中学社会の定期テスト対策のために、よく出る問題を一問一答にまとめました。
今回は「第二次世界大戦」の範囲です。
どちらでも活用できます。
社会は丁寧に覚えれば誰でも高得点をねらえます。早めに勉強して、社会を得意にしておきましょう!
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1939年第二次世界大戦開戦から1945年終戦までの流れを説明します。
1939年9月、ドイツがポーランドに侵攻しました。これに対してイギリスとフランスがドイツに宣戦布告し、第二次世界大戦が始まりました。ドイツは短期間でポーランドを占領し、その後もヨーロッパ各地に侵攻しました。
1940年、ドイツはデンマーク、ノルウェー、オランダ、ベルギー、フランスなどを次々と占領しました。特にフランスは、1940年に降伏し、ドイツはヨーロッパの大部分を支配しました。この時期、イギリスだけがドイツに対抗して戦い続けていました。
1941年12月、日本はアメリカの真珠湾を攻撃し、これによりアメリカが参戦しました。これにより、戦争はアジア太平洋地域にも広がり、世界規模の戦争となりました。
1942年のミッドウェー海戦では、日本軍がアメリカに大敗し、太平洋戦争の主導権をアメリカが握りました。また、1943年にはソビエト連邦がスターリングラードの戦いでドイツに勝利し、東部戦線でも戦局が転換しました。
1944年6月、アメリカやイギリスの連合軍がフランスのノルマンディーに上陸し、ドイツ占領下のヨーロッパを解放し始めました。この作戦により、ドイツは次第に追い詰められました。
1945年5月、ドイツは連合国に降伏し、ヨーロッパでの戦争が終わりました。その後、1945年8月に広島と長崎に原子爆弾が投下され、日本も降伏しました。これにより、第二次世界大戦は完全に終結しました。
1939年の第二次世界大戦勃発から1945年終戦までで、テストによく出る問題をまとめました。「押さえておきたい基本問題」と「テストで差がつく問題」に分けています。
(1)ドイツのナチスを率いていた人物は誰か。
(2)1939年、ドイツはソ連と互いの国に侵攻しないことを約束する条約を結んだ。この条約を何というか。
(3)第二次世界大戦開始のきっかけは、ドイツがある国に侵攻したことだった。どの国か。
(4)第二次世界大戦期のヨーロッパで、ドイツに味方して1940年に参戦した国はどこか。
(5)1941年、日本、ドイツ、イタリアは軍事同盟を結んだ。何という同盟か。
(6)ドイツが迫害していた民族は何か。
(7)ユダヤ人の強制収容所の1つとして有名なポーランドにある収容所は何というか。
(8)日本はソ連との戦争を避けるために条約を結んだ。何という条約か。
(9)日本は東アジア・東南アジアに進出するにあたり、ヨーロッパから独立してアジアだけで栄えるという名目をかかげた。この名目上の支配圏を何というか。
(10)太平洋戦争のきっかけは、日本がハワイのある地域を攻撃したことだった。何という地域か。
(11)戦局の悪化により、日本は文科系の学生などを戦争に戦地に送り込むことを決めた。これを何というか。
(12)中学生や女学生などが軍需工場などで働くことを強制された。これを何というか。
(13)国内が空襲を受けるようになり、都会の小学生は集団で農村部に避難した。これを何というか。
(14)太平洋戦争で日本国内唯一の地上戦が行われた地域はどこか。
(15)日本に無条件降伏を勧告した1945年に出された宣言は何か。
(16)①広島に原子爆弾が投下された月日、②長崎に原子爆弾が投下された月日、③日本がポツダム宣言を受諾した月日、④天皇がラジオで国民に降伏を知らせた月日をそれぞれ答えてください。
(17)1945年3月に行われて10万人以上が亡くなった空襲を何というか。
(18)1945年8月、ソ連は日本への宣戦布告をした。これはある秘密会談で結ばれた協定によるものだが、その会談を何というか。
(1)ヒトラー
(2)独ソ不可侵条約
(3)ポーランド
(4)イタリア
(5)日独伊三国同盟
(6)ユダヤ人
(7)アウシュビッツ
(8)日ソ中立条約
(9)大東亜共栄圏
(10)真珠湾
(11)学徒出陣
(12)勤労動員
(13)(集団)疎開
(14)沖縄
(15)ポツダム宣言
(16)①8月6日、②8月9日、③8月14日、④8月15日
(17)東京大空襲
(18)ヤルタ会談
(1)イタリアやドイツのように、独裁政治をしいて国外へと支配を広げていく考え方を何というか。
(2)1941年、イギリスとアメリカはファシズムに対抗して第二次世界大戦や戦後の国際秩序構築に協力することを約束する宣言を発表した。この宣言を何というか。
(3)大西洋憲章を結んだ①イギリス首相と②アメリカ大統領は誰か。
(4)ナチスへの反抗として占領地域などで抵抗運動が起こった。こうした抵抗運動をカタカナで何というか。
(5)日本によるフランス領インドシナへの進出に対抗してアメリカは日本にある資源の輸出を禁止した。何か。
(6)アメリカ・イギリス・中国・オランダで日本を経済封鎖した。この経済的な包囲網を何というか。
(7)アメリカとの開戦を決意したときの首相は誰か。
(8)日本は太平洋戦争に国力をすべて投入する体制で戦った。この体制を何というか。
(9)日本は朝鮮や台湾の人々も日本軍の兵士として戦争にかりだした。こうした、兵士としてかりだす制度を何というか。
(10)日本、ドイツ、イタリアの降伏した順番を答えてください。
(11)ポツダム宣言を出した3か国を答えてください。
(12)1945年8月8日に日本に開戦を宣言し、満州や南樺太などに侵攻した国はどこか。
(13)天皇が日本の降伏を国民に知らせたラジオ放送を何というか。
(14)第二次世界大戦で、①ドイツ・イタリアなどを(枢軸国・連合国)、②イギリス・フランスなどを(枢軸国・連合国)を呼ぶ。それぞれ当てはまる語を選択してください。
(15)「広島への原子爆弾投下」「長崎への原子爆弾投下」「ソ連の参戦」を時系列で並べ替えてください。
(16)「ドイツの降伏」「イタリアの降伏」「パリの解放」を時系列で並べ替えてください。
(1)ファシズム
(2)大西洋憲章
(3)①チャーチル(首相)、②ルーズベルト(大統領)
(4)レジスタンス
(5)石油
(6)ABCD包囲陣
(7)東条英機
(8)総力戦
(9)徴兵制度
(10)イタリア(1943年)→ドイツ(1945年)→日本(1945年)
(11)アメリカ・イギリス・中国 ※順不同
(12)ソ連
(13)玉音放送
(14)①枢軸国、②連合国
(15) 「広島への原子爆弾投下」→「ソ連の参戦」→「長崎への原子爆弾投下」
(16)「イタリアの降伏」→「パリの解放」→「ドイツの降伏」
つづいて、テストによく出る記述問題も解いてみましょう。
(1)第二次世界大戦が始まったきっかけは何ですか。
(2)ミッドウェー海戦が太平洋戦争に与えた影響を説明してください。
(3)広島と長崎に原子爆弾が落とされた年月日をそれぞれ答えてください。
(4)終戦年月日を答えてください。
(1)1939年、ドイツがポーランドに侵攻したこと。
(2)ミッドウェー海戦での大敗により、日本は太平洋戦争の主導権を失った。
(3)
広島:1945年8月6日
長崎:1945年8月9日
(4)1945年8月15日
第二次世界大戦の範囲では、テストに向けて以下のポイントを押さえておきましょう。
ドイツのポーランド侵攻から始まり、真珠湾攻撃やミッドウェー海戦などの主要な戦争の転機を詳しく覚えておきましょう。
ノルマンディー上陸作戦やスターリングラードの戦いなど、戦争の転換点となった出来事はテストで頻出です。なぜそれが重要かを説明できるように準備しましょう。
太平洋戦争で日本は原子爆弾を投下されています。その年月日と終戦の年月日の両方を書けるようにしておきましょう。
また、世界でも、核を落とされた経験があるのは日本だけです。
以下の人物は、第二次世界大戦のテストでよく出てくる人物です。それぞれ、名前と事績を覚えておきましょう。
【役割】ドイツの独裁者として戦争を引き起こした。
【覚えるポイント】ナチス党のリーダーであり、ヨーロッパ侵攻の中心的な人物。
【役割】アメリカの大統領で、真珠湾攻撃後に参戦を決定した。
【覚えるポイント】アメリカの参戦が戦争の行方を大きく変えた。
【役割】イギリスの首相で、ドイツに最後まで抵抗したリーダー。
【覚えるポイント】イギリスがドイツに対抗し続けたことは、連合国の勝利に繋がった。
【役割】ソビエト連邦の指導者として、東部戦線でドイツと戦った。
【覚えるポイント】スターリングラードの戦いでドイツに勝利し、戦局を変えた。
【役割】アメリカの大統領で、広島と長崎への原爆投下を決定した。
【覚えるポイント】原爆投下により日本は降伏し、戦争が終結した。
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※関連記事:プロ家庭教師と学生家庭教師の違い
中学歴史の「第二次世界大戦」の範囲で、定期テストによく出てくる問題を一問一答形式でまとめました。
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