中学1年生の英語で最初に覚えたい形容詞 は、文を豊かにして「どんな〜?」を表す大切な単語です。
この記事では、中1で習う基本の形容詞を意味別に整理し、名詞の前に置くパターンや be動詞と組み合わせるパターンを例文つきで丁寧に解説しています。 さらに、テストでよく出る例文集や練習問題も用意しているので、定期テストや英作文の対策にもすぐ役立ちます。
形容詞の使い方をしっかりマスターして、英語力をぐっと伸ばしましょう。
形容詞とは?中1で習う基本の説明 形容詞(adjective) は、名詞の性質や状態を説明する語 です。英語では「どんな〜?」を答える言葉で、色・大きさ・性格・年齢・形・感情などを表します。
※参考:NHK for School – 中学生の基礎英語 レベル1
例:
big (大きい)⇒ a big dog(大きな犬) happy (うれしい)⇒ She is happy .(彼女はうれしい) 中1で押さえるポイントは次の3つです。
「名詞の前に置く」使い方(形容詞 + 名詞) 「be動詞のあとに置く」使い方(主語 + be + 形容詞) 形容詞は原形のままで、主語や数によって形が変わらない(例外的に比較級や最上級は別に学ぶ) 形容詞の役割(名詞の性質・状態を説明する語) 形容詞の主な役割は名詞がどのようなものかを詳しく説明すること です。以下のようなことを答えます。
色 :red, blue, white → a red apple(赤いリンゴ) 大きさ :big, small, tall → a small box(小さい箱) 年齢 :young, old → an old man(年をとった男性) 性格/感情 :kind, happy, sad → He is kind .(彼は親切だ) 形 :round, square → a round table(丸いテーブル) その他の性質 :hot, cold, expensive, cheap → an expensive watch(高価な時計) ※形容詞は名詞の「どんな性質か」や「どんな状態か」を伝える語です。英語の文章が豊かになります。
形容詞が文で使われる2つのパターン 形容詞は大きく分けて2つの置き方(使い方) があります。中1ではこの違いをきちんと理解することが重要です。
① 名詞の前につく(attributive:限定用法) 形容詞が名詞の前 に来て、その名詞自体を説明します。日本語の「〜な○○」に相当します。形: 形容詞 + 名詞
例:
a big dog (大きな犬) a red pencil (赤いえんぴつ) an interesting book (面白い本) ポイント:
複数の形容詞を並べるときは順番に注意(色や大きさ、形などを自然な順で並べることを中学では簡単に教わりますが、深いルールは高校で学びます)。 不定冠詞 a / an や数詞(two, three)と一緒に使います:a small cat , two green apples 。 ② be動詞のあとに置く(predicative:述語用法) 形容詞がbe動詞(is / am / are)などの後 に置かれ、主語の状態や性質を説明します。日本語の「〜は○○です」に相当します。形: 主語 + be動詞 + 形容詞
例:
The dog is big. (その犬は大きい。) I am happy. (私はうれしい。) They are tired. (彼らは疲れている。) ポイント:
名詞の前に置く場合と違い、ここでは「主語」の状態を説明します。 be動詞の代わりに look / feel / seem などを使う場合もあります(中1では主に be を扱いますが、簡単に触れておくと良いです):She looks happy.(彼女は楽しそうだ。) 中1で習う基本の形容詞一覧(意味つき) ここでは中学1年でよく出る代表的な形容詞 を、意味とわかりやすい例文つきでまとめます。テスト対策にも使えるよう、英単語 ⇒ 日本語 ⇒ 例文(短くて覚えやすい)という順で並べます。
※中1で出てくるかどうかは、以下の教科書を参考にしています。『NEW HORIZON(中学英語)』東京書籍 『NEW CROWN(中学英語)』三省堂 『ONE WORLD(中学英語)』教育出版
※なお、中1で習う英単語全般を以下の記事で解説しています。中1で習う英単語の一覧:名詞・動詞・形容詞・副詞など品詞ごとに一覧で紹介(例文あり)
色・見た目
red ― 赤い。 → a red apple (赤いりんご) blue ― 青い。 → a blue sky (青い空) white ― 白い。 → a white shirt (白いシャツ) black ― 黒い。 → a black cat (黒いねこ) 大きさ・長さ・量
big ― 大きい。 → a big dog (大きな犬) small ― 小さい。 → a small box (小さな箱) long ― 長い。 → a long road (長い道) short ― 短い。 → a short letter (短い手紙) 年齢・状態・性質
young ― 若い。 → a young boy (若い男の子) old ― 年上の/古い。 → an old man (年を取った男性) new ― 新しい。 → a new bike (新しい自転車) old (物に対しては「古い」)→ an old book (古い本) 性格(人)
kind ― 親切な。 → She is kind. (彼女は親切だ) friendly ― 親しみやすい、感じがよい。 → He is friendly. (彼は感じがいい) busy ― 忙しい。 → My father is busy. (私の父は忙しい) shy ― 内気な。 → Tom is shy. (トムは内気だ) 感情・状態
happy ― うれしい。 → I am happy. (私はうれしい) sad ― かなしい。 → She is sad. (彼女は悲しい) tired ― 疲れている。 → They are tired. (彼らは疲れている) hungry ― お腹がすいている。 → I am hungry. (お腹すいた) 便利な性質・評価
good ― 良い。 → This is good. (これは良い) bad ― 悪い。 → That is bad. (それはよくない) easy ― 簡単な。 → This problem is easy. (この問題は簡単だ) difficult ― 難しい。 → The question is difficult. (その問題は難しい) interesting ― 面白い。 → The book is interesting. (その本は面白い) boring ― つまらない。 → The movie is boring. (その映画はつまらない) 人の性格を表す形容詞(kind / busy / friendly など) 人の性格や性質を表す形容詞は、会話や自己紹介でよく使います。以下は中1で覚えておきたい代表語と使い方のポイントです。
kind(親切な) 使い方:人の性格を表します。He is kind. (彼は親切だ)。 ワンポイント:誰かが助けてくれたときに「He was kind.」と言えると自然です。 friendly(親しみやすい) 使い方:人や雰囲気に対して使います。She is friendly. (彼女は親しみやすい)。 例:学校の先生やクラスメイトの性格を説明するときに便利。 busy(忙しい) 使い方:人の時間の状況を説明します。My mother is busy today. (今日は母が忙しい) 注意:busy は性格ではなく「その時の状態」も表すので、性格の節ではなく「状態」の項目とも関連します。 shy(内気な) / generous(寛大な) / honest(正直な) など これらは人物描写で役立つ語。英作文の問題で「友だちを一人紹介しなさい」という設問が出た場合に使えます。 練習例 : 「 私の友だちのケンは親しみやすくて親切です。」を英語で書きましょう。 → My friend Ken is friendly and kind .
大きさ・性質を表す形容詞(big / small / long / short など) 物や場所、人の身長などを説明する際に使う形容詞です。テスト問題の「写真を見て英語で説明する」タイプによく出ます。
big / small(大きい/小さい) 例:This room is big. / That box is small. コツ:比較(bigger / smaller)は別単元ですが、まずは基本形を確実に。 long / short(長い/短い) 用例:a long river (長い川) / a short letter (短い手紙) tall / short(背が高い/低い) 人に対してよく使います。He is tall. (彼は背が高い) new / old(新しい/古い) 物の状態を表す:a new phone / an old house expensive / cheap(高い/安い) 値段・評価を表します。This bag is expensive. (このかばんは高い) 実践練習 :教室の中を見て、3つのものを英語で短く説明してみよう。 例:The window is big. The desk is old. My pencil is small. (窓は大きい。)(机は古い。)(エンピツが小さい。)
状態・感情を表す形容詞(happy / tired / hungry など) 人の「気持ち」や「一時的な状態」を表現する語です。be動詞のあとに置く形(述語用法)が多いので、be動詞の使い方と合わせて練習しましょう。
happy / sad(うれしい/悲しい) 例:I am happy today. / She is sad. tired(疲れている) 例:They are tired after the game. (試合のあとで疲れている) hungry / thirsty(お腹がすいた/喉が渇いた) 例:I’m hungry. / He is thirsty. sick(気分が悪い/病気の) 例:She is sick today. (今日は具合が悪い) busy(忙しい) (状態として) 例:I’m busy now. (今忙しいです) 使い分けメモ :
感情・状態は普通 主語 + be + 形容詞 (I am ~)で表す。 「〜そうだ/〜に見える」は look / seem を使って He looks tired. のように言えます(中1では be のみ学ぶことが多いが、中2で習います)。 形容詞の意味を覚えるコツ 覚え方は人それぞれですが、以下の実践的で効率の良いコツ を試してみてください。中学生に合ったやり方を中心にしています。
「セット」で覚える(名詞+形容詞) ただ単語帳で覚えるより、a big dog , a red apple と名詞と一緒に覚える と使いやすさが上がります。 短い例文を10個作る(音読) 例文を自分で書いて声に出すと記憶に残ります。毎日3分でOK。習慣化が鍵。 イメージと結びつける(視覚化) 単語を見たらすぐ頭に絵が浮かぶようにする。たとえば hungry → お腹がグーと鳴る絵を思い浮かべる。 カード(フラッシュカード)を使う 表に英語、裏に日本語+短い例文を書く。スキマ時間に繰り返すと効果的。学校の休み時間にも使えます。 グループで学ぶ(教えることで定着) 友だちに「この単語どういう意味?」と聞かれたら説明してみる。教えると記憶が強化されます。 音楽やリズムで覚える 短いフレーズをリズムで繰り返す(例:I am happy, I am happy )と忘れにくくなります。 英語で日記を書く(短文でOK) I was tired today. のような短い文を毎日1〜2文書く。実際に使うことで単語が定着します。 定期的に小テストをする(復習) 1週間後、2週間後に同じカードを見直す。忘却曲線に合わせた復習が効果的(SRS記憶法 がおすすめ)。 すぐできるミニ練習(3問) — 解答付き 「彼は親切だ」を英語で書きなさい。 「お腹がすいている」を英語で書きなさい。 「それは小さい箱です」を英語で書きなさい。 解答 :1. He is kind. 2. I am hungry. 3. It is a small box. (または That is a small box. )
形容詞の使い方① 名詞の前に置くパターン 中学1年でまず身につける大切なルールの一つが「形容詞は名詞の前 に置く」ことです。
ここでは基本ルール、よくある間違い、複数形での扱いまで、学校のテストや英作文で差がつくポイントをやさしく詳しく説明します。
基本ルールと例文 基本形 形: 形容詞 + 名詞 例:
a big dog (大きな犬) a red apple (赤いりんご) an interesting book (面白い本) 使い方のポイント 複数の形容詞も名詞の前に並べる。 例:a small white cat (小さくて白い猫) 冠詞や数詞は形容詞の前につく。 a / an / the + 形容詞 + 名詞 → a new bike 数詞 + 形容詞 + 名詞 → two green apples 形容詞は名詞の数(単数/複数)によって変化しない。 a big dog → big dogs (big の形は変わらない) 例文(会話で使いやすい短文) I have a small bag. (私は小さいかばんを持っています。) She has an old camera. (彼女は古いカメラを持っている。) We saw a beautiful bird. (私たちはきれいな鳥を見た。) 中1で間違えやすい語順(a big red ball など) 複数の形容詞を並べるとき、日本語感覚で並べてしまうミスが起こりがちです。 中1の段階では細かい順序ルールまですべて覚える必要はありませんが、自然でよく使われる順番 を知っているとミスが減ります。
よく使われる形容詞の並べ方(覚えておくと便利な順) (簡易版)意見 → 大きさ → 年齢 → 形 → 色 → 出身/材料 → 名詞 例:a nice (意見) big (大きさ) old (年齢) round (形) red (色) Japanese (出身) wooden (材料) box (名詞) 実際の例(実用的な組合せ):
a big red ball (大きな赤いボール) ← 自然 a red big ball ← 不自然(テストで×にされることが多い) ミス例とその理由 Wrong: a red big dog. → 日本語順(「赤い大きな犬」)で直訳してしまったケース。英語では a big red dog の方が自然。 Wrong: an old two books. → 数詞や冠詞の位置を間違えている。正しくは two old books (two + 形容詞 + 名詞)。 コツ まずは大きさ(big / small / tall / short)→色(red / blue)→名詞 の並びを練習する。 2つの形容詞だけの場合は「大きさ→色」の順で並べればほとんど正解になる。 複数形と一緒に使うときの注意点(big → big dogs) 複数形で形容詞を使うときの基本ルールは簡単ですが、よくあるつまずきポイントを押さえておきましょう。
1)形容詞は変化しない 英語の形容詞は名詞が単数でも複数でも形が同じ です。
単数:a big dog 複数:big dogs または two big dogs → big はどちらも同じ形。 2)冠詞 a / an は複数形に使えない × a big dogs 〇 big dogs / two big dogs / some big dogs (複数を表すときは two / three / some / many / no冠詞 などを使う) 3)所有格・指示語との組み合わせ my big dog (私の大きな犬) → 単数 my big dogs (私の大きな犬たち) → 複数 形容詞は所有格や指示語(this/that/these/those)と一緒に普通に使えます。 例:these small boxes / that expensive watch 4)数詞+形容詞+名詞の語順 数詞を使うときの順序は 数詞 → 形容詞 → 名詞 が基本です。 例:three red apples (赤いりんごが三つ) ※中1のテストでよく出るパターンなので確実に覚えよう。
5)複数形にしたときの英作文の注意点(実践的) 課題:「写真に写っているものを英語で説明しなさい」 → 物が複数写っているときは冠詞 a / an は使わず、数詞や some を使う。 例:There are three small chairs. / Some red flowers are here. 練習問題(確認用) — 解答付き 問1:次の語を正しく並べて英文にしなさい(冠詞や複数形に注意) (big / a / dog/ this / is). (three / red / apples / there / are). (old / book/ an / is / It) . 問2:次の文を正しい語順に直してください a blue small pen a big dog white 解答 問1
This is a big dog. There are three red apples. It is an old book. 問2 4. 正しい語順:a small blue pen. (大きさを表すsmallが、色を表すblueより先) 5. 正しい語順:a big white dog. (注意:an → a の変更。white は子音で始まるので a)
ワンポイントアドバイス(学習のヒント) 「カード並べゲーム」:名詞カードと形容詞カードを混ぜ、正しい語順で並べると楽しく学べます。 「写真描写チャレンジ」:スマホに入っている画像を見て、短文(My friend is tall. / There are two big windows. など)を1つずつ書くと英作力が上がります。 形容詞の使い方② be動詞と一緒に使うパターン ここでは「主語の状態や性質 を言いたいときに、形容詞を be 動詞のあとに置く」ルールをていねいに解説します。中1で最も頻出する文型なので、例文・否定・疑問までしっかり押さえましょう。
基本の文型(S + be動詞 + 形容詞) 形(基本) 主語(S) + be動詞(am / is / are) + 形容詞(adjective)
I am + 形容詞 He / She / It is + 形容詞 You / We / They are + 形容詞 例文 I am happy. (私はうれしい。) He is tall. (彼は背が高い。) They are busy. (彼らは忙しい。) 注意点(中1で絶対覚える) be動詞は主語に合わせる I → am He/She/It → is You/We/They → are 形容詞はそのまま使う(変化しない) He is tall / They are tall (tall の形は同じ) 形容詞は名詞を説明する語 (述語用法)なので、主語の「状態」を伝えます。 「状態を表す文」よく出る例文 以下は定期テストや会話でよく出る「状態を表す」形容詞とその自然な例文です。音読して使い方を体に覚えましょう。
感情・気分 happy → She is happy. (彼女はうれしい。) sad → He is sad. (彼は悲しい。) 体調・状態 tired → I am tired. (私は疲れている。) hungry → They are hungry. (彼らはお腹がすいている。) sick → My sister is sick today. (妹は今日具合が悪い) 性質・評価 good / bad → This food is good. / That movie is bad. easy / difficult → The test is easy. / The problem is difficult. よく使う表現(派生) very + 形容詞 :She is very kind. (とても親切だ) so + 形容詞 (会話で強調):I’m so tired. (すごく疲れた) look / seem / feel + 形容詞 (be と似た使い方):He looks happy. / She seems busy. → 中1では主に be を学ぶが、これらは「〜に見える/〜のようだ」を表すリンク動詞として将来出てきます。 重要な注意(意味が変わる形容詞) boring vs bored The movie is boring. (その映画はつまらない)→ 「〜をさせる側」の性質 I am bored. (私はつまらない)→ 「〜を感じる側」の状態 同様に interesting / interested なども区別する必要があります。 否定文・疑問文も合わせて理解する be + 形容詞の文は、否定文・疑問文・短い返事(短縮形・短答)にする練習が頻出です。いくつかのパターンをまとめます。
1)否定文(not を使う) 形: S + be動詞 + not + 形容詞
例:
I am not tired. (私は疲れていない) He is not happy. → 短縮形:He isn’t happy. They are not busy. → 短縮形:They aren’t busy. ポイント :中1のテストでは not を使った否定形を問う問題が多いので、短縮形(isn’t / aren’t / I’m not)も覚えておくとよい。
2)疑問文(be動詞を主語の前に出す) 形: Be + S + 形容詞 ?
例:
Are you hungry? (あなたはお腹がすいていますか?) Is he happy? (彼はうれしいですか?) Am I late? (私は遅刻ですか?) 応答(短答) :
Q: Are you tired? Yes → Yes, I am. No → No, I am not. (または No, I’m not. ) Q: Is she kind? Yes → Yes, she is. No → No, she isn’t. (短縮形) 3)Wh疑問文(理由・様子を問う) 形: Wh-word + be + S + 形容詞 ?
Why are you sad? (なぜ悲しいの?) How is Tom? (トムはどうですか?) → He is fine. / He is tired. 4)否定疑問や付加疑問(発展) 中1では必須ではないが、会話でよく使う表現です。慣れておくと便利。
You’re tired, aren’t you? (疲れているよね?) → 肯定を期待する付加疑問。 よくある間違い(チェックリスト) 主語と be の一致ミス :They is tired. (×) → They are tired. (〇) 形容詞と副詞の混同 :He is quick. (人の性質を言うなら OK)でも He runs quick. は中学では He runs quickly. が正しい場合が多い(ただし会話では quick も使われる)。 boring / bored の取り違え :I am boring. (×:私は退屈を作る人) → I am bored. (〇:私は退屈している) 短答の使い方を間違える :Q: Is she happy? → A: Yes, she. (×) → 正しくは Yes, she is. 練習問題(基本レベル・解答つき) 問1:次の文を否定文にしなさい。 She is happy. They are busy. 問2:次の肯定文を疑問文にしなさい。 He is tired. I am hungry. 問3:次の空所を埋めなさい(be動詞を入れる) Tom ___ tired. We ___ not ready. 解答 問1
She is not happy.(または She isn’t happy.) They are not busy.(または They aren’t busy.) 問2 3. Is he tired? 4. Am I hungry?
問3 5. Tom is tired. 6. We are not ready.(We aren’t ready.)
最後に(学習のコツ) 声に出して疑問文・否定文を作る練習 を毎日3分でOK。be 動詞の順序が自然に身につきます。 boring / bored、interesting / interested のような対になる形容詞は例文をセットで覚えるとミスが減る。 会話での短答(Yes, I am. / No, she isn’t.)も実際に声に出して練習すると、リスニング・スピーキング両方に効きます。 形容詞を含むよく出る例文集(中1レベル) 以下は中学1年生が覚えておくと便利な「形容詞を含む例文」をジャンル別にたくさん用意しました。 各例文に日本語訳、使い方のポイント、よく出る変形(否定・疑問・短答)や出題パターンのヒントを付けています。
定期テスト・英作文の勉強はもちろん、英検5級のスピーキング練習にもそのまま使えます。
学校生活の例文(教室・授業・行事など) The classroom is small. (教室は小さいです。) ポイント:教室について述べるときは The classroom is ~. を使う。 My teacher is kind. (私の先生は親切です。) 変形:Is your teacher kind? → Yes, he is. The math test was difficult. (数学のテストは難しかった。) ポイント:過去形の形容詞説明(be動詞の過去形)も定期テストで出やすい。 There are many new books in the library. (図書館に新しい本がたくさんあります。) 注:There is / There are と形容詞 + 名詞の組合せは頻出。 Our school festival is interesting. (文化祭は面白いです。) The teacher is very strict but fair. (先生はとても厳しいが、公平です。) 語法メモ:very + 形容詞 は強調。 My desk is messy. (私の机は散らかっています。) The students are excited about the trip. (生徒たちは遠足でわくわくしている。) 出題ヒント:感情の形容詞は be 動詞と一緒に出題されやすい。 Her handwriting is neat. (彼女の字はきれいだ。) The new computer is expensive. (新しいコンピューターは高価だ。) 家族・友達の例文 My mother is busy today. (母は今日は忙しい。) 変形:Is your mother busy? → Yes, she is. He is a friendly boy. (彼は友好的な少年です。) ポイント:名詞の前に形容詞を置くパターン(a + 形容詞 + 名詞)。 My father is tall and strong. (父は背が高くて力持ちです。) 注意:形容詞を and でつなげて複数の性質を表す。 She is always cheerful. (彼女はいつも明るい。) 単語メモ:always と一緒に使う副詞の位置にも注意。 They are helpful friends. (彼らは頼りになる友達だ。) My little sister is shy. (妹は恥ずかしがり屋です。) Grandpa is old but healthy. (おじいちゃんは年をとっているが元気だ。) This cake is delicious. (家族の会話で) (このケーキはおいしい。) Tom is honest. (トムは正直です。) Our parents are proud of us. (両親は私たちを誇りに思っている。) 日常生活の例文(食べ物・体調・場所など) I am hungry. (お腹がすいた。) 変形:Are you hungry? → Yes, I am. The weather is warm today. (今日は暖かい天気です。) This water is cold. (この水は冷たい。) The park is beautiful in spring. (春の公園はきれいだ。) My phone is new. (私の携帯は新しい。) The soup is hot. Be careful! (スープは熱い。気をつけて!) I am tired after practice. (練習のあとで疲れた。) This chair is comfortable. (この椅子は楽だ。) The bag is heavy. (かばんは重い。) The movie was boring. / I was bored. (違いに注意) The movie was boring. (その映画はつまらなかった) I was bored. (私は退屈した) テスト注意:boring と bored の違いは頻出問題。 テストで出やすい形容詞の例文パターン(頻出パターン解説) テストに出やすい「型」を覚えると点が取りやすくなります。以下はよく出るパターンと例文です。
1)主語(S) + be + 形容詞(状態を述べる) She is happy. / They are tired. → 最も基本。肯定・否定・疑問で頻出。 2)a / an / the + 形容詞 + 名詞(名詞の前に形容詞) a small dog , an interesting story , the big park → 物の説明問題(写真描写など)でよく使われる。 3)There is / There are + 形容詞 + 名詞(存在を示す表現) There are two small chairs. (写真説明) → There is / are + 名詞句は定番。 4)数詞 + 形容詞 + 名詞 three red apples , two expensive watches → 数を聞かれる問題で必須。 5)How + be + S ?(様子を尋ねる) How is Tom? → He is fine. / He is tired. → 英語で様子を聞く問題は定期テストで出やすい。 6)比較的よく出る形容詞の組合せパターン very + 形容詞 :very easy , very interesting too + 形容詞 :too difficult (「〜すぎる」) → 強調・程度を問う問題で出る。 7)感情を表す形容詞の cause を問う問題 Q: Why are you sad? A: Because I lost my pen. (because を使った答え) → 理由を答える力もテストでチェックされる。 よくあるミスと正しい使い方のチェックポイント boring(〜をする側)/bored(〜を感じる側) を混同しない。 a / an の使い分け :母音で始まる単語は an 。例:an interesting book 。 冠詞と複数形の併用ミス :× a three apples → 〇 three apples 。 be 動詞の一致 :I → am, He/She/It → is, You/We/They → are。 形容詞は複数形でも変化しない :a big dog → big dogs(big はそのまま)。 すぐに使える練習問題(穴埋め 6問) — 解答付き She ___ (be) happy. There are three ___ (red) apples. My father is ___ (tall). The movie was ___ (boring). I am not ___ (hungry). ___ (be) the classroom small? 解答
is → She is happy. red → There are three red apples. tall → My father is tall. boring → The movie was boring. hungry → I am not hungry. Is → Is the classroom small? 形容詞の重要ポイントまとめ(テスト対策) ここでは「テストで点が取れる」ことを最優先に、押さえるべき要点 だけを簡潔にまとめます。最後にすぐ使えるチェックリストとミニ確認問題も付けます。
名詞の前 or be動詞の後、どちらか判別するコツ 基本の見分け方(速攻テスト) その語が名詞のすぐ前にあるか? → すぐ前なら 名詞の前(限定用法) 。例:a big dog (形容詞 + 名詞) 主語のあとに be 動詞(am / is / are)があり、そのあとに語があるか? → be のあとなら 述語用法(状態を表す) 。例:The dog is big. 「~はどんな?」と聞かれているかを考える (How is ~?/What kind of ~?) 「What kind of ~?」 → 名詞の前で説明することが多い(a + 形容詞 + 名詞)。 「How is ~?」 → be + 形容詞 の形で答える(状態)。 追加の便利テスト(ワザ) very を入れてみる :I am very happy. はOKだが a very happiness はO×(名詞を修飾できない)。 → 「very」が自然に入るなら述語用法の形容詞(状態を強める)として正しいことが多い。 冠詞や数詞の有無をチェック :a/an や two が先頭にあれば、そのあとに形容詞+名詞が来るパターン(限定用法)である可能性が高い。例:two red apples 。 その語が「状態を表すだけの語か」確認する :asleep, afraid, alive, alone, well などは普通 be のあとに来ることが多い(He is asleep. )。※完全なルールではないがテストでは役立つ。 形容詞と副詞の違い(短く・やさしく解説) ひと言まとめ 形容詞(adjective) :名詞(人・もの)を説明する → どんな〜? に答える。 例:a small box (小さな箱)、She is happy. (彼女はうれしい) 副詞(adverb) :動作や形容詞・副詞そのものを説明する → どうやって?/どれくらい? に答える。 例:He runs quickly. (彼は速く走る)、very hot (とても暑い) 見分け方の簡単ルール -ly を持っている語は大抵副詞 :quick → quickly (ただし fast は例外で副詞でも形容詞でも使える)。 「~を説明しているのは何か?」を考える :説明している対象が名詞なら形容詞、動詞なら副詞。 She is careful. → careful は形容詞(主語の性質) She drives carefully. → carefully は副詞(どう運転するか) テストでよくあるミス : × He sings beautiful. → 〇 He sings beautifully. × She runs quick. (quickだと主語の説明になる)→ She runs quickly. (動作を説明する副詞にする) ※なお、副詞の使い方については、以下の記事で詳しく解説しています。中1副詞の使い方を完全攻略|意味・使い方を例文と練習問題つきでくわしく解説
よくあるミス(語順・複数形との組み合わせ) 1. 語順ミス(形容詞の並べ方) 間違い例 :a red big ball. → 正解 :a big red ball. (大きさ → 色 の順で自然) 対策 :まずは「大きさ → 色 → 名詞」の並びを基本に覚える。複数の形容詞があるときはこの順で練習すると高確率で正解になる。 2. 冠詞 a/an と複数形の混同 間違い例 :a two apples / a big dogs → 正解 :two apples / big dogs (複数には a/an を使わない) 対策 :複数を表すときは数詞(two, three)や some/many を使う、冠詞 a/an は単数限定。 3. be 動詞の一致ミス 間違い例 :They is tired. → 正解 :They are tired. 対策 :I→am / He/She/It→is / You/We/They→are をしつこく練習する(短答練習おすすめ)。 4. -ing / -ed の区別ミス(feeling形) 間違い例 :I am boring. (×) → 正解 :I am bored. (私は退屈している) boring は「退屈させる側(〜をするもの)」、bored は「退屈を感じている側」。 対策 :自分が「感じている」場合は -ed、ものや人の性質を言うときは -ing(The movie is interesting. / I am interested.)。 5. 形容詞と副詞の取り違え 間違い例 :He speaks slow. (会話では通じるが厳密には×) → 正解 :He speaks slowly. 対策 :動詞を修飾する場合は副詞を使う。-ly に慣れる。 テスト直前チェックリスト(10秒でセルフ確認) 主語に合う be を使っているか?(am/is/are) 冠詞 a/an を複数に使っていないか? 形容詞の語順は「大きさ→色→名詞」になっているか? 動詞を修飾しているなら副詞になっているか?(-ly) boring / bored や interesting / interested の形に注意したか? 否定文にするとき not の位置が正しいか?(be の直後) 疑問文にするときは be を主語の前に出したか?(Is he ~?) very / so / too が文法的に使えるか(名詞を直接修飾しようとしていないか) 数詞の位置は正しいか?(数詞 → 形容詞 → 名詞) 最後に日本語で意味を通してみて、不自然でなければOK。 ※なお、中1で習う動詞の一覧や動詞の使い方について、以下の記事で詳しく解説しています。中1英語の動詞を完全攻略|基本動詞・三単現・原形/現在形の使い方まで例文つきで徹底解説
ミニ確認問題(すぐチェック・解答つき) 次を正しい英文に直しなさい。 a) a red big bag → _______ b) They is happy. → _______ c) She sings beautiful. → _______ 次の文の空欄を埋めなさい(a / an / the / 省略のどれか)。 d) I have ___ small cat. e) There are ___ two blue chairs. 解答 1a) a big red bag. 1b) They are happy. 1c) She sings beautifully. 2d) a small cat. 2e) two blue chairs. (冠詞不要)
練習問題(20問)+解答・解説 最後に、ここまで説明してきた内容の総まとめ問題を作成しています。
※問題は以下の教育委員会の出題内容を参考にしています。「ちばのやる気学習ガイド」英語1年生 – 千葉県教育委員会
日本語→英語 形容詞を使う文を書く問題(全7問) 次の日本語を英語にしなさい。語数制限なし。 ※スペルや a/an に注意。
彼は親切だ。 それは小さい箱です。 私の母は忙しいです。 あの赤い車は新しい。 私たちは疲れている。 彼女は面白い本を持っている。 その映画はつまらなかった。 解答・解説(1〜7) He is kind. 解説:主語が He → be動詞 は is 。kind は形容詞で状態を表す。 It is a small box. 解説:単数の物には a 。small + 名詞の語順。 My mother is busy. 解説:所有格 My が先、主語は単数なので is。 That red car is new. または The red car is new. 解説:指示語 That(あの)を使うと自然。名詞の前に色(red)を置く。 We are tired. 解説:主語 We → be は are 。tired は状態。 She has an interesting book. 解説:interesting は名詞(book)を説明 → an + interesting + book。interesting は母音で始まるので an をつける(中学のテストでは an interesting ~ が推奨)。 The movie was boring. または It was a boring movie. 解説:「〜はつまらなかった」→ 過去形 was。映画(movie)は「つまらなくさせる側」なので boring 。自分が退屈した場合は I was bored とする点に注意。 語順並べ替え問題(全5問) 与えられた語を並び替えて正しい英文をつくるなさい。 ※冠詞や語尾に注意。
(a / blue / small / pen). (three / red / apples). (an / old / Japanese / wooden / box). (a / beautiful / long / dress). (the / new / big / school). 解答・解説(8〜12) a small blue pen. 解説:大きさ(small)→色(blue)→名詞(pen)の順が自然。 three red apples. 解説:数詞 → 形容詞 → 名詞。a は不要(複数だから)。 an old Japanese wooden box. 解説:順序の一例(年齢/状態 old → 出身/原産 Japanese → 材料 wooden → 名詞 box)。old Japanese wooden box は自然。an を使うのは old が母音で始まらないが an old だから an は old の発音の前に来る(old は母音で始まる音/発音が /o/ なので an old が正しい)。 a beautiful long dress. 解説:意見(beautiful)→長さ(long)→名詞 の順でも許容されるが、自然さで beautiful long dress または a long beautiful dress の両方が使われます(中1は a long beautiful dress でも可)。テストでは「大きさ→色→名詞」の基本を守ればOK。 the big new school. 解説:size(big)→年齢/新しさ(new)→名詞。the new big school より the big new school の方が自然に聞こえますが、両方大丈夫な場合もあります。テストでは出題者が指定した語順に直す形式が多いので注意。 be動詞と組み合わせる問題(全5問) 【】の日本文になるように( )に am / is / are を入れ、必要なら not で否定文にしなさい。
She ( ) happy.【彼女は幸せだ。】 I ( ) not hungry.【私はお腹がすいていない。】 ( ) they tired?【彼らは疲れているの?】 Tom and Ken ( ) busy now.【トムとケンは今忙しい。】 The story ( ) interesting. / I ( ) bored.【その物語は面白い。私は退屈していない。】 解答・解説(13〜17) She is happy. I am not hungry. または I’m not hungry. 解説:I → am、否定は am not 。短縮形で覚えよう。 Are they tired? 解説:疑問文は be を主語の前に出す。短答は Yes, they are. / No, they aren’t. Tom and Ken are busy now. The story is interesting. / I am bored. 解説:story(物)は interesting (〜を面白くする性質)。自分の感情は bored (〜されて退屈している)を使う点に注意(-ing / -ed の違い)。 定期テスト応用問題&高校入試レベル問題(書きかえ、英作問題)(全3問) 入試を意識した書き換えや英作です。答案は模範解答とポイント解説を示します。
【書きかえ】 次の文を、形容詞を名詞の前に置く形 に書きかえなさい。 The girl is tall. → ( ) ( ) a tall girl. 【疑問文に直しなさい】 【英作(記述)】 あなたの家族 について、少なくとも 2つの形容詞 を使って説明してください。 例:My father is tall and kind.(点数配分:文法・語順 60%、語彙 20%、条件(形容詞2個使用)20%) 解答・解説(18〜20) She is a tall girl. 解説:The girl is tall. を「名詞の前に形容詞を置く」形にすると a tall girl (冠詞や指示語で文脈に合わせて変える)。 Are they ready? 解説:be動詞を主語の前に出す。短答例:Yes, they are. / No, they aren’t. 模範解答(例) :My mother is kind and busy. She works in a hospital. 別解例:My sister is young and cheerful. She likes music. 採点ポイント解説 : 文法:主語+be の一致(is/are)を守っているか。 語順:形容詞は名詞の前(a kind mother)、もしくは述語(She is kind)で正しく使われているか。 条件:形容詞が2つ以上使われているかを確認。複文にしても単文2つでもOK。 ※もっと練習問題を解きたい人には以下の問題集がおすすめです。文法問題の基本演習を繰り返せます。
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まとめ(復習アドバイス) 間違えた問題は ノートに正解を書いて音読 しましょう。声に出すと記憶に残ります。 特に混同しやすい点:a/an と複数形、be 動詞の一致、boring/bored、形容詞と副詞の区別 をもう一度復習してください。 時間があれば解き直しをして、解答の「解説部分」を自分の言葉でノートにまとめ直すと効果的です。 まとめ 形容詞とは? 名詞の性質・状態を説明する語で、文中では「名詞の前」または「be動詞のあと」に置く。 中1で習う形容詞 は、性格(kind, friendly)、大きさ・性質(big, small)、状態・感情(happy, tired)などに分けられる。 使い方のポイント 名詞の前:a/an + 形容詞 + 名詞 be動詞のあと:S + be + 形容詞 語順や複数形に注意することが重要 練習問題で定着 :日本語→英語、並べ替え、be動詞との組み合わせ、応用・入試レベル問題まで幅広く対応 テスト対策 :よくあるミスをチェックリストで確認し、例文を音読・書き写しで覚えると効率的 形容詞の基本から応用までを押さえることで、定期テストや入試でも自信を持って回答できるようになります。