中学社会の定期テスト対策のために、よく出る問題を一問一答にまとめました。
今回は公民の「市場経済と売買契約」です。
どちらでも活用できます。
社会は丁寧に覚えれば誰でも高得点をねらえます。早めに勉強して、社会を得意にしておきましょう!
※関連記事:中学社会の勉強法:定期テストで70点、90点を取れる暗記方法と勉強の仕方
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(1)商品を生産、消費する仕組みを何というか。
(2)商品のうち、形のあるものを何というか。
(3)商品のうち、形のないものを何というか。
(4)ある商品を求める人が多いのに対して、その商品が不足している状態を何というか(その状態を何が高いというか)。
(5)家庭の収入と支出のバランスを取る活動を何というか。
(6)食料品や衣服、教育、美容、医療などに出ていくお金を何というか。
(7)支出のうち、生活を維持するのにつかわれる支出を何というか。
(8)支出のうち、税金や社会保険料などの支出を何というか。
(9)収入が支出より多いとき、その差額を何というか。
(10)当事者どうしの申し込みと承諾によって成り立ち、法的な義務と権利が発生する約束を何というか。
(11)商品を売る側と買う側の意思が合致することを何というか。
(12)契約を誰と結ぶか、どのような内容の契約にするかを個人が自由に決められる(行える)原則を何というか。
(13)消費者が自分で判断して商品を購入することを何というか。
(14)消費者主権を守るため法律で保護されているものは何か。
(15)ケネディ大統領が明確化した消費者の4つの権利をすべて答えてください。
(16)商品が生産者から消費者に届くまでの流れを何というか。
(17)農家で生産された野菜が消費者の手元に届くまでには、まず市場で(① )業者に出荷され、つづいて仲卸業者からスーパーやコンビニなどの(② )業者に出荷される。①②に当てはまる語を書いてください。
(18)卸売業者を介さずに直接生産者から商品を仕入れる業者を(大規模小売店/ 小規模小売店)と呼ぶ。( )に当てはまる語を選んでください。
(19)大規模小売店が生産者から直接商品を仕入れるほうが価格を安くできる。これを流通の何というか。
(20)流通の合理化の1つで、多くの店舗を持つ小売業者が商品をコンピュータで効率よく管理するシステムを何というか。
(21)流通を専門に行う卸売業と小売業をまとめて何というか。
(22)商品を消費者に売るのは卸売業と小売業のどちらか。
(23)商品や流通に関する知識や情報をみずから収集し、適切な判断や購買行動をできる消費者を何というか。
(1)経済
(2)財
(3)サービス
(4)希少性(希少性が高い)
(5)家計
(6)支出
(7)消費支出
(8)非消費支出
(9)貯蓄
(10)契約
(11)合意
(12)契約自由の原則
(13)消費者主権
(14)消費者の権利
(15)安全を求める権利、知らされる権利、選択する権利、意見を反映させる権利 ※順不同
(16)流通
(17)①卸売、②小売
(18)大規模小売店
(19)(流通の)合理化
(20)POSシステム
(21)商業(活動)
(22)小売業
(23)自立した消費者
家計の収入として3種類覚えておきましょう。名称と内容を表にまとめました。
給与収入 | 事業収入 | 財産収入 |
会社などで働いてもらえる収入 | お店や会社を経営したり、農業を営んだりして得られる収入 | 所有する土地や家屋から得られる収入 |
商品の価格が不当に高く設定されたり、問題のある生産方法を取られていたりすることがあります。そうしたトラブルから消費者を守るための制度や法律がいくつかあります。
制度・法律 | 内容 |
クーリング・オフ制度 | 訪問販売や電話勧誘などで購入した商品を、一定期間内(訪問販売は8日以内)なら消費者側から一方的に契約キャンセルできる。 |
消費者契約法 | 契約時に不当な勧誘や違法な契約内容などがあれば、契約締結から5年以内であれば契約を取り消せる。 |
製造物責任法(PL法) | 製造物の欠陥が原因で消費者が被害を受けたら、製造者である企業が損害賠償をしないといけない。 |
消費者基本法 | 2004年に制定された法律。 ケネディ大統領が提唱した消費者の権利4つを発展させ、消費者の権利6つを明確化し、国や地方公共団体の責務を定めた。 |
定期テスト対策としておすすめの社会の問題集を5冊紹介します。
目標の点数によって下記のように使い分けるのがおすすめです。
※関連記事:社会の定期テスト対策の仕方
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●教科書の要点がひと目でわかる
大切な部分を強調したり、箇条書きにまとめたりするなどの工夫がされているので、教科書の要点がしっかり効率よく学べます。●授業の理解から定期テスト・入試対策まで
授業で学ぶ内容をくわしくていねいに解説。サイドに盛り込まれた追加情報が理解を助けます。章末には「定期テスト予想問題」があり、テスト前に本番さながらの練習をすることができます。巻末には「入試レベル問題」があるので、最後に力試しをしてみましょう。●勉強のやり方や、学校生活もサポート
「中学生のための勉強・学校生活アドバイス」では、効率が上がる勉強方法、やる気の出し方、高校入試に役立つ重要な情報などを扱っています。学習内容だけではなく、勉強に向かう姿勢や学校生活についてもサポートします。●役立つミニブックつき
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くり返し使えて手軽に持ち運べるミニブックは、重要用語がまとめて確認できるので、テスト前の最終チェックに最適です。
出版社:増進堂・受験研究社
特徴:
○ 3段階式でレベルアップ
標準レベル・応用レベル・難関レベルの3段階式でレベルアップしながら,定期テスト対策及び難関校の入試対策ができる問題集です。
・ステップA…教科書レベルの標準問題で構成。
・ステップB…公立高校・標準的な私立高校入試レベルの応用問題で構成。
・ステップC…難関私立・国立高校入試レベルの問題で構成。
・総合実力テスト…巻末に設けた実戦形式のテスト。○ くわしい解答・解説
増進堂・受験研究社より引用
解答編は,解答及びくわしい解説・解き方を設け,レベルの高い問題でもしっかり理解できるように説明しています。
つづいて紹介するのは、難関国公私立入試対策の定番である「最高水準問題集」です。
難問をメインに構成されており、学校のテストで80-90点を安定して取れている人が入試に向けてレベルアップをするのに最適です。
「最高水準問題集」と「最高水準問題集 特進」に分かれており、「特進」のほうが難問ぞろいです。
歴史↓
歴史 特進↓
地理↓
地理 特進↓
公民↓
高校入試対策用↓
出版社:文英堂
特徴:
最高レベルの入試対策! 難関高校の入試を突破するための問題集
Amazonより引用
◇◆本書の構成は、本冊160頁 + 別冊 解答・解説64頁 となります。◆◇
特長1.過去の入試問題を徹底分析
国立・私立難関高校の入試問題を全分野から厳選。よく出る問題には「頻出」マークを、特に難しい問題には「難」マークをつけて、問題を解きながら、問題のレベルや傾向がわかるように配慮しました。
特長2.重点的に強化できる単元別の配列
各自の学習計画に合わせてどこからでも学習できます。また弱点分野の補強や、入試直前の重点演習もできます。
特長3.入試対策総仕上げのための模擬テスト
入試本番を想定した模擬テストを巻末につけました。志望校突破のための最終チェックができます。
最後に紹介するのは「新中学問題集」シリーズです。塾では定番のハイレベル問題集です。
前述の「最高水準問題集」と同等の難易度で、問題量はこちらのほうが多いです。
難関高志望者向けで、公立中の定期テストのレベルを越えた問題も多数出てきます。教科書に載っていない内容も一部掲載されています。
この問題集の良いところは、記述問題や思考力問題が豊富にあるという点です。
資料をみてその場で考えて解く問題も単元・時代ごとに載っており、定期テストで90点以上を安定している取りやすくなりますし、難関校入試対策にも大いに役立ちます。
なお、地理、歴史は前半と後半で分かれています。
地理Ⅰ↓(世界の地理)
地理Ⅱ↓(日本の地理)
歴史Ⅰ↓(原始~安土桃山時代)
歴史Ⅱ↓(江戸時代~ラストまで)
公民↓(高校入試対策のページも多数含みます)
出版社:教育開発出版
中3の公民の勉強法を紹介します。
公民は[暗記7割+理解3割]です。
公民を得意にしている中学生は非常に少ないです。その大きな理由の1つが「用語の難解さ」です。公民で出てくる用語は分かりづらいものが多いです。
自分に分かりやすい言葉に言いかえて理解しましょう。
たとえば、「立憲主義」という用語が教科書や問題集で出てきます。
立憲主義とは、「国民の人権が国家権力でおびやかされないように憲法で保障すること。人の支配ではなく、法の支配を目指すこと。」を指します。
この説明を読んで理解できる中学生はあまりいないのではないでしょうか。理解できない説明を覚えたところで問題は解けません。
この用語を、たとえば下記のように変換します。
「憲法をつくって、みんな憲法に従うようにすること。
×:人の支配、〇:法の支配」
このような簡単な理解で十分です。
ピンとこない用語はすべてこんなふうに読み替えます。読み替えられないときは、保護者の方や社会が得意な友だち、学校の先生に聞いてみましょう。
公民は、現代の私たちの生活に関連している内容がたくさんあります。
選挙制度、経済のしくみ、地域紛争、子どもの人権を守る条約など。
これらはよくニュースになるので、普段からニュースにふれておくと理解しやすくなります。
1人で勉強していると、下記のようなことがあります。
こういうときの対策方法を3つお伝えします。
社会は暗記科目です。暗記するには、繰り返しの学習と視覚記憶が有効です。
通信教育なら何度でも学習できますし、視覚的に理解しやすい(印象に残りやすい)解説動画を視聴できます。
しかも大手の通信教育なら問題の正解・不正解に応じて「解くべき問題」を提示してくれる機能があります。復習も最適なタイミングで実施できます。
スタディサプリは視覚的に理解しやすい授業を特徴としています。何度も受講できるので、説明動画を頭に焼き付けることができます。
また、高品質な授業動画に加えて10万問以上の演習問題があり、月10,780円で個別指導も受けられます。
くわしくは、スタディサプリ中学講座の特徴と効果的な活用法で紹介しています。
やはり通信教育といえば進研ゼミです。受講者数No. 1で、昔から高校受験対策に定評があります。
高校入試情報をタイミングよく配信してくれますし、苦手克服から難関校対策まで幅広いレベルに対応しています。解説動画を学校の予習代わりに使って1日15~30分の勉強で高得点をねらうことも可能です。
くわしくは、進研ゼミ中学講座の特徴と効果的な利用法で紹介しています。
定期テスト対策や高校入試対策の王道として、塾の活用を考えてみましょう。
子どもは「人からの影響」を強く受ける時期にいます。
といったメリットが塾にはあります。
時期や生徒の学習状況・志望校・学力目標に応じて必要なカリキュラムを考えても、肝心の本人が実行しなければ(実行し続けなければ)効果は薄くなります。
「人からの働きかけ」と「学習環境」によって子どもの学習行動や意識は変わります。
※関連記事:塾はいつから通う?費用は?
こういうときは、家庭教師が便利です。特に受験直前期に家庭教師を活用する方が多くなります。
また、最近ではオンライン家庭教師の優位性がかなり際立ってきています。
普段は塾や予備校で教えている指導者がプロ家庭教師として活躍しています。オンラインなので、移動圏外に住んでいる人がちょっと空いた時間に授業をしています。
トップクラスの実績を持つプロ講師に教われば、1人であれこれ工夫するより5倍10倍早く、的確にポイントを押さえた学習ができます。
特に社会はプロと学生で指導力に大きな差が表れる科目です。「暗記科目」だと思うと興味がわきにくいかもしれませんが、プロが教えると興味を持つようになって楽しく勉強できるようになることがよくあります。
中学公民の定期テスト対策として、「市場経済と売買契約」の範囲の問題を一問一答でまとめました。
財・サービスとは、支出の種類(消費支出、非消費支出)、消費者の権利を守る制度や法律、流通の合理化の例(直接仕入れ、POSシステム)、給与収入・事業収入・財産収入の違いなど。
公民の定期テスト対策におすすめの問題集も5冊紹介しています。
※関連記事:【中3公民の一問一答問題】市場経済:インフレ・デフレ、公開市場操作、円高・円安の計算
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※Z会について下記記事でくわしく紹介しています。
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