英語の助動詞の一覧と覚え方(中学生・高校入試):mayとcanの違いなど

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中学で習う助動詞をまとめました。

「助動詞はたくさんあって使い分けられない…」
「解説をみたらわかるけど、問題を解こうとすると思い出せない…」

こういった悩みを抱えている中学生は多いです。

助動詞が苦手な子は助動詞の勉強を後回しにしがちですね。

ですが、助動詞は1度マスターしておけば大きな得点源になってくれますし、英作や長文読解でも役に立ちます。

そこで、

  • 助動詞を例文付きで解説
  • 助動詞の意味と書きかえの一覧
  • 勉強方法

を解説します。

最後に、おすすめの参考書・問題集とアプリも紹介します。

塾なしで家庭学習に取り組んでいる中学生は特に参考にしてみてください。

※関連記事:中学生向けオススメの通信教育5社
※関連記事:中学英語の文法一覧

また、助動詞以外にも、
不定詞・前置詞・動詞
もほかの記事でシリーズ的に解説しています。

不定詞3用法の見分け方
前置詞の覚え方
be動詞と一般動詞の区別の仕方

この記事は下記の方向けです。

  • 中学校で英語が苦手になった人
  • 助動詞を得意になりたい人
  • 英語の先取り学習をしたい人

助動詞とは何か

助動詞は、「動詞を助けて、動詞の意味を変えるはたらきをする品詞」です。

  • 動詞の前にくる
  • 助動詞のあとの動詞は必ず原形になる

というルールがあります。

同じ意味の助動詞もいくつかあり、
定期テストや私立高校入試では
助動詞の書きかえ問題がよく出ます

助動詞の一覧

助動詞を一覧表にしました。助動詞ごとの意味と、同じ意味で書きかえられる表現も一緒に覚えるようにしましょう。

例文と一緒に覚えると頭に残りやすく、思い出しやすくなります。

助動詞意味書きかえ
can~できる=be able to
can~してもいい=may
be able to~できる=can/could
may~してもいい=can
may~かもしれない 
must~しなければならない=have to
must~にちがいない 
have to~しなければならない=must
will~するだろう、するつもりだ=be going to
will(Will you~?)~してくれませんか=Would you~?  
=Could you~?
be going to~するだろう、するつもりだ=will
should~すべきだ 
shall(Shall I ~?)~しましょうか(申し出) 
shall(Shall we~?)~してくれませんか(勧誘)=Let’s
would(Would you~?)~してくれませんか 
would(would like to~)~したいのですが=want
could~できた(canの過去形)=be able to
could(Could you~?)~してくれませんか 
had better~したほうがいい(忠告) 
used to~したものだ(過去の習慣) 

この表もみながら、
それぞれの助動詞の「意味」と「書きかえ」を暗記しておきましょう。

※関連記事:助動詞の練習問題

助動詞の覚え方(例文付き)

助動詞はたくさんあります。

1つずつしっかり覚えようとするよりいくつかまとめて覚えるほうが、
それぞれの違いも理解しやすく覚えやすいです。

意味別にそれぞれの助動詞の使い方を例文つきで紹介します。

「~できる」:can, be able to

「~できる」という意味の助動詞は2つあります。

canとbe able toです。

それぞれの使い方を説明します。

【肯定文】

She can play tennis well.
She is able to play tennis well.
(彼女は上手にテニスができる。)

主語が三人称単数ですが助動詞の後ろは動詞の原形なので、
canのあとのplayはplaysになりません。

【否定文】

She cannot (can’t) play tennis well.
She is not(isn’t)able to play tennis well.
(彼女は上手にテニスができません。)

否定文なのでnotをつけます。notをつける位置に注意が必要です。

canの場合はcanの直後で、be able toの場合でbe動詞の直後にnotがきます。

【疑問文】

Can she play tennis well?
Is she able to play tennis well?
(彼女は上手にテニスができるの?)

疑問文なので、主語の前に動詞がきます。

Does she~?ではなく、Can she~?やIs she~?になります。

「~してもいい」:can, may

「~してもいい」という助動詞はcanとmayの2つあります。canがもう一度登場します。

【肯定文】

She can play tennis in the park.
She may play tennis in the park.
(彼女は公園でテニスをしてもいい。)

主語はsheなので三人称単数ですが、動詞のplayはplaysになりません。助動詞の後ろの動詞は原形になります。

【否定文】

She cannot (can’t) play tennis in the park.
She may not play tennis in the park.
(彼女は公園でテニスをしてはいけない。)

訳し方に注意が必要です。

「してもいい」を否定するので、
「してもいい・ことはない」=「してはいけない」
になります。

【疑問文】

Can I play tennis in the park?
May I play tennis in the park?
(公園でテニスをしてもいい?)

疑問文にすると、canもmayも文頭にきます。

「~かもしれない」「~に違いない」:may, must

mayとmustはニュアンスの強弱が違うだけなので、一緒に覚えると覚えやすいです。

ニュアンスの強さは、must>mayです。

【肯定文】

He may be tired.
(彼は疲れているかもしれない。)
He must be tired.
(彼は疲れているに違いない。)

助動詞の後ろは動詞が原形になりますから、be動詞はbeになります。

【否定文】

He may not be tired.
(彼は疲れていないかもしれない。)
He must not be tired.
(彼が疲れているはずがない。)

否定のnotは助動詞の後ろにきます。否定文にしたときの意味の違いに気をつけましょう。

  • may not=「~かもしれない・ことはない」=「~ではないかもしれない
  • must not=「~に違いない・ことはない」=「~のはずがない

「~しなければならない」:must, have to

「~しなければならない」には助動詞が2つあります。mustとhave toの2つです。

肯定文での使い方は同じですが、否定文と疑問文で使い方と意味が変わります。

【肯定文】

She must play tennis in the park every day.
She has to play tennis in the park every day.
(彼女は毎日公園でテニスをしなければならない。)

主語が三人称単数なのでhave toはhas toになります。

【否定文】

She must not play tennis in the park.
(彼女は公園でテニスをしてはいけない。)
She doesn’t have to play tennis in the park.
(彼女は公園でテニスをしなくてもいい。)

否定文にすると、notの場所が違うため意味も変わります。

  • must not~=「~しないこと・でなければならない」=「~してはいけない
  • don’t(doesn’t) have to~=「~しなければならない・ことはない」=「~しなくてもいい

must not play tennisの場合、
「not play tennis(テニスをしないこと)」が「must(しなければならない)」だという言い方になります。

「テニスをしないことをしなければならない」=「テニスをしてはいけない

になります。

逆にdon’ t(doesn’t) have toの場合、
「have to play tennis(テニスをしなければならない)」を否定するので、

「テニスをしなければならないことはない」=「テニスをしなくてもいい

になります。

「~するつもりだ」:will, be going to

「~するつもりだ」という未来のことや意思表明にはwillとbe going toという2つの助動詞を使います。

willは意思表明、be going toは未来のニュアンスがあります。

中学英語では厳密に区別しませんが、英作文に若干影響するのでついでに覚えておきましょう。

【肯定文】

She will play tennis tomorrow.
She is going to play tennis tomorrow.
(彼女は明日テニスをするつもりだ。)

どちらも同じ意味で使われます。主語が単数なのでbe動詞はisになります。

【否定文】

She will not play tennis tomorrow.
(彼女は明日テニスをするつもりはない。)
She is not going to play tennis tomorrow.
(彼女は明日テニスをしないだろう。)

どちらも「彼女は明日テニスをしない」という意味になります。多少ニュアンスがことなりますが、気にしなくて大丈夫です。

【疑問文】

Will she play tennis tomorrow?
(彼女は明日テニスをするつもりかな?)
Is she going to play tennis tomorrow?
(彼女は明日テニスをするのかな?)

疑問文にしても意味は同じで、ニュアンスが少しだけ違います。

例えばテニスの大会に出場していて、「she(彼女)」がケガをしていて明日の試合を棄権するかもしれない場合は

Will she play tennis tomorrow?
(彼女は明日テニスをするつもりかな?)

彼女の試合のスケジュールが明日なのかどうかを聞きたいときには

Is she going to play tennis tomorrow?
(彼女は明日テニスをするのかな?)

を使います。難関高校を受験する人以外は知らなくて大丈夫です。

「~すべきだ」「~したほうがいい」:should, had better

「~すべきだ」はshould、「~したほうがいい」はhad betterです。

一緒に覚えておくと使い分けがしやすくなります。

中学英語ではほぼ同じ意味として出てきます。訳すときに「すべき」「したほうがいい」の使い分けだけ注意しましょう。

【肯定文】

She should play tennis every day.
(彼女は毎日テニスをすべきだ。)
She had better play tennis every day.
(彼女は毎日テニスをしたほうがいい。)

どちらも、「彼女は毎日テニスをしていないから、するほうがいいよ」と伝える内容です。

実際の英会話ではこの訳は真逆ですが、高校入試ではこれで覚えておきましょう。

【否定文】

She should not play tennis every day.
(彼女は毎日テニスをすべきではない。)
She had better not play tennis every day.
(彼女は毎日テニスをしないほうがいい。)

どちらも「play tennis every day(毎日テニスをする)」の前にnotがありますから、同じ訳し方をします。

【疑問文】

Should she play tennis every day?
(彼女は毎日テニスをすべき?)
Had she better play tennis every day?)
(彼女は毎日テニスをするほうがいい?)

どちらもほぼ同じ意味になります。Had betterの場合は、hadだけが主語の前にきます。

ただ、had betterの疑問文はほぼ出題されないので覚えておかなくても特に問題ありません。

「~してくれませんか?」:will you/ would you/ could you~?

「~してくれませんか?」と、「相手に何か頼むとき」の助動詞は3つあります。

will you~、would you~、could you~です。すべて同じ意味で、would youとcould youは非常に丁寧な言い方です。

【疑問文】

Will you play tennis with me?
Would you play tennis with me?
Could you play tennis with me?
(私とテニスをしていただけませんか?)

すべて同じ意味です。will youでも十分丁寧な言い方です。

友だちを誘うときならshall we、let’s、why don’t youのほうが普通です。

「~しましょう」:shall we~?/let’s~

「(一緒に)~しましょう」と提案するときに使う表現は、shall we~?とlet’s~の2つです。

どちらも同じ意味で、書きかえ問題でよく出てきます。

【例文】

Shall we play tennis tomorrow?
Let’s play tennis tomorrow.
(明日一緒にテニスしましょう。)

「~しましょうか?」:shall I~?

「(自分が)~しましょうか?」と提案するときに使う表現はshall I~?です。

shall we~?とは主語で区別しましょう。Shall weは「私たちが」、shall Iなら「私が」になります。

【例文】

Shall I bring the bag to the station?
((私が)駅にそのカバンを持っていきましょうか?)
Shall we bring the bag to the station?
((私とあなたで一緒に)駅にそのカバンを持っていきましょう。)

「~したい」:would like/ want

「~したい」という希望を伝えるときは、would likeかwantを使います。

どちらも同じ意味ですが、would likeのほうが丁寧な言い方です。

「もし自分の希望を言ってもいいなら~が好きです/したいです」と、かなり回りくどい言い方になります。

【肯定文】

I would like to play tennis in the park.
I want to play tennis in the park.
(公園でテニスがしたいです。)

書きかえ問題で出題されるか、並び替え問題でよく出題されます。

【疑問文】

Would you like to play tennis in the park?
Do you want to play tennis in the park?
(公園でテニスをしたいですか?)

疑問文にしてもどちらも同じ意味です。「~したいですか?」と聞く内容になります。

「よく~したものだった」:used to

「以前はよく~した」という意味でused toが使われます。「以前~した」という意味なので、「今はしていない」というニュアンスも含んでいます。

このニュアンスがあるため、長文の内容一致問題でもときどき出題されます。

【例文】

She used to play tennis.
(彼女はよくテニスをしたものだ。(今はしていない。))

日本語にする必要はありませんが、「今はしていない」という意味も含みます。

おすすめの参考書・問題集

暗記の仕方と、
助動詞の意味・書きかえを例文付きでお伝えしました。

1度暗記してもすぐにはスムーズに使えるようになりません。

何度か練習して、早く慣れるようにしましょう。

定期テストに向けて手軽に練習できる問題集を2種類紹介します。

※関連記事:英語が苦手な中学生におすすめの問題集

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間違った問題がログに残りますから、
復習すべき問題も一目でわかります。

中学生が英語に苦労する理由

中学の勉強で英語と数学はメイン教科とされています。

なぜ英語で苦労する人がたくさんいるのでしょうか。

中学1年生で英語が嫌いになる人が多い

小学校5、6年生から英語は必須科目です。

実は、小学生のころは英語が嫌いな人はかなり少ないのです。

下記のグラフは英語嫌いな高校生を対象に、
英語がいつ嫌いになったかを調査した結果です。

ベネッセ教育情報サイト「【第1回】中学校で英語が苦手になる子が多いのはなぜ?」をもとに作成
  • 小学校で英語嫌いは11.7%
  • 中1で英語嫌いになる子が66%

という結果でした。3人に2人は中学に入って最初の1年間で英語が苦手になっているのです。

中学校の授業でついていけなくなる

小学生の間は英語をそこまで嫌いにならないのに、
なぜ中学校1年生になって急に嫌いになるのでしょうか。

英語嫌いの中学生にその理由を聞いた調査では、

  • 「授業が理解できない」という回答が5割
  • 「楽しくない」という回答4割

だったそうです。

セガトイズ「母親600名に聞く!中学生の英語教育に関する実態調査」をもとに作成

小学生の間は英語が嫌いではなかったのに、中学に入って英語が理解できなくなっています。

小学校と中学校で英語の評価ポイントが変わる

小学校と中学校では、英語の授業での評価ポイントが変わります。

小学校は「会話への積極性」を評価しますが、
中学校は「単語・文法の知識の正しさ・活用の正しさ」を評価します。

下記のグラフは、中学1年の1学期の英語の授業と、小学校5、6年生のころの英語の授業の違いを中1に調査した結果です。

8割以上の中学1年生が小学校のころと違いを感じています。

ベネッセ教育情報サイトをもとに作成

中学校の成績(内申点)は高校入試の合否判定の資料として重視されます。

進学先の高校を決める非常に重要な資料ですから、客観性があり、評価しやすい指標である必要があります。

※関連記事:高校入試で必要な「内申点」とは?内申点のあげ方と計算方法を紹介します!

定期テストの傾向や評価方法に合わせた勉強方法に変える

小学校では「授業中にたくさん発言する」といった「姿勢」も重視されていました。中学校でもある程度重視されていますが、やはり大きいのは「定期テストの点数」です。

単語や文法、教科書長文の勉強など、定期テストの出題傾向に合わせて、計画的に勉強するほうが点数が伸びます。

※関連記事:【中学生】定期テスト英語で80点以上取れるようになる勉強法

効率のいい暗記の仕方をする

正確な知識を求められる中学校の勉強。特に助動詞は暗記すべきものが多い文法です。

暗記にまだ慣れていない人は、さらに苦労します。

単語・文法は1度覚えても、2-3日もすれば忘れてきます。

定期テストできちんと思い出せるように、しっかり覚えなおしておきましょう。

※関連記事:【中学生】英単語・英文法の覚え方

まとめ

中学校に入ってから英語が嫌いになる子はたくさんいます。

なかでも、助動詞は覚える量が多く、同じ意味で別の助動詞がいくつもあるため、ややこしくなって苦手意識を持つ子が続出します。

ただ、助動詞は私立高校入試でもよく出題されますので、得意にしておくと武器になる文法です。

※関連記事:高校入試によく出る英熟語・連語の一覧
※関連記事:高校入試英語を得意にする勉強方法と学習計画の立て方:長文・英作が得意になるコツ

この記事で紹介した助動詞の一覧と問題集やアプリも活用しながら、確実に助動詞をマスターしていきましょう!

また、英語が得意になってきたらぜひ英検®を受けてみてください。

英検®3級以上を所持していると高校入試で優遇してもらえる場合があります。

※関連記事:高校受験の英検®優遇制度:3級からの加点や私立高校の併願優遇など
※関連記事:【英検®3級】文法の範囲とレベルを解説
※関連記事:英検®3級二次試験の対策:面接の流れや問題カードの内容・回答方法を解説

英語への取り組みがうまくいかない人は、早めに本格的な対策をしておきましょう。

※関連記事:高校受験で中学生はいつから塾に通う?

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