小学生の国語は、漢字や文法など知識をつかって長文を正しく読み取り、自分の意見を相手に伝える文章を書くことが求められます。
3年生よりも求められるレベルあがります。
ですが、4年生は自己主張が強く、「小4の壁」と呼ぶように自己肯定感も不安定になっています。
国語力をあげたいと思いながら試行錯誤されている保護者の方は多いのではないでしょうか。
国語力はすべての教科で必要とされており、特に中学受験や高校受験では記述問題や作文が必須となっています。得意にできれば非常に有利になります。
そこで小学校4年生用に、国語を得意にできるドリル・問題集を14種類紹介します。お子様の様子をみて必要なドリル・問題集をお選びください。
この記事は下記の方向けです。
※関連記事:Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法
4年生におすすめの国語の問題集・ドリルを紹介します。
1日1枚(5-10分)でできるドリルを中心に選びました。
漢字・語彙、文章の読み方・解答の仕方など、国語が苦手な子がつまずきやすい問題も、毎日の勉強習慣で乗り越えやすくなります。
最初に紹介するのは学研の「毎日のドリル」シリーズです。1日10分で勉強でき、「学習習慣をつける」のに便利です。
問題のレベルも小学校の勉強と同じなので、国語が苦手な子は苦手克服に、国語が得意な子は1つ上の学年の「文章読解」をするとちょうどいいレベル・分量です。
分野別にドリルが分かれていますから、気になる分野から始めてみましょう!
漢字↓
語いと文法↓
文章読解↓
出版社:学研プラス
ページ数:88ページ
学習ペース(目安):1日1枚
特徴:
やりきれるから自信がつく!1日1枚の集中で、学習習慣が身につく人気ドリルの改訂版。ドリルを進めるとキャラクターが育つ専用アプリで、勉強のやる気がアップする。文章の読解や作文で役立つ、言葉の知識や文のきまりがよくわかる。
やりきれるから自信がつく!
●1日1枚の勉強で、学習習慣が定着!
目標時間にあわせ、無理のない量の問題数で構成されているので、「1日1枚」やりきることができます。●すべての学習の土台となる「基礎力」が身につく!
スモールステップで構成され、1冊の中でも繰り返し練習していくので、確実に「基礎力」を身につけることができます。●読解や作文に役立つ、言葉の知識や文のきまりが身につく!
言葉の知識・文のきまり・漢字の知識を、項目別にくり返し学習できます。作文や記述問題に役立つ「書く力」、文章読解に役立つ「読む力」がつく問題もあり、
言葉の力が確実に身につきます。
●「できたよシール」で、やる気アップ!
ドリルが1回終わるごとに、「できたよシール」を「できたよシート」に貼っていきます。毎日のがんばりが見える化されるので、やる気が高まります。●「勉強管理アプリ」の活用で、楽しく勉強できる!
学研出版サイトより引用
設定した勉強時間にアラームがなるので、学習習慣がしっかりと身につきます。時間、点数を記録していくと、成績がグラフ化されたり、賞状をもらえたり、キャラクターとコミュニケーションを取れたりするので、達成感が得られます。
つづいては、「くもんの小学ドリル」シリーズです。
前述の学研の「毎日のドリル」と同じくらいのレベルで・分量で、毎日の学習習慣をつけるねらいがあります。
学研の「毎日のドリル」との違いは、短期集中や学力テスト、同じシリーズでレベル分けもされている点です。
漢字↓
文章読解↓
出版社:くもん出版
ページ数:96ページ
学習ペース(目安):1日1枚
特徴:
〔本書のねらい〕
「基礎からスモールステップでくり返し学習」「自分で解ける→自信ややる気につながる」という一連の流れにより、基礎基本や学習習慣をしっかり身につけ、自学自習で進めることができます。〔学習内容・特徴〕
くもん出版より引用
1なめらかなステップと反復練習により、基礎力を確実に身につける自学自習用のドリルです。
2言葉と文のきまり(文法)の分野に特化したことで、豊富な練習量となめらかなステップを実現しています。
3「できた!」のくりかえしによる自己肯定感で学びへのモチベーションが高まり、しっかりとした学習習慣を無理なく育みます。
4巻末解説には、ポイントが充実。解けなかった問題も、わかるようになります。
5フルカラー化により、イラスト、解答・解説の「見易さ」「わかりやすさ」が向上しています。
6「できたねシール」で学習習慣が身につきます。
つづいても公文で、先ほどの「小学ドリル」より問題のレベルをもう少し上げています。
小学校の勉強に苦手意識のない子は「小学ドリル」よりこちらのほうがおすすめです。
漢字↓
ことばと文法↓
作文と表現↓
自信がついてきたら学力テストをしてみましょう↓
出版社:くもん出版
ページ数:176ページ
学習ペース(目安):1日2ページ
特徴:
〔本書のねらい〕
「基礎からスモールステップでくり返し学習」「自分で解ける→自信ややる気につながる」という一連の流れにより、基礎基本や学習習慣をしっかり身につけ、自学自習で進めることができます。〔学習内容・特徴〕
くもん出版より引用
1なめらかなステップと反復練習により、基礎力を確実に身につける自学自習用のドリルです。
2言葉と文のきまり(文法)の分野に特化したことで、豊富な練習量となめらかなステップを実現しています。
3「できた!」のくりかえしによる自己肯定感で学びへのモチベーションが高まり、しっかりとした学習習慣を無理なく育みます。
4巻末解説には、ポイントが充実。解けなかった問題も、わかるようになります。
5フルカラー化により、イラスト、解答・解説の「見易さ」「わかりやすさ」が向上しています。
6「できたねシール」で学習習慣が身につきます。
つづいては、大人気の「うんこドリル」です。
国語が嫌い、勉強なんて楽しくない。そういう小学生を楽しみながら勉強に向かわせようという熱意の結晶です。
問題そのものはちゃんとしているのですが、ずいしょに「うんこネタ」が出てくるので子どもが「勉強感」を感じずに済みます。
漢字の書き方練習↓
問題を解いて漢字を覚えよう↓
出版社:文響社
ページ数:104ページ
学習ペース(目安):1日2ページ
特徴:
★☆★シリーズ累計発行部数 1000万部突破★☆★
2017年グッドデザイン賞金賞受賞、
流行語大賞ノミネート、
年間ベストセラーを、うんこが席巻!子どもが夢中になって勉強する!
全例文に「うんこ」を使った漢字ドリル―新学習指導要領対応ー
********
漢字を効率よく覚える方法は、「繰り返し書くこと」だと言われています。
しかし、同じ文字をただ延々と書き続けるのは、
子どもにとってはつまらないことです。
集中力が途切れるのも無理はありません。本書はそんな「漢字学習」の構造的弱点を
克服することを目的に制作されました。
目指したのは、書き込むことが楽しくなる漢字ドリル。
日本一楽しい学習書です。「うんこ」という単語は、大人は忌避しがちかもしれません。
しかし、子どもにとっては気持ちが盛り上がる言葉であり、
口にするだけで楽しくなる魔法のような言葉なのです。「学習」と「うんこ」という、一見縁遠い二つの要素は、
ここに必然の出会いを果たしました。
「勉強するのは、つらいことじゃない。とっても楽しいことなんだ」
そんなふうに、勉強への意識が変わり
Amazonより引用
笑顔で机に向かう子どもたちが増えることを
心から願っています。
みんな大好き(?)、すみっコぐらしです。
うんこドリルと同じで、好きなキャラクターが出てくるほうがとっつきやすいですね。
すみっコぐらしが好きな子にはたまらないですし、すみっコぐらしが好きな保護者の方にもたまらないでしょう。
3-4年生対象のプログラミングもあります↓
出版社:主婦と生活社
ページ数:96ページ
学習ペース(目安):1週間4ページ
特徴:
小学生女子に人気の「すみっコぐらし」の漢字ドリル。めいろやパズルで楽しく学べます。
カラーシール78枚付き。
Amazonより引用
毎日コツコツ勉強するのが苦手な子向けに、「毎日少しずつ、ちょっとだけ勉強にふれる」シリーズです。
1日5分でできる分量です。3か月くらいで終わります。
「毎日のドリル」とはちょっと違い、毎日ちょっとずつ知識に触れることを目指しています。そのため、普段の勉強ではあまり意識せずに飛ばしてしまうような「むずかしい言葉」や「慣用句」のドリルもあります。
たくさん覚えるというより、毎日少しずつ触れて親しむ・なじむという使い方がおすすめです。
漢字↓
文章読解↓
ことわざ・慣用句↓
むずかしい言葉↓
短い文章やイラストをみて「論理的思考力」を養うドリルもあります↓
出版社:学研
ページ数:128ページ
学習ペース(目安):1日1回分
特徴:
全国の小学生に朝学習を定着させた人気ドリルがリニューアル。集中できる朝だから、少しの勉強でも効果ばつぐん。5分でできる漢字問題で、勉強習慣を身につけよう。シールと達成シートでやる気が続く。新学習指導要領対応。
朝の勉強で、頭のスイッチが入る! かしこい子に育つ習慣づけ
■1日たったの5分だから続けやすい!
朝の短い時間でも取り組めるように、1日分はたったの5分。スキマ時間の活用や、基礎固めにもオススメです。■やさしく学べる!
書き順がしっかり覚えられます。熟語もマスターでき、語彙が増えます。毎日コツコツ続けやすい、5分で解ける問題数です。■規則正しい生活習慣が身につく!
毎日の睡眠時間や勉強時間を記録できる「生活チェック」つき! 自分の生活を振り返ることで、規則正しい生活習慣が身につきます。■達成シート&シールつきで毎日がんばれる!
学研出版サイトより引用
ドリルが1回終わるごとに、達成シートにシールを貼っていきます。どこまで進んだのかがすぐにわかるため、“がんばり”が目に見えてやる気が継続します。
小学生に欠かせない作文。書き方が良く分からないという子も多いです。
このシリーズは作文の書き方をイチから丁寧に解説してくれています。
入門編↓(作文が大の苦手な人はこちらがおすすめ)
基礎編↓(作文に苦手意識のあまりない人はこちらがおすすめ)
出版社:学研プラス
ページ数:160ページ、91ページ
学習ペース(目安):1週間4ページ
特徴:
嫌いな子ほど、上達する⁉
ストーリーを楽しむうちに、自分の言葉で書きたくなる♪
…………………………………………………………………………………
[本書の特長]1 . 定番ロングセラー、待望のリニューアル!
長年支持を集めてきた作文ワークが、全面リニューアル!
「小論文の神様」樋口先生のノウハウはそのままに、オールカラーの見やすい紙面でより一層使いやすく・読みやすくなりました。2 . ゲームのような楽しい問題でトレーニング!
ストーリーの中に入り込んで、ゲーム感覚で書いてみましょう。主人公たちといっしょになって考える問題で、楽しく本格トレーニングができます。3 . 短い文から始めて自信がつく!
書くことが苦手なお子さんでも、短い文を書くことから始めて、成功体験を積みながら学習を進められます。4 . 一生モノの「作文の形」をマスターできる!
「ホップ・ステップ・ジャンプ・着地」の作文の形を繰り返しトレーニングして身につけます。本格的な作文や読書感想文も迷わず書けるようになります。★別冊解答には、おうちの方へのアドバイスも充実!
Amazonより引用
小学校の宿題に物足りなさを感じていそうなら、ここにおすすめする問題集をさせてみてください。
思考力をきたえる練習や読解力を伸ばす文章問題が豊富です。
中学受験を考えているけれどまだ迷われている場合も、ここで紹介するドリルがおすすめです。
高学年以上(中学や高校でも)で必要になる「思考力」をきたえるドリルです。
算数・国語といった科目の枠をこえて、どの科目にも必要な「論理力」「分析力」や「資料を正しく見る見方」をきたえられます。
思考力トレーニングがはじめてという人が取り組みやすいレベルです。
出版社:くもん出版
ページ数:144ページ
学習ペース(目安):1週間6ページ
特徴:
〔本書のねらい〕
基礎学力を身につけた子どもたちが,もう1段上のレベルを目指して取り組むワークブックです。思考力・判断力・表現力が必要な,「活用型問題」が解けるようになる力をつけます。〔学習内容・特徴〕
くもん出版より引用
〇知識・技能をもとに,文章や資料から情報を読み取り(読解力),情報を抽出・分析・推論し(思考力),それをもとに判断し(判断力),文章や数式で記述する(表現力)問題である「活用型問題」に挑戦します。
〇取り組みやすい1ステップ1見開き紙面,難易度が徐々に上がる独自の3ステップ(1読み取る 2思考して判断する 3表現する)構成なので,無理なく解き進めていくことができ,子どもたちに自信がつきます。
〇各見開きページに「ねらい」と「試す力(思考力・判断力・表現力)」を示し,どのような力が身につくかがわかります。
〇各教科の最後に分野融合型の「まとめ問題」が2回分あり,これまでの学習の定着度をはかることができます。
〇別冊解答は見やすさを重視した縮刷で,細かく考え方のプロセスを解説しています。
つづいては、「2分で読解力ドリル」です。「5分で論理的思考力ドリル」のシリーズのひとつです。
ジャンルごとに長すぎない文章を2分くらいで読み、内容を理解するという練習を繰り返します。
ポイントは「学校の教科書に出てこない」ような案内板やチラシを題材にしている点です。
中学・高校入試や共通テストではおなじみの題材になっていますが、学校ではほぼ扱いません。繰り返し練習して慣れておきたいですね。
ちょっとむずかしく感じる人はこちらからのスタートがおすすめ↓
出版社:学研プラス
ページ数:139ページ
学習ペース(目安):1日1ページ
特徴:
一問たった2分で読解力が鍛えられる/
◆あなたは「論理的に」読むことができますか?
「読解力」が注目される背景には、AIの台頭や、日々の文章に苦戦する子どもや大人のリアルな危機感があります。本書は読解力を5つに分け、今の力を確認するとともに、伸ばしていけるように設計された読解力を鍛えるためのドリルです。◆誰でも気軽に取り組める!
読解力はすべての人に必要な力です。本書は対象年齢を0歳から120歳までとし、小学4年以上で習う漢字すべてにルビを振っています。また、2分という制限時間を作ることで、気軽に取り組んでもらえるような工夫をしました。◆日常にあふれる文章を問題として収録!
Amazonより引用
本書に収録された問題は、学校の国語で読む文章とは一味違う問題ばかりです。説明文や地図、案内、メニュー、申込書など、日常生活で見かけるような文章や図を多く扱っています。まさに実際に使える読解力を鍛えられる本と言えるでしょう。クイズ感覚で解ける、読むこと自体が楽しい本です。
小学校の勉強には物足りない子、中学入試を予定している子におすすめです。漢字・文法からはじまり、長文読解まで網羅されています。
120回分ものテストが入っており、毎日1回分ずつ解いていくと4か月後にはかなり力がついているはずです。
ただし、難関中学志望の4年生にはやや物足りないので、そういう子はこの後に紹介する問題集のほうが便利です。
出版社:増進堂・受験研究社
ページ数:160ページ
学習ペース(目安):1日1回
特徴:
○小学4年生の学習内容に合計120回の問題で取り組みます。1回ごとの問題を短時間で取り組めるようにしましたので,どんどん先へ進むことができます。
増進堂・受験研究社より引用
○標準・上級・最上級の3段階でレベルアップを図ります。教科書の内容よりも少しレベルの高い問題に対応できる力が確実につきます。
○解答編は,解答とともに解説を設け,レベルの高い問題でもしっかり理解できるようにくわしくていねいに説明しています。
小学校の勉強よりむずかしい問題に取り組んでみたい子におすすめです。
こちらは「小学校の勉強よりややむずかしめ」という難易度設定です。中学受験を迷われている方なら「ちょっと子どもの腕試し」に良いレベルです。
出版社:文英堂
ページ数:112ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
特徴:
得意科目をトップクラスの実力に
学校の教科書の内容を確認したうえで,さらに発展的な内容にも挑戦することのできる問題集です。
各単元を「標準テスト」と「ハイレベルテスト」の2段階で構成。「標準テスト」は難問を解く足掛かりとなる良問を掲載し,「ハイレベルテスト」では教科書に出てくるレベルより難しめの問題に挑戦します。また「仕上げテスト」で数単元ごとに学習内容の復習や実力チェックができ,さらに巻末の「総仕上げテスト」で1学年分を振り返っての実力試しができます。見やすくくわしい解答・解説
問題のポイントを押さえた「指導の手引き」を設け,丁寧な解説を付け,つまずきやすい箇所でも保護者がお子様を正しい解き方・考え方に導くことができます。中学受験を視野に入れた学習にも
文英堂より引用
精選した良問を数多く取り揃えました。新課程にも対応し,教科書の内容をもとに,さらにハイレベルな問題に挑戦することで学力向上を目指します。将来受験を考えているお子様にもご使用いただけます。
中学受験対策をしたい方向けに、最難関受験用のハイレベルなものを紹介します。最難関中学の受験を考えている方はぜひ取り組んでみてください。
解けなかった問題は解説をよく読み、「解答の根拠」を自分で説明できるまで理解するようにしましょう。
最初に紹介するのはZ会の問題集です。
Z会は難関校入試に強いことで知られています。ほかの大手受験塾や出版社は算数や理科のテクニックを重視しているなか、Z会は国語の読解力や記述力のアップに力を入れています。
どちらが良い・悪いというのはありませんから、良いとこどりをしておきたいですね。
漢字・語い↓
文章読解↓
出版社:Z会
ページ数:120ページ、別冊32ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
特徴:
中学受験も視野に入れた「教科書+α」の学習に
教科書レベルの問題集では物足りないと感じている方・少し難しい問題にチャレンジしたい方へ、Z会がお届けするハイレベル問題集です。言葉の力をつける
本書では、学習の基礎となる言葉の力を身につけます。
漢字・ひらがな・かたかなを正確に使いこなす力と、伝えたいことを的確に表現するための語彙力を養います。ほかのお子さまと差をつける「かっこいいポイント」を掲載
問題を解くうえでのポイントや、好奇心が広がるコラムを掲載。
難しい問題も意欲をもって取り組むことができます。保護者の方もしっかりサポート
Z会より引用
お子さまがつまずきやすいところを中心に、考え方のポイントをギュッと凝縮した「解答・解説」付き。指導する際の参考にお使いいただけます。
本格的に受験対策をするなら「自由自在」がおすすめです。問題量が豊富で、片手間に取りくめるような分量ではありません。
「塾なしで受験する子」には定番です。
特に大手中学受験塾では国語は語い・漢字に力を入れて文章読解はテクニックに依存しているところもあります。
その方法では読解力が伸びませんから、そうした塾に通われている方は自由自在で読解対策のフォローをするほうが良いかもしれません。
3・4年生向け↓
3・4年生向けが終わった方はコチラ↓
出版社:増進堂・受験研究社
ページ数:384ページ、568ページ
学習ペース(目安):1週間16ページ
特徴:
〇新学習指導要領に対応し,学習内容を大幅に一新する全面改訂を実施。3・4年を中心に,中学受験の土台となる内容まで完全にカバーしています。
〇マンガで学習内容を楽しく紹介しています。導入部の「ここからスタート!」では,マンガで単元の内容を楽しく紹介しているので,学習に入りやすくなっています。
〇学習内容をわかりやすく整理した図や表を豊富に収録。オールカラーで楽しく,理解が深まります。
〇記述力・思考力を伸ばします。これから必要とされる「記述力・思考力」を伸ばす練習問題や解説を多数収録しています。
〇スマホで知りたいことがわかる「教えて!自由自在先生」と連携。スマホアプリのLINEで友達追加をすれば,知りたい用語を検索することができ,該当する『自由自在』のページをスマホで読むことができます。
増進堂・受験研究社より引用
市販教材で最高難易度の問題集です。最難関中学を目指す方はぜひ取り組んでおくことをおすすめします。
難易度を下げたものもあります(現在は廃刊)↓
出版社:文理
ページ数:264ページ
学習ペース(目安):1週間12ページ
特徴:
中学入試をめざす 小学4年生用問題集
実力養成から入塾準備まで最良の1冊/実戦力が高まる「総仕上げテスト」/家庭学習にぴったりのくわしい解答・解説
●本書は,トップクラスの学力をつけることを目的に作られた,小学校4年生用問題集です。
文理より引用
●標準クラス(教科書レベル)の問題を基本に,ハイクラス・トップクラスと段階を積み重ねることによって,高い学力が身につくような構成になっています。
●中学入試を研究し,それに基づいたパターンの問題を収録してあります。
●別冊の「答えと解き方(考え方)」は,各問題の解き方・考え方はもとより,その着眼点や指導の際の注意点もていねいに解説されています。
●「総仕上げテスト」は,やったあと,文理ホームページ上にて『学力診断』ができるようになっています。お子様の今の学力を知る一助になります。
●良質な引用文を多数収録してあり,無理なく読解力を高めることができます。
●確かな入試分析に基づいた問題構成によって,飛躍的に言葉の力を伸ばすことができます。
●文理HPで『読者アンケート』にお答えいただくこともできます。
国語のドリルや問題集の選び方を紹介します。
まず、学習目的に合うものを選ぶようにしましょう。
上記のように、学習目的はさまざまです。問題集もそれぞれ活用目的が分かれています。
ご家庭の学習目的を明確にし、それに合う問題集を選ぶと勉強がしやすくなります。
子どもが「やってみたい!」と思えるものを選んでみましょう。
4年生になると、科目の好き・嫌いの意思がはっきりしています。「嫌い」となると余計勉強しなくなります。
子ども自身も苦手を克服したいという気持ちを持っていますから、「これならできそう!」と思えるレベルのものを選ぶと、前向きに取り組みやすくなります。
国語の文章問題を解くには、論理的な思考力や文章読解力が必要です。
通常の問題集やドリルでも伸ばせますが、『思考力ドリル』のように「特定の能力開発』に特化したものやハイレベルな文章読解をする問題集が有効です。
なお、作文対策用のドリルは下記の記事でくわしく紹介しています。
【小学生】文章力のトレーニングにおすすめのドリルや問題集:低学年向け作文の書き方から中学入試対策まで
国語は漢字、文法、文章読解、作文の4つの分野に分かれています。苦手分野の克服が目的なら、分野ごとに苦手克服ができるドリルや問題集がオススメです。
学習範囲をせばめるほうが早く苦手克服ができます。
漢字や文法は自信がつくまで1つの単元や章で反復練習をし、慣れてきたら2つの単元を同時並行で学習すると定着度が1.5倍~2倍にアップすることがわかっています(現代ビジネス「その学習法は正しいか? 「うまくいっている」という幻想に要注意」より)。
中学受験を予定しているご家庭では、そろそろ本格的な受験対策ができる問題集を活用しましょう。
4年生から通塾をはじめるご家庭が多く、塾でも中学受験対策が本格化する学年です。
本格的な受験対策問題集を使って受験勉強をはじめていきましょう。
問題集によっては1日5分で終わるものもあれば、しっかり取り組むものもあります。習い事やお友だちとの遊ぶ時間、下のきょうだいのお世話などで、まとまった時間を取れる場合と取れない場合があります。
無理なく続けられるものなら、保護者の方もお子様も負担感なく取り組めます。
中学受験をされた方の多くは塾で対策をされています。
一方で、塾に通わずに受験をした人も2割ほどいることがわかっています(ひまわり教育研究センターより)。
塾なしで中学受験をされる予定のご家庭では、
の3点にご留意いただければ、受験を成功に導くことが十分可能です。
※関連記事:【中学受験】家庭学習のみで志望校に合格できるおすすめの学習方法
※関連記事:【中学受験】勉強スケジュールの作成・管理方法を解説
※関連記事:【中学受験】小学生の家庭教師はいつからがいい?
家庭学習の便利な学習手段を2つ紹介します。
働くあなたに簡単レシピでバランスごはんをお届け♪食材宅配のヨシケイ4年生は「一人で勉強をしていく時期」です。学習の質を高めるために多くのご家庭では通信教育が利用されています。
カリキュラムが明確にありますし、タブレット学習なら「復習したほうがいい問題」をAIが自動表示してくれるので「何を勉強すればいいか」を悩むことがなくなります。
しかも、ウェブ授業や個別対応も標準プランの範囲内にあります。
難関中学、最難関中学(首都圏御三家、灘中学、ラサール中学など)を目指しているならZ会がおすすめです。1年生から思考力アップ講座を受けられている方が多いです。
下記のような特長があります。
※関連記事:Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法
※関連記事:Z会小学生コースの進め方:自主性や考える力を伸ばせる問題の特徴を紹介
中学受験対策の通信教育として進研ゼミも多くの受験生に選ばれています。楽しく、自信をつけながら学べるという特徴があります。
※関連記事:進研ゼミ小学講座の特徴と効果的な利用法
市販教材や通信教育の解説はとてもわかりやすいですが、それでも解法を理解できない問題は出てきます。
そういう場合はオンライン家庭教師が便利です。
自宅で受講できるので自分(家庭)のペースを守れますし、ほかに生徒がいませんから「本当に理解できるまで」繰り返し解説を聞けます。
教材の解説がわかりにくい場合、その理由の多くは
「以前の学習範囲につまずきがあること」
です。
そこをオンライン家庭教師でピンポイントに発見して対策してもらえれば、学習をスムーズに進められるようになります。
塾や予備校で受験指導をしているプロ家庭教師も多いので、学生・プロそれぞれの特徴を活かした選択をするようにしましょう。
※関連記事:オンライン家庭教師のメリット・始め方
※関連記事:中学受験のプロ家庭教師の選び方
小学4年生向けに国語の問題集を紹介しました。
4年生になると国語の文章問題がむずかしくなります。読解力や思考力を伸ばせる問題集、漢字や語彙・文法の知識を伸ばせるドリルなど、学習目的に合わせて選びましょう。
この学年で男子の半数近くは国語嫌いになります。国語の読解力は算数の文章問題や理科の実験・観察問題をはじめとして、ほとんどの教科に影響します。
漢字・語彙から苦手を克服し、ぜひ国語嫌いを克服したいですね。
作文のドリルもオススメのなかに入れていますので、余裕のある方はぜひ取り組んでみてください。
中学受験を予定されている方も受験用の対策を本格的に行う時期です。
記述問題に苦手意識を持つ子が多くなるので、記述問題の答え方と「なぜこの答えになるのか?」という解答の根拠を大事にしたいですね。
※関連記事:【小学校4年生】国語の勉強内容(漢字、文章問題など):目安の勉強時間は?
This website uses cookies.