「社会は覚えることが多くて大変」
「いくら暗記しても歴史の流れがよくわからない」
「高校入試に向けてどこから手をつければいいかわからない」
このような不安を抱えている中学生は多いのではないでしょうか。
社会は暗記科目と言われますが、
「暗記すれば解ける科目」ではなく、
「暗記しないと解けない科目」です。
覚えることがたくさんありますが、高校入試に向けて避けてとおることはできません。
ですが、暗記方法と受験勉強の順番を変えれば、社会は短期間で大きく実力アップできるようになります。
中3夏以降から受験対策をはじめた人が逆転で合格を勝ち取るのに欠かせない科目です。
そこで、
を紹介します。
社会を一気に得意科目にして、高校受験を有利に持っていきましょう!
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高校入試対策というと英語・数学の勉強が真っ先に思い浮かぶかもしれません。ですが、社会を得意にしておくと非常に有利になります。
英語や数学は積み重ねの科目なので、中1~中2内容があやふやだと中3になってから勉強をはじめても、成績が上がるまで時間がかかります。
ですが、社会は暗記科目です。正しく暗記すればすぐに得点につなげられます。
英語・数学の対策からはじめるのは当然かもしれませんが、その結果、社会・理科の得点が伸び悩むという現象が起きています。
下記の表は令和2-4年度の都立高校入試の平均点です。全教科100点満点で、下記のような得点になっています。
英語 | 数学 | 国語 | 理科 | 社会 | |
令和4年度 | 61.1点 | 59.0点 | 68.8点 | 61.4点 | 49.2点 |
令和3年度 | 54.1点 | 53.3点 | 72.5点 | 47.8点 | 54.6点 |
令和2年度 | 54.7点 | 61.1点 | 81.1点 | 53.4点 | 57.0点 |
平均 | 56.6点 | 57.8点 | 74.1点 | 54.2点 | 53.6点 |
点数をあげるのに時間のかかる英語・数学よりも、
暗記科目の社会・理科のほうが平均点は低いのです。
これは相当もったいないです。
受験勉強の開始時期によっては、社会・理科の受験勉強をすぐにはじめるほうがいい場合もあります。
※関連記事:高校入試の勉強方法と勉強スケジュール
高校受験勉強をはじめるならまず社会からはじめましょう。
英語・数学の実力をつけるのは時間がかかります。数か月勉強して英語・数学の点数が上がってこないと、あきらめる気持ちになって志望校も下げたくなります。
まず社会を得意にしておけば、合格に向けた戦略を立てやすくなりますし、気持ちの面でも余裕が生まれます。
前述のように、社会は丸暗記しただけではあまり点数につながりません。
定期テストでは「知っているかどうか」を問う問題がたくさん出ますが、高校入試ではほとんど出ません。
「知識がある」という前提で、「その知識をどう活用するか」を問われるのです。
の4つの項目をまとめて覚えると知識を活用しやすくなります。
このように、定期テストと暗記方法を変えつつ、入試問題の傾向に合わせた対策が必要になるのです。
社会の受験勉強の方法と勉強する順番をお伝えします。
※関連記事:【高校受験】社会でよく出る一問一答形式の問題
①問題集の問題を解く
②答え合わせをする
③覚えなおす
この勉強方法は誰しも実践していると思います。この後さらに下記の勉強を追加してみてください。
④解答から問題をつくる
これだけで演習量が2倍になり、覚える量も一気に2倍に増えます。
たいていの問題集では、各単元が一問一答や用語や人名の知識問題からはじまっています。
たとえば下記のような問題です。
【問題】6世紀ごろ、女性の推古天皇が即位したときに摂政に就任したのは誰か。
→【解答】聖徳太子
【問題】聖徳太子が制定した、役人の心構えを記した憲法を何というか。
→【解答】十七条憲法
「~は誰か?」「~を何というか?」のような問題形式です。
問題→解答で暗記すると覚えやすいですが、入試問題では問題文に書かれている内容について問われます。
たとえば年表が出てきて、
①十七条憲法が制定されたころの天皇は誰だったか
②この憲法は何のためにつくられたか
などを問われます。
上記例でみると、問題→解答だけ勉強しても、
解答にある「聖徳太子」「十七条憲法」しか頭に入ってきません。
ですが、問題文をみてみると
「6世紀ごろ」「(女性の)推古天皇」「摂政」「聖徳太子が制定」「役人の心構え」
の5つも覚えられます。
しかもバラバラに覚えるのではなく、「いつ」「誰が」「何を」「なぜ」したのかの4項目も一緒に覚えられます。
問題→解答で暗記できたら、
解答をみて問題を思い出すようにしてみましょう。
たとえば、下記のように思い出そうとしてみましょう。
「聖徳太子っていつ・何をした人だったかな?」
「十七条憲法って誰が何のためにつくったかな?」
いつ(when)、何(what)、誰(who)、何のために(why)の視点で思い出そうとしてみると、効率よく暗記・想起ができるようになります。
※関連記事:【高校入試】社会によく出る年号・年代の語呂合わせ:年号の覚え方と歴史の流れも説明します
問題集では「基本問題」「標準問題」「応用問題」のように、大体3つくらいのレベルに問題が分けられています。多くの人は基本問題をすべて解いてから標準問題を解き、応用問題まですべて解いてから次の単元や時代に移っています。
基本問題と標準問題を解いたら、応用問題を解かずに次の単元や時代に移りましょう。
高校入試の社会は複数の単元や時代をまぜこぜにして問題を作成しています。
例えば下記の画像をご覧ください。大阪府公立高校入試の問題の一部です。
大問1は「金属の利用」をテーマにつくられていて、縄文時代から明治時代まで幅広い範囲が出題されています。
インプットの仕方とアウトプットの仕方が異なると、覚えているはずの用語・人名であっても思い出しにくくなります。実力テストや模試で、「解答をみたらわかったのに、試験中は思い出せなかった」という感想を言う子が多いです。テストでなかなか思い出せなかった原因はこれです。
時代別に勉強を完結させていると、複数の時代にまたがったテーマで出題されたときに上手く解答が出てこなくなります。
受験勉強を幅広い地域・年代で行うようにすれば、こうした問題を解けるようになります。
基本問題と標準問題だけ問題集の最後まで解き終えたら、最初に戻って標準問題と応用問題だけもう1周解きます。
この方法だと、普通に問題集を2周するよりも短時間で広範囲を学習できます。
基本問題 | 標準問題 | 応用問題 | 合計 | |
普通の勉強法 | 2回 | 2回 | 2回 | 6回 |
難易度別の勉強法 | 1回 | 2回 | 1回 | 4回 |
勉強の時短になり、しかも高校入試の出題傾向にあわせた対策ができます。
分野ごとに広く演習したら、次はテーマ別の演習です。
先ほど紹介した大阪府公立高校入試問題の例では、「金属の利用」をテーマにした大問でした。
テーマは大テーマ→中テーマの構成になっています。
中テーマは数限りなくつくれますが、大テーマは限られています。時事問題、政治史、外交史、政治・経済史、文化史、人物史です。
大テーマに沿って歴史を勉強しなおしておくと、頭のなかにある歴史の知識をかなり整理できます。
入試には記述問題も出ます。記述問題というとむずかしそうに聞こえますが、社会の記述問題はボーナス問題です。
聞かれるポイントは毎年同じです。事前に対策をしておけば、大きく点数を稼げます。
記述問題ばかりを集めた問題集を集中的に解いてみてください。2-3周解くとかなり知識がつきます。
また、記述問題は「なぜそうなるのか?」を聞いてきます。記述対策をしておくと実験手続きや現象の理由がわかるようになり、社会の実力がグンと増します。
ここで取り込んだ知識のおかげで、この後の総合問題・入試頻出問題の解説が頭に入りやすくなります。
※関連記事:高校受験によく出る社会の記述問題(地理・歴史・公民)
単元別の復習やテーマ演習をした後は、頭のなかにたくさんの知識が詰め込まれた状態です。
多種多様な知識を頭のなかで整理する必要があります。
ノート作りをして整理するのもいいですが、参考書を写すだけになってしまいそうな人は総合問題演習でアウトプットの練習を重ねておきましょう。
単元別なら解けた問題が、総合問題になるとややこしくなってうまく解答できない場合もあります。何回か総合問題を繰り返すと、頭がすっきりしてきて解きやすくなります。
また、入試に出てくる問題は似たパターンが多いです。
そうした頻出問題を集めた問題集を使って、頻出パターンに慣れておきましょう。
ただし、受験対策に集中してしまって定期テスト対策がおろそかになるのは避けましょう。
高校入試であっても、普段の定期テストの点数が極めて重要です。
学力選抜では、当日の学力試験と中学校の内申点の合計で合格が争われます。
学力試験と内申点の比は高校によってまちまちですが、
おおむね、学力上位校ほど当日の学力試験を重視しています。
※関連記事:高校入試で必要な「内申点」とは?内申点のあげ方と計算方法
そうはいっても、内申点が低くても学力試験で逆転しやすいわけではありません。
たとえば内申点がほかの受験生より20点低い人の場合、ほかの受験生が間違えてしまうような問題で20点多く正解しないといけないわけです。
入試では同じくらいの学力の生徒がその高校を受けます。自分が解ける問題はほかの受験生も解けます。
そのなかで、ほかの受験生が解けない問題で「プラス20点」というのは相当高いハードルです。
日ごろから定期テスト対策もしっかり行って、内申点をあげておきましょう。
※下記の記事で、「80点以上を取る勉強方法」と「テスト2週間前からの学習計画」を紹介しています。
英語の定期テスト対策の仕方
数学の定期テスト対策の仕方
国語の定期テスト対策の仕方
理科の定期テスト対策の仕方
社会の定期テスト対策の仕方
社会の入試対策問題集を紹介します。
前述のように、入試勉強は、
分野別→テーマ別→記述対策→総合・入試頻出問題
の順に演習をすると短期間で実力をアップさせられます。
紹介する問題集もこの順番で掲載しています。
なお、分野別の演習は「問題⇔解答」「幅広く」がおすすめです。
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単元別の問題集を2冊紹介します。
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難しい用語をできるだけ避けて、わかりやすい文章と図で解説しています。1回分はたったの2ページ。地理がニガテな人や、ほかの参考書では少し難しいと感じる人でも、無理なく進められます。
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〇STEP 2 実力問題…基礎~標準レベルの入試過去問を中心に構成し,いろいろな問題を確実に解く力を身につけます。側注では,ヒントや「中学自由自在」を使った調べ学習のコーナーを設けています。
〇STEP 3 発展問題…標準~発展レベルの入試過去問で構成しています。難問まで解く力を身につけます。
〇理解度診断テスト…数単元ごとのまとめ問題で,理解度をチェックします。標準~発展レベルの入試過去問で構成しています。
〇思考力・記述問題対策…分析力や推理力を必要とする問題や,自らの考えを記述させる問題などで構成しています。
〇高校入試予想問題…中学3年間の学習を取り上げた総合問題で,入試の模擬テストとなります。基礎~発展レベルの入試過去問で構成し,配点を見えないようにして実践的なページにしています。
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分野別・単元別に基礎から入試レベルまで実力を高められる問題集です。
分量が多く解説が丁寧なので、「まとめノート」「実力問題」を中心に学習をすすめると良い復習ができます。
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全国の公立高校入試の配点データを分析し、中配点・中難度の過去問に厳選した問題集です。学習効果が最も出やすい「標準問題」を確実に解く力をつけることを目的として、各課を「要点まとめ + 過去問演習」で構成し、理解と定着を交互に行うことができます。
以下のような方に特におすすめです。
旺文社より引用
・公立高校を第一志望にしている。
・基本事項ならある程度は覚えている。
・全範囲をまんべんなく解けるようになりたい。
・1冊の問題集をやり切って実力をつけたい。
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全国の過去問から標準レベルの問題ばかりを集めた問題集です。
標準レベルの問題をどれだけ正解できるかで合否がかなり変わります。
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出版社:旺文社
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20-22年の公立高校入試問題を厳選し、分野別に並べ替えた問題集。類似した問題が複数の都道府県で出題されていることが一目瞭然で、出題傾向・出題パターンがわかります。よく出題されている問題を数多くこなすことで、入試に即した対策をすることができます。
旺文社より引用
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分野別の復習をたっぷりするのにおすすめです。問題量がとても豊富です。
全国の高校入試問題を分野別に並べ直してくれており、単元別・分野別の復習に重宝します。
分野別問題集や総合問題集にテーマ演習が載っていますが、もっとしっかり理解したい人向けに参考書を紹介します。
出版社:朝日新聞出版
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「だからわかるシリーズ」が文庫になって読みやすく再登場! オールカラーで、写真・図解たっぷり。政治、外交、社会、宗教、周縁、文化、都市、合戦の8テーマで日本史を改めて見つめる。端的にまとまっているので大人の学び直しにもおすすめ。
朝日新聞出版より引用
【おすすめする理由】
歴史を通史ではなく、テーマ別に解説してくれます。
文庫本なので読み物感覚で目を通しておくと、頭のなかを整理しやすくなります。
記述対策のおすすめ問題集を2冊紹介します。志望校の偏差値によって下記のような使い分けがおすすめです。
偏差値55まで:『近道問題』
偏差値55以上:『コツ』
出版社:英俊社
特徴:
「近道問題シリーズ」は,高校入試に必要な単元・項目を短期間で学習できるよう,コンパクトにまとめた問題集です。(近道問題シリーズ26点の一覧はコチラ)
社会の近道問題には「地理」「歴史」「公民」「社会の応用問題―資料読解・記述―」の4冊があります。
英俊社より引用
「社会の応用問題―資料読解・記述―」では,社会の入試問題のなかでも特に高得点につながる可能性が高い,統計読解・計算問題・作図問題・短文説明の問題についてピックアップし,例題と実際の入試問題を掲載しています。
さまざまなパターンの問題が用意されているので,苦手な分野がないかどうかを確認し,入試本番までに得点源とできるように練習を積めるようになっています。
【おすすめする理由】
偏差値55くらいまでの高校を志望している人向けです。
基本レベルから標準レベルまでの問題が掲載されています。問題と解答をセットで暗記してしまいましょう。
出版社:秀英BOOKS
特徴:
本書は、「知識を表現する力」や、「グラフや表からわかることを読み取る力」を問う記述問題になれ、解答できるようにするために作成されています。できなかった問題は繰り返しチャレンジし、合格に必要な表現力を身に付けてください。
Amazonより引用
【おすすめする理由】
偏差値65くらいまでの高校を志望している人向けです。
『近道問題』よりも難易度があがるので、定期テストレベルは大丈夫という人におすすめです。
記述問題は丸暗記してしまうほうが効率良いですが、難易度があがってくると思考力を問う問題が出てきます。その対策ができるおすすめの問題集です。
3冊紹介します。志望校の偏差値によって下記のように使い分けるのがおすすめです。
偏差値55まで:『でる順』
偏差値55以上:『塾技』or『最高水準』
出版社:旺文社
特徴:
●高校入試の問題を分析し,出題率の高い順に単元を並べた問題集です。出題率の高い順に学習をすることで,効率的に合格に近づくことができます。
Amazonより引用
●入試直前期にも解ききれる分量になっており,必要な知識を短期間で学習できます。
●それぞれの単元に,「まとめ」と入試過去問を掲載しています。問題を解いていてわからないことがでてきたら「まとめ」に戻ることができるリターン機能がついています。
●知識を問うだけでなく,考える力が試される問題には「思考力」のアイコンを掲載しています。
●巻末に,力だめしができる「実力完成テスト」つき。
【おすすめする理由】
偏差値55くらいまでの高校を志望している人向けです。
別冊合わせて200ページあり、演習量を稼げます。2-3周すると標準レベルの問題をかなり解けるようになります。
出版社:旺文社
特徴:
2023年高校入試より社会の問題と解答解説を掲載。47都道府県の公立高校と主な国立・私立および高等専門学校を収録。都道府県別・高校ごとに「出題傾向と対策」、問題ごとにくわしい「解き方」を解説。最新の高校入試問題を系統別に分析・学習できる入試対策必須の一冊。思考力を問う問題には、思考力マークを表記。
旺文社より引用
【おすすめする理由】
偏差値55くらいから難関私立・公立高校を志望している人向けです。
全国の高校入試問題を掲載しており、とにかく大量の演習で実力を養うことができます。
同じシリーズで「分野別」も紹介済です。
出版社:文英堂
特徴:
過去の入試問題を徹底分析
国立・私立難関高校の入試問題を全分野から厳選。よく出る問題には「頻出」マークを、特に難しい問題には「難」マークをつけて、問題を解きながら、問題のレベルや傾向がわかるように配慮しました。重点的に強化できる単元別の配列
各自の学習計画に合わせてどこからでも学習できます。また弱点分野の補強や、入試直前の重点演習もできます。入試対策総仕上げのための模擬テスト
文英堂より引用
入試本番を想定した模擬テストを巻末につけました。志望校突破のための最終チェックができます。
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参考書を選ぶときは本屋で実物を見て選ぶ人が1番多いです。
また、手に取って選ぶときには以下の3つのポイントを確認してみましょう。
ほかの人にとって良いものが自分にとっても良いとは限りません。
イラストの解説のほうがわかりやすい人もいれば、
文字による解説のほうが頭に入ってくるという人もいます。
比べてみて、自分に合うものを選んでみましょう。
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※関連記事:塾はいつから通う?費用は?
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※関連記事:【高校受験】社会でよく出る一問一答形式の問題(地理・歴史・公民)
※関連記事:高校受験によく出る社会の記述問題(地理・歴史・公民)
※関連記事:【高校入試社会】歴史の年号・年代の語呂合わせ
※関連記事:歴史の流れを時代別にわかりやすく解説
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