この記事で分かること
この記事では、助動詞mustについて次のことが分かるようになります。
- mustの基本的な意味と役割
- mustを文のどこに置けばよいか
- mustのあとに来る動詞の形
- 「しなければならない」と「〜にちがいない」の考え方
最初に全体像をつかんでから、あとで否定文や練習問題に進むことで、mustを「なんとなく」ではなく「確実に」使えるようにするのが目的です。
- 助動詞mustとは?中学生向けに意味を先に整理しよう
- mustの意味①「〜しなければならない」
- mustの意味②「〜にちがいない」
- must notの意味と使い方|「〜してはいけない」
- don’t have toの意味と使い方|「〜しなくてよい」
- must・must not・have to・don’t have toの違いまとめ
- 定期テスト・高校入試でよく出るmustの問題パターン
- mustを見抜くコツ|文のどこを見れば意味が決まる?
- 練習問題① mustの意味を選ぶ問題
- 練習問題② must notとdon’t have toの見分け問題
- 練習問題③ mustとhave toの書きかえ問題
- 中学生がmustでよく間違えるポイント
- 助動詞mustの使い方まとめ|ここだけ押さえればOK
- よくある質問
助動詞mustとは?中学生向けに意味を先に整理しよう
英語のmustは、中学英語で習う助動詞のひとつです。
助動詞とは、動詞の前に置いて文の意味を強めたり、話し手の考えを表したりする言葉です。
mustは見た目は短くシンプルですが、意味が複数あり、否定文になると日本語の感覚とズレやすいため、多くの中学生がつまずきます。
そこでこの記事では、むずかしい表現や高校内容は使わず、中学1年生でも理解できる単語と文法だけで、mustの使い方を整理していきます。
must以外の英文法については、
→ 中学英語文法一覧:三人称単数など中1、中2、中3で習う英文法を例文つきで基本から分かりやすく解説
の記事でくわしく解説しています。
まずは「mustとは何か」「どこに置くのか」という一番大事な基本から確認しましょう。
mustは「動詞の前」に置くだけの助動詞
mustは助動詞なので、文の中で使う場所が決まっています。
それは、必ず動詞の前に置く、ということです。
たとえば、
I must study.
(私は勉強しなければならない)
このように、mustは主語のあと、動詞の前に置かれます。
be動詞のように形が変わったり、一般動詞のように三単現のsがついたりすることはありません。
主語がIでも、Heでも、Theyでも、mustはいつも同じ形です。
ここが、be動詞や一般動詞と大きくちがうポイントです。
三単現のsをつけるルールについては、
→ 中学英語|三人称単数のsのつけ方を例文で分かりやすく解説
の記事でくわしく解説しています。
mustの基本の形(肯定文)
mustを使った肯定文の基本の形はとてもシンプルです。
主語 + must + 動詞
この形だけ覚えておけば、まずは大丈夫です。
例文を見ると、
I must go home.(私は家に帰らないといけない。)
She must do her homework.(彼女は宿題をしないといけない。)
どちらも、主語のあとにmustが来て、そのあとに動詞が続いています。
主語が三人称単数でも、mustの形は変わらないことに注目してください。
mustのあとに来る動詞の形
mustのあとに来る動詞は、原形を使います。
原形とは、toがついていない、いちばん基本の形の動詞です。
- go
- study
- play
- do
このような形が原形です。
たとえば、
I must study English.(私は英語の勉強をしないといけない。)
He must go to school.(彼は学校に行かないといけない。)
のように、三単現のsはつきませんし、過去形にもなりません。
must自体が文の意味を強くする役割を持っているため、動詞はシンプルな原形のまま使います。
この「mustのあとには動詞の原形」というルールは、後で出てくる否定文や問題を解くときにも、とても重要になります。
なお、中学校英語で学ぶ助動詞mustの考え方は、文部科学省が示す学習指導要領(外国語)の内容に沿って整理されています。
中学校では,・・・さらにmust(義務),must not(禁止),may(許可),should(義務)などが扱われる。
文部科学省『学習指導要領解説(外国語 – 英語 – 内容)』より引用
mustの意味①「〜しなければならない」
mustの一つ目の意味は、「〜しなければならない」です。
これは、英語のmustでいちばんよく使われる意味で、学校の定期テストでも必ず出てくる重要ポイントです。
mustは、話している人が「これは絶対に守る必要がある」「やらないといけない」と強く感じているときに使います。
日本語にすると「〜しなさい」「〜する必要がある」といった、強い気持ちがこもった表現になります。
mustが表す「ルール・強い必要」
mustは、ただの予定や希望ではなく、守らなければならないルールや、強い必要があるときに使われます。
そのため、mustを使った文には「やらなくてもいい」という選択はありません。
たとえば、
You must study English.
(あなたは英語を勉強しなければならない。)
この文では、英語を勉強することが大切で、守る必要があるという気持ちが表れています。
学校や決まりごとの文でよく使われるmust
学校生活や決まりごとを表す文では、mustがよく使われます。
なぜなら、学校のルールは「守らなければならないこと」だからです。
たとえば、
Students must wear uniforms.
(生徒は制服を着なければならない。)
You must be quiet in the library.
(図書館では静かにしなければならない。)
このように、校則や公共の場所のルールを説明するときに、mustが使われます。
定期テストでも、こうした場面をイメージできるかどうかが大切です。
「守らないといけない」場面のイメージ
mustは、「できればやる」ではなく、「守らないといけない」場面で使います。
そのため、強制や義務のイメージを持つと分かりやすくなります。
たとえば、試験の日に「必ず学校に行く」「宿題を出す」など、やらなければならない行動を思い浮かべてみましょう。
そのような場面では、mustがぴったり合います。
must=have to(〜しなければならない)
mustとhave toは、どちらも「〜しなければならない」という意味を表します。
中学英語では、この二つはほぼ同じ意味として扱われます。
たとえば、
I must do my homework.
I have to do my homework.
どちらの文も、「私は宿題をしなければならない」という意味になります。
このため、定期テストではmustとhave toは同じ意味だと考えて問題ありません。
意味が同じになる理由
mustもhave toも、「やる必要がある」という気持ちを表す表現です。
そのため、中学英語の範囲では、意味の違いを細かく考える必要はありません。
特に、学校のテストでは、「must=have to」と覚えておくことで、問題をスムーズに解くことができます。
難しく考えすぎないことがポイントです。
定期テストではどう考えればよいか
定期テストでは、mustとhave toは同じ意味として出題されることがほとんどです。
書きかえ問題や選択問題では、どちらに直しても正解になるケースが多く見られます。
そのため、テストでは
mustは「しなければならない」
have toも「しなければならない」
とシンプルに考えてください。
まずは意味を確実に押さえ、あとで否定文や使い分けを学ぶことで、mustを得点源にすることができます。
mustの意味②「〜にちがいない」
mustには、「〜しなければならない」だけでなく、「〜にちがいない」という意味もあります。
この意味のmustは、何かを見たり聞いたりして、話し手が「これは間違いない」と強く思っているときに使われます。
最初は少し分かりにくく感じるかもしれませんが、「強い予想」を表していると考えると理解しやすくなります。
定期テストや高校入試でも、この意味でのmustが出題されることがよくあります。
must+動詞で「強い予想」を表す
「〜にちがいない」のmustは、文の形は「しなければならない」のときと同じです。
主語のあとにmustを置き、そのあとに動詞の原形を続けます。
たとえば、
He must be tired.
(彼は疲れているにちがいない)
この文では、「彼は今とても疲れていそうだ」という話し手の強い予想を表しています。
命令やルールの意味ではないことに注意しましょう。
見たこと・聞いたことから判断するイメージ
「〜にちがいない」のmustは、理由のある予想です。
ただの想像ではなく、見たことや聞いたことをもとにして判断しています。
たとえば、
She studied all night. She must be tired.
(彼女は一晩中勉強した。だから疲れているにちがいない)
このように、「一晩中勉強した」という情報があるから、「疲れているはずだ」と判断しています。
この理由があることが、mustの大切なポイントです。
willとのちがい(予想の強さ)
予想を表す英語にはwillもありますが、mustはwillよりも強い予想を表します。
willは「たぶん〜だろう」という軽い予想です。
たとえば、
He will be at home.
(彼は家にいるだろう。)
He must be at home.
(彼は家にいるにちがいない。)
mustを使うと、「そうだと強く思っている」という気持ちが伝わります。
テストでは、「確信が強い予想かどうか」を考えると、mustとwillを正しく選ぶことができます。
このように、「〜にちがいない」のmustは、見たことや聞いたことをもとにした強い予想だと覚えておきましょう。
must notの意味と使い方|「〜してはいけない」
mustを否定の形にすると、must notになります。
must notの意味は、「〜してはいけない」です。
ここは中学生がとても間違えやすいポイントです。
日本語の「〜しなくていい」という意味だと勘違いしやすいですが、must notは強い禁止を表します。
must notは「禁止」を表す否定文
must notは、「それをしてはだめ」「絶対にしてはいけない」という意味になります。
ルールや決まりで禁止されていることを表すときに使われます。
たとえば、
You must not run in the hallway.
(廊下では走ってはいけない。)
この文は、「走らなくてもよい」という意味ではありません。
走ること自体が禁止されている、という強い意味になります。
「〜しなくてよい」ではない理由
must notが「〜しなくてよい」にならない理由は、must自体が強い意味を持っているからです。
mustは「必ず」「絶対に」という気持ちを含んでいます。
そのmustをnotで否定すると、「必ずしない」「絶対にしてはいけない」という意味になります。
そのため、「〜しなくてもいい」という弱い意味にはなりません。
この点を理解していないと、テストでmust notとdon’t have toを取りちがえてしまいます。
学校英語でよく出る例文
学校や公共の場所のルールを表す文では、must notがよく使われます。
たとえば、
Students must not use smartphones in class.
(生徒は授業中にスマートフォンを使ってはいけない。)
You must not be late for school.
(学校に遅れてはいけない。)
このように、学校生活のルールとセットで出題されることが多いので、意味を正しく覚えておきましょう。
don’t have toの意味と使い方|「〜しなくてよい」
don’t have toは、「〜しなくてよい」という意味を表します。
これは、「それをしてもいいし、しなくてもいい」という状態を表す表現です。
must notと形が少し似ているため、意味を取りちがえやすいですが、表している内容はまったく違います。
ここでしっかり区別して覚えましょう。
don’t have toは「必要がない」
don’t have toは、「それをする必要がない」という意味です。
ルールや決まりで禁止されているわけではなく、「やらなくても問題ない」という状態を表します。
たとえば、
You don’t have to come today.
(今日は来なくてもよい。)
この文では、「来てはいけない」のではなく、「来てもいいし、来なくてもいい」という意味になります。
この「選択できる」感じが、don’t have toの大きなポイントです。
must notとの意味の決定的なちがい
must notとdon’t have toは、意味が正反対になることもあります。
must notは「〜してはいけない」で、行動そのものが禁止されています。
don’t have toは「〜しなくてよい」で、行動してもかまいません。
たとえば、
You must not eat here.
(ここで食べてはいけない。)
You don’t have to eat here.
(ここで食べなくてもよい。)
この2つは、文の形は似ていますが、意味はまったく違います。
テストでは、このちがいを正しく読み取れるかがよく問われます。
日本語訳だけで覚えると失敗する理由
don’t have toを日本語だけで覚えると、「しない」と「してはいけない」を混同しやすくなります。
しかし、英語では「禁止」と「必要がない」ははっきり分けて考えます。
そのため、文を読むときは
「それはしてもいいのか」
「それとも、してはいけないのか」
を考えることが大切です。
don’t have toは、「やらなくても大丈夫」という意味だと覚えておくと、must notとの区別がしやすくなります。
must・must not・have to・don’t have toの違いまとめ

ここまでで、must、must not、have to、don’t have toの意味をそれぞれ学びました。
この4つは形が似ているため、まとめて整理しないと混乱しやすい表現です。
ここでは、「何をしなければならないのか」「してよいのか」「してはいけないのか」という意味のちがいに注目して整理します。
意味で整理できるようになると、定期テストや高校入試の問題にも対応しやすくなります。
| 表現 | 基本の意味 | ニュアンス | 日本語の注意点 | 定期テストでのポイント |
|---|---|---|---|---|
| must | 〜しなければならない | 強い義務・命令 | 口調が強い | ルール・決まりがあるか |
| have to | 〜しなければならない | 客観的な必要 | mustと同じ意味 | 主語で形が変わる |
| must not | 〜してはいけない | 禁止 | 「しなくてよい」ではない | don’t have toと混同注意 |
| don’t have to | 〜しなくてよい | 必要がない | 禁止ではない | 否定の意味に注意 |
4つの表現を意味で整理しよう
4つの表現は、「その行動がどう扱われているか」で分けることができます。
大きく見ると、「義務」「禁止」「必要がない」の3つに分かれます。
- mustとhave toは、「しなければならない」という義務を表します。
- must notは、「してはいけない」という禁止を表します。
- don’t have toは、「しなくてもよい」という必要がない状態を表します。
このように、意味のグループで考えると整理しやすくなります。
「義務」「禁止」「必要なし」のちがい
義務は、「必ずやる必要がある」状態です。
mustやhave toを使うと、その行動は守らなければなりません。
禁止は、「その行動をしてはいけない」状態です。
must notを使うと、行動自体がルールで止められています。
必要なしは、「やらなくても問題ない」状態です。
don’t have toを使うと、やってもよいし、やらなくてもよいことを表します。
この3つのちがいをはっきり区別することが、mustの理解でいちばん大切です。
定期テストで問われやすい聞き方
定期テストでは、意味のちがいを直接たずねる問題がよく出ます。
たとえば、「次の文と同じ意味になるものを選びなさい」や、「正しい日本語を選びなさい」といった聞かれ方です。
特に多いのは、
must notとdon’t have toを比べる問題
mustとhave toを書きかえる問題
文の意味に合う表現を選ぶ問題
です。
問題文を読むときは、「してはいけないのか」「しなくてよいのか」「しなければならないのか」を意識して考えましょう。
この視点を持つだけで、ひっかけ問題に強くなります。
must notとdon’t have toの違いをもっとくわしく知ってテスト対策をしたい方向けに
→ 中学英語|must notとdon’t have toの意味と違いを完全解説【定期テスト・入試対策】
の記事でくわしく解説しています。
定期テスト・高校入試でよく出るmustの問題パターン

助動詞mustは、定期テストだけでなく高校入試でもよく出題されます。
問題の出し方にはある程度決まったパターンがあるため、あらかじめ知っておくことで得点しやすくなります。
ここでは、中学生が特につまずきやすい代表的な出題パターンを整理します。
すでに学んだ内容を「どう聞かれるか」という視点で確認していきましょう。
意味を答えさせる問題
もっとも基本的な問題は、mustの意味を答えさせる問題です。
文を読んで、「しなければならない」なのか「〜にちがいない」なのかを判断します。
たとえば、
You must do your homework.
この場合は、「宿題をしなければならない」という意味になります。
ルールや必要がある場面なので、「〜にちがいない」にはなりません。
一方で、
He must be tired.
のような文では、命令や義務ではなく、話し手の判断を表しています。
この場合は「彼は疲れているにちがいない」と考えます。
文の内容がルールか、予想かを見分けることがポイントです。
must notとdon’t have toのひっかけ
定期テストで特に多いのが、must notとdon’t have toを比べる問題です。
どちらも否定の形なので、意味を取りちがえやすいからです。
たとえば、
You must not run here.
この文は、「ここで走ってはいけない」という意味です。
走ることが禁止されています。
一方で、
You don’t have to run here.
この文は、「ここで走らなくてもよい」という意味です。
走ってもいいし、走らなくてもいい状態です。
テストでは、日本語の選択肢がよく似ていることがあります。
「してはいけない」と「しなくてよい」をしっかり区別できるかが得点の分かれ目です。

have toとの書きかえ問題
mustは、have toと同じ意味で使われることが多いため、書きかえ問題によく出ます。
文の意味を変えずに、mustをhave toに直す、またはその逆の問題です。
たとえば、
I must study English.
を、have toを使って書きかえると、
I have to study English.
になります。
このとき、動詞の形は変えず、文の意味が同じになることを確認しましょう。
定期テストでは、「意味が変わらないこと」がいちばん大切です。
この3つのパターンを押さえておけば、mustの問題はかなり解きやすくなります。
例文をさらに確認したい場合は、英語教育専門サイトの解説も役立ちます。
→ アルク | 義務を表すmustとhave toの違い
mustを見抜くコツ|文のどこを見れば意味が決まる?
助動詞mustは、意味が一つではないため、文をなんとなく日本語に直すだけでは間違えやすい表現です。
正しく意味を判断するには、文のどこを見ればよいかを知っておくことが大切です。
ここでは、定期テストや高校入試でmustの意味を素早く、正確に見抜くためのコツを紹介します。
文の中に「ルール・決まり」はある?
まず最初に見るべきポイントは、その文がルールや決まりごとを表しているかどうかです。
校則や注意書き、公共の場所での決まりなどが思い浮かぶ文なら、mustは「〜しなければならない」や「〜してはいけない」の意味になります。
たとえば、
Students must wear uniforms.
この文は、学校のルールを表しています。
そのため、mustは「制服を着なければならない」という意味になります。
ルールが関係している文では、「予想」の意味になることはほとんどありません。
まずは「決まりの文かどうか」を考えるようにしましょう。
「してはいけない」か「しなくてよい」か
次に確認したいのは、否定の形になっているかどうかです。
否定文の場合、must notなのか、don’t have toなのかで意味が大きく変わります。
must notなら、「してはいけない」という禁止の意味になります。
don’t have toなら、「しなくてよい」という必要がない意味になります。
たとえば、
You must not use this room.
なら、「この部屋を使ってはいけない」です。
You don’t have to use this room.
なら、「この部屋を使わなくてもよい」です。
否定文を見たら、「行動が禁止されているのか」「必要がないだけなのか」を必ず考えましょう。
日本語訳より英語の形を見る
mustを見抜くときに一番やってはいけないのは、日本語訳だけで判断することです。
日本語にすると、似たような表現になってしまうからです。
大切なのは、英語の形を見ることです。
mustなのか、must notなのか、have toなのか、don’t have toなのかを正確に見分けます。
英語の形が分かれば、意味は自然と決まります。
テストでは、まず英語の形を確認し、そのあとで意味を考えるようにすると、ひっかけ問題に強くなります。
この3つのポイントを意識することで、mustの問題を落ち着いて解けるようになります。
練習問題① mustの意味を選ぶ問題
ここでは、助動詞mustの意味を正しく判断できるかを確認します。
「しなければならない」なのか、「〜にちがいない」なのかを、文の内容から考えましょう。
問題
次の英文のmustの意味として、もっとも合うものを選びなさい。
① You must finish your homework today.
A.今日は宿題を終えてもよい
B.今日は宿題を終えなければならない
② He studied all night. He must be tired.
A.彼は疲れているにちがいない
B.彼は疲れなければならない
③ Students must be quiet in the library.
A.生徒は図書館で静かにしてもよい
B.生徒は図書館で静かにしなければならない
④ Look at the dark clouds. It must rain soon.
A.もうすぐ雨が降るにちがいない
B.もうすぐ雨を降らせなければならない
解答
① B
② A
③ B
④ A
解説
①の文は、「今日中に宿題を終える必要がある」という意味です。
ルールや強い必要を表しているので、mustは「しなければならない」になります。
②の文では、「一晩中勉強した」という情報をもとに、「疲れているはずだ」と判断しています。
これは命令や義務ではなく、強い予想なので、「〜にちがいない」が正解です。
③は、図書館での決まりごとを表しています。
学校や公共の場所のルールを説明する文では、mustは「しなければならない」と考えます。
④の文では、暗い雲を見て、もうすぐ雨が降ると予想しています。
見たことを理由にした強い予想なので、mustは「〜にちがいない」になります。
このように、文が「ルール・必要」を表しているのか、「理由のある予想」なのかを考えることが、mustの意味を見抜くポイントです。
練習問題② must notとdon’t have toの見分け問題
ここでは、must notとdon’t have toの意味のちがいを正しく判断できるかを確認します。
どちらも否定の形ですが、「禁止」なのか「必要がない」なのかを見分けることがポイントです。
問題
次の英文の意味として、もっとも合うものを選びなさい。
① You must not use this phone.
A.この電話を使わなくてもよい
B.この電話を使ってはいけない
② You don’t have to come tomorrow.
A.明日来てはいけない
B.明日来なくてもよい
③ Students must not run in the hallway.
A.生徒は廊下を走らなくてもよい
B.生徒は廊下を走ってはいけない
④ You don’t have to finish this today.
A.今日はこれを終えなくてもよい
B.今日はこれを終えてはいけない
解答
① B
② B
③ B
④ A
解説(ひっかけポイント)
①と③はmust notが使われています。
must notは「してはいけない」という強い禁止を表すため、Bが正解です。
「しなくてよい」と考えてしまうのが、よくあるひっかけです。
②と④はdon’t have toが使われています。
don’t have toは「する必要がない」という意味なので、「しなくてもよい」と考えます。
行動してもよいかどうかを考えると、must notとのちがいが分かりやすくなります。
テストでは、日本語だけを見て判断すると間違えやすくなります。
必ず英語の形を確認し、「禁止」なのか「必要がない」なのかを意識しましょう。
練習問題③ mustとhave toの書きかえ問題
ここでは、mustとhave toを正しく書きかえられるかを確認します。
どちらも「〜しなければならない」という意味を表すため、文の意味を変えずに直すことがポイントです。
問題
次の文の意味を変えずに、( )内の指示にしたがって書きかえなさい。
① I must study English every day.
(have to を使って)
② She must get up early tomorrow.
(have to を使って)
③ We have to wear uniforms at school.
(must を使って)
④ He has to finish his homework today.
(must を使って)
解答
① I have to study English every day.
② She has to get up early tomorrow.
③ We must wear uniforms at school.
④ He must finish his homework today.
解説
①と②は、mustをhave toに書きかえる問題です。
主語に合わせて、have toの形が変わることに注意しましょう。
Iのときはhave to、Sheのときはhas toになります。※三人称単数。
③と④は、have toをmustに書きかえる問題です。
mustは主語が変わっても形が変わらないため、そのまま使えば大丈夫です。
書きかえ問題では、意味が同じかどうかだけでなく、文の形が正しいかもチェックされます。
特に、have toの形に注意することが得点のポイントです。
三人称単数については、
→ 中学英語|三人称単数のsのつけ方を例文で分かりやすく解説
の記事でくわしく解説しています。
中学生がmustでよく間違えるポイント
意味の取りちがい
mustは「〜しなければならない」という意味で覚えることが多いですが、実は「話し手が強く必要だと思っている」というニュアンスが含まれています。学校のテストでは単純に「義務」として出題されますが、意味の背景を理解していないと、have toとの違いが分からなくなります。
mustは話し手の気持ちや判断が強く出る表現です。例えば、親が子どもに「もう夜だから宿題をやりなさい」と強く言う場面ではmustが使われやすくなります。
一方で、have toは「ルール・決まり・状況によってそうしなければならない」という意味です。学校の校則や時間割、決まった予定などはhave toが自然です。
テストでは、must=気持ちが強い、have to=決まりや状況、という区別までは問われないことが多いですが、長文問題や会話文では判断材料になることがあります。
否定文での勘違い
mustの否定文で最も多いミスは、must notを「〜しなくてもよい」と思ってしまうことです。これは完全な間違いです。
must notは「〜してはいけない」という禁止を表します。校則や注意書きでよく使われる強い表現です。
「〜しなくてもよい」と言いたいときは、must notではなく、don’t have toを使います。
この違いは定期テストでも入試でも非常によく出ます。意味を日本語でしっかり区別して覚えることが重要です。
学校の授業と同じ流れで理解したい人は、NHK for Schoolの英語コンテンツも参考になります。
→ NHK for School
助動詞mustの使い方まとめ|ここだけ押さえればOK
mustは「〜しなければならない」という強い義務を表す助動詞で、話し手の判断や強い気持ちが含まれる。
否定文のmust notは「〜してはいけない」という禁止であり、「〜しなくてもよい」ではない。
「〜しなくてもよい」はdon’t have toを使う。
mustのあとには動詞の原形がくる。
ここを押さえれば、中学英語のmustはほぼ完璧。
よくある質問
Q1.mustとhave toはどちらも「〜しなければならない」ですか?
A.はい、基本的な意味は同じですが、mustは話し手の強い気持ち、have toは決まりや状況が理由になることが多いです。
Q2.must notは「〜しなくてもよい」ですか?
A.いいえ、must notは「〜してはいけない」という意味です。
Q3.「宿題をしなくてもよい」は英語でどう言いますか?
A.you don’t have to do your homework.と言います。
Q4.mustのあとにsはつきますか?
A.つきません。主語が三人称単数でもmustの形は変わりません。
Q5.mustの疑問文はどう作りますか?
A.Must + 主語 + 動詞の原形〜?の形になります。
Q6.mustとhave toは書きかえできますか?
A.多くの場合で書きかえ可能ですが、意味が少し変わることがあります。
Q7.mustは過去形にできますか?
A.mustには過去形がないため、had toを使います。
Q8.テストではmustとhave toの違いはどこまで覚えるべきですか?
A.意味の違いと否定文の違いは必ず覚えましょう。
Q9.must notとdon’t have toを見分けるコツはありますか?
A.「禁止」か「不要」かを日本語で考えると見分けやすいです。
Q10.mustは会話でよく使いますか?
A.日常会話ではhave toの方がよく使われ、mustはやや強い印象になります。
Q11.命令文とmustはどう違いますか?
A.命令文は直接的な命令、mustは義務や必要性を表します。
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この記事を書いた人
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