小学校5年生は4年生にくらべて、学校の学習内容は変わらないのに国語の授業時間が3割近く少なくなります。
授業時間が減る分、国語が得意な子とそうでない子で差が広がりやすくなります。
国語の読解力は全教科の基本ですから、国語を心配される保護者の方はとても多いですね。
また、中学受験生にとっても、国語は志望校の合否をわけるとても大切な教科です。模試のたびに国語の成績が上がったり下がったりと不安定な状態になる子も多いです。
入試を考えるととても不安になります。
そこで小学校5年生用に、国語を得意にできるドリル・問題集を15種類紹介します。お子様の様子をみて必要なドリル・問題集をお選びください。
この記事は下記の方向けです。
下記リンクは難関中学受験対策に強いZ会のPRです。3年生から受験対策を受けられます。リンク先で中学受験コースの案内を見れます。
Z会 中学受験コースの案内
※関連記事:Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法
国語のドリル・問題集は学習目的別につくられています。学習目的別に、目安の学習ペースと合わせてドリルを紹介します。
Amazonのリンクをつけているので、リンク先でお得に購入いただけます。
1日1枚(5-10分)でできるドリルを中心に選びました。
漢字・語彙、文章の読み方・解答の仕方など、国語が苦手な子がつまずきやすい問題も、毎日の勉強習慣で乗り越えやすくなります。
なお、国語は小学生の間に「文法(ことばの決まり)」を勉強しておくことを強くおすすめします。ひと昔前とは違い、小学校であまり文法を勉強しません。
そのため、中学校に入って英語の文法を理解できない子がとても多いです。英語は主語と動詞が重要なので、それが分からないと中1の2学期以降の英文法が理解しづらくなります。
主語・述語や形容詞、名詞などの主要な文法だけでも良いので、小学生の間にぜひ勉強しておきましょう。
最初に紹介するのは学研の「毎日のドリル」シリーズです。
1日10分で勉強できるので、「学習習慣をつける」「苦手意識を取り除く」のに便利です。
問題のレベルが小学校の勉強と同じなので、下記のように別の学年のを使うのも便利です。
漢字(5年生用)↓
漢字(4年生用)↓
漢字(6年生用)↓
語いと文法↓
文章読解(5年生用)↓
文章読解(4年生用)↓
文章読解(6年生用)↓
出版社:学研
ページ数:88ページ
学習ペース(目安):1日1枚
特徴:
やりきれるから自信がつく!1日1枚の集中で、学習習慣が身につく人気ドリルの改訂版。ドリルを進めるとキャラクターが育つ専用アプリで、勉強のやる気がアップする。文章の読解や作文で役立つ、語彙や文法がよくわかる。
やりきれるから自信がつく!
●1日1枚の勉強で、学習習慣が定着!
目標時間にあわせ、無理のない量の問題数で構成されているので、「1日1枚」やりきることができます。●すべての学習の土台となる「基礎力」が身につく!
スモールステップで構成され、1冊の中でも繰り返し練習していくので、確実に「基礎力」を身につけることができます。●読解や作文に役立つ、言葉の知識や文のきまりが身につく!
言葉の知識・文のきまり・漢字の知識を、項目別にくり返し学習できます。
作文や記述問題に役立つ「書く力」、文章読解に役立つ「読む力」がつく問題もあり、
言葉の力が確実に身につきます。
●「勉強管理アプリ」の活用で、楽しく勉強できる!
学研出版サイトより引用
設定した勉強時間にアラームがなるので、学習習慣がしっかりと身につきます。時間、点数を記録していくと、成績がグラフ化されたり、賞状をもらえたり、キャラクターとコミュニケーションを取れたりするので、達成感が得られます。
つづいては、「くもんの小学ドリル」シリーズです。
前述の学研の「毎日のドリル」と同じくらいのレベルで・分量で、毎日の学習習慣をつけるねらいがあります。
公文のシリーズが便利なのは、短期集中型のドリルやテストばかり載せたドリルもあるという点です。
漢字↓
言葉と文法↓
文章読解↓
力がついてきたなと思ったら学力テスト↓
出版社:くもん出版
ページ数:96ページ
学習ペース(目安):1日1枚
特徴:
〔本書のねらい〕
「基礎からスモールステップでくり返し学習」「自分で解ける→自信ややる気につながる」という一連の流れにより、基礎基本や学習習慣をしっかり身につけ、自学自習で進めることができます。〔学習内容・特徴〕
くもん出版より引用
1なめらかなステップと反復練習により、基礎力を確実に身につける自学自習用のドリルです。
2言葉と文のきまり(文法)の分野に特化したことで、豊富な練習量となめらかなステップを実現しています。
3「できた!」のくりかえしによる自己肯定感で学びへのモチベーションが高まり、しっかりとした学習習慣を無理なく育みます。
4巻末解説には、ポイントが充実。解けなかった問題も、わかるようになります。
5フルカラー化により、イラスト、解答・解説の「見易さ」「わかりやすさ」が向上しています。
6「できたねシール」で学習習慣が身につきます。
勉強に得意意識が出てきた、小学校の勉強が特に苦労していない。
そんな子にはくもんの「ぐ~んと強くなる」シリーズがおすすめです。難易度が小学校の勉強と同じくらいかちょっと詳しくなっており、得意を伸ばすのに適しています。
ほかのシリーズ同様、分野別に分かれています。子どもの得意に合わせて選ぶのがおすすめです。
漢字↓
言葉と文法↓
作文↓
出版社:くもん出版
ページ数:184ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
特徴:
〔本書のねらい〕
くもん出版より引用
「学年配当漢字を,覚えやすいグループごとに学習」「筆順を見ながら,基本的な例文の中で読み書き練習できるスモールステップ」という一連の流れにより,効率的に漢字を覚え,使い分けできるようになります。
〔学習内容・特徴〕
1学年配当漢字を,意味や形によってなかま分けしたグループごとに学習するので,効率的に覚えられます。
2グループごとのまとめコーナーは,イラストや表で,漢字の意味やつながりがよくわかります。
3「音訓さくいん」や「画数さくいん」で漢字を引くことができ,『学年別漢字字典』として書き込んで使うことができます。
4巻末の「観点別問題」で,つまずきやすいポイントをおさえることができます。
5フルカラーの見易い紙面で楽しく学習が進められます。
6巻頭に「漢字の使い方ポスター」つき。
次に紹介するのは大人気シリーズの「うんこドリル」です。勉強が嫌い、漢字の暗記・長い文章の読み取り問題なんて見たくないという子を「これならやってみたい!」「つづけたい!」に変える魔法のドリルです。
私も子どものころにエネルギー波を出すうんこの絵をよく描いていました(ドラゴンボール世代なので…)。
このシリーズは「うんこ」をテーマにしていますが、問題そのものはちゃんとしています。うんこが解説してくれたりするので、とっつきやすいです。
うんこにハマる子はとことん、うんこが良いですね。
漢字ドリル↓
漢字ドリルで練習した漢字の問題集編↓
出版社:文響社
ページ数:100ページ
学習ペース(目安):1日2ページ
特徴:
★☆★シリーズ累計発行部数 1000万部突破★☆★
2017年グッドデザイン賞金賞受賞、
流行語大賞ノミネート、
年間ベストセラーを、うんこが席巻!子どもが夢中になって勉強する!
全例文に「うんこ」を使った漢字ドリル―新学習指導要領対応ー
********
漢字を効率よく覚える方法は、「繰り返し書くこと」だと言われています。
しかし、同じ文字をただ延々と書き続けるのは、
子どもにとってはつまらないことです。
集中力が途切れるのも無理はありません。本書はそんな「漢字学習」の構造的弱点を
克服することを目的に制作されました。
目指したのは、書き込むことが楽しくなる漢字ドリル。
日本一楽しい学習書です。「うんこ」という単語は、大人は忌避しがちかもしれません。
しかし、子どもにとっては気持ちが盛り上がる言葉であり、
口にするだけで楽しくなる魔法のような言葉なのです。「学習」と「うんこ」という、一見縁遠い二つの要素は、
ここに必然の出会いを果たしました。「勉強するのは、つらいことじゃない。とっても楽しいことなんだ」
Amazonより引用
そんなふうに、勉強への意識が変わり
笑顔で机に向かう子どもたちが増えることを
心から願っています。
みんな大好き(?)、すみっコぐらしです。
うんこドリルと同じで、好きなキャラクターが出てくるほうがとっつきやすいですね。
すみっコぐらしが好きな子にはたまらないですし、すみっコぐらしが好きな保護者の方にもたまらないでしょう。
出版社:主婦と生活社
ページ数:88ページ
学習ペース(目安):1週間4ページ
特徴:
大人気の「すみっコぐらし」が小学生向けのかわいいドリルに!
小学5年で習う漢字193字の読み方、書き方、筆順がバッチリ「すみっコぐらし学習ドリル 小学5年の漢字」の特長
Amazonより引用
1.表紙および中面に「すみっコぐらし」のイラストがいっぱい!
2.カラーページがいっぱいで、楽しく取り組める!
3.新学習指導要領対応で、5年生で習う193字をしっかり学べる
4.「すみっコぐらし」のシール78枚つき!
5.漢字・ことばの使い方の例を、音読み、訓読みでたくさん紹介
6.「すみっコぐらし」のめいろやゲームで楽しく学習
7.漢検6級対応
毎日コツコツ勉強するのが苦手な子向けに、「毎日少しずつ、ちょっとだけ勉強にふれる」シリーズです。
1日5分でできる分量です。3か月くらいで終わります。
「毎日のドリル」とはちょっと違い、毎日ちょっとずつ知識に触れることを目指しています。そのため、普段の勉強ではあまり意識せずに飛ばしてしまうような「むずかしい言葉」や「慣用句」のドリルもあります。
たくさん覚えるというより、毎日少しずつ触れて親しむ・なじむという使い方がおすすめです。
漢字↓
文章読解↓
ことわざ・慣用句↓
むずかしい言葉↓
短い文章やイラストをみて「論理的思考力」を養うドリルもあります↓
出版社:学研
ページ数:128ページ
学習ペース(目安):1日1回分
特徴:
全国の小学生に朝学習を定着させた人気ドリルがリニューアル。集中できる朝だから、少しの勉強でも効果ばつぐん。5分でできる漢字問題で、勉強習慣を身につけよう。シールと達成シートでやる気が続く。新学習指導要領対応。
朝の勉強で、頭のスイッチが入る! かしこい子に育つ習慣づけ
■1日たったの5分だから続けやすい!
朝の短い時間でも取り組めるように、1日分はたったの5分。スキマ時間の活用や、基礎固めにもオススメです。■やさしく学べる!
書き順がしっかり覚えられます。熟語もマスターでき、語彙が増えます。毎日コツコツ続けやすい、5分で解ける問題数です。■規則正しい生活習慣が身につく!
毎日の睡眠時間や勉強時間を記録できる「生活チェック」つき! 自分の生活を振り返ることで、規則正しい生活習慣が身につきます。■達成シート&シールつきで毎日がんばれる!
学研出版サイトより引用
ドリルが1回終わるごとに、達成シートにシールを貼っていきます。どこまで進んだのかがすぐにわかるため、“がんばり”が目に見えてやる気が継続します。
小学生に欠かせない作文。書き方が良く分からないという子も多いです。
このシリーズは作文の書き方をイチから丁寧に解説してくれています。
入門編↓(はじめての人はこちらがおすすめ)
基礎編↓(中学年用で勉強したことのある人はこちらがおすすめ)
出版社:学研
ページ数:144ページ
学習ペース(目安):1週間4ページ
特徴:
☆★高学年の作文入門にぴったりの、ゲーム感覚でできるドリルが登場!★☆
「作文の本はいろいろあるけど、本当にできるかな?」
「作文を書こうとすると頭がフリーズしちゃう…。何から手を付けたらいい?」
…と、迷ったらまずはこの1冊をおすすめします!…………………………………………………………………………………
■この本の特長■
1. 信頼の定番ロングセラーがパワーアップ!
本書は作文・小論文を専門に指導する白藍塾のノウハウを結集した作文入門の定番書、「書く力をつける」シリーズの全面リニューアル版です。1回2ページのオールカラーの紙面になり、より一層見やすく・使いやすくなりました。2.作文が苦手な子こそハマる?!独自の問題
本書の最大の魅力は、なんといっても「ことばの威力」「ことばをいじる楽しさ」を感じられる問題の数々。ふだんの国語の勉強とは一味ちがう問いかけに、作文ぎらいの子でも思わず答えを書いてみたくなるはず。3. 高学年にぴったりの内容構成
Amazonより引用
本格的な作文を書く機会が増える小学校高学年のお子さんに役立つように、学習内容や順序を工夫しています。3つのステップで少しずつ「ことばのルール」「発想」「構成」を身につけていくので、つまずきづらく、楽しみながら最後までやりとげることができます。
小学校の宿題に物足りなさを感じていそうなら、ここにおすすめする問題集をさせてみてください。
思考力をきたえる練習や読解力を伸ばす文章問題が豊富です。
中学受験を考えているけれどまだ迷われている場合も、ここで紹介するドリルがおすすめです。
高学年以上(中学や高校でも)で必要になる「思考力」をきたえるドリルです。
算数・国語といった科目の枠をこえて、どの科目にも必要な「論理力」「分析力」や「資料を正しく見る見方」をきたえられます。
思考力トレーニングがはじめてという人が取り組みやすいレベルです。
出版社:くもん出版
ページ数:184ページ
学習ペース(目安):1週間6ページ
特徴:
〔本書のねらい〕
基礎学力を身につけた子どもたちが,もう1段上のレベルを目指して取り組むワークブックです。思考力・判断力・表現力が必要な,「活用型問題」が解けるようになる力をつけます。〔学習内容・特徴〕
くもん出版より引用
〇知識・技能をもとに,文章や資料から情報を読み取り(読解力),情報を抽出・分析・推論し(思考力),それをもとに判断し(判断力),文章や数式で記述する(表現力)問題である「活用型問題」に挑戦します。
〇取り組みやすい1ステップ1見開き紙面,難易度が徐々に上がる独自の3ステップ(1読み取る 2思考して判断する 3表現する)構成なので,無理なく解き進めていくことができ,子どもたちに自信がつきます。
〇各見開きページに「ねらい」と「試す力(思考力・判断力・表現力)」を示し,どのような力が身につくかがわかります。
〇各教科の最後に分野融合型の「まとめ問題」が2回分あり,これまでの学習の定着度をはかることができます。
〇別冊解答は見やすさを重視した縮刷で,細かく考え方のプロセスを解説しています。
つづいては、「2分で読解力ドリル」です。「5分で論理的思考力ドリル」のシリーズのひとつです。
ジャンルごとに長すぎない文章を2分くらいで読み、内容を理解するという練習を繰り返します。
ポイントは「学校の教科書に出てこない」ような案内板やチラシを題材にしている点です。
中学・高校入試や共通テストではおなじみの題材になっていますが、学校ではほぼ扱いません。繰り返し練習して慣れておきたいですね。
ちょっとむずかしく感じる人はこちらからのスタートがおすすめ↓
出版社:学研プラス
ページ数:139ページ
学習ペース(目安):1日1ページ
特徴:
一問たった2分で読解力が鍛えられる/
◆あなたは「論理的に」読むことができますか?
「読解力」が注目される背景には、AIの台頭や、日々の文章に苦戦する子どもや大人のリアルな危機感があります。本書は読解力を5つに分け、今の力を確認するとともに、伸ばしていけるように設計された読解力を鍛えるためのドリルです。◆誰でも気軽に取り組める!
読解力はすべての人に必要な力です。本書は対象年齢を0歳から120歳までとし、小学4年以上で習う漢字すべてにルビを振っています。また、2分という制限時間を作ることで、気軽に取り組んでもらえるような工夫をしました。◆日常にあふれる文章を問題として収録!
Amazonより引用
本書に収録された問題は、学校の国語で読む文章とは一味違う問題ばかりです。説明文や地図、案内、メニュー、申込書など、日常生活で見かけるような文章や図を多く扱っています。まさに実際に使える読解力を鍛えられる本と言えるでしょう。クイズ感覚で解ける、読むこと自体が楽しい本です。
小学校の勉強には物足りない子、中学入試を予定している子におすすめです。漢字・文法からはじまり、長文読解まで網羅されています。
120回分ものテストが入っており、毎日1回分ずつ解いていくと4か月後にはかなり力がついているはずです。
ただし、難関中学志望の5年生にはやや物足りないので、そういう子はこの後に紹介する問題集のほうが便利です。
出版社:増進堂・受験研究社
ページ数:164ページ
学習ペース(目安):1日1回分
特徴:
○小学5年生の学習内容に合計120回の問題で取り組みます。1回ごとの問題を短時間で取り組めるようにしましたので,どんどん先へ進むことができます。
増進堂・受験研究社より引用
○標準・上級・最上級の3段階でレベルアップを図ります。中学入試に出題されるようなレベルの高い問題に対応できる力が確実につきます。
○解答編は,解答とともに解説を設け,レベルの高い問題でもしっかり理解できるようにくわしくていねいに説明しています。
小学校の勉強よりむずかしい問題に取り組んでみたい子におすすめです。
こちらは「小学校の勉強よりややむずかしめ」という難易度設定です。
出版社:文英堂
ページ数:112ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
特徴:
得意科目をトップクラスの実力に
学校の教科書の内容を確認したうえで,さらに発展的な内容にも挑戦することのできる問題集です。
各単元を「標準テスト」と「ハイレベルテスト」の2段階で構成。「標準テスト」は難問を解く足掛かりとなる良問を掲載し,「ハイレベルテスト」では教科書に出てくるレベルより難しめの問題に挑戦します。また「仕上げテスト」で数単元ごとに学習内容の復習や実力チェックができ,さらに巻末の「総仕上げテスト」で1学年分を振り返っての実力試しができます。見やすくくわしい解答・解説
問題のポイントを押さえた「指導の手引き」を設け,丁寧な解説を付け,つまずきやすい箇所でも保護者がお子様を正しい解き方・考え方に導くことができます。中学受験を視野に入れた学習にも
文英堂より引用
精選した良問を数多く取り揃えました。新課程にも対応し,教科書の内容をもとに,さらにハイレベルな問題に挑戦することで学力向上を目指します。将来受験を考えているお子様にもご使用いただけます。
語彙も読解も、最難関受験用のかなりハイレベルなものを紹介します。
最難関中学の受験を考えている方はぜひ取り組んでみてください。
解けなかった問題は解説をよく読み、
「解答の根拠」
を自分で説明できるまで理解するようにしましょう。
また、受験の解答テクニックを紹介している問題集も選んでいます。
1つ1つ使ってみて、意識しなくても使えるようにしましょう。
中学入試で定番の「でる順」です。入試によく出るものから順に掲載してくれているので、入試直前チェックにも便利です。
漢字↓
ことわざ・語句↓
文章読解↓
出版社:旺文社
ページ数:112ページ、別冊28ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
特徴:
近年の中学入試を徹底的に分析し、頻出度の高い問題を「でる順」に掲載しました。
1つの単元は「まとめのページ」→「スピードチェック」→「入試問題にチャレンジ!」の3ステップで構成されているので、無理なく着実に合格への力をつけることができます。
巻頭には国語の入試傾向とその対策がわかる分析記事が、巻末には入試直前に総確認ができる「直前チェック編」がついています。
旺文社より引用
本格的に受験対策をするなら「自由自在」がおすすめです。問題量が豊富で、片手間に取りくめるような分量ではありません。
「塾なしで受験する子」には定番です。
出版社:増進堂・受験研究社
ページ数:568ページ
学習ペース(目安):1週間16ページ
特徴:
〇新学習指導要領に対応し,学習内容を大幅に一新する全面改訂を実施。高学年を中心に,中学受験の内容まで完全にカバーしています。
〇入試によく出るハイレベルな内容も丁寧に解説しています。自宅でも塾でも頼れる最強の1冊です。
〇学習内容をわかりやすく整理した図や表を豊富に収録。オールカラーで楽しく,理解が深まります。
〇これから必要となる「記述力・思考力」を伸ばす練習問題や解説を多数収録しています。
〇スマホで知りたいことがわかる「教えて!自由自在先生」と連携。スマホアプリのLINEで友達追加をすれば,知りたい用語を検索することができ,該当する『自由自在』のページをスマホで読むことができます。
増進堂・受験研究社より引用
こちらのシリーズには、塾で教わるトップレベルの長文読解が詰め込まれています。
難関中学・最難関中学志望者は、一度は解かせておくことをおすすめします。
難関中学志望者向け↓
最難関中学志望者向け↓
出版社:かんき出版
ページ数:154ページ
学習ペース(目安):1週間8ページ
特徴:
※学習塾「啓明舎」は2020年に「啓明館」と名称変更されたため、本書も「啓明舎が紡ぐ 小学国語 読解の応用」から「啓明館が紡ぐ 小学国語 読解の応用」とタイトルを変更しました。なお、内容に変更はございません。
中学受験の進学塾として定評のある啓明館(啓明舎から改称)が、長年のノウハウを惜しみなく注ぎ込んだ文章読解力を養うワークブック。
<本書の特長>
Amazonより引用
1受験頻出テーマの徹底攻略
2ノート不要の書き込み解答式
3知的好奇心と情感を養う厳選された素材
4様々なタイプの記述問題を網羅。ポイントを定めた記述力がぐんぐんアップ
5わかりやすくていねいな解説書付き
難関中学・最難関中学志望者のバイブル的な問題集です。
ハイレベルな国語の長文読解の仕方やよく出る語彙を解説してくれており、長文読解でこれにまさるものはないのではないでしょうか。
出版社:エール出版社
ページ数:239ページ
学習ペース(目安):1週間12ページ
特徴:
★「中学受験 国語 文章読解の鉄則」は,※難関~中堅中学校を受験するのなら是非とも身につけておきたい受験国語の「読み方&解き方のルール」と「難関・上位校受験用に厳選した語彙」を,中学受験国語を研究しつくした著者が,一切出し惜しみすることなく1冊にまとめた画期的な参考書です。受験生や保護者の方はもちろんのこと,4・5年生や塾の先生方にもお薦めの一冊です。
※難関校・・・筑駒・灘・開成・麻布・聖光・栄光・駒東・ラサール・桜蔭・女子学院・豊島岡・雙葉・フェリス・渋谷幕張など
※上位校・・・慶応・早稲田付属系・浅野・洗足・芝・サレジオ・市川・攻玉社・暁星など
※中堅校・・・田園調布・品川女子・世田谷・東京都市大・香蘭・カリタス・高輪など★今回の改訂にあたり,入試問題および解説(フェリスと浅野の2校分)と「鉄則」、「重要語句」を加筆し、より充実した内容になりました。
Amazonより引用
「記述問題の徹底攻略」シリーズです。難関中学・最難関中学志望者に定番の記述問題対策問題集です。
子どもが読んで分かりやすい解説なので、一人で勉強できます。
記述対策の理論編↓
記述対策の演習編↓
出版社:エール出版社
ページ数:192ページ、240ページ
学習ペース(目安):1週間12ページ
特徴:
ロングセラー『記述問題の徹底攻略』の改訂版。
Amazonより引用
中学受験国語の記述問題を大きく4つのパターンに分け、「何を書いたらいいのか」「どうやって書いたらいいのか」を模擬授業形式で詳しく、丁寧に説明した参考書です。
・〈第一章 記述問題の準備編〉では、「本文主義」「短く分けて考える」「解答のルール」「傍線部のルール」といった、記述問題を解く以前の基本ルールを説明します。
・〈第二章 記述問題・パターン別の書き方〉では、記述問題を「言いかえ問題」「理由問題」「まとめ問題」「気持ち問題」の4つに分類し、それぞれのパターンごとに書き方を説明します。
・〈第三章 練習問題編〉では、「論説文4題」「随筆3題」「物語文4題」「詩2題」の計13題の過去問を通して、これまでに学んだルールやパターンを使いながら、実際に解答を作るプロセスを学びます。
苦手な記述問題をどうにかしたいとお考えの中学受験生に必須の1冊です。
国語のドリルや問題集の選び方を紹介します。
まず、学習目的に合うものを選ぶようにしましょう。
上記のように、学習目的はさまざまです。問題集もそれぞれ活用目的が分かれています。
ご家庭の学習目的を明確にし、それに合う問題集を選ぶと勉強がしやすくなります。
子どもが「やってみたい!」と思えるものを選んでみましょう。
4年生になると、科目の好き・嫌いの意思がはっきりしています。「嫌い」となると余計勉強しなくなります。
子ども自身も苦手を克服したいという気持ちを持っていますから、「これならできそう!」と思えるレベルのものを選ぶと、前向きに取り組みやすくなります。
国語の文章問題を解くには、論理的な思考力や文章読解力が必要です。
通常の問題集やドリルでも伸ばせますが、『思考力ドリル』のように「特定の能力開発』に特化したものやハイレベルな文章読解をする問題集が有効です。
なお、作文対策用のドリルは下記の記事でくわしく紹介しています。
【小学生】文章力のトレーニングにおすすめのドリルや問題集:低学年向け作文の書き方から中学入試対策まで
国語は漢字、文法、文章読解、作文の4つの分野に分かれています。苦手分野の克服が目的なら、分野ごとに苦手克服ができるドリルや問題集がオススメです。
学習範囲をせばめるほうが早く苦手克服ができます。
漢字や文法は自信がつくまで1つの単元や章で反復練習をし、慣れてきたら2つの単元を同時並行で学習すると定着度が1.5倍~2倍にアップすることがわかっています(現代ビジネス「その学習法は正しいか? 「うまくいっている」という幻想に要注意」より)。
中学受験を予定しているご家庭では、そろそろ本格的な受験対策ができる問題集を活用しましょう。
4年生から通塾をはじめるご家庭が多く、塾でも中学受験対策が本格化する学年です。
本格的な受験対策問題集を使って受験勉強をはじめていきましょう。
問題集によっては1日5分で終わるものもあれば、しっかり取り組むものもあります。習い事やお友だちとの遊ぶ時間、下のきょうだいのお世話などで、まとまった時間を取れる場合と取れない場合があります。
無理なく続けられるものなら、保護者の方もお子様も負担感なく取り組めます。
中学受験をされた方の多くは塾で対策をされています。
一方で、塾に通わずに受験をした人も2割ほどいることがわかっています(ひまわり教育研究センターより)。
塾なしで中学受験をされる予定のご家庭では、
の3点にご留意いただければ、受験を成功に導くことが十分可能です。
※関連記事:【中学受験】家庭学習のみで志望校に合格できるおすすめの学習方法
※関連記事:【中学受験】勉強スケジュールの作成・管理方法を解説
※関連記事:【中学受験】小学生の家庭教師はいつからがいい?
家庭学習の便利な学習手段を2つ紹介します。
4年生は「一人で勉強をしていく時期」です。学習の質を高めるために多くのご家庭では通信教育が利用されています。
カリキュラムが明確にありますし、タブレット学習なら「復習したほうがいい問題」をAIが自動表示してくれるので「何を勉強すればいいか」を悩むことがなくなります。
しかも、ウェブ授業や個別対応も標準プランの範囲内にあります。
難関中学、最難関中学(首都圏御三家、灘中学、ラサール中学など)を目指しているならZ会がおすすめです。1年生から思考力アップ講座を受けられている方が多いです。
下記のような特長があります。
※関連記事:Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法
※関連記事:Z会小学生コースの進め方:自主性や考える力を伸ばせる問題の特徴を紹介
下記リンクはZ会中学受験コースのP案内です。リンク先で無料体験を申し込めます。
Z会の通信教育 中学受験コース中学受験対策の通信教育として進研ゼミも多くの受験生に選ばれています。楽しく、自信をつけながら学べるという特徴があります。
※関連記事:進研ゼミ小学講座の特徴と効果的な利用法
下記リンクは進研ゼミ小学講座の案内です。リンク先で無料体験を申し込めます。
市販教材や通信教育の解説はとてもわかりやすいですが、それでも解法を理解できない問題は出てきます。
そういう場合はオンライン家庭教師が便利です。
自宅で受講できるので自分(家庭)のペースを守れますし、ほかに生徒がいませんから「本当に理解できるまで」繰り返し解説を聞けます。
教材の解説がわかりにくい場合、その理由の多くは
「以前の学習範囲につまずきがあること」
です。
そこをオンライン家庭教師でピンポイントに発見して対策してもらえれば、学習をスムーズに進められるようになります。
塾や予備校で受験指導をしているプロ家庭教師も多いので、学生・プロそれぞれの特徴を活かした選択をするようにしましょう。
【下記リンクはプロ講師による個別指導と、LINEなどで勉強方法の指導やスケジューリングもしてくれる「みんなの塾」のPRです。月17,800円から受講できます。】
※関連記事:オンライン家庭教師のメリット・始め方
※関連記事:中学受験のプロ家庭教師の選び方
小学5年生に向けの国語問題集を紹介しました。
5年生になると国語はますますむずかしくなります。読解力や思考力を伸ばせる問題集、漢字や語彙・文法の知識を伸ばせるドリルなど、学習目的に合わせて選びましょう。
長文読解が苦手な子の多くは語彙力が不足しています。語彙や漢字のインプットに力を入れると、長文読解をしやすくなります。
すでに長文読解を得意にしている子は中学入試にも通じるような思考力を養う練習をしましょう。
中学受験では記述問題のウェイトが大きくなっています。今回のオススメ問題集のなかに、記述問題対策の問題集も入れておきました。
お子様の勉強の様子をみてぜひ取り入れてみてください。
下記リンクは難関中学受験対策に強いZ会のPRです。3年生から受験対策を受けられます。リンク先で中学受験コースの案内を見れます。
Z会 中学受験コースの案内
※関連記事:Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方法
This website uses cookies.