「漢字を覚えるのをイヤがる」
「文章が長くなってきて、読んでいる途中で話がわからなくなっているみたい」
このような状況に悩む保護者の方は多いのではないでしょうか。
3年生は自己主張が強くなっていますから、1度嫌いになるとなかなか前向きに取り組んでくれなくなります。
ですが、国語力はすべての教科で必要とされており、中学受験でも高校受験でも記述問題や作文が必須となっています。
そこで小学校3年生用に、国語力をあげるためのおすすめの国語ドリル・問題集を13種類紹介します。
家庭学習に役立つものばかりです。お子様の様子をみて必要なドリル・問題集をお選びください。
この記事は下記の方向けです。
※関連記事:小学校3年生の国語の勉強方法・学習時間の目安
Z会の通信教育 中学受験コース※Z会の中学受験コースのメリットや活用法を下記の記事で紹介しています。
Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法
ドリルや問題集選びで1番大切なのは、子ども自身が「やってみたい!」「できそう!」と思えるものを選んであげることです。
3年生くらいになると、科目の好き・嫌いの意思がはっきりしています。
「嫌い」となると余計勉強しなくなります。
子ども自身も苦手を克服したいという気持ちを持っていますから、「これならできそう!」と思えるレベルのものを選ぶと、前向きに取り組みやすくなります。
国語の学習目的に合わせて選びましょう。
それぞれ、おすすめのドリルのタイプを説明します。
漢字や文章読解を苦手にしている子や、これから学習習慣をつけさせたい子には、小学校で習っている内容と同じくらいのレベルのドリルがおすすめです。
家での勉強が進んでくると学校の勉強ができるようになってくるので、「勉強ができるようになってきた!」と子どもが感じやすいです。
また、子どもの好きなキャラクターのドリル(すみっコぐらしなど)を選ぶと、文章をもっと読みたくなると、わからない漢字や言葉が出てくると自分で調べたくなります。国語辞典を自分で使うきっかけになりますね。
※関連記事:国語辞典を使う習慣をつくって語彙力・読解力を伸ばす方法
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小学校の勉強を越えるレベルに取りくませたい子には、『ハイレベ』や『ハイクラス』などの発展的なドリル・問題集がおすすめです。
この時点で中学受験を予定されていない(検討中など)ご家庭でも、発展レベルの問題に取り組ませているところが多いです。
中学受験を予定している子には、文章が長く記述問題の多めの問題集がおすすめです。さまざまな文章を読み、記述式の解答を書く練習をすることで語彙力も上がります。
中学入試の国語の問題は、文章が長く、小学生になじみのうすいテーマが選ばれるようになっています。
語彙を豊富にしておくと、なじみのうすいテーマでもかなり読みやすくなります。
また、私立中学入試では記述問題が多くなっています。学校によってはほとんど記述問題の場合もあります。
最近人気上昇中の公立中高一貫校の入試では必ず作文が出ますし、読解と記述・作文の練習は受験希望の小学生にとって必須です。
※関連記事:公立中高一貫校検定(入試)の特徴と対策方法
※関連記事:国語の記述問題の書き方と勉強方法
前述のように、国語ドリルは学習目的別につくられています。ここでは、先ほど紹介した3つの学習目的別に、目安の学習ペースと合わせてドリルを紹介します。
1日1枚(5-10分)でできるドリルを中心に選びました。
漢字・語彙、文章の読み方・解答の仕方など、
3年生がつまづきやすい問題も、毎日の勉強習慣で乗り越えやすくなります!
最初に紹介するのは学研の「毎日のドリル」シリーズです。
1日10分で勉強できるので、「学習習慣をつける」「苦手意識を取り除く」のに便利です。
問題のレベルが小学校の勉強と同じなので、下記のように別の学年のを使うのも便利です。
漢字↓
漢字(4年生用)↓
語いと文法↓
文章読解↓
文章読解(4年生用)↓
出版社:学研
ページ数:88ページ
学習ペース(目安):1日1枚
特徴:
やりきれるから自信がつく!1日1枚の集中で、学習習慣が身につく人気ドリルの改訂版。ドリルを進めるとキャラクターが育つ専用アプリで、勉強のやる気がアップする。文章の読解や作文で役立つ、言葉の知識や文のきまりがよくわかる。
やりきれるから自信がつく!
●1日1枚の勉強で、学習習慣が定着!
目標時間にあわせ、無理のない量の問題数で構成されているので、「1日1枚」やりきることができます。●すべての学習の土台となる「基礎力」が身につく!
スモールステップで構成され、1冊の中でも繰り返し練習していくので、確実に「基礎力」を身につけることができます。●読解や作文に役立つ、言葉の知識や文のきまりが身につく!
言葉の知識・文のきまり・漢字の知識を、項目別にくり返し学習できます。作文や記述問題に役立つ「書く力」、文章読解に役立つ「読む力」がつく問題もあり、
言葉の力が確実に身につきます。
●「できたよシール」で、やる気アップ!
ドリルが1回終わるごとに、「できたよシール」を「できたよシート」に貼っていきます。毎日のがんばりが見える化されるので、やる気が高まります。●「勉強管理アプリ」の活用で、楽しく勉強できる!
学研出版サイトより引用
設定した勉強時間にアラームがなるので、学習習慣がしっかりと身につきます。時間、点数を記録していくと、成績がグラフ化されたり、賞状をもらえたり、キャラクターとコミュニケーションを取れたりするので、達成感が得られます。
つづいては、「くもんの小学ドリル」シリーズです。
前述の学研の「毎日のドリル」と同じくらいのレベルで・分量で、毎日の学習習慣をつけるねらいがあります。
公文のシリーズが便利なのは、短期集中型のドリルやテストばかり載せたドリルもあるという点です。
漢字↓
言葉と文法↓
文章読解↓
力がついてきたなと思ったら学力テスト↓
出版社:くもん出版
ページ数:96ページ
学習ペース(目安):1日1枚
特徴:
〔本書のねらい〕
「基礎からスモールステップでくり返し学習」「自分で解ける→自信ややる気につながる」という一連の流れにより、基礎基本や学習習慣をしっかり身につけ、自学自習で進めることができます。〔学習内容・特徴〕
くもん出版より引用
1なめらかなステップと反復練習により、基礎力を確実に身につける自学自習用のドリルです。
2言葉と文のきまり(文法)の分野に特化したことで、豊富な練習量となめらかなステップを実現しています。
3「できた!」のくりかえしによる自己肯定感で学びへのモチベーションが高まり、しっかりとした学習習慣を無理なく育みます。
4巻末解説には、ポイントが充実。解けなかった問題も、わかるようになります。
5フルカラー化により、イラスト、解答・解説の「見易さ」「わかりやすさ」が向上しています。
6「できたねシール」で学習習慣が身につきます。
小学校の勉強は、学年ごとに「つまづきやすい問題」があります。3年生の国語だと「主語と述語」がその代表格です。
こうした子には主語と述語をメインとした文法の勉強をさせてあげると効果的です。
出版社:くもん出版
ページ数:64ページ
特徴:
〔本書のねらい〕
Amazonより引用
つまずきやすいところをピンポイントでおさえることで理解を深めることができ,「にがてをつくらない」「にがてをできるにかえる」という一連の流れにより,自学自習で進めることができます。
〔学習内容・特徴〕
11冊1単元に絞っているため,易しいところからきめ細かなステップで学習できます。
2つまずきやすいところをピンポイントで復習でき,自信をつけることができます。
31ページの学習が少ないので気楽に取り組むことができ,達成感を得られやすい構成となっています。
勉強に得意意識が出てきた、小学校の勉強が特に苦労していない。
そんな子にはくもんの「ぐ~んと強くなる」シリーズがおすすめです。難易度が小学校の勉強と同じくらいかちょっと詳しくなっており、得意を伸ばすのに適しています。
ほかのシリーズ同様、分野別に分かれています。子どもの得意に合わせて選ぶのがおすすめです。
漢字↓
言葉と文法↓
作文↓
出版社:くもん出版
ページ数:184ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
特徴:
〔本書のねらい〕
くもん出版より引用
「学年配当漢字を,覚えやすいグループごとに学習」「筆順を見ながら,基本的な例文の中で読み書き練習できるスモールステップ」という一連の流れにより,効率的に漢字を覚え,使い分けできるようになります。
〔学習内容・特徴〕
1学年配当漢字を,意味や形によってなかま分けしたグループごとに学習するので,効率的に覚えられます。
2グループごとのまとめコーナーは,イラストや表で,漢字の意味やつながりがよくわかります。
3「音訓さくいん」や「画数さくいん」で漢字を引くことができ,『学年別漢字字典』として書き込んで使うことができます。
4巻末の「観点別問題」で,つまずきやすいポイントをおさえることができます。
5フルカラーの見易い紙面で楽しく学習が進められます。
6巻頭に「漢字の使い方ポスター」つき。
次に紹介するのは大人気シリーズの「うんこドリル」です。勉強が嫌い、漢字の暗記・長い文章の読み取り問題なんて見たくないという子を「これならやってみたい!」「つづけたい!」に変える魔法のドリルです。
私も子どものころにエネルギー波を出すうんこの絵をよく描いていました(ドラゴンボール世代なので…)。
このシリーズは「うんこ」をテーマにしていますが、問題そのものはちゃんとしています。うんこが解説してくれたりするので、とっつきやすいです。
うんこにハマる子はとことん、うんこが良いですね。
漢字ドリル↓
漢字ドリルで練習した漢字の問題集編↓
漢字の書き方と漢字の問題集の2冊をセットで買うとうんこの下敷きがついてきます↓
出版社:文響社
ページ数:104ページ、116ページ
学習ペース(目安):1日2ページ
特徴:
★☆★シリーズ累計発行部数 1000万部突破★☆★
2017年グッドデザイン賞金賞受賞、
流行語大賞ノミネート、
年間ベストセラーを、うんこが席巻!子どもが夢中になって勉強する!
全例文に「うんこ」を使った漢字ドリル―新学習指導要領対応ー
********
漢字を効率よく覚える方法は、「繰り返し書くこと」だと言われています。
しかし、同じ文字をただ延々と書き続けるのは、
子どもにとってはつまらないことです。
集中力が途切れるのも無理はありません。本書はそんな「漢字学習」の構造的弱点を
克服することを目的に制作されました。
目指したのは、書き込むことが楽しくなる漢字ドリル。
日本一楽しい学習書です。「うんこ」という単語は、大人は忌避しがちかもしれません。
しかし、子どもにとっては気持ちが盛り上がる言葉であり、
口にするだけで楽しくなる魔法のような言葉なのです。「学習」と「うんこ」という、一見縁遠い二つの要素は、
ここに必然の出会いを果たしました。「勉強するのは、つらいことじゃない。とっても楽しいことなんだ」
Amazonより引用
そんなふうに、勉強への意識が変わり
笑顔で机に向かう子どもたちが増えることを
心から願っています。
みんな大好き(?)、すみっコぐらしです。
うんこドリルと同じで、好きなキャラクターが出てくるほうがとっつきやすいですね。
すみっコぐらしが好きな子にはたまらないですし、すみっコぐらしが好きな保護者の方にもたまらないでしょう。
漢字↓
プログラミングもあります↓
出版社:主婦と生活社
ページ数:96ページ
学習ペース(目安):1週間4ページ
特徴:
すみっコぐらしのイラストが満載の漢字ドリル。
Amazonより引用
かわいいすみっコのシールが78枚ついていて、1回分が終わるごとに、シールを1枚ドリルにはって、
やる気アップ!小学3年の漢字200字の「書き方」「読み方」「筆順」はもちろん、その漢字を使った言葉も、
音読み、訓読みで数多く掲載。楽しくドリルをするうちに、語彙力がつきます。
毎日コツコツ勉強するのが苦手な子向けに、「毎日少しずつ、ちょっとだけ勉強にふれる」シリーズです。
1日5分でできる分量です。3か月くらいで終わります。
「毎日のドリル」とはちょっと違い、毎日ちょっとずつ知識に触れることを目指しています。そのため、普段の勉強ではあまり意識せずに飛ばしてしまうような「むずかしい言葉」や「慣用句」のドリルもあります。
たくさん覚えるというより、毎日少しずつ触れて親しむ・なじむという使い方がおすすめです。
漢字↓
文章読解↓
ことわざ・慣用句↓
むずかしい言葉↓
短い文章やイラストをみて「論理的思考力」を養うドリルもあります↓
出版社:学研
ページ数:128ページ
学習ペース(目安):1日5分
特徴:
全国の小学生に朝学習を定着させた人気ドリルがリニューアル。集中できる朝だから、少しの勉強でも効果ばつぐん。5分でできる漢字問題で、勉強習慣を身につけよう。シールと達成シートでやる気が続く。新学習指導要領対応。
朝の勉強で、頭のスイッチが入る! かしこい子に育つ習慣づけ
■1日たったの5分だから続けやすい!
朝の短い時間でも取り組めるように、1日分はたったの5分。スキマ時間の活用や、基礎固めにもオススメです。■やさしく学べる!
書き順がしっかり覚えられます。熟語もマスターでき、語彙が増えます。毎日コツコツ続けやすい、5分で解ける問題数です。■規則正しい生活習慣が身につく!
毎日の睡眠時間や勉強時間を記録できる「生活チェック」つき! 自分の生活を振り返ることで、規則正しい生活習慣が身につきます。■達成シート&シールつきで毎日がんばれる!
学研出版サイトより引用
ドリルが1回終わるごとに、達成シートにシールを貼っていきます。どこまで進んだのかがすぐにわかるため、“がんばり”が目に見えてやる気が継続します。
「カッコイイもの」が好きな子におすすめです。夏休みの学習習慣づけのためや、2年生に先取り学習でさせている方が多いです。
漢字↓
文章読解↓
出版社:学研
ページ数:112ページ、96ページ
学習ペース(目安):1日1枚
特徴:
カッコいいドリルで勉強したい! ドラゴンが封印された小学ドリルシリーズの続編が登場!
勉強がニガテでも、これならどんどん進められる!★勉強するとドラゴン復活! でっかいキラシールを貼るとドラゴンのイラストが完成。
・1回分の勉強を終えるたびにシールを貼っていくと、最大15cm四方のドラゴンのイラストが完成。
・ドラゴンは全て、ゲーム業界で活躍するイラストレーターによる描き下ろし。教材の域を超えたクオリティを実現!
・解けば解くほどレベルの高いドラゴンがゲットできるので、どんどん進めたくなり、自然と学習習慣がつく。★まるで魔法書! 想像力を刺激する学習ページで、楽しく勉強できる。
・全ページ、魔法書やダンジョンをモチーフにしたデザインで、めくるだけでワクワクする!
・もちろん学習内容も充実。スモールステップで進むので、ニガテな子も安心!★他にも、楽しい要素が満載!
学研出版サイトより引用
ドラゴンずかん身長・体重、生息地、能力パラメータ、必殺技など、ゲームさながらのデータが満載。
ドラゴンの種族各巻には、火属性や水属性などの異なる種族のドラゴンを収録。集めて楽しいラインナップに。
ドラゴン下じきドラゴンのイラストを大きくあしらった下じきが付属。
小学生に欠かせない作文。書き方が良く分からないという子も多いです。
このシリーズは作文の書き方をイチから丁寧に解説してくれています。
入門編↓(作文が大の苦手な人はこちらがおすすめ)
基礎編↓(作文に苦手意識のあまりない人はこちらがおすすめ)
出版社:学研プラス
ページ数:160ページ、91ページ
☆★中学年の作文入門にぴったりの、ゲーム感覚でできるドリルが登場!★☆
「作文の本はいろいろあるけど、本当にできるかな?」
学研出版サイトより引用
「作文を書こうとすると頭がフリーズしちゃう…。何から手を付けたらいい?」
…と、迷ったらまずはこの1冊をおすすめします!
小学校の宿題に物足りなさを感じていそうなら、ここにおすすめするドリルをさせてみてください。
小学校の勉強をもとにして、クイズのような解き方をする問題がたくさん出てきます。
正解するかどうかよりも、考える過程や集中して試行錯誤すること自体がとても大きな学習効果を生みます。
中学受験を考えているけれど迷われている場合、ここで紹介するドリルがおすすめです。
高学年以上(中学や高校でも)で必要になる「思考力」をきたえるドリルです。
算数・国語といった科目の枠をこえて、どの科目にも必要な「論理力」「分析力」や「資料を正しく見る見方」をきたえられます。
思考力トレーニングがはじめてという人が取り組みやすいレベルです。
3年生用を楽しめた方は、次はコチラ↓
出版社:くもん出版
ページ数:144ページ
学習ペース(目安):1週間6ページ
特徴:
〔本書のねらい〕
基礎学力を身につけた子どもたちが,もう1段上のレベルを目指して取り組むワークブックです。思考力・判断力・表現力が必要な,「活用型問題」が解けるようになる力をつけます。〔学習内容・特徴〕
くもん出版より引用
〇知識・技能をもとに,文章や資料から情報を読み取り(読解力),情報を抽出・分析・推論し(思考力),それをもとに判断し(判断力),文章や数式で記述する(表現力)問題である「活用型問題」に挑戦します。
〇取り組みやすい1ステップ1見開き紙面,難易度が徐々に上がる独自の3ステップ(1読み取る 2思考して判断する 3表現する)構成なので,無理なく解き進めていくことができ,子どもたちに自信がつきます。
〇各見開きページに「ねらい」と「試す力(思考力・判断力・表現力)」を示し,どのような力が身につくかがわかります。
〇各教科の最後に分野融合型の「まとめ問題」が2回分あり,これまでの学習の定着度をはかることができます。
〇別冊解答は見やすさを重視した縮刷で,細かく考え方のプロセスを解説しています。
つづいては、「2分で読解力ドリル」です。「5分で論理的思考力ドリル」のシリーズのひとつです。
ジャンルごとに長すぎない文章を2分くらいで読み、内容を理解するという練習を繰り返します。
ポイントは「学校の教科書に出てこない」ような案内板やチラシを題材にしている点です。
中学・高校入試や共通テストではおなじみの題材になっていますが、学校ではほぼ扱いません。繰り返し練習して慣れておきたいですね。
ちょっとむずかしく感じる人はこちらからのスタートがおすすめ↓
出版社:学研プラス
ページ数:139ページ
学習ペース(目安):1日1ページ
特徴:
一問たった2分で読解力が鍛えられる/
◆あなたは「論理的に」読むことができますか?
「読解力」が注目される背景には、AIの台頭や、日々の文章に苦戦する子どもや大人のリアルな危機感があります。本書は読解力を5つに分け、今の力を確認するとともに、伸ばしていけるように設計された読解力を鍛えるためのドリルです。◆誰でも気軽に取り組める!
読解力はすべての人に必要な力です。本書は対象年齢を0歳から120歳までとし、小学4年以上で習う漢字すべてにルビを振っています。また、2分という制限時間を作ることで、気軽に取り組んでもらえるような工夫をしました。◆日常にあふれる文章を問題として収録!
Amazonより引用
本書に収録された問題は、学校の国語で読む文章とは一味違う問題ばかりです。説明文や地図、案内、メニュー、申込書など、日常生活で見かけるような文章や図を多く扱っています。まさに実際に使える読解力を鍛えられる本と言えるでしょう。クイズ感覚で解ける、読むこと自体が楽しい本です。
小学校の勉強には物足りない子、中学入試を予定している子におすすめです。漢字・文法からはじまり、長文読解まで網羅されています。
120回分ものテストが入っており、毎日1回分ずつ解いていくと4か月後にはかなり力がついているはずです。
ただし、難関中学志望の3年生にはやや物足りないので、そういう子はこの後に紹介する問題集のほうが便利です。
出版社:増進堂・受験研究社
ページ数:160ページ
学習ペース(目安):1日1回分
特徴:
○小学3年生の学習内容に合計120回の問題で取り組みます。1回ごとの問題は,負担にならないように,短時間で取り組めるようにしました。
増進堂・受験研究社より引用
○標準・上級・最上級の3段階でレベルアップを図ります。教科書の内容よりも少しレベルの高い問題にも対応できる力がつきます。
○解答編には指導者の方のために「指導の手引き」を設けました。学習する児童の方をレベルの高い問題でもしっかり理解できるように導くことができます。
○付録の「成績シール」で,児童のヤル気を引き出します。
小学校の勉強よりむずかしい問題に取り組んでみたい子におすすめです。
こちらは「小学校の勉強よりややむずかしめ」という難易度設定です。中学受験を迷われている方なら「ちょっと子どもの腕試し」に良いレベルです。
出版社:文英堂
ページ数:96ページ
学習ペース(目安):1週間4ページ
特徴:
得意科目をトップクラスの実力に
学校の教科書の内容を確認したうえで,さらに発展的な内容にも挑戦することのできる問題集です。
各単元を「標準テスト」と「ハイレベルテスト」の2段階で構成。「標準テスト」は難問を解く足掛かりとなる良問を掲載し,「ハイレベルテスト」では教科書に出てくるレベルより難しめの問題に挑戦します。また「仕上げテスト」で数単元ごとに学習内容の復習や実力チェックができ,さらに巻末の「総仕上げテスト」で1学年分を振り返っての実力試しができます。見やすくくわしい解答・解説
問題のポイントを押さえた「指導の手引き」を設け,丁寧な解説を付け,つまずきやすい箇所でも保護者がお子様を正しい解き方・考え方に導くことができます。中学受験を視野に入れた学習にも
文英堂より引用
精選した良問を数多く取り揃えました。新課程にも対応し,教科書の内容をもとに,さらにハイレベルな問題に挑戦することで学力向上を目指します。将来受験を考えているお子様にもご使用いただけます。
ここでは、3年生用としてはかなりハイレベルなものを紹介します。
最難関中学の受験を考えている方はぜひ取り組んでみてください。
この時点であまり解けなくても大丈夫です。
という行動が大切です。
働くあなたに簡単レシピでバランスごはんをお届け♪食材宅配のヨシケイ低学年向けの中学入試対策の定番といえば「ハイレベ」ではないでしょうか。
漢字、慣用句・ことわざ、文法、長文読解など、3年生に必要な知識と読解力を総合的につけられるハイレベルな問題集です。
100回分のテストが入っているので、1週間に3回ずつ進めて8か月で1周します。
最レベやトップクラスに比べて問題の難易度は下がりますが、最レベやトップクラスが難問中心で上の学年で学習する内容が含まれているのに対してハイレベは3年生で解けるようになっておくと良い良問がそろっています。
難関中学・最難関中学を目指す1~3年生向けの問題集としておすすめです。
漢字↓
読解↓
オールマイティ↓
出版社:奨学社
ページ数:144ページ
つづいて紹介するのはZ会の問題集です。
Z会は難関校入試に強いことで知られています。ほかの大手受験塾や出版社は算数や理科のテクニックを重視しているなか、Z会は国語の読解力や記述力のアップに力を入れています。
どちらが良い・悪いというのはありませんから、良いとこどりをしておきたいですね。
漢字・語句↓
文章読解↓
出版社:Z会
ページ数:120ページ、別冊32ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
特徴:
中学受験も視野に入れた「教科書+α」の学習に
教科書レベルの問題集では物足りないと感じている方・少し難しい問題にチャレンジしたい方へ、Z会がお届けするハイレベル問題集です。言葉の力をつける
本書では、学習の基礎となる言葉の力を身につけます。
漢字・ひらがな・かたかなを正確に使いこなす力と、伝えたいことを的確に表現するための語彙力を養います。ほかのお子さまと差をつける「かっこいいポイント」を掲載
問題を解くうえでのポイントや、好奇心が広がるコラムを掲載。
難しい問題も意欲をもって取り組むことができます。保護者の方もしっかりサポート
Z会より引用
お子さまがつまずきやすいところを中心に、考え方のポイントをギュッと凝縮した「解答・解説」付き。指導する際の参考にお使いいただけます。
低学年向けの中学入試対策として最難関の問題集の1つです。
4年生から中学受験専門塾に通うご家庭用に作られた問題集です。
問題量が非常に多く、1冊で3年生の中学入試対策をカバーできます。特に漢字、文法、語彙が非常に豊富です。
問題のレベルが3段階にわかれているので、お子様の様子をみてレベルは選択ください。
出版社:奨学社
ページ数:159ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
前述の「最レベ」と双璧をなす、市販教材で最高難易度の問題集です。最難関中学を目指す方はぜひ取り組んでおくことをおすすめします。
難易度を下げたものもあります(現在は廃刊)↓
出版社:文理
ページ数:220ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
特徴:
中学入試をめざす 小学低学年用問題集
実力養成から入塾準備まで最良の1冊/実戦力が高まる「総しあげテスト」/家庭学習にぴったりのくわしい解答・解説●本書は,トップクラスの学力をつけることを目的に作られた,小学校低学年用問題集です。
文理より引用
●標準クラス(教科書レベル)の問題を基本に,ハイクラス・トップクラスと段階を積み重ねることによって,高い学力が身につくような構成になっています。
●中学入試を研究し,それに基づいたパターンの問題を収録してあります。
●別冊の「答えと解き方(考え方)」は,各問題の解き方・考え方はもとより,その着眼点や指導の際の注意点もていねいに解説されています。
●「総しあげテスト」は,やったあと,文理ホームページ上にて『学力診断』ができるようになっています。お子様の今の学力を知る一助になります。
●良質な引用文を多数収録してあり,無理なく読解力を高めることができます。
●確かな入試分析に基づいた問題構成によって,飛躍的に言葉の力を伸ばすことができます。
一緒にあれこれ取り組んではみたものの、学習習慣が身につかず、算数をいやがる子になることもあります。
そんなときの対処法を3つお伝えします。
1つ目は「通信教育」です。
通信教育の多くは「子どもが1人で勉強できる」をコンセプトに作られています。
解説がわかりやすく、タブレットなら動画解説もあるので楽しく取り組めます。
また、学習目的に応じて用途やコースもさまざまで、
など、幅広く使えます。
英検®対策も充実しており、中学入試で英語利用を考えているご家庭でもかなり嬉しい講座もあります。
難関中学、最難関中学(首都圏御三家、灘中学、ラサール中学など)を目指しているならZ会がおすすめです。全科目受講もできますし、1科目だけ受講することも可能です。
特に中学受験を予定されている家庭では1年生から「思考力講座」を受けている方が多いです。
ほかにもZ会には下記のような特長があります。
※関連記事:Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法
Z会の通信教育 中学受験コース小学校の勉強をフォローしたり、中学受験対策をするための通信教育として進研ゼミも多くの受験生に選ばれています。楽しく、自信をつけながら学べるという特徴があります。
※関連記事:進研ゼミ小学講座の特徴と効果的な利用法
塾に行かせるのはまだ早い、でも親の言うとおりには動かない。そんなときは、オンライン家庭教師が便利です。
家で受講できるのに家庭教師が家に来ないので、他人を迎える準備が必要ありません。しかも授業の様子を家のリビングで見られます。
授業中に子どもが解けるようになった問題やちょっと詰まっていた問題を、授業後に軽くおさらいしてあげるとグングン伸びていきます。
低学年のうちに、「プレ塾」として活用されるご家庭がふえてきています。
※関連記事:オンライン家庭教師のメリット・始め方
3つ目の対処方法は「目標をつくること」です。
英検®、漢検、模擬試験など、資格検定や試験を受けるようにしてみましょう。
検定なら合格・不合格があり、子どもも「今している勉強がどう結果につながるのか」を意識するきっかけになります。
模擬試験なら順位や偏差値を目標にして勉強すると、
「偏差値60を取るにはどうしたらいいか」
と考えるきっかけになります。
いずれも、複数回受けることがポイントです。
小学3年生向けに国語のドリルや問題集を紹介しました。
3年生は国語を本格的に学びはじめる学年です。登場人物の感情や自分自身の感情にも目を向け、「なぜそう感じたか?」を言葉にします。そのためには語彙力が欠かせません。
※関連記事:【紙の辞書と電子辞書(スマホ)】どっちがいい?
3年生用として漢字や語彙のドリルを多めに選びつつ、作文のドリルもオススメのなかに入れています。
中学受験を目指すご家庭では、大人でもちょっとむずかしく感じる文章やハイレベルな問題にもチャレンジされている子が多くいます。子どもによって成長スピードに違いがありますので、レベル別になっている問題集がオススメです。
※関連記事:【中学受験】国語のおすすめ問題集
解けそうなレベルから徐々にレベルアップしていけると良いですね。
Z会の通信教育 中学受験コース※Z会の中学受験コースのメリットや活用法を下記の記事で紹介しています。
Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法
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