南アメリカ州の地理で必ず出てくる「セルバ・パンパ・カンポ」。
名前は聞いたことがあるけれど、「どこにあるの?」「どう違うの?」と混乱しやすいポイントです。
そこでこの記事では、それぞれの語源・場所・気候・植生の特徴を、語呂合わせ・図解・一問一答形式でやさしく整理。
テスト直前でもサッと確認できる「覚え方のコツ」や、「よく出る定期テスト問題」も紹介します。
この記事を読めば、「セルバ・パンパ・カンポ」がスッキリ理解できて、地図問題も怖くなくなります!

はじめに:なぜ「セルバ・パンパ・カンポ」が中学地理で出るのか?
中学地理の「南アメリカ州」の範囲では、気候・植生・農業の関係をセットで理解できているかどうかが、テストで大きな得点差になります。
特に、「セルバ」「パンパ」「カンポ」という3つの地域名は、教科書や入試でも頻出。似たような言葉に見えても、気候帯や植物の種類、場所が全く異なります。
南アメリカ州は「赤道を通る大陸」で、北から南にかけて気候が大きく変わるのが特徴。そのため、植生(植物が生える環境)も地域ごとに違っており、テストでは「どの地域にどんな植生があるのか」を問う問題が多く出されます。
そんな「セルバ・パンパ・カンポ」の違いを、語呂合わせや地図のイメージを使って、楽しく・確実に覚えられるように解説します。
南アメリカ州の植生・気候・地形がテストでよく問われる理由
南アメリカ州は、赤道を中心に熱帯・温帯・乾燥帯など、気候の種類がとても豊富な大陸です。
北部には世界最大の熱帯雨林「アマゾン川流域」が広がり、中央部は高原やサバナ、南部は温帯の草原地帯になっています。
このように、気候帯の変化がそのまま植生の違いに現れるため、テストでは次のような出題が多く見られます。
- 「アマゾン川流域に広がる熱帯雨林を何というか?」
→ 答え:セルバ - 「アルゼンチンのラプラタ川流域に広がる温帯草原を何というか?」
→ 答え:パンパ - 「ブラジル高原南部に広がる長い草原を何というか?」
→ 答え:カンポ
このように、気候・地形・植生を結びつけて覚えられるかどうかが中学地理の重要ポイントになります。
だからこそ、「セルバ・パンパ・カンポ」はほぼ毎年のように定期テストや高校入試に登場するのです。
「セルバ」「パンパ」「カンポ」という名称が覚えられていないと落とし穴に
3つの言葉はどれも南アメリカの「草原・森林」に関する用語ですが、名前が似ていて混同しやすいのが難点です。
たとえば、「カンポ」と「パンパ」はどちらも草原の意味がありますが、
- 「カンポ」は熱帯寄りのブラジル高原南部にある「長い草の生える草原」
- 「パンパ」は温帯のアルゼンチン周辺にある「穀物栽培が盛んな草原」
というように、場所も気候も異なります。
また、「セルバ」は草原ではなく「熱帯雨林」で、木が生い茂る地域。
つまり、3つの違いを正確に理解していないと、地図問題や記述問題で間違えやすいのです。
さらに、名称がスペイン語やポルトガル語に由来しているため、聞き慣れない音のせいで混乱しやすいという点も落とし穴。
「カンポは草原、パンパも草原、じゃあセルバは?」と迷ってしまう中学生が多く、ここで差がつきます。
本記事で身につく3つのポイント
この記事では、ただ暗記するだけではなく、地図・語呂・一問一答を使って「理解+記憶」を両立させる学習法を紹介します。
① 植生・地域の場所を正しく理解
地図とセットで「セルバ=アマゾン川流域」「カンポ=ブラジル高原南部」「パンパ=ラプラタ川流域」と覚えることで、気候と地形の関係も自然に理解できます。
② 名前の意味・語呂合わせで記憶
「セルバ=熱帯雨林」「パンパ=温帯草原」「カンポ=長草草原」といった特徴を語呂合わせで整理します。
例えば「セルバ=“せるば”=“せまいば”=木が密集してせまい林」といったように、自分なりの覚え方も紹介します。
③ テスト直前でも使える覚え方(図・一問一答連動)
記事内では、一問一答形式の確認問題や白地図を使った暗記法も紹介。
読んだあとすぐにチェックできるように構成しているので、テスト前の「最終確認」にも使えます。
セルバ・カンポ・パンパの語句の定義・違いを確認しよう

「セルバ・カンポ・パンパ」は、南アメリカ州の気候帯と植生の違いを表すキーワードです。
どれもスペイン語やポルトガル語に由来する言葉で、地域ごとの自然環境や農業の特色を表しています。
ここでは、それぞれの語源・場所・植生を詳しく見ていきます。
※参考:帝国書院『中学校の地理』
① セルバとは?
語源・意味:スペイン語/ポルトガル語で「熱帯雨林」の意味
「セルバ(Selva)」という言葉は、スペイン語やポルトガル語で「森林」や「ジャングル」を意味します。
つまり、セルバ=南アメリカの熱帯雨林地域ということです。
スペイン語圏の国でもブラジル(ポルトガル語圏)でも通じる言葉で、地理では特に「アマゾン川流域の熱帯雨林」を指します。
(参考:okke、ちとにとせ)
場所・気候・植生:アマゾン川流域に広がる熱帯雨林地域
セルバは、南アメリカ大陸の北部〜中部にかけて広がるアマゾン川流域に位置しています。
気候は一年中高温多雨の熱帯雨林気候で、降水量が非常に多く、気温の変化がほとんどありません。
この地域には、マホガニーやゴムの木、カカオなどが生い茂り、太陽の光が地面に届かないほど木々が密集しています。
動植物の種類がとても多いのも特徴で、「世界最大の熱帯雨林」と呼ばれます。
(参考:Wikibooks「中学校社会 地理/世界の気候」)
② カンポとは?
語源・意味:「長い草原/畑(=campo)」
「カンポ(Campo)」はポルトガル語で「野原」「畑」「原っぱ」という意味です。
スペイン語でも同じ語源を持ち、「カンポ=広くて草の長い草原」と覚えておくとよいでしょう。
場所・気候・植生:ブラジル高原南部などに見られる長草草原
カンポは、ブラジル高原南部を中心に見られる草原地域です。
気候はサバナ気候(Aw)や温暖な高原気候で、雨季と乾季があります。
植生は、丈の高い草が生い茂る「長草草原」で、ところどころに低木が生えています。
この地域では牛の放牧やトウモロコシ・コーヒーの栽培などが行われており、農業と放牧の両方が盛んな地域です。
(参考:Wikibooks「中学校社会 地理/世界の気候」)
③ パンパとは?
語源・意味:「平原」を意味するスペイン語系
「パンパ(Pampa)」はスペイン語で「平原」を意味します。
広くて平らな土地というイメージの言葉で、南アメリカでは温帯の広大な草原地帯を指します。
場所・気候・植生:ラプラタ川流域(アルゼンチン・ウルグアイ)に広がる温帯草原
パンパは、アルゼンチンやウルグアイ、パラグアイ南部など、ラプラタ川流域を中心に広がる草原です。
気候は温帯湿潤気候(Cfa)で、降水量が適度にあり、夏と冬の区別もあります。
植生は丈の低い草が中心で、肥沃な土壌を生かして小麦・トウモロコシなどの穀物栽培や牛の放牧が盛んに行われています。
パンパは「南アメリカの穀倉地帯」と呼ばれることもあります。
(参考:Wikibooks「中学校社会 地理/世界の気候」)
この3つを比べてみよう:セルバ vs カンポ vs パンパ
3つの地域は、どれも「南アメリカの草原・森林」ですが、気候帯・植生・場所に明確な違いがあります。
次のように整理すると、テストでも間違えにくくなります。
気候帯(熱帯雨林/サバナ/温帯草原)
| 名称 | 主な気候帯 | 特徴 |
|---|---|---|
| セルバ | 熱帯雨林気候 | 一年中高温多雨。木が密集。 |
| カンポ | サバナ気候 | 雨季と乾季がある。長い草と低木。 |
| パンパ | 温帯湿潤気候 | 四季があり、穀物栽培に適する。 |
植生・草原の草丈・木の有無
| 名称 | 草丈・木の有無 | 主な植物 |
|---|---|---|
| セルバ | 木が高く密集。林冠が発達。 | マホガニー、カカオなど |
| カンポ | 草が長く、所々に低木。 | イネ科植物、牧草 |
| パンパ | 草丈が短く、木はほとんどない。 | 小麦・牧草など |
代表地域・国名で覚える
- セルバ:アマゾン川流域(ブラジル・ペルーなど)
- カンポ:ブラジル高原南部(ブラジル)
- パンパ:ラプラタ川流域(アルゼンチン・ウルグアイ)
テストで狙われやすいポイント
- 「アマゾン川流域=セルバ」と答えられるか
- 「パンパは穀物栽培が盛ん」「カンポは放牧が中心」と区別できるか
- 気候帯の名称と対応づけて覚えられているか
- 地図で位置を指せるか(赤道・ラプラタ川・ブラジル高原の位置関係)
【まとめポイント】
セルバ=熱帯雨林、カンポ=長草草原、パンパ=温帯草原。
南アメリカ州の「北・中・南」で順に変化していくことを地図と一緒に覚えよう!
「語呂」で覚える裏ワザ
「セルバ・パンパ・カンポ」は、それぞれの場所や気候の違いを理解することが大切ですが、テスト前には語呂合わせ(ごろあわせ)でパッと覚えるのが効果的です。
中学地理のテストでは暗記する内容が多いため、耳で覚える・リズムで覚えるのがコツ。
ここでは、楽しく覚えられるユニークな語呂と、地図を使った記憶法を紹介します。
語呂例紹介:「セルバ」「カンポ」「パンパ」の楽しい覚え方
語呂合わせは、言葉の音を使ってイメージで覚える方法です。
自分でアレンジしてもOK!ここでは中学生でも覚えやすい語呂を紹介します。
- セルバ →「せるば=せる(取る)ば?=木を“取る”熱帯雨林」
⇒ セルバは木が生い茂る熱帯雨林。木を「せる(取る)」場所と覚えよう。
「木をせる(伐採する)ば、熱帯雨林!」と覚えるとインパクト大。 - カンポ →「かんぽ=簡保(かんぽ生命)?=“長い草”で守られる草原」
⇒ カンポは長い草原。草が高くて風から守られる(保険=簡保)イメージで。
「草が長くて安心カンポ(簡保)」で記憶に残ります。 - パンパ →「ぱんぱ=パンぱん=パンができる穀物の草原」
⇒ パンパは温帯草原で小麦などの穀物栽培が盛んな地域。
「パンができるパンパ」と語呂でつなげると一瞬で覚えられます。
※どの語呂も、その土地の特徴(森林・草原・農業)をイメージできる言葉にしておくのがコツです。
語呂は教科書よりも「自分の頭に残る言葉」でOK。
友達とクイズ形式で言い合うと、さらに記憶が定着します。
図や地図を使って位置を視覚化しよう
語呂で「どんな地域か」を覚えたら、次は“どこにあるか”を視覚で定着させましょう。

南アメリカ州は縦に長い大陸なので、地図で位置を確認することがとても重要です。
下の2つの方法で、場所と特徴を一緒に覚えましょう。
白地図に色分けして塗る方法
- 教科書やプリントにある南アメリカの白地図を用意。
- 3色を使って塗り分ける:
- セルバ → 緑(熱帯雨林)
- カンポ → 黄緑(長草草原)
- パンパ → 黄色(温帯草原)
- それぞれの地域名を矢印で書き込み、国名も記入(ブラジル・アルゼンチン・ウルグアイなど)。
このように色で分けて覚えると、気候帯の違いも一目で理解できます。
学校のノートにもそのまま貼れるので、テスト前に見直すのに最適です。
スマホで学習アプリを活用する方法
最近は、無料で地図暗記ができる学習アプリも充実しています。
たとえば、「白地図トレーニング」や「ちりメモ」などを使えば、
南アメリカ州の地図上で「セルバ」「パンパ」「カンポ」をタップして答える練習が可能です。
※一問一答記事はこちら↓
【中学地理】南アメリカ州の一問一答問題
※南アメリカ州のテストによく出るポイントの解説はこちら↓
中1地理|南アメリカ州のまとめとテスト対策!国・地形・農業・資源・文化をわかりやすく解説
覚え方チェックリスト(テスト直前10分用)
最後に、テスト直前に見返せるチェックリストを紹介します。
10分あれば復習できる内容なので、試験前の“すきま時間”に活用しましょう。
| チェック項目 | 覚えた? |
|---|---|
| 気候・草原・代表国(セルバ=熱帯雨林/ブラジル、カンポ=草原/ブラジル高原南部、パンパ=温帯草原/アルゼンチン) | ☐ |
| 草丈・木の有無・植生の特徴(セルバ=木が高い、カンポ=草が長い、パンパ=草が短い) | ☐ |
| 語呂と地図が一致しているか(「パン=穀物→パンパ」「木を取る→セルバ」など) | ☐ |
【ワンポイントアドバイス】
- 語呂と一緒に「気候帯」を口に出して言うと記憶に残りやすい。
- 「赤道の近く=熱帯」「南に行くほど=温帯」とイメージをつなげると混乱しない。
- 図と語呂をセットにして、“耳+目”の両方で覚えるのが最強。
※まとめ:語呂+地図=最短で覚える!
語呂で意味を楽しく覚え、地図で位置を確認すれば、
「セルバ・パンパ・カンポ」の違いはもうバッチリです。
この方法を使えば、定期テストでも入試でも迷わない南アメリカ州マスターになれます。
中学テストで問われる典型問題と対応策
出題されやすいパターン — 出題意図と解き方のコツ
中学の定期テストや入試でよく出るパターンは主に3種類です。出題者は「用語が正しく使えるか」「地図で場所を示せるか」「原因・理由まで理解しているか」を確認したいので、単語だけでなく理由や代表例まで押さえると得点につながります。
※以下の問題集を参考にしています。
■ 正誤問題
「セルバは〇〇地域に広がる熱帯雨林である」 → 正誤問題)
出題意図: 用語の定義が教科書レベルで正確かどうかを確認。
解き方のコツ: 文のキーワード(地域名・気候・植生)に注目して、教科書の定義と一致するかを判断する。
採点で注意する点: 「セルバ=熱帯雨林(アマゾン)」と明確に結びつけられるか。
覚え方の工夫: 「セルバ=アマゾンの熱帯雨林」と即答できるよう語呂+地図で位置を固める。
■ 穴埋め/一問一答
「パンパは◎◎川流域の〇〇草原である」 → 穴埋め/一問一答)
出題意図: 代表的な場所と植生を結び付けているか。
解き方のコツ: まず「パンパ=ラプラタ川流域/温帯草原(穀物栽培)」を暗記。穴埋めでは単語の形(複数形・漢字)にも注意。
採点で注意する点: 「ラプラタ川」や「温帯草原」「穀倉地帯」など教科書に書かれている語句を使うと高得点。
■ 選択問題
「カンポ、セラード、パンパの違い」 → 選択問題)
出題意図: 似た植生名の違いを理解しているか(気候・植生の具体的差)。
解き方のコツ: それぞれのキーワードをセットで覚える(例:セラード=ブラジルのサバナ、カンポ=長草草原、パンパ=温帯草原)。
採点で注意する点: 「理由」を問われる選択肢では緯度や降水パターンを頭に入れておくと確実。
実践!一問一答例
ここで実際に出る問題の形式と模範解答を示します。解答は教科書語句を使って簡潔に書く練習をしましょう。
例題1:パンパがある国を3つ挙げよ。
模範解答例:
「アルゼンチン、ウルグアイ、(広義では)南ブラジル(リオ・グランデ・ド・スル州)にパンパがある。」
解説: 教科書では主にアルゼンチン・ウルグアイを答えるのが基本。ブラジル南部を含める説明も可だが、出題者の想定解に合わせる(定期テストなら教科書を優先)。
例題2:セルバの主な特徴を3つ答えよ。
模範解答例:
- 熱帯雨林気候で一年中高温多雨である。
- 木が高く密集し、林冠(りんかん)を作っている。
- 生物の種類(動植物)が非常に多く、世界最大級の熱帯雨林である(例:アマゾン川流域)。
解説: 箇条書きで3点挙げると採点者にアピールしやすい。理由を一つ付け加えるとさらに高評価(例:赤道付近で日射が強く蒸発が多いため降水量が多い、など)。
※もっとたくさんの一問一答はこちら↓
【中学地理】南アメリカ州の一問一答問題
定期テストで高得点を狙うためのポイント
テスト本番で差がつくのは「暗記量」だけでなく「使い方」。以下の実践的なポイントで正答率を上げましょう。
教科書の地図と用語欄を活用
- 教科書の白地図や地形図にペンで色分けをして、自分ノートに貼る。色が目に入るだけで記憶が定着しやすい。
- 用語欄の定義をそのまままる暗記するより、「自分の言葉」で説明できるようにする(例えば「パンパ=温帯の肥沃な平原で穀物と牧畜」)。
テスト範囲を「南アメリカ州植生」まで設定しておく
- 範囲を「この単元のここまで」と明確に決め、植生・気候・農業・代表地域まで結び付けて復習。
- 教科書の図表(気候帯の帯図、降水分布)を必ず確認。図の傾向(赤道付近が雨が多い・西側に山脈があると影響が出る)を説明できると高評価。
語句だけでなく、理由・理由付けも覚えておく(なぜ熱帯雨林か/なぜ温帯草原か)
- 単に「セルバは熱帯雨林」と言えるだけでなく、なぜそうなるかを1〜2文で説明できると記述問題で点が伸びる(例:「赤道付近で日射が強く、蒸発→上昇気流→大量の降水が起こるため熱帯雨林が発達する」)。
- 「パンパが穀倉地帯である理由」→「土壌が肥沃で四季の区別があり穀物の生育に適している」など、原因と結果のセットで書く癖をつける。
追加のテスト本番テクニック(短時間で点を稼ぐ)
- キーワード戦略:記述や穴埋めでは教科書で使われている語句(例:「アマゾン川流域」「ラプラタ川」「熱帯雨林」「温帯草原」)を優先して書く。採点者は教科書語句を重視することが多い。
- 配点をチェック:配点が高い問題は「理由付け」を必ず入れる。配点が低い問題は短く確実に答える。
- 図示問題の注意点:地図で場所を指す問題は、境界が曖昧な場合もあるので「国名+地域名(例:ブラジルのアマゾン川流域)」と併記しておくと安全。
- 見直し時の確認項目:用語の漢字ミス・地名の綴りミス(ラプラタ)・単位の書き忘れ(%や年など)に注意。
まとめ(学習の流れ例)
- 教科書で「セルバ・カンポ・パンパ」の定義を読む。
- 白地図に色を塗って位置を視覚化。
- 語呂で特徴(セルバ=木、カンポ=長い草、パンパ=パン=穀物)を覚える。
- 一問一答を5〜10分単位で繰り返す(例題集や内部リンクの一問一答を利用)。
- 記述問題では「定義+理由」をセットで書く練習をする。
さらに深める:関連知識で差をつけよう
「セルバ・カンポ・パンパ」は中学地理の中でも超頻出ワードですが、ここで紹介する関連語や考え方を知っておくと、地理の理解度が一段上がります。高校地理や入試にもつながる重要ポイントです。
植生名称の“他”も押さえよう:セラード・リャノ・グランチャコ
南アメリカには、「セルバ・カンポ・パンパ」以外にもいくつかの特徴的な植生名があります。テストでは「カンポ・セラード・パンパの違いを選ばせる問題」などが出ることもあるので、ここも要チェック。
■ セラード(Cerrado)
- 場所: ブラジル内陸部の高原地帯。
- 気候: サバナ気候(Aw)で、雨季と乾季がはっきりしている。
- 特徴: 背の低い木と草が混ざるサバナ状の植生。ブラジル政府による「セラード開発(農地化)」が進む地域。
→ 覚え方: 「セラード=サバナ(背が低い木+草)」とセットで覚える。
■ リャノ(Llanos)
- 場所: オリノコ川流域(ベネズエラ・コロンビアに広がる平原)。
- 気候: サバナ気候。
- 特徴: 雨季には草が生え、乾季には枯れる。牛の放牧が盛ん。
→ 語源: スペイン語で「平原」。
→ 覚え方: 「リャノ=ラノベ(ラノベ→平面)→平原」と連想。
■ グラン・チャコ(Gran Chaco)
- 場所: パラグアイ・アルゼンチン北部に広がる。
- 気候: 熱帯から温帯への移行地帯。
- 特徴: やや乾燥した草原や低木林。牧畜が行われている。
→ 覚え方: 「グラン=大きい」「チャコ=草地」→「大草原」。
※まとめ表
| 名称 | 主な国・地域 | 植生 | 気候区 | 覚え方 |
|---|---|---|---|---|
| セルバ | アマゾン流域 | 熱帯雨林 | 熱帯雨林気候 | 木がびっしり |
| セラード | ブラジル高原 | サバナ | サバナ気候 | 木+草 |
| カンポ | ブラジル南部 | 長草草原 | 温帯 | 草が長い |
| パンパ | アルゼンチン・ウルグアイ | 温帯草原 | 温暖湿潤気候とステップ気候 | 穀物パン |
| リャノ | ベネズエラ・コロンビア | サバナ | サバナ気候 | 放牧 |
| グラン・チャコ | パラグアイなど | 乾燥草原 | 亜熱帯気候 | 大草地 |
※参考:Wikibooks「中学校社会 地理/南アメリカ州」
植生と農業・資源の関係
植生の特徴は、農業や資源開発と密接に関係しています。テストでは「なぜこの地域でこの作物がとれるのか」という理由づけ問題が出やすいです。
パンパ → 穀物・肉牛など(温帯草原で肥沃)
- 土壌が黒く肥沃(腐植に富む)で、小麦・とうもろこし・大豆などが盛ん。
- 「世界の穀倉地帯」と呼ばれ、アルゼンチン牛や肉類の輸出も有名。
- 気候が温帯で四季があり、農業機械を使いやすい平地。
→ 覚え方: 「パンパ=パン(穀物)+パ(パストラル=牧畜)」
= 穀物と牧畜が両立する地域。
セルバ → 熱帯雨林、焼畑農業など
- 土壌は一見肥沃に見えるが、雨が多すぎて養分が流されやすい。
- 一部では焼畑農業(しばらく耕作後、別の場所へ移動)が行われる。
- 木材資源(マホガニーなど)や医薬原料の宝庫でもある。
→ 覚え方: 「セルバ=せる(燃やす)ば=焼畑」と語呂でセット。
地図・気候帯・流域をリンクして覚えるコツ
「どの植生がどこにあるか」を覚えるときは、単に丸暗記するのではなく、気候・緯度・降水量の3点を意識すると理解が深まります。
赤道・緯度・降水量の観点から見ると植生がなぜこうなるかが理解できる
- 赤道(0度)付近は太陽光が強く、上昇気流が生じて雨が多く熱帯雨林(セルバ)になる。
- 少し離れると乾季が出てきてサバナ(セラード・リャノ)が広がる。
- さらに南の温帯ではパンパ(温帯草原)。
→ 北から南へ(または赤道から離れるほど)、「湿→乾」「木→草」へ変化する。
※覚え方の流れ:
セルバ(木が多い) → セラード(木+草) → カンポ(草) → パンパ(穀物)
見逃さないチェックポイント(中学地理で差がつく所)
「草原」だけでなく「サバナ気候」「温帯草原」という言葉が出るかも
テストでは単に「草原」だけでなく、「サバナ」「温帯草原」など気候区の専門用語で出されることが多い。
「サバナ=雨季と乾季がある」「温帯草原=四季がある」が区別のカギ。
「熱帯雨林」「温帯」「サバナ」との関連
- 熱帯雨林=セルバ
- サバナ=セラード・リャノ
- 温帯=カンポ・パンパ
気候記号とセットで覚えると、入試問題でも役立つ。地図問題で「気候帯を色分け」して覚えるのもおすすめ。
まとめ:セルバ・カンポ・パンパをワンセットでマスターしよう
この3つを覚えるだけでも南アメリカ州の植生・気候・地理の理解がぐっと深まる
地理が苦手な人でも、この3つを「セット」で覚えれば得点が一気に安定します。
赤道付近→セルバ、高原→カンポ、南の平原→パンパ、と位置の流れをつかむのがコツです。
語呂・図・一問一答で反復して記憶定着
- 語呂:「セルバ=せる(燃やす)ば」「カンポ=草が長い」「パンパ=パン作れる温帯草原」
- 図:「白地図に3色塗り分け(緑=セルバ、黄=カンポ、オレンジ=パンパ)」
- 一問一答:「セルバの場所」「パンパの作物」などを毎日10分復習。
次に読んでほしい関連記事
- 南アメリカ州一問一答問題集(用語・地図・気候まとめ)
- 南アメリカ州の地形・気候・農業総まとめ(気候帯と農業の関係を整理)
テスト直前のラストチェックリスト
- セルバ・カンポ・パンパ・セラード・リャノの場所を地図で指せる
- それぞれの気候区を言える
- 植生と農業の関係を説明できる
- 語呂合わせで特徴をすぐ思い出せる
- 一問一答で8割以上正解できる


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