顕微鏡は中学理科で必ず学ぶ重要な器具の一つです。テストでは「顕微鏡の部品名称」や「使い方の手順」「倍率の計算」などがよく出題されます。
しかし、操作ミスをするとピントが合わず、正しく観察できないこともあります。
そこでこの記事では、顕微鏡の基本的な使い方をわかりやすく解説し、テスト対策に役立つ問題も紹介します。
顕微鏡の正しい操作をマスターし、理科の得点アップを目指しましょう!
顕微鏡は、小さな物体を拡大して観察するための道具で、中学1年生の理科で学ぶ重要な実験器具の一つです。主に生物の観察や細胞の構造を調べる際に使用されます。
顕微鏡に関してテストで問われるのは、主に以下の3点です。
顕微鏡にはさまざまな部品があります。それぞれの名称と役割を覚えておきましょう。
参考:「ちばのやる気学習ガイド」理科1年生 – 千葉県教育委員会
Q1. 顕微鏡で、観察するプレパラートを置く台の部分を何といいますか?
A1. ステージ
Q2. 目を当てる部分で、拡大した像を観察するレンズの名称を答えなさい。
A2. 接眼レンズ
Q3. 顕微鏡の明るさを調整するための部品を何といいますか?
A3. しぼり
顕微鏡の使い方を正しい順番に並び替えなさい。
① ピントを合わせるために調節ねじを回す。
② 観察したいプレパラートをステージにセットする。
③ 接眼レンズをのぞきながら、しぼりとミラーで明るさを調整する。
④ 低倍率の対物レンズをプレパラートに近づける。
⑤ しぼりを使って、視野を明るくする。
正解: ② → ③ → ④ → ① → ⑤
Q1. 接眼レンズの倍率が10倍、対物レンズの倍率が40倍のとき、顕微鏡の倍率はいくらになりますか?
A1. 10 × 40 = 400倍
Q2. ある顕微鏡の倍率が150倍でした。接眼レンズの倍率が10倍のとき、対物レンズの倍率はいくらですか?
A2. 150 ÷ 10 = 15倍
Q3. 接眼レンズの倍率が5倍、対物レンズの倍率が20倍の顕微鏡で観察したところ、視野の直径が1.5mmでした。同じ接眼レンズを使い、対物レンズを40倍に変えたときの視野の直径を求めなさい。
A3. 倍率が2倍(20倍 → 40倍)になるので、視野の直径は半分になる。
1.5mm ÷ 2 = 0.75mm
※もっと問題を解きたい方向けに、以下の記事で一問一答をたくさん載せています。
【中1理科の一問一答問題】生物の観察:顕微鏡の部位や名称などテストによく出るポイントと理科の勉強法
この知識を活用すれば、顕微鏡の使い方と名称をしっかり理解し、中学理科の定期テストで高得点を狙えます!
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