中学受験対策をしたいと思っても、問題集やドリルがたくさんあっていつ・どれを使うと効果的なのか分かりにくいですよね。
そこで、中学受験の算数対策におすすめの問題集を学年別・目的別に紹介します。
塾なしで受験をされたい方には「学年別」で紹介している問題集がおすすめで、塾や通信教育と並行して市販問題集を使いたい方には「目的別」で紹介している問題集がおすすめです。
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私立中学受験を予定しているご家庭向けに、家庭学習で役立つおすすめの算数問題集を紹介します。
問題集は「学年」「つけたい学力」を基準にすると選びやすいです。
まずは、学年別に紹介します。いずれもAmazonのリンクをつけています。
※関連記事:勉強の集中力を高める方法
まずは低学年向けのドリル・問題集から紹介します。幼児~小学校3年生までの子におすすめです。
また、受験算数では「図形をイメージできるかどうか」がカギになります。パズル教材を使うと立体思考や論理的思考に脳が慣れてきて、頭のなかで図形を回転させたり形を変えたりしやすくなります。
中学受験をする子に特化したパズル教材を中学受験算数で図形を得意にできるおすすめパズル教材でおすすめしています。ぜひご覧ください。
このドリルは算数の考え方を身につけることを目的にしています。
低学年用のドリルには「単純作業の繰り返し」になっているものも多いですが、作業的な(当てはめ的な)解き方をしている子は4年生くらいから算数で苦労するようになりがちです。
「この1冊で身につく!」シリーズは「作業」ではなく「考えて解く習慣」を身につけられるようにできています。
「解く手順」よりも「どのように解くか(なぜそのように解くか)」を考えさせる問題が中心です。結果も大事ですが、プロセスを重視している1冊と言えます。
難関中学・最難関中学・公立中高一貫校を志望されている方や、子どもに「考える力」を身につけさせてあげたい保護者の方におすすめです。
1年生用です↓
2年生用です↓
出版社:小学館
特徴:
○算数の本質的な学びを理解することができます
○なぜそうなるのかを深く考え、試行錯誤する力がつきます
○何が問われているのかを把握し、考えを組み立て、正解にたどり着く力がつきます☆イラストがたくさんあり、分かりやすい!
小学館より引用
☆問題を厳選、ページ毎の問題数を抑えているので、無理なくステップアップ!
☆賞状つき。お子さんの励みになります!
つづいて紹介するのは中学受験勉強の定番である「ハイクラスドリル」です。小学校の勉強をベースに、その応用レベルから中学入試レベルまでカバーしています。
問題量も豊富で、しっかり勉強できます。標準レベル・ハイレベルに分かれているので、単元によってレベルを使い分けても良いですね。
このシリーズのおすすめポイントは、「家庭でできるテスト形式のドリルもある」という点です。
問題集で問題を解いていると、どうしてもそのうち惰性になってしまいます。
これらの状況を定期的に確認しながら問題演習を進めていくほうが保護者としても安心できますし、何より子どもにとって「勉強の励み」になります。
ハイクラステストのほうがハイクラスドリルよりやや難易度が高めですが、切り離しができるので「テスト感」が出ます。
1年生用↓
1年生用のハイクラステスト↓
「文章題」と「図形」の範囲にしぼったテストもあります↓
2年生用↓
2年生用のハイクラステスト↓
3年生用↓
3年生用のハイクラステスト↓
出版社: 増進堂・受験研究社
特徴:
○小学2年生の学習内容に合計120回の問題で取り組みます。1回ごとの問題は,負担にならないように,短時間で取り組めるようにしました。
増進堂・受験研究社より引用
○標準・上級・最上級の3段階でレベルアップを図ります。教科書の内容よりも少しレベルが高い問題にも対応できる力がつきます。
○解答編には指導者の方のために「指導の手引き」を設けました。学習する児童の方をレベルの高い問題までしっかり理解ができるよう導くことができます。
○付録の「成績シール」で,児童のヤル気を引き出します。
「東大脳」とあるように、東大出身の方々が作成されたドリルです。数の概念や図形をイメージして捉える能力をきたえられます。
基礎、計算、図形、論理・文章題の4つに分かれています。
小学校で習った手順どおり解くよりも「工夫して解く」ともっと速く解ける計算。
集中してじっくり頭の中で図形を動かして解く問題。
これらの取り組みの過程で、「苦労して解けたときの喜び」や「工夫する切り口」を学べるようになっています。
就学前~小3くらいまでおすすめです。単純な計算練習に嫌いな子にもおすすめです。
基礎編↓
計算↓
図形↓
論理・文章題↓
出版社:幻冬舎
特徴:
先生は全員東大合格生の算数教室
「本郷東大・文の会」が作った成績UP必須のオリジナルトレーニングに「基礎編」が登場!ゲーム式の出題で、前二冊よりかんたんなレベルから、小学算数の基本を徹底的に学べます。
めいろやぬりえ、パズルで遊んでいるうちに
小学算数の基礎である「計算力」「図形センス」「論理的思考」「整理・把握力」がバランスよく身につきます。全78問で圧巻のボリューム
Amazonより引用
問題がとけたら、巻末にあるごほうびシール「キラキラ東大脳シール」を貼ろう!
算数・国語といった垣根を越えて必要になる「考える力」を養うのにおすすめのドリルです。
中学受験・高校受験によく出る思考力問題は「解法の暗記」ではなかなか身に付きません。むしろ、3-4年生で算数がむずかしくなってくる時期までに「暗記」ではなく「考えて解く習慣」をつけているかどうかがとても大切です。
パズル的な思考問題が多く掲載されており、言葉や数字だけでなく頭のなかでイメージしながら考える(解決する)力を身につけられます。
特に幼児~低学年におすすめです。
1年生用↓
2年生用↓
3年生用↓
出版社:増進堂・受験研究社
特徴:
〇表面で応用力、裏面で思考力が身につく
本文の表面には算数の「文章題(図形問題を含む)」,または国語の「読解問題」を掲載しているので, 算数や国語の応用力をこの一冊で身につけることができます。裏面は,パズル形式の問題になっているので, 楽しく取り組めて, 思考力を養うことができます。〇無理なくサクッと取り組める
この本は,1枚ずつ切り離して使うことができます。片面1ページにつき3分~15分の短時間で,いつでも無理なくサクッと取り組むことができます。〇深く理解できる別冊解答
増進堂・受験研究社より引用
解説がとても詳しいので, 間違えた問題についてじっくりと理解を深めることができます。
幼児~小学校低学年におなじみの「天才脳ドリル」です。先ほど紹介した「考える力ドリル」と同様に、図形をイメージする力を養えます。
点描写などを通じて図形を「なんとなくの形」ではなく「細かい位置関係」で把握する力が養われます。
「仮説思考」のバージョンもありますが、中学入試の算数で立体図形の応用問題(立体図形の切断面の面積を求める問題など)が合否を分けるポイントの1つになるため、「空間把握力」のほうを特におすすめしています。
初級編(1~2年生くらいまで)↓
中級編(2~4年生くらい)↓
出版社:増進堂・受験研究社
特徴:
○算数やその他の教科の学習で,具体的なことを理解し,思考するためには,まずはそれをイメージできるかどうかが重要です。このイメージ化能力のベースとなる空間把握能力は, 1平面感覚(平行・対称・回転), 2立体感覚, 3図形を分解・移動・合成する能力をバランスよくトレーニングすることで,確実に高まっていきます。
Amazonより引用
〇算数の図形問題のみならず,文章題までも頭の中で解けるようになります。さらに,算数以外の教科にも通じる高い理解力と思考力が身に付きます。
○問題には,積み木,投影図,点描写,紙切り,サイコロころころなどの問題があり,平面や空間の広がりをイメージする能力(空間把握能力)を育成します。
難関中学・最難関中学志望者、首都圏のSAPIXの入塾希望をされている方、関西圏の浜学園で灘合を意識されている方などに定番の問題集です。
問題の質がすばらしく、大人がみても本当に感心します。
正解することにこだわらなくても、「解き方をじっくり考えてみる」だけでも十分意味のある1冊です。
1年生用↓
2年生用↓
3年生用↓
出版社:文英堂
特徴:
先取り学習+絵かき算で最強算数脳育成!
●人気の高い、小学校低学年向けハイレベル問題集です。
教科書の上のレベル問題から、入試の基礎にあたるところを中心に編集しています。●当該学年では指導要領外のことでも、既習内容の発展で学べることについては、
先取りして掲載し、レベルの高いお子様が飽きない内容になっています。●中学受験で問われる項目を、その学年に合わせて、ゲーム感覚で楽しめるようにしています。
●非・詰め込み式学習方法で有名な糸山泰造先生による、「おもしろ文章題 えかき算」を別冊付録としました。
低学年の間に、お絵描きの延長で、文章題を解く経験をさせておくことで、単なるパターン暗記にとどまらない思考力を育成でき、高学年以降の入試対策が大変楽になります。
Amazonより引用
前述の「スーパーエリート」と双璧をなす、市販教材で最高難易度の問題集です。最難関中学を目指す方はぜひ取り組んでおくことをおすすめします。
なお、スーパーエリートは3年生までしかありませんが、4年生から中学受験塾に入塾する子を念頭に作られているようで、3年用の問題集で4年生内容まで踏み込んでいます。
トップクラスはそこまで「上の学年」を意識していないという点でスーパーエリートとやや異なっています。
難易度を下げたものもあります(現在は廃刊)↓
2年生用↓
2年生用でやや難易度の下げたもの(現在は廃刊)↓
3年生用↓
3年生用でやや難易度の下げたもの(現在は廃刊)↓
出版社:文理
特徴:
中学入試をめざす 小学低学年用問題集
実力養成から入塾準備まで最良の1冊/実戦力が高まる「総しあげテスト」/家庭学習にぴったりのくわしい解答・解説●本書は,トップクラスの学力をつけることを目的に作られた,小学校低学年用問題集です。
文理より引用
●標準クラス(教科書レベル)の問題を基本に,ハイクラス・トップクラスと段階を積み重ねることによって,高い学力が身につくような構成になっています。
●中学入試を研究し,それに基づいたパターンの問題を収録してあります。
●教科書の単元にそって,その単元で学習できる内容の最高レベルまでの問題を収録してあります。
●後半では,1学年上の内容を先取りして学ぶことができます。
●中学入試に出される特殊算のうち,その学年で解くことができるものを掲載しました。
●別冊の「答えと解き方(考え方)」は,各問題の解き方・考え方はもとより,その着眼点や指導の際の注意点もていねいに解説されています。どの問題も確実にできるようになることをめざしました。
●「総しあげテスト」は,やったあと,文理ホームページ上にて『学力診断』ができるようになっています。お子様の今の学力を知る一助になります。
●文理HPで『読者アンケート』にお答えいただくこともできます。
つづいて、4-5年生向けの本格的な(難易度、演習量ともにハイレベルな)問題集を紹介します。
こちらでもAmazonのリンクをつけています。
また、受験算数では「図形をイメージできるかどうか」がカギになります。パズル教材を使うと立体思考や論理的思考に脳が慣れてきて、頭のなかで図形を回転させたり形を変えたりしやすくなります。
中学受験をする子に特化したパズル教材を中学受験算数で図形を得意にできるおすすめパズル教材でおすすめしています。ぜひご覧ください。
中堅上位校や難関中学志望で算数の苦手な子におすすめなのが、Z会の「グレードアップ」シリーズです。
小学校のレベルをやや越えるぐらいまでの問題が掲載されており、「ハイレベルな小学校の勉強」に分野別に取り組めます。
苦手分野だけこのシリーズで取り組むのも便利です。
4年生:計算・図形↓
4年生:文章題↓
5年生:計算・図形↓
5年生:文章題↓
出版社:Z会
特徴:
中学受験も視野に入れた「教科書+α」の学習に
教科書レベルの問題集では物足りないと感じている方・少し難しい問題にチャレンジしたい方へ、Z会がお届けするハイレベル問題集です。問題文を読ませる工夫が満載
本書では、ぱっと見ただけでは、すぐに何算なのか判断できない文章題を出題しています。問題の場面を考えながら式を立てることで、「読解力」が身につきます。ほかのお子さまと差をつける「かっこいいポイント」を掲載
問題を解くうえでのポイントや、好奇心が広がるコラムを掲載。
難しい問題も意欲をもって取り組むことができます。保護者の方もしっかりサポート
Z会より引用
教え方のポイントをギュッと凝縮した「解答・解説」付き。お子さまがつまずきやすいところを中心に、指導のポイント、声かけの仕方などを紹介しています。
本格的な受験対策を家庭でするなら「自由自在」がおすすめです。問題量が豊富で、毎日しっかり時間をかけて取り組む必要があります。
問題の難易度も幅広く、標準レベル~発展レベルまでカバーしています。
3・4年生用と高学年用で合わせて900ページほどあります。それだけ解説も豊富です。
1回解いただけではすぐに忘れてしまいます。家庭学習で受験される場合には、6年生夏までには最低2周しておくほうが良いです。
どの子も得意単元・不得意単元があるので不得意単元なら標準問題を3周するなど、単元によって使い分けるのがおすすめです。
ただし、最難関レベルはこれだけでは心もとないです。このあとに紹介する「トップレベル」や「塾技」を併用されるほうが良いです。
3・4年生用↓
高学年向け↓
出版社:増進堂・受験研究社
特徴:
〇新学習指導要領に対応し,学習内容を大幅に一新する全面改訂を実施。3・4年を中心に,中学受験の土台となる内容まで完全にカバーしています。
〇マンガで学習内容を楽しく紹介しています。導入部の「ここからスタート!」では,マンガで単元の内容を楽しく紹介しているので,学習に入りやすくなっています。
〇学習内容をわかりやすく整理した図や表を豊富に収録。オールカラーで楽しく,理解が深まります。
〇記述力・思考力を伸ばします。これから必要とされる「記述力・思考力」を伸ばす練習問題や解説を多数収録しています。
〇スマホで知りたいことがわかる「教えて!自由自在先生」と連携。スマホアプリのLINEで友達追加をすれば,知りたい用語を検索することができ,該当する『自由自在』のページをスマホで読むことができます。
増進堂・受験研究社より引用
難関中学・最難関中学受験者に定番の「トップクラス」です。
難関中学・最難関中学を目指していて、
すでに中学受験算数の勉強に取り組んでいて、
受験専門塾で教わるような本格的な内容に取り組みたい子向けです。
慣れるまでは時間制限なしに、じっくり取り組んでみるほうが良いです。そのほうが「試行錯誤をする力」がつきやすいです。
出版社:文理
特徴:
中学入試をめざす 小学4年生用問題集
実力養成から入塾準備まで最良の1冊/実戦力が高まる「総仕上げテスト」/家庭学習にぴったりのくわしい解答・解説●本書は,トップクラスの学力をつけることを目的に作られた,小学校4年生用問題集です。
文理より引用
●標準クラス(教科書レベル)の問題を基本に,ハイクラス・トップクラスと段階を積み重ねることによって,高い学力が身につくような構成になっています。
●中学入試を研究し,それに基づいたパターンの問題を収録してあります。
●教科書の単元にそって,その単元で学習できる内容の最高レベルまでの問題を収録してあります。
●後半では,上の学年の内容を先取りして学ぶことができます。
●中学入試に出される特殊算のうち,出題されるものの多くを掲載しました。
●別冊の「答えと解き方(考え方)」は,各問題の解き方・考え方はもとより,その着眼点や指導の際の注意点もていねいに解説されています。どの問題も確実にできるようになることをめざしました。
●「総仕上げテスト」は,やったあと,文理ホームページ上にて『学力診断』ができるようになっています。お子様の今の学力を知る一助になります。
●文理HPで『読者アンケート』にお答えいただくこともできます。
5年生になると、塾だけでは勉強が追い付かなくなってきます。家庭で保護者の方が勉強を教える時間や機会がだんだん増えてきます。
そんなときにこの参考書は非常に役立ちます。
タイトルに「解き方のコツ」ではなく「教え方のコツ」とあるように、教える側の視点で気をつけることや子どもに分かりやすい説明の仕方のコツを伝授してもらえます。
中堅校~難関校まで使えます。
出版社:PHP研究所
特徴:
中学入試は「算数で決まる」
と言われています。その大きな理由は、他の科目よりも特殊であり、取り組みの差がもっとも出やすく、点差がつきやすいからです。
「理解+思考+解法スキル」がしっかり身についていないと、大学入試と同レベルとも言われる昨今の問題には太刀打ちできません。本書では、受験算数を8分野50単元に分割しています。◎数の性質
◎割合
◎速さ
◎特殊算
◎平面図形
◎立体図形
◎水量変化
◎場合の数それぞれの単元の典型題とその解説、子どもの手が止まりがちな「つまずきポイント」を掲載しています。
Amazonより引用
「子どもがどこでつまずいているのか」
「どうすれば子どもが理解できるようになるのか」
悩まれている方、必見です!
問題は全部で240題以上。4年生から受験直前期まで使えます。主に中堅校から難関校レベルに対応。
長年、中学受験に携わり、プロ家庭教師として毎年多くの合格者を出している二人の著者が、子どもに教える際の注意点や図の書き方のコツを伝授します!
「志望校合格」を目指して、がんばれ、受験生!
最後は6年生向けの算数問題集を紹介します。
6年生向けなので、入試頻出問題の対策や解答テクニックを身につけられるもの中心です。
こちらにもAmazonのリンクをつけています。
なお、塾に通われている方には「塾技」がおすすめです。塾なしの方は「塾技」に取りくまれた後で「最高水準問題集」も演習用に取りくまれるほうが良いです。
また、受験算数では「図形をイメージできるかどうか」がカギになります。パズル教材を使うと立体思考や論理的思考に脳が慣れてきて、頭のなかで図形を回転させたり形を変えたりしやすくなります。
中学受験をする子に特化したパズル教材を中学受験算数で図形を得意にできるおすすめパズル教材でおすすめしています。ぜひご覧ください。
難関中学を志望していて、算数の勉強がかなり進んでいる子には「塾技」がおすすめです。入試で間違いやすい問題の実践的な解法を学べます。
長期休みに短期集中で取り組むのも良いですね。
難関中学・最難関中学の志望者は「必ず」取り組んでおかれるほうが良い問題集です。
出版社:文英堂
特徴:
入試頻出の解法パターンが1冊で学べる!
入試頻出の解法パターンを100の「塾技」に分け1冊にまとめました。たった1冊で中学入試に合格するための力を無理なく身につけることができます。塾で教えるカリキュラムに沿って構成!
塾で実際に行われているカリキュラムに沿って内容を展開しているため、非常に効率よく内容を身につけることができます。カリキュラムに沿っているので、4年生から受験を意識した学習ができます。厳選した入試問題を通したパターン学習で得点力を養成!
「入試問題で塾技をチェック!」、「チャレンジ!入試問題」では、入試頻出の問題を厳選して取り上げました。良問によるパターン化学習で、入試の際に問題を解く時間も劇的に短縮することができ、中堅校受験合格に求められる力を確実につけることができます。難関中学受験の基礎固めに!
1つ1つの解法を「塾技」としてマスターすることで、難関中学受験に求められる複合的な応用力を身につけるための基礎作りができます。短期間での巻き返しを可能に!
1冊で網羅的に学習できるため、短期間で成績を向上させることも可能となります。わかりやすさはもちろん使いやすさも追求!
文英堂より引用
見開きページで1つの塾技が完結。「塾技解説」は会話調で、実際に授業を受けているかのように学べます。別冊解答は問題も掲載し、単独での持ち運びも可能にしました。
難関校入試対策でおなじみ、「最高水準問題集」シリーズの中学入試版です。
難関中学・最難関中学の入試でよく出る問題が数多く掲載されており、小6夏以降に特におすすめです。
前述の「塾技」をひととおり解いた人が演習用として使うのにも便利です。
出版社:文英堂
特徴:
●難関中学校の問題を徹底分析!
難関校の問題を中心に徹底分析し、良問を厳選しています。
実際に入試で出された問題を使っているので、入試本番への対策ができます。●「問題分析」で問題を解くコツをつかむ!
別冊解答集(136ページ)には、それぞれの問題の出題傾向や出題意図を分析した「問題分析」を示しています。
出題傾向や出題意図を知ることで問題を解くためのコツがつかめ、理解がグンと深まり、入試本番に対応できる力が身につきます。●くわしい解説で難問を完全攻略!
Amazonより引用
ハイレベルな問題には「難」マークをつけ、とくにくわしい解説でフォローしています。
家庭学習では手こずるような複雑な問題も、解説を読むことで解けるようになります。
つづいては、入試対策で単元や目的別におすすめの問題集を紹介します。
計算・文章題、図形、比・割合に分けています。
いずれもAmazonのリンクをつけています。
※関連記事:勉強の集中力を高める方法
まず、計算・文章題の対策におすすめの問題集を紹介します。
最初に紹介するのは「速ワザ」シリーズです。
中学入試算数を分野別に対策するためにつくられており、標準レベルの問題をしっかり演習できます。
解説が見やすいので通常の問題集だと分かりづらく感じる子も、ひとりで勉強しやすいです。
文章題↓
規則性↓
出版社:文英堂
特徴:
難関中学の入試問題が速く確実に解ける!
Amazonより引用
~本書の特長~
【1】目で覚える「ポイントチェック」
学習のポイントをまとめた「ポイントチェック」は、鉛筆、赤ペン、マーカーを使った手書きのノートのような見た目で視覚的に理解しやすくなっています。
【2】別冊の書き込み式問題集
実戦力アップ問題を別冊に載せています。
本冊の「ポイントチェック」を横に置き、ポイントを確認しながら解くこともできます。
【3】実際の答案例を載せた解答
本冊の解答には、実際に問題に書き込んだ「答案例」を載せています。
別冊の問題と同時に開いて見比べることができます。答案のムダを省き、ライバルに差をつける「速ワザ」を身につけられます。
つづいては、中学入試で絶対に落としたくない「一行問題」の対策に特化した問題集です。
過去の入試問題から一行問題をたくさんピックアップして掲載してくれています。問題と解説が対になっていて見やすく、「確実に得点アップしたい人」や「算数が苦手だけど逆転合格したい人」に特におすすめです。
「偏差値55」と「偏差値63」の2種類に分かれています。「偏差値55」でも後半はハイレベルな問題がつづいており、下記のようなレベルの子におすすめです。
「偏差値55」と「偏差値63」の2種類に分かれています。
「偏差値55」でも後半はハイレベルな問題がつづいており、難関中学志望者にも「偏差値55」がかなり役立ちます。
「偏差値63」だと、難関中学志望者で算数のやや得意な子、最難関中学志望者で算数の苦手な子にちょうどいいレベルです。
偏差値55↓
偏差値63↓
出版社:増進堂・受験研究社
特徴:
○計算問題・図形問題・一行問題をランダムに組み合わせ,1日3問ずつ取り組む構成となっています(パート1,パート2)。
Amazonより引用
○パート1(30回)は基本~標準,パート2(30回)は標準~発展レベルの問題を収録しています。パート3はハイレベルな文章題を収録しています。
○解答編は答えだけでなく,くわしい解き方を示しています。また,問題によって別解を設けていますので,より深く学習を進めることができます。
つづいては「集中レッスン」シリーズです。この後にもいくつか紹介しますが、ここでは計算編と文章題編を紹介しています。
中学入試によく出てくる計算問題、文章題を解くコツを端的にまとめてくれています。問題量もコンパクトで、じっくり取り組んでも2-3か月でかなり苦手を克服できます。
5年生から受験勉強をはじめた子や、6年生で算数の苦手な子におすすめです。
なお、文章題編では面積図や線分図の描き方・解き方を解説してくれています。速さの問題は速さ編で掲載されているため、文章題編には載っていません。
計算↓
文章題↓
速さ↓
出版社:文英堂
特徴:
弱点克服が中学入試突破の最大のカギ!
「苦手」分野を「短期間」で「集中ケア」する問題集!【1】文章題の解き方・コツが短期間で身につく!
文章題の問題に特化して掲載しているので、
効率的に点数をアップさせることができます。【2】 例題・ポイントで確認,練習問題で定着!
例題とポイントで学習内容やコツを確認し、
書き込み式の練習問題に取り組むことで、
ひとりで解ける力がつきます。【3】 丁寧な解説で,着実にレベルアップ!
Amazonより引用
正しい解法が身につくように、
例題と練習問題には丁寧な解説を載せているので、
中学入試算数の考え方・解き方をしっかり学習できます。
つづいて、平面図形・立体図形の対策におすすめの問題集を紹介します。
※関連記事:中学受験算数で図形を得意にできるおすすめパズル教材
まず、「速ワザ」シリーズです。
中学入試算数を分野別に対策するためにつくられており、標準レベルの問題をしっかり演習できます。
解説が見やすいので通常の問題集だと分かりづらく感じる子も、ひとりで勉強しやすいです。
平面図形↓
立体図形↓
出版社:文英堂
特徴:
難関中学の入試問題が速く確実に解ける!
Amazonより引用
~本書の特長~
【1】目で覚える「ポイントチェック」
学習のポイントをまとめた「ポイントチェック」は、鉛筆、赤ペン、マーカーを使った手書きのノートのような見た目で視覚的に理解しやすくなっています。
【2】別冊の書き込み式問題集
実戦力アップ問題を別冊に載せています。
本冊の「ポイントチェック」を横に置き、ポイントを確認しながら解くこともできます。
【3】実際の答案例を載せた解答
本冊の解答には、実際に問題に書き込んだ「答案例」を載せています。
別冊の問題と同時に開いて見比べることができます。答案のムダを省き、ライバルに差をつける「速ワザ」を身につけられます。
つづいては「完全マスター」シリーズの「図形編」です。大学受験でおなじみの数研出版です。
解説にワンポイントアドバイスを付け加えてくれています。図形の苦手な子が通常の問題集では読み流してしまうポイントをクローズアップしてくれているので、「なぜその解法になるのか?」を理解しながら図形問題のパターン演習に取りくめます。
基本レベルはこちら↓
標準レベルは解ける。実践力をつけたい。という人はコチラ↓
出版社:数研出版
特徴:
■本書の特色
中学入試で頻出の図形問題に特化
この1冊で,入試に通用する力が身につく!
・中学入試算数で頻出分野である「図形問題」に特化した問題集です。
・最新の中学入試問題の出題傾向を分析し,問題パターンを体系的にまとめて網羅しています。
・解く手順を穴埋め形式で説明した例題と,着眼点を端的にまとめた要点まとめで,複雑な問題もわかりやすく理解できます。
・単元ごとの練習問題に加えて,定期的にまとめ問題も設けており,十分な量の問題練習が可能です。
・公立校の適性検査型入試問題も意識し,長文の問題や思考力・表現力を要する問題も収録しています。■レベル
・本書は,中学入試の基本レベル~標準レベルの問題が中心になっています。受験勉強の基礎固めをしたい人や,頻出問題を効率よく学習したい人にオススメです。
・『算数図形マスター』シリーズは,難易度別に全部で2シリーズあります。■オススメ使用法
Amazonより引用
単元ごとに,例題と練習問題があり,章の最後にはまとめ問題があります。
1まずは例題に取り組みましょう。ステップ1・ステップ2…と手順に沿って解いていくことで,何に着目しながら考え進めればよいのかがわかります。
2例題の解答中で特に大事な着眼点や公式には,「覚えておこう!」という要点まとめを設けています。また,その内容がどのステップで使われているかを,アイコンで示しています。重要事項ですので,しっかりと理解しましょう。
3次に,練習問題を解きましょう。わからない問題が出てきたときは,例題や要点まとめを見直して,再度チャレンジしてみましょう。
4各章の最後には,学んできた内容を復習できるまとめ問題があります。自分がどれくらいできるようになったか,確かめてみましょう。
5本書の最後には,思考力・表現力を要する適性検査型の問題や,全範囲を対象にした総合テストがあります。問題も,実際の過去問がメインになります。自信のある人はぜひ挑戦してみましょう。
最後は「集中レッスン」シリーズです。ここでは平面図形編と空間図形編を紹介しています。
中学入試によく出てくる図形問題を解くコツを端的にまとめてくれています。問題量もコンパクトで、じっくり取り組んでも2-3か月でかなり苦手を克服できます。
5年生から受験勉強をはじめた子や、6年生で算数の苦手な子におすすめです。
平面図形はコチラ↓
空間図形はコチラ↓
出版社:文英堂
特徴:
弱点克服が中学入試突破の最大のカギ!
「苦手」分野を「短期間」で「集中ケア」する問題集!【1】平面図形の解き方・コツが短期間で身につく!
平面図形の問題に特化して掲載しているので、
効率的に点数をアップさせることができます。【2】 例題・ポイントで確認,練習問題で定着!
例題とポイントで学習内容やコツを確認し、
書き込み式の練習問題に取り組むことで、
ひとりで解ける力がつきます。【3】丁寧な解説で,着実にレベルアップ!
Amazonより引用
正しい解法が身につくように、
例題と練習問題には丁寧な解説を載せているので、
中学入試算数の考え方・解き方をしっかり学習できます。
最後は比・割合の対策におすすめの問題集を紹介します。Amazonのリンクをつけているので、リンク先でお得に購入いただけます。
最初に紹介するのは「基本の制覇」シリーズです。中学受験塾が出している問題集です。
単元ごとに基礎レベルから解説して演習できます。難関中学の必答レベルまでカバーしています。
問題量もコンパクトで、塾のカリキュラムと並行して取り組めます。
割合↓
比↓
出版社:富士教育出版社
特徴:
中学入試対策用として作成された単元別の基本問題集。割合に関する基本事項の確認から標準レベルまでの問題で構成。
Amazonより引用
こちらも割合を基本から解説してくれる問題集です。
「割合がまったく分からない!パーセント?百分率?ややこしい!」という子向けです。
出版社:エール出版社
特徴:
「割合」を制するものが中学受験算数を制する。割合を苦手とする生徒に楽しく成績を伸ばす秘訣を伝授。
Amazonより引用
最後に紹介するのは「きょうこ先生」のシリーズです。朝日小学生新聞で連載されていた受験算数の解説が書籍化されたものです。
YouTubeで解説動画も見れます。おしゃれなスカーフを巻いた先生が1本20-30分ほどの動画で「割合とは?」から解説してくれます。
5-6年生から受験勉強をはじめた子や、中堅校志望者向けに非常に好評な問題集です。
図形・場合の数編もあります↓
出版社:
特徴:
受験算数専門プロ家庭教師が作った、
「算数が苦手な子にもわかる」中学入試対策問題集。「朝日小学生新聞」で連載し、大好評だった「きょうこ先生のはじめまして受験算数」が書籍化されました。
塾講師やプロ家庭教師としてたくさんの生徒を指導してきた著者は、受験算数の中で理解しにいくい部分や算数が嫌いになるポイントには共通点があることに気づきました。
それらを克服するために、つまずきやすい部分を細かく丁寧に解説し、実際の個人指導で話しているように書かれたのが本書です。本書の問題を解説したビデオ講義も朝日学生新聞社のホームページで無料で公開しています。
Amazonより引用
中学入試は算数次第と言われます。算数の得意な子はほかの科目でも高得点を取りやすいからですが、その理由の多くは割合と比です。
※関連記事:中学受験算数のスキルアップ!効果的な伸ばし方や苦手分野を克服するコツを徹底解説します!
割合と比は中学入試算数の土台です。割合の問題、比の問題だけでなく速さや図形の問題でも割合や比を使います。
時速何km、道のり何kmなどの具体的な速さや距離が分からなくても、比だけで解く問題が受験の応用レベルではよく出てきます。
図形でも、比をつかって面積を求める問題、どちらの図形のほうが面積や体積が大きいかを答える問題が多くの中学で出てきます。
面積図も線分図も比を使います。
割合や比が分からないと入試算数の応用問題はほとんど解けないと言っても過言ではありません。
※関連記事:【割合の問題】中学入試によく出る問題と勉強法
※関連記事:逆比、連比、比例式の解き方と問題
算数だけでなく、中学入試の理科でも割合・比を使って解く問題が数多く出てきます。
※関連記事:中学入試の理科でよく出る計算問題の公式一覧とおすすめの計算問題集
計算問題の多くで割合の考え方を使いますし、複数のコップで食塩水の濃度や食塩の量を求める問題など、応用問題では比を使います。
割合・比にちょっとでも苦手意識のある人や不安が残る人は、「基礎から」しっかりやり直しておくことをおすすめします。
中学受験をする小学生向けに算数のおすすめ問題集を紹介しました。
学年別に低学年・4-5年生・6年生向けと、分野別に計算・文章題、図形、比・割合に分けています。
受験対策で定番の塾技、自由自在、トップクラス問題集のほか、苦手単元克服のために基礎から解説してくれている問題集まで掲載しました。
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