「前置詞はほかの単語と一緒に暗記しているけど、正直ややこしい…」
「inやonなんて似ているし、違いがわからない…」
こういった悩みを抱えている中学生や高校生は多いですね。
前置詞は3年間通じてずっと定期テストに出てきます。
高校入試や大学入試でも前置詞の文法問題は出ますし、
英作問題で減点対象になりやすいです。
前置詞がややこしくなる原因は、
その勉強方法にあります。
丸暗記するのではなく、
それぞれの前置詞が表しているイメージを覚えるようにすると、前置詞は一気に得意になります。
そこで、
前置詞には何があるのかを一覧で確認し、
その前置詞が表しているイメージを解説します。
最後に、おすすめの参考書・問題集とアプリも紹介します。
塾なしで家庭学習に取り組んでいる中学生・高校生は特に参考にしていただけたらと思います。
また、前置詞以外にも、
不定詞・助動詞・動詞
を下記の記事で解説しています。
不定詞3用法の見分け方
助動詞の覚え方
be動詞と一般動詞の区別の仕方
この記事は下記の方向けです。
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前置詞とは「名詞の前に置かれる品詞」で
(前に置かれるから「前置詞」です)
その前後の言葉の関係性を表します。
例えば、
in=~の中で
out=~の外で
と習います。
sit in the room=部屋の中で座る
sit out of the room=部屋の外で座る
というように、inやoutという前置詞を使って、
「部屋」のどこに「座る」のかを表します。
前置詞には「名詞の前に置かれる」というルールがあります。このルールを使って、定期テストや入試では「前置詞の後の動詞はingをつけて動名詞にする」という問題が良く出てきます。
ついでに覚えておくと便利ですよ。
※関連記事:高校入試によく出る英熟語・連語の一覧
※関連記事:【大学入試】英語の熟語・連語の一覧と問題
中学・高校でよく出てくる前置詞を一覧にしました。
1つ1つ、指し示す状況をイメージしながら覚えるようにしてみましょう。
前置詞 | 意味 | 状況 | 例文 |
in | ~の中に ~の中で | ・囲まれたもののなかにいる ・広い時間や空間にいる ・onやatよりも大きい範囲を示している | I am sitting on a bench in the park. (公園のベンチに座っています。) ※公園という広い空間の中にいるから”in”を使う |
on | ~に ~で | ・面に接している ・inとatの間くらいの大きさを示している | I am sitting on a bench in the park. (公園のベンチに座っています。) ※ベンチの座面におしりをつけて座る=座面に接するので、”on”を使う |
at | ~に ~で | ・点で示している ・inやonよりも小さく、ピンポイントで示している | I am looking at him in the park. (公園で彼を見ています。) ※彼(彼の顔)という対象をピンポイントに見ているので”at”を使う(look atじゃなくseeも使えます) |
from | ~から | ・遠くからはるばるきている(ofより遠い) ・どんどん離れていく | I came from France. (フランスから来ました。) ※フランスという遠い場所から来ているので”from”を使う |
of | ~の | ・一部分だけ、一時的に離れている ・何かの所属を表す ※どの前置詞も使えなさそうな状況でofを使うと、正解しやすい | I am a member of the baseball team. (私は野球部の一員です。) ※野球部に所属しているので”of”を使う |
off | ~から | ・もともとくっついていたものから離れている状態 ・ofとよく似ている | I took a day off from work yesterday. (昨日仕事の休みを取りました。) ※仕事を休んだ=仕事から一時的に離れた状態を説明しているので”off”を使う |
to | ~に | ・場所がはっきりしている方向に向かっている | I am going to his house. (彼の家に向かっています。) I am going there. (そこに向かっています。) ※彼の家という明確な場所を言っている場合は”to”を使い、”here”や”there”のように場所があいまいな場合は”to”を使わない |
for | ~にとって ~のために | ・範囲や方向を示す ・toが明確な方向を表すのに対して、forは大体の範囲を表す | I am looking for my pen. (ペンを探しています。) ※ペンがどこにあるか明確に分からず、引き出しの中やカバンの中など、ある程度の範囲内で探している(見ている)ので”for”を使う |
by | ~によって ~のそばに | ・すぐ近くにいる ・手段を表す ・nearとよく似ていて、byは手が届く範囲にある状態 | I am standing by a tree. (木のそばで立っています。) ※木のすぐ近く、そばにいるので”by”を使う。”stand on a tree”とすると、「木の上に立っている(登っている)」になる。 |
near | ~の近くに | ・近くにいる ・byとよく似ていて、nearは手が届かないが近い範囲にある状態 | I live near his house. (彼の家の近くに住んでいる。) ※”by”よりも離れているが近いので”near”を使う |
beside | ~のそばに | ・同じくらいの大きさのものや人の横にある状態 | Please sit beside me. (私の横に座ってください。) ※横に並んだ状態になるので”beside”を使う。”sit by me”で「私のそばに座る」でも同じような意味。”by”よりも「横に」というニュアンスが加わる。 |
with | ~と一緒に | ・一緒に、ついでにいる(行く) | I am walking with a bag. (カバンを持って歩いている。) ※「カバン」が「歩いている私」と一緒にいる状態なので”with”を使う |
without | ~なしで | ・何らかのものや人と一緒にいない状態 ・withしていない状態 | I am walking without a bag. (カバンを持たずに歩いている。) ※withの例文と逆に、カバンを持っていない=カバンが一緒ではないので”without”を使う |
before | ~の前に | 特定の時点(時間、場所など)よりも前 | Do your homework before dinner. (晩ご飯の前に宿題をしなさい。) |
after | ~の後に | 特定の時点(時間、場所など)よりも後 | Do your homework after dinner. (晩ご飯の前に宿題をしなさい。) |
about | ~について | ・何かについて、漠然としている範囲を示している ・aroundとよく似ていて、aboutは範囲が明確ではない | I have many books about mushrooms. (キノコについての本をたくさん持っています。) |
around | ~の周り およそ~ | ・何かの周囲を表す ・aboutとよく似ていて、aroundは何かを囲んでいる状態 | There is a lake around his house. (彼の家の周囲には湖がある。) ※湖が家を囲んでいる状態なら”around”、家のそばなら”by”、家の近くなら”near”を使う |
until | ~まで | ・ある時点までその状態がずっとつづいている | He was hospitalized until he was 20. (彼は20歳まで入院していた。) ※20歳まで入院が続いていたから”until”を使う。20歳のときに入院していた(19歳まではずっと入院していたわけじゃない)なら”when”を使う。また、”until”の後は名詞か文がくる。 |
during | ~の間 | ・その期間中ずっと | He seemed happy during his stay in Japan. (彼は日本滞在中うれしそうだった。) ※”during”の後は名詞がくる |
through | ~をとおって | ・物理的、時間的に通り抜けていく、すり抜けていくイメージ | I am watching the festival through the window of my room. (部屋の窓からお祭りを見ています。) ※”from the window”としても和訳は同じ。状況は少し違う。”from the window”だと窓枠にひじをついてお祭りを見ているようなイメージで、”through the window”だと窓から少し離れて部屋の中からお祭りを見ているようなイメージ。 |
as | ~として | ・何かと同じになっている状態 | He is well known as a great actor. (彼は素晴らしい俳優として有名です。) ※”He”イコール”a great actor”の関係になっている |
against | ~に反対して | ・反対、抵抗のイメージ | They are against the war. (彼らは戦争に反対している。) |
over | ~の上に ~を越えて | ・上を覆っているイメージ ・ピタっとくっついているのではなく、少し離れてアーチ状に覆っている | I went over the mountain. (山越えをした。) ※”over”をつけると山を越えるというニュアンスになる |
under | ~の下に | ・何かの真下にある ※overの真逆 | I found a cat under the table. (テーブルの下にネコがいた。) |
up | 上がる | ・上に上がりつづけているイメージ ※aboveが何かの上でじっとしているのに対して、upは動きつづけている | I went up the mountain. (山に登った。) ※”up”をつけると山に登ったというニュアンスになる |
down | 下がる | ・下に下がっていくイメージ ※upと真逆の動き | I went down the mountain. (山を下りた。) |
above | ~より上に | ・それよりも上にあるイメージ ※overに似ているが、aboveは何かの上でじっとしている点を表す(地上より上にある星など) | Stars are shining above the mountains. (山々の上に星が輝いている。) |
below | ~の下に | ・aboveと逆のイメージで、何かの下でじっとしている点を表す。 ※underが「真下」なのに対して、belowは真下でなくていい。 | There is a big lake below the sky. (空の下には大きな湖がある。) |
among | ~の間に | ・世代や群衆、数字などたくさんあるもののなかにあるイメージ | He is popular among young people. (彼は若い人の間で人気だ。) ※betweenが「2つ、2人の間」を表すのに対して、amongは「3つ以上、3人以上」を表す |
between | ~の間に | ・何かと何か(人と人)にはさまれているイメージ | He sits between Tom and Jerry. (彼はトムとジェリーの間に座っている。) ※amongが「3つ以上、3人以上」を表すのに対して、betweenは「2つ、2人の間」を表す |
inside | ~の中に | ・何か(空間、期間など)の内側 | I am inside my house. (家の中にいます。) |
outside | ~の外に | ・何か(空間、期間など)の外側 | I am outside my house. (家の外にいます。) |
into | ~の中に | ・囲まれているものの中に入っていくイメージ | He went into the tunnel. (彼はトンネルのなかに入っていった。) ※inよりも入っていく動きがあるイメージ |
along | ~に沿って | ・川や道など長いものに沿っている | She is running along the river. (彼女は川沿いを走っている。) |
within | ~以内に | ・何らかの範囲のなかにいる状態 ・時間的に思っていたより短い状態 | She finished her homework within two hours. (彼女は2時間以内に宿題を終わらせた。) |
前置詞はたくさんあります。「~から」「~に」のように和訳から覚えようとしても、使う状況によってinなのかonなのかatなのかややこしくなります。
何かに囲まれているなら「in」、面に接しているなら「on」というように、説明している状況によって使い分けるようにしましょう。
前述のように、前置詞は「前後にある言葉の関係性を説明する単語」です。囲まれているのか(around)、何かと何かの間にあるのか(between)。部屋の外にいるのか(out)、中にいるのか(in)。遠くはなれているのか(from)、ちょっと離れているだけなのか(of)など、どの前置詞がどのような状況を説明しているのかを覚えるようにすると、覚えやすくて使い分けやすくなります。
前述の「in」と「out」、「up」と「down」のように、
対照的な前置詞や使う状況が似ている前置詞をまとめて覚えるのも、便利な覚え方です。
漢字も類義語と対義語を一緒に覚えると覚えやすいですが、それと同じような覚え方です。
at、on、inは日本語にするとすべて「~に・~で」という同じ意味になります。ですが、時間や場所、乗り物など、場面によって使い分け方が決まっています。
それぞれ指し示す範囲に違いがあります。一般的に、狭い順にat→on→in(inが一番広い)になります。
時間や曜日などによって使う順番を表にまとめました。
時の種類 | 使う前置詞 |
時間(何時何分) | at |
日付け | on |
曜日 | on |
週 | in |
月 | in |
季節 | in |
年 | in |
上記の表をご覧のとおり、
になります。
あまり区別されませんが、in the morningとon the morningも一応使い分けます。
定期テストや入試ではin the morningで大丈夫です。「明日の午前中」「昨日の午前中」のようにtomorrowやyesterdayがつくときは前置詞がつかないからです。
ただの「tomorrow/ yesterday morning」になります。
続いて、場所による使い分けの表です。
場所は「その場所をどうイメージしているか」で使う前置詞が変わります。
場所のイメージ | 使う前置詞 | 例 |
・点で捉えている ・移動の中継地点(駅、バス停など) | at | at sea (船で航海しているときに使う。広い海にポツンと浮かんでいるイメージ) |
・壁など、面に接している ・手を伸ばすと壁や天井に触れられそうなぐらいの狭さ | on | on the sea (海の上でプカプカ浮かんでいるときに使う。海の表面に「いる」イメージ) |
・空間のなかにいる ・手を伸ばしても端から端に触れられないくらい広い ・人やお店がたくさん | in | in the sea (海で泳いでいるときに使う。海中に潜っているときもin the sea。海の中で動いているイメージ。) |
ご覧のように、場所は「イメージ」や「動き」によって使う前置詞が変わります。場所そのものによって変わるわけではありません。
乗り物でのonとinの使い分けを表にしました。「by bus(バスで)」などの交通手段ではなく、乗っている物による使い分けです。なお、atは通常使いません。
乗り物の種類 | 使う前置詞 | 例 |
【バス、電車、バイクなど】 ・乗り物のなかで移動できる ・身をかがめたり、またいで乗る乗り物 ・公共交通機関など、行き先が決まっている | on | ・on the bus ・on the train ・on the plane |
【車、タクシーなど】 ・狭くて座る乗り物 ・行き先が自由 | in | ・in the car ・in the taxi ・in the plane(自家用機など) |
乗り物については、「行き先が自由」かどうかが1番のポイントです。
行き先の決まっている電車やバスはonですし、行き先を自由に決められるタクシーや自家用車はonです。
同様に、行き先が決まっている飛行機はonですが、自家用機ならinです。
※関連記事:【中学英語の問題】前置詞:時間・場所・乗り物の順番や使い分け、fromとofの違い
学校で習う前置詞のなかで、forは非常によく出てきます。使い方・使う場面がややこしい前置詞のひとつです。
「~のために」「~向けに」「~に対して」「~の間」「〜については」「〜に賛成して」など数多くの意味があります。
中学・高校の範囲で、最低限知っておくと役立つ使い方を紹介します。
まず覚えておきたいのが、forは「範囲」を表す前置詞だという点です。場所・期間(時間)の範囲を表します。
以下のような使い方をします。
I am leaving Tokyo for Osaka.
(東京を出発して大阪に向かっているところです。)
「for Osaka」で「どの範囲の場所に向かっているのか」を指します。よく似ている使い方で「go to Osaka」のような「to」も場所を表しますが、toがピンポイントで「どこ」を指しているのに対して、forは「ざっくりこの範囲」を指します。
また、「期間(時間)の範囲」は以下のような表し方をします。
I have practiced tennis for two hours.
(テニスの練習を2時間しています。)
現在完了で「~の間(時間・期間)」を表すときに使います。
このように、「範囲」はforの代表的な意味のひとつです。
forの使い方として、「範囲」以外に「目的」も覚えておくと便利です。「何/誰のため」という意味で使います。
I cook dinner for my family.
(家族のために夕食をつくった。)
上記の例文のように「家族のために」という意味でforを使います。
for以外に、ofの使い方も紹介しておきます。
ofは私たち日本人に最も分かりづらい前置詞と言われています。
前置詞ofには「分離」「所属」の意味があります。この使い方・意味でまず覚えておくと便利です。「~の」と訳すことが多いです。
この意味から、「~の一部分」「原因」「(材質の分かる)材料」のようにさまざまに派生していきます。
例文①(所属):
He is a member of the tennis club.
(彼はテニス部に所属している。)
例文②(原因):
She died of cancer.
(彼女はガンで亡くなった。)=(彼女が亡くなった原因はガン)
例文③(材料):
The log house is made of wood.
(そのログハウスは木でできている。)=(ログハウスの材料は見た目で分かるように木である)
なお、例文③(材料)で「材質が分からない場合」にはfromを使います。
Tofu is made of soya beans.
(豆腐は大豆でできている。)=(見た目では分からないけれど豆腐の材料は大豆である)
fromは「元の場所や状況から大きく離れている」という意味なので、このような場面で使います。
「分離」以外に、「特徴・性質」を表す使い方もあります。
人の感情や性質と一緒に使います。
例文①:
I’m afraid of the dog.
(私はその犬がこわい。)
例文②:
It’s brave of him to swim in the river.
(その川で泳ぐなんて彼は勇気がある。)
前項でお伝えしたように、
前置詞はイメージで覚えると頭に残りやすいです。
そのイメージを持ったまま問題演習をして、定着させましょう。
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なぜ英語で苦労する人がたくさんいるのでしょうか。
小学校5、6年生から英語は必須科目です。
実は、小学生のころは英語が嫌いな人はかなり少ないのです。
下記のグラフは英語嫌いな高校生を対象に、
英語がいつ嫌いになったかを調査した結果です。
3人に2人は中学に入って最初の1年間で英語が苦手になっているのです。
小学生の間は英語をそこまで嫌いにならないのに、
なぜ中学校1年生になって急に嫌いになるのでしょうか。
英語嫌いの中学生にその理由を聞いた調査では、
だったそうです。
小学生の間は英語が嫌いではなかったのに、中学に入って英語が理解できなくなっています。
小学校と中学校では、英語の授業での評価ポイントが変わります。
小学校は「会話への積極性」を評価しますが、
中学校は「単語・文法の知識の正しさ・活用の正しさ」を評価します。
下記のグラフは、中学1年の1学期の英語の授業と、小学校5、6年生のころの英語の授業の違いを中1に調査した結果です。
8割以上の中学1年生が小学校のころと違いを感じています。
中学校の成績(内申点)は高校入試の合否判定の資料として重視されます。
進学先の高校を決める非常に重要な資料ですから、客観性があり、評価しやすい指標である必要があります。
※関連記事:高校入試で必要な「内申点」とは?内申点のあげ方と計算方法を紹介します!
前述のように、中学校で英語が苦手になる人が多いです。一度苦手になってしまうと、苦手意識を変えるのは時間がかかります。そうなる前の対策方法を紹介します。
勉強方法を中学校の定期テストに合わせたものに変えましょう。
小学校では「授業中にたくさん発言する」といった「姿勢」も重視されていました。中学校でもある程度重視されていますが、やはり大きいのは「定期テストの点数」です。
定期テストは下記のような対策をしておくと点を取りやすいです。
単語や文法、教科書長文の勉強など、定期テストの出題傾向に合わせて、計画的に勉強するほうが点数が伸びます。
※関連記事:【中学生】定期テスト英語で80点以上取れるようになる勉強法
※関連記事:【高校生】定期テストで90点以上を取れる勉強方法
単語や文法がわかれば、
英語は楽しくなります。
早く覚えられるように、
効率のいい暗記のお伝えします。
2つ紹介します。
2つとも実践すると、とても効果的です。
※関連記事:【中学英語の勉強方法】すぐできる英単語の暗記方法、文法の覚え方
1つ目の方法は、
「暗記後に確認テストをすること」です。
テストといっても、問題を作成する必要はありません。
学校のワークや問題集で
覚えたい箇所をノートなどで隠すだけでいいです。
具体的な手順は以下のとおりです。
特に、太字の「3」と「5」が重要です。
この方法は「自己テスト」といって、
脳科学研究で定着効果が実証されている方法です。
(多鹿秀継・堀田千絵「自己テスト方略の訓練効果―直後 vs. 1か月後の成績の比較」)
暗記した内容はすべて、
翌日にもう1度確認テストをしてください。
このときも、
「1セットずつ」「全問正解するまで」
テストを繰り返します。
勉強した翌日に復習すると、
記憶に定着しやすくなります。
「エビングハウスの忘却曲線」
というのを聞いたことがある人もいると思います。
記憶に関する画期的な研究で、
学習内容を時間の経過とともにどれくらい忘れていくかを示しているグラフです。
学習した翌日には半分以上忘れてしまいますが、
復習すると定着率が一気に上昇します。
ほんのひと工夫ですが、
暗記するにはこうした勉強方法がとても役立ちます。
定期テストまでに学校のワークを3周しましょう。
定期テストの問題はワークをベースにつくられます。ワークによく出てくる単語や文法はテストでもよく出てきます。
1度解いたぐらいではなかなか覚えられません。正解できるようになるまで、2-3度解くようにしましょう。
英検対策をしておくと、英作問題を得意にしやすいです。
定期テストでも入試でも、英作は良く出てきます。英作のポイントは「単語・文法を間違えないこと」です。この書き方なら点を取りやすいという解答パターンを2-3つ持っておきましょう。
不定詞や関係代名詞などは使えると便利ですが、案外間違いやすいです。中2までに習う単語・文法だけで書けるように、「できるだけ簡単な書き方」に慣れておきましょう。
※関連記事:【英検®3級】文法の範囲とレベルを解説
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※関連記事:塾はいつから通う?費用は?
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中学校に入ってから英語が嫌いになる子はたくさんいます。
なかでも、前置詞は覚える量が多く、丸暗記しようとしても途中でややこしくなってしまいます。
※関連記事:高校入試によく出る英熟語・連語の一覧
※関連記事:【高校受験】英語の勉強方法:長文のコツや学習方法
※関連記事:be動詞・一般動詞の違いと使い分け方
この記事で紹介したようなイメージで覚えると頭に残りやすいです。
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※関連記事:【大学受験】英語の勉強方法
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※関連記事:高校受験の英検®優遇制度(加点など):2級を取得すると有利になる理由
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