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中学英語の文型(5文型)を完全攻略|SVO・SVCの見分け方など例文つきでやさしく解説

中学英語でつまずきやすい単元のひとつが「文型(5文型)」です。SVO や SVC など、アルファベットが並ぶだけで難しそうに見えるかもしれませんが、実は文型は英文のしくみをとらえるための“地図”のようなもの。

文型を理解すると、英作文の語順が整理され、長文読解でも意味をつかみやすくなります。

そこで本記事では、5文型の基本から、SVO・SVCの見分け方、よくあるつまずきポイントまで、例文つきでわかりやすく解説します。

  1. 文型とは?中学英語で学ぶ5つの基本形
    1. 文型を理解すると英語が読みやすくなる理由
      1. ① 主語と動詞がすぐに見つかる
      2. ② 意味がつかみやすい
      3. ③ 並び替え問題が一気にラクになる
      4. ④ 長文読解も有利に
    2. 主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語(C)の基本
    3. ● 主語(S:Subject)=だれが? なにが?
      1. ● 動詞(V:Verb)=どうする?
      2. ● 目的語(O:Object)=何を? 誰を?
      3. ● 補語(C:Complement)=主語や目的語を説明する語
  2. 文型の覚え方(SV/SVC/SVO/SVOO/SVOC)
    1. ① SV(主語+動詞)
    2. ② SVC(主語+動詞+補語)
    3. ③ SVO(主語+動詞+目的語)
    4. ④ SVOO(主語+動詞+目的語+目的語)
    5. ⑤ SVOC(主語+動詞+目的語+補語)
  3. 第1文型(SV)とは?|S と V だけのシンプルな文
    1. 第1文型の基本意味(主語が動作するだけの文)
    2. よく使う動詞(go, come, run など)
      1. 【第1文型に使われやすい動詞】
    3. 第1文型の例文(中1レベル中心)
      1. 【基本例文】
      2. 【場所を表す語がついても第1文型のまま】
    4. よくある誤解・つまずきポイント
      1. ①「前置詞+名詞」があると SVO だと思ってしまう
      2. ② go / come / run などが目的語を取れないことを知らない
      3. ③ “It rains.” の It は「主語じゃない」と思われがち
      4. ④ 自動詞と他動詞の区別がついていない
  4. 第2文型(SVC)とは?|S = C になる文
    1. C(補語)の役割と種類(名詞・形容詞)
      1. ① 名詞(主語の正体を説明する)
      2. ② 形容詞(主語の状態を説明する)
    2. be動詞とSVCの関係
      1. 【be動詞が作るSVCの文】
    3. 状態・性質・職業を説明する文型
      1. ① 状態(happy / sad / fine…)
      2. ② 性質(kind / tall / strong…)
      3. ③ 職業(teacher / doctor / singer…)
    4. 第2文型の例文(be動詞+形容詞が中心)
  5. SVCとSVOの見分け方(間違えやすいポイント)
    1. ① C は S を説明する → 「=」で読める
    2. ② O は動作の対象 → 「~を」で読める
    3. ③ 名詞が来たら O なのか C なのかを判断する
    4. ④ look / become / feel は SVC 動詞
    5. ⑤ 形容詞が来たらほぼ SVC
    6. 【まとめ:瞬間見分けポイント】
  6. 第3文型(SVO)とは?|目的語(O)が必要な文
    1. 目的語とは?誰に/何を
    2. SVOをとる代表的な動詞(like, have, play など)
      1. 【よく出る動詞の例(SVOをとる)】
    3. 第3文型の例文
    4. 「SVCと混同しやすい動詞」に注意(look, feel など)
      1. 代表的な注意例
      2. 見分け方のコツ
    5. 練習問題(かんたん) — 解答付き
    6. まとめのポイント
  7. 第4文型(SVOO)とは?|〈人に・物を〉の文型
    1. 〈人+物〉をとる動詞(give, show, teach など)
    2. 「SVOO → SVO+前置詞」に書き換えできる形
      1. 書き換えのルール
    3. 第4文型の例文(中学でよく出るもの)
  8. テストで出題される書きかえ問題を解くコツ
    1. 練習問題
  9. 第5文型(SVOC)とは?|O = C の関係になる文
    1. SVOC の基本(目的語の状態を補語が説明)
    2. SVOCをとる動詞(make, call, name, find など)
      1. 【よく出る SVOC 動詞】
      2. 第5文型の例文(テスト頻出)
    3. 補足(受動態にするとどうなる?)
    4. SVOCの見分け方(Cがないと意味が成立しない文)
      1. チェック法①:C を取らないと意味が不自然か?
      2. チェック法②:C が形容詞か名詞かを確認
      3. チェック法③:動詞の意味を考える
      4. チェック法④:SVO と混同しやすいパターンに注意
    5. 練習問題(解答付き)
    6. テスト対策ワンポイント
  10. 文型の見分け方のステップ|誰が?何を?どんな状態?
    1. ① 主語を見つける
      1. 主語の見つけ方
    2. ② 動詞の種類で文型が決まる
      1. 【動詞の種類と文型の関係】
    3. ③ 目的語・補語を探すコツ
      1. 目的語(O)を見つけるコツ
      2. 補語(C)を見つけるコツ
      3. O と C の見分けポイント
    4. よく出る「文型判定クイズ」で練習
      1. 【クイズ:この文の文型は?】
      2. 【解答と解説】
  11. 5文型のまとめ|中学英語で絶対に覚えるべきポイント
    1. 文型ごとの意味の違い
      1. ◎ 第1文型(SV)
      2. ◎ 第2文型(SVC)
      3. ◎ 第3文型(SVO)
      4. ◎ 第4文型(SVOO)
      5. ◎ 第5文型(SVOC)
    2. テストに出る例文・パターン
      1. ◎ SVC の頻出文
      2. ◎ SVO の頻出文
      3. ◎ SVOO の頻出文
      4. ◎ SVOC の頻出文
      5. ◎ SV(自動詞中心)の頻出文
  12. 文型を使った並び替え・穴埋め問題対策
    1. ① 並び替えは「文型の型」を先に思い出す
    2. ② 補語(C)を落とすと意味が変わる → SVOC/SVC を見抜く
    3. ③ 書き換え問題は「第4文型 ⇔ 第3文型+前置詞」が定番
    4. ④ 「見た目が似ている動詞」で文型ミスをしやすい
    5. ⑤ 穴埋めは「S–V–O–C の役割」を埋める意識で
    6. まとめ:文型は「動詞中心」で考えると失敗しない
  13. 文型の練習問題 50問(解答・解説付き)
    1. パートA:文型を答える(識別) 10問
      1. 解答・解説(問い1〜10)
    2. パートB:SVC と SVO を見分ける問題 10問
      1. 解答・解説(問い11〜20)
    3. パートC:空欄に入る語(語形補充) 10問
      1. 解答・解説(問い21〜30)
    4. パートD:書き換え問題(SVOO ⇄ SVO+to/for) 6問
      1. 解答・解説(問い31〜36)
    5. パートE:SVOC 判定・書き換え 8問
      1. 解答・解説(問い37〜44)
    6. パートF:並び替え・英作 6問
      1. 解答・解説(問い45〜50)
  14. よくある質問(Q&A)文型で迷いやすいところ
    1. Q1:SVCなのかSVOなのか迷うときの判断
    2. Q2:「目的語が2つある」ってどういう意味?
    3. Q3:SVOCの補語は形容詞だけ?名詞もOK?
    4. Q4:文型は英作文でも必要?
  15. まとめ

文型とは?中学英語で学ぶ5つの基本形

英語の文章には、5つの基本パターン(文型)があります。
文型は、英語を読むとき・並び替え問題を解くとき・英文を書くときに必ず役に立つ「英語の土台」です。

英語は語順がとても大事な言語なので、この土台を理解しておくと、初めて見る英文でもスラスラ意味がつかめるようになります。
特に中学校のテストでは、文型の理解があるかどうかで得点が大きく変わります。

まずは、文型を学ぶと何がよくなるのかを見てみましょう。

※参考:NHK for School – 中学生の基礎英語 レベル1

文型を理解すると英語が読みやすくなる理由

文型を理解すると、次のようなメリットがあります。

① 主語と動詞がすぐに見つかる

英語の文は、
「だれが(S)」「どうする(V)」
から意味を取るのが基本です。

文型を知っていると、長い英文でも「まずSとVを探す」という読み方が自然にできるようになります。

② 意味がつかみやすい

たとえば
SVC(主語=補語)
の文なら、「=(イコール)」で読む。

SVO(主語が~をする)
の文なら、「→(矢印)」のイメージで読む。

このように、文型に合わせて“読むコツ”を頭に入れておくと、文章全体を正しく理解できます。

③ 並び替え問題が一気にラクになる

学校のテストや入試で必ず出るのが語順整序(並び替え問題)
文型を知っていれば、
「次に来るのは目的語(O)だな」
「この形はC(補語)になるはず」
と、迷わず答えにたどりつけます。

④ 長文読解も有利に

文型を理解すると、長文の中で意味の中心となる文章の骨組みを素早くつかめます。
これは高校英語・英検でも使える、一生モノのスキルになります。

主語(S)・動詞(V)・目的語(O)・補語(C)の基本

文型を理解するうえで欠かせないのが、次の4つの役割です。

● 主語(S:Subject)=だれが? なにが?

文の主人公。
例)He, The students, My dog

● 動詞(V:Verb)=どうする?

主語が「すること」を表します。
例)run, is, likes, play

※be動詞も動詞(V)に入ります。

※なお、動詞については、以下の記事で詳しく解説しています。
中1英語の動詞を完全攻略|基本動詞・三単現・原形/現在形の使い方まで例文つきで徹底解説

● 目的語(O:Object)=何を? 誰を?

動詞の「対象」となる語。
例)He likes music.
(music が O)

● 補語(C:Complement)=主語や目的語を説明する語

主語や目的語が「どんな状態か」を説明します。
例)She is happy.
(happy が C)

中学英語で混乱しやすいのが、
O(目的語)とC(補語)のちがい
以下がポイントです。

  • Oは「~を」に置き換えられる」
    例:I play soccer.(サッカーを)
  • Cは「=(イコール)」でつながる
    例:She is a teacher.(彼女=先生)

文型の覚え方(SV/SVC/SVO/SVOO/SVOC)

中学英語で必ず学ぶのは次の5文型です。

  1. SV(第1文型)
  2. SVC(第2文型)
  3. SVO(第3文型)
  4. SVOO(第4文型)
  5. SVOC(第5文型)

それぞれの文型の覚え方・意味の取り方のコツを紹介します。

① SV(主語+動詞)

=「〇〇 が △△ する」だけのシンプルな文

最も基本的な文型。
動詞のあとに何も続かないのが特徴です。

例)

  • Birds fly.(鳥が飛ぶ)
  • He runs.(彼は走る)

覚え方のコツ
「Vのあとに何もいらない動詞」をメモしておくと◎。

② SVC(主語+動詞+補語)

=「S=C」で読む文

「主語(S)がどんな状態か」を説明する文。
be動詞がよく使われます。

例)

  • She is happy.
  • He became a doctor.

覚え方のコツ
S=C(イコール)で読めればOK。

③ SVO(主語+動詞+目的語)

=「S が O を V する」

多くの動詞がこの形。
目的語が必要なのがポイントです。

例)

  • I play soccer.
  • She likes music.

覚え方のコツ
動詞の意味を考えて
「~を」が必要 → SVO
と見分ける。

④ SVOO(主語+動詞+目的語+目的語)

=「S が 人 に 物 を V する」

「人に〜をあげる」「人に〜を教える」などで使う文型。

例)

  • He gave me a pen.
    (彼は私にペンをくれた)
  • She told us the truth.
    (彼女は私たちに真実を話した)

覚え方のコツ
Oが2つ並ぶ
「人 → 物」の語順。

テストで並び替えが苦手な人に特にオススメ。

⑤ SVOC(主語+動詞+目的語+補語)

=「S が O を C にする/と呼ぶ」

目的語(O)を補語(C)で「どんな状態か説明する」文。

例)

  • They made him happy.
  • We call him Ken.

覚え方のコツ
OとCの関係が「=」になることが多い。

O(彼)=C(幸せ)
O(彼)=C(ケン)

第1文型(SV)とは?|S と V だけのシンプルな文

第1文型(SV)は、英語の文型の中で最もシンプルな形です。
S(主語)+ V(動詞)だけで文が成立し、動詞のあとに目的語(O)や補語(C)などは続きません。

英語の学習で「まず最初に覚えておきたい土台」なので、ここでしっかり理解しておくと、2〜5文型の理解がグッと楽になります。

※以下の教科書を参考にしています。
『NEW HORIZON(中学英語)』東京書籍
『NEW CROWN(中学英語)』三省堂
『ONE WORLD(中学英語)』教育出版

第1文型の基本意味(主語が動作するだけの文)

第1文型の基本はとても簡単で、

S が V する
= 主語がその動作をする

という意味になります。

  • Birds fly.(鳥が飛ぶ)
  • He runs.(彼は走る)

このように、「だれが(S)」「どうする(V)」の情報だけで完成する文が第1文型です。

ポイント

  • 動詞だけで意味が完結する
  • 「~を(目的語)」が不要
  • 動詞が“自動詞”であることが多い

よく使う動詞(go, come, run など)

第1文型でよく登場するのは、自動詞(1語で動作が完結する動詞=目的語を取らない動詞です。
中学でよく出るものをまとめると、次のようになります。

※なお、動詞については、以下の記事で詳しく解説しています。
中1英語の動詞を完全攻略|基本動詞・三単現・原形/現在形の使い方まで例文つきで徹底解説

【第1文型に使われやすい動詞】

  • go(行く)
  • come(来る)
  • run(走る)
  • walk(歩く)
  • swim(泳ぐ)
  • live(住む)
  • stay(滞在する)
  • cry(泣く)
  • laugh(笑う)
  • sleep(寝る)

これらはすべて、
「S が〜する」だけで意味が通じる動詞

※動詞によっては「前置詞+名詞」を続けて、第3文型のように見える形をとることもありますが、基本は第1文型で使われます。

第1文型の例文(中1レベル中心)

中学1年生で習う語彙だけで作れる、第1文型の基本例文です。

※なお、中1で習う単語について、以下の記事で詳しく解説しています。
中1で習う英単語の一覧:名詞・動詞・形容詞・副詞など品詞ごとに一覧で紹介(例文あり)

【基本例文】

  • I walk.(私は歩く)
  • He runs.(彼は走る)
  • They swim.(彼らは泳ぐ)
  • She comes.(彼女は来る)
  • It rains.(雨が降る)

※「It rains.」は特にテストで出やすい例。

【場所を表す語がついても第1文型のまま】

  • I walk to school.
  • He runs in the park.

“to school”“in the park”はどちらも前置詞+名詞のセット(副詞句)で、文型には影響しません。
「S+V」のまま、第1文型です。

よくある誤解・つまずきポイント

第1文型はシンプルですが、テストでは次のポイントでつまずく人が多いです。

①「前置詞+名詞」があると SVO だと思ってしまう

例:
I run in the park.

in the park を見て
「目的語(O)がある?」と誤解する人がいますが、
in+名詞は目的語ではなく、副詞句

☑ 文型は SV のまま。

② go / come / run などが目的語を取れないことを知らない

go や come は
「誰に?」「何を?」を取れません。

× I go school.(目的語の前に前置詞toがいる)
I go to school.

③ “It rains.” の It は「主語じゃない」と思われがち

“It = 雨” ではなく、
英語の“形式主語(形だけの主語)”です。

テストでは
「It rains.(雨が降る)」は第1文型である理由
を理解できているかが問われます。

④ 自動詞と他動詞の区別がついていない

同じ動詞でも文型が変わるものがあります。

例:

  • He runs.(第1文型:走る)
  • He runs a restaurant.(第3文型:「店を経営する」)

意味が変わると文型も変わる
という重要ポイント。

第2文型(SVC)とは?|S = C になる文

第2文型(SVC)は、
主語(S)=補語(C)
という“イコール”の関係が成り立つ文型です。

主語について
「どんな状態か」「どんな性質か」「どんな人か」
を説明したいときに使われる文型で、be動詞が中心になります。

例)

  • She is happy.
    (= 彼女 = 幸せ)
  • He became a doctor.
    (= 彼 = 医者)

目的語(O)を取らず、主語の説明をするのがポイントです。

※以下の教科書を参考にしています。
『NEW HORIZON(中学英語)』東京書籍
『NEW CROWN(中学英語)』三省堂
『ONE WORLD(中学英語)』教育出版

C(補語)の役割と種類(名詞・形容詞)

補語(C:Complement)は、主語(S)について説明する語です。
C には次の2種類があります。

① 名詞(主語の正体を説明する)

例:

  • She is a teacher.
    (彼女=先生)
  • My father is a doctor.

② 形容詞(主語の状態を説明する)

例:

  • She is happy.
  • The room became dark.

ポイント
C は、S の状態・性質・職業などを表し、
S=C の関係が成り立ちます。

be動詞とSVCの関係

第2文型の中心となるのが be動詞(am / is / are) です。

be動詞は
S = C をつなぐ“=(イコール)動詞”
として働きます。

【be動詞が作るSVCの文】

  • I am fine.
  • She is a student.
  • They are kind.

中1の段階では、
「be動詞が来たらSVCになりやすい」
と覚えて問題ありません。

状態・性質・職業を説明する文型

SVC 文は、次のような説明をするときに使われます。

① 状態(happy / sad / fine…)

  • I am happy.(私はしあわせだ)
  • She is tired.(彼女はつかれている)

② 性質(kind / tall / strong…)

  • He is kind.
  • The boy is tall.

③ 職業(teacher / doctor / singer…)

  • My sister is a singer.
  • He became a doctor.

※become / get / turn なども SVC を作る動詞です。

第2文型の例文(be動詞+形容詞が中心)

中1・中2でよく出る SVC の例文をまとめます。

  • She is happy.
  • I am busy today.
  • The sky is blue.
  • They are hungry.
  • The room became dark.
  • He looks tired.
  • My brother is a student.

※ look / become / feel などの「状態を表す動詞」も SVC を作るので要注意。

SVCとSVOの見分け方(間違えやすいポイント)

中学生が最も間違えやすいのがココです。

① C は S を説明する → 「=」で読める

例:
She is happy.
(彼女=happy)

☑ 主語を説明している → SVC

② O は動作の対象 → 「~を」で読める

例:
She plays soccer.
(サッカーを)

☑ 動作の相手 → SVO

③ 名詞が来たら O なのか C なのかを判断する

例:
He is a doctor. → SVC
He has a doctor. → SVO
(「医者を持っている」は意味が変)

☑ 動詞の種類で判断するのが正解。

④ look / become / feel は SVC 動詞

SVO と間違えやすい代表例。

× He looks me.(目的語を取らない)
〇 He looks happy.

look(〜のように見える)
は SVC 動詞。

⑤ 形容詞が来たらほぼ SVC

例:
He is kind.(C)
He looks busy.(C)
The room became dark.(C)

形容詞は基本的に補語(C)になる。

【まとめ:瞬間見分けポイント】

文型見分けのコツ
S + be動詞 + 名詞/形容詞SVCS=C で読める
S + 動詞 + 名詞(~を)SVO「~を」が入る
S + 動詞(look, become など) + 形容詞SVC形容詞 → 補語

第3文型(SVO)とは?|目的語(O)が必要な文

第3文型(SVO)は、主語(S)+動詞(V)+目的語(O) の形を取る文型です。
動詞のあとに何を?/誰を?という「目的語(O)」が必ず必要になるのが特徴で、英語の中でもとてもよく使われます。

テストでは並び替えや英作問で頻出のパターンなので、確実に身につけておきましょう。

目的語とは?誰に/何を

目的語(Object, O)は、動詞の対象になる語です。日本語で言うと「〜を」「〜に(※SVOOの場合)」に当たります。

  • 何を?(What):I read a book.(私は本を読む)→ a book が O
  • 誰を?(Who):She called Tom.(彼女はトムに電話した)→ Tom が O

見分け方のコツ
動詞のあとに「〜を/〜に」を入れて意味が通じれば、それは目的語(O)です。

SVOをとる代表的な動詞(like, have, play など)

第3文型になる動詞はたくさんあります。中学校の英語でよく出る代表的なものを分類して覚えておくと便利です。

※以下の教科書を参考にしています。
『NEW HORIZON(中学英語)』東京書籍
『NEW CROWN(中学英語)』三省堂
『ONE WORLD(中学英語)』教育出版

【よく出る動詞の例(SVOをとる)】

  • like(〜が好き) → I like music.
  • have(〜を持っている/〜がある) → She has a cat.
  • play(〜をする/〜を弾く) → They play soccer.
  • see(〜を見る) → I see a dog.
  • want(〜が欲しい) → He wants a pen.
  • make(〜を作る) → She made a cake.
  • eat(〜を食べる) → We eat lunch.
  • read(〜を読む) → I read a book.
  • call(〜に電話する/〜を呼ぶ) → She called him.
  • tell(〜に話す) → He told a story.

ポイント:これらは他動詞(transitive verbs)で、目的語がその後についていることが多いです。

第3文型の例文

中学レベルでよく出る SVO の例をまとめます。

  • I like apples.(私はりんごが好きだ。) → like + apples(O)
  • She has a dog.(彼女は犬を飼っている。) → has + a dog(O)
  • They play soccer every Sunday.(彼らは毎週日曜日にサッカーをする。) → play + soccer(O)
  • He reads a book.(彼は本を読む。) → reads + a book(O)
  • We eat breakfast at 7.(私たちは7時に朝ごはんを食べる。) → eat + breakfast(O)

副詞や副詞句(every Sunday, at 7 など)がついても文型は SVO のままです。目的語が動詞の直後に来る点を意識しましょう。

「SVCと混同しやすい動詞」に注意(look, feel など)

ここはテストで特に間違いやすいポイントです。look / feel / smell / seem / become / get / appear などは見た目や感覚、変化を表す動詞で、SVC(補語)をともなうことが多いです。これらを SVO と誤って扱うと意味が変わったり、文型の判定で間違います。

代表的な注意例

  • He looks tired. → SVC(彼=疲れている)
    tired は形容詞(C)。O(目的語)はない。
  • He looks tired people. → 文法的におかしい/意味が通じない(※look は普通「〜を見る」の意味で他動詞にならない)
  • I feel happy. → SVC(私は=幸せだ)
    feel が「〜を感じる(他動詞)」の意味で使われるときは SVO になりますが、中学で学ぶ「〜だと感じる/~のように感じる」は SVC として扱うことが多いです。
  • She smells the flower. → SVO(彼女は花の匂いをかぐ)※実際の動作
  • The flower smells good. → SVC(その花=いい匂いだ)※状態の説明

見分け方のコツ

  1. 動詞のあとに形容詞(happy, tired, good など)が来れば SVC の可能性が高い。
  2. 動詞のあとに名詞(a book, him, the flower)が来れば SVO の可能性が高い。
  3. 動詞の意味を考える:その動詞が「状態を説明する」意味か「対象を動かす(行為)」意味かで判断する。

練習問題(かんたん) — 解答付き

  1. I (read / am) a book.
  2. She (feels / likes) sad.
  3. They (play / are) tennis.
  4. The cake (smells / is) good.

解答

  1. read → I read a book.(SVO)
  2. feels → She feels sad.(SVC:形容詞 sad が補語)
  3. play → They play tennis.(SVO)
  4. smells → The cake smells good.(SVC:形容詞 good が補語)

まとめのポイント

  • SVO は「〜を/〜に」を答えられる目的語(O)が必要。
  • 多くの他動詞(like, have, play など)は SVO をとる。
  • look / feel / smell / seem などは SVC として使われることが多いので、形容詞か名詞か、動詞の意味を見て正しく判定しよう。

第4文型(SVOO)とは?|〈人に・物を〉の文型

第4文型(SVOO)は、主語(S)+動詞(V)+人(間接目的語)+物(直接目的語) の語順を持つ文型です。

日本語で言うと「(S)が 人 に 物 を 与える/教える/見せる」というイメージ。中学の定期テストや並び替え問題でよく出る重要なパターンです。

例:

  • He gave me a pen.(彼は私にペンをくれた。) → S = He / V = gave / O1 = me / O2 = a pen

〈人+物〉をとる動詞(give, show, teach など)

SVOO を取る代表的な動詞は「人に物を渡したり知らせたりする意味」を持つ動詞です。中学でよく学ぶものを挙げます。

  • give(あげる/くれる)
  • show(見せる)
  • teach(教える)
  • send(送る)
  • buy(買ってあげる)
  • bring(持ってくる)
  • tell(話す・伝える) ← 人に話す・知らせる系で SVOO に入る場合あり
  • lend(貸す)
  • offer(申し出る)

ポイント:これらの動詞は「人(人間)に何かを与える・伝える」という意味で、人+物 の順で目的語が2つ来ることが多いです。

※以下の教科書を参考にしています。
『NEW HORIZON(中学英語)』東京書籍
『NEW CROWN(中学英語)』三省堂
『ONE WORLD(中学英語)』教育出版

「SVOO → SVO+前置詞」に書き換えできる形

第4文型は、「人に(to / for)」を加える形へ簡単に書き換えられます。学校の問題でよく出る“書き換え問題”の基本です。

書き換えのルール

  • S + V + 人(O1) + 物(O2)

    S + V + 物(O2) + to/for + 人(O1)

どちらの形も同じ意味になりますが、使う前置詞は動詞の意味によって tofor を選びます。

  • He gave me a pen.
    He gave a pen to me.
  • She showed us the picture.
    She showed the picture to us.
  • My mother bought me a bag.
    My mother bought a bag for me.
    (buy は「~のために買う」= for を使うことが多い)

注意点:動詞によっては to を使う方が自然(give, show, send など)、for を使う方が自然(buy, make, cook など「〜のために作る/買う」)です。中学レベルでは教科書例を覚えておくと安心です。

第4文型の例文(中学でよく出るもの)

下は中学校レベルで頻出の例文です。書き換えも一緒に示します。

  1. He gave me a book.
    → He gave a book to me.
  2. She showed him the map.
    → She showed the map to him.
  3. My father bought me a new bag.
    → My father bought a new bag for me.
  4. Tom sent Mary a letter.
    → Tom sent a letter to Mary.
  5. The teacher told us the answer.
    → The teacher told the answer to us.
    (※tell は SVOO をとることが多い)
  6. Can you lend me your pen?
    → Can you lend your pen to me?

※中学のテストでは「SVOO の語順のまま」「SVO+to/for に書き換え」のどちらも出題されます。

テストで出題される書きかえ問題を解くコツ

  1. まず「人(人称代名詞)が先に来ているか?」を確認
    • もし S の次に人(me, him, us など)が来ていれば SVOO の可能性が高い。
    • 逆に人が後ろにあるなら SVO+to/for の形かもしれない。
  2. 「物」を先に置けば to/for を入れるのが基本
    • SVOO → S + V + 物 + (to/for) + 人
  3. 動詞が for を取るか to を取るかを考える
    • 「人に何かを直接渡す/送る/見せる」→ to(例:give, send, show)
    • 「人のために買う/作る/用意する」→ for(例:buy, make)
    • ただし tell, lend, teach などは to が自然なことが多い。
  4. 代名詞の順序に注意(人称代名詞は短い方が先)
    • 長い名詞句と代名詞が混ざるときは、代名詞を先に置くのが普通。
      例:He gave me the book.(× He gave the book me. は不可)
    • S + V + me + it は OK(me が先)。
  5. 並び替え問題の手順
    • (1) 主語を見つける(Who?)
    • (2) 動詞を見つける(What does S do?)
    • (3) 次に来るのは人か物かを判断 → 「人+物」なら SVOO に組み立てる
  6. 意味で確認する
    • 書き換えた文が自然か、意味が同じかを必ずチェック。
    • 例えば My mother bought me a bag.My mother bought a bag for me. はほぼ同じ意味だが、ニュアンスがやや違う場合もある(for は「〜のために」を強調)。

練習問題

問題1(書き換え)

  1. He gave her a pencil. → ___________________
  2. The teacher taught us English. → ___________________
  3. John sent his friend an email. → ___________________

問題2(文型判定)
4. My sister made me dinner. → 文型は?
5. She showed the photo to him. → 文型は?

解答

  1. He gave a pencil to her.
  2. The teacher taught English to us.
  3. John sent an email to his friend.
  4. My sister made me dinner. → SVOO(made = buy/make for someone)
  5. She showed the photo to him. → SVO+to + O(元は SVOO の書き換え形:She showed him the photo.)

第5文型(SVOC)とは?|O = C の関係になる文

第5文型(SVOC)は、主語(S)+動詞(V)+目的語(O)+補語(C) の語順を取り、目的語(O)が補語(C)によってどんな状態・名前・性質になるかを説明される文型です。

つまり文の中で 「O = C(O は C だ)」 という関係が成り立ちます。中学校の定期テストや高校入試でよく出題される重要なパターンなので、見分け方をしっかり押さえましょう。

SVOC の基本(目的語の状態を補語が説明)

SVOC の意味の取り方はとてもシンプル:

S が O に V をする → 結果として O は C の状態になる/O は C と呼ばれる

イメージ例:

  • They made him happy. ⇒ 彼らが彼を(何かをして)幸せにした。
    → O(him)=C(happy)
  • We call him Ken. ⇒ 私たちは彼をケンと呼ぶ。
    → O(him)=C(Ken)

ここでのポイントは、C(補語)が目的語 O の「状態・呼称・性質」を説明する点です。Cは形容詞(状態)か名詞(名前・職業など)になります。

SVOCをとる動詞(make, call, name, find など)

SVOC を作る代表的な動詞を覚えておくと見分けがラクになります。中学でよく出るものを挙げます。

【よく出る SVOC 動詞】

  • make(…を〜にする)
  • call(…を〜と呼ぶ)
  • name(…に〜という名前をつける)
  • find(…を〜だとわかる/思う)
  • keep(…を〜のままにする)
  • leave(…を〜のままにしておく)
  • elect(…を〜に選ぶ)
  • consider(…を〜とみなす)

使い分けの例

  • make → 状態(形容詞)を表すことが多い(make + O + 形容詞)。
  • call / name → 名前や呼称(名詞)を補語にとることが多い(call + O + 名詞)。

第5文型の例文(テスト頻出)

中学のテストに出やすい SVOC の例文を紹介します。書き換えや並び替えで頻出です。

  • They made him happy.(彼らは彼を幸せにした。)
    • O = him / C = happy(形容詞)
  • We call her Anna.(私たちは彼女をアンナと呼ぶ。)
    • O = her / C = Anna(名詞)
  • The teacher named the dog Pochi.(先生はその犬をポチと名づけた。)
    • O = the dog / C = Pochi(名詞)
  • I found the problem easy.(私はその問題が簡単だとわかった。)
    • O = the problem / C = easy(形容詞)
  • They elected him president.(彼らは彼を大統領に選んだ。)
    • O = him / C = president(名詞)

補足(受動態にするとどうなる?)

SVOC の受動態は少し特殊です。例:

  • They made him happy.He was made happy (by them).
  • We call her Anna.She is called Anna (by us).

※受動態にしたときに C(補語)は残り、O が主語になる点を確認しましょう。

SVOCの見分け方(Cがないと意味が成立しない文)

SVOC を判定するときの確実なチェック方法を紹介します。

チェック法①:C を取らないと意味が不自然か?

例:They made him.

  • これは中途半端で意味が通じにくい → したがって C が必要 → SVOC。

チェック法②:C が形容詞か名詞かを確認

  • 形容詞(happy / easy / tired…)なら「O がどんな状態か」を説明 → SVOC。
  • 名詞(Ken / president / teacher…)なら「O をその名前・職業などとする」 → SVOC。

チェック法③:動詞の意味を考える

  • 動詞が「〜を〜にする/〜とみなす/〜と呼ぶ」などの意味を持つときは SVOC のことが多い(make, call, name, consider…)。

チェック法④:SVO と混同しやすいパターンに注意

いくつかの動詞は SVO と SVOC の両方の使い方があります。意味が変わるので注意。

  • find
    • SVO:I found a book.(私は本を見つけた)
    • SVOC:I found the task easy.(その課題が簡単だとわかった)
  • call
    • SVOC:They call him John.(彼らは彼をジョンと呼ぶ)
    • SVO:They call him.(彼らは彼に電話する/呼ぶ)→ 意味が変わる

見分け方のコツ:動詞のあとに来る語が「名前・状態」を表すかどうかで判断する。

練習問題(解答付き)

  1. 文型を答えなさい:They made her a leader.
  2. 次の文を日本語に訳しなさい:We call him Tom.
  3. 文型を答えなさい:I found the book interesting.
  4. 次の文は SVOC か SVO か?:He called me.
  5. 次の文は SVOC か SVO か?:He called me a taxi.

解答

  1. SVOO(They / made / her / a leader)※make は SVOO も取る(与える系)
  2. 私たちは彼をトムと呼ぶ。→ SVOC(call + O + C(名詞))
  3. SVOC(I / found / the book / interesting)→ book = interesting(C が必要)
  4. SVO(He / called / me)→ 「彼は私を呼んだ/電話した」目的語がある
  5. SVOC(He / called / me / a taxi)→ 「彼は私にタクシーを呼んだ(私=タクシーではない)」注意:この文はネイティブなら SVO (call someone a taxi=誰かのためにタクシーを呼ぶ) と解釈されることがあるが、文構造は SVOC として扱われる問題もあります。教科書の出題意図に合わせて判断を。

テスト対策ワンポイント

  • 「C がないと文が不完全になるか」をまず確認。
  • 動詞が make / call / find / name / consider のときは SVOC を疑おう。
  • 形容詞が来たら C(補語)になりやすい。名詞が来ても「呼び名・職業」を表すなら C。

文型の見分け方のステップ|誰が?何を?どんな状態?

文型を確実に判定するためには、文の「骨組み」を順番に読むクセをつけることが大切です。
ここでは、学校のテストや入試の記述問題にも対応する3ステップの文型判別法を紹介します。

「誰が?」「何を?」「どんな状態?」の順で整理すると、どの文型も迷わず判断できます。

① 主語を見つける

文型を考えるとき、最初に必ずやることは 主語(S)を見つけること です。
主語は「誰が(何が)」の部分で、たいてい文の最初に置かれます。

主語の見つけ方

  • 人・物の名前 → I / you / he / the dog など
  • 名詞のかたまり → My brother / This book / The big cat …
  • 代名詞 → it / she / they …
  • 英語の文は主語が絶対に必要(命令文は除く)

例:

  • My sister runs fast. → My sister = 主語
  • The dog is cute. → The dog = 主語

主語が確実にわかると、その後がとてもラクになります。

② 動詞の種類で文型が決まる

文型を判定する最大のポイントは 動詞(V)が何を必要とするか です。
動詞は文型に直接影響する重要パーツです。

【動詞の種類と文型の関係】

動詞の種類文型
自動詞(目的語いらない)第1文型(SV)run, go, come
be動詞+補語が必要第2文型(SVC)am, is, are
他動詞(目的語が必要)第3文型(SVO)like, play, use
〈人+物〉をとる動詞第4文型(SVOO)give, show, tell
目的語+補語が必要第5文型(SVOC)make, call, find

「動詞を見るだけで文型の半分がわかる」と言われるほど重要な部分です。

③ 目的語・補語を探すコツ

主語(S)、動詞(V)を見つけたら、次に続く語を見て 目的語(O)か補語(C)か を判断します。

目的語(O)を見つけるコツ

  • 動詞の後に 名詞や代名詞 が来る場合が多い
  • 「〜を」「〜に」に訳せる
  • 他動詞の後に置かれる

例:

  • I play soccer. → soccer = O
  • She likes him. → him = O

補語(C)を見つけるコツ

  • 名詞または形容詞 が多い
  • 主語(S)または目的語(O)の状態や名前を説明する
  • 「= の関係」が成り立つ

例:

  • He is kind. → kind(形容詞)= S の状態
  • They made him happy. → happy(形容詞)= O の状態

O と C の見分けポイント

  • O は「動詞の相手」
  • C は「S や O の説明」

C がなくても意味が通る → 目的語(O)
C がないと意味が不自然 → 補語(C)が必要 → 第2 or 第5文型

よく出る「文型判定クイズ」で練習

文型判定の定期テスト対策として、短い練習クイズを用意しました。
動詞 → O/C の順で考える癖をここで身につけましょう。

【クイズ:この文の文型は?】

  1. She became a teacher.
  2. I gave him a book.
  3. They run every morning.
  4. We call him Ken.
  5. I use this pen.

【解答と解説】

  1. SVC
    • became(〜になる)+名詞 → 補語(teacher)= S の状態
  2. SVOO
    • give + 人(him)+物(a book)
  3. SV
    • run(自動詞)→ 目的語なし
  4. SVOC
    • call + O(him)+ C(Ken)→ O=C
  5. SVO
    • use(他動詞)+目的語(this pen)

5文型のまとめ|中学英語で絶対に覚えるべきポイント

中学英語の文型は、英語の「骨組み」を理解するための最重要単元です。
5文型を整理して覚えておくと、長文が読みやすくなる・英作文が書ける・並び替えが早くなるなどメリットが大きく、テストの点数にも直結します。

ここでは、5文型の「意味の違い」「よく出るパターン」「テスト対策の方法」をまとめて確認します。

文型ごとの意味の違い

5文型は、ざっくり言うと「動詞のあとに何が来るか」で決まります。
文型ごとに「どんな意味の文を作るのか」がはっきり分かれているので、イメージして理解することが大切です。

◎ 第1文型(SV)

  • 意味:主語が動作するだけの文
  • 例:He runs. / The sun rises.
  • 動詞のあとに何もいらない(自動詞中心)

◎ 第2文型(SVC)

  • 意味:S = C(主語の状態を説明する)
  • 例:She is kind. / He became a doctor.
  • C は名詞・形容詞が中心

◎ 第3文型(SVO)

  • 意味:動詞の対象(O)をとる文
  • 例:I like music. / She has a cat.
  • 「〜を」の訳が自然に入る

◎ 第4文型(SVOO)

  • 意味:〈人に・物を〉を与える文
  • 例:I gave him a book.
  • O が2つ続くのが特徴(人+物)

◎ 第5文型(SVOC)

  • 意味:O = C(目的語の状態を説明する)
  • 例:They made him angry.
  • C がないと意味が不十分 → SVOC の最大の特徴

覚え方のコツ

  • SV(自動詞)
  • SVC(=)
  • SVO(〜を)
  • SVOO(人に物を)
  • SVOC(O=C)

この5つだけで中学英語の文はすべて説明できます。

テストに出る例文・パターン

定期テストや入試では「典型的な文型パターン」がよく使われます。
特に以下の例文は暗記レベルで覚えておくと対応しやすくなります。

◎ SVC の頻出文

  • She is kind.
  • He became a doctor.
  • The soup smells good.

◎ SVO の頻出文

  • I like music.
  • She uses this pen.
  • They play soccer.

◎ SVOO の頻出文

  • My father bought me a bike.
  • She showed us her picture.
  • I gave Tom a book.

◎ SVOC の頻出文

  • They call him Ken.
  • We found the room clean.
  • She made me happy.

◎ SV(自動詞中心)の頻出文

  • He runs fast.
  • The bus arrived.
  • She went home.

テスト対策ポイント

  • どの文型も「定番動詞」があるため、動詞で判断する練習が効果的。
  • 補語(C)が形容詞か名詞かを意識すると判定しやすい。

文型を使った並び替え・穴埋め問題対策

文型は、並び替え問題・穴埋め問題でとてもよく問われます。
ここでは、ミスしがちなポイントと対策方法を紹介します。

① 並び替えは「文型の型」を先に思い出す

例)
( a / gave / me / book / he )
→ 動詞 gave を見た瞬間に SVOO を思い出す
→ He gave me a book.

ポイント:動詞から文型を先に決めると早い。

② 補語(C)を落とすと意味が変わる → SVOC/SVC を見抜く

例)
She made ( happy / me ).
→ make は SVOC をとる
→ She made me happy.

C(happy)がないと意味が成立しない → SVOC の典型問題。

③ 書き換え問題は「第4文型 ⇔ 第3文型+前置詞」が定番

例)
I gave him a book.(SVOO)
→ I gave a book to him.(SVO+to)

show, give, tell などは to/for の書き換えがよく出る。

④ 「見た目が似ている動詞」で文型ミスをしやすい

  • look / feel / become → SVC
  • like / use / play → SVO

例:
The flower smells good.(SVC)
× The flower smells a good.(目的語は取らない)

形容詞が来たら SVC の可能性が高い。

⑤ 穴埋めは「S–V–O–C の役割」を埋める意識で

例)
He found the box ( ).
→ 「箱の状態」を説明する語を入れる → empty / open / new など

SVOC の典型問題。

まとめ:文型は「動詞中心」で考えると失敗しない

  • 文型は 動詞の種類でほぼ決まる
  • 名詞が来れば O、形容詞なら C を疑う
  • 第4文型は書き換え問題、第5文型は O = C が鍵
  • 並び替えは “動詞 → 文型 → 並び” の順で考える

文型の練習問題 50問(解答・解説付き)

使い方の目安:各問題は 1〜2 分で解けるように作っています。解答を読んで解説を理解し、同じタイプの問題を反復しましょう。

※問題は以下の教育委員会の出題内容を参考にしています。
ちばのやる気学習ガイド – 千葉県ホームページ
ワークブック 中学校英語 – 大阪府

パートA:文型を答える(識別) 10問

(問題→文型を選ぶ〔SV / SVC / SVO / SVOO / SVOC〕)

  1. She lives in Tokyo.
  2. He is a teacher.
  3. I like pizza.
  4. They gave me a pen.
  5. We call him Ken.
  6. The baby sleeps.
  7. The soup tastes good.
  8. She told us a story.
  9. I found the answer easy.
  10. Birds fly.

解答・解説(問い1〜10)

  1. SV — lives(自動詞)+場所は副詞句。
  2. SVC — is + 名詞(C=職業)。
  3. SVO — like は他動詞、pizza が O。
  4. SVOO — gave + 人(me)+ 物(a pen)。
  5. SVOC — call + O(him)+ C(Ken:名詞=呼び名)。
  6. SV — sleeps(自動詞)。
  7. SVC — tastes + 形容詞(good=C)。
  8. SVOO — told + 人(us)+ 物(a story)。
  9. SVOC — found + O(the answer)+ C(easy=形容詞)→「答えが簡単だとわかった」。
  10. SV — fly(自動詞)。

パートB:SVC と SVO を見分ける問題 10問

(形を見て SVC / SVO を選ぶ)

  1. The cake smells sweet.
  2. He smells the cake.
  3. She became famous.
  4. She became a singer.
  5. The teacher looks angry.
  6. The students look the teacher.
  7. It seems difficult.
  8. I seem a good student.
  9. The flower smells a scent.
  10. He kept the room clean.

解答・解説(問い11〜20)

  1. SVC — smells + 形容詞(sweet=C)。
  2. SVO — smells + 名詞(the cake)=「匂いを嗅ぐ」。意味が異なる。
  3. SVC — became + 形容詞(famous=C)=状態。
  4. SVC — became + 名詞(a singer=C)=職業→S=C。
  5. SVC — looks + 形容詞(angry=C)。
  6. 文法的に不自然(look は「〜を見る」で他動詞として使うには目的語が必要だが、意味が変)。正解は ×(おかしい)
  7. SVC — seems + 形容詞。
  8. SVC — seem + 名詞/形容詞でSの説明(文脈でOK: I seem a good student)。
  9. 文法的に不自然 — 正しくは The flower has a scent. or The flower smells sweet.
  10. SVOC — kept + O(the room)+ C(clean)=状態を保つ。

パートC:空欄に入る語(語形補充) 10問

(適語を入れて正しい文型に)

  1. She ____ (be) happy.
  2. They ____ (play) soccer every Sunday.
  3. He ____ (give) me a book yesterday.
  4. The room ____ (become) dark.
  5. I ____ (find) the problem ____(easy).
  6. My mother ____ (buy) me a computer.
  7. The dog ____ (bark) loudly.
  8. We ____ (call) her Lisa.
  9. The baby ____ (cry) last night.
  10. She ____ (show) him the photo.

解答・解説(問い21〜30)

  1. is — She is happy.(SVC)
  2. play — They play soccer.(SVO)
  3. gave — He gave me a book.(SVOO)
  4. became — The room became dark.(SVC)
  5. found … easy — I found the problem easy.(SVOC)
  6. bought — My mother bought me a computer.(SVOO)
  7. barked — The dog barked loudly.(SV)
  8. call — We call her Lisa.(SVOC)
  9. cried — The baby cried last night.(SV)
  10. showed — She showed him the photo.(SVOO)

パートD:書き換え問題(SVOO ⇄ SVO+to/for) 6問

  1. He gave me a pen. → 書き換え
  2. She sent him a letter. → 書き換え
  3. My mother made me lunch. → 書き換え(to/for)
  4. I bought my sister a present. → 書き換え
  5. They told us the story. → 書き換え
  6. He bought his friend a ticket. → 書き換え

解答・解説(問い31〜36)

  1. He gave a pen to me. — to を使う。意味同じ。
  2. She sent a letter to him. — to を使う。
  3. My mother made lunch for me. — for(作る=for が自然)。
  4. I bought a present for my sister. — for を使う(buy for)。
  5. They told the story to us. — tell … to 人。
  6. He bought a ticket for his friend. — for を使う(buy for someone)。

パートE:SVOC 判定・書き換え 8問

  1. They made him ______. (happy) → 文を完成させよ。
  2. We call the baby Tom. → これを受動態に。
  3. I found the problem difficult. → C の種類は?(名詞/形容詞)
  4. She named the cat Pochi. → O と C を指摘せよ。
  5. He kept the door ______. (open) → 文完成
  6. They elected her ______. (president) → 文完成
  7. The teacher made the students ______. (quiet) → 文完成
  8. I consider him a friend. → 意味を日本語で

解答・解説(問い37〜44)

  1. They made him happy. — SVOC(C = 形容詞)。
  2. She is called Tom. / The baby is called Tom. — 受動態で主語は the baby。呼び名は残る。
  3. 形容詞 — difficult は形容詞(O = C)。
  4. O = the cat, C = Pochi(名詞)。SVOC。
  5. He kept the door open. — kept + O + C(状態を維持)。
  6. They elected her president. — C = president(名詞)。
  7. The teacher made the students quiet. — quiet = C(形容詞)。
  8. 「私は彼を友達だと見なす/考えている」(SVOC:consider + O + C)。

パートF:並び替え・英作 6問

  1. 並び替え: (gave / a / she / him / book)
  2. 並び替え: (is / tall / he)
  3. 英作: 私は彼女をサラと呼びます。
  4. 英作: その問題は簡単だとわかった。
  5. 英作: 彼らは私にペンをくれた(過去形)。
  6. 並び替え: (found / I / the / easy / problem)

解答・解説(問い45〜50)

  1. She gave him a book. — SVOO。
  2. He is tall. — SVC。
  3. We call her Sarah. / I call her Sarah. — SVOC(call + O + C)。
  4. I found the problem easy. — SVOC(found + O + C)。
  5. They gave me a pen. — 過去形 gave。SVOO。
  6. I found the problem easy. — 並び替え(same as 48)。

よくある質問(Q&A)文型で迷いやすいところ

Q1:SVCなのかSVOなのか迷うときの判断

ポイントは「動詞の性質」と「C(補語の意味」です。

  • SVCは「=(イコール)」の関係になります。
    例:She is a teacher.(彼女=先生)
    → 動詞は be動詞become, seem など「状態・変化」を表す動詞。
  • SVOは「~を…する」という動作。
    例:I play soccer.(私はサッカーをする)

迷ったら、主語とC(補語)がイコールになるか? を考えるとほぼ判断できます。

Q2:「目的語が2つある」ってどういう意味?

これは 「SVOO(第4文型)」のことです。

  • 例:I gave him a present.
    • him(人)
    • a present(物)

このように、動詞のあとに 人+物 の順番で2つ続くとき、「目的語が2つある」状態です。
ポイントは、動作の受け手(人)渡すもの(物) がセットになっていること。

Q3:SVOCの補語は形容詞だけ?名詞もOK?

名詞もOKです。どちらも使えます。

  • 形容詞が補語
    例:They made me happy.
    →「me(私)」が「happy(うれしい)」という状態になる
  • 名詞が補語
    例:They made him captain.
    →「him(彼)」が「captain(キャプテン)」という役割になる

SVOCは 「OがCの状態になる/とされる」 という関係なので、名詞も形容詞もどちらも自然です。

Q4:文型は英作文でも必要?

必要です。むしろ“強力な道具”になります。

理由:

  1. 語順をまちがえにくくなる
    →「この動詞はSVOで使う」「これはSVCだ」など、並べ方が決まるため。
  2. 短時間で正しい英文を組み立てられる
    →英作文で迷う原因の多くは“どこに何を置けばいいか”という順番の問題。
  3. 辞書の品詞欄が理解しやすくなる
    →「この動詞は第4文型で使える」と書いてある意味がすぐわかる。

英作文のミスは、文型を理解すれば大幅に減ります。文法の“土台”として非常に重要です。

まとめ

文型は英文の土台をつくる大切な知識です。SVO・SVCの見分け方や、第4文型・第5文型の考え方が分かれば、英作文でも長文読解でも安定した理解ができるようになります。

動詞の性質を知ることで、どの文型で使うかが判断しやすくなり、語順のミスも減ります。

文型は慣れれば必ず力になる単元なので、例文を使って何度も練習してみてください。

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福地 暁です。 25年以上教育に携わり、現在は個別指導の塾を経営しています。 これまで3500組以上のご家庭を担当させていただき、中学受験(灘中・御三家など最難関含む)、高校受験、大学受験(医学部・旧帝大含む)への合格をアシストしてきました。 この記事では中学受験、高校受験、大学受験、英検・TOEIC対策、中学生・高校生の定期テスト対策など、さまざまな学習アドバイスをしています。 みなさまの学びにプラスになる情報をお伝えしていきます! よろしくお願いします。 1男1女の父。 どうやら娘には「甘いパパ」と思われているようで、 アイスやジュースをねだるときは必ずパパのところにきます。

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