大学入試の年号はたくさんあり、覚えるのが本当に大変ですよね。
そこで、高校生向けに日本史の年号を一覧化し、特に重要なものは語呂合わせや出来事の説明をつけました。
日本史の年号を得意にして、共通テストや大学入試で日本史を得点源にしましょう!
※関連記事:日本史の勉強法
高校生のためのZ会※関連記事:【高校生向け】Z会だけで難関大学に合格する方法
時代区分 | 年代 | 出来事 |
弥生 | 57年 | 奴国王が後漢の光武帝に朝貢し、金印を授かる |
107年 | 倭国王・帥升が後漢に生口160人を献上 | |
239年 | 邪馬台国の女王・卑弥呼が魏に遣使する | |
古墳・飛鳥 | 391年 | 倭国が朝鮮半島に進出し、高句麗と交戦する |
478年 | 倭王・武(雄略天皇)が宋に遣使する | |
527年 | 九州の豪族・磐井が反乱を起こす | |
538年 もしくは 552年 | 百済王が倭に仏像と経典を贈る → 蘇我氏と物部氏の争いに発展 | |
562年 | 加羅(朝鮮半島南部)が滅亡する → 倭が朝鮮半島での拠点を失う | |
587年 | 蘇我馬子が物部守屋をほろぼす → 蘇我馬子・厩戸皇子・推古天皇による政権運営になる | |
592年 | 蘇我馬子が崇峻天皇を暗殺する | |
603年 | 冠位十二階が制定される → 蘇我氏とそれ以外の豪族との身分差の明確化 | |
604年 | 十七条の憲法が制定される | |
607年 | 遣隋使(小野妹子)が派遣される → 隋の煬帝 | |
608年 | 隋使・裴世清が来日する → 隋が高句麗遠征を予定していたため、倭との関係を重視 | |
630年 | 第1回遣唐使(犬上御田鍬)が派遣される | |
645年 | 乙巳の変(蘇我蝦夷・入鹿親子の滅亡) → 天皇や皇族中心の政治体制へ | |
646年 | 改新の詔 | |
660年 | 百済の滅亡 | |
663年 | 白村江の戦い → 倭が唐・新羅連合軍に大敗。倭国への来襲の危機感が高まる | |
663年 | 防人の設置、水城の築造 → 戦時防衛体制を取る | |
667年 | 近江大津宮に遷都 → 戦時防衛体制を取る | |
670年 | 庚午年籍の作成 → 人口把握による朝廷の収入と軍事力の確保 | |
672年 | 壬申の乱(大海人皇子が勝利し、天武天皇となる) | |
672年 | 飛鳥浄御原宮に遷都 | |
684年 | 八色の姓の制定 → 天武天皇のもとで新たな役人体制 | |
690年 | 庚寅年籍の作成 | |
694年 | 藤原京に遷都 | |
701年 | 大宝律令の成立 → 律令政治へ | |
708年 | 和同開珎の鋳造 → 銭の統一により朝廷の経済管理能力の向上をねらう | |
奈良 | 710年 | 平城京に遷都 |
711年 | 蓄銭叙位令 → 銭をためると出世する(あまり銭が流通しないため) | |
718年 | 養老律令の成立 → 藤原不比等の功績にして、 藤原氏を「特別な貴族」として際立たせるため | |
722年 | 百万町歩開墾計画 → 朝廷の収入減少の対策 | |
723年 | 三世一身の法 → 朝廷の収入減少の対策 | |
729年 | 長屋王の変 → 聖武天皇のかなり近い親戚で、政治的協力者だっため、聖武天皇にとって相当ショッキングな事件だったと言われる。 その後の数度に渡る遷都や仏教政策につながったとされる。 | |
740年 | 藤原広嗣の乱 | |
741年 | 国分寺建立の詔 → 仏教の力で国を安定させたいという狙い | |
743年 | 墾田永年私財法 → 朝廷の収入減少の対策 | |
743年 | 大仏建立の詔 → 仏教の力で国を安定させたいという狙い | |
752年 | 大仏開眼供養 | |
757年 | 橘奈良麻呂の変 → 藤原仲麻呂が未然に防ぐ | |
767年 | 藤原仲麻呂(恵美押勝)の乱 → 孝謙上皇と道鏡の排斥をねらったが失敗 | |
平安 | 784年 | 長岡京に遷都 |
792年 | 健児の制 | |
794年 | 平安京に遷都 → 奈良旧仏教勢力との決別 | |
805年 | 最澄が天台宗を開く → 新たな仏教勢力の興隆 | |
806年 | 空海が真言宗を開く → 新たな仏教勢力の興隆 | |
810年 | 蔵人頭の設置 | |
810年 | 薬子の変(平城太上天皇の変) → 嵯峨天皇から実権を取り戻そうとして失敗 | |
842年 | 承和の変 → 橘逸勢らが失脚 | |
858年 | 藤原良房が事実上の摂政となる | |
866年 | 応天門の変 | |
884年 | 藤原基経が事実上の関白となる | |
888年 | 阿衡の紛議 → 藤原基経の抵抗により橘広相を処罰 | |
894年 | 遣唐使の廃止 → 唐からの文化・技術を輸入するメリットがうすれたため | |
902年 | 延喜の荘園整理令 → 朝廷の収入減少への対策(あまり効果がなかった) | |
939年 | 承平・天慶の乱 → 武士の反乱で朝廷が大きく混乱 | |
958年 | 乾元大宝(最後の皇朝十二銭) | |
969年 | 安和の変 → 源高明の失脚 | |
1016年 | 藤原道長が摂政になる | |
1019年 | 刀伊の入寇 → 女真族により対馬・壱岐への侵入 | |
1028年 | 平忠常の乱 → 関東での大きな反乱。 源頼信が鎮圧し、関東地方に源氏が進出する結果になった。 | |
1051年 | 前九年の役(~1063年) | |
1069年 | 延久の荘園整理令 | |
1083年 | 後三年の役 | |
1086年 | 白河上皇による院政開始 → 藤原氏から政治の実権を奪う | |
1156年 | 保元の乱 → 後白河天皇vs. 崇徳上皇。後白河天皇の勝利。 この戦いで武士(平清盛、源義朝)の京都での台頭を招く。 | |
1159年 | 平治の乱 → 平清盛が源義朝に勝利し、京都で圧倒的優位な立場に立つ | |
1177年 | 鹿ケ谷の陰謀 → 藤原成親、僧俊寛らが平家打倒の陰謀をしたと言われる。 結果的に後白河法皇の近臣が一掃されることになった。 | |
1180年 | 治承・寿永の乱(~1185年) → 平家打倒を目指す各地の反乱。 源頼朝の鎌倉幕府成立につながる。 | |
鎌倉 | 1185年 | 源頼朝が全国に守護・地頭を任命する権利を得る |
1192年 | 源頼朝が征夷大将軍に任命される | |
1221年 | 承久の乱 → 後鳥羽上皇が鎌倉幕府に戦を起こすも失敗して、隠岐に流罪。 六波羅探題設置につながる。 | |
1223年 | 新補地頭の得分を定める → 承久の乱で上皇方に味方した公家や武士から没収した所領を御家人に分配 | |
1225年 | 連署の設置(執権の補佐役) | |
1225年 | 評定衆の設置(執権・連署に次ぐ役職) | |
1232年 | 御成敗式目の制定(北条泰時) | |
1247年 | 宝治合戦 → 有力御家人・三浦泰村の滅亡 | |
1249年 | 引付衆の設置(裁判所) | |
1274年 | 文永の役(元寇) | |
1275年 | 異国警護番役の制度化 → 元の襲来に備える | |
1281年 | 弘安の役(元寇) | |
1285年 | 霜月騒動 → 有力御家人・安達泰盛の滅亡 | |
1293年 | 鎮西探題の設置 | |
1297年 | 永仁の徳政令 | |
1324年 | 正中の変 → 後醍醐天皇の討幕計画 | |
1331年 | 元弘の変 → 後醍醐天皇の命によって全国各地で鎌倉幕府に対する反乱がおこる | |
1333年 | 鎌倉幕府滅亡 | |
南北朝 | 1334年 | 建武の新政開始 → 後醍醐天皇による天皇と貴族中心の政治(武家の反発を招く) |
1336年 | 建武式目の制定 → 足利尊氏による、室町幕府の施政方針 | |
1338年 | 足利尊氏が征夷大将軍に任命される | |
1350年 | 観応の擾乱 → 足利尊氏+高師直・足利直義の争い | |
1352年 | 半済令 → 室町幕府の味方になる武士を増やすため、領主に納めるべき年貢の半分を武士に渡す。 | |
1391年 | 明徳の乱 → 有力守護大名・山名氏清の滅亡 | |
室町 | 1392年 | 足利義満によって南北朝合一 |
1399年 | 応永の乱 → 有力守護大名・大内義弘の滅亡 | |
1404年 | 日明貿易(勘合貿易)開始 | |
1419年 | 応永の外寇 → 李氏朝鮮による対馬への侵攻 | |
1428年 | 正長の土一揆 | |
1429年 | 播磨の土一揆 | |
1438年 | 永享の乱 → 鎌倉公方の足利持氏と関東管領の上杉憲実の対立。将軍・足利義教は足利持氏討伐を指示、足利持氏は滅亡。 | |
1441年 | 嘉吉の土一揆 | |
1441年 | 嘉吉の乱 → 赤松満祐が将軍・足利義教を暗殺 | |
1457年 | コシャマインの戦い | |
1467年 | 応仁の乱 | |
1485年 | 山城の国一揆 | |
1488年 | 加賀の一向一揆 | |
1510年 | 三浦の乱 → 朝鮮の三浦(乃而浦、富山浦、塩浦)で起こった日本人の暴動事件 | |
1523年 | 寧波の乱 → 明の寧波での大内氏と細川氏の利権争い(大内氏の勝利) | |
1532年 | 天文法華の乱 | |
1543年 | 鉄砲伝来 | |
1549年 | キリスト教伝来 | |
安土・桃山 | 1560年 | 桶狭間の戦い |
1570年 | 姉川の戦い | |
1570年 | 織田信長と石山本願寺の戦い(~1580年) | |
1575年 | 長篠の戦い | |
1582年 | 天正遣欧使節の派遣 | |
1582年 | 本能寺の変 | |
1582年 | 山崎の戦い → 明智光秀の滅亡 | |
1582年 | 羽柴秀吉(豊臣秀吉)による太閤検地の開始 | |
1583年 | 賤ヶ岳の戦い → 柴田勝家の滅亡 | |
1587年 | バテレン追放令 → ゆるやかなキリスト教禁止 | |
1590年 | 豊臣秀吉による天下統一 | |
1592年 | 文禄の役(朝鮮出兵) | |
1597年 | 慶長の役(朝鮮出兵) | |
1600年 | 関ヶ原の戦い (東軍:徳川家康、西軍:毛利隆元・石田三成) | |
江戸 | 1603年 | 徳川家康が征夷大将軍に任命される |
1612年 | 幕府直轄地に禁教令 | |
1613年 | 全国に禁教令 | |
1614年 | 宣教師とキリシタンをマニラ・マカオに追放 | |
1614年 | 方広寺鐘銘問題 → 大坂冬の陣 | |
1615年 | 大坂夏の陣 → 豊臣家の滅亡。豊臣秀頼と淀君が自害。 | |
1615年 | 一国一城令 → 大名の防衛力の低下をねらう | |
1615年 | 武家諸法度(元和令) → 金地院崇伝の起草、将軍・徳川秀忠の発布 | |
1615年 | 禁中並公家諸法度 | |
1616年 | 年ヨーロッパ人の来航を平戸と長崎に制限 | |
1624年 | スペイン船の来航禁止 | |
1627年 | 紫衣事件 → 後水尾天皇の退位 | |
1633年 | 奉書船以外の海外渡航禁止 | |
1635年 | 日本人の海外渡航禁止と帰国を禁止 | |
1637年 | 島原の乱 | |
1639年 | ポルトガル船の来航禁止 | |
1641年 | オランダ商館を長崎の出島に移す | |
1643年 | 田畑永代売買の禁令 | |
1651年 | 由井正雪の乱 | |
1651年 | 末期養子の禁緩和 | |
1669年 | シャクシャインの戦い | |
1709年~1716年 | 正徳の治 | |
1715年 | 海舶互市新例 → オランダ・中国との貿易規定の見直し。金・銀・銅の海外流出の抑制。 | |
1716年~1745年 | 享保の改革 | |
1719年 | 相対済し令 → 金銭トラブルは当事者同士で解決するよう命じた | |
1732年 | 享保の飢饉 | |
1733年 | 江戸で打ちこわし発生 | |
1742年 | 公事方御定書の完成(裁判の基準) | |
1772年~1786年 | 田沼意次の政治 | |
1782年 | 天明の飢饉 | |
1787年~1793年 | 寛政の改革 | |
1789年 | 棄捐令 → 旗本・御家人の借金帳消し | |
1789年 | 囲米の制 → 米の貯蔵命令(飢饉対策) | |
1790年 | 寛政異学の禁 → 儒学のうち朱子学のみを公認し、ほかの学問を聖堂学問所で教授することを禁止。 幕府の官学である林家の朱子学を復興させて幕府権威を取り戻すため。 | |
1792年 | ラクスマンが根室に来航 | |
1804年 | レザノフが長崎に来航 | |
1806年 | 文化の薪水給与令 | |
1808年 | フェートン号事件 | |
1811年 | 蛮書和解御用の設置 → 蘭書の和訳を担う役所(外国との交渉の重要性が増してきたため) | |
1825年 | 異国船打払令 | |
1828年 | シーボルト事件 → 日本地図を海外に持ち出そうとしたため追放 | |
1833年 | 天保の飢饉 | |
1837年 | モリソン号事件 | |
1837年 | 大塩平八郎の乱 | |
1839年 | 蛮社の獄 | |
1840年~1842年 | アヘン戦争 | |
1841年~1843年 | 天保の改革 | |
1842年 | 天保の薪水給与令 → 外国との融和 | |
1843年 | 上知令 → 港を直轄地化して幕府の収入アップと日本の防衛力強化ため。 失敗して水野忠邦は失脚。 | |
1853年 | ペリーが浦賀に来航 | |
1854年 | 日米和親条約締結(老中・阿部正弘) | |
1858年 | 日米修好通商条約締結(大老・井伊直弼) | |
1858年 | 安政の大獄 | |
1860年 | 桜田門外の変(大老・井伊直弼の暗殺) | |
1860年 | 五品江戸海送令 → 生活必需品を江戸に優先配送して江戸市民の生活安定を図る。不利な海外交易により、物価が急騰したため。 | |
1862年 | 坂下門外の変 (老中・安藤信正の負傷) | |
1862年 | 生麦事件 → イギリス人を薩摩藩が殺傷 | |
1863年 | 薩英戦争 → イギリスによる生麦事件の報復 | |
1864年 | 禁門の変 → 長州藩が京都に侵入し、撃退される。長州征討につながる。 | |
1866年 | 薩長連合 | |
1867年 | 大政奉還 | |
1867年 | 王政復古の大号令 | |
明治 | 1868年~1869年 | 戊辰戦争 |
1868年 | 五箇条の御誓文 → 明治政府の施政方針 | |
1868年 | 五榜の掲示 → 一般国民への決まり事の掲示 | |
1869年 | 版籍奉還 | |
1871年 | 廃藩置県 | |
1871年 | 日清修好条規 | |
1872年 | 富岡製糸場 | |
1872年 | 学制発布(→1886年学校令) | |
1873年 | 徴兵令 | |
1873年 | 地租改正 | |
1873年 | 明治六年の政変 → 李氏朝鮮との外交関係の意見衝突をめぐって多数の政府高官が辞職。 西南戦争などの反乱につながる。 | |
1874年 | 佐賀の乱(江藤新平) | |
1874年 | 民選議院設立の建白書 | |
1875年 | 立憲政体樹立の詔 → 段階的に議会をつくるという政府の約束。不満を持つ士族の意見を取り入れて反乱を起こさせないため。 | |
1875年 | 江華島事件 | |
1875年 | 樺太・千島交換条約 | |
1876年 | 廃刀令 | |
1876年 | 神風連の乱 | |
1876年 | 秋月の乱 | |
1876年 | 萩の乱 | |
1877年 | 地租改正反対一揆 (地租が3%→2.5%) | |
1877年 | 西南戦争 (士族の反乱のなかで最大) | |
1880年 | 国会期成同盟 → 板垣退助の自由党結成につながる | |
1881年 | 開拓使官有物払下げ事件 (明治政府高官による汚職) | |
1881年 | 国会開設の勅諭 → 国会を開きますという政府による約束。 政府の汚職事件に対する国民の不満を抑えるため。 | |
1881年 | 自由党結成(板垣退助) 立憲改進党結成(大隈重信) | |
1884年 | 甲申事変→1885年天津条約 | |
1889年 | 大日本帝国憲法発布 → 伊藤博文がドイツのワイマール憲法を参考に作成。 君主権の強い欽定憲法。 | |
1890年 | 第1回帝国議会 | |
1894年 | 甲午農民戦争 | |
1894年 | 日清戦争(~1895年) | |
1895年 | 下関条約 ・清国が朝鮮を「独立自主の国」と認める(≒日本が朝鮮を支配するのを清国は反対しない) ・遼東半島、台湾、澎湖諸島の日本に割譲 ・賠償金2億両(→八幡製鉄所をはじめとする軍事費になった) | |
1895年 | 三国干渉 | |
1902年 | 日英同盟 → ロシアの南下政策をイギリスが食い止めたいため | |
1904年 | 日露戦争(~1905年) | |
1905年 | ポーツマス条約 ・ロシアは韓国における日本の権益を認める ・北緯50度以南の樺太を日本に割譲する | |
1910年 | 韓国併合 | |
1911年 | 大逆事件 → 天皇暗殺を企てたとして幸徳秋水が処刑 | |
1911年 | 日米通商航海条約 → 関税自主権の回復 | |
大正 | 1913年 | 第一次護憲運動 |
1914年 | シーメンス事件 → ドイツ・シーメンス社による日本海軍高官への賄賂事件 | |
1914年 | 第一次世界大戦勃発(~1918年) → それまでにない大きな人的・経済的損失が発生し、国際的に戦争回避の機運が高まる。国際連盟発足につながる。 | |
1915年 | 二十一ヵ条の要求 | |
1917年 | 石井・ランシング協定 → アメリカは日本の山東省の権益を認め、両国は中国の門戸開放を宣言。 中国をアメリカも日本も支配しようという宣言。 | |
1918年 | シベリア出兵 | |
1918年 | 米騒動 → 寺内正毅内閣総辞職 | |
1918年 | 原敬内閣発足 → 本格的な政党内閣 | |
1919年 | 三・一独立運動(韓国→日本) | |
1919年 | 五・四運動(中国→日本) | |
1919年 | ヴェルサイユ条約 → 第一次世界大戦の講和条約(ドイツ) ・多額の賠償金を背負う ・植民地を失う → 第二次世界大戦につながる | |
1922年 | ワシントン海軍軍縮条約 → 主力艦の保有率 | |
1923年 | 関東大震災 → 震災恐慌につながる | |
1924年 | 第二次護憲運動 | |
1925年 | 日ソ基本条約 → 日本とソ連の国交回復。経済協力のため。 | |
1925年 | 治安維持法 | |
1925年 | 普通選挙法 | |
昭和 | 1927年 | 山東出兵 → 満州・華北など中国での支配を広げるため。 |
1928年 | 張作霖爆殺事件 | |
1929年 | 世界恐慌 | |
1930年 | ロンドン海軍軍縮条約 → 補助艦の保有率 | |
1931年 | 柳条湖事件 (満州事変のはじまり) | |
1932年 | 満州国建国 → 国際的な批判の高まりで、国際連盟脱退につながる | |
1932年 | 五・一五事件 → 犬養毅首相暗殺 | |
1933年 | 国際連盟脱退 | |
1936年 | 二・二六事件 | |
1937年 | 盧溝橋事件 → 日中戦争に発展 | |
1938年 | 国家総動員法発令 → 日中戦争の軍事費調達 | |
1939年 | 第二次世界大戦勃発(~1945年) | |
1940年 | 日独伊三国軍事同盟 → 植民地を持たない国が不況克服のため | |
1940年 | 大政翼賛会結成 | |
1941年 | 日ソ中立条約 | |
1941年 | 真珠湾攻撃 → 太平洋戦争勃発 | |
1942年 | ミッドウェー海戦で敗北 → 以降、戦局悪化 | |
1943年 | 学徒出陣がはじまる → 戦況の悪化 | |
1945年 | ポツダム宣言受諾 | |
1946年 | 金融緊急措置令公布 → 第二次世界大戦後のインフレ終息が目的 | |
1946年 | GHQ主導で農地改革 → 大地主の解体 | |
1946年 | 日本国憲法発布 → 主権者は国民(民定憲法) | |
1948年 | 経済安定九原則の指令 → 日本の経済復興のための方針を連合国が日本に指示 | |
1949年 | ドッジ=ライン → 日本経済の安定のためにデトロイト銀行頭取のドッジが提示した経済政策 | |
1950年 | 朝鮮戦争勃発(~1952年) | |
1950年 | 警察予備隊創設 → 日本の防衛力向上のため | |
1951年 | 日米安保条約に調印 | |
1951年 | サンフランシスコ平和条約 → 日本が各国と国交回復。中国とソ連とは国交回復せず。 | |
1956年 | 日ソ共同宣言 → 両国の国交回復。領土問題は未決着。 | |
1956年 | 国際連合に加盟 | |
1960 | 日米新安全保障条約に調印 | |
1968年 | 小笠原諸島返還 | |
1972年 | 沖縄返還 | |
1972年 | 日中共同声明 → 日中の国交正常化 | |
1978年 | 日中平和友好条約 → 日中の文化・経済交流の促進を約束 | |
1989年 | 消費税3% | |
平成 | 1992年 | PKO法案可決 |
1993年 | 細川内閣発足 → 55年体制の終焉 | |
1997年 | アイヌ文化振興法成立 | |
1997年 | 消費税5% | |
1999年 | 新ガイドライン関連法成立 → 米軍への支援に関する法律 | |
2000年 | 沖縄・九州サミット開催 | |
2001年 | 中央省庁の再編 | |
2003年 | 有事関連3法成立 → 武力攻撃を受けた時の対応についての法律 | |
2005年 | 郵政民営化法成立 |
大学入試日本史では年号を覚えているかどうかを確認する問題もよく出ます。
特に入試に出やすい年号の語呂合わせを紹介します。
日本史の年号はたくさんあるため、覚えるのが大変です。
ですが、覚え方を工夫すると日本史の問題を非常に解きやすくなります。
その覚え方をお伝えします。
※関連記事:日本史の年表
まず、歴史の流れを理解しながら覚えるようにしましょう。
年号はたくさんあるため丸暗記されがちですが、100個も200個も覚えると、途中からどれがどれだか分からなくなってきます。
入試では「覚えていること」を前提として、出来事の順番やつながりを聞かれます。そのため、丸暗記するより、歴史の流れのなかで覚えるほうが問題を解きやすくなります。
※関連記事:大学入試日本史のおすすめ参考書【高校生向け】:基礎レベルから入試応用レベル、文化史や論述対策まで
年号を覚えはじめるまえに「時代区分」から覚えましょう。時代区分は以下の6つです。
原始→古代→中世→近世→近代→現代
各時代区分はさらに以下の時代に細かく分かれています。
縄文→弥生→古墳→飛鳥→奈良→平安→鎌倉→室町→安土桃山→江戸→明治→大正→昭和→平成→令和
このように大きな分類から覚えると歴史の流れを把握しやすくなり、結果的に年号も覚えやすくなります。
時代名や時代の順番を覚えたら、各時代の特徴を覚えましょう。
天皇中心→貴族中心→武家中心というように、時代ごとで重要人物が変化していきます。それに合わせて出来事の内容も変化します。
詳しくは、↓の記事で紹介しています。
日本史の時代区分と各時代の特徴
年号を覚える際に、単独で覚えるのではなく前後にある出来事やその年号と一緒に覚えましょう。
歴史上の出来事は、下記のようにつながって発生しています。
1221年に承久の乱が起こったから、すぐに(同年)六波羅探題が設置されて朝廷が監視されるようになった。
前後のつながりで覚えると頭に残りやすくなります。
最後に、日本史の年号を語呂合わせで覚えられる参考書を紹介します。
関連記事:日本史の参考書
年号の語呂合わせをマンガにしたものです。「イチゴパンツをはく織田信長」のように、有名な語呂合わせも登場します。
マンガなので読みやすく、楽しくなって何度か読んでいる間に頭に入ってきます。
出版社:文響社
こちらも年代語呂合わせを載せている参考書で、前述のマンガよりも「入試対策感」が強めです。
覚えるべき年号語呂合わせを「入試の出題頻度」や「難易度順」に掲載してくれています。
しかも、歴史の流れの解説がくわしいので、年号を丸覚えではなく流れと一緒に理解できます。
出版社:旺文社
いかがでしょうか。
高校生向けに日本史の年号一覧を紹介しました。特に入試に出やすい年号については語呂合わせとその出来事の説明をつけています。
大学入試では年号を直接問う問題は少ないですが、年号を順に覚えているかどうかを確認する並べ替え問題や正誤問題などがよく出ます。
年号と出来事を前後のつながりと一緒にしっかり覚えておきましょう!
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