「一問一答でいくら覚えても歴史のテストで点が取れない」
「問題集と同じ問題なら解けるけど、出し方を変えられると分からなくなる」
歴史についてこのような悩みを感じている方は多いのではないでしょうか。
歴史は暗記科目の1つですが、歴史が好きではない人にとっては暗記がはかどらず苦手になりやすい科目です。
そこで、歴史が苦手な中学生・高校生向けに歴史の覚え方とおすすめ参考書を紹介します。
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歴史が苦手な人の多くは「歴史の流れ」を苦手にしています。歴史の流れを把握できれば、人名や用語、法令なども覚えやすく、テストで思い出しやすくなります。
※関連記事:中学歴史の年表と年号語呂合わせ
大まかな流れを把握する前に、時代区分と年代を覚えましょう。時代区分というのは「古代」「中世」などのまとまりです。
時代区分と年代を以下の表にまとめています。
時代区分 | 年代 |
原始時代 | 旧石器時代 |
縄文時代 | |
弥生時代 | |
古代 | 大和時代 |
飛鳥時代 | |
奈良時代 | |
平安時代 | |
中世 | 鎌倉時代 |
南北朝時代 | |
室町時代 | |
戦国時代 | |
安土桃山時代 | |
近世 | 江戸時代 |
近代 | 明治時代 |
大正時代 | |
昭和時代(第二次世界大戦まで) | |
現代 | 昭和時代(第二次世界大戦後) |
平成時代 | |
令和時代 |
一口に「歴史の流れ」と言っても、数千年、数万年もあります。時代区分と年代を覚えておけば、長い歴史をグループ分けして勉強できるので覚えやすくなります。
英単語も動詞・名詞など品詞別に勉強すると覚えやすくなりますが、それと同じような理屈です。
前述の表を丸々おぼえるのが理想ですが、そうもいかないという人は語呂合わせで覚えましょう。
原始時代:急に 縄もってきて いやよ。(旧石器 縄文 弥生)
古代:やまと君 明日から 奈良へ慰安(いあん)旅行だ。(大和 飛鳥 奈良 平安)
中世:鎌倉を南北に分ける室町は戦国、あづっちー。(鎌倉 南北朝 室町 戦国 安土桃山)
近世~現代:江戸で有名な大将には「Hey!」と言って礼しよう。(江戸 明治 大正 昭和 平成 令和)
時代区分と年代を覚えたら、各時代の権力者・権力を持つ組織を覚えましょう。
時代ごとに政治や軍事で実権をにぎっている人や組織が変わります。
例えば古代なら下記のようなぐあいです。
大和時代
大王:次の王位をめぐって激しい争いが起きる。国内での自身の地位を高めるために中国王朝に使節を送り、官位や贈り物をもらう(後漢書東夷伝など)。
飛鳥時代
大王(天皇)と蘇我氏:大王が大きな豪族(蘇我氏)と協力して安定的な政権運営を目指す。唐や新羅が日本に攻めてくるかもという危機感から、蘇我氏を排除して天皇が強いリーダーシップを発揮する政権運営に方針転換する(乙巳の変)。
奈良時代
天皇と貴族(主に藤原氏):唐も新羅も日本に攻めてこなさそうなので、再び安定した政権運営を目指す。乙巳の変で天皇側に協力した中臣鎌足を特別待遇とし、その子孫も特別待遇して天皇との協力体制をしく。また、外国から最新の知識や技術を積極的に学ぶ。
平安時代
天皇と藤原氏:藤原氏(中臣鎌足の子孫)が摂関政治によって天皇家との結びつきを強くし、貴族のなかで圧倒的に強力な存在になる。藤原氏に後ろ盾になってほしい貴族や地方豪族が相次ぎ、天皇の力が弱まる。地方で大きな戦乱(平将門の乱、藤原純友の乱)が相次いだため武家貴族が急速に力を強め、源氏に打ち勝った平清盛が太政大臣に昇りつめる。
このように、各時代の権力者を中心に時代は転換していきます。時代ごとのキーパーソンを覚えておけば、キーパーソンを中心に歴史の流れを把握しやすくなります。
※関連記事:歴史の流れを時代ごとに解説
時代ごとの権力者を覚えたら、権力者がどのように権力を握ったか、なぜその人たちが権力を握るに至ったのかを覚えましょう。
例えば先ほど紹介した古代の飛鳥時代に「乙巳の変」が起こっています。中大兄皇子と中臣鎌足らが蘇我馬子・蝦夷を排除した事件です。
この頃中国大陸では唐が史上かつてないほど巨大な勢力となり、近隣諸国、特に朝鮮半島では唐に対抗するために国内で大規模な改革が行われていました。この流れが日本にもやってきて、日本国内で起こった政治改革のスタートが乙巳の変だったのです。
天皇1人に権力を集中させて改革のスピードを速めるために蘇我氏本家は排除されました。
こうした「権力者を中心にした動き」を把握するようにしましょう。
大まかな動きを把握できたら、次は十七条憲法、冠位十二階などの具体的なイベント・法令を覚えていきましょう。
このときは一問一答が役立ちます。
※関連記事:古代の一問一答
※関連記事:高校入試によく出る社会の一問一答
時代の流れが分からないまま丸暗記しようとしても、例えば壬申の乱(672年・飛鳥時代)と承久の乱(1221年・鎌倉時代)がごちゃ混ぜになってテストで間違いやすくなります。
大まかな流れが頭に入っているとそうした混乱が起きにくくなり、人名やイベント、法令などの名称が数珠つなぎのように頭に入ってきてくれます。
歴史上の出来事をある程度覚えてきたら、それらをメモリーツリーでつないで覚える・思い出すようにしましょう。
歴史上の出来事や人名はバラバラなものではありません。何かしらつながりがあります。そのつながりごと覚えて思い出す方法をメモリーツリーと言いますが、ストーリー仕立てにして覚えてしまうとさらに記憶に定着しやすくなります。
例えば鎌倉時代。鎌倉幕府と御家人は「御恩と奉公」という封建的主従関係にありました。幕府が御家人に恩賞(ごほうび)をあげるから、御家人は幕府のためにお仕事してねという関係性です。御家人が幕府のために働いたら幕府は必ずほうびを上げないといけなかったのです。
ところが元寇(元軍が日本に攻めてきた)で御家人は借金までして幕府のために戦ったのに、幕府は御家人にほうびをあまりあげられませんでした。結果、御家人は借金に苦しむことになり幕府への風当たりが強くなります。
困った幕府は御家人の借金を帳消しにする永仁の徳政令を出しますがあまり効果はなく、幕府主導の政治に嫌気がさした人たちによって1333年に滅ぼされました。
ご覧のように、日本史で覚えておくべき用語を5つ使いました。ほかにも「執権・北条時宗」も入れてもいいですが、ストーリーで覚えておくと、メモリーツリーで思い出すときに歴史の流れに乗せてキーワードを的確に思い出せるようになります。
そうなれば、問題集と異なる形でテストに出題されても正解しやすくなります。
歴史の流れをキーワードと一緒に覚えたら、流れを誰に説明してみましょう。
アメリカ国立訓練研究所によると、人に説明する方法は学習の定着度が最も高く、講義形式の授業を聞くよりも何倍もの学習効果があると言われています(キャリア教育ラボより)。
誰かに話すには、一度自分の頭で内容を整理する必要があります。整理して筋道を立てて話をするのでポイントや因果関係が明確になり、「なぜその事件が起こったのか?」などの理解も深まります。
歴史の勉強でやっかいなものの1つに、年号の暗記があります。たくさんの年号が次から次へと登場するため、覚えるのに苦労する人も少なくありません。
歴史の流れや人名・用語をストーリー仕立てにして覚えるときに、年号も一緒に覚えましょう。
それでも覚えられない年号(何度覚えても忘れてしまう年号)については、語呂合わせで覚えるのもおすすめです。
先に紹介した「永仁の徳政令」は1297年に出されています。1297年という年号は「皮肉な(1297)法令、永仁の徳政令」という語呂合わせで覚えてしまいましょう。
御家人を救うために出したのに、逆に御家人が借金をしにくくなるという皮肉な結果をうんでいます。
多くの語呂合わせはこのように歴史上のつながりや内容と連動させ語呂になっています。ついでに歴史の流れも覚えやすくなります。
以下の年号は必ず覚えておくほうが良いです。
どうしても覚えられない年号があればチェックしてみてください。歴史の年号語呂合わせ一覧で古代から現代までの年号語呂合わせを大抵掲載しています。どうしても覚えられない年号があればチェックしてみてください。
ひととおり覚えられたら、問題集を使ってアウトプットを繰り返しましょう。
中学生なら学校のワークや市販の問題集、高校生なら書き込み式の問題集や大学受験に定番の問題集などを使って、全問正解するまで何度も解いてみてください。
時間に余裕があれば2種類の問題集を並行して使いましょう。1つ目で解いた範囲と同じ範囲を2つ目の問題集でも解いてみます。問題のパターンが若干違いますから、アウトプットの良い練習になります。
問題を解く際に、覚えていない(思い出せない)ものもあります。そういうときはすぐに問題を飛ばして次の問題に移りましょう。
覚えていないものはいくら考えても思い出せませんし、時間をかけないと思い出せないようならまた覚えなおしてから問題演習に戻るほうが早く・確実です。
問題集で1つの範囲や時代を解き終わったらその範囲の小テストをしてみましょう。コンパクトにまとめられた問題を解いてみると、昨日はすんなり思いだせた人名や戦乱名がパッと出てこなかったりします。
小テストや単元テストだと問題の作り方が変わるので、思い出し方も変わります。定期テストや模試では問題集と違う出題形式になることがよくありますので、いろいろなパターンの問題を解いて慣れておきましょう。
最後は記述問題も解いておきましょう。定期テストや模試の対策にもなりますし、歴史の流れを理解できているか確認するのに、記述問題が非常に役立ちます。
「なぜ~なのか解答しなさい」といった理由を問う問題や「~と…の違いを説明しなさい」という説明問題が良く出されます。歴史の流れをしっかり理解していないと解けませんし、教科書を読んだだけではそこまで深く読み取れないものもあります。記述問題演習をしておくと歴史理解の補充になります。
歴史の記述問題は上位高入試や難関私立大学ではよく問われます。難関高・難関大を目指す人は特に記述対策をしておきましょう。
※関連記事:高校入試の社会によく出る記述問題
※関連記事:日本史でよく出る論述問題
※関連記事:世界史でよく出る論述問題
歴史の勉強法が分かっても、苦手な人にはまだまだハードルが高いかもしれません。苦手意識を取っ払うには最初に越えるべきハードルを低くすると良いです。
いきなり教科書や問題集に行くのが億劫なら、歴史をあつかったドラマや映画を見てみましょう。
NHKの大河ドラマでも良いですし、民放でも年に2-3本歴史ドラマを放送してくれます。
関ヶ原の戦いを描いた本格的な映画もあれば、武士の日常生活の悲哀や幸せを描いた映画もあります。
面白そうと感じるものを選んで1本見てみましょう。それだけで歴史への苦手意識がかなり軽減されることもあります。
ドラマや映画は1本2時間以上もあります。そこまでじっくり見るのが苦手な人はネット上の歴史コラムを読んでみるのもおすすめです。
ネットで「歴史コラム」と検索するとたくさん出てきます。軽い語り口で書かれているものも多く、歴史にあまり詳しくない人にもとっつきやすいです。
歴史学習の入口の王道はやはり『まんが日本の歴史』でしょう。小学館や角川書店など大手が出しているシリーズものはやはり分かりやすく、印象に残ります。
私も子どもの頃に読んだマンガで、失明しながら来日した鑑真や民衆と一緒に土木工事をしている行基のイラストが脳裏に焼き付きました。また、橘諸兄は手塚治虫の『火の鳥 鳳凰編』で印象づいています。
マンガはやはりハードルが低く、絵が印象に残りますね。
社会は暗記科目です。暗記するには、繰り返しの学習と視覚記憶が有効です。
通信教育なら何度でも学習できますし、視覚的に理解しやすい(印象に残りやすい)解説動画を視聴できます。
しかも大手の通信教育なら問題の正解・不正解に応じて「解くべき問題」を提示してくれる機能があります。復習も最適なタイミングで実施できます。
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※関連記事:塾はいつから通う?費用は?
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※関連記事:プロ家庭教師と学生家庭教師の違い
中学生・高校生におすすめの歴史の参考書・問題集を紹介します。中学生向けに2冊、高校生向けに2冊です。
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1冊目は『中学校の歴史が1冊でしっかりわかる本』です。教科書に書かれている内容をカラーでコンパクトにまとめてくれています。
教科書との違いは、教科書が「いつ」「何が」を説明しているのに対してこの参考書は「なぜそうなったのか?」などのポイントを問いかけながら解説してくれています。時代ごとのポイントを明確にしてくれているので、時代ごとの流れや変化の理由を理解しやすくなります。
歴史の苦手な中学生や、中学社会の先取りをしたい小学生におすすめです。
出版社:かんき出版
特徴:
ロングセラーとなった『中学校の歴史が1冊でしっかりわかる本』が、2021年度からの新学習指導要領にあわせてリニューアル!
基礎から学び直したい社会人にも大人気です。流れと背景がわかるから、「暗記」が「理解」に変わる!
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中学校で学ぶ歴史の内容を、事実だけでなく、「流れ」や「つながり」がわかるように、ていねいに解説しています。
「暗記」は忘れたらそこで終わりですが、本質を「理解」していれば、学力は必ず伸びていきます。●「社会人の教養として、歴史の基本くらい知っておきたい」という大人へ
かんき出版より引用
歴史は、大人として身につけておきたい教養の定番テーマ。それぞれの項目の冒頭にある
「流れを大づかみ!」で全体像をつかめるから、歴史の基本が短時間で一気に頭に入ります。
忙しくて時間のない人の学び直しに最適!
2冊目も歴史の流れを解説している参考書です。
対話形式で解説してくれるので、「教科書の解説だと頭に残りにくい」という人に特におすすめです。ポイントごとに穴埋め形式の問題も配置してくれているので、流れを理解して整理しておくうえで最低限必要なことも覚えられます。
出版社:KADOKAWA
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基礎から発展まで、納得できる充実の解説で、「わかる」爽快感を君に。
雲が晴れるように理解が進む、信頼のロングセラーの改訂版がついに登場!◆◇◆
中学校で学習する歴史を、“流れ”と“つながり”をとらえながら、物語を読むように学べる1冊。
Amazonより引用
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シリーズ累計4500万部! 長く愛される中学参考書シリーズの改訂版! これ1冊で授業の予習・復習、定期テスト対策、入試準備まで、幅広く対応!
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◆表紙・巻頭マンガに人気イラストレーターを起用!
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やる気の出し方やテスト対策、学校生活もサポート◆充実の内容量、新学習指導要領完全対応!
思考力や活用力を養う内容も多く掲載中学歴史の特長
●教科書の要点がひと目でわかる
大切な部分を強調したり、箇条書きにまとめたりするなどの工夫がされているので、教科書の要点がしっかり効率よく学べます。●授業の理解から定期テスト・入試対策まで
授業で学ぶ内容をくわしくていねいに解説。サイドに盛り込まれた追加情報が理解を助けます。章末には「定期テスト予想問題」があり、テスト前に本番さながらの練習をすることができます。巻末には「入試レベル問題」があるので、最後に力試しをしてみましょう。●勉強のやり方や、学校生活もサポート
「中学生のための勉強・学校生活アドバイス」では、効率が上がる勉強方法、やる気の出し方、高校入試に役立つ重要な情報などを扱っています。学習内容だけではなく、勉強に向かう姿勢や学校生活についてもサポートします。●役立つミニブックつき
Gakkenより引用
くり返し使えて手軽に持ち運べるミニブックは、重要用語がまとめて確認できるので、テスト前の最終チェックに最適です。
つづいて、高校生向けの歴史参考書を3冊紹介します。AmazonのPRリンクをつけているので、リンクをクリックいただくとお得に購入いただけます。
最初に紹介するのは『一度読んだら絶対に忘れない』シリーズです。高校生向けに日本史と世界史があります。
ストーリー化して歴史を解説してくれており、詳しくて分かりやすいです。
年号がないので教科書の年表などを横に置いて読むとさらに分かりやすいです。
日本史はこちら↓
世界史はこちら↓
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公立高校教師YouTuberが書いた
【37万部突破の世界史に続くシリーズ第2弾! 】
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【YouTubeで話題! 現役高校教師の新感覚の日本史! 】現役公立高校教師として、初めてYouTubeに日本史や世界史などの社会科目の授業動画を公開し、
たちまち、大学受験生や社会人、教育関係者から「神授業!」として話題沸騰の
現役・公立高校教師が書いた、新感覚の日本史の教科書!年号を使わずに、「人」を数珠つなぎにして1つのストーリーで読み解く日本史に
あなたも必ずハマる!学生時代、人名や年号、出来事をひたすら暗記するばかりで
日本史が苦手になってしまった人も、小説を読むように一気に読める!大学受験、学び直しにも。高校生から、主婦、社会人まで必読の1冊。
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2冊目は『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』シリーズです。下記の4冊に分かれています。
因果関係を分かりやすく解説してくれています。時代区分別にわかれているので、苦手な時代だけ読むのもありです。
原始・古代はこちら↓
中世・近世はこちら↓
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■大人気『金谷の日本史「なぜ」と「流れ」がわかる本』の改訂版がついに完成!
改訂にあたり、本文内容・イラスト・地図など全面的に見直し、さらに日本史の土台固めに最適な参考書に生まれ変わりました。
また、日本史の大きな流れをつかむための音声CDを新たに追加(音声担当はなんと著者・金谷先生ご自身が担当!)。
日本史の土台固めに、絶対の自信を持っておすすめできる商品です。■納得して覚えた知識は、必ず頭に残ります! ~最も効果的な日本史学習法の提案~
日本史が苦手だと感じている人は、日本史を暗記科目だと思っていることが多いようです。
はっきり言います。日本史は暗記科目ではありません。
羅列してある用語を丸暗記するには、たいがい限界があります。
じゃあ、どうやって勉強すれば良いのでしょうか。
……答えは「納得して覚える」です。納得して覚えた知識ほど、頭の中に残りやすいのです。
納得って、自分が本当に物事を理解した時にしかしませんよね。
「なるほど!」「そういうことか!」みたいに。
だから、納得して覚えた知識は頭に残るのです。日本史において知識を「納得して覚える」とは、日本史の因果関係、つまり「なぜ」と「流れ」を理解するということです。
細かい知識は後回しにして、まずは日本史の「なぜ」と「流れ」をつかむ。
そうすると、日本史の大きな流れを納得して覚えることができ、その周辺にある細かい知識(人物名など)は自然と頭の中に入っていきます。本書は、この「なぜ」と「流れ」に焦点を絞り、今後の日本史学習の土台を固めることを目標とした講義本です。
東進ブックスより引用
ぜひ本書を読み終えたとき、今まで覚えていた知識がすべてつながり、頭の中に日本史の大きな流れ(土台)が出来上がっていることが実感できるでしょう。
もっと手っ取り早く日本史の流れを知りたい人には「2倍速で読めて、忘れない 速読日本史」がおすすめです。著者は先ほど紹介した金谷先生で、日本史の流れを古代から現代まで解説してくれています。
この本の良いところは特に下記の2点です。
入試まで残り半年を切り、急いで受験対策をしたい!というときの1冊目におすすめです。
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だれでもカンタンに速読!
2000年の歴史を倍速インプット動画を見るように読みやすいのに
記憶に定着しやすい日本史講義の本です。本文レイアウトには、
大日本印刷(DNP)とBIPROGY(旧 日本ユニシス)が研究開発した
「読書アシスト」を書籍として初採用。※「読書アシスト」とは――
特別な訓練をしなくても、文章を読むスピードを
最大で約 1.5~2 倍に向上させることができる文字レイアウト技術です。東進ハイスクールの人気日本史講師にして、
歴史コメンテータ-としてテレビでも活躍する
金谷俊一郎さんが、日本の歴史をわかりやすく&おもしろく要約。ロングセラー『どんな本でも大量に読める「速読」の本』の著者で、
NHK・Eテレなどメディア出演も多数の
宇都出雅巳さんが、速読・記憶の監修をしました。勉強・テスト・受験対策はもちろん、
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大人の基本教養のインプット&学びなおしにも最適です!
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