英語の基本となる文法は中1で習うbe動詞と一般動詞の使い方です。この記事では、特に一般動詞の疑問文の作り方に焦点を当てて解説します。
練習問題も用意しているので、ぜひチャレンジしてみてください!
※関連記事:be動詞と一般動詞を使い分ける練習問題
※Z会について下記記事でくわしく紹介しています。
【中学生向け】Z会タブレットコースの進め方:成績上位を取って難関校に合格する方法を解説
一般動詞の疑問文の作り方を解説します。
※関連記事:【英語】一般動詞の現在形・過去形・現在完了の問題
一般動詞の疑問文では、doかdoesを文の最初に持ってきます。「~しますか?」という訳し方をします。
「Do/ Does」 + 「主語」~?
【例文】
Do you like pizza?(あなたはピザが好きですか?)
Does he play the guitar?(彼はギターを弾きますか?)
ご覧のようにdoやdoesが文の頭にきます。
doとdoesのどちらにすれば良いかは「主語」によって変わります。
主語が三人称単数だとDoes、それ以外だとDoになります。
三単現とは、「三人称単数現在」の略で、英語の文法で動詞にsやesを付けるルールです。以下の3つの条件が「すべて」そろったときに三単現のsをつけます。
一人称、二人称、三人称の区別は以下の表をご覧ください。Iとyou以外はすべて三人称です。
一人称 | I | I play tennnis. |
二人称 | you | You play tennis. |
三人称 | Iとyou以外すべて | He plays tennis. |
主語が「三人称」(Iとyou以外)で、さらに「単数」(1人、1つ)の場合には一般動詞にsをつけるというルールがあります。
【例文】
①He plays tennis.(私はテニスをします。)
②They play tennis.(彼らはテニスをします。)
上記の例文では「主語」はどちらも三人称です。
例文①の主語は「he(彼=三人称単数)」なので動詞にsをつけます。ですが、例文②の主語は「They(彼ら/彼女ら=三人称複数)」です。複数形なので動詞にはsをつけません。
なお、以下の記事では三単現についてくわしく解説し、練習問題も用意しています。
三単現のsの解説:sのつけ方やつけない場合などのルールを説明します(三単現の動詞一覧つき)
動詞にsやesを付けるルールは以下のように変化します。
また、動詞には一般動詞のほかにbe動詞もあります。be動詞の疑問文の作り方についてはこちらの記事で解説しています。
以下の日本文を英語に訳してみましょう。
(1)あなたは野菜が好きですか?
(2)彼女は英語を話しますか?
(3)彼は毎日サッカーをしますか?
(4)あなたのお母さんは歩くのが速いですか?
(5)彼女の妹は犬が好きですか?
(1)Do you like vegetables?
(2)Does she speak English?
(3)Does he play soccer everyday?
(4)Does your mother walk fast?
(5)Does her sister like dogs?
一般動詞の疑問文ではDo/ Doesが文の最初に来ますが、疑問詞(what, whoなど)を使うときは疑問詞が最初にきます。
「疑問詞」+「 do/ does」+「主語」~?
例文をみて語順を確認してみましょう。
【例文】
①What do you want for breakfast?(朝食に何が欲しいですか?)
②Where does she live?(彼女はどこに住んでいますか?)
例文①は「何」と聞いているので、疑問詞whatが文頭に来ます。同様に、例文②では「どこ(場所)」と聞いているので疑問詞whereが文頭にきます。
疑問詞のあとにはdo/ doesがきて、次に主語の順番になります。
それでは、練習問題を解いて慣れましょう。
以下の日本文を英語に訳してみてください。
(1)あなたは週末に何をしますか?
(2)あなたは誰が好きですか?
(3)彼はどこに住んでいますか?
(4)なぜ彼女は毎日学校に行くのですか?
(5)ここから駅までどれくらいの時間かかりますか?
(1)What do you do on weekends?
(2)Who do you like?
(3)Where does he live?
(4)Why does she go to school every day?
(5)How long does it take from here to the station?
もっと一般動詞の練習をしたい人向けに、おすすめのドリル・問題集を紹介します。
小学校中学年・高学年向けですが、be動詞・一般動詞を学ぶのに非常に分かりやすく、おすすめです。
品詞ごとに色分けするなど、理解しやすい説明の仕方で解説してくれています。
ドリル1:be動詞↓
ドリル2:一般動詞↓
ドリル3:疑問詞↓
ひととおり勉強したら復習+確認テスト↓
英文法をパターン別に反復練習できるドリルです。
小学生向けと中学生向けに分かれています。小学生向けのほうが掲載されている範囲がせまく、練習しやすいかもしれません。
英語を学ぶ小学生や中学生向けに、英文法の基本である「一般動詞の疑問文の作り方」について説明しました。
英検5級や中学1年生の定期テストでも重要な範囲です。
例文と練習問題を通じて実践的なスキルを身につけ、自信を持って英語を使えるようになりましょう!
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