【2024年度】中学入試で英検®が使える東京の私立中学一覧:英語入試のレベルや対策方法

ENGLISHのブロック 中学入試情報
Pocket

英語学習に力を入れているご家庭がとても多くなりました。
2020年から小学校で英語教育が必修化されたことも大きな後押しになっています。

英語検定資格はいくつもありますが、そのなかで代表的なものに「英検®(実用英語技能検定)」があります。

英検®は中学受験をするうえでも有効な武器になります。英検®に合格しておくと入試で得点認定してもらえる学校もあるのです。

そこで今回は、中学受験生が英検®取得で得られるメリットや必要性、入試で英検®が使える東京の私立中学校を紹介します。

※関連記事:【中学受験】英語入試の問題のレベルと対策方法

以下は「スモールワールドオンライン英会話」のPRバナーです。

下記の3点が特徴のオンライン英会話スクールです。

  • 「レッスンポイント制」でマイペースに受講可能
  • 英検対策レッスンが人気で、英検を受ける小学生が多数在籍
  • 日本人講師がメインで、日本が分かるネイティブ講師も在籍

英会話を習っている小学生はどれくらいいるのか?

小学校で英語教育が必修化されることが決まって以降、英会話スクールに通う小学生は多くなりました。
以下のグラフをご覧ください。小学生のご家庭を対象に、学校外での英語学習をしている小学生の割合を表しています。

ベネッセ教育総合研究所『第1回小学校英語に関する基本調査』より

学校外で英語学習を行っている子は、小学校1年生から5年生までは全体の2割前後います。
小学校6年生になると4人に1人(24%)が英語学習をしています。

各社の調査で子どもに習わせたい習い事の第1位に英会話が君臨しつづけていますが、納得の結果ですね。

これだけ勉強をしていると、小学校で習う英語では物足りなくなります。
最近では小学生で英検®を受ける子が多くなっています。

英検®を受ける理由はさまざまですが、中学入試に利用できることと、英語学習のモチベーションにつなげたいというのが多いでしょう。

※関連記事:【中学受験の英語】幼児期・小学校低学年から家庭で始められる英語学習の仕方

英検®とは何か?

英検®の正式名称は「実用英語技能検定」で、国内最大級の英語資格試験です。公益財団法人の「日本英語検定協会」が主催し、文部科学省が後援しています。

英語の試験を受けて合格したら受験者の英語技能の証明書が発行されます。この証明書は生涯有効で、履歴書にも書けますし、中学入試・高校入試・大学入試にも使えることが多いです。

試験は年に3回あり、試験会場は全国にあります。学校で受けることも可能で、総志願者数は250万人を超えています。

ほかの英語資格検定(TOEIC、TOEFLなど)が留学やビジネスなど限定された範囲の英語試験なのに対して、英検®の試験範囲は幅広く、日常生活から大学やビジネスまで多岐にわたります。

合格すると認定される級があり、1級、準1級、2級、準2級、3級、4級、5級の7つです。

受験者は自分のレベルに合いそうな級を自分で選んで申し込みます。5級を飛ばして4級から受けることも可能です。

各級で測定される技能は下記のとおりです。

・1級~3級:リーディング・ライティング・リスニング・スピーキングの4技能
・4級と5級:リーディング・リスニングの2技能
※4級・5級は、受験者自身のパソコン・スマホ・タブレットなどの端末でスピーキングテスト(録音方式)を受けられます。合否には関係しません。

英検®の試験日程

英検®は年3回、毎年同じ時期に開催されています。2023年度個人で申し込む際の試験日程を下記の表にまとめています。

 受付期間1次2次
第1回3月31日~5月2日
(書店は4月21日締切)
6月4日(日)本会場(A日程)7月2日(日)
(B日程)7月9日(日)
第2回8月1日~9月8日
(書店は9月1日締切)
10月8日(日)本会場(A日程)11月5日(日)
(B日程)11月12日(日)
第3回11月1日~12月14日
(書店は12月8日締切)
2024年1月21日(日)本会場(A日程)2024年2月18日(日)
(B日程)2024年2月25日(日)
日本英語検定協会-受験案内より作成

英検®の合格率と合格ライン

英検®は2015年度まで合格率が発表されていました。2016年度以降は不明ですが、それまでは下記のとおりでした。

 1級準1級2級準2級
2015年12.0%16.0%26.4%36.7%
2014年10.4%15.3%25.1%35.7%
2013年10.4%15.3%26.2%35.9%
2012年10.0%15.1%25.0%35.8%
2011年9.6%14.5%25.2%36.1%
2010年8.8%14.4%24.9%35.1%
 3級(1次)4級5級
2015年52.9%69.9%81.4%
2014年54.6%69.4%82.0%
2013年53.4%70.1%85.0%
2012年55.3%69.8%83.0%
2011年51.6%69.9%82.5%
2010年53.1%71.4%83.1%

ご覧のように、どの年度も合格率はほぼ同じです。5級は8割、4級は7割、3級は5割ほどです。

2016年以降は英検®がリニューアルされて合格率は非公表になりました。代わりに合格点が下記のように固定されています。

1次スコア2次スコア
1級2028/2550点(79.5%)602/850点(70.8%)
準1級1792/2250点(79.6%)512/750点(68.3%)
2級1520/1950点(77.9%)460/650点(70.8%)
準2級1322/1800点(73.4%)406/600点(67.8%)
3級1103/1650点(66.8%)353/550点(64.2%)
4級324/500点(64.8%)
5級266/425点(62.6%)
日本英語検定協会-一次試験、二次試験の合格スコアは各級何点ですかを元に作成

どの級も合格ラインは大体6-7割です。決して高得点が必要なわけではありません。

だからといって、「リスニング苦手だから筆記でがんばろう!」といったことは避けましょう。配点は統計的に処理されるため、毎回変わります。リスニング対策をあまりせずに受けたら実はリスニングの配点が高かった。ということもあり得ます。

満遍なく勉強するようにしましょう。

※関連記事:【英検3級】一次試験対策の演習問題(リーディング・ライティング)

中学受験での英検®のメリットは?

中学入試の必須科目は算数、国語、理科、社会です。英語は入試の必須科目ではありませんが、それでも近年、中学受験で英検®を活用されるご家庭がふえています。

中学受験での英検®のメリットは大きく3つあります。

  • 受験資格が得られる
  • 加点される
  • 英語で受験できる(試験免除あり)

それぞれ説明します。

受験資格が得られる

英語教育やグローバル教育に力を入れている学校のなかには、英検®〇級以上を取得など一定の条件を満たした子しか受験できないところがあります。

かなり特色のある教育をしているため、進学者に英語のフィルターをかけているのです。

こうした学校では、受験資格を得られるだけでかなり合格に近づけます。

また、複数の受験生で入試得点が同じになったとき、英検®取得者が合格になるなどの「考慮」を定めている学校があります。

中学入試ではボーダーラインの1点に10人前後がいると言われていますので、いざというときに助かります。

加点される

英語で入試を受けられる中学校があります。そういう学校では、英検®の取得級によって点数が加算されます。加点の大きさは学校により異なります。

英語で受験できる

主に英検®3級以上を取得していると、英語を試験科目として使用できる学校があります。
当日に英語で受験するパターンと、級によっては試験免除のパターンがあります。

これも学校によって何級以上が対象なのか変わりますので、各学校の募集要項を確認しましょう。

英検®が使える中学校の一覧

前述のように、英検®の取り扱いには3つのタイプがあります。

タイプごとに表にしています。

【英検®取り扱いのタイプ】
①受験資格を得られる
②加点できる
③英語で受験できる

受験資格を得られる中学校

学校名
(校名をクリックするとその学校のHPに飛びます)
利用条件
佼成学園中学校英検®準2級相当の証明
桜丘中学校英検®取得者のみ
淑徳中学校英検®3級相当の証明
聖学院中学校英検®4級以上。英検準2級以上で筆記免除。
日本大学豊山女子中学校英検®3級相当の証明
山脇学園中学校英検®3級相当必要
八王子実践中学校英検®3級以上

加点してもらえる中学校

学校名
(校名をクリックするとその学校のHPに飛びます)
利用条件
郁文館中学校英検3級以上で優遇措置あり。iPclass入試は除く。
江戸川女子中学校4科/その他で2級以上40/20点,準2級20/10,3級10/5,4級5/3。
佼成学園女子中学校合計に加点、英検2級120%,準2級115%,3級110%,4級105%。
品川女学院中学校第1,2回は英検準1級以上60点,2級40,準2級20,3級10。第3回は1/2。
日本学園中学校英検取得級により加点措置あり
目黒日本大学中学校2教科4教科型入試で、英検準2級以上20点,3級10点の加点。
広尾学園中学校インターAG回は英検2級程度以上が応募資格。英語の試験は100/200点。
目白研心中学校英検®準1級以上50点,2級40点,準2級30点,3級20点,4級10点,5級5点。
白梅学園清修中学校英検®3級で4科入試15点/2科10/英語5、4級10点/5/5など。
明法中学校英検®4級以上で加点あり。1科目入試を除くすべての入試が対象。
国本女子中学校英検®と当日入試で点数の高いほうを採用。
英検®2級90点、準2級80点、3級70点。
佼成学園女子中学校英検®と当日の英語入試で点数の高いほうを採用。
英検®2級75点、準2級65点、3級55点。
京華女子中学校2級以上100点、準2級90点、3級75点、4級65点、5級55点に換算。
麹町学園女子中学校英検®3級以上で100点、4級で80点。
実践女子学園中学校英検®2級100点、準2級80点、3級60点、4級50点に換算。ほかに国語必須。
東京家政学院中学校英検®3級以上100点、4級80点、5級70点に換算。
中村中学校合格者の一部に英検®みなし点枠あり。準2級以上100点、3級90点、4級80点、5級70点に換算。
富士見学園中学校算or国+英語資格。準2級50/100点、3級45/90点、4級40/80点。
三輪田学園中学校2級以上100点、準2級90点、3級80点、4級(CSE1000以上)70点。
玉川学園中学部英語資格と国or算。英検®2級以上100点、準2級85点、3級70点に換算。

英語で受験or試験免除がある中学校

学校名
(校名をクリックするとその学校のHPに飛びます)
利用条件
郁文館中学校【グローバルリーダー特進クラス選抜入試】
試験が英語と日本語面接のみ。
江戸川女子中学校【一般英語特化型入試】
英検®2級レベルの問題と面接で判定。
北豊島中学校【英語入試】 英語1科目入試。リスニング・筆記・ネイティブとの英語会話。
共立女子第二中学校【英語入試】
4技能試験と日本語作文。英検®準2級で英語試験免除。
国本女子中学校【DDコース】
英語1科目入試。リスニング・筆記・英語でのグループ面接。
啓明学園中学校【英語1科入試】
英語のみ。
駒沢学園女子中学校【英語入試】
リスニング・筆記70・面接。
佼成学園女子中学校【英語入試】
英語のインタビュー。英検®準2、3級レベル。英検®みなし点と比較して高いほうを採用。
実践学園中学校【LA&Sクラス入試】 英語と日本語の作文、面接。
品川翔英中学校【ラーナーズ入試】
英語インタビューのみの入試を選択可。
十文字中学校【得意型1科目選択】
算・国・英から1科目選択。
修徳中学校【選択型】
算・国・英から1科目選択。面接あり。
城西大学附属城西中学校【英語Ⅰ入試】
英語+面接。CEFRA2以上で英語免除。
聖ドミニコ学園中学校【英語入試】
リスニング・筆記・スピーキングで受験。
サレジアン国際学園中学校
(旧・星美学園)
英語筆記+英語エッセイの試験あり。
貞静学園中学校【1科目入試】
英語を選択可。英検®3級以上取得者は満点扱い。
東京女子学院中学校【英語特別入試】
英語筆記(英検®3級レベル)とアクティビティ(英語による実際の会話テスト)
東京女子学園中学校【一般入試】
1科目のみ選択。筆記+リスニング。
東京都市大学等々力中学校【英語1教科入試】
英語のみ。
ドルトン東京学園中等部【思考・表現入試】
英作文+英語面接。
中村中学校【エクスプレス入試】 英語のみで選択可能。
日本大学豊山女子中学校【英語インタビュー入試】
英語面接のみ。英検®3級相当の証明必要。
白梅学園清修中学校【英語入試】
筆記+面接。資格の加点あり。
桐朋女子中学校【Creative English入試】
準備課題+当日インタビュー。
八王子実践中学校【英語入試】
日本語と英語の面接。
文化学園大学杉並中学校【英語特別入試】
リスニング・筆記・スピーキング・面接。
文京学院大学女子中学校【英語インタラクティブ入試】
ネイティブと受験者複数の英語活動。
三田国際学園中学校【英語入試】
英語面接。英語作文入試は英語+作文+面接。
武蔵野大学中学校【1科目入試】
算・英から1科目選択。筆記+英語面接。
目黒学院中学校【第2回入試】
英語1科目で受験可。英語4技能を問う入試。
目黒星美学園中学校【英語入試】
筆記+スピーキング。
目白研心中学校【英語スピーチ入試】
英語スピーチのみ。
八雲学園中学校【未来発見入試】
英語1科目の選択可。英語+自己表現文。
立正大学付属立正中学校【英語入試】
英語のみ。
和洋九段女子中学校【得意科目入試など】
英語のみ。筆記+リスニング+スピーキング。
跡見学園中学校【英語コミュニケーション入試】
漢字・計算+英語筆記+英語面接。
郁文館中学校【総合入試】
算・国・英から2科選択。
上野学園中学校【得意科目2科入試】
算・国・英から2科選択。
江戸川女子中学校【AO入試】
算・国・英の3科を選択可。英語は筆記のみ。英検®3級レベル。
大妻中野中学校【グローバル入試】
算国+英語スピーキング。英検®準2級で英語試験免除。
開智日本橋学園中学校【GLC入試】
算・国・英。面接あり。
川村中学校【2科入試】
算・国・英から2科目選択。英検®3級以上で試験免除。
神田女学園中学校【2科目選択型】
英語選択あり。
共立女子中学校【インタラクティブ入試】
英語は4技能を測る内容。
国本女子中学校【リベラルアーツコース】
算・国・英の高得点2科目で判定。
京華中学校【第1回特別選抜入試午後】
英・算2科目の入試を選択可能。
麹町学園女子中学校【英語型】
試験は英検®4級レベル。
駒込中学校【第1回入試午前】
算・国・英3科。インタビュー入試。
桜丘中学校【英検®+英語インタビュー入試】
算・英で判定。英検®取得級により保証点あり。
芝浦工業大学附属中学校【特色入試】
言語技術と英から選択。英検®4級〜準2級程度。
十文字中学校【得意2科目選択】
算・国・英から2科目選択。1科目選択入試もあり。
淑徳SC中等部英語と4教科から2科を選択。面接あり。
淑徳巣鴨中学校【スカラシップ3科】
算・国・英。試験は英検®3~5級程度。
順天中学校【多面的入試】
国・英or算・英にプレゼン評価点。
城西大学附属城西中学校【英Ⅲ入試】
算or国+英。リスニング・筆記。みなし点あり。
昭和女子大学附属中学校【3科入試】
算・国・英、コースRは英検®2級、準2級レベル。
女子聖学院中学校【英語表現力入試】
リスニング・暗誦・英語で自己紹介。
駿台学園中学校【1科選択+英語型】
英語は英検®5級程度のリスニングのみ。
玉川聖学院中学校【多文化共生入試】
算・国or算・英。資格や技能、経験等が必要。
帝京中学校【2教科型と得意科目型】
算・国・英から2科選択。試験時間は各科目50分。
貞静学園中学校【2科入試】
算・国・英から2科目。英検®3級以上で満点。
東京家政学院中学校【2/1午前入試】
2科目選択。英語は筆記+面接。
東京家政大学附属中学校【セレクト入試】
算・国・英から2科。リスニング+筆記。
東京都市大学付属中学校【グローバル入試】
算・英・作文の3科。
東京立正中学校【得意選択2科目入試】
算・国・英から2科。英検®3級100点、4級70点保証。
トキワ松学園中学校【英語コミュ入試】
英+国or算。英検®3級以上で試験免除。
日本学園中学校【得意科目入試】
国語必須、英語選択可。
日本工業大学駒場中学校【3科入試】
算・国・英で国算英から高得点2科目で判定。
文京学院大学女子中学校英・理・社各2題計6題から2題選択。
宝仙学園中学校【英語AL入試】
日本語リスニングと英語で判定。英検®準2級,3級レベル。
安田学園中学校【先進特待入試】
理・社各50点と英100点から選択。
穎明館中学校【グローバル入試】は算・国・英の3科目。英検®3級レベル、リスニングなし。
啓明学園中学校【一般入試】
算・国or国・英のいずれか選択。
工学院大学附属中学校【一般入試】
算・英で受検可。
白梅学園清修中学校【第2回入試】
5教科から2教科選択。
聖徳学園中学校【初日AM①入試】
算・国・英から2科選択。英検®4級で英語免除。
創価中学校【3科入試】
算・国・英の3科目+面接。
玉川学園中学部【英語型入試】
英・国or英・算。
東海大学菅生高等学校中等部【第2回B入試】
算・国・英から2科選択。100点×2科目。
藤村女子中学校算・国・英から2科選択。
武蔵野大学中学校【2科入試】
算・国・理・社・英から2科選択。英検®取得級で保証点あり。
武蔵野東中学校【イングリッシュエキスパート入試】
英語グループ面接+算数。
明星中学校【マルチ入試】
算・国・英から2科選択。
佼成学園中学校【SuperEnglish入試】
面接のみ。
桜丘中学校【英検®+英語インタビュー入試】
英語インタビュー。
淑徳中学校【英語入試】
英語・算数・作文。
聖学院中学校【英語特別入試】
英語。英検®準2級以上で筆記免除。
日本大学豊山女子中学校【英語インタビュー入試】
英語面接。
山脇学園中学校【英語入試】
英・国・算。
取得級により試験の合格点が変動。

英語入試のレベル

ご覧のように多くの中学校が英語入試を取り入れています。ここからは、「英語入試のレベル」と「どう対策すればいいか」をお伝えします。

英検®4級以上を目指す

入試で使えるのは英検®5級からです。各級の目安の学力をお伝えします。

※関連記事:【中学受験】英語入試の問題のレベルと対策方法

推奨目安出題目安
5級中学初級程度
(中学1年相当)
家族のこと、趣味やスポーツなど身近な話題が出題されます。
4級中学中級程度
(中学2年相当)
出題形式や内容が、より実用的に。 身近なトピックを題材とした読解問題が加わります。
3級中学卒業程度
(中学3年相当)
二次試験でスピーキングテスト。英語で考えを伝えましょう。 筆記試験の題材は、海外の文化など少し視野が広がります。
日本英語検定協会-各級の目安より

5級は中学初級程度です。中学校の英語を少し先取りした程度です。

記事の前半でお伝えしたように5級の合格率は80%以上です。イチから勉強しても数か月くらいで合格レベルまで持っていけます。

ただ、英語入試では英検®4級以上は取っておくほうがいいです。

下記の3つの理由があります。

  1. 入試での加点が大きくなる
  2. 入学後の英語力に差がつく
  3. 英語入試がおおむね4級レベル
【加点の大きさ】

英語入試を利用するのは、やはり英語教育に力を入れているご家庭がほとんどです。

英検®5級はみんな持っています。

入試ですから、「ライバルに差をつけること」が大切です。5級では差がつきません。

5級だと加点が5-10点程度ありますが、4級になるとその2倍です。この差は大きくて、周りが4級以上を持っているのに自分が5級だと、この時点で5-10点のビハインドが生まれてしまいます。

【入学後の英語力】

入学後にはクラスメートは英語が得意な子が多くなります。

英検®準2級以上を持っている子もいます。授業で初めて習う内容を、3級や準2級の子たちはすでに習得しています。発音も上手ですし。この差は大きいです。

もちろん、学校も英語教育にかなり力を入れていますから、中高6年間で追いつくことも可能です。

それでも、スタート地点でクラスメートとあまりにも実力差があると最初から苦手意識を持ってしまいかねません。

【英語入試は4級レベルから】

英語入試を課す中学校では、問題のレベルがおおむね英検®4級程度からです。

英検®4級は上記の表で「中学中級程度」とありますが、ひと昔前の基準です。

今は小学校5、6年生で英語を習うので、中学1-2年生くらいの英語力で十分合格できます。

ただし、慶應湘南藤沢のような難関校や、国際色のとても強い中学校だと3級~準2級程度は必要になります。

まずは志望校に合わせて、4級以上の取得を目指すようにしてみてください。

英語入試の対策方法

4級あるいは3級程度の英語入試の対策はどうすればいいのか、対策方法をまとめました。

※関連記事:【中学受験】英語入試の問題のレベルと対策方法

志望校の入試情報を調べる

まず、志望校の入試問題の傾向を調べましょう。

中学校のHPに過去問を載せていることがありますので、それをみて問題傾向をチェックします。

  • 単語の意味を問う問題が多い
  • 文法の穴埋め問題が多い
  • 長文や英作文も出る

など、筆記問題でも中学校によって傾向が異なります。

さらに、リスニングや英語面接を課す学校もあります。

例として、いくつかの中学校の過去問を載せておきますので、参照ください。
すべてリンク先は各学校のHP上にある過去問です。

共立女子第二中学校
十文字中学校
郁文館中学校

英単語をたくさん覚える

中学によって入試傾向はさまざまですが、まずしておくべき対策は英単語の暗記です。

必要な英単語数の目安を下記の表にまとめています。

 学力目安必要英単語数
5級中学1年生程度600語
4級中学2年生程度1200語
3級中学3年生程度2000語
準2級高校2年生程度3500語
2級高校3年生程度5000語

級が1つ上がるごとに必要な英単語数は2倍近くにふくれあがります。

小学校6年間で習う漢字は1026字ですから、4級ですでに漢字以上に覚えないといけなくなります。

英単語は効率のいい方法できっちり暗記しておきましょう。

※関連記事:英単語の暗記方法

ドリルや問題集を使って練習する

三人称単数や時制(現在・過去・未来)など、覚えないといけない文法はたくさんあります。

難関校では長文や英作も出てきますから、毎日1時間ずつ勉強するなど演習量をこなして問題に慣れておく必要があります。

中堅校であっても、穴埋め問題などはきちんとした文法の知識と問題への慣れが必要です。毎日問題を解くようにしましょう。

また、文法問題を解く前に「文法理解」を深めておきましょう。

  • 三人称単数とは何か
  • どういうときに使うのか
  • 動詞の形がどう変わるのか

などを把握してから演習問題に入るのがおすすめです。

※関連記事:be動詞・一般動詞の違いと使い分け方を例文付きで説明
※関連記事:中学英語の文法一覧:中学までに習う英文法の総まとめ
※関連記事:be動詞の活用と現在形・過去形の使い分けの練習問題

文法を理解するには下記の問題集がとてもわかりやすいです。この問題集を読んで理解しておいて、ほかのドリルや問題集を3周以上すると、かなり実力を伸ばせます。

小学生向けの英文法ドリルとして、下記のシリーズがおすすめです(AmazonのPRリンクつき)。


【CD付】英検5級 を ひとつひとつわかりやすく。 (学研英検シリーズ)


【CD付】英検4級 を ひとつひとつわかりやすく。 (学研英検シリーズ)


【CD付】英検3級 を ひとつひとつわかりやすく。新試験対応版 (学研英検シリーズ)

スピーキングの練習をする

一部の学校では英語面接もあります。英語で質問されて英語で答えます。

英語の知識がいくらあっても使い慣れていないと、とっさには英語が出てきません。

英語を話す機会をつくるようにしましょう。

  • シャドーイングをする
  • 英会話スクールや通信教育の英語スピーキング講座を受ける

すぐできるものとしては、上記のような方法があります。それぞれ説明します。

シャドーイングの仕方

CDやアプリの英語音声の原稿をみながら、ネイティブの1-2秒後につづいて自分も発音します。

最初は字を追うだけになるかもしれませんが、同じパートを繰り返し練習すると

今どういう内容を言っているか

をイメージしながらリスニング+スピーキングできるようになります。

この繰り返しでリスニング・スピーキングの能力がかなり上がります。毎日10-15分でいいので続けるようにしましょう。

オンライン英会話を活用する

  • 通える範囲内に良い英会話スクールがない
  • 送迎の負担をなくしたい
  • 自宅でリラックスしながら英語を学ばせたい

こういうときは、オンライン英会話が便利です。自宅で受けられるので送迎も必要ありませんし、出かけるための準備も、他人を家に迎え入れる準備も不要です。

しかもリビングで受けられるので、子どものレッスン中の様子を見ながら家のことができます。

以下は「スモールワールドオンライン英会話」のPRバナーです。

下記の3点が特徴のオンライン英会話スクールです。

  • 「レッスンポイント制」でマイペースに受講可能
  • 英検対策レッスンが人気で、英検を受ける小学生が多数在籍
  • 日本人講師がメインで、日本が分かるネイティブ講師も在籍

まとめ

いかがでしょうか。東京は英語利用入試の開始が全国でも早く、多くの中学校で英語資格を活用できます。

英語利用入試を導入している多くの中学は外国語教育に力を入れているか、力を入れているコースで利用できます。

こうした学校は英語学習に力を入れているご家庭と教育方針がマッチしやすいでしょう。利用できる優遇制度をご確認いただき、ぜひご家庭にとって良い中学校を選択ください。

※関連記事:英検®対策問題集:5級~3級まで
※関連記事:英検®対策問題集:準2級~1級まで

※首都圏にあるほかの私立中学をこちらの記事でも紹介しています。
※首都圏の大手中学受験専門塾をこちらの記事で紹介しています。

以下は「スモールワールドオンライン英会話」のPRバナーです。

下記の3点が特徴のオンライン英会話スクールです。

  • 「レッスンポイント制」でマイペースに受講可能
  • 英検対策レッスンが人気で、英検を受ける小学生が多数在籍
  • 日本人講師がメインで、日本が分かるネイティブ講師も在籍

コメント

タイトルとURLをコピーしました