「明日社会のテストがある!やばい!」
こんなときに役立つ「1日で社会を覚える方法」を紹介します。歴史、地理、公民それぞれ分野ごとに紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
定期テストや高校入試まで日にちがない。1日でなんとかして社会の勉強を終わらせたい。そんなときの覚え方を紹介します。
まず、教科書で太字になっているものを手あたり次第に覚えましょう。
学校のテストは、出題ポイントが教科書ごとに決められています。大事なポイントは教科書では必ず太字になっています。ですから、太字を覚えておけば効率よくテスト対策ができるのです。
教科書で用語や人名をサラっと覚えたら、問題集の解答を見ながら暗記しましょう。
用語や人名を覚えても、「テストでどのように問われるのか」を知らないとテストで思い出しにくいです。そこで、テストでの定番の問われ方を問題集で確認し、「どう問われたら何が答えなのか」をあらかじめ知っておきます。
前述の覚え方をベースに、特に「歴史を1日で覚える方法」を紹介します。
教科書には「歴史年表」がぴら~んと載っています。問題集を使って勉強するときに、その年表を机に広げておきましょう。
「永仁の徳政令」「大政奉還」のような歴史上の出来事が出てきたら、それが年表のどの辺りの出来事なのか、その前後には何があったのかを年表で確認します。
このひと手間をはさんでおくだけで時代や出来事の順番が分かりやすくなり、歴史の流れを把握できます。
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教科書や資料集に載っている資料もサラっと勉強しておきましょう。
興福寺仏頭や竹崎季長の『蒙古襲来絵巻』(以下の画像)のように、テストには定番の資料が良く出てきます。
資料をみて、それが「何を表している資料なのか」を答えられるように練習しておきましょう。定番の資料は問題集に必ず出てくるので、その問題と解答をみて出題ポイントを覚えておけば大体OKです。
大切な思い出を手元にもオンラインにも保存する【HOZON PRINT】つづいて、地理を1日で覚える方法を紹介します。
最初に「教科書の太字を覚える」「問題集の解答をみながら覚える」という勉強法を紹介しています。その勉強をするときに「日本地図」か「地方ごとの地図」を机に広げておきましょう。
地理は「内陸」「太平洋側」「日本海側」といった場所も視覚的に覚えておくほうが良いです。テストで直接出題されるだけでなく、日本海側と太平洋側の気候の違いなども覚えやすくなります。
地域別に山脈・山地・河川・平野をまとめて覚えましょう。できれば、白地図に自分でざっくりとした場所と名称を書き込む練習をしておくとテストで非常に役立ちます。
中3途中から公民も習います。公民を1日で覚える方法も紹介します。
公民では重要な用語がたくさん出てきますが、よく似た用語も多数出てきます。1つ1つ覚えようとするより、以下のように違いが分かりにくい用語をまとめて覚えるようにしましょう。
公民は過去数十年の国際組織や法令などをまとめて習います。関連する組織名、法令・条約名をまとめて覚えるとテストで解答しやすいです。
例えば国際連合でも、安全保障理事会、総会、常任理事国、非常任理事国、PKO、WHOなど覚える組織名や会議名が多々出てきます。まとめて覚えるほうが早く終わります。
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定期テストの時事問題の対策法も紹介します。
テレビや新聞でニュースをチェックしつづけるのが大変だし面倒という人は以下の方法を試してみてください。
まず、社会のテスト問題をつくる先生が男性なら野球ネタをネットでチェックしておきましょう。
特に大谷翔平やイチローのようにアメリカのMLBで活躍した野球選手についてちょくちょくテストに出てきました。
これが本当に「社会」という科目で覚えておくべき内容がどうかはさておき、男性の先生は「自分の好きなネタ」を1つは入れたくなる人が多いように感じます。
ここ1-2ヵ月の間にテレビなどでさかんに報道されている政治ニュースを覚えておきましょう。やはり科目名が「社会」ですから、社会に関する大きな時事問題も出されます。
特に、以下の内容がテストに出やすいです。
中学生向けに社会の役立つ参考書を紹介します。
地理、歴史、公民を1冊にまとめて解説を載せている参考書です。ストーリーでの解説のほかに図表やイラストも多く、視覚的に理解しやすいのが特徴です。
分からないところだけ調べるのにも使えますし、問題集版もあるので、問題集+参考書でじっくり取り組むのにも使えます。
出版社:学研プラス
こちらは、「文字で説明されても分かりにくい、印象に残らない」という人におすすめです。
イラストが多く、カラーで余白も大きいため見やすいです。
問題数は少ないので、あくまで「社会が苦手な人の参考書」です。
地理、歴史、公民の分野別に分かれているものもあります。
出版社:文理
「入試まで時間がない。とにかく実戦問題で覚えるしかない!」という人におすすめです。
全国の高校入試問題が掲載されているので、解答・解説をみながら浅く広く問題を解いていくと「頻出問題」に早く慣れられます。
出版社:旺文社
いかがでしょうか。
中学生向けに、1日で社会を覚える方法を紹介しました。地理を1日で覚える裏ワザ、歴史を1日で覚える裏ワザ、公民を1日で覚える裏ワザ、時事問題で点を取る裏ワザもそれぞれ説明しています。
社会の勉強は時間がかかりますが、勉強方法を工夫すれば短時間でも成果を出せます。
とはいえ、テスト範囲を2-3周する、授業後にすぐ復習するなどちゃんとした勉強法もぜひ実践しましょう!
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