英検5級合格を目指す幼児や小学生・中学生は多いです。
受検者のうち9割以上を小学生・中学生が占めており(English Naviより)、英検対策に熱心な小学生・中学生がいかに多いかが分かります。
中学受験の英語や高校入試の英検利用など、英検を取っておけば将来の入試で大きく有利になります。
ですが、算数・数学や国語と違って英検対策は学校では習いません。塾や独学で対策する必要があります。
そこで、この記事では幼児・小学生や中学生向けに英検5級の勉強法を紹介します。
英検5級合格に必要な勉強法や大問ごとの対策の仕方、小学生が一発合格するためのポイント、試験まで1か月での対策法をまとめてお伝えします。
実践して、英検5級合格をたぐりよせましょう!
※関連記事:英検5級の問題集
英検5級の合格を目指す!勉強法とステップアップのポイント
英検5級は、小学生や初心者向けの最初のステップとなる英語試験です。合格すると、基礎的な英語力の証明になると同時に、英語に自信をつけることができます。
勉強法をしっかりと確立し、ステップアップしていくことが合格への近道となります。このセクションでは、英検5級合格に向けた勉強法の基本とポイントを解説します。
英検5級の合格ラインと必要なスコア
英検5級に合格するためには、試験の各セクションで一定のスコアを取得する必要があります。合格ラインはおおよそ次の通りです:
- 試験内容の構成:
- 筆記試験(読解・文法): 約25分間で、4択の問題や短い文を完成させる問題が出題されます。
- リスニング試験: 約20分間で、英語の会話や指示を聞き取る問題が出題されます。
- 合格基準: 英検5級の合格ラインは、「31点以上(50点満点)」です。試験の配点は、リーディングが25点、リスニングが25点です。
- 合格スコアの目安:
- リーディングでの得点が13/25点以上、リスニングで20/25点以上を目指すのが理想的です。つまり、全体の約60%程度のスコアを取ることが目標です。
- なお、リスニング試験は比較的難易度が易しいため、リスニング対策を特に強化することが重要です。
- 合格を目指すための勉強法:
- 英検5級の合格ラインは決して高くないため、基本的な単語力と文法力、簡単な会話の理解ができれば合格は可能です。しかし、しっかりと問題に慣れ、過去問を解くことが効果的な対策になります。
どのくらいの期間で勉強を始めるべきか?
英検5級に合格するための勉強を始める時期は、学年や英語力によって異なりますが、早い段階から準備を始めることが理想的です。以下は、勉強開始時期や期間の目安です。
- 基礎的な英語力がある場合:
- 日常生活に出てくる英単語など基礎的な英語力がある場合、英検5級の試験に向けては約1〜2ヶ月の学習期間を目安にすると良いでしょう。この期間で十分に準備できることが多いです。
- 1日30分〜1時間程度の学習を行うと、効率的に合格ラインを目指せます。勉強内容としては、単語・文法の復習、リスニング問題、過去問の演習などを取り入れましょう。
- 英語の基礎がまだ不安な場合:
- 英語に触れる機会が少ない場合、早めに学習をスタートすることが重要です。約3〜6ヶ月の期間を見積もり、基礎からしっかりと学んでいくことをお勧めします。
- 初めは単語や基本的なフレーズ、簡単な文法事項に重点を置き、少しずつリスニング力や文章理解力を高めていきます。英語の教材やアプリを活用し、毎日の少しずつ進める学習を心がけると良いでしょう。
- 学習スケジュール:
- 早めに計画を立て、学習時間を定期的に確保することが成功のカギです。例えば、1週間に4〜5回、1日30分〜1時間程度の学習時間を確保することで、無理なく学習を続けることができます。
- 具体的なスケジュールを立てると、毎日の進捗状況を確認しやすくなり、モチベーションの維持にもつながります。
- 試験直前の準備:
- 試験の直前1週間は、過去問や模擬試験を繰り返し解くことで、実際の試験形式に慣れることが重要です。特にリスニング試験は本番の音声に慣れておくと効果的です。
まとめ
英検5級の合格ラインとスコアは、筆記試験とリスニング試験をバランスよくクリアすることがポイントです。
合格ラインを目指すために、基礎的な単語力や文法力をしっかりと固め、リスニング力を強化することが不可欠です。
また、勉強の開始時期については、自分の英語力や学習状況に応じて、1〜3ヶ月前から準備を始めることが推奨されます。勉強を計画的に進めることで、無理なく合格を目指すことができます。
英検5級の勉強法
英検5級はリーディング、リスニングの試験を受けます。
スピーキングテストもありますが合否には影響しません。二次試験がはじまる3級受検に向けた練習という位置づけです。
5級に合格するための勉強の仕方を分野別・問題別に紹介します。
リーディングの勉強法
まず、リーディングの勉強法から紹介します。
5級頻出の単語・熟語を覚える
英検5級は単語・熟語の知識を問う問題が多いです。意味が分かれば解ける問題がほとんどです。
パス単などで単語・熟語を覚えましょう。
英単語を見たら和訳を思い出せるようにする
英検5級は選択問題ばかりです。英単語を正しいつづりで書けるようになる必要はありません。
英語→日本語ができるように単語を覚えましょう。
単語は発音しながら覚える
大抵の単語帳はアプリやCDでネイティブの発音を聞けます。単語を覚える際にはネイティブの発音をマネしながら覚えましょう。
「書く」だけよりも「話す」「聞く」も活用できるので覚えやすく、リスニング対策にもなります。
英文法は基本の形を覚える
リーディングでは単語の知識だけでなく英文法の知識を問う問題も出てきます。
学校でまだ英文法を習っていない幼児や小学生にとって、英文法を完ぺきに理解しようとするのはかなりハードルが高いです。
まずは「形」を覚え、たくさん問題を解いて応用できるようにしましょう。
英文法は例文を覚えて比較する
英文法の「形」を覚えるには、例文ごと覚えるのがおすすめです。
「現在形」の例文を暗記して、ほかの文法の例文と見比べてみれば「形」の違いが分かりやすくなります。
例えば下記のとおりです。
【現在形】I play tennis.
【否定文】I don’t play tennis.
【疑問文】Do you play tennis?
【現在進行形】I am playing tennis.
【can】I can play tennis well.
【命令文】Play tennis.
「テニスをする(しない)」を基本形に、5級で出てくる英文法を使うとこのように形が変化します。
例文の意味を似たものにすると形の変化が分かりやすくなります。
リーディング大問1の対策
5級の大問1は短文の語句空所補充問題です。下記のように、文のなかの空欄に入る単語を4つの選択肢から選ぶ問題です。

「スタンはテニス選手です。誕生日に良い( )を欲しがっています。」という文の( )に当てはまる語を選びます。
「テニス選手」をヒントに考えると、「③racket(ラケット)」が正解だと分かります。
このように、単語の意味を知っていれば正解できる問題がたくさんあります。
大問1は15問あります。単語・熟語の知識だけで解ける問題が15問中12問を占めます。
単語の問題 | 7問程度 |
熟語の問題 | 5問程度 |
文法の問題 | 3問程度 |
単語・熟語を完ぺきに覚えると、大問1で8割正解できることになります。
もちろん、単語・熟語が完ぺきでなくても5級は合格できます。
リーディング大問2の対策
リーディングの大問2は会話文の文空所補充問題です。下記のように、2人の会話文を読んで空欄になっている箇所に入る文を4つの選択肢から選びます。

大問2は5問あります。会話の流れを捉える力と、単語・熟語の知識が必要です。
上記では、「Woman(女性)」が「クッキーいる?」と聞き、「Man(男性)」がどう答えるかを選択肢から選びます。
「欲しいかどうか」を聞いているので、「Yes」か「No」で答えるのが普通です。
「②No, thanks.(結構です。)」と「④No, it isn’t.(いいえ、それは違います。)」のどちらかになります。
意味で考えると正解は「②No, thanks.(結構です。)」だと分かります。
②と④で迷ってしまっても、すぐに答えを選びましょう。
選択肢を2つまで絞れたら正解率は50%です。悩んでしまって試験時間が足りなくなるよりも、50%の正解率にかけましょう。
リーディング大問3の対策
リーディングの大問3は日本文付き短文の語句整序問題です。下記のように、語句を並び替えて1番目と3番目に入る語を選びます。

リーディング大問3では英文法の知識も必要です。
空欄は必ず4つと決まっているので、消去法で選択肢を選ぶと解きやすくなります。
まず、英文は「主語+動詞」の順に並びます。
上記の問題では主語の「④these(これらは)」が1番目に来るのが分かります。
be動詞の否定文なので、文法に強い人は「these」につづくのが「are not」だと分かります。
もしよく分からなければ、4番目に入る単語を選択肢から探しましょう。
最後に「shoes(くつ)」とあります。日本語の文を見ると「私のくつ」と書かれているので、最後は「my shoes(私のくつ)」になることが分かります。
これで、残った選択肢は「①are」と「②not」だけです。どちらかが3番目の空欄に入ります。
2つまで選択肢を絞れたので、文法で考えて全く分からなくても正解率50%までは持ち込めます。
このように、「まず文法で考え」、分からなければ「単語の知識で消去法」にしましょう。
リスニングの勉強法
リスニングの勉強法を紹介します。
※関連記事:英検5級リスニングのコツ
毎日シャドーイングする
リスニング対策として、シャドーイングがおすすめです。
英語の音声の後につづいてマネしながら発声する勉強法です。
一字一句聞き取るのではなく、「内容」を聞き取り、その内容を表現する力を養えます。
ネイティブスピーカーの発音にも慣れます。
リスニング問題を解くコツ
リーディングが終わるとリスニングがはじまります。
5級のリスニングは大問3つで構成されています。全部で25問あり、20分で解きます。
音声は2回流れ、音声が終わるとすぐに次の問題がはじまります。
じっくり考えて解く時間がないため、英検5級のリスニングを解くにはいくつかコツが必要です。
問題を先読みする
ライティングのパートで2-3分時間を余らせておき、リスニングの放送がはじまる前に問題を先に読んでおきましょう。
何を聞き取れば良いかが分かっている状態にしておきます。
日付・場所などを聞き取る
リスニング問題で問われるのは日付や場所など、具体的なものが多いです。
5級では音声が2回放送されるので、1回目で聞き逃してもあわてず、2回目で集中して聞き取りましょう。
答えに迷っても10秒以内に解答を選ぶ
英検のリスニングは問題数が多いです。答えに迷っているうちに次の問題がはじまります。
迷ってもすぐに解答を選びましょう。
リスニング大問1の対策
ここまでお伝えした勉強法やリスニングを解くコツを踏まえて、英検5級リスニングの大問1の対策法を説明します。
大問1はイラストをみながら選択肢の音声を3つ聞きます。イラストの内容に合う選択肢を1つ選びます。
例えば下記のイラストを見ながら音声を聞きます。

男性:あの女性を知っていますか?
日本英語検定協会 | 5級の過去問・試験内容より
女性(下記の3つから1つ選択):
①ええ、私の友だちです。
②今日は曇りです。
③はじめまして。
イラストを見ると、犬を散歩させている女性をみながら男性と女性が話しているのが分かります。
この状況から、正解は「①ええ、私の友だちです。」だと分かります。
イラストをみて状況を把握し、それに合う解答を選びましょう。
この大問のポイントは「1番目のスピーカーの質問内容」です。何を質問しているのか分かれば答えを選びやすくなります。
音声は2回流れるので、1回目で質問の内容を聞き取るようにしましょう。特に「what」や「which」のような疑問詞を使っているのか、「Do you~?」の疑問文なのかどうかに集中します。
1回目でそれさえ分かれば、選択肢の音声を十分に聞き取れなくても2回目の放送でばん回できます。
リスニング大問2の対策
英検5級リスニング大問2の対策法を説明します。まず、下記のやり取りをご覧ください。
女性:ケヴィン、野球の試合は来週の土曜?
日本英語検定協会 | 5級の過去問・試験内容より
男性:違うよ。明日の午前だよ。
問題:ケヴィンの野球の試合はいつですか?
選択肢:①今日、②来週土曜、③明日の午前、④明日の午後
女性と男性の会話で、野球の試合がいつなのかを話しています。
女性からの質問に対して男性(ケヴィン)が「明日の午前」と答えているので、正解は「③明日の午前」を選びます。
英検5級は2回音声が流れます。
1回目の放送で選択肢を2つにしぼり、2回目の放送でどちらかを選びましょう。
「来週の土曜」「明日の午前」の2つの日付が登場しているので、この時点で選択肢は②と③にしぼられます。
後は、女性が「来週の土曜?」と聞いているのに答えて男性が「違うよ(No.)」と言っているのを聞き取れれば、「来週の土曜ではない」と分かります。
このように、1回目→2回目で選択肢をしぼっていきましょう。
リスニング大問3の対策
英検5級リスニングの大問3の対策法を説明します。
リスニングの大問3はイラストをみて、そのイラストの説明にふさわしい回答を選ぶ問題です。
下記のイラストをご覧ください。

このイラストの説明として、以下の3つの音声が流れます。
①ケンタは消しゴムを使っている。
日本英語検定協会 | 5級の過去問・試験内容より
②ケンタはおはしを使っている。
③ケンタはタオルを使っている。
大問1、大問2は男性と女性の会話でしたが、大問3は一人のスピーカーによるナレーションです。
こちらも放送は2回なので、1回目→2回目で選択肢を絞ります。
1回目の放送を聞くと、「ケンタ」「使う」という説明が3つの選択肢すべてに登場しています。
そこで、1回目は「ケンタが何を使っているのかを聞き取ればいいんだ」とさえ分かれば十分です。
イラストを見ると消しゴム、エンピツ、ノートが書かれています。
そこで2回目の放送では消しゴム、エンピツ、ノートが登場する選択肢を探します。
1つ目の選択肢で「消しゴム(eraser)」を聞き取れれば正解できます。
もしeraserの単語の意味が分からなくても、「③towel(タオル)」が日本語と発音が似ているので、解答候補から外せます。①と②の2つまで選択肢をしぼれるので、まったく分からなくても正解率50%です。
このように、リスニングの問題はすべて1回目で選択肢をしぼるか、聞き取れば良い内容をしぼります。つづいて2回目で1つにしぼります。
全く分からなくても候補を2つにできれば、正解率50%の可能性を残せます。
英検5級の勉強スケジュール|無理なく続けられるプランの立て方
英検5級に合格するためには、計画的に学習を進めることが大切です。
無理なく続けられるプランを立てることで、学習の進捗を確認しながら確実に実力をつけていけます。
ここでは、勉強時間の目安や週間スケジュールの立て方、さらに毎日学習習慣をつけるための工夫を解説します。
勉強時間の目安と週間スケジュール
勉強時間の目安は、個人差がありますが、英検5級に合格するための一般的な目安を紹介します。小学生の場合、負担にならない程度にコツコツ学習することが大切です。
1日の勉強時間の目安
- 小学生の場合、1日の勉強時間は30分〜1時間程度が目安です。長時間の勉強は集中力を欠く原因になるため、短時間で集中して学習することが効果的です。
- 特に、平日は学校の宿題や他の活動もあるので、毎日30分程度の学習を続けることが最適です。週に3〜4回の学習であれば、無理なく続けられるでしょう。
週間スケジュールの例
週間スケジュールを立てることで、毎日学習する内容が決まっているため、計画的に学習を進めやすくなります。例えば、1週間の学習スケジュールは以下のように組むことができます。
例: 1週間の学習スケジュール
- 月曜日: 単語の復習(15分)+リスニング練習(15分)
- 火曜日: 文法の学習(30分)
- 水曜日: 予想問題を1回解く(30分)
- 木曜日: 英語の絵本を読む(30分)
- 金曜日: リスニング練習(15分)+単語の確認(15分)
- 土曜日: 模擬試験(30分)+復習(30分)
- 日曜日: 自由学習日(英語の歌やアニメを観るなど)
このように、曜日ごとにテーマを決めて学習を分けることで、学習内容にバリエーションを持たせつつ、飽きずに学び続けることができます。また、勉強の内容は無理なく進められる範囲で設定し、休養日や気分転換の時間も設けることが大切です。
毎日の学習習慣をつけるコツ
学習習慣を身につけることが英検5級合格への近道です。毎日少しずつでも学習することで、知識が定着し、試験本番に向けて自信を持つことができます。ここでは、学習習慣を続けるためのコツを紹介します。
学習の時間と場所を固定する
学習の時間と場所を決めて、毎日同じ時間に勉強を始めることが習慣化を促進します。例えば、「毎日放課後に夕食前の30分間は勉強時間」と決めておくと、生活の一部として定着しやすくなります。また、勉強する場所も一定の場所にして、集中しやすい環境を作りましょう。
学習内容を小さく区切って取り組む
長時間の勉強は飽きやすいので、学習内容を小さなタスクに分けて取り組むことが効果的です。例えば、1つの単語を覚えたら10分間休憩を挟む、文法の問題を解いたら15分のリスニング練習をするなど、バランスよく学習を進めます。
学習記録をつける
学習した内容や学習時間を記録することは、モチベーションの維持に役立ちます。毎日の学習がどれくらい進んでいるかを振り返ることができるので、達成感を感じやすく、次の学習への意欲が湧きます。アプリを使って記録するのも便利ですし、手帳に学習内容を書き込んでいく方法もおすすめです。
ポジティブなフィードバックを取り入れる
自分を褒めたり、進捗を感じた時にご褒美を与えることは、学習習慣を続けるためのモチベーションになります。例えば、「1週間頑張ったら、お気に入りの遊びに時間を使う」といった方法で、学習の成果をポジティブに評価します。
家族や友達と一緒に学習する
家族や友達と一緒に学習することも習慣化を促進します。親と一緒に英語の絵本を読んだり、兄弟姉妹と一緒に単語を覚える時間を作ったりすることで、学習が楽しいものになり、続けやすくなります。
学習のバリエーションを増やす
同じ勉強方法を続けると、飽きてしまうことがあります。そのため、学習方法にバリエーションを持たせることが重要です。例えば、アプリで学習したり、英語の歌を聴いたり、絵本を読んだり、実際の試験形式の問題に挑戦することで、学習が楽しさと新鮮さを持続します。
まとめ
英検5級を合格するためには、無理なく続けられる学習スケジュールを立てることが大切です。
勉強時間の目安や週間スケジュールを工夫し、毎日の学習習慣をつけるコツを実践することで、効果的に学習を進められます。小学生でも楽しく学べる方法を取り入れて、無理なく続けていきましょう。
親のサポートがカギ!小学生の英検5級対策を応援する方法
小学生が英検5級を合格するためには、親のサポートが大きな役割を果たします。
子どもは学習を進める中で困難を感じたり、モチベーションが下がることもありますが、親のサポートで、よりスムーズに学習が進みます。
ここでは、効果的な勉強環境の作り方と、進捗管理やモチベーション維持の方法について詳しく解説します。
効果的な勉強環境を作る
勉強の成果を最大限に引き出すためには、学習環境が非常に重要です。親が提供する環境は、子どもが英検5級の勉強に集中できるかどうかを左右します。
静かな学習スペースを確保する
勉強の場所は、できるだけ静かで集中しやすい環境に整えることが大切です。リビングルームやキッチンなど、他の家族が活動している場所では、どうしても気が散ってしまいます。静かな部屋を用意して、集中して学習できる環境を整えましょう。
整理整頓された机と教材
勉強机には必要な教材だけを置き、整理整頓を心がけます。教材や文房具などが散らかっていると、子どもが無駄な時間を費やす原因になり、集中力が落ちてしまうことがあります。教材(問題集、参考書、ノート)を整理しておくことで、学習の効率が上がります。
学習時間のルーチンを作る
毎日決まった時間に学習を始めることで、学習が習慣化しやすくなります。親が「この時間は英語の勉強時間」と決めて、子どもと一緒に学習のルーチンを作りましょう。例えば、「放課後に30分間は英語の勉強をする」といった具体的な時間を決め、毎日実行できるようサポートします。
ポジティブな学習雰囲気を作る
親が子どもに対して温かく応援し、学習に対してポジティブな姿勢を見せることも重要です。「英語を勉強することは楽しい」「できるようになると嬉しい」といったポジティブな言葉をかけ、学習に対する意欲を高めましょう。
進捗管理とモチベーション維持の方法
英検5級の勉強を進める中で、子どもが途中で飽きたり、やる気を失ったりすることもあります。そんな時に親が行うべき進捗管理とモチベーション維持の方法を紹介します。
進捗のチェックと励ましの言葉
親が学習進度を定期的にチェックすることが重要です。毎週何を学んだのか、どの単元を終えたのかを確認し、達成感を感じさせることがモチベーションに繋がります。
例えば、「今週もたくさん覚えたね、よく頑張ったね!」という言葉で励ますことが大切です。
また、進捗を視覚的に確認できるように、カレンダーに学習した内容を記録したり、進捗グラフを作ったりする方法も効果的です。
励ましの言葉で子どもは自分の成長を実感し、やる気を維持できます。
目標を小さく設定して達成感を得る
長期的な目標(英検5級合格)だけでなく、短期的な目標も設定すると良いです。
例えば、「今週は20個の単語を覚える」「1回のテストで80点以上を取る」などの小さな目標を達成することで、子どもは成功体験を積み重ね、モチベーションが上がります。
目標達成後には、親が一緒にお祝いしたり、ご褒美を与えたりすることで、さらに意欲を高めることができます。
学習内容を楽しいものにする
英語の勉強を楽しくすることも、モチベーションを維持するために効果的です。
例えば、英語の歌を一緒に歌ったり、英語の絵本を読んだりすることで、学びながら楽しさを感じることができます。親も一緒に楽しむ姿勢を見せることで、子どももやる気を持って学ぶことができるでしょう。
定期的に模擬テストを実施して実力を確認
定期的に過去問題集を使って模擬テストを実施してみましょう。実力を測ることもモチベーション維持に繋がります。
模擬テストの結果を見て、子どもが自分の進捗を確認できると、次の勉強への意欲が湧きます。
テスト後には、できなかった問題を一緒に復習し、次回に活かせるようにサポートします。
ポジティブなフィードバックを重視する
子どもが少しでも進歩した場合は、親が積極的に褒めることが大切です。
「今日も英単語をたくさん覚えたね」「テストで良い点が取れて嬉しいね」など、ポジティブなフィードバックを与えることで、子どもの自信を高め、学習への意欲を維持できます。
まとめ
親がサポートすることで、子どもは英検5級の学習を続けやすくなります。
効果的な勉強環境を整え、進捗をチェックし、適切なフィードバックを与えることで、子どものモチベーションを高め、学習効果を最大化できます。
親が積極的に関わることで、子どもも英検5級の勉強に前向きに取り組むことができるでしょう。
よくある質問|英検5級に関する疑問を解消しよう
英検5級に関して多くの親や学習者が抱える疑問について解説します。これらの疑問を解消することで、よりスムーズに学習を進めることができます。
英検5級の合格率はどれくらいか?
実際の合格率は年度や受験者の学力にもよりますが、一般的には80%程度と言われています。
しかし、この合格率は単なる目安であり、各受験者の準備状況や実力に大きく影響されます。合格するためには、しっかりとした学習計画と対策が必要です。
小学生でも独学で合格できるのか?
小学生でも独学で英検5級に合格することは十分可能です。
英検5級は基礎的な英語の知識を問う内容であり、問題集や参考書を活用すれば、独学でも十分に対応できます。最近では、オンライン学習やアプリを使った学習も充実しており、子どもでも楽しく学びながら試験対策を行える環境が整っています。
ただし、独学の場合は、進捗管理やモチベーションの維持が課題となります。親のサポートや定期的な模擬テストを通じて、学習状況をチェックし、しっかりと進捗を確認することが重要です。
親が勉強をサポートするポイントとは?
親が勉強をサポートする際には、以下のポイントに注意すると効果的です。
- 学習環境の整備
静かで集中できる場所を提供することが大切です。家庭内で子どもが学習しやすい場所を作り、無駄な distractions を減らしましょう。 - スケジュール管理
毎日決まった時間に学習することで、学習習慣が身に付きます。親が一緒に学習スケジュールを立てて、計画的に進めるサポートをしましょう。 - 励ましとポジティブなフィードバック
子どもが学習した内容について褒めることで、モチベーションを保ちます。「良く頑張ったね!」「次も頑張ろうね!」といった励ましの言葉が学習を楽しくします。 - 進捗の確認と目標設定
定期的に学習進度を確認し、子どもと一緒に短期的な目標を設定することで、達成感を感じさせることができます。小さな目標をクリアすることで、やる気を高めましょう。
最後の試験直前対策と当日の心構え
試験直前には、最後の調整を行い、万全の準備で臨みましょう。
試験直前の復習
直前には、重要な単語や文法を再確認しましょう。過去問題を解いたり、短時間で集中して学習することが効果的です。
試験当日の準備
試験前日は十分に休息をとり、体調を整えましょう。試験当日は、落ち着いて試験に臨むために、早めに会場に到着することを心がけ、焦らないようにしましょう。
リラックスして臨む
試験当日は、緊張してしまうかもしれませんが、リラックスすることが大切です。試験内容を楽しみながら取り組むことで、良い結果が得られるでしょう。
小学生が英検5級に一発合格できる勉強法
幼児や小学生が英検を受けるときは、英語をまだ学校で本格的に習っていません。
しかも英検5級では「中学1年生レベル」のため、中1なら当たり前に知っている内容(幼児や小学生があまりなじみのない話題)も出てきます。
そのため、以下のような課題を解決する必要があります。
- 英文法の理解
- 試験中の集中力維持
- 日本語の語彙力
これらの課題を克服しながら英検5級に一発合格するための勉強法を紹介します。
単語・熟語を繰り返し暗記する
英検5級で必要な単語数は600語です。日本語→英語、英語→日本語がスラスラと出てくるまで繰り返し覚えましょう。
5級合格には単語力が欠かせません。
ですが、幼児や小学生にとって英単語を覚えるのはなかなか大変です。一度覚えたつもりでも、数日経てば何割かは忘れてしまいます。
そこで、単語・熟語の暗記を繰り返しましょう。
一度覚えた単語を翌日・週末の2回復習するとかなり思いだしやすくなります。
人称代名詞(主格・所有格・目的格)を完ぺきに覚える
単語のなかでも、人称代名詞は完ぺきにしておきましょう。
以下の表に、覚えておくべき人称代名詞をまとめています。
主格(~は、~が) | 所有格(~の) | 目的格(~に、~を) | |
私 | I | my | me |
あなた | you | your | you |
私たち | we | our | us |
彼 | he | his | him |
彼女 | she | her | her |
彼ら/彼女ら | they | their | them |
それ | it | its | it |
フレーズごと覚える
5級には単語1語だけでなく、フレーズで出てくるものも多いです。
単語だけでなく、フレーズごと覚えると正解を取りやすくなります。
5級で覚えておくべきフレーズ集
覚えておくべきフレーズを一部、表にしました。
after school | 放課後 |
a cup of~ | 一杯の~(コーヒー、紅茶など温かい飲み物) |
a glass of~ | コップ一杯の~(ジュース、水など冷たい飲み物) |
a little | 少し |
a lot of~ | たくさんの~ |
All right. | 分かったよ。 |
at home | 家で |
by bus/ car | バスで/車で |
come home | 家に帰る |
cook dinner | 夕食をつくる |
everyday | 毎日 |
every night | 毎晩 |
from~ | ~出身の |
get up | 起きる |
go shopping | 買い物に行く |
go swimming | 泳ぎに行く |
go to bed | 寝る |
Have a good time. | 楽しい時間を過ごしてね。 |
How about you? | あなたはどうですか? |
How much~? | ~はいくら(何円)ですか? |
How old~? | ~は何才ですか? |
in the afternoon | 午後に |
in the morning | 午前中に |
It is time for~. | ~する時間だ。 |
listen to~ | ~を聞く |
live in~ | ~に住む |
look at~ | ~を見る |
make lunch | 昼ごはんをつくる |
Of course. | もちろん。 |
on Sunday | 日曜日に |
on TV | テレビで |
open/ close the window | 窓を開ける/閉める |
over there | 向こうで |
play soccer/ tennis/ baseball | サッカー/テニス/野球をする |
play the piano/ the violin/ the guitar | ピアノ/バイオリン/ギターを弾く |
run to~ | ~まで走っていく |
sing a song | 歌を歌う |
sit down | 座る |
stand up | 立ち上がる |
take a picture/ take pictures | 写真を撮る |
Thank you for~. | ~をありがとう。 |
very much | とても |
very well | とても上手に |
walk to~ | ~まで歩いていく |
wash hands/ wash the dishes | 手を洗う/皿を洗う |
welcome to~ | ~へようこそ |
What time~? | ~は何時? |
write a letter/ write letters | 手紙を書く |
文法は例文ごと覚える
英検5級には中学1年生レベルの文法まで出てきます。
小学生はまだ学校で習っていないので、正確に理解するのはかなり困難です。
そこで、例文ごと文法を覚えてしまいましょう。例えば下記のとおりです。
【be動詞】I am a tennis player.
【一般動詞】I play tennis.
【三人称単数】She plays tennis.
【現在進行形】I am playing tennis.
【can】I can play tennis well.
このように、「私はテニスをする。」の基本的な文を使って、文法ごとに形を変えます。
ベースになる文法を1つ決めておくと形の違いが明確になり、覚えやすくアレンジしやすくなります。
※関連記事:be動詞と一般動詞の疑問文の作り方【例文&練習問題つき】
※関連記事:be動詞・一般動詞の違いと使い分け方
英語絵本を読みなれる
英単語の暗記はインプットとアウトプットの「頻度」が重要です。
毎日30分英語にふれている子と毎日2時間英語にふれている子では、単純に4倍の差が生まれます。英検5級に早く合格するには毎日長時間英語に触れるほうが良いのは言うまでもありません。
ですが、「長時間勉強する」のは子どもにとってかなり困難です。
そこでおすすめなのが英語の絵本です。
挿絵の多い英語の本を読むと読みやすく、読みなれます。
イラストが豊富なので理解しやすく、飽きません。また、一文一文が短いので集中が持続します。
下記の2種類が個人的に非常におすすめです。楽しく、可愛く、親目線で安心して子どもに読ませられます。

If You Give a Mouse a Cookie (If You Give…)

An Elephant & Piggie Biggie! Volume 3 (An Elephant and Piggie Book)
毎日30分リスニングをして集中力をつける
英検5級のリスニング時間は20分あります。幼児や小学生の集中力は10分程度と言われており、20分間切れ目なく進むリスニング問題はかなりハードルが高いです。
そこで、普段の勉強では30分間リスニング問題を解き続けましょう。
本番より長くリスニングすることで、本番で「あれ?短い?」と感じるようにします。
すると本番では集中が保ちやすくなり、簡単に感じられます。
国語辞典を使って語彙を増やす
英検5級は中学1年生レベルなので、語彙も幼児や小学校低学年には少しむずかしく感じられるものも出てきます。
そこで、国語辞典をリビングに置き、英語に限らず日常生活で知らない言葉出てきたら国語辞典を使う習慣をつけておきましょう。
※関連記事:【中学受験】小学生向けの語彙力向上ドリル・国語辞典
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下記のような言葉図鑑も分かりやすく、便利です。

「伝える力」が伸びる! 12歳までに知っておきたい語彙力図鑑
英検5級に1か月で合格できる対策の仕方
5級は対策次第で、短期間でも合格が可能です。
試験本番まで1か月の対策で合格できる方法を紹介します。
頻出単語・熟語を覚える
英検合格には「単語・熟語の知識」が不可欠です。すべて暗記したいですが、英語初学者にとって単語を「完ぺきに覚える」のは大変です。
試験まで1か月なら、「本当に必要な単語・熟語」から先に覚えたいところです。
パス単なら出題頻度順に並んでいるので、必要性の高い単語から順に覚えられます。
リスニングの練習を毎日する
5級はリスニングで8割取っておきたいです。リスニングの練習は毎日欠かさずしましょう。
ネイティブの音声につづいて発声するシャドーイングをすれば、英語の発音に早く慣れられます。
時間を計って過去問を解く
英検は時間配分がとても大切です。試験まで1か月だと、過去問演習で実践力を磨いておきたいです。
週1-2回は時間を計って通しで過去問や予想問題を解きましょう。
1回分を解いた後は解きなおしをしてイディオムを覚え、リスニング原稿をみながらシャドーイングしておきましょう。
英検試験当日の対策
英検の試験当日の過ごし方次第でまだまだ得点を伸ばせます。
以下の2点を実践してみましょう。
会場への移動中はリスニング・シャドーイングする
会場に行く途中の電車やバス、車のなかではリスニングをしましょう。
試験前に英語の音声に耳を慣らしておくだけでも得点アップを見込めます。
また、リスニングしながら頭の中でシャドーイングもしておくと、英語をアウトプットしやすい脳の状態にできます。
会場に着いたら単語帳をみる
会場に着いたら早速単語帳を見て、5個でも10個でも単語を覚えましょう。
ここで覚えた単語が1つくらい試験に出てくるかもしれません。
後ほど紹介しますが、英検5級の問題数は50問で、合格ラインは5割です。
やや大雑把な言い方をすると、25問正解できれば合格できる計算です。
(英検は配点が決まっていないので、この数字はあくまで参考程度です)
25問中の1~2問ですから、試験前の勉強で1~2問正解をひろえれば合格に大きく近づけます。
英検5級の参考書・問題集
幼児や小学生におすすめの英検5級の問題集を紹介します。
『英検5級 でる順パス単』
英検5級によく出る英単語が収録されています。
英語学習をはじめてぶつかる最初の壁は「英単語の暗記」です。
5級によく出る「本当に覚えておく必要のある単語」だけを覚えれば良いので、子どもに負担感をできるだけ小さくできます。
学習効果がわかるテストもついています。

【音声アプリ対応】英検5級 でる順パス単 5訂版 (旺文社英検書)

英検5級 でる順パス単 書き覚えノート 改訂版 (旺文社英検書)
利点:漢字にふりがながついているので、漢字を読めない幼児・小学生も使えます。
出版社:旺文社
『[音声DL] まとめて覚える 英検5級 イラスト英単語』
英単語をイラストでと一緒に覚える単語帳です。
5級によく出る単語をフレーズごとイラストで覚えます。
単語帳ですが、そのままリーディングの対策になります。

[音声DL] まとめて覚える 英検5級 イラスト英単語
利点:英単語を出題頻度の高いフレーズごと覚えられて一石二鳥です。
出版社:アスク
『英検5級 絵で覚える単熟語』
単語・熟語を「文字」ではなく「イラスト」で解説している単語帳です。
使う場面ごとに使い方や意味を解説してくれているので、幼児や小学生にも理解しやすいです。

【音声アプリ対応】英検5級 絵で覚える単熟語 4訂版 (旺文社英検書)
利点:絵と音の両方から単語の意味と使い方を覚えられます。
出版社:旺文社
『小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル』
タイトルにあるように、「小学生向け」につくられた5級対策ドリルです。
英検で必要な知識や文法を言葉による解説ばかりではなく、イメージや音と結びつけて覚えれるようになっています。
漢字にはふりがなが振られています。

小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル 4訂版 (旺文社英検書)
利点:小学生が理解しやすいような説明の仕方なので、「イメージ」や「形」で英検対策ができます。
出版社:旺文社
『わからないをわかるにかえる英検5級』
英検5級に必要な単語や文法をすべて演習できる問題集です。
必要なものが網羅されているうえに、解説が非常に分かりやすいです。
小学生向けの英検5級対策の定番です。

わからないをわかるにかえる英検Ⓡ 5級 (オールカラー,ミニブックつき)

わからないをわかるにかえる英検®単語帳 5級
利点:オールカラーで分かりやすく、楽しみながら取り組めます。
出版社:文理
『中学生のための英検5級合格レッスン 改訂版』
例文やイラストを使って、難解な英文法を中学生に分かるように解説してくれています。
必要最低限の形や知識を学び、「やってみよう!」や「チェックテスト」ではそのアウトプットができます。
文法を学んだ後は本番そっくりの模試で腕試しできます。

中学生のための英検5級合格レッスン 改訂版
利点:試験会場に持って行けるコンパクトな「でる順BOOK」がついています。単熟語ファイナルチェックをはじめ、「試験直前に役立つ内容」がポケットサイズの別冊に収録されています。
出版社:旺文社
『くもんの中学英語リスニング』
中学生向けに、英検5級~3級までのリスニング対策問題集です(高校入試にも対応しています)。
単語の聴き取りをする初級編からはじめて、対話文・絵や図表を使った完成編までステップバイステップで学習を進められます。

くもんの中学英語リスニング―中学1~3年 スーパーステップ
利点:3級まで対応しているので、長く使えます。
出版社:くもん出版
『英検5級過去問題集』
小・中学生向けにつくられた過去問題集です。
過去問5回とオリジナル模試1回の合計6回分の演習ができます。
英検5級過去問題集利点:試験の概要と傾向を知ることができます。以降の級でも定番の過去問題集なので、このスタイルに慣れておくとその後の英検対策がしやすくなります。
出版社:Gakken
『英検®5級 頻出度別問題集 音声DL版』
こちらは過去10年のすべての試験問題から単語・熟語・文法などを出題頻度順にならべて掲載してくれています。
勉強すべき優先順位が分かるので、無駄なく効率的に対策できます。

英検®5級 頻出度別問題集 音声DL版
利点:出題頻度の高い順にABCにランク分けされていて、勉強時間が限られているときや直前チェックに役立ちます。赤シート付きで、単語・熟語も覚えやすいです。
出版社:高橋書店
『7日間完成 英検5級 予想問題ドリル』
タイトルどおり、7日間という短期で英検対策できるドリルです。
1日目は単語の暗記、2日目は数字の暗記、3日目は会話表現というように日を重ねるごとに対策が進んでいき、7日目には本番形式の予想問題で仕上げができる構成です。
付属CDのほかに、アプリを使って音声も聞けます。

7日間完成 英検5級 予想問題ドリル 5訂版 (旺文社英検書)
利点:1冊でコンパクトに必要な内容がまとめられており、本番直前の総チェックに便利です。
出版社:旺文社
小学生向けの無料・有料学習アプリ
学習アプリを活用することで、移動中や隙間時間に手軽に学習が進められます。特に小学生向けのアプリは、ゲーム感覚で学べるものが多く、モチベーションを維持しやすいのが特徴です。
無料アプリ
『英検®5級の英単語480』
- 特徴: 無料で利用できる英検対策アプリです。英検5級の出題傾向を分析し、頻出の英単語をくり返し練習できます。
- おすすめポイント: 使いやすく、毎日の学習習慣を作りやすい。無料でリスニング問題もあるので、移動中に練習可能。
有料アプリ
『スタディサプリ 中学講座』
- 特徴: 中学生向けの英語対策講座ですが、英検対策コースも用意されています。
- おすすめポイント: 質の高い学習コンテンツが提供されており、モチベーション維持にもつながります。

英語の絵本や音声教材の活用法
英検5級の学習において、絵本や音声教材を活用することで、語彙力やリスニング力を自然に向上させることができます。以下は、小学生向けの絵本や音声教材を効果的に使う方法です。
英語の絵本の活用法
- 英語の絵本を使うことで、ストーリーを楽しみながら英語の基礎的な表現や単語を学べます。特に絵があることで意味が理解しやすく、小学生にも親しみやすいです。
- おすすめ絵本:
- 『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』
- 簡単な文と繰り返しの多いフレーズで、英語の基本的な表現を覚えやすい絵本です。
- 『The Very Hungry Caterpillar』
- 日本語版でも大人気の『腹ペコあおむし』です。色鮮やかなイラストとともに、基本的な食べ物や数字、曜日などを学べます。
- 『Brown Bear, Brown Bear, What Do You See?』

Brown Bear, Brown Bear, What Do You See? (My First Reader)

The Very Hungry Caterpillar (English Edition)
音声教材の活用法
- 音声教材を使うことで、リスニング力を向上させるとともに、発音やイントネーションを自然に覚えることができます。リスニングは英検5級において重要なポイントです。
- おすすめ音声教材:
- 『小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル 4訂版』
- 小学生向けにつくられた英検5級対策ドリルで、イラストと音声が豊富に載っています。
- 『English Singsing – YouTube』
- 無料で使えるオンラインの英語の歌のサイト。歌を通じて英語を楽しく学べます。
- 『小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル 4訂版』

小学生のためのよくわかる英検5級合格ドリル 4訂版 (旺文社英検書)
英検5級の出題内容やレベル・合格率
英検5級には何が出るのか、出題傾向や難易度・合格率を紹介します。
英検5級のレベル
日本英語検定協会によると、英検5級は「初歩的な英語を理解することができ、それを使って表現すること」を目標としており、「中学初級程度」とされています。
おおむね、中学1年生レベルです。
英検5級の単語数
英検5級合格に必要な単語数は600語程度とされています。
公立中学で1年生までに習う英単語数と同程度です。
英検5級の出題内容
英検5級は一次試験のみで合否が決まります。
スピーキングテストもありますが、合否には影響しません。
試験はリーディング、リスニングに分かれており、筆記25分とリスニング20分です。問題数は以下の表のとおりです。
問題の種類 | 問題数 | |
リーディング | 短文の語句空所補充 | 15問 |
会話文の文空所補充 | 5問 | |
日本文付き短文の語句整序 | 5問 | |
リスニング | 会話の応答文選択 | 10問 |
会話の内容一致選択 | 5問 | |
イラストの内容一致選択 | 10問 |
リスニングの放送は2回あります。1回目で聞きもらした数字・曜日・場所などを2回目でしっかり聞き取れるように、集中力を切らさないことがポイントです。
英検5級の合格点
英検4級は850点満点で、419点以上で合格とされています。
つまり、合格点は5割です。
ただし、英検は配点が決まっておらず、5割の問題に正解しても合格にならないケースもあります。
ギリギリ5割ではなく、6割以上を取れるように対策しましょう。
英検5級の合格率
英検5級の合格率は約80%です。小学生でも80%ほどであり、きちんと対策をすれば合格できるレベルです。
英検5級対策で塾を活用するメリット
最後に、英検5級の対策で塾に通うメリットをまとめて紹介します。
学習効率が良い
まず、塾で学ぶと学習効率が良くなります。
程よい緊張感で集中力がつづきますし、塾なら英検合格までのカリキュラムもあります。
効率よく対策ができます。
分からないところをすぐ解決できる
英検は基本的に学校の先取りです。授業でしっかり習っていない範囲が多いため、問題集を解いていてよく分からないものも出てきます。
分からない問題が出てきたときに、塾ならその場で解決できます。
個人別に対策内容を相談できる
英検5級は中学1年生レベルです。試験範囲が広く、覚えないといけない単語・熟語もたくさんあります。
すべて勉強しようとすると途方もない時間がかかるので、合格ラインを超えるのに必要な範囲にしぼって対策するほうが賢明と言えます。
前述のように単語・熟語の意味が分かるようにするのが第一段階です。
意味の分かる単語・熟語が増えてきたらリスニング対策も重点的に行いましょう。
そうした、個人の学習状況に合わせて対策内容の取捨選択を相談できる(アドバイスをもらえる)という点も、塾の大きなメリットです。
学校や塾の勉強と両立しやすい
英検5級を受ける人は小学生と中学生が大半です(English Naviより)。
学校・塾の勉強や定期テスト対策も並行して進めないといけないため、学校や塾と英検の両立で苦労する子もいます。
塾であれば小学生の受験対策や中学生の定期テスト対策に慣れており、英検との両立にも最適解を見つけられます。
短期間で大幅な点数アップも見込める
前述のように英検5級は対策次第で直前の1か月や2週間でもかなり点数アップを見込めます。
塾なら一人で勉強するより効率よく対策できるため、短期間の受講でも合格を取りやすいです。
小学生が英検5級を受けるメリット
最後に、小学生が英検5級を受けるメリットをお伝えします。
英語学習の習慣づくりができる
英語学習は数年に及ぶ対策が必要です。
英検という目標を持つと、毎日コツコツ英語に取り組む習慣をつくりやすくなります。
英語へのモチベーションを高められる
毎日勉強をつづけていると、そのうち飽きてきてモチベーションが下がります。
5級に合格できれば、「5級に合格した!」「次の級も合格したい!」という新たなモチベーションが生まれやすくなります。
中学入試で有利になる
英検をはじめとする英語検定の資格は中学入試で大きく有利になります。
受験資格獲得や入試科目の加点など、中学入試では英検の優遇措置を受けられます。
かつては英語に力を入れているごく一部の私立中学だけで利用できましたが、現在では慶應義塾湘南藤沢中等部のような難関中学でも英語入試を実施しています。
また、公立中高一貫の適性検査でも英語が必須科目になってきています。
※関連記事:【中学受験】英語入試の問題のレベルと対策方法
高校入試で有利になる
中学入試だけでなく、高校入試でも英検利用ができます。
取得している級によって英語の試験が満点扱いや8割に換算されるなど、大きく優遇されます。
※関連記事:高校受験の英検®優遇制度
小学校や中学校の勉強についていける
小学校や中学校では英語が必須です。
小学5年生や中学1年生で英語についていけず、英語嫌いになる子も多いです。
英語は文系理系問わず、ずっと最重要科目です。
小中学生の間に英語に苦手意識を持たないように準備しておくことも大切です。
小学生・中学生におすすめの英検対策塾
小学生や中学生が英検対策をするとき、学校の勉強や部活との両立、小学生ならではの文法対応が課題としてついてまわります。
そうした課題を熟知している塾だと英検対策がしやすいです。
そこで、小学生や中学生におすすめの英検対策塾を2つ紹介します。
いずれも塾HPの資料請求フォームにつながるリンクをつけています。
スモールワールドオンライン英会話(小中学生の英検対策に強い)
最初に紹介するのは英語専門のオンライン塾、オンライン家庭教師です。講師は日本人が多いようです。
学校の定期テスト対策や受験対策もしていますが、特に強いのが英検対策です。
小学生でも英検準1級や2級などのハイレベル級に挑戦している生徒が多くいます。
英検1級まで指導可能な講師が多く在籍しているのも強みです。
- 小学生・中学生の受講者がメイン(小中学生のつまずきやすいポイントが分かる)
- 料金はポイント制(月謝制ではない)で、勉強が順調なときは少なく、試験前は多くできる
- 長文読解特訓も受けられる
ワールドトーク(日本人講師メイン)
日本人講師メインの英会話スクールです。
「質問したいけれど英語でどう聞いていいか分からない」
「英文法の解説を英語で聞いてもピンとこない」
英検3級くらいまではこうしたジレンマを抱えている人は多いです。
ワールドトークでは97%が日本人講師で、詰まったときには日本語で質問でき、日本語での解説を聞くこともできます。
外国人講師と英語で話すのにまだ抵抗感のある子におすすめです。
・お気軽コース 月額3,300円
・基本コース 月額5,500円
・イチ押しコース 月額6,600円
・集中コース 月額11,000円
・徹底コース 月額22,000円
※無料体験レッスンあり
まとめ
いかがでしょうか。
幼児・小学生や中学生向けに、英検5級の勉強法や小学生が一発合格するためのポイントをまとめて紹介しました。
合格に必要な勉強時間は30時間程度とされています。合格率は80%以上あり、試験まで1か月の対策でも合格は可能です。
短期間で合格を勝ち取るには、単語・熟語とリスニングの対策を重点的に行いましょう。
※関連記事:中学入試で英検®が使える東京の私立中学一覧
※関連記事:中学入試で英検®が使える神奈川、埼玉、千葉の私立中学一覧
※関連記事:中学入試で英検®が使える関西の私立中学一覧
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