中学受験のスケジュール管理方法を解説:親は自学習の時間管理や宿題管理をどこまですればいい?

小学生の子どもを笑顔でほめる母親 中学受験の勉強法
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「中学受験は親の受験」といいますが、
毎日つきっきりで子どもの勉強をみるのは負担が大きいですよね。

どこまですればいいのか、どうすればいいのか悩みどころです。

ひと昔前なら親が家で子どもに勉強を教えていましたが、
今では勉強スケジュールの作成と管理を親のタスクにしている家庭も多くなっています。

そこで今回の記事では、下記の3点を紹介します。

  • 中学受験の勉強に親はどこまでかかわればいいか
  • 勉強スケジュールの作成ポイント
  • 時間に余裕のないときはどうすればいいか

中学受験の勉強へのかかわり方に困っている方も、これから中学受験の対策を本格的にはじめていく方もぜひ参考にしてください。

勉強スケジュールを管理する必要性

受験勉強が忙しくなる5-6年生の勉強に
親はどこまで・どのように関わっているのでしょうか。

中学受験生の1日の勉強スケジュールから確認していきます。

小6は平日3時間以上勉強している

わかりやすくするため、中学受験をする子としない子のデータを比較してみます。両者にはかなり大きな差があります。

下記のグラフをご覧ください。中学受験を経験した家庭を対象に、平日に何時間勉強していたかを調査した結果です。

Z会をもとに作成
  • 小4、小5では4割近くが2~3時間の勉強時間
  • 小6の夏以降は5割以上の子どもが平日に3時間以上勉強
  • 入試直前の冬には2割以上が5時間以上勉強

平日に3時間というとかなり長いです。塾が週4-5日ありますから、食事・入浴を除くとほぼ勉強です。

相当忙しく、気の休まるヒマもなくなります。

  • 何を復習すればいいか
  • このあいだ受けたテストの直しはどうしようか

といったことを考えている余裕はなくなります。

勉強内容はその日その日に考えるのではなく、事前に決めておく必要があります。

なぜこれほど長時間勉強するのかというと、
やはり中学受験の出題範囲が広く、しかも1つ1つがむずかしいからです。

解けるようになるのに時間がかかりますし、解けるようになっても忘れてしまいます。

勉強した先からどんどん復習していかないといけないのです。

中学受験生へのサポート方法

加速度的に忙しくなる受験生を親はどう学習サポートしているでしょうか。

下記のグラフは中学受験生の保護者の方を対象に、子どもの勉強にどう関わっているかを調査した結果です。

中学受験情報局をもとに作成

1番多いのは「スケジュール管理」で、2番目の「進捗管理」と合わせてほとんどのご家庭で親がこの2つの管理に関わっていることがわります。

つづいて、中学受験に限定せず小学生全般の子どもの勉強フォローについてはどうなのか確認してみます。

ベネッセ教育情報サイトをもとに作成
  • 1番多いのは「勉強の声かけ」で8割以上
  • 2番目に多いのは「分からない問題を教える」で7割近く
  • 3番目に多いのは「まるつけをする」で5割近く

という結果です。

先ほどの中学受験生の保護者の方対象の調査では「スケジュール管理」と「進捗管理」が圧倒的に多かったのですが、こちらの調査では「勉強スケジュール」に関わっているのは2割ほどでした。

中学受験という勉強の特殊性がゆえに、
勉強のサポート方法もかなり違っています。

親は「スケジュール管理」「進捗管理」をしよう

単元の説明や問題の解き方は
塾の授業を受け、自分で問題集の解説をみればわかります。

ですが、大量の勉強を回しながら
タイミングよく復習するのは小学生にはまだむずかしいです。

子どもに任せると、
算数ばかり勉強してしまったり、
国語の漢字の暗記ばかりしてしまったりする場合もあります。

そこで、
「スケジュール管理」と「進捗管理」を親が行うことで、
小学生にはまだできない部分を補ってあげるのです。

勉強のスケジュール作成と管理方法

では、親は子どもの学習スケジュールをどう管理すればいいのか、ポイントを4つご案内します。

スケジュールは1週間単位でゆるく作る

まず、スケジュールは1日単位ではなく、1週間単位でゆるめに作りましょう。

月曜日は15:45に学校から帰って18時まで復習をして、18時から1時間食事をして~のような、産業ロボットのようなスケジュールを作ってしまいがちです。みっちり作りこんでも数日で破綻します。

1週間のなかで勉強量の少ない予備日をつくるようにしましょう。土曜か日曜を予備日に設定しておくと便利です。体調不良の日や家族の予定もあります。

週末を1日予備日にしておけば、家族で出かけてもその前後で勉強量を調整しやすいです。

中学受験は長丁場ですから、無理なくつづけられるペースが成績アップにつながります。

また、スケジュールの作成と管理には子どもを参加させてください。子どもが自分でもスケジュールを意識して動けるほうが成績アップにつながるからです。

自主性の高い子は成績が伸びやすいです。そして受験は自主性を育てる大きなチャンスです。

ベネッセ教育総合研究所「小学校高学年の学びに関する調査2019」をもとに作成

上記のグラフのように、子どもをルール作りに参加させていると「自分から行動する(勉強する)姿勢」になりやすいです。

成績を上げるためにスケジュール管理をするわけですから、そのスケジュールの作成・管理に子どもを主体者として参加させると、成績アップにとてもプラスになります。

新たな勉強と復習の比率は1:1

スケジュールの作成と管理の大枠ができれば、次は時間配分です。
勉強する内容は

  • 新たな勉強
  • 復習

の2種類です。

この2種類の時間配分は1:1にします。

子どもは塾の宿題など新たな問題を解きたがりますが、直接点数につながるのは復習のほうです。1度解いて正解したくらいでは、1-2週間で忘れてしまいます。記憶が長持ちする子でも1か月も持ちません。

実際、中学受験塾では復習テストを2週間に1度か、1か月に1度の頻度で実施しています。忘れたころにテストをすれば、テスト勉強をして思い出してくれます。

ただし、これで十分なのかというと、やはり足りないのです。
これで十分なら志望校に届くくらいの偏差値を模試で取れているはずです。

塾がもうけている復習頻度を2倍にしましょう。具体的には、先週か先々週の宿題をもう1度解くようにしてください。

1か月に1度の復習で足りないなら、2週間に1度復習しましょう。
2週間に1度の復習で足りないなら1週間に1度復習しましょう。

これで「新たな勉強」と「復習」の勉強量が1:1になります。

塾に通わずに勉強している子も、復習は1-2週間に1回入れるようにしておきましょう。忘れてしまってから復習すると時間がかかるうえに、それほど解けるようになりません。

ちなみに、勉強量は2倍になりますが、勉強時間は1.5倍以下です。1度解いて、塾で解説も受けています。記憶から消え去る前に復習するので、問題を早く解けます。

この復習頻度でしばらく勉強をしていると、「できる」問題がふえてきます。

特に算数は積み重ねの教科ですから、直近の内容がスラスラできると新たに習う内容も早く理解して解けるようになります。

復習をこまめにしておくことで、
これから習う内容の理解度があがってくるのです。

教科ごとに勉強時間を配分する

最後に、教科別に時間配分をします。中学受験は算数が圧倒的に1番大変なので、ふと気づくと算数ばかり勉強してしまいます。

ですが、入試は算数だけではありません。

志望校入試の教科別配点をチェックしましょう。大抵は、以下の表のような配点比率です。

 算数国語理科社会
均等配点1111
算・国重視1.51.511
算・国偏重2211

関西圏でよくある3科型入試でも、上記表のいずれかの比率に近いものがほとんどです。

スケジュールを立てるときに、勉強時間を入試の配点比率にあわせます。

例えば1日2時間勉強するとしたら、1週間で12時間勉強する計算になります。
(日曜は予備日)

1日、1週間の勉強時間を下記のように配分します。

1日平均:算数36分、国語36分、理科24分、社会24分
1週間:算数3.5~4.5時間、国語3.5時間、理科2~2.5時間、社会2~2.5時間

算数は少し多めに配分しましょう。難易度がたかく、時間がかかる教科ですから。

※算数の勉強で困っている方・もっと得意にしたい方向けに、おすすめ問題集をこちらで紹介しています。
5年生におすすめの中学受験問題集
6年生におすすめの中学受験問題集

ご家庭によって週末は3倍勉強するなど、子どもと相談してルールを決めておくといいですね。

進捗欄をつくって子どもに書かせる

いつ・何ページまで終わったかを書き入れる欄をスケジュール表にもうけておきましょう。
予定どおり進んでいるかどうか、どこかで調整が必要かなどを把握しやすくなります。

1番大切なこととして、進捗は子どもに書かせてください。

自分で管理させて、自分で考えさせるのです。親はあくまで進捗表の記載があっているかどうかの確認をしたうえで、「どうする?」と聞いてあげてください。

「相談に乗る」スタンスで接する

最初のうちは、子どもが進捗を書くのを忘れたり、予定より進捗が遅れだすと勉強をいやがるかもしれません。

それでも「勉強しなさい!」と叱るのではなく、
「どうすれば予定どおりできそう?」と相談に乗るスタンスにしてみてください。

叱られると、叱られないようにするために勉強するようになってしまいます。
実力をつけるためや、志望校に合格するためという目的からズレてしまいます。

こうなると、成績がなかなか伸びづらくなります。

それでも子どもが勉強を渋っていたり、
親の側のイライラが爆発しそうなときは、「決めたことを実行しないこと」を叱るようにしましょう。「勉強しないこと」ではなく、「決めたことを実行しないこと」です。

こういう子は勉強に対して受け身になっており、自分事だと思っていないことがよくあります。

自分で自分の決めた約束を破るのは、自分にとって良くないことです。そうした自己責任感を身につけさせて、自分が受験勉強の主体者なのだと気づくようにしてあげましょう。

そのためにも、スケジュールの作成段階で子どもにしっかり関わらせてください。
子どもも一緒に作成したスケジュールですから、
子どもが予定を実行しないときに、声かけがとてもしやすくなります。

スケジュールを回せないとき

もしも宿題に追われていたり、問題を解くのに思いがけず時間がかかってしまっていたらどうするかをお伝えします。

宿題は全部やらなくてもいい

まず、塾の宿題を必要な範囲だけやりましょう。
全部する必要はありません。

宿題の目的は、「授業で教わった範囲の問題を解けるようにすること」です。
全ての問題に解答して丸つけをすることではありません。

塾の教材や授業ノートをみても解き方がわからない問題があれば、塾の先生に聞くようにしましょう。

自宅では、

  • 自力で解ける問題
  • 解説を読めば解ける問題

を2-3回繰り返し解き、確実に解ける問題を増やすようにします。

小5まででひととおりの内容は習い終わっています。宿題をしなくても、気になった内容は復習できます。

睡眠時間はけずらない

何があっても、睡眠時間は確保しましょう。

下記の表は、日本人の平均起床時間・就寝時間を表しています。

小学生は平均して21時57分に眠りについて、6時38分に起きています。睡眠時間は8時間41分です。

内閣府「平成27年版子供・若者白書」より

小学生に推奨されている睡眠時間は9-11時間とも9-12時間とも言われていますから、この睡眠時間は短いです。

中学受験生に限定すると、睡眠時間はさらに短くなります。

ある調査では、中学受験生の睡眠時間は下記のような結果だったそうです(ナビコより)。

  • 睡眠時間が7時間の子が38%
  • 睡眠時間が8時間以下80%以上

塾の宿題など受験勉強で忙しく、寝るのが遅くなっている実態がわかります。

睡眠不足になると頭が働かなくなったり、
精神的に不安定になりやすくなります。

ただでさえ入試でピリピリした時期に差しかかっていくわけですから、心身ともに健康な状態を保つようにしたいですね。

運動時間を定期的に入れる

勉強がうまくいかないときは大きなストレスを感じています。
そのストレスが原因でさらに勉強が行き詰まりやすくなります。

勉強のストレスを解消したり、頭をすっきりさせるためにも運動を定期的に取り入れましょう。

息が切れて人と話しにくくなる程度の運動を週に150分するか、スポーツやダッシュなどの激しい運動を週に75分すると、脳のストレス反応が弱まりメンタルヘルスが改善することがわかっています。
医療法人社団 平成医会HPより)

塾の行き帰りにジョギングをしてスッキリした頭で問題に取り組めば、普段なら解けない問題でも解法を思い出しやすくなるかもしれません。

5、6年生の受験勉強スケジュールとポイント

中学受験の勉強が忙しくなる5、6年生の一般的な勉強スケジュールを確認していきます。

時期ごとのポイントもお伝えしますので、スケジュールを作成される際の参考にしてください。

5年生は解き方の理由を追求する

4年生までで中学受験内容の基礎をひととおり勉強していると仮定します。
大手の集団指導塾ではそのスケジュールです。

自宅学習などほかの勉強方法を取っている方も、
目安として4年生終わりまでにひととおりの内容を勉強しておくことをおすすめします。

5年生からはいよいよ受験レベルの問題にチャレンジしていきます。

下記の画像は大手塾における4-6年生の算数のカリキュラムです。

中学受験ナビより

4年生までは各単元名に「~の基本」という文言が入っていますが、
5年生になると「基本」が外れます。

下記のような順番で学習が進みます。

「4年生で各単元の基本を習う」

「5年生で各単元の受験レベルを習う」

「6年生で入試によく出る単元融合問題を習う」

5年生からは本格的な受験勉強がはじまります。

難易度があがるため1度習って解けるようになっても、解き方を忘れやすくなります。復習が欠かせません。

塾でもその対策として、5年生から授業回数を増やします。

下記のグラフをご覧ください。

  • 4年生は週2回が1番多い
  • 5年生は週3回が1番多い

4年生→5年生で週当たりの授業回数が
2回→3回へと増えているのがわかります。

ベネッセ教育総合研究所「中学受験に関する調査」をもとに作成

この時期には特に算数がむずかしくなり、
勉強を嫌がる子が増えてきます。

特に苦手になりがちなのが、
割合速さ図形です。

※単元別に苦手を克服できる勉強方法を紹介しています。

割合の勉強法 ・ 比の勉強法
速さの勉強法 ・ 図形の勉強法

リード文が長くなり、1つの問題に条件が3つも4つも入ってきます。
例えば下記のようなぐあいです。

「兄が家を出発してから途中で休憩をしている間に自転車で追いかけていた弟が追い抜いてしまって、途中で引き返してきて兄と合流」

1回読んでもちょっと状況がつかみにくいですよね。

問題文に書かれている状況を読み解き、
設定された条件を整理するには国語の読解力が必要になります。

5年生向けのおすすめ読解問題集はこちら

問題のタイプや難易度が変わるため、
4年生までは機械的に解いたり直感で解けていたものが、5年生になると解けなくなります。

どういう解き方をしているのか、
なぜその解き方をしているのかを理解しながら勉強していくスタイルに変えていく必要があります。

6年生はじめから入試レベルの勉強スタート

入試では単元別の問題も出ますが、
上位校になればなるほど、複数の単元をまたいだ問題が良く出題されます。

比例・反比例と図形を融合させた問題や、
「算数と国語」や「理科と国語」を融合させた記述問題などです。

こうした問題は入試頻出問題集などを使い、パターン演習を繰り返すことで解きやすくなります。

ここで一段と学習量を増やすことになります。

教科別に勉強すれば良かったのが、
国語の記述力が問われるようにもなります。

記述問題は中学入試で出題割合が高くなっていますから、
5-6年生の勉強の大きなテーマと言えます。

※記述力をあげるトレーニング方法とおすすめの問題集を以下の記事で紹介しています。
記述力をあげるトレーニング方法
記述力アップのおすすめ問題集

記述力も読解力も語彙が基本です。

わからない語彙が1つでもあると長文の内容がぼやけますし、
語彙が不足していると微妙な心情を記述できません。
語彙力に不安のある方は国語辞典を上手に使うと、語彙を飛躍的に増やせます。

国語辞典を使う読解力アップ法
紙の辞書と電子辞書の便利な使い分け方

6年生夏までに受験校を決定

6年生の春から入試頻出問題の対策をして、入試でどれくらい解けるようになるか予想がつくようになります。

その予想を踏まえて、小6の夏までには受験校を決めるようにしましょう。

【志望校の決め方】

受験校は難易度別に3校ほど選ぶのがセオリーです。

①チャレンジ校
②本命校
③安全校

第一志望校は「チャレンジ校」か「本命校」になります。勉強状況を不安になる方もいますが、行きたい中学は変えないほうがいいです。

受験校すべてに縁がなかった場合(いわゆる「全落ち」)、何年もがんばってきた本人も保護者の方も残念な気持ちになります。

それを避けるために「安全校」を受けることが一般的です。

安全校は子どもの実力ならかなり受かりやすそうな中学校です。

「2-3番目くらいに行きたい中学」を選ぶようにします。

入試が差し迫った冬だと「1番行きたい中学」をみすえて勉強しますから、安全校をその時期に選ぼうと思っても慎重に選べなくなります。

※関連記事:【中学受験】志望校はいつまでに・どうやって決める?

【国立中学、公立中高一貫校】

行きたいわけではないけど、全落ちを避けたい」という理由で
国立中や公立中高一貫校を受験する場合もあります。

とにかく地元の公立中を避けたい場合に取る手段ですが、
注意が必要です。

というのも、最近では公立中高一貫校の人気が急上昇しているため、ほんの1-2年で難易度が大きく変わる学校があります。

※2023年度の公立中高一貫校の偏差値はこちら
全国の公立中高一貫校偏差値表

公立中高一貫校は私立中と入試制度が違いますので、対策方法も変わります。
偏差値だけみて受験しないようにしましょう。

※公立中高一貫校の入試制度はこちら
公立中高一貫校の入試制度

10月から過去問対策

小6の10月からは過去問対策に入りましょう。

プレテストを10-11月に受けるでしょうから、その対策もかねて過去問を活用します。

過去問を解くときのポイントを3つお伝えします。

解く前に大問ごとの時間配分を決める

大問が4つあるのにじっくり解いていたら大問2までしか解けなかった、ということもあります。

1点でも多く取るために作戦を立てておきましょう。

  • 大問ごとに何分くらいかかりそうか
  • どの順番で解けば高い点数を取れそうか

を想像して、時間配分と解答の順番を事前に決めておきます。

時間を計って解く

時間配分の練習をしておきましょう。

大問を1つ解き終わるごとに時計を見て、残り時間を確認します。

「残り時間でどの問題なら解けそうか」を素早く考えて解きます。

また、大問ごとにかかった時間をメモしておきましょう。

思ったより時間のかかった大問、
時間のかからなかった大問があるはずです。

解く順番を入れ替えるだけで点数がアップします

制限時間が終わっても解く

制限時間が終わっても、残っている問題があれば解くようにしましょう。

  • 時間があれば解ける問題
  • 時間があっても解けない問題

をあぶりだすためです。

「時間があれば解ける問題」は解答スピードがあがればすぐに点数アップにつながります。

解けるはずの問題を繰り返し解いて、
全体的に定着度をあげるようにしましょう。

逆に、「時間があっても解けない問題」はその単元の理解がまだまだ不十分です。

該当単元に戻ってしっかり復習しましょう。

まとめ

学年があがるにつれて中学受験生の勉強は忙しくなります。

勉強に行き詰っても、小学生が自分で勉強内容を見直すのはむずかしいです。

親が勉強スケジュールを作成して進捗を管理してあげれば、子どもは安心して目の前の問題に格闘することができます。

記事内では学習スケジュールの作成方法や管理方法をお伝えしました。

作成と管理どちらも子どもに関わらせれば、自主性を育てるきっかけにもなります。

できる準備をすべてした状態で中学入試当日を迎えられるようにしたいですね!

※関連記事:【中学入試】面接でよく聞かれる質問例と模範回答例
※関連記事:中学受験当日、面接の服装どうする?

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