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【高校生】定期テストで90点以上を取れる勉強方法(英語、数学、国語、理科、社会の勉強方法)

笑顔で授業を受ける高校生 高校生勉強方法
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「指定校推薦を取りたいから定期テストで高得点を取りたい」
「難関大学の受験に向けて校内で上位にいたい」

勉強への意識の高い高校生でこのような希望を持っている人はたくさんいます。なかでも「定期テスト90点」は1つの壁であり、安定して90点以上を取れる人は評定だけでなく大学受験でも優位に立てます

そこで、高校の定期テストで90点以上を取れる勉強方法を紹介します。

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定期テストで90点以上を取る勉強方法

中学生のころ、「テスト勉強はテスト直前にまとめてしていた」という人も少なくありません。

高校のテストは範囲が広く、難易度も高いです。90点以上を取って成績上位をがっちり固めるためには「日ごろのこまめな勉強」と「問題集の計画的な活用」が欠かせません。

普段の学習方法

テスト前かどうかに関わらず、学校の授業に合わせて予習・復習をしておきましょう。中学の勉強は暗記がメインなのでテスト直前に集中して対策すればある程度なんとかなります。

ですが、高校の勉強は理解もかなり求められます。

こまめに予習・復習をして理解を深めるようにしましょう。

授業前日に予習をする

まず、授業前日には下記の手順で勉強予定の内容を予習しておきましょう。

  1. 教科書を読む
  2. 自分で説明してみる
  3. 基本問題を解く

勉強はインプットとアウトプットの両方を行うと効果的です。一度インプットした後はアウトプット中心にしてみましょう。

予習も同様で、

「教科書を読む」=「インプット」
「自分で説明」「基本問題を解く」=「アウトプット」

になります。

予習をしておけば、「何を理解できているか」「どこから分からないか」を自分で把握できます。「授業で何をしっかり聞けばいいか」が分かっている状態で授業に臨めば、授業中の集中力や理解度が格段に向上します

その日に復習する

学校で授業を受けたら、早速その範囲を問題集で解きましょう。

「予習→学校の授業」でその単元の理解はかなり進んでいるはずです。ですが、まだ習いたてで定着してはいません。いくつものパターンの問題を解いてアウトプットに慣れるようにしましょう。

特に大切なのは復習のタイミングです。数日経ってから問題を解くと学習効果が半減以下になります。

「習ったその日」に演習をして、しっかり頭に焼き付けておきましょう。

宿題は満点を取るまでする

学校で出された宿題は、全問正解するまでしましょう。どうしても解き方のわからない問題もあるかもしれませんが、そういう問題以外は「全問正解」が基本です。

問題に間違えたときに解説を読んで納得して終わりにしている人もいますが、それだと高校の勉強はなかなか上手くいきません。見て聞いて納得するだけでなく、解法や解説を再現できるか手を動かして確認しましょう

予習・復習をとおして普段からコツコツと勉強しておけば効率よく学習成果を上げられます。一度学校の授業で習ってから数週間経ってから復習しても、あまり記憶に残っていません。

テスト直前にまとめてテスト勉強をするのは、実は非効率なのです。勉強に余計に時間がかかってしまいます。日ごろからマメに予習・復習するようにしましょう。

テスト2週間前からの学習方法

テスト2週間前からはギアを上げてテスト勉強に入りましょう。

前述したように、普段からコツコツ勉強しておけばテスト前にあわてることはほとんどなくなります。それでもまだまだ定着が甘いので、テストで問題のパターンを変えられると詰まってしまい、解けるはずの問題も間違えてしまいがちです。

テスト範囲を学校の問題集で1.5周する

定期テストは学校の問題集から出されます。定期テストで90点以上取るには、学校の問題集レベルの問題は全問正解できるようにしておくのが鉄則です。

普段の予習・復習で6-7割程度は正解する力が身についているはずです。ただ、定期テストのように時間制限があるテストでは焦ってしまってミスをしがちです。

「正解できる問題を確実に正解する」ために、最初の1週間で基本問題も含めて学校の問題集を1周しましょう。学校の授業で習ったときに正解できていた問題をテスト前の勉強でも正解しておきます。これでかなり定着度が上がりますから、定期テスト本番であわてずに正解を取れるようになります。

ラスト1週間は、まだ正解できるかあやしい問題だけ解きなおすようにしましょう。短いスパンで2回解くので記憶に残りやすいです。

最初の1週間と次の1週間で学校の問題集を1.5周しておきます。

学校の問題集より高難度な問題集を並行して解く

学校の問題集で全問正解できるようになっておけば、80点以上は取れるようになります。ですが、90点以上を取るにはまだ足りません。学校の問題集とは別にもう1冊、市販の問題集に取りくみましょう。

  • 学校の問題集より少し難易度が高い
  • 解説がしっかりしている

上記の2つの条件に合うものを選びます。おすすめは黄チャート/青チャートフォーカスゴールドです。解説が豊富なので、自分のレベルにあったものを選べば1人で演習を進められます。

学校の問題集よりややむずかしいレベルの問題も解いておくと、問題への対応力を磨けます。

定期テストでは問題パターンを変えたり、いくつかのパターンを組み合わせた問題が出されることがあります。応用問題に慣れることで、「ベースとなる問題はどれか」「その問題のどこを応用したのか」を見抜けるようになります。

問題の構造を見抜けるようになれば、後はテストでミスをしないように気をつければ大丈夫です。

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【教科別】おすすめの勉強方法

ここまでは、各教科に共通する「90点以上を取るための勉強方法」をお伝えしました。ここからは、教科別の勉強方法をもう少しくわしく紹介します。

英語の勉強方法

定期テストの英語は下記の3つのパートからなります。

  • 単語・熟語
  • 文法
  • 教科書

単語・熟語と文法問題は前述の「普段の学習方法」「テスト2週間前からの学習方法」で高得点をねらえます。そのうえで、定期テストの英語で90点を取れるかどうかは「教科書長文」の問題次第です。

教科書に載っている長文を、「日本語⇔英語」をできるように練習しておきましょう。学校の授業で和訳を教わりますし、ネットでも教科書の全訳を見つけられるものもあります。

さらに和訳した日本文を英訳して、教科書の英文を再現できるようにしておきましょう。学校の授業で繰り返し見ている英文ですから、イチから英訳の練習をするのにくらべてかなり楽に英訳できるようになります。

ここで英訳練習をしておけば、定期テスト対策になるだけでなく大学受験の二次対策にもなります。

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数学の勉強方法

数学の基本は計算力です。毎日計算問題を10問解くようにしましょう。毎日続ければ計算ミスが多かったり計算に時間のかかる人もかなり得意になります。

数学の問題を解くとき、「計算」と「解法の工夫」の両方に脳を使っています。応用問題が苦手な人のなかには、計算に脳をかなり使わざるを得なくなっている人もいます。

そういう人も計算力が上がれば、脳のスペックを「解法を考える作業」に存分に回せます。

学校の予習・復習とは別に、毎日計算練習をするようにしましょう。

※関連記事:高校数学のおすすめ問題集・参考書

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国語の勉強方法

定期テストの国語は暗記科目です。読解力は特に必要ありません。

学校の授業中に先生が伝えてくれた「大切なポイント」をすべてノートや教科書にメモしておきましょう。テスト前にはそのそのメモをすべて暗記すればOKです。

古典については「単語の現代語訳」と「長文の現代語訳」を暗記しておきましょう。定期テストでは細部が出題されます。長文の現代語訳は暗唱できるくらい覚えておくのがおすすめです。

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理科の勉強方法

理科は暗記と計算です。ただし、中学の理科とは違って丸暗記では90点は取りづらいです。

用語の意味を自分で説明しながら覚えるようにしましょう。自分で説明しながら納得感がなければ、教科書や用語集を使うなどして理解するようにします。

また、定期テストの計算問題はパターン化されています。問題集に出てくるとよく似た問題が定期テストで出題されやすいです。「どのパターンなのか」を意識しながら問題集を解きましょう。

なお、共通テストや二次試験の問題はパターン化されていません。一般的な高校生の日常生活と関連づけた問題がよく出されます。定期テストのパターン演習に慣れすぎると入試で高得点を取りづらくなります。

ときどき、共通テストの過去問や予想問題を解くなどして、定期テストと入試問題の違いを意識できるようにしておくことをおすすめします。

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地歴公民の勉強方法

地歴公民は一問一答を徹底的に繰り返しましょう。日本史の「流れ」や世界史の「タテ・ヨコ」などは定期テストではそれほど重視されません。むしろ人名や用語などを正確に覚えることが高得点につながります。

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人物が1人出てきたらその人物に関連するキーワードを次々と思いだすようにして、記憶が数珠つなぎになるようにしておきましょう。そうすれば定期テストの限られた時間内でも思いだしやすくなります。

定期テスト対策が大学受験に役立つ理由

定期テストの勉強は学校の成績だけでなく大学受験にも役立ちます。その理由を4つお伝えします。

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実力をつけるのに高1の内容が大切

大学受験に出題されるのは高2~高3で習う内容がメインです。ですが、高2~高3の内容を身につけるには、高1で習った範囲を解けるようにしておくことが重要です。

高校の勉強はどの科目も「積み重ね」です。高1で学習の土台を固めておけば高2~高3の勉強も積み重ねやすくなります。そのためにも、大学受験を意識しだす高2~高3からではなく、高1から定期テスト対策にしっかり力を入れておきましょう。

共通テストは教科書範囲から出る

大学受験をするうえで、共通テストの重要性は増しています。国公立大学はもちろん、私立大学でも共通テスト併用型の入試形態が多くなっています。

その共通テストの出題範囲は高校の教科書です。教科書範囲の知識を使って思考型の問題がよく出題されます。

思考型の問題は付け焼刃の知識ではなかなか解けません。普段から使い慣れておけば、いざというときに使いこなせます。

定期テスト対策をコツコツ行い、教科書範囲の知識に日ごろから慣れておきましょう。

大学入試に必要な記述力も身につく

大学入試には記述問題もよく出てきます。国公立大学の二次はほぼ記述問題ですし、難関私立大学も記述問題で差がつきます。

定期テストは選択問題と記述問題がバランスよく出ており、テスト対策をしっかり行っておけば大学入試で問われる記述力も養うことができます。特に、高得点を狙うなら定期テストでも記述問題での正答率がモノをいいます。

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評定4.0以上取れば推薦をもらえる

定期テストで高得点を取れば「評定」が上がります。評定は学校推薦型選抜や総合型選抜などの推薦入試の出願条件です。

評定は定期テストと授業態度などによって決まります。一般に定期テストの点数のほうが比重が大きく、定期テストで80点以上取っていれば大体4.0以上になります。

評定4.0であればかなり多くの大学の学校推薦型選抜に出願できますし、指定校推薦ももらいやすくなります。定期テスト80点以上を安定して取っておけば、高3になったときに大学入試を有利に進められるようになります

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高校生が90点取るには毎日何時間くらい勉強が必要か

定期テストで90点以上取るには、毎日何時間くらいの勉強が必要でしょうか。国立青少年教育振興機構「高校生の勉強と生活に関する意識調査報告書」によると、下記のような状況だそうです。

  • 平日1時間以内しか勉強していない高校生は62.3%
  • 平日2時間以上勉強している高校生は10.8%

10人に1人は平日に毎日2時間以上勉強していることになります。

学校の宿題以外に毎日2時間

勉強は量と質の両方が大切ですが、ある程度以上の勉強量をこなさないと質がついてきません。

前述の調査結果でみたように、10人に1人は2時間以上勉強しているのです。成績上位でいようと思えば、少なくとも平日には2時間以上勉強するようにしましょう。

休日は6時間勉強しよう

休日には6時間勉強するようにしましょう。

1度勉強しても人間ですから、じきに忘れてしまいます。平日に勉強した内容を週末にまとめて復習しておきましょう。

1度学習した内容ですから、その週末に復習すればそれほど時間はかかりません。1度目の勉強の半分程度の時間で済むはずです。

時間がない人は通信教育がおすすめ

近くに良い塾や予備校がない、部活が忙しくて塾・予備校に通う時間がない。

こういったケースはよくあります。

そんなときは通信教育がおすすめです。

なかでも、難関大学を目指す高校生はZ会を検討してみてください。1回15~30分ほどで勉強でき、難関大学によく出る難問や記述問題の対策ができます。

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苦手を克服するにはオンライン家庭教師がおすすめ

苦手な科目が気になるけどまとまった勉強時間が取れない、帰宅したらもう夜になっている。という人には、オンライン授業がおすすめです。

自宅で受けられますから、21時や22時からでも安心して授業を受けられます。塾や予備校だと22時までには授業も終わり、自習室も閉めざるを得ません。

ところが在宅受講なら22時からさらに1時間授業を受けても23時半には寝られます。気になる箇所を1対1の個別授業で解説してもらえば、すっきりした状態で1日を終えられます。

しかも遅い時間帯だと、予備校で教えているプロ講師が予備校の授業後にオンラインで個別授業をすることもあります。どうしても分からない問題に1人で悩んでいるより、実力のある講師に教わるほうが効率よく学力を伸ばせます。

定期テストは一発勝負ではなく年に4-5回ありますから、1回ごとに勉強のやり方を工夫して質を高められます。時間がないなど、ほかの人より不利な状況にある人ほど、質の高い勉強をするチャンスです。自分に合ったやり方を早めに見つけるようにしましょう。

※関連記事:【大学受験対策】塾はいつから通えばいいか
※関連記事:塾と予備校の違い

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まとめ

定期テストで90点以上を取るための勉強方法を紹介しました。

  • 予習・復習をする
  • 全問正解するまで宿題をする
  • 学校の問題集と市販の問題集を計画的に併用する

これらの勉強法を実践して、定期テストも大学受験でも有利に持っていきましょう!

また、共通テスト対策について下記の記事で紹介していますので、ぜひ参考にしてください。

【共通テスト日本史】9割以上を取る勉強方法と問題集
【共通テスト世界史】9割以上を取る勉強方法と問題集
【共通テスト地理】9割以上を取る勉強方法と問題集
【共通テスト倫理・政経】9割を取る勉強方法と問題集
【共通テスト現代社会】9割以上を取る勉強方法と問題集

※関連記事:【大学受験対策】塾はいつから通えばいいか

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※関連記事:【高校生向け】Z会だけで難関大学に合格する方法

また、推薦入試や後期試験で小論文が入試科目になっていることがよくあります。共通テスト対策をしながらでも小論文の対策も週1~月2くらいではしておきましょう。

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福地 暁です。
個別指導の塾を経営しています。

これまで3000組以上のご家庭を担当させていただきました。
中学受験、高校受験、大学受験、英検・TOEIC対策、中学生・高校生の定期テスト対策など、さまざまな学習支援をしています。

みなさまの学びにプラスになる情報をお伝えしていきます!
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1男1女の父。
どうやら娘には「甘いパパ」と思われているようで、
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