一般動詞の否定文とは?【まず結論】
一般動詞の否定文とは、「〜しません」「〜ではありません」と、行動や動きをしないことを表す文です。
中学英語では、動作を表す動詞(play、like、study など)を使った文を否定するとき、必ず決まった形があります。
結論から言うと、一般動詞の否定文は
do not(または does not)+動詞の原形
を使って作ります。
一般動詞の否定文は「do not(does not)」を使う
まず、肯定文を見てみましょう。
I play soccer.
私はサッカーをします。
この文は、「play(する)」という一般動詞を使って、「〜する」と言っています。
この文を「〜しません」という否定文にしたいときは、動詞 play の前に do not を置きます。
I do not play soccer.
私はサッカーをしません。
ここで大切なのは、play の形は変えないという点です。
否定の意味は do not が表すので、動詞はそのままの形(原形)を使います。
「do not」は「〜しない」という意味を表す言葉で、
一般動詞の否定文では、この do not があるかどうかが一番重要なポイントになります。
中学英語ではまず
「一般動詞の否定文 = do not(does not)を使う」
と覚えておけば大丈夫です。
一般動詞の否定文以外の英文法は、
→ 中学英語文法一覧
でまとめて解説しています。
一般動詞の否定文の基本の形【中1の最重要ポイント】

一般動詞の否定文には、中学1年生が必ず覚える基本の形があります。
この形を理解できると、どんな一般動詞でも否定文を作れるようになります。
まずは、肯定文と否定文の形を比べて確認しましょう。
肯定文
主語+動詞
例文
I like music.
私は音楽が好きです。
次に、否定文の形です。
否定文
主語+do not(does not)+動詞の原形
例文
I do not like music.
私は音楽が好きではありません。
否定文では、動詞の前に do not を置くことが一番大切なポイントです。
中学英語で学ぶ一般動詞の否定文は、文部科学省の学習指導要領でも指導対象になっています。
なぜ「動詞は原形」になるの?
否定文では、動詞に s をつけたり、形を変えたりしません。
必ず 動詞の原形 を使います。
これは、否定文では do / does が文の動きを受け持つ からです。
do / does が「文の動きを受け持つ」から
一般動詞の文では、「する・好き・行く」などの動きは動詞が表します。
しかし、否定文では do / does が「しない」という意味を持ち、文の中心になります。
そのため、後ろの動詞は意味だけを表す形、つまり原形のまま使います。
例文を見てみましょう。
肯定文
He plays soccer.
彼はサッカーをします。
否定文
He does not play soccer.
彼はサッカーをしません。
この文では、「しません」という否定の意味は does not が表しています。
そのため、play に s はつかず、原形の play を使います。
中学英語では
否定文では do / does が前に出たら、動詞は必ず原形
と覚えておくと、間違えにくくなります。
主語が「I / you / we / they」のときの否定文
主語が I / you / we / they のとき、一般動詞の否定文は do not を使って作ります。
この4つの主語はまとめて覚えてしまって大丈夫です。
まずは、肯定文を確認しましょう。
I like English.
私は英語が好きです。
この文では、「like(好き)」という一般動詞を使っています。
これを否定文にするときは、動詞 like の前に do not を置きます。
do not を使う否定文
I do not like English.
私は英語が好きではありません。
このように、
主語(I)+ do not + 動詞の原形
という形になります。
動詞 like の形は変わらず、原形のまま使います。
否定の意味は do not が表しているためです。
同じ形で、ほかの主語でも否定文を作れます。
You do not like English.
あなたは英語が好きではありません。
We do not like English.
私たちは英語が好きではありません。
They do not like English.
彼らは英語が好きではありません。
よく使う短縮形「don’t」
会話や英文では、do not を短くした don’t がよく使われます。
意味は do not とまったく同じです。
I don’t like English.
私は英語が好きではありません。
中学英語では、
do not と don’t は同じ意味で使える
と覚えておけば大丈夫です。
テストでは、文の形が合っていれば、do not でも don’t でも正解になります。
主語が「三人称単数」のときの否定文【つまずきポイント】
一般動詞の否定文で、中学1年生が一番つまずきやすいのが、主語が「三人称単数」のときです。
ここを正しく理解できると、否定文のミスが一気に減ります。
三人称単数とは?
三人称単数とは、「話している人(I)」でも「聞いている人(you)」でもない、
人やものが1つのときの主語を指します。
he / she / it と「人やもの1つ」
三人称単数でよく使う主語は、he / she / it です。
he は「彼」
she は「彼女」
it は「それ」
これらはすべて、「1人」または「1つ」を表します。
中1で覚える具体例
Tom
my brother
the dog
これらもすべて「1人」や「1つ」なので、三人称単数になります。
Tom plays soccer.
トムはサッカーをします。
does not を使う否定文
主語が三人称単数のとき、否定文では does not を使います。
まず、肯定文を見てみましょう。
He plays soccer.
彼はサッカーをします。
この文では、主語が he なので、動詞 play に s がついて plays になっています。
この文を否定文にすると、次の形になります。
He does not play soccer.
彼はサッカーをしません。
否定文では、動詞 play の前に does not を置きます。
動詞の s が消える理由
三人称単数の否定文で大切なのは、
does があるときは、動詞は必ず原形になる
という点です。
肯定文では、主語が三人称単数のとき、動詞に s がつきます。
しかし、否定文では does が「しない」という意味を受け持ちます。
そのため、後ろの動詞は意味だけを表す原形を使います。
does がある → 動詞は原形
短縮形「doesn’t」
does not は、会話や英文で doesn’t と短く書くことがよくあります。
意味は does not と同じです。
He doesn’t play soccer.
彼はサッカーをしません。
中学英語では、
三人称単数の否定文は does not(doesn’t)+動詞の原形
と覚えておけば大丈夫です。
一般動詞の否定文で中1がよく間違えるポイント
一般動詞の否定文は形が決まっているため、ルールを理解していれば正しく作れます。
しかし、中学1年生がよくする間違いもいくつかあります。
ここでは特につまずきやすいポイントを確認しておきましょう。
間違い① 動詞に s をつけたままにする
三人称単数の否定文で、とても多い間違いがこれです。
誤
He doesn’t plays soccer.
この文では、doesn’t を使っているのに、動詞に s がついています。
否定文では、does / doesn’t が動きの中心になるため、後ろの動詞は必ず原形になります。
正しい文はこちらです。
He doesn’t play soccer.
彼はサッカーをしません。
「does がある → 動詞は原形」
このルールを忘れないようにしましょう。
間違い② be動詞の否定文と混ぜる
一般動詞の否定文と、be動詞の否定文を混ぜてしまう間違いもよくあります。
He is not play soccer.(×)
この文は、be動詞の is と、一般動詞 play を一緒に使ってしまっています。
一般動詞の文では、is / am / are は使いません。
正しくは、do / does を使って否定文を作ります。
He does not play soccer.
彼はサッカーをしません。
中学英語では、
一般動詞の否定文は do not / does not
be動詞の否定文は is not / am not / are not
と、しっかり分けて覚えることが大切です。
be動詞の否定文とのちがい【ここで整理】
一般動詞の否定文と be動詞の否定文は、形がまったく違います。
ここをあいまいにしたままだと、文を作るたびに迷ってしまいます。
ここで一度、ちがいをはっきり整理しておきましょう。
一般動詞とbe動詞の否定文のちがいの説明
一般動詞の否定文では、do not / does not を使います。
be動詞の否定文では、be動詞の後ろに not をつけます。
一般動詞(行動を表す)
肯定文
I play soccer.
私はサッカーをします。
否定文
I do not play soccer.
私はサッカーをしません。
be動詞(状態を表す)
肯定文
I am a student.
私は学生です。
否定文
I am not a student.
私は学生ではありません。
このように、
一般動詞の否定文では do / does を使い、
be動詞の否定文では is / am / are をそのまま使う、
という点が大きなちがいです。
一般動詞とbe動詞の違いを表で比較
| 項目 | 一般動詞 | be動詞 |
|---|---|---|
| 肯定文の形 | 主語 + 動詞 | 主語 + be動詞 |
| 否定文の形 | 主語 + do not / does not + 動詞の原形 | 主語 + be動詞 + not |
| 主語例 | I, you, we, they / he, she, it | I, you, we, they / he, she, it |
| 例文(肯定) | I play soccer. 私はサッカーをします | I am a student. 私は学生です |
| 例文(否定) | I do not play soccer. 私はサッカーをしません | I am not a student. 私は学生ではありません |
| ポイント | 三人称単数は does not、動詞は原形 | be動詞の後に not をつけるだけ |
この表を見ると、三人称単数の一般動詞では does not を使い、be動詞では not をつけるだけだと分かります。
関連記事
一般動詞と be動詞の否定文を混同しやすい場合は、
be動詞の否定文をくわしく解説した記事をあわせて読むのがおすすめです。
be動詞の否定文をしっかり整理しておくと、
一般動詞の否定文とのちがいも、より分かりやすくなります。
NHK for Schoolの中学英語教材では、do not / does not の使い方を動画で確認できます。
一般動詞の否定文を使った例文まとめ【音読用】
ここでは、一般動詞の否定文を声に出して練習できるよう、基本的な例文をまとめます。
音読するときは、do not / does not の位置と動詞が原形になっているかを意識しましょう。
I / you / we / they の例文
I do not like English.
私は英語が好きではありません。
You do not play soccer.
あなたはサッカーをしません。
We do not study math after school.
私たちは放課後に数学を勉強しません。
They do not get up early.
彼らは早く起きません。
これらの文では、主語が I / you / we / they なので、すべて do not + 動詞の原形 になっています。
三人称単数の例文
He does not like milk.
彼は牛乳が好きではありません。
She does not play the piano.
彼女はピアノを弾きません。
Tom does not run fast.
トムは速く走りません。
三人称単数の否定文では、does not を使い、動詞は必ず原形になる点に注意しましょう。
練習問題|一般動詞の否定文【中1レベル】
ここからは、実際に手を動かして確認してみましょう。
全部で5問です。
問題① 日本語を英語にしよう
① 私は英語を勉強しません。
② 彼は毎日学校に行きません。
問題② 正しい文に直そう
③ He don’t like math.
④ She doesn’t likes music.
問題③ (発展)肯定文を否定文にしよう
⑤ I play the piano.
練習問題の答えと解説
問題①の答え
① I do not study English.
私は英語を勉強しません。
主語が I なので、do not を使います。
② He does not go to school every day.
彼は毎日学校に行きません。
主語が he なので、does not を使い、go は原形になります。
問題②の答えと解説
③ He doesn’t like math.
三人称単数の主語なので don’t ではなく doesn’t を使います。
④ She doesn’t like music.
doesn’t があるため、動詞 like は原形になります。
問題③の答え
⑤ I do not play the piano.
私はピアノを弾きません。
肯定文に do not を入れ、動詞を原形にすれば否定文になります。
この5問が正しくできれば、一般動詞の否定文の基本はしっかり身についています。
よくある質問
Q1.一般動詞の否定文では、必ず do を使うのですか。
はい。一般動詞の否定文では、主語に合わせて do not または does not を必ず使います。be動詞の文では使いません。
Q2.do not と does not はどう使い分けますか。
主語が I / you / we / they のときは do not、主語が he / she / it や人やもの1つのときは does not を使います。
Q3.否定文なのに、動詞に s をつけてはいけないのですか。
つけてはいけません。does not があるときは、後ろの動詞は必ず原形になります。
Q4.don’t や doesn’t を使ってもテストで正解になりますか。
はい。意味は同じなので、文の形が合っていれば正解になります。
Q5.be動詞の否定文でも do not を使いますか。
使いません。be動詞の否定文は is not / am not / are not を使います。
Q6.三人称単数がよく分かりません。どう見分けますか。
he / she / it や、人やものが1つのときは三人称単数になります。
Q7.Tom や my father は does not を使いますか。
はい。どちらも人が1人なので、does not を使います。
Q8.否定文の語順は変わりますか。
変わりません。主語の後ろに do not(does not)を入れるだけです。
Q9.一般動詞と be動詞は同じ文で使えますか。
使えません。一般動詞の文では be動詞は使わないと覚えましょう。
Q10.中1ではどこまで覚えれば良いですか。
do not / does not + 動詞の原形、という形を確実に覚えれば十分です。
Q11.否定文と疑問文は関係がありますか。
はい。どちらも do / does を使うので、形を比べると理解しやすくなります。
まとめ|一般動詞の否定文はこの形だけ覚えよう
一般動詞の否定文は、形が決まっているため、難しくありません。
主語に合わせて do not か does not を使い、動詞を原形にすれば正しく作れます。
do not / does not + 動詞の原形
この形をしっかり覚えておけば、
中学英語の一般動詞の否定文はほぼすべて対応できます。
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この記事を書いた人
現役の塾経営者。指導歴25年以上、のべ3,500人以上の小・中・高校生を指導。
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