歴史の定期テストで点が取れなくて困っている中学生は多いですよね。
歴史の定期テストで高得点を獲得するためには、各時代の年表をしっかりと理解することが不可欠です。
特に安土桃山時代は日本史の中でも重要な時期であり、その年表をマスターするとテストでスラスラと解けるようになります。
そこで今回は、安土桃山時代年表を効果的に学ぶための5つのポイントと、テストでよく出題されるポイントを解説します。
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【中学生向け】安土桃山時代の概要
安土桃山時代の期間と名前の由来
安土桃山時代(あづちももやまじだい)は、1573年から1603年ごろまでの約30年間の時代をさします。
この時代は、戦国時代が終わり、天下統一(てんかとういつ)に向かっていく動きが加速した、とても大きな転換期です。
この時代の名前は、2人の有名な人物にちなんでつけられました。
- 「安土(あづち)」は、織田信長(おだのぶなが)が建てたお城「安土城」から。
- 「桃山(ももやま)」は、豊臣秀吉(とよとみひでよし)が建てた「伏見桃山城(ふしみももやまじょう)」から。
信長と秀吉が、それぞれ天下統一を目指して活躍したことから、この時代は「安土桃山時代」と呼ばれるようになりました。
織田信長の安土城と豊臣秀吉の桃山城
- 安土城(あづちじょう):1576年、織田信長が滋賀県(当時は近江国)に建てた城。石垣や天守が立派で、政治の中心となった近代的なお城のはじまりといわれています。
- 伏見桃山城(ふしみももやまじょう):豊臣秀吉が京都に建てたお城で、桃山文化のシンボルとされています。豪華な装飾や建築様式が特徴です。
この2つのお城は、それぞれの権力を象徴していて、後の江戸時代の城づくりにも大きな影響を与えました。
この時代の特徴と社会の変化
安土桃山時代は、それまでの戦国時代と大きく違いがあります。以下のような変化がありました。
戦国時代から統一国家への移行
- 戦国時代は、全国の大名たちが自分の領地を広げるために戦っていた混乱の時代でした。
- しかし織田信長が大名を倒していき、力を強めていくことで、「天下統一」に近づいていきます。
- 信長の死後は、豊臣秀吉がそのあとを継ぎ、1590年に全国をほぼ統一しました。
- このように、バラバラだった国がひとつにまとまり、中央からの支配が行き届いた「統一国家」へと移り変わっていきました。
この動きによって、農民や商人の生活にも変化があり、国の仕組みも少しずつ整えられていきました。
南蛮文化の影響と新しい文化の誕生
- この時代には、ポルトガル人やスペイン人などのヨーロッパの人々(南蛮人)が日本にやってきました。
- 彼らは、日本に鉄砲・キリスト教・ガラス製品・タバコなどの新しい文化や技術を伝えました。
- こうした影響を受けて、日本でも金ぴかの建物や着物、豪華な食器などを好む文化(桃山文化)が生まれました。
桃山文化は、信長や秀吉の権力を示すような豪華で派手な文化で、お城や絵画、茶の湯などにもその特徴が見られます。茶道を完成させた千利休(せんのりきゅう)もこの時代に活躍しました。
年表で学ぶ安土桃山時代の重要な出来事
織田信長の活躍と改革
安土桃山時代の前半は、戦国大名の織田信長が大きな力を持ち、さまざまな改革や戦いで日本を統一へと導きました。
1560年 桶狭間の戦いで今川義元を討つ
- 1560年、織田信長は「桶狭間(おけはざま)の戦い」で今川義元(いまがわよしもと)を討ち取りました。
- 今川軍は2万以上、信長軍はわずか4千とも言われる大軍に挑み、信長は奇襲(きしゅう:不意打ち)で大勝利しました。(諸説あり)
- この戦いで信長の名は全国に知られるようになり、戦国のスターとして一気に頭角を現します。
1573年 室町幕府の滅亡と天下布武
- 1573年、信長は室町幕府の将軍 足利義昭(あしかがよしあき)を追放しました。
- これにより、室町幕府は滅び、日本は戦国の世から脱しつつある時代へ進みます。
- 信長は「天下布武(てんかふぶ)」というスローガンを使いました。意味は「武力で天下を治める」というものです。
- つまり、武力による平和の実現を目指していたのです。
1575年 長篠の戦いで鉄砲を活用
- 1575年の長篠(ながしの)の戦いでは、信長は同盟を組んでいた徳川家康とともに、強敵・武田軍を迎え撃ちます。
- この戦いで信長は、約3,000丁の鉄砲を戦いに使ったことで有名です。
- 鉄砲隊を交代で撃たせるなど、近代的な戦術を初めて使ったとも言われ、信長の軍事力の高さがわかります。
1582年 本能寺の変で明智光秀に討たれる
- 天下統一まであと一歩に近づいた信長ですが、1582年、家臣の明智光秀(あけちみつひで)に裏切られ、本能寺で自害(じがい)します。
- この事件が有名な「本能寺の変」です。
- 信長の突然の死は日本中を驚かせ、政権は空白状態になります。
豊臣秀吉の統一事業と政策
信長の死後、部下だった豊臣秀吉(とよとみひでよし)がその後を継ぎ、天下統一を実現していきます。
1582年 山崎の戦いで明智光秀を討つ
- 信長の死からわずか11日後、秀吉は「山崎の戦い」で明智光秀を討ちます。
- このすばやい行動で、秀吉は信長の後継者としての地位を確立していきました。
1585年 関白に就任し全国統一を進める
- 1585年、秀吉は関白(かんぱく)という朝廷の高い役職に就きます。
- 関白とは、天皇の代わりに政治を行う役職で、武士でありながら公家のトップにもなった珍しい存在です。
- その後、全国の大名を従わせ、着実に統一を進めていきます。
1590年 小田原征伐で全国統一を達成
- 1590年、関東地方の有力大名である北条氏(ほうじょうし)を攻めた「小田原征伐(おだわらせいばつ)」で、ついに日本全国をほぼ統一しました。
- これにより、戦国時代は本当に終わりを迎え、安土桃山時代の絶頂期に達します。
1592年・1597年 朝鮮出兵(文禄・慶長の役)
- 秀吉は国内の統一に成功したあと、今度は海外へと目を向けます。
- 1592年と1597年に、朝鮮(現在の韓国)に兵を送る「文禄・慶長の役」が始まります。
- しかしこの戦争は長引き、秀吉が亡くなるとともに撤退。多くの犠牲を出し、失敗に終わりました。
- 秀吉のこの決断は、国内の不満を高める原因にもなりました。
1600年 関ヶ原の戦いと江戸時代への移行
- 秀吉の死後、豊臣政権の力は弱まり、家臣たちの間で対立が起こります。
- 1600年、天下分け目の「関ヶ原の戦い(せきがはらのたたかい)」が起こります。
- この戦いで勝利したのが徳川家康(とくがわいえやす)です。
- 家康はその後、1603年に江戸幕府を開き、日本は江戸時代へと移行していきます。
※江戸時代については、以下の記事でくわしく解説しています。
中学生向け江戸時代年表勉強法
安土桃山時代の年表を使う効果的な定期テスト対策法
安土桃山時代を理解するのに、年表を使うと分かりやすいです。
年表を使う効果的なテスト勉強法を紹介します。
用語の理解と覚え方を工夫しよう
安土桃山時代には多くの武将や戦国大名が活躍し、様々な戦いが繰り広げられました。
年表をみて、それぞれの出来事や登場人物に関するキーワードや用語をしっかり理解することが重要です。
例えば、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康などの重要な武将の名前や、本能寺の変、山崎の戦いなどの出来事に焦点を当て、それぞれの関連性を覚えましょう。
年表を時系列で整理する
安土桃山時代の出来事は多岐にわたりますが、時系列で整理することで出来事の流れを理解しやすくなります。
最初から最後までの流れを順番に確認することで、各時点の出来事がどのような経緯でつながっているのかがより明確になります。
これにより、記憶に定着しやすくなり、テストで正解を思い出しやすくなります。
視覚的に脳に印象付ける
年表中の人物名や出来事にマーカーで線を引いたり、印をつけるようにしましょう。
すると、どの人物のときに何があったのか(何をしたのか)を視覚的に確認しやすくなり、記憶の定着率があがります。
特に重要人物である織田信長・豊臣秀吉・徳川家康は色分けしておきましょう。
それぞれの活躍した時期や順番(織田信長→豊臣秀吉→徳川家康)が見やすくなり、「単なる丸暗記」ではなく整理して覚えられるようになります。
※なお、安土桃山時代の重要人物について、以下の記事で紹介しています。
安土桃山時代の人物を中学生向けにわかりやすく解説!
出来事と背景を結びつけて覚えよう
人物と出来事を色分け出来たら、それぞれの出来事がなぜ起こったのか(なぜそのような法令が出されたのか)も一緒に覚えるようにしましょう。
単なる日付や名前だけでなく、各出来事の背景やその影響も理解しておくと、テストでの理解度が深まります。
例えば、豊臣秀吉の天下統一がどのような状況や経緯から生まれたのか、その後の時代への影響は何だったのかといった背景をしっかりと覚えることが重要です。
テストの頻出ポイントを意識して復習しよう
定期テストでは頻繁に出題されるポイントがあります。
教科書や過去の過去問を参考に、どの出来事や人物、年号がよく問われるかを把握しましょう。
これにより、重点的に復習することができ、テスト対策が効果的に進むでしょう。
また、この記事の後半にも頻出ポイントをくわしく解説していますので、ぜひ参考にしてください!
まとめると、安土桃山時代の年表をマスターするためには、下記の5点が大切です。
- 用語の理解
- 時系列での整理
- 視覚的な整理
- 背景の理解
- 頻出ポイントの意識的な復習
これらのポイントを押さえて計画的な学習を心がければ、歴史の定期テストで高得点を狙うことができます。
安土桃山時代の年表
1543年 | 種子島に鉄砲伝来 |
1549年 | キリスト教伝来 |
1573年 | 織田信長が将軍・足利義昭を京都から追放する |
1575年 | 織田・徳川連合軍が長篠の戦いで武田軍に勝つ |
1582年 | ・織田信長が武田家をほろぼす ・織田信長が明智光秀に本能寺の変で暗殺される ・豊臣秀吉が太閤検地をはじめる |
1583年 | 豊臣秀吉が賤ヶ岳(しずがだけ)の戦いで柴田勝家に勝つ |
1584年 | 豊臣秀吉と徳川家康の間で小牧・長久手の戦いが行われる |
1586年 | 豊臣秀吉が太政大臣になる |
1588年 | 豊臣秀吉が刀狩りを行う |
1590年 | 豊臣秀吉が関東の北条氏に勝って全国統一を果たす |
1592年 | 文禄の役がはじまる |
1597年 | 慶長の役がはじまる |
1598年 | 豊臣秀吉が没する |
1600年 | 関ヶ原の戦いが起こる (徳川家康が石田三成に勝利する) |
いかがでしょうか。
最初は赤字の織田信長ばかりで、つづいて青字の豊臣秀吉ばかりになっています。そして緑字の徳川家康は最初から最後までちょっとずつ顔を出して、最後に天下を取っています。
年表を色分けするとこのような「権力者の移り変わり」がよくわかります。
テストに出る!安土桃山時代の重要人物と政策
参考:
中学生チャレンジテスト復習教材 – 大阪府教育委員会
ちばのやる気学習ガイド – 千葉県教育委員会
織田信長の政策と影響
織田信長は、戦国時代の武将の中でも特に革命的な政治や経済の改革を行った人物として知られています。そのため、信長の政策とその結果は、テストでもよく出題されます。
楽市・楽座と関所の廃止による経済改革
- 信長は「楽市・楽座(らくいち・らくざ)」という政策を行いました。
- 楽市とは、誰でも自由に商売できる市場のこと。
- 楽座とは、特定の商人の特権(=座)を廃止して、自由に商売できるようにしたことです。
- さらに、各地にあった関所を廃止して、物や人の流れをスムーズにしました。
- これにより、商人たちは自由に商売ができるようになり、経済が活発になりました。
テストポイント:「信長が経済を発展させるために行った政策は何か?」→「楽市・楽座」
仏教勢力の弾圧とキリスト教の保護
- 信長は、政治に口出ししてくる仏教勢力(特に一向宗)を危険視しており、比叡山延暦寺や石山本願寺などを攻撃しました。
- これを仏教勢力の弾圧と言います。
- 一方で、当時ヨーロッパから伝わったキリスト教には寛容で、保護しました。
- キリスト教宣教師たちは南蛮貿易(なんばんぼうえき)を通して日本にもたらされた存在でした。
- 信長は、キリスト教を広めることで、仏教勢力の力を抑えようとしたとも言われます。
テストポイント:「信長はなぜキリスト教を保護したのか?」→「仏教勢力を抑えるため」
豊臣秀吉の政策と統治
豊臣秀吉は、織田信長の後を継いで天下統一を成し遂げ、平和な社会を保つためのしくみ(社会統制)を整えました。
太閤検地と刀狩令による社会統制
- 太閤検地(たいこうけんち)とは、全国の土地の広さと収穫量を正しく調べて、年貢(ねんぐ=税)を公平にする仕組みです。
- 誰がどれだけの土地を持ち、どのくらいの米が取れるかを正確に記録しました。
- 刀狩令(かたながりれい)とは、農民から武器(刀や槍)を取り上げて、一揆(いっき)などの反乱を防ぐための政策です。
- この2つの政策によって、「農民は農業に専念」「武士は戦いに専念」という身分の区別が進み、安定した社会が作られました。
テストポイント
- 「太閤検地の目的は?」→「土地と年貢を正しく把握するため」
- 「刀狩令の目的は?」→「農民の反乱を防ぐため」
バテレン追放令とキリスト教の制限
- 秀吉ははじめ、信長と同じくキリスト教に理解を示していましたが、次第に危険を感じるようになります。
- 1587年、「バテレン追放令(ばてれんついほうれい)」を出して、キリスト教宣教師(バテレン)を国外に追い出す命令を出しました。
- 理由は、キリスト教が日本の伝統や支配に悪い影響を与えるかもしれないと考えたからです。
- これにより、キリスト教の布教は次第に制限されていきました。
テストポイント:「キリスト教の布教が制限された法令は?」→「バテレン追放令」
朝鮮出兵の目的と結果
- 秀吉は日本の統一後、海外進出を目指して朝鮮(現在の韓国)に出兵します。
- 最初は1592年の文禄の役(ぶんろくのえき)、次に1597年の慶長の役(けいちょうのえき)です。
- 目的は、中国(明)を征服する足がかりとして朝鮮を通過することでした。
- しかし戦いは長引き、秀吉の死後に撤退。多くの兵士や民衆が苦しむ結果となり、失敗に終わりました。
テストポイント
- 「秀吉が行った朝鮮への戦争は?」→「文禄の役・慶長の役」
- 「目的は?」→「中国(明)を征服するため」
このセクションは、織田信長・豊臣秀吉の政策とその影響をセットで理解することがカギです。暗記だけでなく、「なぜその政策を行ったのか?」「結果としてどうなったのか?」を意識すると、記述問題にも強くなります!
※以下の記事に、安土桃山時代の一問一答問題や記述問題を掲載しています。
【中学歴史の問題】安土桃山時代の一問一答
安土桃山時代の文化と南蛮文化の影響
安土桃山時代(1573~1603年)は、戦国時代が終わり、平和な時代へと向かう中で豪華で個性的な文化が花開いた時代です。また、ヨーロッパとの交流が始まり、日本の文化や生活にも大きな変化が現れました。
桃山文化の特徴と代表的な建築
桃山文化とは、豊臣秀吉が活躍した「桃山時代」に栄えた豪華で力強い文化です。戦国大名たちが自分の権力や富をアピールするために生み出した文化ともいえます。
安土城や伏見城の建築様式
- 安土城(あづちじょう)は、織田信長が滋賀県に建てた城で、西洋の影響を受けた日本初の天守閣を持つ城です。
- 城の内部には、金箔(きんぱく)やカラフルな装飾がほどこされ、権力を見せつける象徴的な建物でした。
- 伏見城(ふしみじょう)は、豊臣秀吉が京都に建てた城で、桃山文化の代表的な建築の一つ。
- 華やかな障壁画(しょうへきが)やふすま絵が多く、狩野永徳(かのうえいとく)などが活躍しました。
テストポイント
- 「安土城を建てたのは?」→「織田信長」
- 「大坂城を建てたのは?」→「豊臣秀吉」
- 「桃山文化を代表する建築物は?」→「安土城、大坂城、伏見城など」
茶の湯文化と千利休の影響
- 茶の湯(茶道)とは、来客にお茶をふるまいながら、おもてなしや精神的な落ち着きを大切にする日本独自の文化です。
- この茶道を大成したのが千利休(せんのりきゅう)です。
- 千利休は、「わび・さび」の精神(=簡素さや静けさを大切にする心)を重んじ、質素で落ち着いた茶室や道具を用いました。
- 権力者・秀吉の側近としても仕え、茶の湯を政治の場としても用いたことで知られます。
テストポイント
- 「茶の湯文化を大成した人物は?」→「千利休」
- 「千利休の特徴は?」→「わび・さびの精神を重んじた」
南蛮文化の伝来と日本への影響
南蛮文化(なんばんぶんか)とは、スペインやポルトガルなどヨーロッパの文化が日本に伝わり、日本の生活や文化に影響を与えたものです。
鉄砲やキリスト教の伝来
- 1543年、ポルトガル人が種子島に漂着し、日本に鉄砲が伝わりました。
- この鉄砲は、戦国時代の戦い方を大きく変え、たとえば長篠の戦いで織田信長が鉄砲を大量に使ったことが有名です。
- 1549年には、スペイン人のフランシスコ・ザビエルが日本に来て、キリスト教を広め始めました。
- 多くの人が信者となり、キリスト教を信じる大名(キリシタン大名)も現れました。
👉 テストポイント
- 「鉄砲が伝わったのはいつ?」→「1543年」
- 「キリスト教を伝えた人物は?」→「フランシスコ・ザビエル」
- 「有名なキリシタン大名は?」→「小西行長」「高山右近」
南蛮貿易と新しい生活様式の導入
- 南蛮貿易とは、ポルトガル・スペインと日本との間で行われた貿易で、主に九州の港(平戸や長崎)を中心に行われました。
- 日本は、銀や刀を輸出し、火薬・ガラス製品・時計・南蛮服などの珍しい品物を輸入しました。
- また、南蛮貿易により、パン・カステラ・コップ・たばこなどが日本にもたらされ、生活様式にも大きな変化が起きました。
テストポイント
- 「南蛮貿易で伝わったものは?」→「火薬・ガラス・時計・パン・カステラなど」
- 「貿易が行われた場所は?」→「平戸・長崎」
まとめ:安土桃山時代の文化のポイントはここ!
分野 | 重要ポイント |
---|---|
建築 | 安土城・伏見城 → 豪華な建築、桃山文化の象徴 |
芸術 | 千利休の茶の湯 → わび・さび、精神文化 |
技術 | 鉄砲の伝来 → 戦い方の変化 |
宗教 | キリスト教の伝来 → 新しい信仰の広がり |
生活 | 南蛮貿易 → パン・カステラなど新文化が流入 |
安土桃山時代は、日本の文化が大きく変化した時代です。日本独自の文化(桃山文化)と外国から来た文化(南蛮文化)がミックスされた特徴を理解することが、テストでも得点につながります!
【中学生向け】歴史の流れを学べる本・参考書
最期に、歴史の流れを勉強しやすい本や参考書を3冊紹介します。
『中学社会 スーパー歴史年表』
問題集に答えを書き込みながら年表を仕上げていくスタイルです。
自分で書いていくので頭に残りやすいです。

中学社会 スーパー歴史年表 (シグマベスト)
出版社:文英堂
『中学 マンガとゴロで100%丸暗記 歴史年代』
年号を語呂合わせで覚えられる参考書です。
年号を覚えるのが苦手な中学生に人気です。

中学 マンガとゴロで100%丸暗記 歴史年代 (受験研究社)
出版社:増進堂・受験研究社
『中学社会 歴史年表書きこみノート』
こちらも年表に書き込みながら覚える方式です。
秀逸なのが、イラストや資料をふんだんに掲載してくれている点です。
「文字だけだと覚えづらい!」という人も視覚的に覚えられます。

中学社会 歴史年表書きこみノート
出版社:学研プラス
まとめ
いかがでしょうか。
中学生の歴史の勉強のために、年表を使って安土桃山時代を理解する方法を紹介し、安土桃山時代でテストによく出るポイントを解説しました。
織田信長・豊臣秀吉・徳川家康の3名の人物と関連する出来事を覚え、南蛮貿易によって南蛮文化が発達したことを覚えておきましょう。
歴史年表を使えばテストで高得点を取れるようになりますよ!
※Z会について下記記事でくわしく紹介しています。
【中学生向け】Z会タブレットコースの進め方:成績上位を取って難関校に合格する方法を解説
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