中学受験の勉強をしていると子どもが勉強に疲れてしまい、「やめたい」と言ってくることもあります。
そんなとき親としてどう対応すれば良いか困ります。
今後のためになんとか受験を乗り越えさせてあげたいし、勉強嫌いになってほしくないと思うものです。
そこで、こんな時に親だからできる対応方法と、中学受験の勉強を上手にサポートして勉強嫌いにしない方法について詳しくご紹介します。
ここで紹介する方法を実践されれば、子どもを勉強嫌いにさせずに家族一丸で中学受験を克服できるはずです。
※関連記事:中学受験をする共働き家庭が抱える課題と中学受験を乗り切る方法
※Z会の中学受験コースのメリットや活用法を下記の記事で紹介しています。
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中学受験は長期にわたる挑戦であり、子どもも親も多くの困難に直面します。その中で、「やめたい」と感じる瞬間は、突然やってくるわけではなく、日々の積み重ねの中でじわじわと蓄積されていきます。
ここでは、子どもと親、それぞれが「もう続けられないかも」と感じる主な理由を詳しく見ていきます。
中学受験に取り組む小学生は、まだ心身ともに発展途上です。日々の学習やプレッシャーは、時に大人以上のストレスを与えることもあります。以下は、子どもが「もう受験をやめたい」と感じるよくある背景です。
どんなに努力しても模試の点数が上がらない、志望校の判定が悪い――。このような状況が続くと、子どもは「自分には無理なんじゃないか」という無力感に襲われます。
特に、まじめに取り組んでいる子ほど、結果が出ないことで自信を失いやすく、「こんなに頑張っているのに報われない」と感じてしまいます。これが「やめたい」と口にする最も大きな原因の一つです。
塾の宿題が終わらない、先生から注意される、周囲のレベルが高すぎてついていけない――こうした環境に長く置かれることで、子どもは精神的に追い詰められます。
塾講師や家庭教師の期待に応えようとするあまり、プレッシャーを感じて苦しくなり、「行きたくない」「もう無理」となるケースも少なくありません。大人が思っている以上に、子どもは外からの評価に敏感です。
小学生にとって「遊び」は生活の一部であり、心のバランスを保つ大切な時間です。しかし、中学受験を始めると、遊びの時間が削られ、周囲との関係にもズレが生じがちです。
「なんで私だけ塾なの?」「みんなはゲームしてるのに…」と感じることで、孤独や不満が積もり、「もうやめたい」という気持ちにつながっていきます。
子どもが「やめたい」と言わなくても、親の側が「このまま続けて大丈夫なのだろうか」と迷い始めることもあります。親としては子どもの将来を思って始めた中学受験ですが、現実には理想と違う壁に多く直面します。
中学受験には、塾代や教材費、模試の費用など多額の出費がかかります。場合によっては年間で100万円を超えるケースもあり、家計への圧力は決して小さくありません。
また、経済的な負担に加えて、親も精神的に疲弊します。成績が思うように上がらず、子どもと衝突を繰り返すうちに「このままで本当に良いのか」と迷い、やめる決断を考えるようになります。
中学受験を機に、親子の関係が悪化してしまうケースもあります。たとえば、毎日勉強のことで口うるさく言ってしまい、子どもが反発するようになる。あるいは、親が期待をかけすぎてしまい、子どもがプレッシャーを感じて心を閉ざしてしまう――。
このように、受験を通じて親子の信頼関係が壊れかけると、「これ以上続けてもいいことはないかも」と、親自身が思い始めます。
中学受験にこだわらなくても、地元の公立中学でも十分に学べる、私立中学でなくても個性に合った学校がある――。受験勉強のストレスを目の当たりにすると、「もっと自然な形で成長させたい」と考え、別の進路に目を向けたくなる親も少なくありません。
子どもの性格や興味に合わせた教育方針を模索した結果、中学受験をやめることも一つの前向きな選択肢として浮上するのです。
このように、子どもと親の双方に「やめたい」と感じる理由が存在します。重要なのは、「やめる=逃げ」ではなく、「今の状況を見つめ直す機会」として捉えることです。
中学受験は、子どもと家族にとって大きな挑戦です。しかし、思うように進まないと「本当に続けるべきか?」と迷う瞬間が訪れます。そのとき感情だけで決めるのではなく、冷静に「何が本質的な問題なのか」を見極めることが大切です。
ここでは、中学受験を続けるかやめるかを判断するための5つのチェックポイントを紹介します。ひとつずつ確認することで、自分たちにとって最善の選択が見えてくるはずです。
最も重要なのは、受験する本人=子どもの意志です。子どもが「絶対に受かりたい」「あの学校に行きたい」と強く願っているなら、たとえ困難があってもサポートする価値があります。
逆に、子どもが無理をしている、または親に言われて何となくやっている状態であれば、継続によって精神的な負担が蓄積され、最終的には心が折れてしまう可能性も。
まずは「中学受験を自分のこととして捉えているか」「本当にやりたいと思っているか」を確認しましょう。子どもの本音を引き出すためには、頭ごなしに否定せず、時間をかけて対話することが大切です。
「なぜ中学受験をするのか?」という目的が明確であることも、続けるかどうかを判断する上で大きな鍵です。
・難関校に行くことで将来の選択肢を広げたい
・子どもの興味に合った教育環境を求めている
・いじめや不登校経験があり、新しいスタートを切らせたい
このような明確な理由があれば、途中で迷いが生じてもブレにくくなります。一方、「周りがやっているから」「なんとなく良さそうだから」というあいまいな理由で始めた場合、少しの壁で「もうやめたい」と感じてしまうのは自然な流れです。
中学受験は、子ども一人では乗り越えられない長期戦です。家庭のサポート体制が整っているかどうかは、成功の鍵を握る要素の一つです。
これらが整っていない場合、受験によって家庭内がギスギスし、親子関係も悪化するおそれがあります。無理をしてまで続けることが本当に子どものためになるのか、一度立ち止まって考えることが必要です。
子どもの学力や性格に受験そのものが合っているかも大きな判断材料です。
このような場合、受験という枠組み自体が向いていない可能性もあります。努力不足ではなく、子どもの気質や特性との「ミスマッチ」が原因かもしれません。
合わないまま続けると、自己肯定感が下がってしまい、「自分はできない子なんだ」と思い込んでしまう危険性もあるため要注意です。
※なお、小6の秋・冬での志望校変更も少なくありません。志望校変更について、以下の記事でくわしく解説しています。
中学受験で志望校を下げるべきか迷ったらどうすれば良いか|後悔しない判断軸と親子で納得する進路選び
やめるかどうかを判断するには、「やめた後の進路」が明確になっているかも重要です。
中学受験をやめることは「逃げ」ではなく、別のルートを選ぶという前向きな判断である場合も多いのです。しっかりと代替案を持っていれば、「やめる」決断に後悔は少なくなります。
中学受験は家庭にとっても大きな挑戦ですが、無理をして続けることが必ずしも最善ではありません。上記5つのチェックポイントを使って状況を冷静に見つめ直し、子どもの気持ちを最優先にした選択を心がけましょう。
中学受験は、早い段階から多くの時間と労力をかける大きな挑戦です。しかし、すべての家庭や子どもにとって必ずしも最良の選択とは限りません。途中でやめることも、一つの選択肢として検討すべきときがあります。
ここでは、中学受験を途中でやめた場合のメリットとデメリットを具体的に解説します。
中学受験は長時間の学習と、成績へのプレッシャーがかかるため、子どもの心と体の負担が大きくなりがちです。
・模試の結果で落ち込む
・過度なストレスで体調を崩す
・寝不足や慢性的な疲労
このような状況が続くと、子どもが「勉強=苦痛」と感じ、将来の学びへの意欲を失ってしまうことも。途中でやめることで、安心して休む時間や、自分のペースで学ぶ余裕が生まれます。
中学受験は親の関与も非常に大きいため、家庭内の空気もピリピリしがちです。塾の送り迎え、家庭学習のサポート、費用の負担などが積み重なると、親子ともにストレスが蓄積していきます。
受験をやめることで、生活にゆとりが戻り、家族の会話も自然に戻るケースは少なくありません。家庭の精神的安定を取り戻せるという点も大きなメリットです。
受験をやめることは「目標を失うこと」ではなく、「別の道に進むチャンス」でもあります。
たとえば――
・習い事やスポーツに集中する
・得意な科目を活かして将来の進路を考える
・中高一貫の選択肢を見直してみる
など、子ども自身が主体的に選び直せる機会になります。中学受験だけが正解ではないことを実感できる貴重な経験にもなります。
中学受験をやめると、子どもによっては「自分は努力が続かない人間なのかも…」という自己否定の気持ちを持ってしまう場合があります。
また、大人になっても「中学受験を途中でやめた」という経験が、節目ごとの不安要素として残ることも。
ただし、ここで大切なのは、「やめた理由が明確だったかどうか」です。納得した上での選択なら、失敗ではなく「決断力」や「柔軟性」を学んだ経験になります。
受験をやめた後、生活が急にゆるんでしまうと、せっかく身につけた学習習慣が崩れてしまう可能性があります。
特に「燃え尽き症候群」のような状態に陥り、勉強への意欲を失ってしまうケースも。
やめる決断をした後は、「一定の学習時間を続ける」「自主学習や読書の習慣をつなぐ」など、学びを止めない工夫が必要です。
中学受験をやめた後、周囲の友達が合格したという話を聞いて、「あのまま続けていれば…」と後悔の気持ちが芽生えることがあります。
また、親自身も「本当にやめさせてよかったのか」と悩むこともあるでしょう。
こうした後悔や比較は避けられない面もありますが、大切なのは自分たちの選択に自信を持つこと。ほかの家庭ではなく、「自分の子どもにとって一番よい選択だった」と納得できるよう、選ぶ過程を丁寧にすることが大切です。
中学受験を途中でやめることは、決して「失敗」ではありません。子どもの成長や家庭の安定を優先した選択であれば、それは十分に価値のある判断です。
ただし、メリットとデメリットの両面をしっかりと理解した上で、「どうしてやめるのか」「やめた後どうするのか」を親子で話し合うことが、後悔しないための鍵になります。
中学受験を目指してきた子どもが「もうやめたい」と口にするのは、親にとって非常につらい瞬間です。しかし、この言葉の背景には、子どもなりの苦しみや不安、疲労が隠れています。
親としては感情的に反応するのではなく、まずは冷静に向き合い、子どもの気持ちをしっかりと理解する姿勢が大切です。
子どもが「やめたい」と言ったとき、すぐに「もう少し頑張ってみよう」と励ましたくなるかもしれませんが、まずはその気持ちに寄り添ってあげましょう。「よく話してくれたね」「つらかったんだね」といった言葉で、子どもが安心して本音を出せる環境を整えることが第一歩です。
子ども自身も罪悪感や劣等感を抱えている場合があります。「やめたい=失敗」ではなく、「やめたい=今の自分の限界」と捉えることで、親子の関係がより深まります。
中学受験は、子どもだけでなく親の強い思いも関係しています。だからこそ、子どもがやめたいと感じているときは、親自身が「なぜ中学受験をさせているのか」「この選択は今の子どもに合っているのか」といった視点から、考え方を見直す良い機会でもあります。
合格という結果だけにとらわれていないか、子どもの性格や希望に耳を傾けているか、冷静に振り返ってみましょう。
子どもが「やめてもいい」と親に言ってもらえることで、精神的な重圧が大きく軽減される場合があります。もちろん、即決でやめるわけではなくても、「選択肢は1つじゃないよ」というメッセージは、子どもにとって大きな安心材料になります。
中学受験は人生のすべてではありません。たとえやめたとしても、その経験から得た学びや努力の積み重ねは、無駄になることはありません。
中学受験をやめたくなった場合、あわてず冷静に対応することが重要です。
肯定も否定もせず「やめたい」と思う子どもの気持ちを理解し、前向きな方向に導くために以下のポイントに留意しましょう。
※関連記事:中学受験に意味がないと考える理由は?中学受験のメリットと公立中学のメリットを比較します
子どもが「やめたい」と言ってきたら、まずは冷静になり、子どもの気持ちを理解しようと努めましょう。
なぜやめたいと感じているのかを尋ね、しっかりと受け止めます。
やめるほうが良いかやめないほうが良いかは、この時点では誰も分かりません。まずは子どもの話を聞いて一緒に考えることからスタートします。
「受験をやめたい」と思う子どもの気持ちを受け止めたうえで、その場で結論(やめる/やめないの判断)は出さないほうが良いでしょう。
親に弱音をはいてスッキリして勉強に前向きになるケースもあります。
ただし、この話をした後は子どもとのコミュニケーションの頻度を増やしましょう。
今は受験についてどう感じているかを親の側から聞いてあげましょう。
感情や考えをしっかりと聞き、子どもの立場に立って話をすることで、子どもも安心して話せるようになります。
中学受験をやめる場合、将来の進路を再考する必要が出てきます。
一緒に進路や進学先を検討し、子どもが前向きになれる選択肢を見つけるサポートをします。
子どもが受験をやめたいと感じているのは、勉強が苦手・勉強する意味を感じられないなどの理由があるかもしれません(インターエデュ)。
そこで、学び続けることの喜びや楽しさを伝え、親自身のポジティブな学習経験を共有しましょう。
すぐに子どもの反応が変わらなくても、そのときの「親の言葉」が記憶に残って受験勉強をがんばれたという子どもの話が合格体験記にもよく出てきます。
ありきたりな方法ですが、意外と効果的です。
思い切って受験をいったん休止し、一息つく時間を取ってみましょう。
適度な休息を促し、勉強以外のいろいろな活動にチャレンジしてリフレッシュする期間を設けます。
これが新たなスタートにつながることもよくあります。
過去に、5年生の冬に受験勉強をやめて6年生の夏に再開したという子がいました。受験勉強をやめてその子の好きなようにさせていたら(図鑑をながめて過ごす)、ある日子どものほうから「やっぱり受験したい」と親に言ってきて受験を再開しました。
いつでも親に受験の再開希望を言えるような関係性や雰囲気をつくっていたのも重要ポイントだったのでしょうが、リフレッシュ期間中に子どもなりに自分自身とじっくり対話していたんでしょうね。
受験をやめたいと子どもが言ってきたとき、あるいは子どもがそう言いたくなるのを避けるには親はどうすればいいか。
状況や子どもによって効果的な方法はさまざまですが、一般的に効果のある方法を以下に紹介します。
まず子どもの学習環境を見なおして、快適で集中しやすい場所を整えましょう。
「勉強が上手くいっていない」と子どもが感じると受験をやめたいと思うようになりがちです(インターエデュ)。
勉強に集中できない理由はさまざまですが、大きく分けると心理的理由と物理的理由の2つです。
物理的な理由はすぐに改善できます。
集中できる環境づくりをすると子どもが勉強に手ごたえを感じ、楽しく取り組めるようになることがよくあります。
※関連記事:勉強の集中力を高める方法とおすすめアイテム
受験勉強を無理なく進めるには、学習スケジュールの調整も重要です。
スケジュールは柔軟に調整可能であるほうが上手くいきやすいです。子どものペースに合わせ、負担を減らしたり増やしたり、無理なく学習できるように工夫してみましょう。
※関連記事:スケジュール管理と勉強時間の生み出し方のコツ
中学受験といえば「集団塾」のイメージがまだまだ強いかもしれません。ですが、4人に1人は個別塾や家庭教師を併用する人か個別塾のみで対策をしているという調査結果も複数あります(アットプレス)。
子どもの学習スタイルを理解し、それに合った学習法や教材の導入を検討してみましょう。
※関連記事:塾なしで中学受験を成功させる方法
勉強が楽しくないと感じると受験も苦痛に感じてきます。
勉強の本質は「楽しいからする」という点にあります。
知らないことを知る楽しさ、できなかったことができるようになった喜び。これらを経験できる学びの楽しさを引き出すために、常にポジティブな反応や勉強を応援する姿勢を意識してみてください。
言葉にするほど簡単ではないかもしれませんが、名優になったつもりで、「子どもと勉強の話をするのってワクワクする!」と自分に言い聞かせてみましょう。
こうした心理的側面からのアプローチによって子どもは勇気づけられ、敏感な子だと「親はここまで自分をサポートしてくれている。がんばろう!」という気持ちになります。
※関連記事:中学受験をする小学生におすすめの図鑑(理科、社会、国語、算数)
ポジティブな姿勢を維持するには親の気持ちに余裕がないとむずかしいです。
夫婦や兄弟姉妹など家族全体で学習をサポートし、ポジティブな雰囲気を醸成します。家族の協力があれば、親に余裕が生まれ、子どもも安心して学びに取り組むことができます。
学習に関する問題が続く場合、専門家のアドバイスも利用してみましょう。塾の先生や家庭教師などに相談すれば効果的なアドバイスがもらえるときもあります。
特別なアドバイスではなくても、「やはりそうだよね」「そういうものだよね」と自分の考えを追認して安心できることがよくあります。
受験をやめる場合もつづける場合も、「勉強嫌い」にはしたくないものです。
小学生で勉強嫌いになってしまうと中学生、高校生になってもそれがつづきます。
小学生の間に勉強嫌いにならないようにするには、以下のポイントに留意して、楽しく学ぶ環境を整えることが重要です。
※関連記事:中学受験に意味がないと考える理由は?中学受験のメリットと公立中学のメリットを比較します
勉強に関して常にポジティブなフィードバックを1つ返すようにしましょう。
子どもに学習姿勢を注意するときも、成績が良くないときも、1つはポジティブなフィードバックを入れるようにします。
成功体験が次の成長意欲を生みます。良くない指摘をしないといけない場合でも、「あなたは失敗しても『次はがんばるぞ』と意識できる子だから期待している」というように伝えてあげましょう。
子どもの自己評価を高めるようなフィードバックを積極的に返します。小さな成功や過去とのポジティブな比較で子どものモチベーションを向上させられます。
繰り返しになりますが、集中しやすい学習環境の整備は大切です。
などのポイントに気をつけましょう。
机の上や教材が整理されているだけで集中力の向上につながります。
※関連記事:勉強の集中力を高める方法とおすすめアイテム
長時間の学習だけでなく、適度な休息やリラックスする時間を取るようにします。
遊びや休憩が十分に取れると、子どもはスッキリして勉強に対して前向きな姿勢を保ちやすくなります。
ゲームやSNSは避けましょう。最近のゲームは区切りがなくいつまでもつづけられてしまうものも多いです。ゲームよりも毎日10分散歩やランニングするなど、軽くて短時間な運動をしている人のストレス解消できているという調査もあります(ストレスオフラボ)。
小さな成功体験を積み重ねるには「細かな学習目標の設定」が便利です。
目標は成果と過程の2種類つくっておくと成功体験を得やすく、学習効果の評価もしやすいです。
など、細かくつくり、進捗を確認します。
小さな目標のほうが達成に向けて子どもはがんばりやすいです。
遊びをとおして学ぶ機会を増やします。
教育的なゲームや図鑑、パズル、科学実験イベント、天体観察など、遊びをとおして学ぶ楽しさを感じられます。
この経験が勉強の楽しさの再発見につながり、勉強に対して前向きになります。
特に立体パズルは創造力や集中力、立体的思考力を楽しみながら伸ばせるおすすめのアイテムです。
パズル遊びから図形が得意になる子は多いです。
3-4年生くらいまでの子におすすめの立体パズルを「中学受験する子どもにおすすめの立体ロジックパズル」の記事で紹介しています。
5-6年生向けの中学受験用のパズル教材を「中学受験算数で図形を得意にできるおすすめパズル教材」で紹介しています。
家族全体で学習をサポートし、子どもに興味を持たせるような話題や活動に積極的に関与しましょう。家族で協力すれば、学習が楽しい時間に変わりやすくなります。
中学受験対策の手段はさまざまです。子どもに合う学習方法やペースを選びましょう。
子どもの特長や好みに応じた学習プランを立てることが重要です。
子どもが勉強嫌いにならないようにするためには、学習を「楽しさ」や「興味」と結びつけ、ポジティブな学びの環境を整えることがカギです。
※関連記事:塾なしで中学受験を成功させる方法
いかがでしょうか。
中学受験生の保護者の方向けに、中学受験をやめようかと思ったときの対応方法や子どもが勉強嫌いにならないようにする方法を紹介しました。
下記の2つの側面からのアプローチで子どもは勉強に対して前向きになれます。
受験が終わったときに「最後まで取り組んで良かった」と親子ともに感じられるような受験勉強になることを祈っています!
また、中学受験をやめる選択をした場合どうなるか、その後どうすればいいかは「中学受験をやめた後にすること」の記事で紹介しています。
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