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【中2英語】不定詞「副詞的用法」は3つの意味をマスターせよ!見分け方をプロが例文付きで解説

明るい教室で笑顔を見せる女子中学生のイラスト。周りには不定詞の副詞的用法の3つの意味「~するために(目的)」「~して(感情の原因)」「~するなんて(判断の根拠)」を示す吹き出しと、学習の成功を象徴する電球やグラフが描かれている。 中学生
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不定詞の副詞的用法が分からない原因は、覚える量が多いからではありません。見るポイントを間違えているだけです。 副詞的用法はたった3つの型で決まります。

不定詞は、文部科学省の学習指導要領でも中学校段階で学ぶ重要文法とされています。

to 不定詞は,以下のようなものを指導する。
<副詞としての用法>
Takayuki went to the supermarket to buy some food.
My sister studies hard to enter college.
I am glad to see you.
We are excited to meet you again.

文部科学省『中学校学習指導要領解説(英語)』より引用

ここで一気に整理しましょう。

不定詞の名詞的用法・形容詞的用法・副詞的用法を直前の語で判別するフローチャート図

不定詞は「直前の語」を見れば判別できます。入試頻出の3用法を図解で整理。

  1. 【結論】副詞的用法は3つの型で決まる!見分け方早見表
    1. 副詞的用法の役割は「動詞・形容詞への理由付け」
    2. 意味・合図・例文の比較表
  2. 【型1】目的「~するために」|最も狙われる基本形
    1. 直前の「動詞」に理由を付け足すイメージ
    2. 【入試頻出】「in order to」への書き換えパターン
  3. 【型2】感情の原因「~して」|100%正解する合図
    1. 直前に「感情の形容詞」があればこの用法
    2. セットで覚えるべき重要形容詞リスト(happy, glad, sorry…)
  4. 【型3】判断の根拠「~するなんて」|差がつく応用形
    1. 人の性質を表す形容詞(kind, smart等)とのセット
    2. 【混同注意】「It is … for ~ to …」構文との見分け方
  5. 【実戦】副詞的用法vs形容詞的用法:迷わない判別法
    1. ステップ1:直前が「名詞」か「それ以外」かを見る
    2. ステップ2:意味が通じるか判定する
  6. 【よくある勘違い】減点パターン(重要)
    1. 副詞的用法と名詞的用法の混同
    2. 書き換え問題での語順ミス
  7. 【5分で総仕上げ】定期テスト・高校入試 予想問題
    1. 用法判別・和訳問題(基本)
    2. 語順整序・書き換え問題(標準~応用)
    3. 解答解説
  8. よくある質問(FAQ)
    1. 不定詞の副詞的用法はどうやって一瞬で見分けるのですか?
    2. 「It is important to study English」は副詞的用法ですか?
    3. 副詞的用法は入試でどの形式で出題されますか?
  9. まとめ

【結論】副詞的用法は3つの型で決まる!見分け方早見表

副詞的用法は、「目的」「感情の原因」「判断の根拠」の3パターンです。まずは全体像をつかむことが最優先です。

副詞的用法の役割は「動詞・形容詞への理由付け」

副詞的用法とは、動詞や形容詞に“理由”や“説明”を付け足す働きをする不定詞です。

例文を見てください。

I went to the library to study.
私は勉強するために図書館へ行きました。

この to study は went(行った)という動詞に理由を付け足しています。「なぜ行ったのか?」を説明しています。これが副詞的用法です。

She was happy to hear the news.
彼女はその知らせを聞いてうれしかった。

to hear the news は happy(うれしい)という形容詞に理由を付けています。「なぜうれしいのか?」を説明しています。

このように、副詞的用法は直前の動詞や形容詞に理由を補足する働きをします。

意味・合図・例文の比較表

不定詞3用法の違いを「意味・合図・例文」で一覧比較します。

用法意味見分ける合図よくある形例文
名詞的用法~すること動詞の目的語・主語になっているwant to / like to / try toI want to study English.
形容詞的用法~するための/~すべき直前が名詞something to do / homework to finishI have homework to do.
副詞的用法(目的)~するために直前が動詞go to / come to / study toI went to the library to study.
副詞的用法(原因・判断)~して/~するなんて直前が感情・評価の形容詞happy to / surprised to / kind toShe was happy to see him.

副詞的用法は次の3つに整理できます。

型① 目的「~するために」
よくある合図:直前が動詞
例文
I got up early to catch the train.
私は電車に乗るために早く起きました。

to catch the train は got up(起きた)の目的を説明しています。

型② 感情の原因「~して」
よくある合図:直前が感情の形容詞(happy, glad, sad, surprised など)
例文
I was glad to see you.
あなたに会えてうれしかったです。

to see you は glad(うれしい)の理由を説明しています。

型③ 判断の根拠「~するなんて」
よくある合図:人の性質を表す形容詞(kind, nice, careless など)
例文
You are kind to help me.
手伝ってくれるなんて、あなたは親切です。

to help me は kind(親切だ)の根拠を示しています。

この3つを覚えるだけで、副詞的用法の問題の大半は解けます。

ポイントは「意味で考える」のではなく、直前の語を見ることです。

  • 動詞なら目的の可能性が高い。
  • 感情の形容詞なら原因。
  • 性質を表す形容詞なら判断の根拠。

この視点を持つだけで、定期テストでも高校入試でも迷いが激減します。

【型1】目的「~するために」|最も狙われる基本形

副詞的用法の中で最も出題されるのが「目的」です。定期テストでも高校入試でも、まず狙われるのはこの形です。

見分け方はとてもシンプルです。直前が動詞なら、まず「目的」を疑う。これが鉄則です。

直前の「動詞」に理由を付け足すイメージ

副詞的用法の目的は、「なぜその動作をするのか?」を説明します。

I went to the park to play soccer.
私はサッカーをするために公園へ行きました。

to play soccer は went(行った)という動詞に理由を付け足しています。「なぜ行ったのか?」→「サッカーをするために」です。

She studied hard to pass the exam.
彼女は試験に合格するために一生懸命勉強しました。

to pass the exam は studied(勉強した)の目的を表しています。

He got up early to catch the bus.
彼はバスに乗るために早く起きました。

to catch the bus は got up(起きた)の理由です。

このように、動詞のあとにto不定詞が続いたら、「~するために」と訳して自然かどうかを確認するのがコツです。

もし「~するために」と訳して意味が通れば、ほぼ目的の副詞的用法です。

ここで重要なのは、名詞を説明していないかを確認することです。

I have a book to read.
私には読む本があります。

この文では to read は book(本)を説明しています。「読むために持っている」ではありません。「読む本」です。これは形容詞的用法です。

つまり、直前が名詞なら形容詞的用法の可能性、直前が動詞なら副詞的用法の可能性が高いのです。

より詳しい判別法は、親記事でまとめています。

不定詞の判別フローチャートはこちら
→ 【中学英語】不定詞の用法を簡単に見分けるコツを現役塾講師が解説!

【入試頻出】「in order to」への書き換えパターン

高校入試では、「to+動詞の原形」を「in order to」に書き換える問題がよく出ます。

I went to the library to study.
私は勉強するために図書館へ行きました。

この文は次のように書き換えられます。

I went to the library in order to study.
私は勉強するために図書館へ行きました。

意味はまったく同じです。in order to は「~するために」を強調した形です。

She practiced every day to win the game.
彼女は試合に勝つために毎日練習しました。

She practiced every day in order to win the game.
彼女は試合に勝つために毎日練習しました。

否定形も重要です。

He left early not to be late.
彼は遅れないために早く出発しました。

He left early in order not to be late.
彼は遅れないために早く出発しました。

否定の場合は not to 動詞 または in order not to 動詞 の形になります。ここは入試で非常に狙われます。

まとめると、

直前が動詞
「~するために」と訳して自然
in order to に書き換え可能

この3つがそろえば、目的の副詞的用法でほぼ確定です。

副詞的用法の中で最も得点源になるのがこの型です。ここを完璧にすれば、定期テストではまず落としません。

【型2】感情の原因「~して」|100%正解する合図

副詞的用法の中で、最も見分けやすいのが「感情の原因」です。合図がはっきりしているため、ルールを知っていればほぼ100%正解できます。

ポイントはただ一つです。直前に感情を表す形容詞があるかどうかを確認することです。

直前に「感情の形容詞」があればこの用法

感情の原因を表す副詞的用法は、「~して」と訳します。これは「なぜその気持ちになったのか」を説明しています。

I am happy to see you.
あなたに会えてうれしいです。

to see you は happy(うれしい)の理由を説明しています。「なぜうれしいのか?」→「あなたに会えて」です。

She was glad to hear the news.
彼女はその知らせを聞いてうれしかったです。

to hear the news は glad(うれしい)の原因です。

He was surprised to see the result.
彼はその結果を見て驚きました。

to see the result は surprised(驚いた)の理由です。

We were sad to say goodbye.
私たちは別れを言って悲しかったです。

to say goodbye は sad(悲しい)の原因です。

この型では、to不定詞が感情の理由を説明しているという意識が大切です。

ここでよくあるミスは、「~するために」と訳してしまうことです。

I am happy to help you.
あなたを手伝えてうれしいです。

この文は「手伝うためにうれしい」ではありません。「手伝えてうれしい」です。直前が happy なので、目的ではなく感情の原因です。

見分け方はとても簡単です。

直前が感情の形容詞なら、「~して」と訳して自然かどうかを確認する。

自然なら、副詞的用法の感情の原因です。

セットで覚えるべき重要形容詞リスト(happy, glad, sorry…)

テストでよく出る形容詞は限られています。セットで覚えることで、瞬時に判別できます。

happy
I am happy to see you.
あなたに会えてうれしいです。

glad
She was glad to help her friend.
彼女は友達を手伝えてうれしかったです。

sorry
I am sorry to hear that.
それを聞いて残念です。

surprised
He was surprised to win the game.
彼は試合に勝って驚きました。

sad
We were sad to leave the town.
私たちはその町を去って悲しかったです。

pleased
She was pleased to get a letter.
彼女は手紙をもらって喜びました。

disappointed
He was disappointed to lose the match.
彼は試合に負けてがっかりしました。

これらの形容詞の後ろに to不定詞が来たら、ほぼ確実に「感情の原因」です。

まとめると、

  • 直前が感情の形容詞
  • 「~して」と訳して自然
  • 気持ちの理由を説明している

この3点がそろえば、迷う必要はありません。

この型は知識で解ける問題です。覚えてしまえば、定期テストでは確実な得点源になります。

【型3】判断の根拠「~するなんて」|差がつく応用形

副詞的用法の中で、入試で差がつくのがこの「判断の根拠」です。訳し方は「~するなんて」「~するとは」です。

この型は、人の性質や評価を表す形容詞の理由を説明する働きをします。

She is kind to help me.
手伝ってくれるなんて、彼女は親切です。

to help me は kind(親切だ)の根拠を示しています。「なぜ親切だと言えるのか?」→「手伝ってくれるから」です。

He was careless to make such a mistake.
そんなミスをするなんて、彼は不注意でした。

to make such a mistake は careless(不注意だ)の理由です。

You are brave to tell the truth.
本当のことを言うなんて、あなたは勇敢です。

to tell the truth は brave(勇敢だ)の根拠を説明しています。

この型のポイントは、感情ではなく“人の評価”を表していることです。

感情の原因との違いを見てみましょう。

I was happy to see you.
あなたに会えてうれしかったです。

この文は気持ちを説明しています。だから感情の原因です。

You are kind to help me.
手伝ってくれるなんて、あなたは親切です。

こちらは「あなた」という人物を評価しています。だから判断の根拠です。

人の性質を表す形容詞(kind, smart等)とのセット

テストでよく出る形容詞はある程度決まっています。人物評価を表す形容詞とセットで覚えるのがコツです。

kind
She is kind to teach me English.
英語を教えてくれるなんて、彼女は親切です。

nice
It is nice of you to help me.
手伝ってくれるなんて、あなたは親切ですね。

smart
He was smart to solve the problem quickly.
その問題をすぐに解くなんて、彼は賢かったです。

brave
She was brave to speak in front of everyone.
みんなの前で話すなんて、彼女は勇敢でした。

careless
He was careless to forget his homework.
宿題を忘れるなんて、彼は不注意でした。

clever
You were clever to find the answer.
答えを見つけるなんて、あなたは賢かったです。

これらの形容詞のあとに to不定詞が続いたら、「~するなんて」と訳せるかを確認するのがポイントです。

【混同注意】「It is … for ~ to …」構文との見分け方

ここは多くの生徒が混乱するポイントです。

It is important for us to study English.
私たちが英語を勉強することは重要です。

この文では、to study English は important の内容を説明しています。意味の中心は「英語を勉強すること」です。これは名詞的用法です。

一方、次の文を見てください。

It is kind of you to help me.
手伝ってくれるなんて、あなたは親切です。

この文では、「あなた」という人物を評価しています。to help me は kind の根拠です。これは副詞的用法です。

見分けるコツはここです。

  • 形容詞が「人物評価」なら副詞的用法
  • 形容詞が「重要・難しい・必要など一般的判断」なら名詞的用法

It is difficult for me to answer the question.
私がその質問に答えることは難しいです。

この場合、意味の中心は「答えること」です。だから名詞的用法です。

It was careless of him to break the window.
窓を割るなんて、彼は不注意でした。

この場合は彼という人物の評価です。だから副詞的用法です。

この違いを理解しておくと、入試レベルの問題でも迷いません。

名詞的用法の基礎から復習したい人はこちら
不定詞の名詞的用法はこちら

形容詞的用法との違いも整理したい人はこちら
不定詞の形容詞的用法はこちら

判断の根拠は応用型ですが、ルールは明確です。人物評価かどうかを見る。この一点を押さえれば、得点源に変わります。

【実戦】副詞的用法vs形容詞的用法:迷わない判別法

テストで一番多いミスは、「副詞的用法」と「形容詞的用法」の混同です。ですが、判別は感覚ではなく手順で解けば必ず正解できます

ここでは、現役塾講師が実際に指導している2ステップ判別法を紹介します。

ステップ1:直前が「名詞」か「それ以外」かを見る

まず確認するのは、to不定詞の直前の語です。

直前が名詞なら、形容詞的用法の可能性が高いです。

I have a book to read.
私には読む本があります。

to read は book(本)を説明しています。「読むためにある本」ではなく「読む本」です。名詞を説明しているので形容詞的用法です。

She has a lot of homework to do.
彼女にはやるべき宿題がたくさんあります。

to do は homework(宿題)を説明しています。これも形容詞的用法です。

一方、直前が動詞や形容詞なら、副詞的用法の可能性が高いです。

I went to the store to buy some milk.
私は牛乳を買うために店へ行きました。

to buy some milk は went(行った)という動詞に理由を付けています。副詞的用法です。

She was happy to see her friend.
彼女は友達に会えてうれしかったです。

to see her friend は happy(うれしい)という形容詞の理由です。これも副詞的用法です。

つまり、名詞を説明していれば形容詞的用法、それ以外を説明していれば副詞的用法というのが第一判断です。

ステップ2:意味が通じるか判定する

次に行うのは、「意味チェック」です。

副詞的用法なら、「~するために」「~して」「~するなんて」と訳して自然かを確認します。

He studied hard to pass the exam.
彼は試験に合格するために一生懸命勉強しました。

「~するために」で自然です。副詞的用法です。

You are kind to help me.
手伝ってくれるなんて、あなたは親切です。

「~するなんて」で自然です。副詞的用法です。

形容詞的用法なら、「~するための」「~すべき」と名詞を修飾する形で訳します。

I need something to drink.
私は何か飲むものが必要です。

to drink は something を説明しています。「飲むために必要」ではなく「飲むもの」です。

She bought a chair to sit on.
彼女は座るためのいすを買いました。

to sit on は chair を説明しています。「座るために買った」ではなく「座るためのいす」です。形容詞的用法です。

もし迷ったら、「どの語を説明しているか」を矢印で考えてみてください。

名詞に矢印が向かえば形容詞的用法。
動詞や形容詞に矢印が向かえば副詞的用法。

この2ステップを徹底すれば、ほぼすべての判別問題に対応できます。

さらに詳しい判別手順を図で確認したい人は、こちらの記事でフローチャート形式で解説しています。

不定詞の判別フローチャートはこちら

手順で解く習慣をつければ、不定詞の問題は「なんとなく」ではなく確実に得点できる分野になります。

【よくある勘違い】減点パターン(重要)

不定詞の副詞的用法は理解しやすい単元ですが、毎年必ず出る減点パターンがあります。ここを押さえておくだけで、テストの失点は大きく減ります。

副詞的用法と名詞的用法の混同

最も多いミスは、副詞的用法と名詞的用法を取り違えることです。

It is important to study English.
英語を勉強することは重要です。

この文の to study English は important の内容を説明しています。意味の中心は「勉強すること」です。これは名詞的用法です。

一方、次の文を見てください。

She went to the library to study English.
彼女は英語を勉強するために図書館へ行きました。

この文の to study English は went の理由を説明しています。これは副詞的用法(目的)です。

違いは、「文の中心がどこにあるか」です。

名詞的用法は「~すること」が主役になります。
副詞的用法は「動作や状態」が主役で、不定詞はその理由を補足します。

もう一例を見てみましょう。

He tried to open the door.
彼はドアを開けようとしました。

この to open the door は tried の目的語です。「何をしようとしたのか」を表しています。これは名詞的用法です。

He came to open the door.
彼はドアを開けるために来ました。

こちらは「なぜ来たのか」を説明しています。これは副詞的用法です。

動詞によっては意味が変わるので注意が必要です。try to は名詞的、come to は多くの場合副詞的(目的)になります。

迷ったら、「~すること」と訳して自然か、「~するために」と訳して自然かを確認してください。

書き換え問題での語順ミス

入試や定期テストでは、書き換え問題も頻出です。ここで語順ミスがよく起きます。

I got up early to catch the train.
私は電車に乗るために早く起きました。

この文を in order to を使って書き換えると、

I got up early in order to catch the train.
私は電車に乗るために早く起きました。

よくある誤りは次のような形です。

I in order to catch the train got up early.
電車に乗るために私は早く起きました。

文法的に不自然で、減点対象になります。in order to は動詞の後ろに置くのが基本です。

否定形も注意が必要です。

He left early not to be late.
彼は遅れないために早く出発しました。

He left early in order not to be late.
彼は遅れないために早く出発しました。

誤りやすい形はこちらです。

He left early not in order to be late.
彼は遅れるためではなく早く出発しました。

意味が変わってしまいます。正しい形は in order not to 動詞 です。

さらに、語順整序問題では次のような形が出ます。

She went to the store to buy some bread.
彼女はパンを買うために店へ行きました。

これを並べ替えるときに、

to the store she buy some bread to went

のように動詞の位置を間違えるケースが多いです。基本の語順 S+V+to不定詞 を崩さないことが大切です。

減点パターンを知ることは、得点力を安定させる近道です。副詞的用法は理解できているのに点が伸びない人は、内容ではなくミスの型を直すことが重要です。

このセクションを押さえれば、不定詞での取りこぼしは大幅に減ります。

【5分で総仕上げ】定期テスト・高校入試 予想問題

ここでは、副詞的用法を中心に「判別」「語順」「書き換え」を一気に確認します。入試レベルで本当に狙われる形式だけに絞っています。

用法判別・和訳問題(基本)

次の英文の to不定詞の用法を答え、日本語に訳しなさい。

① I went to the station to meet my friend.

② She was happy to receive the letter.

③ You are kind to help me.

④ I have something to tell you.

⑤ He tried to open the door.

語順整序・書き換え問題(標準~応用)

⑥ 次の日本文に合うように、( )に適する語を入れなさい。
私は医者になるために一生懸命勉強しています。
I study hard (   )(   ) a doctor.

⑦ 次の日本文に合うように、( )に適する語を入れなさい。
彼女はその知らせを聞いて驚きました。
She was surprised (   )(   ) the news.

⑧ 次の語を並べかえて、意味の通る英文にしなさい。
彼はバスに乗るために早く起きました。
【early / to / he / up / catch / the bus / got】.

⑨ 次の語を並べかえて、意味の通る英文にしなさい。
そんなことを言うなんて、あなたは親切です。
【kind / you / to / say / are / such a thing】.

⑩ 次の文を in order to を使って書きかえなさい。
She went to the library to study English.

解答解説

① 副詞的用法(目的)
私は友達に会うために駅へ行きました。
to meet my friend は went の理由を説明しています。直前が動詞なので目的です。

② 副詞的用法(感情の原因)
彼女はその手紙を受け取ってうれしかったです。
to receive the letter は happy の理由です。直前が感情の形容詞なので原因です。

③ 副詞的用法(判断の根拠)
手伝ってくれるなんて、あなたは親切です。
to help me は kind の根拠を示しています。人物評価なのでこの型です。

④ 形容詞的用法
私はあなたに話すべきことがあります。
to tell you は something を説明しています。名詞を修飾しているので形容詞的用法です。

⑤ 名詞的用法
彼はドアを開けようとしました。
to open the door は tried の目的語です。「~すること」と訳せるため名詞的用法です。

⑥ to be
I study hard to be a doctor.
私は医者になるために一生懸命勉強しています。
目的を表しているので to be になります。

⑦ to hear
She was surprised to hear the news.
彼女はその知らせを聞いて驚きました。
感情の形容詞 surprised の理由です。

⑧ He got up early to catch the bus.
彼はバスに乗るために早く起きました。
S+V+to不定詞の基本語順を守ることが重要です。

⑨ You are kind to say such a thing.
そんなことを言うなんて、あなたは親切です。
人物評価なので「~するなんて」と訳します。

⑩ She went to the library in order to study English.
彼女は英語を勉強するために図書館へ行きました。
in order to は目的を強調する形です。動詞の直後に置くのが原則です。

プロの視点での重要ポイントはここです。
副詞的用法は意味で迷うのではなく、直前の語を見る習慣をつけること

  • 名詞を説明していれば形容詞的用法。
  • 「~すること」と訳せれば名詞的用法。
  • 動詞や形容詞の理由なら副詞的用法。

この3分類を機械的に当てはめれば、不定詞は得点源になります。

よくある質問(FAQ)

用法説明する語訳し方の目安例文
名詞的用法動詞の目的語など~することI like to play tennis.
形容詞的用法名詞~するための/~すべきI have homework to do.
副詞的用法(目的)動詞~するためにI went to the park to play.
副詞的用法(感情)感情の形容詞~してI am happy to see you.
副詞的用法(判断)人物評価の形容詞~するなんてYou are kind to help me.

不定詞の副詞的用法はどうやって一瞬で見分けるのですか?

直前の語を見ることが最重要です。

直前が動詞なら「目的」の可能性が高いです。
直前が感情の形容詞なら「感情の原因」です。
直前が人物評価の形容詞なら「判断の根拠」です。

意味で迷う前に、形を確認するのが正解への近道です。

「It is important to study English」は副詞的用法ですか?

いいえ、名詞的用法です。

It is important to study English.
英語を勉強することは重要です。

この文では「勉強すること」が主語の内容になっています。人物評価ではないため、副詞的用法ではありません。

副詞的用法は入試でどの形式で出題されますか?

最も多いのは語順整序問題と書き換え問題です。

I got up early to catch the bus.
He got up early in order to catch the bus.

このような in order to への書き換えは頻出です。

判別問題では、副詞的用法と形容詞的用法の区別がよく出ます。表で整理して覚えておくと安定します。

動画で確認したい人は、NHK for Schoolの英語教材も参考になります。

まとめ

副詞的用法は難しくありません。3つの型に分けて、直前の語を見る。これだけです。

  • 目的なら「~するために」
  • 感情なら「~して」
  • 判断なら「~するなんて」

そして迷ったら、名詞を説明していないかを確認する。

この手順を徹底すれば、不定詞は得点源になります。
理解ではなく、判別手順を身につけることが合格への最短ルートです。

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この記事を書いた人
現役の塾経営者。指導歴25年以上、のべ3,500人以上の小・中・高校生を指導。
定期テスト対策から中学・大学受験、英検対策まで幅広く対応。
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プロフィール
satoru
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福地 暁です。
25年以上教育に携わり、現在は個別指導の塾を経営しています。

これまで3500組以上のご家庭を担当させていただき、中学受験(灘中・御三家など最難関含む)、高校受験、大学受験(医学部・旧帝大含む)への合格をアシストしてきました。

この記事では中学受験、高校受験、大学受験、英検・TOEIC対策、中学生・高校生の定期テスト対策など、さまざまな学習アドバイスをしています。

みなさまの学びにプラスになる情報をお伝えしていきます!
よろしくお願いします。

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