「子どもが高校受験を予定しているが、どれくらい勉強したらいいのかわからない」
「部活をしているから、受験勉強が遅れてしまいそうで不安…」
「定期テストと勉強の仕方をどう変えればいいかわからない」
このような不安を抱えてらっしゃる中学生や保護者方は多いのではないでしょうか。
初めての受験ですし、不合格になると行きたい高校にも進学できないと思うと不安になりますよね。
そこで、高校受験対策を
「いつから」・「どうやって」・「どのくらい」
すればいいかを紹介します。
※関連記事:知らずに損してない!?高校入試で必要な「内申点」とは?内申点のあげ方と計算方法を紹介します!
納得のいく受験勉強をして、良い受験結果を得られるように、がんばりましょう!
この記事は下記の方向けです。
- これから高校入試に向けて勉強をはじめる人
- 自分の受験勉強の方法を見直したい人
- まだ受験生ではないが、今後のために調べておきたい人
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高校入試の制度
高校入試は生徒が希望する高校に進学できるかどうかを決める試験です。
入試は大きく、「学力選抜」と「推薦入試」にわかれています。特徴を表にまとめています。
試験方法 | 試験方法 |
学力選抜 | 英語・数学・国語・理科・社会の5教科の試験がメイン ・前期試験、後期試験にわかれている地域もある ・公立高校、私立高校によって異なる |
推薦入試 | 学力選抜よりも早い時期に行われ、5教科の学力試験は行われないことが多い。 【一般推薦】 内申点・面接・作文or小論文で判定される 【特別推薦】 スポーツや文化活動(音楽、美術など)、特定の科目で優秀な成績を収めた生徒が対象 |
都道府県によって入試制度は若干違います。
また、大学入試の傾向が変わると、高校入試の傾向も変わります。
たとえば大学入学共通テストで思考力・表現力を重視する方針に決まると、多くの都道府県の高校入試で思考力問題や記述問題が増えました。
公立高校入試は2-3月
【時期】
・2月上旬に推薦入試or前期試験
・2月下旬~3月上旬に一般入試or後期試験
上記の時期に行われることが多いです。
合格すれば進学しないといけないので、第一志望校になることが多いです。
公立高校入試に先だった行われる私立高校入試に合格しておけば、気持ちにゆとりをもって受験できます。
私立高校入試は1-2月
【時期】
・1月上旬~2月上旬に推薦入試
・1月下旬~2月中旬に一般入試
上記の時期に行われることが多いです。
また、私立高校は公立高校の併願校になることがよくあります。その場合、第一志望の公立高校よりもランクを下げて「安全校」として受験されることが多いです。
中3夏までの授業範囲から多く出る
入試問題は中3で習う範囲が多いように思われるかもしれませんが、実は中2の範囲もかなり出題されます。進研ゼミの調査では、入試問題の約8割は中3夏休みまでの範囲からの出題だったそうです(進研ゼミ「高校入試 中3の夏にやるべきこと」より)。
中2までの内容で苦手単元がある人は、早めにその単元を克服しておくほうがいいですね。
定期テストの結果も入試に関係する
高校入試の合否は、「当日の学力試験」と「内申点」の両方で決まります。
※関連記事:高校入試で必要な内申点とは?内申点の出し方・あげ方
学力試験と内申点の比重は都道府県や各学校で異なります。
例えば大阪府では 内申点の満点が450点で学力試験の満点も450点です。
上位校では内申点:学力試験=3:7になることが多く、
下位校では内申点:学力試験=7:3になることが多いです。
また、ほとんどの地域では中1から中3の3学期までの内申点が評価に含まれます。
※関連記事:内申点の上げ方・計算方法
中1のはじめての中間テストから高校入試にかかわるのです。
※下記の記事でテスト対策の方法や注意点を解説しています。
はじめての中間テスト対策
英語の定期テスト対策
数学の定期テスト対策
国語の定期テスト対策
理科の定期テスト対策
社会の定期テスト対策
受験勉強はいつから・どれくらいするか
これまでの高校受験生たちは受験対策をどうしていたのでしょうか。
各社の調査結果を紹介します。
2人に1人は1-2年前から受験勉強をはじめている
明光義塾の調査によると、高校受験対策をはじめたのは、
- 「受験の1年前くらい」が1番多くて30.0%
- 「受験の2年前くらい」が2番目に多くて20.2%
でした。

2人に1人は中1や中2で受験勉強をはじめていることになります。
一方、中3の夏以降に受験勉強をはじめた人も全体の2割ほどいます。部活をしている人だと、なかなか受験勉強をする時間が取れないかもしれません。
平日1時間以上勉強する人が6割以上
では受験生は毎日どれくらい勉強しているのでしょうか。
平日の勉強時間を調査した下記の結果によれば、
- 1番多いのは1時間未満で37%
- 1-2時間の勉強、2-3時間の勉強、3時間以上の勉強をしている人はそれぞれ20%前後
という状況でした。平日でも6割以上の受験生は1時間以上勉強していることになります。

休日は3人に1人が3時間以上勉強している
では、休日の勉強時間はどうでしょうか。
同じ調査で下記のような結果だったそうです(塾探しの窓口より)。
- 3時間以上勉強している人が35%
- 1時間未満の勉強時間の人が33%
早くからしっかり対策している人もいれば、
休日でもあまり勉強しない人もいます。
これらの結果から下記の2つが言えそうです。
- 受験勉強は受験学年になる前からはじめておくほうがいい
- 受験学年になれば毎日最低でも1時間勉強をするほうがいい
多くの中学生は中2までに受験勉強をはじめ、しかも中3になれば平日でも2時間以上勉強している人が4割もいます。受験勉強は早くはじめるほうがいいでしょう。
勉強開始時期によるおすすめの勉強法
前項にお伝えしたように、受験勉強をはじめる時期は人によってかなり差があります。
中1~中2は長期休みにまとめて復習する
中1~中2から受験勉強をはじめておけば、勉強がとてもしやすくなります。
下記の2段階で勉強をしましょう
- 普段は定期テスト対策中心
- 長期休みに前学期の復習
それぞれ説明します。
普段は定期テスト対策を優先する
学校がある期間中は定期テスト対策を優先させましょう。内申点をしっかりとっておくためにも、定期テストはとても重要です。
※関連記事:【高校受験】通知表の内申点の出し方・あげ方
定期テスト対策には「学校の問題集」と「市販の問題集」の2種類を並行して使いましょう。市販の問題集は自身の学力に応じたもの(教科書レベルorハイレベル)を選びましょう。
【テスト2週間前~】
学校の問題集で教科書レベルのテスト対策
【テスト1週間前~】
市販の問題集で応用レベルのテスト対策
学校のワークと市販問題集を使えば、英語や数学も8-9割を安定して取ることができます。
※関連記事:中学生におすすめのハイレベルな英語問題集
※関連記事:中学数学のハイレベル問題集(難関高校受験)
ただ、定期テスト対策をいくらがんばっても、時間が経つと一度解けるようになった問題でも忘れてきてしまいます。
そこで、次項で紹介するように、長期休みには復習をします。
長期休みにまとめて復習する
長期休みに入れば、休み前に習った範囲の復習をしましょう。
夏休みなら「1学期や前期前半」の内容、
冬休みなら「2学期や前期後半と後期前半」の内容の復習です。
定期テスト対策で活用した市販の問題集をここでも使います。
標準問題や応用問題中心にすべて解きなおしてみましょう。
忘れてきている内容を思い出せますし、
定期テストを受けたころよりもレベルアップができます。
余裕があれば、高校入試対策につながるような応用問題中心の問題集がおすすめです。
中2の夏からは教科を絞って対策する
中2の夏からの受験勉強は、1回の長期休みで勉強する科目を1-2科目ずつにしぼって対策するのがおすすめです。
中学入学から中2の夏まで1年半も経っています。5教科を満遍なく勉強しようとしても、それまでに勉強してきた範囲がとても広いため「浅く・広く」か「深く・狭く」しか勉強できません。
せっかくがんばって勉強しても成果を実感できないとモチベーションが下がってしまいます。
「今回の長期休みは特に数学と理科をがんばる」というように、メイン教科を決めるようにしてみてください。勉強が順調に進まない場合に、メインの教科を重点的に復習するなど、学習計画を調整しやすくなります。
部活や習い事が忙しい場合は英語・数学に集中
部活や習い事で忙しく、長期休みでもまとまった受験勉強時間を取れない人もいます。
そういう人は、英語・数学を少しずつでも復習しておきましょう。いったん得意にしておくと、その後の定期テスト対策がしやすくなるからです。
また、試験範囲は中学3年間すべてですから、勉強開始時期によって勉強の進め方は変えるようにしましょう。
中3夏休みは学校の実力テスト対策を優先する
中3の夏休みは、夏休み明けの実力テストの対策を優先させましょう。
部活をしている人は、引退する中3の8月はじめくらいから受験勉強をはじめることがよくあります。実は、この時期には大切なテストが目前にせまっています。夏休みが終わればすぐに実力テストを実施する学校が多いのです。
9-12月の実力テストの結果は非常に大切です。1月には私立高校に出願するので、12月までの実力テストの結果で私立の受験校を決めるからです。
実力テストまで時間があまりないので、実力テスト対策を優先して勉強しましょう。
実力テストが終われば、
・定期テスト対策に余裕のある人は残りの単元
・定期テスト対策に余裕のない人は定期テスト対策中心
に勉強するようにしましょう。
中3の9月以降に習う内容は高校入試に出てくるものばかりです。
前項で紹介したように、学校の問題集と市販の問題集を使って定期テストの標準レベルから応用レベルまで勉強しておきましょう。
特に下記の単元は優先的に勉強するほうがいいです。
受験直前の英語の勉強法
be動詞・一般動詞、助動詞、前置詞、不定詞、比較級と対話文を優先させましょう。
これだけで文法・長文の6-7割の範囲をカバーできます。
※重要英文法の対策方法はこちらの記事で解説しています。
be動詞と一般動詞の使い分け
助動詞の覚え方
前置詞の覚え方
不定詞3用法の見分け方
受験直前の数学の勉強法
・「数と式」と「関数」
・「図形」と「確率」
のどちらか得意なほうを先に復習しましょう。
どちらも同じくらいという人は、「数と式」と「関数」を先に勉強しましょう。2学期/前期期末のテストで出てくる「二次関数」の対策にもつながります。
※各分野の勉強方法はこちらの記事で解説しています。
比例・反比例から関数・図形の融合問題まで
平面図形・空間図形の勉強方法
短期間で確率を得意に
高校入試によく出る文章問題
受験直前の国語の勉強法
長文読解と作文/小論文の対策を優先しましょう。
漢字、文法も気になりますが、定期テスト対策のときにしっかりがんばりましょう。
受験直前の理科の勉強法
「生物分野」「地学分野」の勉強を優先しましょう。
暗記していないと解けない分野です。まずしっかり暗記して、得点源をつくっておきたいです。
受験直前の社会の勉強法
地理か歴史の得意なほうを優先的に勉強しましょう。
社会の配点は地理4割、歴史4割です。どちらかを得意にしておくだけで10-20点一気に点数アップします。
中3の10月以降は理科と社会にも力を入れる
10月になると、入試まで残り4か月です。この時期からは「短期間で得点アップを見込める内容」に力を入れるようにしましょう。具体的には「理科と社会」がおすすめです。
受験勉強の目的は「志望校の合格ラインを超えること」です。まず過去問を1年分解いて、下記の2点を確認しましょう。
- 過去問で今どれくらい取れるのか
- 志望校合格まであとどれくらい必要なのか
合格点の半分以下の得点なら、勉強が比較的早く進む理科と社会を中心に対策しましょう。焦って一問一答にならないように気を付けてください。
学校の実力テストで点数が上がってくれば自信につながります。
合格点の半分以上取れているなら、英語・数学・理科・社会の4教科を満遍なく勉強しましょう。
中3の12月からは過去問を解く
12月になると、入試まで残り2か月です。
できることは限られていますが、この時期には出願先をほぼ決めています。学校や塾とも相談して、「無理な志望校選択」をしていない人が多いと思います。
あともう少しがんばれば届きそうな志望校ではないでしょうか。
「あともう少し」がどれくらいなのかを、過去問を解いて確認しましょう。
時間をはからず、実力で解いて何点取れるかを出します。
合格までの道のりがわかったら、英単語・理科・社会の暗記ものを勉強して短期間で実力アップさせましょう。
英単語の効率のいい暗記方法
理科の効率のいい暗記方法・分野別の勉強方法はこちら
単語力が十分にあるなら、英語は長文読解やリスニングの対策を中心に行いましょう。
高校入試対策におすすめの問題集
高校入試対策のおすすめ問題集を4種類紹介します。どれもシリーズ化されていて、4-5教科分そろいます。
志望高校の偏差値によってわけていますので、自分にあうものを選ぶようにしましょう。
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文理より引用
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各自の学習計画に合わせてどこからでも学習できます。また弱点分野の補強や、入試直前の重点演習もできます。リスニング問題も万全
国立・難関私立高校で出題されるリスニング問題に対応できるように,様々な形式の問題を取り上げています。音声は紙面のQRコードやリスニングアプリSigmaPlayer2を使って,スマートフォンやタブレットで再生することができます。入試対策総仕上げのための模擬テスト
文英堂より引用
入試本番を想定した模擬テストを巻末につけました。志望校突破のための最終チェックができます。
【おすすめする理由】
偏差値65くらいまでの高校を志望している人におすすめです。
高校入試の応用問題ばかりを集めた問題集で、比較的コンパクトです。
難関私立高校の入試対策もカバーしています。
入試の応用問題は解法がパターン化されていますから、応用問題に特化して練習すれば効率よく応用力をつけられます。
シリーズ化されており、数国理社もあります。
高校入試の勉強を効率よくする方法
1人で勉強していると、下記のようなことがあります。
- 思うように成績があがらない
- 解説を読んでもいまいち理解できない
- 1つ1つの解説は理解できるが、問題を解くときに知識をうまく使えない
こういうときの対策方法を3つお伝えします。
通信教育を活用する
5科目あると、短期間の勉強ではむずかしいです。通信教育なら日々、コツコツ勉強しやすいです。
何度でも学習できますし、視覚的に理解しやすい(印象に残りやすい)解説動画を視聴できます。
しかも大手の通信教育なら問題の正解・不正解に応じて「解くべき問題」を提示してくれる機能があります。復習も最適なタイミングで実施できます。
月2,178円で受け放題のスタディサプリ
スタディサプリは視覚的に理解しやすい授業を特徴としています。何度も受講できるので、説明動画を頭に焼き付けることができます。
また、高品質な授業動画に加えて10万問以上の演習問題があり、月10,780円で個別指導も受けられます。
くわしくは、スタディサプリ中学講座の特徴と効果的な活用法で紹介しています。
受講者数No. 1の進研ゼミ
やはり通信教育といえば進研ゼミです。受講者数No. 1で、昔から高校受験対策に定評があります。
高校入試情報をタイミングよく配信してくれますし、苦手克服から難関校対策まで幅広いレベルに対応しています。解説動画を学校の予習代わりに使って1日15~30分の勉強で高得点をねらうことも可能です。
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塾を活用する
定期テスト対策や高校入試対策の王道として、塾の活用を考えてみましょう。
子どもは「人からの影響」を強く受ける時期にいます。
- 勉強へのモチベーションアップ
- 学習内容の的確な提案
- 学習継続の働きかけ
- 学習環境の提供
といったメリットが塾にはあります。
時期や生徒の学習状況・志望校・学力目標に応じて必要なカリキュラムを考えても、肝心の本人が実行しなければ(実行し続けなければ)効果は薄くなります。
「人からの働きかけ」と「学習環境」によって子どもの学習行動や意識は変わります。
※関連記事:塾はいつから通う?費用は?
【下記バナーは月額27,500円で「勉強しほうだい」「質問しほうだい」のオンライン自習室・個別指導のPRです。自主的に勉強を進めたい中学生におすすめです。】

(オンライン)家庭教師を活用する
- 塾に通うほどではない
- 通える範囲内に良い塾がない
- わからないところだけピンポイントに対策したい
- プロ講師に教わりたい
こういうときは、家庭教師が便利です。特に受験直前期に家庭教師を活用する方が多くなります。
また、最近ではオンライン家庭教師の優位性がかなり際立ってきています。
普段は塾や予備校で教えている指導者がプロ家庭教師として活躍しています。オンラインなので、移動圏外に住んでいる人がちょっと空いた時間に授業をしています。
トップクラスの実績を持つプロ講師に教われば、1人であれこれ工夫するより5倍10倍早く、的確にポイントを押さえた学習ができます。
特に社会はプロと学生で指導力に大きな差が表れる科目です。「暗記科目」だと思うと興味がわきにくいかもしれませんが、プロが教えると興味を持つようになって楽しく勉強できるようになることがよくあります。
【下記リンクはプロ講師による個別指導と、LINEなどで勉強方法の指導やスケジューリングもしてくれる「みんなの塾」のPRです。月17,800円から受講できるので、敷居は高くありません。】
※関連記事:プロ家庭教師と学生家庭教師の違い
入試直前のおすすめ対策問題(英・数・国・理・社)
入試直前には覚えもれがないか、苦手分野の積み残しはないかチェックしましょう。
科目別に対策問題を下記の記事で用意しています。
【英語】
不定詞3用法の見分け方
前置詞の覚え方
助動詞の覚え方
be動詞・一般動詞の違いと使い分け方
高校受験によく出る英熟語・連語の一覧:例文付き
【数学】
平面図形・空間図形の問題の解き方
関数、比例・反比例の問題の解き方
確率の問題の解き方
高校入試の数学でよく出る文章問題と文章問題を解くコツ
【国語】
【中学古文】頻出古語84・歴史的仮名遣い・月の名称の一覧と問題
高校受験で覚えておくべき漢字の問題100題
【理科】
【高校受験】理科でよく出る問題:一問一答280題
高校受験によく出る理科の記述問題(生物・地学・物理・化学)
【社会】
【高校受験】社会でよく出る一問一答形式の問題(地理・歴史・公民)
高校受験によく出る社会の記述問題(地理・歴史・公民)
【高校入試】社会によく出る年号・年代の語呂合わせ:年号の覚え方と歴史の流れも説明します
まとめ
いかがでしょうか。
高校入試は学力試験の対策と定期テスト対策の両方が大切です。試験範囲が広いので、中学生の2人に1人は中1や中2から受験対策をしています。
「早くから受験対策をする人」と「中3夏以降に受験対策をする人」
では勉強の仕方や優先順位が変わってきます。
時期別・科目別に受験対策の方法を紹介しました。
記事内で紹介した問題集もうまく使いながら計画的に受験勉強を進めていきましょう!
「自宅学習では間に合わないかも…!」と不安を感じたら、塾を探してみましょう。
成績の上がる塾をみつける方法
オンライン学習塾のメリットと裏技
近くに通いたい塾がない場合は、通信教育もおすすめです。
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