前置詞の後ろに、何を置けばいいか迷ったことはありませんか。
実は、前置詞の後ろには「名詞のカタマリ」しか置けないという鉄則があります。
この「形のルール」を理解しているかどうかで、定期テストや高校入試の得点は大きく変わります。
この記事では、前置詞の後ろの形を徹底的に攻略します。
この記事の位置づけ|「前置詞まとめ」の発展編
この記事は
→ 「中1英語の前置詞まとめ|意味・使い方・例文・練習問題つきでわかりやすく解説」
の“形のルール”を徹底的に深掘りした発展記事です。
- 意味の整理 → 上の記事で基礎固め
- 形のルール完全攻略 → この記事で得点力強化
定期テスト・高校入試で差がつくのは「形」です。
意味が分かっていても、形を間違えれば失点します。
だからこそ、この記事では「前置詞の後ろの形」だけに集中して解説します。
前置詞の後ろに来るものは?結論はこの3つ!
前置詞の後ろに置ける形は決まっています。
結論は 名詞・代名詞の目的格・動名詞(〜ing) の3つだけです。
前置詞は「〜に」「〜で」「〜と」「〜のために」などの意味を表す言葉ですが、必ず“名詞のかたまり”を後ろに置くというルールがあります。
ここを理解すると、前置詞のミスは一気に減ります。
1. 名詞(場所・時・モノなど)
前置詞の後ろには必ず「名詞」が来ます。
in the park
公園で
at night
夜に
on the desk
机の上に
それぞれ
in + the park
at + night
on + the desk
という形になっています。
the park は「公園」という名詞、night は「夜」という名詞、the desk は「机」という名詞です。
つまり、前置詞は名詞とセットで使う言葉なのです。
たとえば次の文を見てください。
I play soccer in the park.
私は公園でサッカーをします。
in の後ろには the park という名詞のかたまりが来ています。
She studies at night.
彼女は夜に勉強します。
at の後ろには night という名詞が来ています。
このように、まず基本は「前置詞+名詞」です。
2. 代名詞の「目的格」(me, him, themなど)
名詞の代わりに代名詞を使うときは、必ず目的格になります。
with I は間違いです。
with me が正解です。
with me
私と一緒に
なぜなら、前置詞は「目的語」をとる言葉だからです。
目的語に使うのは主格(I, he, she)ではなく、目的格(me, him, her)です。
次の例を見てください。
She went with him.
彼女は彼と一緒に行きました。
with の後ろは him になっています。
This present is for her.
このプレゼントは彼女のためです。
for の後ろも her という目的格です。
もし
for she
と書くと文法的に誤りになります。
前置詞の後ろに置ける代名詞は次の形です。
- me(私に)
- us(私たちに)
- you(あなたに)
- him(彼に)
- her(彼女に)
- it(それに)
- them(彼ら/彼女らに)
前置詞+目的格というセットを必ず覚えましょう。
3. 動名詞(〜ing形)
動詞をそのまま前置詞の後ろに置くことはできません。
before go は間違いです。
before going が正解です。
before going
行く前に
go は動詞なのでそのまま置けません。
動詞を名詞のように使うために、〜ing形(動名詞)に変える必要があります。
例を見てみましょう。
Thank you for helping me.
手伝ってくれてありがとう。
for の後ろは helping という動名詞です。
She is good at playing tennis.
彼女はテニスをするのが得意です。
at の後ろも playing という動名詞です。
このように、前置詞の後ろに動詞を置きたいときは必ず〜ingに変えるというのが鉄則です。
【早見表】前置詞の後ろの形チェックリスト
前置詞の後ろに置けるものは次の3つだけです。
- 名詞
- 代名詞(目的格)
- 動名詞(〜ing)
置けないものは次の2つです。
たとえば
because it rained
雨が降ったので
これは because が接続詞なので「主語+動詞」が続きます。
しかし because of の場合は前置詞なので、
because of the rain
雨のために
のように名詞が必要です。
また
for to play
は間違いです。
for playing
が正解です。
前置詞を見たら、必ず 「後ろは名詞のかたまりだ」 と考えるクセをつけましょう。
この意識だけで、定期テストや高校入試のミスは大きく減ります。
なお、代名詞については、
→ 中学英語の代名詞まとめ|主格・目的格・所有代名詞・指示代名詞を例文つきでやさしく解説
の記事でくわしく解説しています。
【法則1】代名詞は必ず「目的格」にする
前置詞の後ろに代名詞を置くときは、必ず目的格にするというルールがあります。
ここは定期テストでも高校入試でも非常によく出るポイントです。
間違えやすい例から確認しましょう。
with I は間違いです。
for she も間違いです。
なぜダメなのでしょうか。
なぜ「with I」や「for she」はダメなのか?
前置詞は「目的語」をとる言葉です。
目的語とは、動詞や前置詞の後ろに置かれる語のことです。
そして英文法では、目的語になる代名詞は必ず「目的格」になるという決まりがあります。
たとえば次の文を見てください。
She went with me.
彼女は私と一緒に行きました。
with の後ろは me になっています。
I ではありません。
もう一つ見てみましょう。
This present is for her.
このプレゼントは彼女のためです。
for の後ろも her になっています。
she ではありません。
もし
She went with I.
彼女は私と一緒に行きました。
This present is for she.
このプレゼントは彼女のためです。
と書いてしまうと文法的に誤りになります。
理由はシンプルです。
前置詞の後ろは「目的語」だから、目的格にする必要があるのです。
これは動詞の後ろと同じです。
He likes her.
彼は彼女が好きです。
likes の後ろも目的語なので her になります。
she にはなりません。
前置詞も同じように考えれば理解しやすくなります。
前置詞+目的格の早見表
代名詞の形を整理しておきましょう。
- I → me
- he → him
- she → her
- we → us
- they → them
たとえば次のように使います。
He sat next to me.
彼は私の隣に座りました。
I went to the park with them.
私は彼らと一緒に公園へ行きました。
This letter is from him.
この手紙は彼からです。
どの文も、前置詞の後ろが目的格になっています。
前置詞を見たら
「後ろは目的格だ」と反射的に考えられるようにしましょう。
【注意】名前や it はそのままでOK
代名詞は形が変わりますが、名詞は形が変わりません。
with Tom
トムと一緒に
for it
それのために
Tom はもともと名詞なので形は変わりません。
it も主格と目的格が同じ形なので、そのまま使います。
次の例も確認しましょう。
I played soccer with Tom.
私はトムと一緒にサッカーをしました。
This gift is for it.
この贈り物はそれのためです。
このように、変わるのは I, he, she, we, they などの代名詞だけです。
前置詞の問題で点数を落とす多くの原因は、この「格」のミスです。
前置詞の後ろに代名詞を見つけたら、必ず目的格になっているかチェックしましょう。
【法則2】動詞を置くなら「動名詞(ing)」に変える
前置詞の後ろには名詞のかたまりしか置けません。
動詞をそのまま置くことはできません。
では「〜すること」と言いたいときはどうすればよいのでしょうか。
答えは、動詞を動名詞(〜ing形)に変えることです。
動名詞は「動詞を名詞のように使う形」です。
「前置詞 + to不定詞」はNG!
よくある間違いがこれです。
for to play は間違いです。
for playing が正解です。
for playing
遊ぶことのために
to play は「to不定詞」で、これは動詞のかたまりです。
前置詞の後ろにそのまま置くことはできません。
たとえば次の文を見てください。
I am happy for playing soccer.
私はサッカーをすることがうれしいです。
for の後ろは playing になっています。
もし
I am happy for to play soccer.
私はサッカーをすることがうれしいです。
と書いてしまうと誤りです。
前置詞を見たら、後ろは〜ingにできるか?と考えましょう。
よく使う形
実際によく出る表現を覚えておくと、入試で強くなります。
thank you for coming
来てくれてありがとう
for の後ろが coming という動名詞です。
Thank you for helping me.
手伝ってくれてありがとう。
help は動詞ですが、helping という動名詞に変わっています。
be good at playing
〜するのが得意である
She is good at playing tennis.
彼女はテニスをするのが得意です。
at は前置詞なので、後ろは playing になっています。
interested in reading
〜することに興味がある
I am interested in reading books.
私は本を読むことに興味があります。
in の後ろも reading という動名詞です。
このように、前置詞+〜ingは非常によく使われる形です。
セットで覚えると得点源になります。
「to + ing」になる特殊パターン
ここが高校入試で特によく出るポイントです。
look forward to 〜ing
〜するのを楽しみにしている
I look forward to seeing you.
私はあなたに会うのを楽しみにしています。
ここで注意してほしいのは、to の後ろが seeing になっていることです。
ふつう、to の後ろは動詞の原形を置きます。
to see
見ること
しかし、look forward to の to は不定詞の to ではありません。
前置詞の to です。
だから後ろは動名詞になります。
be used to 〜ing
〜することに慣れている
He is used to getting up early.
彼は早起きすることに慣れています。
getting は get の動名詞です。
もし
He is used to get up early.
彼は早起きすることに慣れています。
と書くと誤りです。
このように、to の正体が前置詞なら後ろは〜ingになるというルールを覚えておきましょう。
入試では
to の後ろを原形にするか、ing にするか
を問う問題が頻出です。
前置詞を見つけたら
「後ろは名詞のかたまり」
「動詞なら必ず〜ing」
と判断できるようになれば、前置詞問題で迷うことはなくなります。
【法則3】前置詞の後ろに「主語+動詞」は置けない
前置詞の後ろには名詞のかたまりしか置けません。
そのため、主語+動詞の形をそのまま置くことはできません。
ここで多くの中学生が混乱するのが、because と because of の違いです。
この違いを理解すると、前置詞と接続詞の区別も一気に分かるようになります。
接続詞との違い
まず大きなポイントはここです。
- because + 主語+動詞
- because of + 名詞
because は接続詞です。
接続詞の後ろには、主語+動詞の文が続きます。
because it rained
雨が降ったので
it が主語、rained が動詞です。
これは「文」になっています。
例文を見てみましょう。
We stayed home because it rained.
雨が降ったので、私たちは家にいました。
because の後ろは it rained という文です。
一方、because of は前置詞です。
前置詞の後ろには文を置くことができません。
because of the rain
雨のために
the rain は名詞です。
主語+動詞ではありません。
次の例を見てください。
We stayed home because of the rain.
雨のために、私たちは家にいました。
because of の後ろは the rain という名詞になっています。
もし
We stayed home because of it rained.
雨が降ったので、私たちは家にいました。
と書くと誤りです。
because of の後ろに「it rained」という文を置いてしまっているからです。
前置詞の後ろに主語+動詞は置けない
これが絶対ルールです。
because と because of の使い分け

この2つは意味はほぼ同じですが、後ろの形が違います。
because it rained
雨が降ったので
because of the rain
雨のために
もう少し例を見てみましょう。
She was absent because she was sick.
彼女は病気だったので欠席しました。
because の後ろは she was sick という文です。
She was absent because of her illness.
彼女は病気のために欠席しました。
because of の後ろは her illness という名詞です。
さらに例を見ます。
The game was canceled because it snowed.
雪が降ったので、その試合は中止になりました。
The game was canceled because of the snow.
雪のために、その試合は中止になりました。
どちらも意味はほぼ同じですが、
because の後ろは文、because of の後ろは名詞
という違いがあります。
高校入試では、
- because と because of の書き換え
- 後ろの形の判別問題
- 並び替え問題
が非常によく出ます。
前置詞を見つけたら
「後ろは名詞のかたまりか?」
と必ず確認しましょう。
この判断ができれば、前置詞と接続詞のミスはほぼなくなります。
このように、becauseを接続詞として正しく理解すると、見分けがつきやすくなります。英英辞典でもbecause は接続詞として定義されており、そちらも確認しておくと理解がさらに進みます。
→ Cambridge Dictionary “because”
【応用】前置詞の後ろに「何も来ない」ように見えるケース
ここまでで、前置詞の後ろには必ず名詞のかたまりが来ると学びました。
しかし、英文を読んでいると「前置詞の後ろに何もないように見える」文に出会うことがあります。
これはルールが壊れているのではありません。
実は、本来そこにあった語が前に移動しているだけなのです。
ここが理解できると、疑問文や関係代名詞の文が一気に読みやすくなります。
Who are you talking with?
次の文を見てください。
Who are you talking with?
あなたはだれと話していますか。
一見すると、with の後ろに何もありません。
しかし、もともとの語順は次の形です。
You are talking with who.
あなたはだれと話していますか。
この文では with の後ろに who がありました。
つまり、前置詞の後ろにはちゃんと名詞(who)があるのです。
疑問文では、疑問詞が文の先頭に移動します。
そのため、
who が前に移動
→ with が文の後ろに残る
という形になります。
これを「前置詞の後置」といいます。
実は、次のような形も文法的には正しいです。
With whom are you talking?
あなたはだれと話していますか。
この文では、前置詞 with を前に出しています。
whom は who の目的格です。
ただし、中学英語では
Who are you talking with?
の形がよく使われます。
どちらも、前置詞の後ろには本来目的語があるという点が重要です。
関係代名詞の「余り」
次に、関係代名詞の文を見てみましょう。
The person (who) I talked with
私が話した人
この文も、with の後ろに何もないように見えます。
しかし、もともとの形はこうです。
I talked with the person.
私はその人と話しました。
with の後ろには the person がありました。
関係代名詞の文では、その the person を who に変えて前に出します。
the person who I talked with
私が話した人
つまり、
with の目的語だった語が
→ 文の前に移動している
ということです。
もう一つ例を見てみましょう。
This is the house (which) I lived in.
これは私が住んでいた家です。
もとの文は
I lived in the house.
私はその家に住んでいました。
in の後ろに the house がありました。
関係代名詞にすると
the house which I lived in
私が住んでいた家
となり、in の後ろに何もないように見えます。
しかし実際には、目的語が前に出ているだけです。
ここで覚えておくべきポイントは一つです。
前置詞の後ろには必ず目的語がある。見えないだけで存在している。
疑問文でも関係代名詞の文でも、この基本ルールは変わりません。
この仕組みが理解できれば、
前置詞が文末に来る形にも迷わなくなります。
【出題分析】定期テスト・高校入試でどう出る?

前置詞の単元は「意味」よりも形の正確さが問われます。
実際の定期テストや高校入試では、細かい文法知識というよりも、基本ルールを守れているかどうかで得点差がつきます。
ここでは、特に出題されやすいパターンを具体例つきで解説します。
✔ 代名詞の格ミス
もっとも多いのが、前置詞の後ろの代名詞の形を間違える問題です。
This present is for she.
このプレゼントは彼女のためです。
この文は誤りです。
for の後ろは目的語なので、she ではなく her にしなければなりません。
正しくは次の形です。
This present is for her.
このプレゼントは彼女のためです。
同様に、
He went with I.
彼は私と一緒に行きました。
も誤りです。
正しくは
He went with me.
彼は私と一緒に行きました。
前置詞+目的格という基本を守れるかどうかが、テストでは狙われます。
✔ to不定詞との混同
次によく出るのが、前置詞の後ろに to不定詞を置いてしまうミスです。
I am interested in to play soccer.
私はサッカーをすることに興味があります。
この文は誤りです。
in は前置詞なので、後ろは動名詞にします。
正しくは
I am interested in playing soccer.
私はサッカーをすることに興味があります。
また、
Thank you for to help me.
手伝ってくれてありがとう。
も誤りです。
正しくは
Thank you for helping me.
手伝ってくれてありがとう。
入試では「toかingか」を選ばせる問題が頻出です。
前置詞の後ろは必ず〜ingという原則を覚えておきましょう。
✔ because / because of 判別
接続詞と前置詞の区別もよく出ます。
We stayed home because the rain.
雨のために私たちは家にいました。
この文は誤りです。
because の後ろには主語+動詞が必要です。
正しくは
We stayed home because it rained.
雨が降ったので私たちは家にいました。
または
We stayed home because of the rain.
雨のために私たちは家にいました。
because は接続詞
because of は前置詞
この違いを理解していないと失点します。
✔ 並び替え問題での位置ミス
高校入試では並び替え問題もよく出ます。
I / with / went / him
という語が与えられた場合、正しい並びは
I went with him.
私は彼と一緒に行きました。
with の後ろが him という目的格になっていることが重要です。
次のような問題も出ます。
looking / forward / to / I / seeing / you / am
正しくは
I am looking forward to seeing you.
私はあなたに会うのを楽しみにしています。
to の後ろが seeing という動名詞になっています。
並び替え問題では、前置詞の後ろに何が来るかを瞬時に判断できるかがポイントです。
ここまで見てきたように、出題されるのは難しい応用知識ではありません。
問われているのは、前置詞の後ろの形を正しく理解しているかどうかです。
つまり、得点差を生むのは「意味」ではなく形の理解です。
前置詞を見たら、必ず「後ろは名詞のかたまりか?」と確認する習慣をつけましょう。
中学校学習指導要領でも、文法事項の正確な運用力が重視されています。
文構造や文法事項を正しく用いて正しい語順で文を構成することや,伝えたいことについての情報を正確に捉え,整理したり確認したりしながら書くことを示している。文字言語においては,音声言語以上に正確さが重視されることから,特に「正確に」書くとしていることに留意する必要がある。
文部科学省『中学校学習指導要領解説(英語)』より引用
【練習問題】前置詞の後ろの形をマスターしよう!
基礎から応用までバランスよく確認できる構成です。
前置詞の後ろに何が来るかを常に意識しながら解いてみましょう。
基本問題
① 和訳
以下の英文を和訳しましょう。
(1)I went to the park with her.
(2)Thank you for helping me.
② 穴埋め
( )内に適する語を入れなさい。
(3)私は彼と話しました。
I talked with ( ).
(4)雨のために家にいました。
I stayed home because of ( ).
③ 並び替え
(5)私は英語を勉強することに興味があります。
【am / interested / English / studying / in / I】.
④ 英作文
以下の文を英語にしましょう。
(6)私は彼女と一緒に行きました。
(7)あなたに会えてうれしいです。
応用問題
① 和訳
以下の英文を和訳しましょう。
(8)She is good at playing the piano.
(9)Because of the heavy rain, we stayed home.
② 穴埋め
(10)彼は泳ぐのが得意です。
He is good at ( ).
(11)私はあなたに会うのを楽しみにしています。
I look forward to ( ).
③ 並び替え
(12)彼はその問題について私に話しました。
【me / about / the problem / talked / he / to】.
④ 英作文
以下の文を英語になおしてください。
(13)私は音楽を聞くことに興味があります。
(14)雨のために試合は中止になりました。
【解答・解説】なぜその形になるのか?
すべての問題に和訳と文法ポイントをつけています。
前置詞の後ろの形に注目してください。
基本問題① 和訳
(1)I went to the park with her.
私は彼女と一緒に公園へ行きました。
→ with は前置詞。後ろは目的格 her。
(2)Thank you for helping me.
手伝ってくれてありがとう。
→ for は前置詞。後ろは動名詞 helping。
基本問題② 穴埋め
(3)I talked with him.
私は彼と話しました。
→ with の後ろは目的語なので him。
(4)I stayed home because of the rain.
雨のために家にいました。
→ because of は前置詞。後ろは名詞 the rain。
基本問題③ 並び替え
(5)I am interested in studying English.
私は英語を勉強することに興味があります。
→ in は前置詞。studying という動名詞が続く。
基本問題④ 英作文
(6)I went with her.
私は彼女と一緒に行きました。
→ with の後ろは目的格 her。
(7)I am glad to see you.
あなたに会えてうれしいです。
→ glad の後ろは to不定詞。前置詞ではないので ing ではない点に注意。
応用問題① 和訳
(8)She is good at playing the piano.
彼女はピアノを弾くのが得意です。
→ at は前置詞。playing が動名詞。
(9)Because of the heavy rain, we stayed home.
激しい雨のために私たちは家にいました。
→ of の後ろは名詞 heavy rain。
応用問題② 穴埋め
(10)He is good at swimming.
彼は泳ぐのが得意です。
→ at は前置詞。swimming とing形にする。
(11)I look forward to seeing you.
あなたに会うのを楽しみにしています。
→ to は前置詞。seeing が動名詞。
応用問題③ 並び替え
(12)He talked to me about the problem.
彼はその問題について私に話しました。
→ to の後ろは目的格 me。
→ about の後ろは名詞 the problem。
応用問題④ 英作文
(13)I am interested in listening to music.
私は音楽を聞くことに興味があります。
→ in は前置詞。listening が動名詞。
(14)The game was canceled because of the rain.
雨のために試合は中止になりました。
→ because of の後ろは名詞 the rain。
ここまでの問題で確認すべき核心は一つです。
前置詞の後ろは名詞(または動名詞)だけ。
- 代名詞なら目的格
- 動詞ならing形
- 主語+動詞は置けない
この「形のルール」を確実に身につけることが、定期テスト・高校入試の得点力につながります。
よくある質問(FAQ)
Q1. 前置詞の後ろには必ず何が来ますか?
A. 名詞のかたまりが来ます。名詞、代名詞(目的格)、動名詞(〜ing)が入ります。
I went with him.
私は彼と一緒に行きました。
→ with の後ろは目的格 him。
Q2. なぜ「with I」は間違いなのですか?
A. 前置詞の後ろは目的語になるため、目的格を使います。
He went with me.
彼は私と一緒に行きました。
→ I ではなく me。
Q3. 前置詞の後ろに動詞は置けますか?
A. そのままの形では置けません。動名詞(〜ing)に変えます。
She is good at playing tennis.
彼女はテニスをするのが得意です。
→ at の後ろは playing。
Q4. 「for to play」はなぜダメなのですか?
A. for は前置詞なので、後ろは名詞のかたまりにします。
Thank you for helping me.
手伝ってくれてありがとう。
→ helping は動名詞。
Q5. 「to + ing」になるのはなぜですか?
A. look forward to や be used to の to は前置詞です。だから後ろは動名詞になります。
I look forward to seeing you.
あなたに会うのを楽しみにしています。
→ to は前置詞。
Q6. because と because of の違いは何ですか?
A. because は接続詞、because of は前置詞です。
We stayed home because it rained.
雨が降ったので私たちは家にいました。
We stayed home because of the rain.
雨のために私たちは家にいました。
→ because の後ろは主語+動詞、because of の後ろは名詞。
Q7. 前置詞の後ろに主語+動詞は置けますか?
A. 置けません。主語+動詞を置きたい場合は接続詞を使います。
This game was canceled because it rained.
雨が降ったのでこの試合は中止になりました。
→ because の後ろは it rained。
Q8. 疑問文で前置詞が文末に来るのはなぜですか?
A. 疑問詞が前に移動するため、前置詞が後ろに残ります。
Who are you talking with?
あなたはだれと話していますか。
→ 本来は with who。
Q9. 関係代名詞の文で前置詞の後ろが空いているのはなぜですか?
A. 目的語が前に出ているからです。
The person who I talked with is kind.
私が話した人は親切です。
→ with の目的語が前に出ている。
Q10. 名詞は形が変わりますか?
A. 変わりません。
I went with Tom.
私はトムと一緒に行きました。
→ Tom はそのまま。
Q11. it も目的格に変わりますか?
A. it は主格と目的格が同じ形です。
This gift is for it.
この贈り物はそれのためです。
→ it は形が同じ。
Q12. 前置詞の後ろが長くなることはありますか?
A. あります。名詞のかたまりであればOKです。
She is interested in studying English every day.
彼女は毎日英語を勉強することに興味があります。
→ studying English every day が名詞のかたまり。
こうした前置詞の知識を問う問題は英検でも定番です。英検受検を考えている方は、過去問も確認しておきましょう。
→ 英語検定協会公式サイト 過去問・試験内容
まとめ|迷ったら「名詞のカタマリ」

前置詞の単元で迷ったときは、次の一文を思い出してください。
前置詞の後ろには名詞のカタマリしか置けない。
- 名詞
- 代名詞(目的格)
- 動名詞(〜ing)
- 主語+動詞は置けない
- 動詞の原形は置けない
I am interested in music.
私は音楽に興味があります。
I am interested in playing the piano.
私はピアノを弾くことに興味があります。
We stayed home because of the rain.
雨のために私たちは家にいました。
このルールを意識するだけで、前置詞の問題は一気に安定します。
意味よりも形を確認することが得点アップの鍵です。
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この記事を書いた人
現役の塾経営者。指導歴25年以上、のべ3,500人以上の小・中・高校生を指導。
定期テスト対策から中学・大学受験、英検対策まで幅広く対応。
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