一度きりです。
各選択肢の内容をもとに、聞き取るべき内容を予想しておく必要があります。
Part3はReal-Life形式の問題です。コンサートの開始時間や電車の遅延に関するアナウンスなど、実生活に即した状況が設定され音声が流れます。
1つの音声に対して設問数は1つで、音声内容に合う選択肢を選びます。
例えば下記のような選択肢です。
Situation: You have a ferry ticket to Mathers Island. You have arranged to join a diving tour that begins 30 minutes after your arrival. You hear the following announcement at the ferry terminal.
(状況:あなたはマザーズ島へのフェリーチケットを持っています。到着してから30分後に始まるダイビングツアーに参加する予定です。フェリーターミナルで次のアナウンスが聞こえます。)
Question: What should you do first?
(あなたはまず何をすべきでしょうか?)
1. Go to Window A.(ウィンドウAに行く。)
2. Board the ferry to Whitmore Island.( ホイットモア島行きのフェリーに乗る。)
3. Go to Window B.(ウィンドウBに行く。)
4. Line up at pier 2.(2番埠頭に並ぶ。)
Part4は初めて登場する形式の問題です。3分ほどのインタビューを聞き、その内容に関する2つの質問に答えます。
選択肢は下記のようなものです。
【No. 26】
1. They are considering starting to sell food supplies.(食料品の販売を始めることも検討している。)
2. They recently expanded internationally.(最近、国際的に事業を拡大した。)
3. They are often located far from city centers.(多くの場合、市街地から離れた場所にある。)
4. They need to compete with many kinds of stores.(多くの種類の店と競争する必要がある。)
【No. 27】
1. Observe the people in the area.(その地域の人々を観察する。)
2. Evaluate traffic conditions on highways.(高速道路の交通状況を評価する。)
3. Purchase goods at many local shops.(地元の多くの店で商品を購入する。)
4. Count the number of surrounding business.(周辺の会社の数を数える。)
1級の一次試験は2550点で、そのうちリスニングは850点です。
一次試験の合格点は80%(2028/2550点)なので、リスニングも最低でも80%取りたいところです。
1級ではじめて「インタビュー」の問題が登場します。
この問題は音声が非常に長く、トピックもビジネスや環境など高度なものが多いです。
パート1からパート3までは準1級よりやや難易度が上がる程度ですが、インタビュー問題はむずかしいです。
日々のコツコツとした対策が最も求められるパートと言えます。
リスニングは一次試験で最後に受けるテストです。
一次試験はリーディング・ライティング・リスニングの3パートを合計135分で解答します。
そのうちリーディング→ライティングのテストは100分で、時間配分は受検者に任されています。
そのため、ライティングまでで時間を5-10分余らせておき、リスニングの前に問題の先読みをするのが王道の解答方法です。
※関連記事:英検1級ライティングの対策
ただし、S-CBTの場合はスピーキングテストに次いで2番目に受けます。S-CBTではこのテクニックが使えないため、受け方・練習の仕方を変える必要があります。
※関連記事:【英検S-CBT】従来型英検との違い
1級の出題内容や配点、合格点が分かったところで、1級リスニングのコツを紹介します。
リスニング問題は「音声が流れる前」に問題を読んでおきましょう。
どのような内容の音声が流れるのか、何を質問されるのかなどを前もって把握しておくためです。
問題文を読みながら、これから流れる音声内容を想像しましょう。
2人の会話なら、「親子なのか友人どうしなのか」など、音声が流れる前に状況を予想しておくだけでかなり聞き取りやすくなります。
選択肢では「ポイントになる箇所」に線を引いて、後で見やすいようにしておきましょう。具体的には「時期」「場所」「条件」などです。
本文内容を予想して選択肢をチェックできたら、問われ方を予想しましょう。
上記のような疑問詞が使われる可能性が高いので、それを予想しておくと質問内容も聞き取りやすくなります。
問題文を先読みできたら、いざ音声の聞き取りです。
音声が流れてきたら、メモを書きながら聞きましょう。選択肢の近くにメモをしておくと正解を選びやすいです。
聞こえてきた英語をそのまま映像化しましょう。
1級では話すスピードが速いうえに長いため、和訳していると追いつけません。
聞こえてきた英語をそのまま頭のなかでイメージにしましょう。
聞き取れない単語があったり、単語の意味をすぐに思い出せなくても気にしないようにしましょう。
前述のように、1級のリスニングでも特にインタビュー問題は準1級までと比べて長く、内容も高度です。
「その単語どういう意味だっけ…」などと、聞き取れない・意味をすぐに思い出せないときもあります。
そんなときに「今、何て言っていたのかな?」といくら考えても分かりません。
そこを気にしている間にも音声はどんどん先へ先へと進んでいます。
細かい部分は気にせず、ざっくり内容を捉えるようにしましょう。
それでは、Partごとの解き方を解説します。
Part1は「会話の内容一致選択」です。
男性1人と女性1人の会話が流れ、その会話内容に一致する選択肢を選びます。
先読みの段階で「本文の状況」「聞き取るべき内容」を把握しておくと解きやすくなります。
具体的に、過去問をもとに解説します。
問題用紙に書かれている選択肢は以下のとおりです。
1. She will not receive the credit for it.(彼女がその手柄を得ることはない。)
2. She thinks upper management will reject it.(彼女は上層部が拒否すると思っている。)
3. Her boss helped her come up with it.(上司の助けがあって彼女はそれを思いついた。)
4. Her boss was not impressed with it.(彼女の上司はそれに感心しなかった。)
この4つの選択肢から、以下の状況を想定できます。
そこで、問題文の音声では上記の3点に集中して会話を聞きます。
下記のような音声が流れます。
女性:My boss like my new product design and presented it to upper management. It looks like it’s moving ahead.
男性:That’s great. I hope he told them you were the one who came up with it.
女性You’re kidding right? He’ll let them think it was all his idea, as usual.
男性:That’s not fair. You should spread the word that it was your design.
女性:If I did that and he found out, he’d make my life miserable. Anyway, this way, he’ll get blamed if the product fails.
Question:What is one thing the woman says about her design?
【和訳】
女性:上司が私の新製品のデザインを気に入ってくれて、上層部にプレゼンしてくれたわ。前進しているようなの。
男性:それは素晴らしい。あなたが考案したものだと伝えてくれたらいいんだけどね。
女性:冗談でしょう?いつものように、全部自分のアイデアだと思わせるでしょうね。
男性:それはフェアじゃない。あなたのデザインだと広めるべきだよ。
女性:そんなことしてバレたら、私の人生は悲惨なものになるわ。とにかく、こうすれば、製品が失敗したときに彼が責められることになるわ。
Question:この女性が自分のデザインについて言っていることは何ですか?
音声を聞きながら消去法で選択肢を選びましょう。
「My boss like my new product design」の箇所で、選択肢「4」(上司は感心しなかった)が消えます。
続く「It looks like it’s moving ahead.」の箇所で、選択肢「2」(上層部が拒否する)も消えます。
最初のセリフでこの2つの選択肢を消せるので、残りの放送では「彼女の手柄にならない」(選択肢1)、「上司が手伝った」(選択肢3)のどちらの内容なのかを聞き取ることだけに集中すれば大丈夫です。
すると、「He’ll let them think it was all his idea」と彼女が言っているのが早々に聞こえてきます。ここから、選択肢「1」(彼女の手柄にならない)だけが残ります。
最後にQuestionを聞くと、「彼女は製品の新しいデザインについて思っていることは何か?」と質問されるので、ここまでの流れどおり選択肢「1」を解答として選びます。
続いて、Part2の解き方を説明します。
Part2は文の内容一致選択問題です。1名のスピーカーの発言を聞き、その内容に一致する選択肢を選びます。
このパートでは経済や環境、教育、インターネットなど「アカデミックなトピック」がよく出てきます。
やや専門的な内容になるため、メモを取りながら聞き取るようにしましょう。
具体的に、過去問をもとに解説します。
まず、問題用紙に書かれている選択肢を読んでみましょう。
【No. 11】
1. They became more like Italian ex-voto paintings.(ますますイタリアのエクスヴォート絵画のようになった。)
2. They began to feature miners as subjects.(彼らは炭鉱労働者を被写体として取り上げ始めた。)
3. They were not always painted by professional artists.(常にプロの画家によって描かれたわけではなかった。)
4. They became more expensive to produce.(生産コストが高くなった。)
【No. 12】
1. To show that ex-votos occasionally featured sick people.(エクスヴォートに病人が登場することがあることを示すため。)
2. To illustrate the usefulness of ex-votos to historians.(歴史家にとってのエクスヴォートの有用性を説明するため。)
3. To point out that not all ex-votos contained texts.(すべてのエクスヴォートにテキストが含まれているわけではないことを指摘するため。)
4. To show the importance of religion in ex-votos.(エクスヴォートにおける宗教の重要性を示すため。)
「エクスヴォート」という専門用語が出てきます。問題を先読みした段階ではそれが何かは分かりませんが、「イタリアの絵画で、宗教≒キリスト教に関係がありそうで、中世あたり」ではないかと想像がつきます。
さらに選択肢を見ると、設問ごとの質問内容を予想できます。
「No. 11」はエクスヴォートについて正しい説明を選ばせる問題だろうと予想できます。
「No. 12」は「To」で始まっており、エクスヴォートの話題を持ち出している理由を聞いているのだろうと予想できます。
また、放送を聞きながら誤っている選択肢を消せるように、各選択肢のポイントになる箇所に線を引いておきましょう。
【No. 11】
1. They became more like Italian ex-voto paintings.(ますますイタリアのエクスヴォート絵画のようになった。)
2. They began to feature miners as subjects.(彼らは炭鉱労働者を被写体として取り上げ始めた。)
3. They were not always painted by professional artists.(常にプロの画家によって描かれたわけではなかった。)
4. They became more expensive to produce.(生産コストが高くなった。)
【No. 12】
1. To show that ex-votos occasionally featured sick people.(エクスヴォートに病人が登場することがあることを示すため。)
2. To illustrate the usefulness of ex-votos to historians.(歴史家にとってのエクスヴォートの有用性を説明するため。)
3. To point out that not all ex-votos contained texts.(すべてのエクスヴォートにテキストが含まれているわけではないことを指摘するため。)
4. To show the importance of religion in ex-votos.(エクスヴォートにおける宗教の重要性を示すため。)
なお、「No. 12」はすべて動詞ではじまっていますが、「show」「point out」「illustrate」はいずれも似たような意味です。動詞の意味の違いは無視して良いでしょう。
これらの点を踏まえて音声を聞いてみます。
Ex-voto is a style of devotional Catholic art that began in fifteenth century Italy. Wealthy patrons who had survived a near-death event would commission professionally trained artists to paint a scene that portrayed a divine presence intervening to save them. Ex-voto spread throughout Europe, and Spanish colonizers brought it to Mexico in the 1500s. There, it initially took hold among the upper classes but in the late 1700s gained popularity among the common people, who often painted the pieces themselves. With this shift, ex-voto began to be painted primarily on small tin sheets rather than canvas, as Spanish mining operations in the country had made tin widely and cheaply available.
Although Mexican ex-votos vary in painting style, they generally contained the same three elements: an image depicting the sufferer’s misfortune, an image of the intervening deity or saint, and a short written narrative explaining what happened. Because so many ex-votos were created in the wake of disease or injury, they constitute a remarkable record of medical conditions and procedures used to treat patients over the past few centuries. In fact, one ex-voto from the 1770s is likely the first depiction in Western art of an operation to treat breast cancer.
Questions:
【No. 11】What is one way that Mexican ex-votos changed in the late 1700s?
【No. 12】Why does the speaker mention the ex-voto from the 1770s?
【和訳】
エクスヴォートとは、15世紀のイタリアで始まった、献身的なカトリック美術の様式である。死と隣り合わせの出来事から生還した裕福なパトロンが、専門的な訓練を受けた芸術家に、自分を救うために介入する神の存在を描いたシーンを描くよう依頼した。エクスヴォートはヨーロッパ中に広まり、1500年代にはスペインの入植者がメキシコに持ち込んだ。当初は上流階級の間で定着していたが、1700年代後半には庶民の間でも人気が高まり、彼ら自身が絵を描くことも多くなった。これは、スペインの採掘事業によって錫(すず)が広く安価に入手できるようになったためである。
メキシコのエクスヴォートは、画風はさまざまだが、一般的に共通する3つの要素を含んでいる。苦しむ人の不幸を描いた絵、間に介在する神や聖人の絵、そして何が起こったかを説明する短い文章である。多くのエクスヴォートは病気や怪我をきっかけに作成されたため、過去数世紀にわたる患者の病状や治療法に関する驚くべき記録となっている。実際、1770年代のあるエクスヴォートは、乳がんを治療するための手術が西洋美術で初めて描かれたものと思われる。
【和訳】
Questions:
【No.11】1700年代後半におけるメキシコのエクスヴォートの変化に当てはまるものを1つ選びなさい。
【No.12】1770年代からのエクスヴォートの話題に触れているのはなぜか?
先読みして準備した内容をもとに、消去法で解答を選びます。
まず、エクスヴォートが15世紀イタリアの絵画の手法のひとつだと最初に説明されています。メキシコに持ち込まれてからのエクスヴォートについて、以下の点が説明されています。
この3点から「No. 11」の選択肢「1」(さらにイタリアっぽくなった)と「4」(高額になった)を消去できます。
これで正解は「2」(被写体が炭鉱労働者)と「3」(素人が描くこともあった)のどちらかにしぼれました。
「often painted the pieces themselves」を聞き取れれば選択肢「3」を選べます。
つづいて「No. 12」を見てみましょう。
この問題は細かい部分を突いてきているため、難易度が高いです。
「a remarkable record of medical conditions and procedures」→「In fact, one ex-voto from the 1770s」の流れに気づけるかどうかがカギです。
ライティングでもよく使う表現である「in fact」は、何らかの意見や主張の根拠を示すときに使います。
「in fact」と聞こえてきたときに、「remarkable record of medical conditionsの例が出てくる」と想像できればメモを取れるでしょう。
この一連の流れから、選択肢「2」(歴史的有用性の説明のため)を選択できます。
このように1級は正確なリスニング力が求められますが、消去法によって正解率を50%以上にまで引き上げることが可能になります。
また、ライティングで培った知識も役立ちます。
Part3はReal-Life形式という「日常生活の話題」についての音声を聞き、内容が一致する選択肢を選ぶ問題です。
どのような状況が設定され、何を聞かれるのかが問題用紙に書かれています。それを確認しておき、消去法で選ぶと選びやすくなります。
具体的に、過去問をもとに解説します。下記のように書かれています。
Situation: You have a ferry ticket to Mathers Island. You have arranged to join a diving tour that begins 30 minutes after your arrival. You hear the following announcement at the ferry terminal.
(状況:あなたはマザーズ島へのフェリーチケットを持っています。到着してから30分後に始まるダイビングツアーに参加する予定です。フェリーターミナルで次のアナウンスが聞こえます。)
Question: What should you do first?
(あなたはまず何をすべきでしょうか?)
1. Go to Window A.(ウィンドウAに行く。)
2. Board the ferry to Whitmore Island.(ホイットモア島行きのフェリーに乗る。)
3. Go to Window B.(ウィンドウBに行く。)
4. Line up at pier 2.(2番ふ頭に並ぶ。)
Situationや選択肢を見ると、以下の状況が予想できます。
この予想を念頭において、「時間」や「対応方法」をメモしながら放送を聞いてみましょう。
以下の内容が流れます。
Attention everyone. We have some important announcements, so please listen carefully. The 7:15 ferry to Whitmore Island has been held up due to engine trouble. Our engineers are working to fix the problem, but we expect a delay of at least two hours. Affected passengers can come to Window A to collect a voucher for a free breakfast at the Central Terminal Café. Due to this situation, the ferry bound for Mathers Island will make an unplanned stop at Whitmore Island to deliver equipment to our engineers. This will delay arrival by about an hour. If you have a tour or activity reservation that will be affected by this delay, please come to Window B before boarding. The ferry will depart on schedule at 7:40, so please line up at Pier 2 by 7:30. We apologize for the inconvenience, and we hope you have a wonderful day exploring the beautiful offshore islands.
Now mark your answer on your answer sheet.
【和訳】
お知らせをします。重要なお知らせなので、よくお聞きください。ウィットモア島行き7:15発のフェリーがエンジントラブルのため欠航となりました。エンジニアが問題の修復に当たっていますが、少なくとも2時間の遅れが予想されます。影響を受ける乗客の方は、ウィンドウAまでお越しいただき、セントラルターミナルカフェの無料朝食券をお受け取りください。この状況により、マザーズ島行きのフェリーはエンジニアに機材を届けるため、予定外にウィットモア島に寄港します。このため、到着が約1時間遅れます。この遅延の影響を受けるツアーやアクティビティのご予約をお持ちの方は、ご乗船前にウィンドウBまでお越しください。フェリーは予定通り7:40に出航いたしますので、7:30までに2番埠頭にお並びください。ご不便をおかけいたしますが、美しい沖合の島々を探索する素晴らしい一日をお過ごしください。
では、解答用紙に印を付けてください。
予想どおりフェリーの運航にトラブルがあり、予約しているダイビングツアーへの参加に支障が発生しそうです。
放送では4つの選択肢の内容(ウィンドウA、ウィンドウB、ホイットモア島行きのフェリー、2番ふ頭)すべてに言及しています。すべて正確に聞き取ろうとするとややこしくなり、どの選択肢を選べば良いか分からなくなるかもしれません。
そこで、Situationに書いてある「ツアーへの参加」に関連するアナウンスに注目します。
すると、「If you have a tour or activity reservation that will be affected by this delay, please come to Window B before boarding.(この遅延の影響を受けるツアーやアクティビティのご予約をお持ちの方は、ご乗船前にウィンドウBまでお越しください。)」というアナウンスがあります。
ここから、選択肢「3」(ウィンドウBに行く)が正解だと分かります。
このように、Situationに書かれていることから「聞き取る内容」を絞ると正解を選びやすくなります。
電車の遅延に遭遇して、ホームや電車内でアナウンスに耳をすました経験のある人は多いと思います。その際も、「〇〇行きの方は△△線で振替輸送を行います」「××行きの方は~してください」のように、行き先によって数種類のアナウンスが流れます。
すべてのアナウンスを聞き取ろうとせず、「自分に関係する内容」にだけ集中しようとするでしょう。
同様に、「Situation」で設定されている条件に合う音声内容に注意するようにしましょう。
Part4はインタビュー形式という、準1級までになかったスタイルのリスニング問題です。
3~5分にも及ぶインタビューを聞き、その内容に関する2つの質問に答えます。
3分間だと大体300語ほどの長さ、5分間だと500語ほどです。1度聞いただけで内容を理解して問題に正しく解答するのは大変です。
選択肢を先に読んでおき、内容を大まかにつかんでおきましょう。
具体的に、過去問をもとに解説します。選択肢は下記のようなものです。
【No. 26】
1. They are considering starting to sell food supplies.(食料品の販売を始めることも検討している。)
2. They recently expanded internationally.(最近、国際的に事業を拡大した。)
3. They are often located far from city centers.(多くの場合、市街地から離れた場所にある。)
4. They need to compete with many kinds of stores.(多くの種類の店と競争する必要がある。)
【No. 27】
1. Observe the people in the area.(その地域の人々を観察する。)
2. Evaluate traffic conditions on highways.(高速道路の交通状況を評価する。)
3. Purchase goods at many local shops.(地元の多くの店で商品を購入する。)
4. Count the number of surrounding business.(周辺の会社の数を数える。)
ここからインタビュー内容と質問内容を以下のように予想できます。
この予想をもとに、メモを取りながら放送を聞いてみます。
This is an interview with Guy Harding, who is a marketing researcher for a chain of big-box stores.
Interviewer: Thank you for coming in today, Guy. We’re delighted to have you.
Guy Harding: I’m delighted to be here.
Interviewer: So to begin with, could you tell us a little about your company?
Guy Harding: Sure. I work at the headquarters of a national chain of big-box retail stores. Big-box just refers to the fact that stores look like giant boxes, but we, like many other big-box stores, carry all sorts of goods, ranging from clothing and toiletries to electronics and medicines. Our stores are intended to be a sort of one-stop-shopping location with discount prices. To that end, we’ve recently expanded many of our locations to include groceries as well. As for myself, for the last several years, I’ve been involved in store location research.
Interviewer: Thank you, that’s quite a lot. So, what does a store location researcher do?
Guy Harding: Well, I said that I work at the headquarters, but in a sense that’s only half true. I spend a lot of my time out of the office, traveling across the country to scope out locations. We’re a national chain, and we’re always on the lookout for new markets that we can break into. So, someone, that someone being me, needs to research potential locations for new stores. There are my myriad factors that go into making these kinds of assessments, but many of them can only be properly appraised by actually going out and seeing the locations for oneself.
Interviewer: Could you tell us more about those factors?
Guy Harding: Of course. So, one of the first things we always look at is the competition. As we deal in a wide variety of products, lots of business fall into this category, making this a very time-consuming part of the research. But it helps us to gauge how active the areas surrounding a potential location are. Of course, too much competition is not a good thing, but if there are very few stores in an area, it suggests that the local economy probably would not be able to support our store.
Interviewer: How do you define “surrounding areas” in your work?
Guy Harding: That’s a good question. In our case, we operate under the assumption that our customers will drive for up to 20 minutes to reach our stores. In city areas, we’re usually looking at something like a 10-mile radius around potential locations, but this can vary based on things like highway accessibility.
Interviewer: Earlier, you mentioned taking a lot of business trips.
Guy Harding: Yes. Once we’ve determined that a location is promising based on the data we have access remotely, it’s time to check it out in person. Some of the things we look at during these visits include foot traffic and the overall atmosphere of the area. It’s also common to do a little undercover snooping at competitors in the area, to see what their strengths and weaknesses are and to get a sense of our potential customer base.
Interviewer: What do you look for in customer base?
Guy Harding: Well, because we are a discount retailer, we’re usually looking at people in the lower-middle and middle classes. And because our stores are designed for lots of shopping done at once, we also tend to focus on areas with a concentration of families.
Interviewer: That makes a lot of sense. Well, that’s our time. Thank you for sharing with us today.
Guy Harding: Thanks for having me.
【No. 26】What is one thing Guy Harding says about his company’s stores?
【No. 27】 What is one thing Guy Harding on his business trip?
【和訳】
これは大型店チェーンのマーケティング・リサーチャーであるガイ・ハーディングさんへのインタビューです。
インタビュアー:ガイさん、本日はありがとうございます。お招きできて光栄です。
ガイ・ハーディング:ここに来られて光栄です。
インタビュアー:まずは、御社のことを少し教えていただけますか?
ガイ・ハーディング:もちろんです。私は大型小売店の全国チェーンの本社で働いています。ビッグボックスというのは、店舗が巨大な箱のように見えることを指しますが、私たちも他の多くのビッグボックスストアと同様、衣料品や洗面用具から電化製品や医薬品に至るまで、あらゆる商品を扱っています。私たちの店舗は、ディスカウント価格でワンストップショッピングができる場所になるよう設計されています。そのため、最近では多くの店舗で食料品も扱うようになりました。私自身はここ数年、店舗の立地調査に携わってきました。
インタビュアー:ありがとうございます。では、店舗立地調査員とはどのような仕事をするのですか?
ガイ・ハーディング:本社勤務と言いましたが、それはある意味半分だけ本当です。私は多くの時間をオフィスの外で過ごし、全国を飛び回って立地を調査しています。私たちは全国規模のチェーン店であり、常に新しいマーケットを開拓するためにアンテナを張っています。ですから、誰かが、その誰かとは私のことですが、新店舗の候補地をリサーチする必要があります。このような評価を下すには無数の要因がありますが、その多くは実際に出かけて行って、自分の目で立地を見てみなければ正しく評価することはできません。
インタビュアー:その要因についてもう少し詳しく教えてください。
ガイ・ハーディング:もちろんです。まず、私たちがいつも見ているのは競合他社です。私たちはさまざまな商品を扱っているため、多くのビジネスがこのカテゴリーに分類され、調査には非常に時間がかかります。しかし、候補地の周辺地域がどの程度活発なのかを測るのに役立ちます。もちろん、競合が多すぎるのは良いことではありませんが、もしその地域に店舗がほとんどないのであれば、地域経済が私たちの店舗をサポートできない可能性が高いことを示唆しています。
インタビュアー:あなたの仕事において「周辺地域」はどのように定義されていますか?
ガイ・ハーディング:いい質問ですね。私たちの場合、お客さまが車で20分ほどかけて私たちの店舗に来店されることを想定しています。都市部では通常、出店候補地周辺の半径10マイル程度を見ていますが、高速道路へのアクセスなどによって変わることもあります。
インタビュアー:先ほど、出張が多いとおっしゃっていましたが、その理由は何ですか?
ガイ・ハーディング:リモートでアクセスできるデータに基づいて有望な場所だと判断したら、実際にその場所をチェックすることになります。この現地訪問で私たちが見るのは、人通りや地域全体の雰囲気などです。また、その地域の競合店を覆面調査して、その店の強みと弱みを確認し、潜在的な顧客層を把握することもよくあります。
インタビュアー:どのような客層を探しているのですか?
ガイ・ハーディング:私たちはディスカウント・リテーラーですから、通常、中低所得者層や中流階級の人々を対象にしています。また、当社の店舗は一度にたくさんの買い物ができるように設計されているため、家族連れの多い地域に集中する傾向があります。
インタビュアー:なるほど。では、この辺で。今日はありがとうございました。
ガイ・ハーディング:お招きいただきありがとうございます。
【No.26】ガイ・ハーディングが自社の店舗について語ったことは?
【No.27】ガイ・ハーディングが出張先でしたことといえば?
Guy Hardingさんの説明で、以下のことが分かります。
これらの内容に「合わない選択肢」を消去しながら放送を聞くと正解にたどりつきやすくなります。
まず、「No. 26」から見てみましょう。以下の4つの選択肢でした。
1.食料品の販売を検討中だ
2.国際的に事業を拡大した
3.市街地から離れた場所に出店している
4.多くの種類の店と競争する必要がある
食料品については、「多くの店舗で扱っている(we’ve recently expanded many of our locations to include groceries)」と言っているので、選択肢「1」は消去できます。
次に、選択肢「2」(国際的に事業を拡大した)についてはインタビュー中に言及がないため、保留です。
選択肢「3」(市街地から離れた場所に出店する)はインタビュー内容の「その地域が経済的に活発でなければ店舗がもうからないかもしれない(if there are very few stores in an area, it suggests that the local economy probably would not be able to support our store.)」という内容と矛盾します。やや遠回しな言い方をしていますが、「人がたくさん住んでいて、たくさんの商品が売れる場所に出店する」という内容です。
ということは、市街地に出店しているのだと分かります。これで選択肢「3」も消去できます。
あとは、選択肢「2」と「4」のどちらかです。
「国際的に事業展開をしているかどうか」(選択肢2)は言及されていませんが、聞きもらしただけという可能性もあります。放送が1回だけなので、確認ができません。
そこで選択肢「4」の内容を確認します。
「扱っている商品の種類が多いので競合他社の調査に時間がかかる。(As we deal in a wide variety of products, lots of business fall into this category, making this a very time-consuming part of the research.)」と言っています。
この箇所を聞き取れれば、選択肢「4」を正しく選べます。
つづいて、「No. 27」を見てみましょう。立地調査の仕方を問う問題です。
Guy Hardingさんのインタビュー内容からは以下のことが分かります。
選択肢のなかで、これらの内容と合致するものを選びます。選択肢は以下の4つです。
1.その地域の人々を観察する
2.高速道路の交通状況を評価する
3.地元の多くの店で商品を購入する
4.周辺の会社の数を数える
まず、選択肢「3」「4」を消せそうです。競合他社を調査すると言っていますが「購入する(purchase/ buy)」(選択肢3)とは言っていませんし、「会社の数を数える(count the number of companies in the area)」(選択肢4)のようなことも言っていません。
この時点で、選択肢「1」と「2」が候補として残ります。
高速道路については「車で20分以内の距離を商圏として考えるが、高速道路があれば条件を変える(we operate under the assumption that our customers will drive for up to 20 minutes to reach our stores. In city areas, we’re usually looking at something like a 10-mile radius around potential locations, but this can vary based on things like highway accessibility)」と言っています。
ここから、選択肢「1」(人の様子を観察する)が正解だと分かります。
インタビューでも「人通りや地域の雰囲気をみる、家族連れを対象にしている」と言っていることから、選択肢「1」を選択できます。
このように、消去法でまず選択肢を2つにしぼれます。これで正解率は50%に上がります。
後は、インタビュー内容をメモしながら聞き取れば、言及されていない内容が含まれている選択肢を消し、最終的に正解の選択肢にたどりつけます。
ここまでは、Partごとのリスニングのコツを紹介しました。
ここからは1級で合格点(8割以上)を取れるリスニングの勉強法を紹介します。
まず、和訳せずにリスニングする練習をしましょう。
前述のように、1級のリスニングは音声が長いです(30秒~5分ほど)。和訳しながら聞いているとついていけなくなります。
聞こえてきた内容を順次映像化したり、メモを取ったりしながら聞きましょう。
1級は「対策」をして正答率を高めることが可能ですが、8割以上取るにはそもそもちゃんと音声を聞き取る必要があります。
そのためには毎日リスニングの練習をしましょう。
リスニングには多聴と精聴の2種類あります。
電車に乗っているときや夕食前後の30分などに、毎日両方の練習を行いましょう。
リスニングの精聴でシャドーイング、ディクテーションという練習方法があります。
シャドーイングは、英語の音声を聞きながらその真似をして自分も発音する方法です。
聞く・話すの両方を同時に実行しますから、和訳をしていると間に合いません。
「the dogって言ったかな?a dogって言ったかな?」のように考えている余裕はなく、文脈から「the dog」だと判断して即座に英語で表現します。
これによりリスニング、スピーキング、文法の3つを同時にきたえられます。
ディクテーションとは、英語の音声を聞きながら単語を1つ1つ書きとる練習法です。
英語は文章にすると、単語と単語がつながって発音される「リエゾン」が発生します。単語帳の発音だけでインプットすると文章を聞いたときに聞き取れない単語や表現がいくつも出てきます。
同じ音声を何度も聞きかえしながら、どのように発音されているか細かい部分まで聞き取ろうとします。
この繰り返しで英語の正しい発音に慣れ、1級の長いリスニングにも対応できる力を養えます。
毎日のシャドーイング、ディクテーション以外に過去問を使っての練習を週1-2回はしておきましょう。
1級のリスニングは約35分です。しかもシャドーイング、ディクテーションは何度も同じ音声を使いますが、本番のリスニングは1回きりの放送です。
35分という長さにたえられる集中力と、聞き取れなかった箇所を気にしない姿勢を養う必要があります。
過去問で練習してその集中力と切り替えられる姿勢をつけておきましょう。
英検のリスニングが苦手で、音声を聞き取れないという人は多いです。
原因は「語彙」「発音」「読解」の3つです。
リスニングが苦手な大きな原因の1つは語彙力の不足です。
知らない単語を聞き取ることはできません。聞き取れない単語や表現があれば、その単語の意味や発音をしっかり覚えるようにしましょう。
リスニングが苦手な原因の2つ目は発音です。
カタカナや我流の発音に慣れていると、ネイティブの発音を聞き取りづらいです。
特に、自らも発音できないと脳がその音に慣れるのに時間がかかります。
毎日シャドーイングをして聞き慣れ、話し慣れるようにしましょう。
リスニングが苦手な原因の3つ目は速読です。
英検のリスニングは速読力も求められます。
英検1級は放送が1回きりですから、問題文を先読みして音声内容をある程度予想できている状態でリスニングをします。
放送がはじまる前に問題文と選択肢の両方を読んで内容を把握しておかないといけないため、「速さ」「正確さ」の両方が必要です。
長文読解の練習もかねて、500語程度の長文を3分以内に読む練習をしましょう。
このように、リスニングの練習のためにはリスニングだけでなく語彙と読解の対策も必要です。
英検1級では英語の総合的な実力が求められます。
単語・文法・長文・英作文・リスニング・スピーキングをバラバラに勉強するのではなく、「覚えて・理解して・読んで・書いて・聴いて・発音する練習」を心がけましょう。
毎日のリスニングの練習にはアプリが便利です。
おすすめのアプリをいくつか紹介します。
英検対策に特化した有料アプリで、リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能すべて対策できます。
英語ニュースを題材にしているので、社会問題のトピックを扱う1級の対策にちょうど良いです。
月額480円のEntryプランでリスニングの練習ができます。
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大手企業のリクルートが運営する英語学習アプリで、リスニングとスピーキングの練習に特化しています。
題材がおもしろく、次を聞きたくなるので継続しやすいというメリットがあります。
以下の表のように全部で4種類に分かれています。
種類 | 内容 |
【スタディサプリENGLISH for KIDS】 | ゲームを通して英語を楽しく学べる子ども向け英語学習アプリで、毎日10分から学べます。動画学習によるインプットだけでなく、発音を行うアウトプット学習もあります。 |
TOEIC L&R TEST対策 | 大学受験やビジネスでの利用を想定した英語学習アプリで、TOEIC対策に特化したレッスンやコンテンツを利用できます。 |
スタディサプリENGLISH(新日常英会話コース) | 海外旅行など日常場面で英語を使えるようにするための英語学習アプリで、ドラマ仕立てのレッスンやコンテンツを利用できます。 |
ビジネス英語 スタディサプリEnglish | ビジネスシーンで使える英語力の養成を目指すコースで、ビジネス内容のラマ仕立てのレッスンやコンテンツを利用できます。 |
最後に、英検リスニングの練習ができるおすすめの問題集を紹介します。
いずれもAmazonのPRリンクをつけているので、リンク先でお得に購入いただけます。
掲載6回分すべての音声がついており、リスニングや面接対策ができます。
1級の試験内容や合否判定方法がわかる「英検インフォメーション」もあり、はじめて受験する場合も試験情報がよく分かります。
また、正答率の高い問題には★マークをつけてくれているので、優先的に勉強すべき内容を把握できます。
利点:アプリで音声がきけるうえ、面接対策の問題・解答例・解説も掲載されており、二次対策もできます。
出版社:旺文社
旺文社による分野別の英検1級対策問題集です。単語・熟語、リーディング、リスニング、ライティングの4つに分かれています。
それぞれ大量の練習問題が掲載されており(リスニング150問、英作文13題、単語・熟語問題500問、長文41題など)、苦手分野の克服に集中的に取り組めます。
利点:基礎レベルからステップバイステップで取り組み、最後は10回分の模擬試験も受けられます。
出版社:旺文社
1級のリスニングを徹底的に対策する問題集です。
150問以上のオリジナル問題と2セット分の模試で、徹底的に訓練します。
利点:多量のリスニング練習ができます。
出版社:ジャパンタイムズ
いかがでしょうか。
英検1級を受ける人向けに、リスニングのコツや勉強法を紹介しました。
1級は音声が長く、合格点も8割と高いです。特にインタビュー問題の難易度は非常に高く、長文読解力とリスニング力、ビジネスなどのトピック知識をハイレベルで求められます。
問題を先読みするのはもちろん、インタビュー記事を読むなどしてして背景知識を得ておきましょう。
リスニングの問題集やアプリも使って対策しておきましょう。
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