中学生向けに、理科の定期テスト対策用の一問一答問題をまとめました。
今回は中1範囲の「動物の分類(無/脊椎動物、節足動物、軟体動物など)」です。
テストによく出るポイントもまとめているので、ぜひ定期テストで高得点をねらいましょう!
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※Z会について下記記事でくわしく紹介しています。
【中学生向け】Z会タブレットコースの進め方:成績上位を取って難関校に合格する方法を解説
動物の特徴と分類の範囲で、テスト対策用に問題をまとめました。
(1)植物を食べる動物を何動物というか。
(2)ほかの動物を食べる動物を何動物というか。
(3)草食動物の歯で、草をすりつぶすのに適している歯を何というか。
(4)草食動物の歯で、草を切るのに適している歯を何というか。
(5)肉食動物の歯で、獲物をしとめるのに適している歯を何というか。
(6)草食動物は敵を早く察知する必要がある。そのため、目は顔の(正面/ 側面)のどちらについているか。
(7)肉食動物は、獲物との距離を正確に測れると有利になる。そのため、目は顔の(正面/ 側面)のどちらについているか。
(8)背骨を持つ動物をまとめて何動物というか。
(9)脊椎(セキツイ)動物は全部で5つのなかまに分けられる。その名称をすべて答えてください。
(10)魚類や両生類の子どもは何で呼吸をするか。
(11)魚類や両生類の子ども以外は何で呼吸するか。
(12)脊椎動物のうち、体がうろこでおおわれているなかまは何か。すべて答えてください。
(13)両生類の体は何でおおわれているか。
(14)鳥類の体は何でおおわれているか。
(15)羽毛や毛で体がおおわれると、どのような効果があるか。
(16)うろこで体がおおわれると、どのような効果があるか。
(17)卵を産んでなかまを増やす方法を何と呼ぶか。
(18)子宮のなかで子をある程度育てた後に産むというなかまの増やし方を何と呼ぶか。
(19)胎生をする動物は何類か。
(20)水中に殻のない卵を産んでなかまを増やす動物は何類か。
(21)背骨を持たない動物を何というか。
(22)無脊椎動物のなかで、骨格や関節を持つ動物を何というか。
(23)無脊椎動物のなかで、骨格や関節を持たない動物を何というか。
(24)節足動物で、体の外側をおおっている骨格を何というか。
(25)節足動物のなかで、昆虫類は体が3つに分かれている。3つとも名称を答えてください。
(26)昆虫類は体の側面にある穴で呼吸している。この穴を何というか。
(27)軟体動物の内臓は何という膜でおおわれているか。
(1)草食動物
(2)肉食動物
(3)臼歯
(4)門歯
(5)犬歯
(6)側面
(7)正面
(8)脊椎動物(セキツイ動物)
(9)魚類、両生類、は虫類、鳥類、哺乳類
(10)えら
(11)肺(と皮膚)
(12)魚類・は虫類
(13)湿ったうすい皮膚
(14)羽毛
(15)体温の低下を防ぐことができる
(16)体内の乾燥を防ぐことができる
(17)卵生
(18)胎生
(19)哺乳類
(20)魚類
(21)無脊椎動物
(22)節足動物
(23)軟体動物
(24)外骨格
(25)頭部・胸部・腹部
(26)気門
(27)外とう膜
動物は食べ物によって草食動物と肉食動物に分かれています。特徴の違いをまとめた以下の表の空欄を埋めてください。
食べ物 | 歯の特徴 | 目のつきかた | |
草食動物 | ( ) | ( )と( )が発達 | 顔の(側面/ 正面)で(横向き/ 前向き) |
肉食動物 | ( ) | ( )が発達 | 顔の(側面/ 正面)で(横向き/ 前向き) |
食べ物 | 歯の特徴 | 目のつきかた | |
草食動物 | (植物) | (門歯)と(臼歯)が発達 | 顔の(側面)で(横向き) |
肉食動物 | (ほかの動物) | (犬歯)が発達 | 顔の(正面)で(前向き) |
脊椎動物は5種類に分かれています。特徴の違いをまとめた以下の表の空欄を埋めてください。
魚類 | 両生類 | は虫類 | 鳥類 | 哺乳類 | |
生活する場所 | 水中 | 子は( ) 親は( ) | おもに( ) | ( ) | ( ) |
体表 | ( ) | ( ) | ( ) | ( ) | ( ) |
なかまの増やし方 | ( ) | ( ) | |||
呼吸方法 | ( ) | 子は( ) 親は( ) | ( ) |
魚類 | 両生類 | は虫類 | 鳥類 | 哺乳類 | |
生活する場所 | 水中 | 子は(水中) 親は(陸上や浜辺) | おもに(陸上) | (陸上) | (陸上) |
体表 | (うろこ) | (湿ったうすい皮膚) | (うろこ) | (羽毛) | (毛) |
なかまの増やし方 | (卵生) | (胎生) | |||
呼吸方法 | (えら) | 子は(えら) 親は(肺や皮膚) | (肺) |
無脊椎動物は節足動物や軟体動物などに分かれています。節足動物と軟体動物の特徴の違いをまとめた以下の表の空欄を埋めてください。
骨格や足 | ほかの特徴 | ||
節足動物 | 昆虫類 | ある | 体が( )・( )・( )の3つに分かれている。 胸部と腹部にある( )を使って呼吸する |
甲殻類 | ( ) | ( )で生活している | |
軟体動物 | ( ) | 内臓が( )でおおわれている |
骨格や足 | ほかの特徴 | ||||||
節足動物 | 昆虫類 | ある | 体が(頭部)・(胸部)・(腹部)の3つに分かれている。 胸部と腹部にある(気門)を使って呼吸する。 | ||||
甲殻類 | (ある) | (水中)で生活している | |||||
軟体動物 | (ない) | 内臓が(外とう膜)でおおわれている |
理科は単元ごとに分かれているため、どうしても苦手単元が生まれやすいです。
覚えられない、計算問題が苦手など、人によって得意・不得意はさまざまです。
そこで、理科のテスト勉強をどうすれば良いかを簡潔に紹介します。
※関連記事:中学理科の勉強方法
まず、教科書や参考書を使って単元ごとにしっかり理解しましょう。
理科は1つの知識や解き方をいくつもの単元で使えるわけではありません。「前回のテストで高得点だったから今回のテストも大丈夫!」と思っていると失敗しがちです。
単元ごとにしっかり理解しておきましょう。
いくら理解を深めても、アウトプットしないと記憶には定着しづらいです。
単元を理解できたら、すぐに市販問題集や学校のワークを使って演習しましょう。
学校の授業を受けたらその日のうちに教科書を読みなおし、問題集で演習するのが理科で高得点を取るコツです。
問題を解いたらすぐに答え合わせをしましょう。
覚えきれていなかった用語や知識があれば、すぐ覚えなおし、その問題を解きなおします。
繰り返し正解することで記憶に定着しやすくなります。
理科は実験の問題がよく出てきます。単元ごとに代表的な実験がありますので、それぞれの実験で「目的」「手順」「結果」「考察」まで覚えておくと便利です。
テストではこの4つのいずれか(もしくはすべて)が問題になります。
覚えておくだけで正解できます。
80点以上を取りたい人は記述問題の演習もしましょう。
理科でよく出てくる記述問題も、前述のような実験問題です。ここでも、「目的」「手順」「結果」「考察」を覚えておくと正解しやすくなります。
記述問題では、問題と自身の解答がずれていないか確かめましょう。
原因を聞かれているのに結果を書いていると大きく減点されます。
問題の問われ方によって解答の文末の書き方は決まっています。
理科では特に「なぜ?」「何のため?」を聞く記述問題が多いです。
文末を「~(だ)から」「~(の)ため」とするのを忘れないようにしてください。
これだけで2-3点拾えます。
前述のように、理科は得意/不得意が単元ごとに分かれやすいです。
苦手単元は中3になって高校受験勉強をはじめると大きな障壁になります。
逆に、苦手単元を1つも残さずに中3を迎えられれば、受験対策でかなり有利になります。
学校の授業を受けて問題集を解き、「この単元難しいかも」と感じたら、すぐ苦手克服に乗り出しましょう。
いつもより復習の頻度を増やす、解説のくわしい参考書を併用するなどすれば克服しやすいです。
最後に、中学理科のおすすめの問題集・参考書を紹介します。
1冊目に紹介するのは「ひとつひとつわかりやすく。」のシリーズです。
この問題集は基礎的な内容に特化しています。
解説はイラスト多めで視覚的に分かりやすく、理科に苦手意識の強い人でもスムーズに勉強に入れます。
学年ごとに分かれているので、高校入試対策で必要な単元の入っているものだけ利用するのにも便利です。
演習問題は少ないので、学校のワークなどで補うと良いでしょう。
出版社:学研プラス
2冊目は「標準問題集」のシリーズです。
解説はややシンプルですが、問題の質の高さで定評があります。
しっかりと理解して解く問題が多く、着実にレベルアップできます。
丸暗記に頼ってなかなか点数が伸び悩んでいる人に特におすすめです。中1~中3まで学年ごとに分かれています。
出版社:受験研究社
3冊目は「自由自在」です。流行の浮き沈みの多い問題集のなかで、数十年前から一貫して人気のあるシリーズです。
解説が分かりやすく、問題量も豊富です。基礎から難問まで幅広い問題が掲載されているので、理科が苦手な人から難関高校志望者まで使えます。
出版社:受験研究社
最後に紹介するには「面白いほどわかる」のシリーズです。
教科書以上に解説がくわしく、たくさんの図版を使って臨場感ある解説で理解が深まります。
これ1冊で中学3年間を網羅しています。
出版社:KADOKAWA
いかがでしょうか。
中1理科の「動物の分類」の範囲(脊椎動物と無脊椎動物、節足動物と軟体動物、昆虫類と甲殻類)でテストによく出る問題をまとめました。
草食動物と肉食動物は歯の特徴と目の場所に違いがあります。脊椎動物は生活場所、呼吸、体表、なかまの増やし方を区別して覚えましょう。
問題集を使って一問一答や表の穴埋めをくり返すとさらに高得点を見込める範囲です。ぜひ80点、90点を目指しましょう!
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