「共通テストを受けるけど、世界史の範囲が広すぎてどう対策していいかわからない」
「英語や数学に時間がかかるから、出題傾向にあわせて効率よく対策したい」
こういった希望や不安を抱えている高校生は多いのではないでしょうか。
共通テストの世界史は合格者の多くが得点源にしてきた科目です。第一志望校合格を目指す人にとって、必ず得意にしたいところです。
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そこで、高校生向けに、
をお伝えします。
共通テスト対策のおすすめ参考書・問題集を8冊紹介します。
すべてする必要はなく、目標点に応じて活用してください。
ヨコから見る版はコチラ↓
タテからみる版はコチラ↓
出版社:学研プラス
特徴:
世界史参考書の定番ベストセラーがパワーアップして登場!入試で頻繁に問われる、世界史の時代ごとのつながり〈ヨコ〉をわかりやすく解説。重要事項をまとめた別冊、本と連動した勉強法と過去問演習の特典映像つき!
学研出版サイトより引用
【おすすめ理由】
世界史の流れを解説している参考書です。シリーズになっていて、『タテから見る世界史 パワーアップ版』と2冊とも読むのがおすすめです。
最初にこれをざーっと読んでおけば、流れが頭に入ってきます。特典映像もあり、動画とともに勉強しておきましょう。
一問一答版もあります↓
出版社:KADOKAWA
特徴:
「知識」と「理解」の両立が 世界史攻略には必須!
「世界史探究」は、資料(文字、史料・図版・写真・統計など)を活用しながら、「問い」を追究していくスタイルで作題されています。対策をするには、まずは用語や歴史の流れをしっかりと習得し、そこから一歩踏み込んだ考察をしなければなりません。
KADOKAWAより引用
本書は、「必要な情報を整理し、まとめる参考書」と、「講義・解説をする参考書」を両立させるというコンセプトで作成されています。情報を整理・確認したり、赤シートをかぶせて覚えたい時はまとめページを、詳しい解説を読んで理解を進める時は解説ページを、と併用できるようなハイブリッドな参考書となっているため、しっかりと対策ができるはずです。
「歴史総合」では、おもに19世紀以降の世界と日本の「近代化」「大衆化」「グローバル化」から出題されます。「世界史探究」だけではカバーしきれない日本の内容を「歴史総合、日本史」パートとしてまとめました。「日本史の範囲だけ弱点になってしまった…」ということにはならないはずです。
本書と共に受験レースを勝ち抜こう!
【おすすめ理由】
掲載されている知識量がかなり豊富なので、勉強の最初や最終チェックのときに使えます。
この問題集で知識を詰め込んでから次に紹介する問題集を使えば、頭のなかの知識を整理できます。
出版社:山川出版社
特徴:
世界史Bの大学入学共通テスト対策創作問題集。30のテーマで世界史Bを網羅する。各テーマは、短答式の知識問題編とグラフ・史料・絵画・写真などを題材とする史資料問題編からなる。
山川出版社より引用
【おすすめ理由】
基本的な問題から共通テストの出題傾向にあわせて作問されています。
一問一答で知識を入れておけば、この問題集で効率よくアウトプットの練習ができます。
30日間で1周できるようになっています。2-3周はしておきましょう。
出版社:山川出版社
【おすすめ理由】
共通テスト世界史は地図・資料問題が非常に多いです。資料をみて、時代背景や資料をみるポイントをしっかりマスターしておくと高得点を狙えます。
この参考書は掲載されているいる資料や地図の量が圧倒的です。問題集を解きながら、同じ時代の資料に目をとおしましょう。
出版社:河合出版
【おすすめ理由】
過去問が10年15回分も掲載されており、たっぷりと演習できます。解説も丁寧なので、解説を読んで知らなかった知識を補充できます。
出版社:駿台文庫
特徴:
本番で問われるすべてをここに凝縮!
Amazonより引用
- 駿台オリジナル問題5回分に加え、2023・2024年度の共通テスト本試験過去問題2回分と試作問題を掲載
- 駿台講師陣が総力をあげて作成したオリジナル問題で共通テストを完全攻略!
- マークシート解答用紙付きで本番さながらの実戦的な演習が可能
- 詳細な解答・解説は使いやすい別冊挿し込み
- 重要事項をコンパクトにまとめた「共通テスト攻略のポイント」「直前チェック総整理」を掲載
【おすすめ理由】
駿台が作成した共通テスト対策問題集です。共通テストよりもやや難易度が高く、過去問演習で実力をたくわえてから、この問題集でさらにレベルアップできます。
8割前後を確実に取りたい人はこの問題集で力をつけるようにしましょう。
出版社:旺文社
特徴:
●受験生の50%以下しか解けない「差がつく」問題に挑戦!
掲載問題は、大学入学共通テストとセンター試験で、50%以下の受験生しか解けなかった問題と、その類似問題です。これらの「難問」に挑戦し、その解き方を身につけて、他の受験生に差をつけましょう!●受験生が苦手な「難問」には、共通点がある!
正答率50%以下の「難問」には、いくつかの共通点、傾向があります。本書は、その共通点に基づいて、問題のタイプで分類して、各章を構成しました。似たタイプの問題を集中的に学習できるので、そのタイプへの理解が深くなり、対処できるようになります。●考え方やミス傾向がわかる解説で、より高得点を狙える!
旺文社より引用
本書でいちばん読んでほしい部分は「解説」です。「難問」には、多くの受験生が間違えてしまう理由があります。本書の解説では、問題の考え方・解き方に加えて、受験生のミス傾向や、問題文にあるヒントの見抜き方、似たような問題で間違えないようにするための考え方などを示しています。
【おすすめ理由】
9割以上を取りたい人向けです。9割以上を取る人なら正解できる問題を載せています。
過去問で8割近くまで取れるようになったら、この問題集で仕上げをしましょう。
それらを問題・解説ともにしっかり覚えておけば、8割からのさらに1割の得点上乗せができます。
参考書や問題集は活用する順番がとても大切です。
以下に、活用する目的と参考書・問題集を書いています。
世界史は「歴史の流れ」と「同時代の他地域の状況把握」がとても重要です。特に共通テストはヨーロッパと中国の交流による技術や文化の発展などを理解しているかどうかを問う問題が良く出ます。
まず、大まかに歴史の流れをインプットしましょう。
歴史の流れを理解したら、つづいて人名や役職名、戦乱名など細かい知識をインプットしましょう。
『一問一答』と『世界史図録』を併用すると理解しながら覚えやすいです。
知識がひととおり頭に入ったら、『30テーマ完成』でアウトプットをしましょう。まだたくさんの知識が雑多に入っている状態なので、アウトプットを繰り返すことで因果関係を理解しなおし、知識を構造化できます。
共通テストの1か月前になったら『過去問レビュー』『実戦問題集(駿台)』を使って繰り返し過去問演習をしましょう。
ここまでの勉強で問題を解きやすくなっているはずです。共通テストは問題文が長いので、時間をはかりながら過去問を解きましょう。
共通テストで9割以上を取りたい人は、さらに『50%以下』を使うと細かい知識を補充できます。
共通テストの世界史は満点が100点です。出題傾向や配点は毎年同じです。
世界史の出題項目は、「時代」「地域」「テーマ」の3つにわかれます。
それぞれの出題傾向は下記のとおりです。
こうした傾向はセンター試験のころからみられており、社会情勢や学習指導方針に大きな変更がない限り、今後も安定すると思われます。
大問数は5問で、大問ごとの配点を下記の表にまとめています。なお、2020年度(センター試験)は大問4までです。
大問 | 2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度 |
第1問 | 27点 | 16点 | 27点 | 15点 | 25点 |
第2問 | 23点 | 18点 | 15点 | 18点 | 25点 |
第3問 | 22点 | 24点 | 24点 | 24点 | 25点 |
第4問 | 28点 | 24点 | 17点 | 26点 | 25点 |
第5問 | – | 18点 | 17点 | 17点 | – |
満点 | 100点 | 100点 | 100点 | 100点 | 100点 |
2021年度から2023年度まで大問5問でしたが、2024年度には大問4問に変わりました。設問数は1問減少とあまり変化はなく、出題範囲も広範囲のままです。
世界史の基本知識と資料の読解から考えて解く「思考力問題」も引き続き多数出題されています。
教科書や標準レベルまでの問題集に載っている「基本的な知識」を暗記しつつ、丸暗記にならないように理解しておく必要があります。
共通テスト世界史の大きな特徴の1つとして、「地図・資料が多く出る」というものがあります。
2021年度は資料問題が多く、2022年度は地図の出題も増えました。2023年度以降は高止まりしています。
歴史的事実を時系列だけで捉えるのではなく、
も重視した問題構成となっています。
世界史には2人の人物の会話を読んで解く「会話問題」が出題されています。特徴的なのは、その会話が「長い」ということです。
下記の画像をご覧ください。
国語の問題かと思うほど長いです。しかも同程度の長さで2題出された年度もあります。
この会話を読むだけでも時間がかかりますから、早く・的確に読む読解力が求められます。
世界史の出題パターンは大きく4つにわかれています。
どの問題も「正確な知識を必要としている」という点で共通しています。
教科書に載っていないマイナーな知識までは不要ですが、その出来事の年代など正確な知識が求められます。
また、地図が出る問題は「場所と地名」をセットで覚えておく必要があります。
下記の画像をご覧ください。
「スペイン最後の植民地」を問う問題です。答えは「フィリピン」(③)になりますが、地名だけでなくフィリピンの場所もわかっていないと正解を選べません。
世界史には、歴史解釈の正誤を問う問題も出題されます。下記の画像をご覧ください。
あるテーマについて「異なる見方」と「それぞれの根拠」を読んで解答する問題です。
正誤問題に似ていますが、単に正しいかどうかだけでなく、ある見方の根拠が歴史上の事実として正しいかどうかを判断します。
国公立二次試験で記述問題として出題されることもあり、極めて珍しい問題です。教育的観点からも非常に大切な問題であろうと思われます。
共通テストは毎年難易度が変わります。10点前後は変わるのが普通ですが、世界史についてはおおむね6割台で安定しています。
下記の表は2019年以降の平均点です。
2024年度 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度 | 2019年度 | |
世界史B平均点 | 60.28点 | 58.43点 | 65.83点 | 63.49点 | 62.97点 | 65.36点 |
過去問演習のときには、平均点を参考に自身の習熟度をとらえることができます。
最終的に必要な得点は志望校によって異なります。河合塾の資料で「偏差値60前後の大学なら共通テストで7割必要」と考えておきましょう。
そこを基準に偏差値が5変われば共通テストの必要得点が1割変わります。
あくまで目安なので、志望校の最新の情報をみるようにしてください。
ここまでお伝えした共通テスト世界史の出題傾向を踏まえて、対策方法をお伝えします。
前述のとおり、共通テスト世界史は「歴史の流れ」を重視しています。
「第二次世界大戦は1939年にドイツがどの国に侵攻したことがきっかけだったか?」
→ 「ポーランド」
というような、単純な一問一答問題は出ません。
など、ポーランド侵攻までに何があったのかについての知識が問われます。
教科書を何回か読みこむ時間がない場合、歴史の流れを解説している文章の穴埋め問題を多く載せている問題集を繰り返し解くようにしましょう。
最初は解答をみながら読み物感覚で読みます。2-3回読むと慣れてくるので、解答を見ずに読むようにします。
大まかに時代ごとの特徴やメインの出来事を捉えることを優先します。細かい歴史的事実や人名を1つ1つ覚えるのはそれからで大丈夫です。
教科書や資料集、参考書には資料がたくさん載っています。学校の授業や受験勉強のときに、それらの資料に目をとおしておき、
を確認するようにしましょう。
共通テストで資料が出されたときには、必ず「出題意図」があります。
例えば前述の「スペイン最後の植民地の場所を問う問題」では、「最後の植民地の地名(フィリピン)」は問われておらず、「場所」を地図上で選択するようになっています。
これは、「スペインの植民地を知っているかどうか」よりも「スペインが植民地支配の競争に負けていく様子を時系列で捉えられているかどうか」を聞きたいからです。
問題集を解きながら参考書などで地図や資料も確認し、「歴史上の出来事」と「それに関連する場所」をセットでインプットするようにしましょう。
歴史の大まかな流れや時代別の細かな知識を覚えたら、最後に共通テストや予想問題を繰り返し解きましょう。
共通テストの問題は特殊です。出題傾向に慣れていないと、知っている知識をうまく活用しきれません。
最低でも10回分は解くようにしましょう。
過去問なら本試験・追試験の両方を使い、予想問題集も使うようにしましょう。特に資料問題は共通テストで出ていますから、過去問や予想問題で慣れるようにしましょう。
足りなくなった人はラスト10年分のセンター試験過去問も活用してみましょう。センター試験と共通テストの傾向はよく似ていますので、演習に活用して問題ありません。
など、共通テスト世界史で9割以上を取りたい(取らねばならない)人もたくさんいます。
そういう人は世界史の「タテの関係」と「ヨコの関係」をアウトプットできるようにしておきましょう。
タテの関係というのは、時代や歴史上の出来事のつながりです。
フランス革命勃発:王政廃止の機運
↓
ナポレオンの登場:共和政の成立
↓
ロシア遠征の大敗
↓
対仏同盟各国のとの戦いにナポレオン敗北
上記のように、「なぜこの歴史的事実が起こったのか」「その後、どのような歴史的事実につながったのか」を覚えるようにします。
ヨコの関係というのは、同時代のほかの歴史上の出来事との関係です。
フランス革命によって、フランスだけでなくヨーロッパ各国の国内の統治体制に大きな影響が出ました。
当時は王政の独占状態だった政治・軍事・経済が、国民の手に一部委ねられるようになり、国内の生産性や住民の生活スタイルが大きく変わっていくきっかけにもなりました。
時代背景を知ったうえで1つ1つの歴史的事実を覚え、それらのつながりをアウトプットできるようにしておきます。
そうすれば共通テストでどのように出題されても9割以上の得点を取れるようになります。
歴史の流れや背景を勉強するのはなかなか大変です。時間があれば教科書を繰り返し読むのも良いでしょうが、「入試に必要なポイント」を的確に把握するには塾や予備校の季節講習もおすすめです。
※関連記事:【大学受験】塾・予備校の費用はいくらかかる
共通テストで9割を取るためにはどのようなスケジュールで勉強すればいいかお伝えします。
※関連記事:【大学受験対策】塾はいつから通えばいいか
世界史の受験勉強は高3になってからで大丈夫です。ただし高1、高2の間は学校の授業に合わせて暗記をしっかりがんばりましょう。
定期テスト直前にパパっと覚えるだけの勉強は避けてください。急いで覚えたものはすぐに忘れてしまいます。
忘れてしまうと、せっかく覚えた人名や用語、年号などもほとんどすべて覚えなおしになってしまいます。大学受験の勉強は忙しいですから、無駄になってしまう勉強に時間を費やすのはもったいないです。
学校の授業で習ったときに、少しずつ覚えるようにしておきましょう。特に、「歴史の流れ」は覚えておくようにしましょう。
本格的な受験勉強は高3になってからはじめます。
高1、高2である程度の流れや知識を頭に入れておけば、高3になってからは「思い出す程度」の勉強で済みます。
後ほどくわしく説明しますが、教科書や問題集を使って最初から勉強しなおしましょう。
高1、高2の勉強を一夜漬けで済ませていた人は、まず教科書をしっかり読み込むことから始めましょう。
「入試まで時間がない」と思うと焦りますから、とにかく暗記をしていきたくなります。ですが、いきなり丸覚えしてもなかなか頭に効率よく入ってくれません。
歴史の流れを把握してから暗記していくほうが、遠回りのように思えて結果的に早く・効果的に受験勉強が進みます。
共通テストで9割以上を取るには、高3の8月末までには基礎的な勉強を終わらせておきましょう。
歴史の流れを把握しておくのはもちろん、共通テストで6-7割くらいを取れる程度の知識をインプットしておきます。
高3の9月以降に細かい知識をインプットしなおしていきますが、この作業は10月までしかできなくなります。
ほとんどの受験生は共通テストの前に推薦入試を受けます。推薦入試は11月いっぱいか、12月初めまでありますから、この期間中は推薦入試対策で手一杯になります。
世界史は推薦入試でほぼ出てこないので、約1か月間は世界史の対策はゼロになるか、最低限忘れない程度しかできなくなります。
9-10月の間にしっかり覚えなおしておきましょう。
※関連記事:高校の評定の出し方と上げ方:大学受験に評定が重要な理由
こうなったらすぐに受験勉強をはじめるほうがいいです。
過去の受験生が共通テスト対策をはじめた時期は下記のようでした。
でした。
共通テスト対策は時間がかかりますので、思い立ったらすぐはじめるようにしましょう。
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世界史は推薦入試で出てこないため、推薦入試が終わってから本格的に世界史の受験勉強をはじめるという人もいます。
推薦入試は11-12月はじめまでですから、共通テストまで残り1か月ほどしかありません。
この時期から共通テストでしっかりした点数を取る勉強方法をお伝えします。
「中国の皇帝」や「ローマ帝国の皇帝」のように、同じグループの用語や人名はまとめて覚えましょう。中国の皇帝が1人出てきたら、ついでに中国の歴代皇帝・ローマ帝国の歴代皇帝をその事績と一緒にまとめて思いだすようにします。
例えばカール4世が出てきたら、カール4世の事績を覚えるだけでなくカール5世の事績もついでに思いだします。
「まとめて思いだせるようにしておく」と頭のなかで知識が次々と整理されていきます。共通テストで間違える場合は、「これってカール4世だったかな、5世のほうだったかな」と混乱して誤答するときです。
ややこしくなりそうなものはまとめて覚えておくと、頭の中で整理してインプットされます。
関連している事績は数珠つなぎで覚える(思い出す)ようにしましょう。
例えば、キリスト教が出てきたら
のように、1つのキーワードに関連するキーワードを次々と思い出すようにします。
メモリーツリ―で覚えておくと関連する用語を通常の3倍以上の速さで覚えられます。
共通テストの世界史は「テーマ」や「流れ」を大切にしていますから、この覚え方は共通テスト対策として非常に有効です。
1か月だと、できることは限られています。必要な知識を完璧に網羅することはさすがに厳しいです。
ですから、「完璧を目指さない勉強姿勢」でいきましょう。完璧を目指していると共通テストまでに試験範囲が半分も終わりません。結果、50/100点しか取れません。
出題頻度の高い範囲とその関連するワードを、急いで頭に入れるようにしましょう。
こういうときは、家庭教師が便利です。特に受験直前期に家庭教師を活用する方が多くなります。
また、最近ではオンライン家庭教師の優位性がかなり際立ってきています。
普段は塾や予備校で教えている指導者がプロ家庭教師として活躍しています。オンラインなので、移動圏外に住んでいる人がちょっと空いた時間に授業をしています。
トップクラスの実績を持つプロ講師に教われば、1人であれこれ工夫するより5倍10倍早く、的確にポイントを押さえた学習ができます。
特に社会はプロと学生で指導力に大きな差が表れる科目です。「暗記科目」だと思うと興味がわきにくいかもしれませんが、プロが教えると興味を持つようになって楽しく勉強できるようになることがよくあります。
高校生向けに、共通テスト世界史の参考書と勉強法を紹介しました。
受験勉強は「ライバルより1点でも多く取ること」がゴールです。
そのためには得意科目で点数をかせぎ、苦手科目をカバーするのが鉄則です。当然のことながら、「得意科目」が多い人が断然有利です。
世界史は勉強する順番ややり方を間違えなければ「誰でも得意科目」にできます。
世界史を得点源にして、第一志望校合格をがっちりとつかみとりましょう!
※関連記事:【世界史】よく出る問題の一問一答
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