小学生の国語は、漢字や文法など知識をつかって長文を正しく読み取り、自分の意見を相手に伝える文章を書くことが求められます。
子どもの語彙が乏しく、長い文章を読むのをきらっていることでお悩みの保護者の方は多いのではないでしょうか。
小学校1年生はまだまだ文字だけで内容をイメージするのが苦手です。
国語力はすべての教科で必要とされており、特に中学受験や高校受験では記述問題や作文が必須となっています。共通テストの問題文もほとんどの教科で長くなっており、早く正確に読み取らないと、時間が間に合いません。
そこで小学校1年生用に、国語力をあげるためのおすすめの国語ドリル・問題集を12種類紹介します
どれも、家庭学習向きのものです。
お子様の様子をみて必要なドリル・問題集をお選びください。
この記事は下記の方向けです。
【下記リンクは難関中学受験対策で定番のZ会のHPです。1万字以上の超長文読解や複雑な計算対策など特訓系の講座だけ受講することもできます。リンク先で無料体験を申し込めます。】
Z会の通信教育 中学受験コース※Z会の中学受験コースのメリットや活用法を下記の記事で紹介しています。
Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法
1年生はまだ「勉強」をスタートしたばかり。あまり難しくしたり、問題量が多すぎたりすると「勉強なんてイヤ!」と後ろ向きになってしまいまず。
学習目的をしぼると、お子様に合うドリルを選びやすくなります。
また、国語は日常的に問題を解くことで力がついていきます。ご家庭のスケジュールに合うものを選んで、無理なく続けられるものにしましょう。
まず、学習目的に合うものを選ぶようにしましょう。
ドリル・問題集は以下のような学習目的に向けて作られています。
それぞれ、おすすめのドリルのタイプを説明します。
学研やくもん出版のドリルの多くは、1日5-10分からの短い時間で少しずつ取り組めます。
国語は毎日学習することで力がついていきます。たくさん勉強するよりも、「毎日勉強していること」が学力の伸びにつながります
国語の長い文章を読むのが嫌いな子は、読めない漢字が多くて読むのに疲れるのかもしれません。
その場合、漢字や文法の知識がついてくると長い文章も読みやすくなり、文章問題にも興味を持てるようになります。
また、文章をもっと読みたくなると、わからない漢字や言葉が出てくると自分で調べたくなります。国語辞典を自分で使うきっかけになりますね。
※関連記事:国語辞典で語彙力・読解力を伸ばす方法
※関連記事:低学年・高学年におすすめの国語辞典
小学校の勉強を越えるレベルに取りくませたい子には、『ハイレベ』や『ハイクラス』などの発展的なドリル・問題集がおすすめです。
この時点で中学受験を予定されていない(検討中など)ご家庭でも、発展レベルの問題に取り組ませているところが多いです。
中学受験を予定している子には、文章が長く記述問題の多めの問題集がおすすめです。さまざまな文章を読み、記述式の解答を書く練習をすることで語彙力も上がります。
中学入試の国語の問題は、文章が長く、小学生になじみのうすいテーマが選ばれるようになっています。
語彙を豊富にしておくと、なじみのうすいテーマでもかなり読みやすくなります。
また、私立中学入試では記述問題が多くなっています。学校によってはほとんど記述問題の場合もあります。
公立中高一貫校の入試では必ず作文が出るため、読解と記述・作文の練習は受検希望の小学生にとって必須です。
※関連記事:公立中高一貫校検定(入試)の特徴と対策方法
※関連記事:国語の記述問題の書き方と勉強方法
ドリルによっては1日5分で終わるものもあれば、しっかり取り組むものもあります。
習い事やお友だちとの遊ぶ時間、下のきょうだいのお世話などで、まとまった時間を取れる場合と取れない場合があります。
無理なく続けられるものなら、保護者の方もお子様も負担感なく取り組めます。長くつづけられるペースで、コツコツがんばりましょう!
前述のように、国語ドリルは学習目的別につくられています。ここでは、先ほど紹介した3つの学習目的別に、目安の学習ペースと合わせてドリルを紹介します。
AmazonのPRリンクをつけているので、リンク先でお得に購入いただけます。
1日1枚(5-10分)でできるドリルを中心に選びました。
たし算・ひき算の繰り上がり・繰り下がりや、
漢字・文章読解など、1年生がつまづきやすい問題も、毎日の勉強習慣で乗り越えやすくなります!
最初に紹介するのは学研の「毎日のドリル」シリーズです。
1日10分で勉強できるので、「学習習慣をつける」「苦手意識を取り除く」のに便利です。
毎日1枚ずつドリルからはがして使います。1枚だけなので「すぐできそう!」と子どものモチベーション維持につなげられます。
また、問題のレベルが小学校の勉強と同じなので、先取り学習にも使いやすいです。
ひらがな・カタカナ↓
漢字↓
もっと漢字の練習をしたい人向け↓
語いと文法↓
文章読解↓
もう少し発展的な文章読解をしたい人向け↓
作文↓
出版社:学研
ページ数:96ページ
学習ペース(目安):1日1枚
特徴:
やりきれるから自信がつく!1日1枚の集中で、学習習慣が身につく人気ドリルの改訂版。ドリルを進めるとキャラクターが育つ専用アプリで、勉強のやる気がアップする。文章の読解や作文で役立つ、言葉の知識や文のきまりがよくわかる。
やりきれるから自信がつく!
●1日1枚の勉強で、学習習慣が定着!
目標時間にあわせ、無理のない量の問題数で構成されているので、「1日1枚」やりきることができます。●すべての学習の土台となる「基礎力」が身につく!
スモールステップで構成され、1冊の中でも繰り返し練習していくので、確実に「基礎力」を身につけることができます。●読解や作文に役立つ、言葉の知識や文のきまりが身につく!
言葉の知識・文のきまり・漢字の知識を、項目別にくり返し学習できます。作文や記述問題に役立つ「書く力」、文章読解に役立つ「読む力」がつく問題もあり、
言葉の力が確実に身につきます。
●「できたよシール」で、やる気アップ!
ドリルが1回終わるごとに、「できたよシール」を「できたよシート」に貼っていきます。毎日のがんばりが見える化されるので、やる気が高まります。●「勉強管理アプリ」の活用で、楽しく勉強できる!
学研出版サイトより引用
設定した勉強時間にアラームがなるので、学習習慣がしっかりと身につきます。時間、点数を記録していくと、成績がグラフ化されたり、賞状をもらえたり、キャラクターとコミュニケーションを取れたりするので、達成感が得られます。
つづいては、「くもんの小学ドリル」シリーズです。
前述の学研の「毎日のドリル」と同じくらいのレベルで・分量で、毎日の学習習慣をつけるねらいがあります。
公文のシリーズが便利なのは、短期集中型のドリルやテストばかり載せたドリルもあるという点です。
ひらがな↓
漢字↓
言葉と文法↓
文章読解↓
力がついてきたなと思ったら学力テスト↓
出版社:くもん出版
ページ数:96ページ
学習ペース(目安):1日1枚
特徴:
〔本書のねらい〕
「基礎からスモールステップでくり返し学習」「自分で解ける→自信ややる気につながる」という一連の流れにより、基礎基本や学習習慣をしっかり身につけ、自学自習で進めることができます。〔学習内容・特徴〕
Amazonより引用
1なめらかなステップと反復練習により、基礎力を確実に身につける自学自習用のドリルです。
2言葉と文のきまり(文法)の分野に特化したことで、豊富な練習量となめらかなステップを実現しています。
3「できた!」のくりかえしによる自己肯定感で学びへのモチベーションが高まり、しっかりとした学習習慣を無理なく育みます。
4巻末解説には、ポイントが充実。解けなかった問題も、わかるようになります。
5フルカラー化により、イラスト、解答・解説の「見易さ」「わかりやすさ」が向上しています。
6「できたねシール」で学習習慣が身につきます。
勉強に得意意識が出てきた、小学校の勉強が特に苦労していない。
そんな子にはくもんの「ぐ~んと強くなる」シリーズがおすすめです。難易度が小学校の勉強と同じくらいかちょっと詳しくなっており、得意を伸ばすのに適しています。
ほかのシリーズ同様、分野別に分かれています。子どもの得意に合わせて選ぶのがおすすめです。
漢字↓
言葉と文法↓
作文↓
出版社:くもん出版
ページ数:128ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
特徴:
〔本書のねらい〕
くもん出版より引用
「学年配当漢字を,覚えやすいグループごとに学習」「筆順を見ながら,基本的な例文の中で読み書き練習できるスモールステップ」という一連の流れにより,効率的に漢字を覚え,使い分けできるようになります。
〔学習内容・特徴〕
1学年配当漢字を,意味や形によってなかま分けしたグループごとに学習するので,効率的に覚えられます。
2グループごとのまとめコーナーは,イラストや表で,漢字の意味やつながりがよくわかります。
3「音訓さくいん」や「画数さくいん」で漢字を引くことができ,『学年別漢字字典』として書き込んで使うことができます。
4巻末の「観点別問題」で,つまずきやすいポイントをおさえることができます。
5フルカラーの見易い紙面で楽しく学習が進められます。
6巻頭に「漢字の使い方ポスター」つき。
次に紹介するのは大人気シリーズの「うんこドリル」です。勉強が嫌い、漢字の暗記・長い文章の読み取り問題なんて見たくないという子を「これならやってみたい!」「つづけたい!」に変える魔法のドリルです。
私も子どものころにエネルギー波を出すうんこの絵をよく描いていました(ドラゴンボール世代なので…)。
このシリーズは「うんこ」をテーマにしていますが、問題そのものはちゃんとしています。うんこが解説してくれたりするので、とっつきやすいです。
うんこにハマる子はとことん、うんこが良いですね。
ひらがな・カタカナ↓
漢字ドリル↓
漢字ドリルで練習した漢字の問題集編↓
語い↓
文章読解↓
漢字カードもあります↓
プログラミングもあります↓
出版社:文響社
ページ数:88ページ
学習ペース(目安):1日2ページ
特徴:
★☆★累計発行部数 1000万部突破! ★☆★
社会現象になった「うんこドリル」シリーズ!
小学1年生の「ひらがな・カタカナ」版が登場!!☆ひらがな・カタカナの全文字でのうんこ例文に成功!
文響社より引用
☆お子さまが笑いながらどんどん取り組むので、自分で学習する力が身につく!
☆教科書に沿った正しい書き順・丁寧な字形指導でひらがな・カタカナをマスター!
☆テストページで学習の定着を確認!
☆同じ読みのひらがなとカタカナが並んだ五十音ボード付き!
◇商品コンセプト◇
小学校に入学したお子さまは、これから始まる学校生活に期待と不安の両方を抱いているかもしれません。友達と教室で充実した日々を送りながら、社会へ踏み出す第一歩として勉強を頑張りたい。しかし、初めて経験する「勉強」に戸惑いを覚えることもあるのではないでしょうか。
「うんこドリル」が目指しているのは、勉強の仕方がわからない、勉強を身構えてしまうというお子さまが、笑いながらどんどん取り組んでいくことができる日本一楽しい学習書です。
本書では、小学校一年生の国語で最初に学習するひらがなやカタカナをしっかり定着させるために、「うんこ」という魔法をふりかけました。お子さまが笑顔で机に向かい、勉強することが好きになってくれることを私たちは願っています。
みんな大好き(?)、すみっコぐらしです。
うんこドリルと同じで、好きなキャラクターが出てくるほうがとっつきやすいですね。
すみっコぐらしが好きな子にはたまらないですし、すみっコぐらしが好きな保護者の方にもたまらないでしょう。
ひらがな・カタカナ↓
漢字↓
文章読解↓
プログラミングもあります↓
出版社:主婦と生活社
ページ数:80ページ
学習ペース(目安):1日1回分
特徴:
すみっコぐらしのイラストが満載の漢字ドリル。小学1年で習う漢字80字の「書き方」「読み方」「筆順」はもちろん、その漢字を使った言葉も、音読み、訓読みで数多く掲載。漢検10級の学習内容にも対応しています。かわいいすみっコのシールが78枚ついていて、1回分が終わるごとに、シールを1枚ドリルにはって、やる気アップ!
主婦と生活社より引用
楽しくドリルをするうちに、語彙力がつきます。
毎日コツコツ勉強するのが苦手な子向けに、「毎日少しずつ、ちょっとだけ勉強にふれる」シリーズです。
1日5分でできる分量です。3か月くらいで終わります。
「毎日のドリル」とはちょっと違い、毎日ちょっとずつ知識に触れることを目指しています。そのため、普段の勉強ではあまり意識せずに飛ばしてしまうような「むずかしい言葉」や「慣用句」のドリルもあります。
たくさん覚えるというより、毎日少しずつ触れて親しむ・なじむという使い方がおすすめです。
漢字↓
文章読解↓
国語2冊と算数3冊のセットになっているものもあります↓
ことわざ・慣用句↓
むずかしい言葉↓
出版社:学研
ページ数:96ページ
学習ペース(目安):1日1回分
特徴:
全国の小学生に朝学習を定着させた人気ドリルがリニューアル。集中できる朝だから、少しの勉強でも効果ばつぐん。5分でできる漢字問題で、勉強習慣を身につけよう。シールと達成シートでやる気が続く。新学習指導要領対応。
朝の勉強で、頭のスイッチが入る! かしこい子に育つ習慣づけ
■1日たったの5分だから続けやすい!
朝の短い時間でも取り組めるように、1日分はたったの5分。スキマ時間の活用や、基礎固めにもオススメです。■やさしく学べる!
書き順がしっかり覚えられます。熟語もマスターでき、語彙が増えます。毎日コツコツ続けやすい、5分で解ける問題数です。■規則正しい生活習慣が身につく!
毎日の睡眠時間や勉強時間を記録できる「生活チェック」つき! 自分の生活を振り返ることで、規則正しい生活習慣が身につきます。■達成シート&シールつきで毎日がんばれる!
学研出版サイトより引用
ドリルが1回終わるごとに、達成シートにシールを貼っていきます。どこまで進んだのかがすぐにわかるため、“がんばり”が目に見えてやる気が継続します。
「カッコイイもの」が好きな子におすすめです。夏休みの学習習慣づけのためや、1年生に先取り学習でさせている方が多いです。
勉強を進めていくほどドラゴンが成長していくようにできており、ちょっとしたゲーム感覚で取り組めます。
子どもも一緒に入った本屋で初めてこのドリルを見たとき、「良いな~。やりたいなー。自分用に買おうかな…」と2~3分本気で考えたのを覚えています。
漢字↓
文章読解↓
計算・漢字・文章読解の3冊セットもあります↓(限定シールつき)
出版社:学研
ページ数:96ページ
学習ペース(目安):1日1枚
特徴:
ドラゴンが登場するカッコいいドリル。1日1枚勉強して、大きなごほうびシールを貼り、ドラゴンのイラストを完成させる。イラストも多く、ゲーム感覚で楽しく学習習慣をつけられる。オリジナルのシールと下敷きつき。
【カッコいいドリルで勉強したい!】
ドラゴンが封印された小学ドリル誕生!『ドラゴンドリル』は、ドラゴンが沢山登場する「カッコよさ」を追及した小学ドリルシリーズです。1回分の勉強を終えるたびにシールを貼っていくと、最大15cm四方のドラゴンのイラストが完成します。ドラゴンは全て、ゲーム業界で活躍するイラストレーターによる描き下ろし。教材の域を超えたカッコよさを実現!解けば解くほどレベルの高いドラゴンがゲットできるので、どんどん進めたくなり、自然と学習習慣がつきます。
学研出版サイトより引用
小学生に欠かせない作文。小学校で作文を書く機会も多いですが、書き方が良く分からない(特に書き出しが苦手)という子も多いです。
このシリーズは作文の書き方をイチから丁寧に解説してくれています。
入門編↓(作文が大の苦手な人はこちらがおすすめ)
基礎編↓(作文に苦手意識のあまりない人はこちらがおすすめ)
出版社:学研プラス
ページ数:128ページ、81ページ
☆★はじめて作文を書く子どもたちにぴったりの、楽しい入門ドリルが登場!★☆
「作文の本はいろいろあるけど、本当にできるかな?」
「作文を書こうとすると頭がフリーズしちゃう…。何から手を付けたらいい?」
…と、迷ったらまずはこの1冊をおすすめします!…………………………………………………………………………………
■この本の特長■
信頼の定番ロングセラーがパワーアップ!
本書は作文・小論文を専門に指導する白藍塾のノウハウを結集した作文入門の定番書、「書く力をつける」シリーズの全面リニューアル版です。1回2ページのオールカラーの紙面になり、より一層見やすく・使いやすくなりました。2.? 作文が苦手な子こそハマる?!独自の問題
本書の最大の魅力は、なんといっても「ことばの威力」「ことばをいじる楽しさ」を感じられる問題の数々。ふだんの国語の勉強とは一味ちがう問いかけに、作文ぎらいの子でも思わず答えを書いてみたくなるはず。3. 低学年にぴったりのスモールステップでムリなく学べる!
作文を学び始めたばかりの小学校低学年のお子さんが学習しやすいように、内容や配列を工夫しています。
3つのステップで少しずつ「ことばのルール」「発想」「構成」を身につけていくので、つまずきづらく、楽しみながら最後までやりとげることができます。★別冊解答には、おうちの方へのアドバイスも充実!
学研出版サイトより引用
小学校の宿題に物足りなさを感じていそうなら、ここにおすすめするドリルをさせてみてください。
小学校の勉強をもとにして、クイズのような解き方をする問題がたくさん出てきます。
正解するかどうかよりも、考える過程や集中して試行錯誤すること自体がとても大きな学習効果を生みます。
中学受験を考えているけれど受験勉強にまだ乗り出すつもりはない場合、ここで紹介するドリルがおすすめです。
国語の長い文章の読み方を段階的に身につけていくシリーズです。
中学入試にありがちな「解答テクニック」ではなく、主語と述語に注目しましょうというような「文章はどのように読めば良いのか」を学ぶドリルです。
一般的な小学校1年生向けにつくられており、難易度は高くありません。文章があまり読めていない…という子にも非常に役立ちます。
出版社:小学館
ページ数:96ページ
学習ペース(目安):2週間で1単元(4ページ)
特徴:
1年生に必要な読解力と思考力がつくドリル
「国語の勉強の仕方がわからない」
そんなご家庭の「困った」に応えるために、筑波大学附属小学校国語科の白坂洋一先生が、本書を作成しました。教科書の内容はもちろん、白坂先生が授業で大切にしている観点や方法を盛り込みました。
国語読解力を確実に伸ばす1冊です。
お子さんが自分で学習をすすめることができるように、1~5とランク分けし、系統的に学べるように示してあります。
ランクごとに賞状がありますので、お子さんの名前を書きたくさん褒めてあげてください。お子さんの励みになり、「学びに向かう力」となります。本書の特徴
国語の本質的な学びを理解することができます
○言葉を理解し、文章を正確に読み取る力が身につきます
○自分の考えを豊かに表現する力が身につきます☆イラストで、1年生でも取り組みやすい!
小学館より引用
☆問題を厳選、ページ毎の問題数を抑えているので、無理なくステップアップ!
☆解答欄には、白坂先生の丁寧な解説つき!あらすじのまとめ方、文章の読み方など、国語力アップのポイントも公開。
☆ランクごとに賞状つき。
小学校の勉強には物足りない子、中学入試を予定している子におすすめです。漢字・文法からはじまり、長文読解まで網羅されています。
120回分ものテストが入っており、毎日1回分ずつ解いていくと4か月後にはかなり力がついているはずです。
ただし、難関中学志望の1年生にはやや物足りないので、そういう子はこの後に紹介する『トップクラス』『最レベ』のほうが便利です。
出版社:増進堂・受験研究社
ページ数:152ページ
学習ペース(目安):1日1回
特徴:
○小学1年生の学習内容に合計120回の問題で取り組みます。1回ごとの問題は,負担にならないように,短時間で取り組めるようにしました。
増進堂・受験研究社より引用
○標準・上級・最上級の3段階でレベルアップを図ります。
○解答編には指導者の方のために「指導の手引き」を設けました。学習する児童の方を,レベルの高い問題までしっかり理解ができるよう導くことができます。
○付録の「成績シール」で,児童のヤル気を引き出します。
小学校の勉強よりむずかしい問題に取り組んでみたい子におすすめです。
こちらは「小学校の勉強よりややむずかしめ」という難易度設定です。中学受験を迷われている方なら「ちょっと子どもの腕試し」に良いレベルです。
出版社:文英堂
ページ数:96ページ
学習ペース(目安):1週間4ページ
特徴:
得意科目をトップクラスの実力に
学校の教科書の内容を確認したうえで,さらに発展的な内容にも挑戦することのできる問題集です。
各単元を「標準テスト」と「ハイレベルテスト」の2段階で構成。「標準テスト」は難問を解く足掛かりとなる良問を掲載し,「ハイレベルテスト」では教科書に出てくるレベルより難しめの問題に挑戦します。また「仕上げテスト」で数単元ごとに学習内容の復習や実力チェックができ,さらに巻末の「総仕上げテスト」で1学年分を振り返っての実力試しができます。見やすくくわしい解答・解説
問題のポイントを押さえた「指導の手引き」を設け,丁寧な解説を付け,つまずきやすい箇所でも保護者がお子様を正しい解き方・考え方に導くことができます。中学受験を視野に入れた学習にも
文英堂より引用
精選した良問を数多く取り揃えました。新課程にも対応し,教科書の内容をもとに,さらにハイレベルな問題に挑戦することで学力向上を目指します。将来受験を考えているお子様にもご使用いただけます。
ここでは、1年生用としてはかなりハイレベルなものを紹介します。
最難関中学の受験を考えている方はぜひ取り組んでみてください。
この時点であまり解けなくても大丈夫です。
という行動が大切です。
最初に紹介するのはZ会の問題集です。
Z会は難関校入試に強いことで知られています。ほかの大手受験塾や出版社は算数や理科のテクニックを重視しているなか、Z会は国語の読解力や記述力のアップに力を入れています。
どちらが良い・悪いというのはありませんから、良いとこどりをしておきたいですね。
【下記リンクは難関中学受験対策で定番のZ会のHPです。1万字以上の超長文読解や複雑な計算対策など特訓系の講座だけ受講することもできます。リンク先で無料体験を申し込めます。】
Z会の通信教育 中学受験コース※Z会の中学受験コースのメリットや活用法を下記の記事で紹介しています。
Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法
漢字・語句↓
文章読解↓
出版社:Z会
ページ数:104ページ
学習ペース(目安):1週間4ページ
特徴:
中学受験も視野に入れた「教科書+α」の学習に
教科書レベルの問題集では物足りないと感じている方・少し難しい問題にチャレンジしたい方へ、Z会がお届けするハイレベル問題集です。言葉の力をつける
本書では、学習の基礎となる言葉の力を身につけます。
漢字・ひらがな・かたかなを正確に使いこなす力と、伝えたいことを的確に表現するための語彙力を養います。ほかのお子さまと差をつける「かっこいいポイント」を掲載
問題を解くうえでのポイントや、好奇心が広がるコラムを掲載。
難しい問題も意欲をもって取り組むことができます。保護者の方もしっかりサポート
Z会より引用
お子さまがつまずきやすいところを中心に、考え方のポイントをギュッと凝縮した「解答・解説」付き。指導する際の参考にお使いいただけます。
低学年向けの中学入試対策の定番といえば「ハイレベ」ではないでしょうか。
漢字、慣用句・ことわざ、文法、長文読解など、1年生に必要な知識と読解力を総合的につけられるハイレベルな問題集です。
100回分のテストが入っているので、1週間に3回ずつ進めて8か月で1周します。
最レベやトップクラスに比べて問題の難易度は下がりますが、最レベやトップクラスが難問中心で上の学年で学習する内容が含まれているのに対して、ハイレベは1年生で解けるようになっておくと良い良問がそろっています。
難関中学・最難関中学を目指す1~3年生向けの問題集としておすすめです。
漢字↓
読解↓
オールマイティ↓
出版社:奨学社
低学年向けの中学入試対策として最難関の問題集の1つです。
3-4年生から中学受験専門塾に通うご家庭用に作られた問題集です。
問題量が非常に多く、1冊で2年生の中学入試対策をカバーできます。特に漢字、文法、語彙が非常に豊富です。
問題のレベルが3段階にわかれているので、お子様の様子をみてレベルは選択ください。正解することよりも、「こんな考え方ができるのか」という「新たな発見」をするつもりで取り組むと成長につながりやすいです。
出版社:奨学社
ページ数:159ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
前述の「最レベ」と双璧をなす、市販教材で最高難易度の問題集です。最難関中学を目指す方はぜひ取り組んでおくことをおすすめします。
1年生の国語は比較的取り組みやすいレベルですが、語い・文法は難易度がかなり高いです。その分、繰り返し解くと着実に実力アップできます。
難易度を下げたものもあります(現在は廃刊)↓
出版社:文理
ページ数:220ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
特徴:
中学入試をめざす 小学低学年用問題集
実力養成から入塾準備まで最良の1冊/実戦力が高まる「総しあげテスト」/家庭学習にぴったりのくわしい解答・解説●本書は,トップクラスの学力をつけることを目的に作られた,小学校低学年用問題集です。
文理より引用
●標準クラス(教科書レベル)の問題を基本に,ハイクラス・トップクラスと段階を積み重ねることによって,高い学力が身につくような構成になっています。
●中学入試を研究し,それに基づいたパターンの問題を収録してあります。
●別冊の「答えと解き方(考え方)」は,各問題の解き方・考え方はもとより,その着眼点や指導の際の注意点もていねいに解説されています。
●「総しあげテスト」は,やったあと,文理ホームページ上にて『学力診断』ができるようになっています。お子様の今の学力を知る一助になります。
●良質な引用文を多数収録してあり,無理なく読解力を高めることができます。
●確かな入試分析に基づいた問題構成によって,飛躍的に言葉の力を伸ばすことができます。
一緒にあれこれ取り組んではみたものの、学習習慣が身につかず、国語の勉強をいやがる子になることもあります。
そんなときの対処法を4つお伝えします。
小学校低学年の間は自宅学習の習慣をつくりたいですよね。学習の質を高めるために多くの低学年のご家庭では通信教育が利用されています。
カリキュラムが明確にありますし、タブレット学習なら「復習したほうがいい問題」をAIが自動表示してくれるので「何を勉強すればいいか」を悩むことがなくなります。
しかも、ウェブ授業や個別対応も標準プランの範囲内にあります。
難関中学、最難関中学(首都圏御三家、灘中学、ラサール中学など)を目指しているならZ会がおすすめです。1年生から思考力アップ講座を受けられている方が多いです。
下記のような特長があります。
※関連記事:Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法
下記リンクはZ会中学受験コースのPRです。リンク先で無料体験を申し込めます。
Z会の通信教育 中学受験コース中学受験対策の通信教育として進研ゼミも多くの受験生に選ばれています。楽しく、自信をつけながら学べるという特徴があります。
※関連記事:進研ゼミ小学講座の特徴と効果的な利用法
下記リンクは進研ゼミ小学講座のPRです。リンク先で無料体験を申し込めます。
塾に行かせるのはまだ早い、でも親の言うとおりには動かない。
そんなときは、オンライン家庭教師の力を頼りましょう。
家で受講できるのに家庭教師が家に来ないので、他人を迎える準備が必要ありません。
しかも授業の様子を家のリビングで見られます。
授業中に子どもが解けるようになった問題やちょっと詰まっていた問題を、授業後に軽くおさらいしてあげるとグングン伸びていきます。
低学年のうちに、「プレ塾」として活用されるご家庭がふえてきています。
※関連記事:オンライン家庭教師のメリット・始め方
【下記リンクはプロ講師による個別指導と、LINEなどで勉強方法の指導やスケジューリングもしてくれる「みんなの塾」のPRです。月17,800円から受講できます。】
紙の教材があまり効果的でないなら、小学生手書き漢字ドリル1026などのアプリを試してみましょう。
ゲーミフィケーション(ゲーム性を取り入れたもの)を活用しており、遊べば遊ぶほど勉強になるというメリットがあります。
子ども向けの学習アプリは無料で、課金制がないものがほとんどです。
(広告表示はあります)
「1日15分まで」のようにルールを決めておけば、ハマり過ぎも防止できます。
※関連記事:【幼児・小学生の家庭学習向け】国語のおすすめアプリをランキングでご紹介!
あれこれ試してうまくいかなければ、今はそれをするタイミングではないのでしょう。
「まあ、今は別にいいか」くらいに捉えるようにしましょう。
我が家でも、娘に「百玉そろばん」を与えてみたもののまっっっったく興味を示さず、シルバニアファミリーのおままごと遊びに使われるくらいしか出番がない時期がありました。
たし算やひき算が得意になってきたころに、急に百玉そろばんが気になり
「これ、どうやって使うの?」
と聞いてきました。
大人の思うタイミングと子どものタイミングはやはり違うんでしょうね。
小学校1年生の国語は読解・記述の第1歩です。この第1歩を順調に踏みださせてあげられれば、国語好きになり、楽しく積極的に取り組んでくれやすくなります。
そのためには苦手克服・学習習慣づくりから中学入試対策まで、学習目的とご家庭のスケジュールに合うドリル・問題集を選ぶようにしましょう。
【下記リンクは難関中学受験対策で定番のZ会のHPです。1万字以上の超長文読解や複雑な計算対策など特訓系の講座だけ受講することもできます。リンク先で無料体験を申し込めます。】
Z会の通信教育 中学受験コース※Z会の中学受験コースのメリットや活用法を下記の記事で紹介しています。
Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法
This website uses cookies.