中学1年生の歴史で多くの人がつまずくのが奈良時代です。
「人物や用語が多くて覚えきれない」「一問一答はできるのに記述で点が取れない」――そんな声をよく聞きます。
実は、奈良時代のテストは出題パターンがほぼ決まっているため、正しい順番で整理すれば、短時間でも確実に得点できる単元です。特に定期テストでは、一問一答で取れる問題・記述で差がつく問題・写真問題で落としやすいポイントがはっきり分かれています。
この記事では、
- 定期テストによく出る奈良時代の一問一答(基本~重要)
- 人物・天平文化の写真問題対策
- 20~30字記述の書き方テンプレ
を、中1でも使える形でまとめて確認できる完全版として解説します。
「とりあえず暗記」ではなく、
“なぜその答えになるのか”が分かる構成になっているので、テスト直前の総復習にも、苦手克服にも使えます。
奈良時代を得点源にしたい人は、ここだけは必ず押さえておきましょう。

※Z会の中学生コースについて下記記事でくわしく紹介しています。
【中学生向け】Z会タブレットコースの進め方:成績上位を取って難関校に合格する方法を解説
中1歴史・奈良時代はここがテストに出る【最重要ポイント】
奈良時代は、用語の暗記だけでなく「理由」や「目的」を理解しているかがテストで問われやすい時代です。
ここでは、①よく出るテーマ、②一問一答が有効な理由、③記述問題で差がつく理由を整理します。
奈良時代のテスト頻出テーマ一覧
定期テストでは、次のテーマが毎年のように繰り返し出題されます。
① 平城京と都の特徴
- 奈良時代の都は 平城京
- 唐(中国)の都・長安をまねた 碁盤目状のつくり
- 「なぜ平城京に都を移したのか」が問われやすい
【出題例】
・奈良時代の都はどこか
・平城京はどの国の都を手本にしてつくられたか
② 律令国家と政治のしくみ
- 律令:国の決まり(法律)
- 天皇を中心とした政治
- 国ごとに役所を置いて政治を行った
【出題例】
・律令とは何か
・奈良時代の政治の特徴を答えなさい
③ 聖武天皇と仏教政策
- 聖武天皇は 仏教の力で国を守ろうとした
- 国分寺・国分尼寺の建立
- 東大寺の大仏
【出題例】
・聖武天皇が仏教を広めた目的は何か
・大仏がつくられた理由を答えなさい
④ 天平文化
- 奈良時代の文化は 天平文化
- 仏教の影響が強い
- 正倉院に宝物が残る
【出題例】
・奈良時代の文化を何というか
・天平文化の特色を答えなさい
※なお、正倉院について、宮内庁のHP(正倉院の案内)が詳しいです。
一問一答で点が取れる理由
奈良時代は、一問一答形式と相性が非常に良い時代です。
理由① 用語がそのまま出題されやすい
- 平城京
- 律令
- 聖武天皇
- 天平文化
- 東大寺・正倉院 など
「答えが1語で決まる問題」が多く、
一問一答をやり込めば安定して点が取れる。
※なお、東大寺の歴史については、東大寺 公式サイトにくわしく載っています。
理由② 教科書と同じ聞かれ方をする
定期テストは、
- 教科書の太字
- ワークの基本問題
とほぼ同じ形で出されます。
そのため、
一問一答=テストの予行演習になる。
理由③ 暗記量が比較的コンパクト
奈良時代は、
- 飛鳥時代ほど制度が複雑でなく
- 平安時代ほど人物が多くない
→ 短期間でも仕上げやすい
記述問題で差がつく理由
一方で、平均点の差がつくのは記述問題です。
よくある記述のテーマ
- なぜ仏教を広めたのか
- なぜ大仏をつくったのか
- 奈良時代の政治の目的は何か
差がつく理由①「理由」を書けるかどうか
多くの生徒は、
✕「聖武天皇が大仏をつくった」
で止まってしまいます。
しかしテストでは、
〇「国を守り、社会を安定させるため」
まで書けるかが評価ポイント。
差がつく理由② キーワードを使えているか
記述問題は、
- 天皇
- 仏教
- 国を守る
などのキーワードが入っていないと減点されます。
一問一答で覚えた言葉を
文章に組み立てられるかが重要。
差がつく理由③ テンプレを知っているか
実は、奈良時代の記述問題は
型(テンプレ)がほぼ決まっています。
例:
「〇〇(人物)は、△△(目的)のために□□(政策)を行った。」
この型を知っているだけで、
記述問題が一気に書きやすくなる。
まとめ(テスト対策の結論)
- 奈良時代は
一問一答で基礎点+記述で差がつく時代 - まずは頻出語句を一問一答で固める
- 次に「なぜ?」を意識して記述対策
この流れで対策すれば、
中1の奈良時代は確実に得点源になります。
奈良時代の基本まとめ【一問一答に入る前の全体整理】
奈良時代の一問一答を解く前に、全体の流れとしくみを理解しておくことが重要です。
この「まとめ」を押さえておくと、暗記が楽になり、記述問題にも対応できるようになります。
※奈良時代のテストに出るポイントについて、以下の記事でくわしく解説しています。
中1歴史|奈良時代まとめ― テストに出る重要語句・人物・ポイントを図解レベルでやさしく解説 ―
奈良時代はいつからいつまで?
奈良時代は、都が平城京に置かれていた時代です。
和銅3年・平城京遷都
- 和銅3年(710年)、都が 平城京 に移される
- これが 奈良時代の始まり
- 平城京は、現在の 奈良市 にあたる
テストでは
「奈良時代はいつ始まったか」
「奈良時代の都はどこか」
という形でよく出題されます。
奈良時代の終わり
- 794年、都が 平安京 に移される
- ここから 平安時代 が始まる
奈良時代の年代の覚え方(テスト向け)
- 710年(奈良時代の始まり)
- 語呂合わせ:
「なんと(710)きれいな平城京」
- 語呂合わせ:
- 794年(奈良時代の終わり)
- 語呂合わせ:
「なくよ(794)うぐいす平安京」
- 語呂合わせ:
この2つをセットで覚えると、
時代の区切り問題で確実に点が取れます。
奈良時代の政治のしくみ(律令国家)
奈良時代の日本は、律令国家と呼ばれる政治の形でした。
律令とは何か(中1向け簡単説明)
- 律:犯罪をしたときの決まり(刑罰)
- 令:政治や生活のルール
この2つを合わせて 律令 といいます。
つまり、
国の決まりを法律としてはっきり定めた政治
= 律令国家
天皇中心の政治
- 天皇が国の中心
- 天皇の命令で政治が行われる
- 国をいくつかの地方に分け、役人を派遣
このように、
全国を天皇の力でまとめようとしたのが奈良時代の政治の特徴です。
記述問題では
「天皇を中心とした政治」
という表現が非常によく使われます。
奈良時代の都と社会の特徴
奈良時代の特徴は、
都のつくりが整い、社会のしくみがはっきりしたことです。
平城京のつくり
- 中国(唐)の都・長安を手本にした
- 碁盤目状(四角形に区切られた道路)
- 朱雀大路を中心に左右対称
【テスト頻出ポイント】
- 「どこの国を手本にしたか」
- 「平城京のつくりの特徴」
※平城京については、平城宮跡資料館ホームページ(奈良文化財研究所)に詳しく解説が載っています。
貴族・農民のくらし
貴族のくらし
- 都の近くで生活
- 政治に参加
- 豪華な服や家
農民のくらし
- 稲作が中心
- 税を納める義務がある
- 生活は楽ではなかった
この身分によるくらしの差は、
記述問題で問われやすいポイントです。
一問一答に入る前のチェックポイント
- 奈良時代の始まりと終わりが言える
- 律令の意味を説明できる
- 天皇中心の政治だと分かっている
- 平城京の特徴を1つ以上言える
ここまで整理できていれば、
このあとの 一問一答問題が一気に解きやすくなります。
【最頻出】奈良時代の一問一答問題集(基本編)

奈良時代の定期テストは、
政治・制度・都・法律といった「基本用語」からの出題が最も多いです。
まずはここを完璧にすれば、一問一答だけで高得点が狙えます。
※問題作成は「ちばのやる気学習ガイド」社会1年生 – 千葉県を参考にしています。
政治・制度の一問一答(定期テスト最重要)
ここは 毎年のように出題される最重要ゾーン です。
答えと一緒に「理由」も確認しておきましょう。
超重要語句(必ず覚える)
問1
奈良時代の都はどこか。
→ 平城京
【ミニ解説】
奈良時代は「都が平城京に置かれていた時代」。
都の名前=時代名とセットで覚えるのが基本。
問2
奈良時代は何年に始まったか。
→ 710年(和銅3年)
【ミニ解説】
710年は平城京に都が移った年。
テストでは「奈良時代の始まり=平城京遷都」と覚える。
問3
奈良時代の政治の基本となった法律を何というか。
→ 律令
【ミニ解説】
「律」は罰の決まり、「令」は政治や生活のルール。
この2つを合わせた国の法律が律令。
問4
律令にもとづいて行われた政治を何というか。
→ 律令政治(律令国家)
【ミニ解説】
法律によって国を治める仕組みが整ったため、
奈良時代の国を「律令国家」と呼ぶ。
問5
奈良時代の政治の中心人物は誰か。
→ 天皇
【ミニ解説】
天皇が国の中心となり、役人を使って政治を行った。
問6
奈良時代の政治は、誰を中心に行われたか。
→ 天皇を中心とした政治
【ミニ解説】
記述問題では
「天皇中心の政治」という表現をそのまま使うと高得点。
都・法律・役所の一問一答
次に、都のしくみ・法律・役所に関する一問一答です。
語句の意味まで押さえると、記述問題にも対応できます。
平城京に関する一問一答
問7
奈良時代の都・平城京は、どこの国の都を手本にしてつくられたか。
→ 唐(中国)
【ミニ解説】
当時の先進国・唐の都「長安」をまねた。
問8
平城京の道路はどのようにつくられていたか。
→ 碁盤目状
【ミニ解説】
道が縦横に交差し、四角形に区切られている。
問9
平城京の中央を南北に走る大きな道路を何というか。
→ 朱雀大路
【ミニ解説】
都の中心にある道路は写真問題でもよく出る。
律令・法律の一問一答
問10
犯罪をしたときの罰の決まりを何というか。
→ 律
【ミニ解説】
「律=刑罰」「令=ルール」とセットで覚える。
問11
政治や人々の生活についての決まりを何というか。
→ 令
【ミニ解説】
役人の仕事や税の決まりなども「令」に含まれる。
問12
律と令を合わせた国の法律を何というか。
→ 律令
【ミニ解説】
奈良時代の政治は、この律令にもとづいて行われた。
官僚制度(役人)の一問一答
問13
天皇を助けて政治を行った人々を何というか。
→ 官僚(役人)
【ミニ解説】
天皇が直接すべてを行うのではなく、
役人を使って全国を治めた。
問14
律令にもとづいて、国や地方で政治を行った制度を何というか。
→ 官僚制度
【ミニ解説】
国を役人が管理する仕組みが整えられた。
この章のまとめ(テスト対策)
- 奈良時代の一問一答は 用語暗記が最優先
- 「なぜそうなるか」を一言で説明できると記述にも強い
- 平城京・律令・天皇中心の政治は必ずセットで覚える
ここを完璧にすれば、
奈良時代の基本問題はほぼ落としません。
【差がつく】奈良時代の一問一答(人物・文化編)

奈良時代のテストでは、
人物名や文化財を「名前だけ」で終わらせていないかが得点差になります。
特に写真問題は、見た瞬間に答えが出るかどうかが重要です。
奈良時代の重要人物一問一答
人物問題は、
「何をした人か」+「なぜそれをしたか」
までセットで覚えましょう。
聖武天皇に関する一問一答
問1
奈良時代に仏教を広め、国を守ろうとした天皇は誰か。
→ 聖武天皇
【ミニ解説】
病気や災害が多かったため、
仏教の力で国を安定させようとした。
問2
聖武天皇が全国に建てさせた寺を何というか。
→ 国分寺・国分尼寺
【ミニ解説】
国ごとに寺を建て、
仏教を広めると同時に国をまとめようとした。
問3
聖武天皇が奈良に建てた大きな寺は何か。
→ 東大寺
【ミニ解説】
大仏が安置されている寺としても有名。
行基に関する一問一答
問4
民衆に仏教を広め、橋や道路の整備にも力を尽くした僧は誰か。
→ 行基
【ミニ解説】
当時は珍しく、
農民などの人々に直接仏教を伝えた僧。
問5
東大寺の大仏づくりに協力し、人々から支持を集めた僧は誰か。
→ 行基
【ミニ解説】
多くの人々の協力を集めた点がテストで狙われやすい。
鑑真に関する一問一答
問6
唐から来日し、日本に正式な仏教の戒律を伝えた僧は誰か。
→ 鑑真
【ミニ解説】
何度も失敗し、目が見えなくなっても来日したことが有名。
問7
鑑真が日本で開いた寺は何か。
→ 唐招提寺
【ミニ解説】
奈良にあり、鑑真ゆかりの寺として出題される。
天平文化の一問一答(写真問題対策)
奈良時代の文化は 天平文化。
テストでは、写真を見て名称を答える問題が非常に多いです。

東大寺に関する一問一答(写真問題)
問8

写真の建物は何か。
→ 東大寺
【写真問題での出方】
- 大仏殿の写真が出る
- 木造の大きな建物が写っている
「大仏がある寺=東大寺」と即答できるようにする。
大仏に関する一問一答(写真問題)
問9
東大寺にある大きな仏像を何というか。
→ 大仏(奈良の大仏)
【ミニ解説】
正式には 盧舎那仏(るしゃなぶつ)。
問10
奈良の大仏をつくらせた天皇は誰か。
→ 聖武天皇
【写真問題での出方】
- 仏像の写真 → 人物名を答えさせる
- 「誰がつくらせたか」がセットで聞かれる
正倉院に関する一問一答(写真問題)
問11
奈良時代の宝物が保管されている建物を何というか。
→ 正倉院
【写真問題での出方】
- 校倉造(あぜくらづくり)の写真
- 三角形の木材が積み重なった外観
建物の形が最大のヒント。
問12
正倉院に残る宝物から分かる、奈良時代の文化の特徴は何か。
→ 国際色豊かである
【ミニ解説】
シルクロードを通じた外国の文化が伝わっている。
写真問題で差がつく理由(重要)
- 文字問題より一瞬で判断する力が必要
- 見覚えがあるかどうかで即決まる
- 正倉院・東大寺・大仏は 必ず写真で出る
「写真 → 名前 → 関連人物」
この流れで覚えると、取りこぼしがなくなります。
この章のまとめ(得点アップ戦略)
- 人物は
「名前+何をした人か」 - 文化は
「写真+名称+特徴」 - 天平文化は写真問題の宝庫
ここを押さえれば、
奈良時代で周りと確実に差がつきます。
【実戦】奈良時代の記述問題対策(得点アップ)
奈良時代の記述問題は、
難しい知識よりも「型どおりに書けているか」 が評価されます。
この章では、よく出る問題パターンと書き方の型を身につけられるよう解説します。
定期テストによく出る記述問題例
奈良時代の記述問題は、大きく分けて次の2種類です。
20〜30字で書かせる問題
よくある問題例
- 奈良時代の政治の特徴を20〜30字で説明しなさい。
- 聖武天皇が行った政治を30字以内で書きなさい。
書くべきポイント
- 誰が(主語)
- 何のために(目的)
- 何をしたか(政策)
この3点が入っていれば、ほぼ満点になります。
模範解答例(30字)
天皇を中心に、律令にもとづいて国を治める政治を行った。
なぜこの答えでOK?
- 「天皇を中心に」→ 主語・立場
- 「律令にもとづいて」→ 制度
- 「国を治める政治」→ 内容
☆ 減点されにくい定番表現を使っている。
「理由を説明しなさい」系問題
よくある問題例
- なぜ聖武天皇は仏教を広めたのか。
- なぜ大仏がつくられたのか。
テストで求められている答え
「事実」ではなく
「目的(ねらい)」 を書くこと。
模範解答例
仏教の力で国を守り、社会を安定させようとしたから。
注意点
- 「大仏をつくったから」では×
- 「〜しようとしたから」 まで書くと◎
記述問題の書き方テンプレ(中1向け)
奈良時代の記述は、
このテンプレを当てはめるだけでOK です。
基本テンプレ①(政治・制度)
【主語】は、【制度・手段】にもとづいて、【目的】ために【内容】を行った。
例文(奈良時代)
天皇は、律令にもとづいて、国をまとめるために政治を行った。
基本テンプレ②(理由説明)
【主語】は、【目的】ために【行動】を行った。
例文(大仏)
聖武天皇は、仏教の力で国を守るために大仏をつくらせた。
主語の入れ方(ここで差がつく)
記述問題で多い減点原因は、
主語がはっきりしていないことです。
NGな主語の例
仏教の力で国を守ろうとした。
❌
「誰が?」が書かれていない。
OKな主語の例
聖武天皇は、仏教の力で国を守ろうとした。
⭕
誰が行ったのかが明確。
NG例 → OK例(実戦比較)
例①:奈良時代の政治
NG例
律令を使って政治をした。
→ 情報が足りず減点。
OK例
天皇を中心に、律令にもとづいて国を治める政治を行った。
→ 主語・制度・内容がそろっている。
例②:大仏の目的
NG例
大仏をつくったから。
→ 理由になっていない。
OK例
仏教の力で国を守り、社会を安定させるため。
→ 目的が明確で満点。
この章のまとめ(記述で点を取るコツ)
- 記述問題は 型で解く
- 主語を必ず入れる
- 「〜しようとしたから」で理由を書く
- 一問一答で覚えた言葉を文章にする
これができれば、
奈良時代の記述問題は得点源になります。
【関連範囲】飛鳥時代とのつながりも一緒に確認しよう
奈良時代は、飛鳥時代の続きとして理解すると一気に分かりやすくなります。
定期テストでは、
「飛鳥時代からどう変わったか」
を問う問題もよく出ます。
飛鳥時代 → 奈良時代の流れ(一問一答で整理)
ここでは、なぜ時代が変わったのかを一問一答形式で整理します。
なぜ都が移ったのか
問1
飛鳥時代から奈良時代にかけて、なぜ都が移されたのか。
→ 政治を安定させ、国をしっかり治めるため。
【解説】
飛鳥時代は、
- 有力豪族の争いが多い
- 都がしばしば移動する
という不安定さがありました。
奈良時代では、
都を固定し、国の中心をはっきりさせる
必要があったため、平城京がつくられました。
問2
奈良時代の都・平城京が長く使われた理由は何か。
→ 政治を安定させるため。
【解説】
「都を定める=国の中心を定める」
という考え方が広まった。
政治の変化
問3
飛鳥時代から奈良時代にかけて、政治はどのように変化したか。
→ 天皇を中心とした律令政治が整えられた。
【解説】
- 飛鳥時代:制度づくりの途中
- 奈良時代:制度が完成し、実際に運用
という違いがあります。
問4
飛鳥時代に始まり、奈良時代に本格化した政治のしくみは何か。
→ 律令国家
【解説】
飛鳥時代で作られた決まりを、
奈良時代で全国に広げて使うようになった。
飛鳥時代と奈良時代の違い(整理)
| 項目 | 飛鳥時代 | 奈良時代 |
|---|---|---|
| 都 | 移動が多い | 平城京に固定 |
| 政治 | 制度づくり | 制度の完成・実施 |
| 中心 | 豪族の力が強い | 天皇中心 |
この比較表を覚えておくと、記述問題でそのまま使えます。
飛鳥時代の用語・人物を一問一答で復習したい人はこちら
※
学年をまたいだ理解は、
「ただ暗記している」状態から
「流れで理解している」状態へレベルアップできます。
【テスト直前】奈良時代 一問一答チェックリスト
テスト直前は、
「もう一度全部やる」より「落としやすい所を確認」 が大切です。
満点を狙う人向け最終確認
覚えておくべき語句一覧(超重要)
以下が言えなければ要復習です。
- 710年(和銅3年)
- 平城京
- 律令
- 律令国家
- 天皇中心の政治
- 聖武天皇
- 行基
- 鑑真
- 東大寺
- 大仏
- 正倉院
- 天平文化
一問一答で即答できるかを確認。
よくあるミス(減点パターン)
ミス① 年代と都をセットで覚えていない
- 710年 → 平城京
が言えない。
ミス② 人物と行動が結びついていない
- 聖武天皇 → 仏教政策
- 行基 → 民衆への布教
- 鑑真 → 戒律
があいまい。
ミス③ 記述で主語が抜ける
- 「仏教を広めた」だけで終わる
→ 誰が?(聖武天皇)
ミス④ 写真問題で迷う
- 正倉院の建物の形が分からない
- 東大寺と大仏が結びつかない
テスト前のおすすめ使い方
- 語句を一問一答で確認
- 人物と文化をセットで思い出す
- 記述テンプレを1回書く
これだけで、
奈良時代はかなり安定します。
定期テスト対策におすすめの社会問題集
定期テスト対策としておすすめの社会の問題集を4冊紹介します。
目標の点数によって下記のように使い分けるのがおすすめです。
- 定期テスト平均前後まで取りたい→『中学教科書ワーク 歴史』
- 定期テストで70点くらい取りたい→『ニューコース参考書 中学歴史』
- 県内トップ高を狙っている→『中学 歴史 ハイクラステスト』『新中学問題集』
※問題集を使ってどのように定期テスト対策をすれば良いか、以下の記事で詳しく解説しています。
社会の定期テスト対策の仕方
『中学教科書ワーク 社会 歴史』
- 学校の教科書に合わせてテスト勉強ができる
- 基本~標準レベルの対策ができる(平均点前後まで)
帝国書院はコチラ↓
東京書籍はコチラ↓
教育出版はコチラ↓
日文はコチラ↓
『ニューコース問題集 中学歴史』
- 学校の定期テストに合わせて使える
- 標準~やや応用レベルまでカバーしている(平均点+20点くらいまで)
- 同じシリーズで参考書もあり、勉強しやすい
『中学 歴史 ハイクラステスト』
- 標準問題~応用問題までカバーしている
- 高校入試レベルまで対策できる
『新中学問題集』(学習塾の定番)
- 80点以上を安定して取りたい人向け
- 記述問題・思考力問題も多数掲載
- 塾で定番の問題集
- 問題量が市販問題集よりかなり豊富
歴史Ⅰ↓(原始~安土桃山時代)
歴史Ⅱ↓(江戸時代~ラストまで)
よくある質問Q&A
Q1. 奈良時代はいつからいつまで?
A. 710年(平城京遷都)から794年(平安京遷都)までです。
Q2. 奈良時代の都は必ず平城京?
A. はい。
奈良時代=平城京とセットで覚えます。
Q3. 律令って何を覚えればいい?
A.
- 律:罰の決まり
- 令:政治や生活のルール
この2点で十分です。
Q4. 律令国家とは何ですか?
A. 律令(というルール)にもとづいて国を治める国家のことです。
Q5. 聖武天皇が仏教を広めた理由は?
A.
仏教の力で国を守り、社会を安定させるためです。
Q6. 行基と鑑真の違いは?
A.
- 行基:民衆に仏教を広めた
- 鑑真:戒律を伝えた
役割がまったく違います。
Q7. 大仏をつくらせたのは誰?
A. 聖武天皇です。
Q8. 正倉院は何を覚えればいい?
A.
- 奈良時代の宝物(聖武天皇の遺物など)を保管
- 校倉造(写真問題)
この2点が重要です。
Q9. 天平文化の特徴は?
A.
仏教の影響が強く、国際色豊かな文化です。
Q10. 写真問題はどう対策すればいい?
A.
「写真 → 名前 → 関連人物」をセットで覚えます。
(東大寺 → 大仏 → 聖武天皇)
Q11. 記述問題で一番大事なことは?
A.
主語(誰が)を書くことです。
Q12. 飛鳥時代との違いは覚える必要ある?
A. はい。
制度づくり(飛鳥)→ 制度の完成(奈良)
この流れは記述でよく使われます。
まとめ
- 奈良時代は 一問一答で基礎点、記述で差がつく
- 都・政治・人物・文化は必ずセットで覚える
- 写真問題と主語抜けが最大の失点ポイント
- テスト前は「新しく覚える」より「落とさない確認」
このチェックリストを使って最終確認すれば、
奈良時代は確実に得点源になります。
古代から室町時代までの問題は下記の記事にあります。
歴史:
【古代文明と宗教のはじまり】の一問一答・記述問題
縄文時代・弥生時代の一問一答・記述問題
飛鳥時代の一問一答・記述問題
鎌倉時代の一問一答・記述問題
室町時代の一問一答・記述問題


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