日本の農業は、地域ごとに気候や地形が大きく異なるため、栽培される作物や工夫にもはっきりとした特色があります。
定期テストや高校入試では、「地域別の農業の違い」「都道府県ごとの代表作物」「農業の工夫」などが頻出テーマ。
そこでこの記事では、日本の農業の特色を地域ごとにわかりやすく整理し、覚えやすいポイントや一問一答・練習問題へのリンクも紹介します。
地理の得点アップに役立つまとめとして、復習や直前対策に活用してください。
- なぜ「日本の農業」は地理のテストで出やすいのか?
- 日本の農業の基本的な特色
- 日本の農業の「工夫」~生産を増やすための方法
- 地域別・都道府県別の農業の特色(地理的比較)
- 品目別に見る日本の農業の特色と頻出ポイント
- 日本の農業と環境問題(テストの新傾向)
- 輸送・流通と農業の関係
- 中学生が間違えやすい農業の“似た用語”まとめ
- 地図・統計を用いた農業の読み取り問題対策
- ■まとめ(すぐ使えるチェックリスト)
なぜ「日本の農業」は地理のテストで出やすいのか?
中学地理の中でも「日本の農業」は、定期テスト・高校入試の両方で非常に出題頻度が高い単元です。
その理由は、農業が「地形・気候・産業・地域の特色」といった地理の重要分野すべてと関係しているからです。
文部科学省の学習指導要領でも、私たちが自然環境(気候や地形など)とどのようにかかわって生活をしているかを学ぶという視点が重視されています。
人間と自然環境との相互依存関係について考えることは,地域的特色を理解したり,地域の環境開発や環境保全を考えたりする際の重要な基礎となる。
文部科学省「中学校学習指導要領解説 社会編」より引用
日本の農業を理解すると、
- 日本の気候(温帯・冷帯・亜熱帯)の違い
- 地形(平野・盆地・山間地)の利用法
- 各地域の産業の発展(一次産業と三次産業の関係)
などをまとめて理解できるようになります。
つまり「日本の農業」は、地理の総まとめともいえるテーマなのです。
テスト・入試でよく出るテーマ
「日本の農業」の出題傾向は、「特徴」「地域」「作物」の3つに分類できます。
どの中学でもこの3つのパターンを押さえることが、得点アップのカギになります。
特色・工夫・地域比較の設問
テストで最もよく出るのが、
「日本の農業の特色や工夫を説明しなさい」や、
「地域による農業のちがいを比べなさい」
といった記述・比較型の問題です。
たとえば、次のような設問がよく見られます。
- 日本の農業が海外と比べて小規模なのはなぜですか。
- 干拓や促成栽培などの工夫が行われる理由を答えなさい。
- 北海道と九州の農業のちがいを説明しなさい。
これらは「暗記」だけではなく、理由を考えて答える力が問われます。
そのため、
- 「なぜそうなるのか」
- 「どんな地形・気候が関係しているのか」
をセットで覚えることが重要です。
例:
北海道では広い土地をいかして大規模な畑作や酪農がさかん。
九州では温暖な気候をいかして促成栽培や果樹栽培がさかん。
このように、地域+気候+作物(または栽培方法)の関係を答えられるようにしておくと、ほとんどの問題に対応できます。
作物名・都道府県対応の問題
もう一つの定番は、作物と地域(都道府県)を組み合わせる問題です。
たとえば、次のようなパターンです。
| 作物名 | 主な産地 | ポイント |
|---|---|---|
| 米 | 新潟県・秋田県・北海道 | 水田地帯。稲作中心。 |
| りんご | 青森県 | 寒冷地の果樹栽培。 |
| みかん | 和歌山県・愛媛県 | 温暖な気候で日照時間が長い。 |
| きゅうり・トマト | 高知県・宮崎県 | 促成栽培で冬に出荷。 |
| 小麦・てんさい | 北海道 | 広い耕地を利用した畑作。 |
このような「作物+地域」の組み合わせは、
地図問題や選択肢問題、穴埋め問題として出やすいため、表で整理して暗記しておくのが効果的です。
特に入試では、
「次の作物が多く作られている地域として正しいものを選びなさい」
といった地図を使った出題形式も多いです。
地図帳やワークブックの資料地図と合わせて覚えると得点力が上がります。
この記事の読み方・使い方
この学習記事は、ただ知識を暗記するだけでなく、
「どうしてそうなるのか」「どう出題されるのか」を理解しながら覚えることを目的にしています。
中学の地理テストは「丸暗記」だけでは得点しにくいため、この記事の構成を活用して効率的に勉強しましょう。
用語チェックリスト付き
各章の最後には、「用語チェックリスト」があります。
そこでは、
- 「二毛作」「促成栽培」「干拓」「兼業農家」などの頻出語句
をリスト形式でまとめてあります。
☑ チェックの仕方の例:
- 知っている言葉に〇
- あやふやな言葉に△
- 知らない言葉に×
こうすることで、自分の弱点分野をすぐに見つけられます。
また、覚えるだけでなく「言葉の意味を説明できるか」を意識するのが大切です。
記述問題では「〇〇とは~である」と説明できる力が問われます。
練習問題を活用
記事の最後には、
「練習問題記事へのリンク」をつけています(例:一問一答、記述練習など)。
このリンクでは、
- テストに出やすい重要語句の穴埋め問題
- 地図を見て地域を答える問題
- 記述練習(「なぜ~なのか」を説明する問題)
など、理解度を確認するための短い問題を解けます。
ポイントは、
読む → 解く → 間違いを直す
のサイクルをくり返すこと。
これにより、
- 覚えた知識を「使える知識」に変える
- 定期テスト・入試で失点しやすい問題形式にも対応できる
という効果があります。
まとめ
- 「日本の農業」は地理の総まとめ的テーマで、テスト・入試どちらでもよく出る。
- よく出る設問は、①特色や工夫 ②地域比較 ③作物と都道府県の対応。
- 記事を使うときは、「用語チェック」「練習問題」で理解を確認しながら読むのが効果的。
日本の農業の基本的な特色
日本の農業は、「土地が狭く、山が多く、人口が多い国」で行われる農業です。
この地理的な条件が、他の国とは違う日本の農業の特色を生み出しています。
つまり、
「どうして日本では大規模な農業ができないのか」
「なぜ農作物の値段が高いのか」
といった疑問の答えは、すべて日本の地形・気候・経済構造に関係しているのです。
特色① 規模が小さい・集約的農業
国土が狭い → 大規模農業が難しい
日本は山地が多く、国土の約3分の2が山です。
そのため、平野の面積が限られており、農地として使える土地が少ないという特徴があります。
☑ 農地の割合:
- 国土全体のうち、農地は約12%(森林は約67%)。
- 農地の多くは平野部に集中しており、都市化によって減少傾向です。
その結果、アメリカやオーストラリアのような大規模な機械化農業(広い畑でトラクターを使うタイプ)は難しく、
狭い土地をできるだけ有効に使う「集約的農業」が発達しました。
例:
- 狭い田んぼでも多くの収穫を得るために、肥料・品種改良・温室栽培などを工夫。
- 都市の近くでは、土地を有効活用する「近郊農業」が盛ん。
小規模農家(自作農・兼業農家が多い)・分散型経営
日本では、1戸あたりの農地面積がとても小さく、平均で約2ヘクタール前後。
一方、アメリカは約100ヘクタール以上です。
そのため、
- 自分で小規模に経営する自作農家が多い。
- 本業を別に持ちながら農業を行う兼業農家も多い。
また、1つの農家が持つ田んぼや畑があちこちに分かれている(分散型)ことも多く、
効率よく作業するのが難しいという課題もあります。
☑ このため、農地をまとめて管理する「農地の集約」や「農業法人化」などが近年進められています。
地形・利用可能な農地率・水田率との関連
日本の地形と農地利用の関係も、入試・定期テストの頻出ポイントです。
- 平野部: 水田が多く、米作中心(例:新潟平野、濃尾平野)。
- 山間部・高冷地: 畑作や果樹栽培が中心(例:長野県の高冷地野菜)。
- 台地: 施設園芸や畜産がさかん(例:関東ローム台地の野菜栽培)。
このように、地形に応じて栽培方法が変化しているのが日本農業の大きな特徴です。
特色② 機械化と技術の導入
機械化率(田植え・収穫の機械利用)
日本では、農業の担い手が減る一方で、作業の効率化を進めるために機械化が進んでいます。
現在では、田植え機・コンバイン・トラクターなどが広く使われています。
機械化によるメリット:
- 作業時間の短縮
- 高齢者や少人数でも作業可能
- 作業の安定・品質の均一化
ただし、農地が狭く分かれているため、大型機械を導入できない地域もあります。
この点が、「機械化率が高いが大規模化は難しい」という日本特有の特徴です。
スマート農業/ICT導入の動き
最近では、農業にもAI(人工知能)・ドローン・センサーなどを使う
「スマート農業(ICT農業)」が広がっています。
例:
- ドローンで農薬をまく
- センサーで土壌や温度を自動管理
- スマホでハウス内の環境を遠隔操作
これにより、高齢化や人手不足を補う新しい農業の形が広がっています。
また、若者や企業の参入も増えており、農業の未来に向けた希望の分野とされています。
特色③ 輸入農産物との価格差・コスト構造
生産コストの要因(土地・労働力・資材)
日本の農産物は、輸入作物より値段が高いことが多いです。
その理由は、次のようなコスト構造にあります。
- 土地が高い(農地が少なく、地価が高い)
- 人件費が高い(人手がかかる小規模経営)
- 肥料・燃料などの資材費が高い
このため、同じ作物でも国内産より輸入品のほうが安くなる傾向があります。
☑ 例:日本産の小麦や牛肉よりも、アメリカ・オーストラリア産のほうが安い。
輸入自由化・FTA/TPPなどの影響
1990年代以降、世界的な貿易の自由化が進み、
FTA(自由貿易協定)やTPP(環太平洋パートナーシップ協定)によって、
外国からの安い農産物の輸入が増えました。
これにより、
- 国内農家の収入が減少
- 農産物価格の低下
- 農業の後継者不足が深刻化
といった影響が生じています。
一方で、日本政府は「国産ブランド」や「地産地消」などで
高品質路線・差別化戦略を進める動きも見られます。
特色④ 課題と現状
食料自給率の低さ(日本全体・品目別)
日本の食料自給率(カロリーベース)は、約38%前後(2020年代)と先進国の中でも低い水準です。
品目別では、
- 米:ほぼ100%
- 野菜:70%程度
- 小麦・大豆:10〜20%
- 牛肉・小麦など:大部分を輸入に依存
このため、世界的な戦争や災害で輸入が止まると、日本の食料が不足するリスクがあります。
これが、近年「食料安全保障」という観点からも注目されている理由です。
農業従事者の高齢化・後継者不足
日本の農業を支える人の平均年齢は約68歳。
高齢化が進み、若い世代の就農者が少ないことが大きな課題です。
原因:
- 収入が安定しにくい
- 労働時間が長い
- 都市部への人口集中
この問題を解決するため、国や自治体では、
新規就農支援金・地域おこし協力隊などの制度を整え、若者の就農を応援しています。
兼業農家・副業型農家の実態
農業だけでは生活が難しいため、
農業+他の仕事(会社員・自営業など)を行う兼業農家が多いのも日本の特徴です。
- 専業農家:約30%
- 兼業農家:約70%
兼業農家の存在は、農村の人口維持に役立つ一方で、
本格的な農業経営の継続が難しくなるという課題もあります。
地方消滅・地方創生との関係
農業の衰退は、地方の人口減少(地方消滅問題)と深く関わっています。
農業が成り立たなくなると、
- 若者が都市に出て行く
- 学校や病院がなくなる
- 地域の文化や祭りが消える
といった悪循環が起きます。
そこで近年では、
「地方創生」の一環として、
- 地元の特産品をブランド化(例:夕張メロン、米沢牛)
- 観光と農業を組み合わせた「体験型農業」
- 農産物の輸出促進
など、地域資源を活かした新しい農業が進められています。
まとめ
- 日本の農業は「狭い土地・高コスト・高齢化」という三重苦を抱える。
- しかし、技術導入(スマート農業)や地域ブランド化によって新しい方向性も生まれている。
- 地形・気候・経済・人口など、地理全体と深く結びつくテーマであり、定期テスト・入試の最重要分野。
日本の農業の「工夫」~生産を増やすための方法
日本の農業は、国土が狭く平地が少ないという制約の中で、さまざまな「工夫」を重ねて発展してきました。
ここでは、テストによく出る代表的な農業の工夫 ―「二期作・二毛作」「促成栽培・抑制栽培」「施設園芸」「干拓」など― をわかりやすく整理して学びましょう。
二期作・二毛作
定義と違い(例・注意点)
- 二期作(にきさく):1年間に同じ田で同じ作物を2回作ること。
例:稲を春と秋の2回作る(主に温暖な地域で実施)。 - 二毛作(にもうさく):1年間に違う作物を2種類作ること。
例:麦を冬に→稲を夏に作る(米と麦の組み合わせが定番)。
☑ 注意!
中学生のテストでは「二期作」と「二毛作」を混同して間違える問題がよく出ます。
→「同じ作物2回=二期作」「違う作物2回=二毛作」で区別!
実施される地域例(沖縄県・鹿児島県・西日本など)
- 二期作:沖縄県、鹿児島県の南西諸島などの暖かい地域
- 二毛作:滋賀県、岡山県、佐賀県など西日本の平野部(近畿~九州)
☑ テスト対策ポイント
「西南日本」「温暖」「年間気温が高い地域」というキーワードとセットで覚えましょう。
促成栽培と抑制栽培
促成栽培の意味・利点・代表地域(高知県・宮崎県など)
- 促成栽培(そくせいさいばい):
作物を早めに育てて、他の地域より早く出荷する方法。
主にビニールハウスや温室を使って加温し、生育を早める。 - 利点:高値で販売できる(出荷時期が早い=需要が高い時期に売れる)
- 代表地域:高知県(ナス)、宮崎県(ピーマン・きゅうり)
抑制栽培の意味・利点・代表地域(長野県・岩手県など)
- 抑制栽培(よくせいさいばい):
作物の生育を遅らせて、他の地域より遅く出荷する方法。
冷涼な気候を活かして、夏でも出荷できる。 - 利点:需要が減る時期に生産をずらし、価格が安定
- 代表地域:長野県(レタス)、岩手県(トマト)
両者の違いを押さえる覚え方
| 比較項目 | 促成栽培 | 抑制栽培 |
|---|---|---|
| 意味 | 生育を早める | 生育を遅らせる |
| 出荷時期 | 早い | 遅い |
| 地域 | 暖かい南日本 | 涼しい北日本・高原地帯 |
| 代表例 | 高知県のナス | 長野県のレタス |
☑ 覚え方:
「促す(うながす)=早く育てる → 促成」
「抑える=遅らせる → 抑制」でセット暗記!
施設園芸農業・ハウス栽培
ビニールハウス・温室の活用
施設園芸農業とは、ビニールハウスや温室を使って作物を育てる農業のことです。
気温や湿度を調整できるため、天候に左右されにくく、一年中栽培が可能です。
- 例:千葉県のトマト・キュウリ、愛知県の花き栽培、熊本県のイチゴなど
出荷時期をずらす・付加価値をつける戦略
- 出荷時期を需要の高い時期に合わせることで利益を上げる。
- 高品質なブランド野菜や果物(例:熊本の「デコポン」、高知の「フルーツトマト」)を生産。
- ICTやAIを使った温度・湿度管理など、スマート農業化も進む。
☑ テスト頻出:「施設園芸農業」「ハウス栽培」「促成栽培」の違いを整理しておこう!
干拓・埋立地・造成地利用
干拓の意味と仕組み
- 干拓(かんたく)とは、海や湖を堤防で囲み、水を抜いて土地を作ること。
できた土地は「干拓地」と呼ばれ、主に水田や畑として利用される。
代表的な干拓地(八郎潟、有明海干拓地など)
- 秋田県・八郎潟(はちろうがた)干拓地:日本最大級の干拓地。米の生産が盛ん。
- 佐賀県・有明海干拓地:九州地方で大規模な干拓が行われた地域。
埋立地や干拓を利用する理由・メリット・注意点
- 理由・メリット:平地が少ない日本で、新しい農地を確保するため。
- 注意点:塩分が残ると作物が育ちにくいため、除塩作業(じょえん)が必要。
☑ テストポイント:
「干拓=海・湖の水を抜く」「埋立=海に土砂を入れる」で区別!
→ 八郎潟は干拓地、有明海も干拓地(ここは頻出)
【まとめポイント】
| 工夫の種類 | 内容 | 代表地域 |
|---|---|---|
| 二毛作 | 異なる作物を年2回 | 近畿~九州地方 |
| 二期作 | 同じ作物を年2回 | 沖縄・鹿児島 |
| 促成栽培 | 早めに育てる | 高知・宮崎 |
| 抑制栽培 | 遅らせて育てる | 長野・岩手 |
| 施設園芸 | ハウスで栽培 | 千葉・愛知・熊本 |
| 干拓 | 海・湖を陸に | 秋田・佐賀 |
地域別・都道府県別の農業の特色(地理的比較)
日本の農業は、地域によって気候や地形が大きく異なるため、作られる作物や農業の方法にもはっきりとした違いがあります。
この章では、北海道から沖縄までの地域ごとの農業の特色をわかりやすく整理して紹介します。
※参考:帝国書院『社会科 中学生の地理 世界の姿と日本の国土』
北海道地方
大規模な農地利用(寒冷地農業、畑作・酪農の多様性)
- 北海道は日本最大の農業地域で、広大な平野と冷涼な気候を活かした大規模な機械化農業が特徴です。
- 農家1戸あたりの耕地面積は全国平均の10倍以上。トラクターやコンバインなどの機械化が進んでいる。
- 冷涼な気候により、水稲だけでなく畑作(小麦・てんさい・じゃがいも)や酪農(乳牛)が盛ん。
主要作物(じゃがいも・小麦・てんさい・乳製品など)
| 分野 | 内容・代表地域 |
|---|---|
| 畑作 | 小麦・てんさい・じゃがいも(十勝平野) |
| 酪農 | 乳牛が多い(根釧台地) |
| 稲作 | 石狩平野での米づくりも見られる |
| 特徴 | 「大規模・機械化・冷涼気候」 |
☆テスト頻出ポイント:「北海道=畑作+酪農」「十勝平野=畑作」「根釧台地=酪農」
※なお、北海道の地理のテストによく出るポイントを以下の記事で詳しく解説しています。
【中学生向け】北海道の地理をわかりやすく解説!
東北・北陸(日本海側)
米作・水田地帯・豪雪地域での工夫
- 冬は雪が多く、気温が低いが、夏は日照時間が長く水が豊富なため、稲作が盛ん。
- 水田が多く、「日本の米どころ」と呼ばれる地域。
- 農業用水の確保・雪解け水の活用・品種改良など、寒冷地に合わせた工夫が見られる。
代表地域:
- 新潟県(コシヒカリの名産地)
- 秋田県(あきたこまち)
- 山形県(つや姫)
米以外の作物・果樹(リンゴ、サクランボなど)
- 果樹栽培も盛ん。特に冷涼な気候を生かした果物が多い。
- 青森県:リンゴ
- 山形県:サクランボ
- 福島県:モモ、ナシ
- 東北地方は「果物王国」と呼ばれることも。
☆ テストポイント:
「東北=米+果樹」「新潟=米」「青森=リンゴ」「山形=サクランボ」で確実に覚える!
※なお、東北地方の地理のテストによく出る一問一答問題や記述問題を以下の記事に多数掲載しています。解答・解説つきです。
中2地理 東北地方の一問一答問題&記述問題と解説【テスト対策】
関東・中部地方
近郊農業・都市近接野菜
- 東京や名古屋など大都市の周辺では、都市近郊農業(近郊農業)が発達。
- 新鮮な野菜や花をすぐに市場に出荷できるのが強み。
代表例:
- 千葉県・埼玉県・神奈川県:野菜・花き(花の栽培)
- 静岡県:茶・みかん・わさびなど多様な特産品
中山間地・高冷地野菜(抑制栽培)
- 長野県・群馬県などの高原や中山間地では、夏でも冷涼な気候を活かして抑制栽培を実施。
- 出荷時期をずらすことで、他の地域より高値で販売できる。
代表例:
- 長野県:レタス・セロリ(高原野菜)
- 群馬県:キャベツ(嬬恋村など)
果樹栽培(桃・ブドウなど)
- 山梨県は日本有数の果樹王国。盆地の気候(昼夜の寒暖差が大きい)を利用。
- 桃・ブドウ・スモモなどが有名。
- 山梨県甲府盆地は、果樹栽培+観光農園も発達。
☆ テスト対策ポイント:
「関東=近郊農業」「中部(長野・山梨)=高原野菜+果樹」セットで覚える!
※なお、関東地方や中部地方の地理のテストによく出る一問一答問題や記述問題を以下の記事に多数掲載しています。解答・解説つきです。
【中2地理】関東地方の一問一答問題と記述問題
【中2地理】中部地方の一問一答問題と記述問題
中学2年生向け|中部地方の平野・川・盆地 完全ガイド|テスト頻出ポイントを徹底解説
中国・四国・九州地方
温暖地を活かした促成野菜・果樹
- 一年を通して温暖な気候を活かし、促成栽培(早出し栽培)がさかん。
- 冬でもハウス栽培により野菜や花を出荷できる。
代表例:
- 高知県:ナス・ピーマン(促成栽培の代表)
- 宮崎県:キュウリ・ピーマン・マンゴー
茶・かんきつ類・さとうきびなど地域特化型
- 静岡県・鹿児島県:茶
- 愛媛県・和歌山県:みかん
- 鹿児島県・沖縄県:さとうきび
九州地方は全体的に畜産業(豚・鶏)も盛ん。
宮崎県や鹿児島県は日本有数の畜産県。
☆ テスト頻出フレーズ:
「温暖・促成栽培・果樹・茶」で出たら、中国~九州地方!
※なお、中国四国地方・九州地方のテストによく出るポイントの解説や一問一答を以下の記事に掲載しています。
【中2地理】中国・四国地方の一問一答問題&記述問題
中2地理九州地方の一問一答問題と記述問題
中学地理対策:九州地方の地形と産業を徹底解説
沖縄・南西諸島
二期作・亜熱帯作物(さとうきび・パイナップルなど)
- 亜熱帯気候を生かして、一年に2回の栽培(二期作)が可能。
- 主な作物:さとうきび・パイナップル・サトウダイコンなど。
- 他地域では作れない南国の果物も多く栽培されている(マンゴー・ドラゴンフルーツなど)。
☆ 特徴キーワード:
「亜熱帯・二期作・さとうきび・パイナップル」で確実に得点!
比較表・地図で見るパターン
地域ごとの代表作物と理由(気候・地形・輸送)
| 地域 | 主な農業形態 | 代表作物 | 理由(気候・地形) |
|---|---|---|---|
| 北海道 | 畑作・酪農 | じゃがいも・乳製品 | 広大な平野・冷涼 |
| 東北 | 稲作・果樹 | 米・リンゴ | 夏の日照・水資源豊富 |
| 関東 | 近郊農業 | 野菜・花 | 大都市に近い |
| 中部 | 高原野菜・果樹 | レタス・ブドウ | 高冷地・盆地気候 |
| 近畿~九州 | 促成栽培・果樹 | ナス・みかん・茶 | 温暖・冬でも栽培可 |
| 沖縄 | 二期作・亜熱帯作物 | さとうきび・パイン | 高温多湿・亜熱帯 |
まとめて覚えるポイント
- 北海道:大規模+機械化+畑作・酪農
- 東北:稲作中心+果樹王国
- 関東:近郊農業+都市向け野菜
- 中部:高原野菜+果樹栽培
- 西日本:温暖+促成・果樹・茶
- 沖縄:亜熱帯+二期作・さとうきび
☆ テスト頻出ワードセットで覚える!
北海道=畑作・酪農
東北=米・リンゴ
関東=近郊農業
中部=レタス・果樹
九州=促成・茶・みかん
沖縄=二期作・さとうきび
☆ まとめ
地域別の農業は「気候」「地形」「交通条件(輸送)」の3つがカギです。
地図で場所と作物をセットで覚えると、記述問題にも強くなるので、ノートまとめや暗記カードを使って繰り返し確認しましょう。
品目別に見る日本の農業の特色と頻出ポイント

米(稲作)
米作が発達した地域と理由(気候・用水・地形から説明)
米作は「水」と「気温」の条件がそろう地域で発達します。
日本の米作が盛んな理由を 3 つに整理すると覚えやすいです。
① 降水量が多く、水が確保しやすい
- 日本は梅雨があるため降水量が多い
- 水田に必要な用水が安定している
- 川の流れも多く、水を田へ引き込みやすい
→ 東北・北陸・新潟・秋田・山形などが米どころ
② 夏の気温が高く、稲の生育に適している
- 稲は「高温・多湿」を好む作物
- 特に東北は夏の気温上昇+昼夜の寒暖差があり、米の品質が高い
③ 平野が多く、水田が広がりやすい地形
- 新潟平野、庄内平野、秋田平野、濃尾平野など
- 扇状地の下流(扇端)には水がたまりやすい → 水田向き
まとめ(記述対策)
→「日本は降水量が多く、水が確保しやすい。夏は高温で稲の生育に適し、平野部に水田を広げやすい地形がそろっているため。」
米の生産量・主産地の覚え方(テスト頻出)
生産量トップ3(年度で多少変動してもほぼ固定)
- 新潟県
- 北海道
- 秋田県
語呂:『新・北・秋(しんほくあき)』=米どころの三兄弟
東北は「品質の高さ」で有名
- 青森・山形も上位に入る
- 「なぜ東北が米どころ?」 → 夏の昼夜の気温差が大きく品質が良い
出やすい問題
「米の生産量1位の都道府県を答えよ」
→ 新潟県(近年は北海道と接戦)
水稲と陸稲の違い(誤答が多いポイント)
| 用語 | 意味 | 栽培方法 | 出やすい特徴 |
|---|---|---|---|
| 水稲(すいとう) | 一般的な米 | 水田で育てる(常に水を張る) | 日本のほぼ全ての米 |
| 陸稲(りくとう) | 畑で作る米 | 畑で育つ(乾いた土地) | 生産量が少ない。テストで間違えやすい |
ポイント
「陸稲=乾いた場所で育つ」という名前通り。
日本の稲作=ほぼ水稲、と覚える。
野菜・畑作物

高冷地野菜(長野・群馬・北海道)の理由を“気温差”から説明
高冷地(標高が高い地域)は夏でも涼しく、
「昼は暖かい → 光合成が進む」「夜は寒い → 呼吸が少ない」ため、甘みが強い野菜が育つ。
代表地域
- 長野県(八ヶ岳周辺、松本盆地)
- 群馬県(嬬恋村のキャベツ)
- 北海道(道東の高冷地帯)
出てくる理由(記述)
→「昼夜の気温差が大きく、品質のよい野菜が育つため」
促成栽培の野菜(ピーマン・きゅうり・なす)の出荷時期と地域
促成栽培とは?
- 冬~春に加温して、本来の収穫より早い時期に出荷する方法
- 需要が高い時期に売れる → 利益が大きい
代表地域
- 宮崎県(きゅうり・ピーマン)
- 高知県(なす・ピーマン)
- 熊本県(トマト)
出荷時期
- 早春~春に大量出荷
- この時期は他の地域から出にくいため、高値で売れる
テスト頻出
「促成栽培が盛んな県 → 宮崎・高知」
じゃがいも・さつまいも・大根などの主産地の覚え方
| 作物 | 主産地 | 覚え方 |
|---|---|---|
| じゃがいも | 北海道 | 涼しい気候・広い畑が必要 |
| さつまいも | 鹿児島・茨城 | 温暖で火山灰土壌が合う(鹿児島) |
| 大根 | 千葉・北海道 | 首都圏需要と広い畑の両方 |
重要ポイント
- 北海道=寒冷地の畑作(じゃがいも・玉ねぎ・にんじん)
- 鹿児島=さつまいも、緑茶、畜産
- 千葉=近郊農業で大根など需要が多い
果樹農業
温暖な気候を利用する果樹(かんきつ類・びわ・柿)
温暖な地域では凍害が少なく果実が傷みにくい。
代表地域
- 愛媛(みかん)
- 和歌山(みかん・梅)
- 長崎(びわ)
- 奈良(柿)
なぜ温暖地?
- 冬に冷えすぎない
- 日照時間が長く、果実が甘く育つ
- 斜面を利用して水はけが良い
記述対策
「温暖で日照が多く、果実が生育しやすいため」
寒冷地・高冷地で発達する果樹(リンゴ・サクランボなど)
代表地域
- 青森(リンゴ)
- 山形(サクランボ)
- 長野(りんご・ぶどう)
なぜ寒冷地?
- 冬の寒さで害虫が減り、病気が少ない
- 夏の昼夜の気温差で糖度が上がる
- 高品質でブランド化しやすい
果樹地帯の分布理由(降水量・日照・地形)
果樹栽培は以下の条件がそろう地域に集中する。
① 降水量が少なく、湿度が低い
→ 病害虫が少ない
例:山梨(ぶどう)、岡山(もも)
② 日照時間が長い
→ 光合成が進み、甘みが強い果物になる
③ 傾斜地が多い
→ 斜面は水はけが良く、果樹に向く
例:和歌山の段々畑
酪農・畜産
北海道型の大規模酪農と本州型の違い
| 地域 | 特徴 | 理由 |
|---|---|---|
| 北海道型 | 1戸あたりの牛の飼育数が多い(大規模)・放牧中心 | 土地が広い・涼しい気候で乳牛が疲れにくい |
| 本州型 | 家族経営・牛の数が少ない(少頭数) | 平地が少なく、都市が近いため飼料コストが高い |
なぜ北海道が大規模?
- 広い土地で牧草を大量生産できる
- 夏でも涼しく乳牛がストレスを受けにくい → 乳量が増える
肉牛・豚・鶏の主産地と特色
肉牛(和牛)
- 鹿児島・宮崎・兵庫(但馬)
- ブランド牛(神戸牛、松阪牛、宮崎牛)
→ 温暖で飼育環境が整う
豚
- 鹿児島・宮崎・北海道
- 大量生産向け
→ 飼料基地があり、輸送もしやすい
鶏(ブロイラー・卵)
- 鹿児島・茨城・宮崎
- 飼育期間が短く大量生産できる
- 都市近郊(茨城)と温暖地(九州)で発達
輸入飼料との関係
日本の畜産は 「輸入飼料に大きく依存」 している。
理由①:国内で十分な飼料作物を生産できない
- 日本は平野が少なく、畑が狭い
- 牧草やトウモロコシの大量生産が難しい
理由②:輸入飼料が安い
- アメリカ・ブラジルなどの広大な農地で大量生産
→ コストが低い
理由③:大規模畜産を支えるために不可欠
- 肉牛・豚・鶏の生産量を維持するには、安定供給が必要
テストに出るポイント
→「日本の畜産が輸入飼料に依存している理由」
答え:広大な飼料畑が少なく国内で十分生産できないため。海外の方が大量生産できコストが低いため。
日本の農業と環境問題(テストの新傾向)
近年、定期テストや入試では「農業 × 環境問題」という組み合わせの出題が増えています。文部科学省の指導方針で、地域の課題の発見と探求を重視しているからです。
社会的事象の地理的な見方・考え方に根ざした追究の視点とそれを生かして解決すべき課題(問い)を設定する活動が不可欠である
文部科学省「中学校学習指導要領解説 社会編」より引用
ポイントは以下の3つ。
- ① 気候変動(地球温暖化)と作物の変化
- ② 持続可能な農業(SDGs)
- ③ 鳥獣被害など地域の課題
背景には、実際の農業が「気候・環境・生態系」の変化に影響を受けやすくなっていることがあります。
地球温暖化と農業への影響
温暖化は「気温の上昇」「豪雨の増加」「干ばつの増加」を引き起こし、作物の生育に大きな影響を与えています。
※参考:農林水産省「地域の特色を生かした 持続的農業・林業・水産業」
米の品質低下(高温障害)と品種改良
● 高温障害とは?
稲が出穂(しゅっすい)する時期に気温が高くなると、
米が白く濁った「白未熟粒」になり、品質が低下します。
品質が落ちる → 等級が下がる → 価格が下がる
→ 農家の収入減少につながる
● なぜ高温で米の品質が落ちるのか?(理由)
- 米の粒がうまくデンプンをためられない
- 呼吸量が増えてしまう
- 夜間の高温で米が「やせる」
● 品種改良の動き
近年は、高温に強い品種の開発が進められています。
- 「にじのきらめき」(九州)
- 「つや姫」「雪若丸」(山形:暑さに比較的強い)
- 「ゆめぴりか」(北海道:涼しい気候に適応)
テストの新傾向
「温暖化に対する農業の工夫 → 品種改良、栽培時期の調整」
台風・豪雨・干ばつの影響
温暖化で「極端な気象」が増えており、地域ごとに被害の特徴が異なります。
① 台風(九州・四国・紀伊半島)
- 台風が上陸しやすいルート
- 果樹(みかん)・野菜の被害が出やすい
- ハウス農業は強風で破損しやすい
② 豪雨(西日本・日本海側)
- 梅雨前線の停滞で豪雨が増加
- 水田の冠水、土砂災害 → 畑が流される
- 果樹園の斜面崩壊
③ 干ばつ(北海道・内陸部)
- 夏の気温上昇で水不足が発生
- じゃがいも・てんさい(砂糖の原料)などが影響
- 畑作中心の地域で被害が大きい
記述対策
→「温暖化に伴い台風・豪雨・干ばつなど極端な気象が増え、地域ごとに農作物への影響が異なるため。」
農薬・化学肥料と環境配慮型農業
近年は、環境にやさしい農業(環境負荷の少ない農業)が注目されている。
有機農業の広がり
● 有機農業とは?
- 化学肥料や農薬を使わず、自然の力を利用する農法
- 土づくりを重視
- 生態系を守りながら、持続可能な農業を進める
● 有機JAS認証
国(農林水産省)が定める基準を満たすと
「有機JASマーク」をつけて販売できる。
(参考:農林水産省「有機食品の検査認証制度」)
基準には
- 農薬・化学肥料を2年以上使っていない土地
- 遺伝子組換え技術を使わない
- 記録管理(トレーサビリティ)
などがある。
テストのねらい
→「有機農業の特徴」「有機JAS認証の意味」
持続可能な農業(SDGs×農業の出題増加)
SDGsでは、目標2「飢餓をゼロに」 に農業の持続性が含まれている。
持続可能な農業の例
- 化学肥料の削減
- 水利用の効率化(節水型灌漑)
- ICT(スマート農業)でムダを減らす
- 地産地消で輸送コストを下げる
- 雨水利用、棚田保全
- 多面的機能(洪水防止・景観・生物多様性)を守る
なぜSDGsがテストで出る?
- 授業で扱う機会が増えた
- 「社会課題と地理を結びつける力」を見るため
- 実際に日本の農政がSDGsを重視しているため
記述対策例
「持続可能な農業とは、化学肥料や農薬の使用を減らし、自然環境を守りながら長く続けられる農業のこと。」
参考:日本教材出版『公立高校入試に見る SDGs(エスディジーズ)』
鳥獣被害と対策
鳥獣(シカ・イノシシ・クマなど)の農作物被害は、全国的に急増している。
シカ・イノシシの増加と被害の理由
① 天然林の変化(食べ物が減った)
- シカ・イノシシが山で食べる植物が減少
- 食べ物を求めて農地へ降りてくる
- ヒトを怖がらなくなった(クマ)
② 耕作放棄地の増加
- 人が管理しない荒れた畑が増え、
動物の隠れ場所が増えた → 里へ近づきやすくなった
③ 人口減少・高齢化で“見回り”が弱くなった
- 農村部で人が少なくなり、動物が入りやすい
④ 気候変動で生息域が北上・拡大
- 温暖化でイノシシが東北北部まで分布を広げる
典型的な被害
- 葉・根菜の食害
- 田んぼを荒らされる
- 果樹が食べられる
- サルによる果実被害も増加
電気柵・追い払いなどの対策
代表的な対策は以下のとおり。
① 電気柵(でんきさく)
- 弱い電流を流して侵入を防ぐ
- 特にシカ・イノシシ対策に効果
② 防護ネット・金網フェンス
- 果樹園や畑を囲う
- サル対策にも使用
③ 追い払い(爆音機・テープ・犬)
- 大きな音や光で近づかせない
- ドローンを使う例もある(新傾向)
④ 捕獲(わな猟・くくり罠)
- 市町村と協力して許可を得て実施
- 警察のなかに専門対策チームを創設
⑤ 地域ぐるみの見回り・耕作放棄地の管理
- 耕作放棄地を減らすと隠れ場所がなくなる
- 人の気配があると近づきにくい
記述で出る理由
→「耕作放棄地の増加や人口減少で動物が農地へ近づきやすくなったため。」
輸送・流通と農業の関係
地理分野では、「なぜその地域でその農業が発達したのか」=理由説明問題がよく出ます。
特に最近は、輸送技術や流通網の発達と農業の関係を問う問題が増えています。
近郊農業と市場距離の関係
都市近郊で野菜が発達する理由
都市の近くで野菜作りが発達するのは、次の理由からです。
◆理由
- 野菜は傷みやすいため、消費地である都市の近くで作ると輸送時間を短くでき、鮮度を保ったまま出荷できる。
- 都市に近いほど輸送コストが小さくなり、利益を確保しやすい。
→ このため、都市周辺で野菜・花きなどを栽培する近郊農業が発達した。
★重要語句:
- 「鮮度」
- 「輸送コスト」
- 「都市への近さ」
高速道路網と流通センターの影響
近年は、都市近くでなくても農産物を大都市へ大量に運べるようになりました。理由は次の通りです。
◆理由
- 高速道路網が全国に広がり、短時間で大量の野菜を都市へ運べるようになった。
- 交通の要所に流通センター(集荷施設)が作られたことで、各地の農家の農産物をまとめて大都市に出荷できるようになった。
→ 都市から遠い地域でも、競争力のある農業が可能になった。
★テストの狙われ語句:
- 「高速道路網」
- 「流通センター」
- 「短時間・大量輸送」
遠隔地農業とコールドチェーンの発達
遠隔地農業=消費地から遠い場所でも、技術があれば出荷できる農業。
この背景には、コールドチェーン(低温でつなぐ輸送網)があります。
※参考:学校インターネット推進協会「物流網の問題 | それってムダじゃない?」
北海道の野菜が東京に届く理由(低温輸送技術)
北海道は東京から遠いのに、東京のスーパーにじゃがいも・玉ねぎが普通に並んでいます。
理由は コールドチェーンの発達 です。
◆理由(記述で使える形)
- 収穫後の農産物を保冷庫で冷却し、トラックや船で低温のまま輸送することで、鮮度を保ったまま遠くの都市へ運べる。
- 北海道は広い土地で大量生産ができ、生産コストが低いため、遠くの市場でも価格競争力がある。
→ このため、北海道の玉ねぎ・じゃがいもなどは東京や関西へ大量に出荷される。
★キーワード:
- コールドチェーン
- 低温輸送
- 鮮度保持
- 大量生産
航空貨物による果物輸送(宮崎マンゴーなど)
高価で傷みやすい果物は、航空輸送が使われます。
◆理由
- マンゴー・さくらんぼ・イチゴなどの高級果物は、鮮度が価値を決めるため、航空機で短時間に遠方の都市へ運ばれる。
- 飛行機は温度管理ができ、品質を落とさずに出荷できる。
例:
- 宮崎 → 東京へ「太陽のタマゴ(マンゴー)」
- 北海道 → 本州へ高級メロン
★テスト狙い語句:
- 航空貨物
- 鮮度の維持
- 高価格果実
■まとめ
- 近郊農業:都市へ近い→鮮度保持・輸送コストが小さい。
- 高速道路・流通センター:遠くても大量に短時間で送れる。
- コールドチェーン:低温でつなぐ輸送→北海道の野菜が東京へ。
- 航空輸送:マンゴーなど高価格・傷みやすい果物に使う。
中学生が間違えやすい農業の“似た用語”まとめ
「似ているけど意味が違う」用語を確実に区別できるようにするのがテスト対策のカギ。
特に地理では、用語と理由説明のセットが問われるので、表で整理して記憶すると点数が安定します。
用語比較で理解する(表つき)
促成栽培 × 抑制栽培
| 用語 | どんな栽培? | 目的 | いつ出荷? | 代表例 |
|---|---|---|---|---|
| 促成栽培 | 温室などで温めて、植物の生長を「早める」 | 通常より早い時期に出荷して高く売る | 早い時期(冬〜春) | ピーマン、きゅうり、なす、いちご |
| 抑制栽培 | 植物の生長を「遅らせる」 | 通常より遅い時期に出荷し、市場価格の高い時期をねらう | 遅い時期(秋〜初冬) | ほうれんそう、レタス |
★テストのポイント
- 「促成=早める」「抑制=遅らせる」をセットで覚える
- 理由は「市場価格が高い時期に合わせる」=経済の視点が大事
近郊農業 × 遠郊農業
| 用語 | 生産場所 | 主な作物 | なぜその場所で行う? |
|---|---|---|---|
| 近郊農業 | 大都市の近く | 野菜・花き・牛乳 | 野菜や花は傷みやすく、輸送時間が短いほど鮮度が保てるから |
| 遠郊農業 | 大都市から遠い地域 | 米・麦・工芸作物 | 傷みにくい作物は長距離輸送が可能。土地が広く大量生産に向く |
★テストのポイント
- 近郊農業は「鮮度」「輸送コスト」が理由
- 遠郊農業は 「広い土地」「傷みにくい作物」 がキーワード
畑作 × 露地栽培 × 施設栽培
3つの違いを理解しておくと、テスト勉強の際に役立ちます。
| 用語 | 意味 | どんな場所? | 代表例 |
|---|---|---|---|
| 畑作 | 畑で行う農業の総称 | 畑で行う農業全般 | じゃがいも・麦・大豆 |
| 露地栽培 | 温室などを使わず、自然の状態で行う栽培 | 屋外(自然のまま) | 葉物野菜・根菜類 |
| 施設栽培(ハウス栽培) | ビニールハウスなど施設で行う栽培 | 屋内(温度調整できる) | きゅうり・トマト・いちご |
★テストのポイント
- 畑作は栽培方法ではなく“農業の種類”
- 「露地=外」「施設=ハウス」
- “促成栽培”は施設栽培の中で行われやすい(理由:温度調整ができるため)
二期作 × 二毛作 × 年中栽培
| 用語 | 意味 | どこで行われる? | 代表例 |
|---|---|---|---|
| 二期作 | 同じ田に同じ作物を年に2回作る | 九州南部・四国南部など暖かい地域 | 米→米(早稲+晚稲) |
| 二毛作 | 同じ畑に違う作物を年に2回作る | 近畿・中国地方など | 麦→米、麦→大豆 |
| 年中栽培 | 施設で温度を管理して一年中作る | 温室・ハウス(全国) | トマト・きゅうり・いちご |
★テストのポイント
- 二期=同じ作物
- 二毛=違う作物(“毛”=2つのものと覚えると◎)
- 年中栽培は「施設で温度管理」=促成栽培とセットでテストに出る
■まとめ(暗記用)
- 促成=早く、抑制=遅く
- 近郊=鮮度・輸送コスト、遠郊=大量生産
- 畑作=農業の種類、露地=外、施設=ハウス
- 二期=同じ作物2回、二毛=違う作物2回
地図・統計を用いた農業の読み取り問題対策
地理の農業分野では、単なる暗記よりも、
“図や数字を使って、どれだけ理由をつけて説明できるか” が得点差になります。
統計・地図・気候グラフは、
「用語 × 数字 × 位置 × 理由」
を結びつけて読むのがコツです。
統計問題の解き方(3つのコツ)
統計問題は、パッと見て判断しないことが重要。
次の3ステップで確実に読み取れるようになります。
① グラフの縦軸・横軸の読み取り
統計問題の80%は「縦軸・横軸を読み間違える」ことで落とします。
◆ポイント
- 縦軸(Y軸)=何を示しているか?(%・t・ha か)
→ 単位が変わると意味が変わる - 横軸(X軸)=何を比べているのか?(年?都道府県?作物?)
◆よくある引っかけ
- 「割合」と「量」を混同する
→ 割合1位でも、生産量では3位になる場合あり - 年度の順序
→ 平成27 → 平成30 → 令和2 など、年の並びを確認
② 比率・順位の判断ポイント
順位問題は、次の順で見ると間違えません。
【順位判断の鉄則】
- 最大値と最小値を先に見つける
→ 全体の感覚がつかめる - 近い数値は、単位・目盛りを正確に確認
→ 1目盛が「10」なのか「100」なのか - 割合=生産構造、絶対量=生産規模
→ 「どちらを優先して読むか」が問題文によって異なる
◆例:都道府県別リンゴ生産量

- 青森が最大
- 生産量の2位は長野で、3位は北海道
- 作付面積あたりの生産量は2位が北海道で、3位は長野に入れ替わる
このように、“量・面積・割合で順位が入れ替わる”のが統計問題の基本パターンです。
③ 「生産量」「出荷量」「作付け面積」の違い
地理で最も混乱するのがこの3つの違い。
| 用語 | 意味 | テストでの注意点 | 例 |
|---|---|---|---|
| 生産量 | 実際に作られた量 | 台風などで被害が出ると減る | 米・野菜 |
| 出荷量 | 市場に出した量 | 自家消費が多い地域は生産量>出荷量 | みかん・牛乳 |
| 作付け面積 | 作物を植えた面積 | 面積が広くても収量が少ないことあり | 北海道の畑作 |
★テストのポイント
- “量”と“面積”は別物
- 自家消費の多い島根、鹿児島などは「出荷量と生産量がズレる」
- 農業の特色を問う記述で点差がつく部分
地図の読み取り(入試で出るポイント)
地理の農業問題では、地図記号・主産地の位置・気候とのつながりが定番。
記号問題(農業地域・主産地)
◆よく出る地図記号
- ●(黒丸):主産地
- ■:工場
- ▲:家畜の飼育地
- ☆:重要地域
※学校のワークや過去問でよく出るが、
主産地は「その作物が最も作られる都道府県」に置かれることが多い。
◆例
- 北海道 → てんさい・じゃがいも・小麦
- 青森 → りんご
- 山形 → さくらんぼ
- 和歌山 → みかん
★ポイント
「気候・地形・市場との距離」とセットで覚えると、地図の記号問題が得点源になる。
気候グラフと農産物の関係
気候グラフ問題では、以下の3点を読むと正解率が急上昇。
◆① 気温の高低
- 高温 → 促成栽培、茶、かんきつ類
- 低温 → 高冷地野菜(レタス・キャベツ)、リンゴ
◆② 降水量(乾燥・多雨)
- 乾燥 → 畑作(小麦・てんさい)
- 多雨 → 水田(米)
◆③ 一年のなかでの気候の変化(季節のメリハリ)
- 変化が大 → 内陸(高冷地)
- 変化が小 → 海洋の影響が強い
★雨温図の問題解答のコツ
雨温図のグラフが「気温低い・雨少ない」→ 北海道の畑作地帯(小麦・てんさい)
雨温図グラフが「降水多い・夏暑い」→ 西日本の田植え・水稲地域
■まとめ(すぐ使えるチェックリスト)
【暗記用】地方別・作物別 一覧表(印刷して使える)
目的:見開きでパッと確認できる「地方ごとの代表作物」「出荷のピーク」「テストで聞かれやすい理由」をまとめています。
印刷して持ち歩き、暗記に使ってください。
地方 × 代表作物の早見表(印刷用)
次の表は「地方(広域)ごとの代表的な作物」と、テストで問われやすいキーワードをまとめたものです。右端の「覚え方」は中学生が記憶しやすい語呂やヒントです。
| 地方 | 代表作物(例) | テストで聞かれる理由(要点) | 覚え方・メモ |
|---|---|---|---|
| 北海道 | じゃがいも・てんさい(甜菜)・小麦・乳製品(酪農) | 広い平原・寒冷気候で畑作・酪農が向く | 「広い畑=北海道」 |
| 東北(北陸含) | 米(多い)、りんご(青森)、さくらんぼ(山形) | 冬の寒さと昼夜差→品質が良い | 「りんご=青森」 |
| 関東・中部 | 近郊野菜(千葉・埼玉)、果樹(山梨ぶどう) | 都市近接で近郊農業、盆地で高冷地野菜 | 「千葉=野菜」 |
| 近畿・中国 | みかん・もも・米(地域差) | 瀬戸内の温暖な気候→果樹が発達 | 「瀬戸内=果物」 |
| 四国・九州 | かんきつ(愛媛・和歌山も含む)、さとうきび(南九州)、温暖地の促成栽培 | 温暖→促成栽培・亜熱帯作物 | 「暖かい=柑橘」 |
| 沖縄 | さとうきび・パイナップル | 二期作や亜熱帯作物が可能 | 「亜熱帯=沖縄」 |
出荷時期 × 主産地 早見表(印刷用)
代表的な作物の出荷時期(目安)と主産地をまとめた早見表。テストで「いつ出るか」「なぜその時期か」を問われがちです。
| 作物 | 主な出荷時期 | 主産地(代表) | テストでの着眼点 |
|---|---|---|---|
| 米(収穫) | 9月〜10月 | 新潟・北海道・秋田 | 稲刈り時期=秋(天候で年に変動) |
| じゃがいも | 6〜7月、10〜11月(品種で分かれる) | 北海道 | 冷涼地での秋収穫が多い |
| さとうきび | 10月〜翌年5月(長期) | 鹿児島・沖縄 | 温暖地で長期間収穫 |
| みかん(かんきつ) | 10月〜翌年2月 | 愛媛・和歌山 | 温暖な瀬戸内で冬場出荷 |
| いちご(促成) | 12月〜5月(促成は早めの出荷) | 福岡・栃木・千葉 | ハウス促成で冬から春に掛けて出荷 |
| りんご | 9月〜11月 | 青森 | 寒冷地で秋に収穫、保存が利く |
| ほうれんそう(抑制) | 秋〜冬(抑制で遅出し) | 茨城・長野 | 抑制=出荷を遅らせる |
| マンゴー(高級) | 6〜8月(航空輸送で即日配送) | 宮崎 | 高値・短期輸送で鮮度維持 |
(注)季節は地域・品種・促成/抑制の有無で変わる。上は中学生が押さえるべき一般的目安。
テスト頻出データまとめ(最新統計ベース)
ここではテストによく出る「数値系」データを最新の公的データから抜粋して提示しています。
※参考:農林水産省 – 作物統計
● 日本の米生産(要点)
- 国内総生産量(目安):およそ 670万〜680万トン台(近年の作況によって増減)。最新の作況調査や年次報告を参照すると良い。※農林水産省 – 農業生産に関する統計(2)
- 上位の生産都道府県(典型):新潟県、北海道、秋田県 が上位に入ることが多い(年度で変動あり)。暗記用:新・北・秋。
テストメモ:年度や作況で数値は変わるので「順位(県名)」を優先して覚える。正確なトン数を問われる場合は出題年の統計を確認。
● 地域別の代表作物(補足データ)
- 北海道:じゃがいも・小麦・てんさい・乳製品(酪農の割合が高い)。広い作付面積が強み。※参考:農林水産省 – 令和6年度農林水産統計公表実績(北海道)
- 東北:米・果樹(りんご・さくらんぼ)が有名。昼夜の寒暖差が品質に効く。
※参考:公表予定及び公表結果(令和7年度):東北農政局(農林水産省)
● 備考:最近の注目点(テストで出やすいトピック)
- 気候変動の影響(高温や集中豪雨で品質や生産量に変化が出る)— 記述での出題頻度が上がっている。
- 輸入との関係(飼料や一部作物で輸入依存が高い)— 地理の記述で「なぜ輸入に頼るのか」を問われやすい。
- 輸出の増加傾向(近年、日本食材の輸出が拡大している点も出題されることがある)。
章末問題(中2地理)
中学2年の地理「農業」分野の総仕上げとして、確実に点が取れるレベル → 入試レベルまで作成しています。
基本チェック問題(○×・一問一答)
◆○×問題(各1点)
- 日本の米作は、主に平野の水田で行われている。…… ○
- 高冷地では、夏でも気温が低く、レタスなどが多く作られる。…… ○
- 抑制栽培は、出荷を早めるための栽培方法である。…… ×(遅らせる)
- 温暖な地域ほど、りんごの生産がさかんである。…… ×(寒冷地)
- 近郊農業は、都市から離れた地域で行われる農業である。…… ×(都市の近く)
◆一問一答(頻出)
- 水稲の主産地は? → 新潟県・北海道
- 促成栽培がさかんな県は? → 高知県・宮崎県
- りんご生産量1位の県は? → 青森県
- 酪農がさかんな地域は? → 北海道の根釧(こんせん)地方
- 近郊農業が発達する理由は? → 都市の需要にすぐ応えられるから
記述問題(理由説明の書き方つき)
中学生が苦手な「理由説明」は、以下のテンプレートを使うと高得点になります。
◆理由説明テンプレート(絶対点が取れる型)
「①条件 → ②結果」 の順に書く
(例)「気温が高いので、〇〇がよく育つため。」
◆記述練習問題(模範解答つき)
問1:都市近郊で野菜づくりがさかんな理由を説明せよ。
模範解答(満点)
→ 都市に近く、輸送時間やコストをおさえられ、毎日必要な野菜をすぐに届けられるため。
問2:高冷地でレタスなどの野菜栽培がさかんな理由を説明せよ。
模範解答
→ 夏でも気温が低いため、冷涼な気候を好む野菜の生育に適しているから。
問3:青森でりんごが多く作られる理由を説明せよ。
模範解答
→ 昼夜の気温差が大きく、りんごの甘さが増す条件に適しているため。
問4:北海道で大規模酪農が発達する理由を説明せよ。
模範解答
→ 広い土地があり、えさとなる牧草を大量に育てられるから。
問5:促成栽培がさかんな理由を説明せよ。
模範解答
→ ビニールハウスなどで温度を上げ、出荷時期を早めて高く売るため。
地図・統計問題(模試レベル)
入試でよく出る、少しレベルの高い問題です。
◆地図問題
問1:次の地域で盛んな農業を答えよ。
(1)北海道の十勝地方 → 畑作(小麦・てんさい・いも)
(2)瀬戸内 → みかんなどのかんきつ類
(3)関東平野 → 近郊農業・施設園芸
問2:隆起扇状地が多い地域は何農業がさかん?
→ 果樹農業(ブドウ・モモ)
◆統計問題
問1:次のうち「生産量」が最も多い県を選べ。
A:青森 B:長野 C:山形(りんご)
→ A:青森
問2:「作付け面積」と「出荷量」の違いを説明せよ。
模範解答
→ 作付け面積は育てている土地の広さ、出荷量は実際に売った量のことである。
問3:「比率」の読み取りとして正しいものを選べ。
(例題は省略、ポイントを説明)
ポイント
- 縦軸は何を表しているか?(%か数量か)
- 横軸は年なのか県なのか?
- 数値そのものではなく“差”を比較する
まとめ(今後も使える学習法)
中学生が一番伸びるのは、「比較」して覚える勉強法です。
地域比較で覚える方法
作物は
- 寒い地域で強いもの(りんご・ジャガイモ)
- 暖かい地域で強いもの(みかん・サトウキビ)
というように「セット」で覚えると忘れません。
例:
- 北海道 → 畑作・酪農
- 東北 → りんご・米
- 九州 → 促成栽培・畜産(豚・鶏)
- 瀬戸内 → かんきつ類
記述問題のテンプレート化
以下を使えばどんな問題でも解けます。
◆理由説明テンプレート
① 条件(気候・地形・市場)
② 結果(作物が育つ・運びやすい・コストが下がる)
例:
気温が低く昼夜の差が大きいため、果物の糖度が上がるから。
◆施設栽培テンプレート
ハウスで温度を調整し、出荷時期をずらして高く売るため。
◆近郊農業テンプレート
都市に近く、すぐに出荷でき輸送コストが安いから。
地図・特徴と一緒に覚えると効率UP
- 地図は“地域の形+作物”をセットで覚える
- 気候グラフと農産物をリンクさせる
(例)降水量が少ない → 畑作
夏が涼しい → 高冷地野菜
冬が温暖 → みかん
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この記事を書いた人
現役の塾経営者。指導歴25年以上、のべ3,500人以上の小・中・高校生を指導。
定期テスト対策から中学・大学受験、英検対策まで幅広く対応。
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