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難関私立大学の一覧:偏差値60以上の難関私大に合格する勉強法と勉強時間を紹介

難関を突破するはちまきダルマ 大学入試
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難関私立大学は多くの高校生が進学を目指す場所です。どの大学が難関私大に含まれるのか、どう勉強すれば合格できるのかをまとめました。

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※関連記事:勉強の集中力を高める方法

難関私立大学とは

文部科学省によると、2022年度に全国で大学は807もあります(文部科学省 学校基本調査より)。そのなかで難関私立大学は限られています。

偏差値60以上の私立大学

「難関私立大学」の定義は決まっていませんが、一般的に偏差値60以上の私立大学が難関大学と言われます。

偏差値70以上だと「最難関私立大学」と呼ばれます。

偏差値60は上位16%

偏差値はその試験を受けた人のなかでどれくらいの成績なのかを指しています。「難関大学」の目安である偏差値60は上位16%にあたります。

上位16%というのは、生徒数30人のクラスなら上位5人までです。150人いる学年なら上位24番目までです。

16%は人数が少なく、かなり上位であることがわかります。

難関国公立大学の併願になることが多い

難関私大を受けるのは私大志望者だけではありません。国公立大学が第一志望の受験生も難関私大も受けます。

特に多いのは東大や一橋大、京大や阪大のような難関国公立大学志望者による併願です。彼ら・彼女らは難関私大を第一志望にしている受験生よりも強敵であることが多く、公募推薦で合格を取る受験生の多くは難関国公立大学の志望者です。

難関私立大学の一覧

先述のように、難関私立大学は上位16%と限られています。具体的にどの大学が当てはまるでしょうか。

首都圏の難関私大なら早慶上理とMARCH

首都圏の難関私立大学は早慶上理とMARCHが含まれます。

早・・・早稲田大学
慶・・・慶應大学
上・・・上智大学
理・・・東京理科大学

この4大学は全国でもトップクラスで、合格者は全体の上位2%とかなり限られています。東京大学や一橋大学の併願になることも多いです。

学部によって偏差値は異なりますが、4大学の序列はおおむね下記のとおりです。

慶應>早稲田>上智>東京理科大

医学部のある慶應大学は私大トップと言われます。早稲田、上智とつづき、最近になってこの序列に加わった東京理科大が来ます。

「MARCH」は下記の5大学を指します。

M・・・明治大学
A・・・青山学院大学
R・・・立教大学
C・・・中央大学
H・・・法政大学

この5大学以外に、「G・・・学習院大学」を含める場合もあります。

MARCHは東京都立大学や横浜市立大学の併願になることがよくあります。

また、MARCHを第一志望にしている理系受験生は併願先として四工大(工学院大学、芝浦工業大学、東京電機大学、東京都市大学)がよく選ばれます。

MARCH内での序列は、一般的に下記のようになっています。

  1. 明治大学
  2. 立教大学
  3. 青山学院大学
  4. 中央大学
  5. 法政大学

GMARCHとする場合は、学習院大学が法政大学の後に来ます。

関西の難関私大なら関関同立

関西の難関私大は関関同立(関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学)です。ここに近畿大学を含めて「関関同立近」、あるいは同志社大学をグループ内から格上げして「関関近立」とする場合もあります。

大阪大学、神戸大学、大阪公立大学の併願になることがよくあります。京都大学を第一志望にしている受験生は同志社大学か早慶上智の併願が多いです。

関関同立の序列は下記のとおりです。

同志社大学>関西学院大学>立命館大学>関西大学

近畿大学を含めると、
関西大学≧近畿大学
になります。

ただし、これも学部によります。自身が希望する学部を偏差値表で確認するようにしましょう。

難関私立大学に合格するための勉強法

「難関大学」は偏差値60の上位16%、「難関私大」だと先ほど紹介した13大学がメインです。

合格を目指す高校生は多いですが、合格者が限られているむずかしい大学です。「ただがんばるだけ」だと、なかなかほかのライバルに差をつけられません。

そこで、難関私大に合格するための勉強法を紹介します。

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学校で上位の成績を取る

まず、普段の定期テストをがんばって高校で上位の成績を取りましょう。

「受験勉強と定期テストの勉強はちがうから」と、定期テスト対策をおろそかにする高校生も少なくありません。あるいは、定期テスト対策をがんばりたいけど塾や予備校の勉強に忙殺されて、定期テスト対策に手を出せない人もいます。

いずれの場合も定期テストで毎回安定して高得点を取っていれば大丈夫ですが、下記のような成績状況の場合は注意が必要です。

  • テストのたびに点数が大きく上下する
  • 特定の科目がいつも欠点スレスレ
  • 上位コースに上がりたいけど成績が足りない

これらの状況に当てはまる人は、定期テスト対策にもう少し時間を回せるようにしましょう。

学年で上位のコースに所属してコース内で上位の成績でいれれば自動的に難関私大に合格できるわけではありません。ですが、習ってすぐの内容をハイレベルで定着できれば実力もつけやすいです。

評定4.0以上を取って推薦をねらう

定期テストで高得点を取っておくと評定も上がります。

評定はテストの点数や授業態度、部活などの功績によって決まる成績です。評定が高いと指定校推薦をもらいやすくなります。

※関連記事:高校の評定の出し方と上げ方

難関私大の指定校推薦枠を持っている高校は多いです。それらの大学への進学を希望する人は、まず指定校推薦の枠が高校にあるかどうかを確認しましょう。

指定校推薦はもらいさえすれば「ほぼ100%合格できる入試制度」です。高校に志望大学の推薦枠があれば、指定校推薦の獲得を全力で目指しましょう。

※関連記事:指定校推薦とは

目安の評定は4.0以上で、所属する高校やライバル次第で評定4.5でも足りない(推薦をもらえない)場合もあります。定期テストで80点以上、できれば90点以上を取れるようにしましょう。

※関連記事:【高校生】定期テストで90点以上を取れる勉強方法

入試科目を重点的に勉強する(文理選択)

定期テストをがんばっても、推薦をもらえないときもあります。ライバルのほうが好成績を取っていたり、成績は大丈夫でも欠席日数が多くて推薦を見送られる場合もあります。

※関連記事:指定校推薦は欠席何日まで大丈夫?

定期テスト対策をしながら、一般入試でも合格できる実力をつけられるようにしておきましょう。

評定平均を上げるには定期テストは全科目重要ですが、私大の入試科目は3科目ほどです。理系なら英語・数学・理科、文系なら英語・国語・地歴公民が一番多いパターンです。

これらの科目は定期テストだけでなく大学受験も意識しながら勉強しましょう。どの科目で自分の力を発揮しやすいか、文系理系の選択は慎重に判断しましょう。

※関連記事:【文理選択】理系文系の選び方
※関連記事:高校国語の勉強方法(現代文・古文・漢文)とおすすめの参考書・問題集

大学入試は1-2年先です。それまでに何度か復習する機会はありますが、長期記憶にできれば復習もスムーズにいきます。復習の時間を短縮できれば「応用問題の対策」にも時間を回しやすくなります。

テスト前に一気に勉強するのではなく、学校の授業前後にこまめに予習・復習して記憶に定着させるようにしましょう。

模試ごとに勉強予定を見直す

難関私大に合格するには、勉強の状況が順調かどうかを定期的に見直す必要があります。模試を受けるたびに学習の定着状況を確認して、次の模試までの勉強予定を立てるようにしましょう。

多くの高校生は学校でベネッセの進研模試を受けています。それ以外にも、河合全統模試も受けてみましょう。志望大学がMARCHや関関同立の人は全統模試が難易度的にぴったりです。

「次の模試までにどの範囲を重点的に勉強するか」を決めて勉強します。すると、模試を受けたときに「思ったとおりに身についたかどうか」を確認できます。

問題集で解けた問題と似た問題を模試でも解けていたら、それまでの勉強方法をそのまま続けましょう。思っていたより解けていなければ復習する頻度や演習問題の難易度を見直すなどして改善しましょう。

次回模試で改めて勉強予定の確認・見直しをします。

過去問を10年分以上解く

網羅系の参考書・問題集でひととおり勉強ができたら、過去問を解いてみましょう。

大学入試は大学によって問題の傾向が異なります。特に、難関私大になると学部によって問題傾向も変えています。高3の春までには1度解いてみて出題傾向をイメージしながら勉強する。11月の推薦入試や2月の一般入試の前には10年分以上の過去問を解いて、時間配分も含めて解き慣れる。

こうした、過去問で実力を発揮できる勉強をしておきましょう。

出題傾向に合わせた勉強をして、回り道をしない勉強をできるかどうかが難関私大合格への近道なのです。

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※関連記事:【高校生向け】Z会だけで難関大学に合格する方法

難関大学合格者の勉強時間

過去の難関私大合格者はどれくらい勉強していたでしょうか。

各塾・予備校の調査結果や私の塾での経験を重ね合わせた、難関私大合格のための推奨勉強時間を紹介します。

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高3は平日5時間、土曜7時間、日曜12時間

高3になれば平日5時間、土曜7時間、日曜12時間は勉強しましょう。

平日学校が終わって17-19時、20-23時は勉強タイムです。土曜も学校終わりに7時間、日曜・祝日は9-12時、13-19時、20-23時に勉強。

途中、5-10分程度の短めの休憩を入れてリフレッシュする時間を取るほうがいいですが、30分、1時間と長すぎる休憩にならないよう気を付けましょう。

高1・2は1日3-4時間

高1-2でも1日3-4時間は勉強しましょう。特に高1の勉強時間は大切です。

高1で毎日1時間以下しか勉強していなかった大学生が全体の6割以上もいるそうです(ベネッセ教育総合研究所 大学生の学習・生活実態調査報告書より)。

受験勉強は「ライバルより1歩でも先を行ったもん勝ち」です。難関私大は上位16%程度という狭き門ですが、高1の6割が勉強していない間こそ差をつけるチャンスです

高1で生まれた学力差は多くの場合、高2・高3でも逆転されません。高1で上位に定着した人は大学入試まで上位でいられます。高3になってから急に勉強を始めても、差を縮めるのはそう簡単ではありません。

高3で急いで網羅系問題集でイチから勉強している人がいる一方で、高1から安定して上位だった人は高3で難問対策に時間を割けます。この違いが生まれるのが高1での過ごし方です。

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すきま時間に集中して勉強

高校生になると部活や学校の宿題、小テスト対策で時間があまりありません。毎日のすきま時間にいかに集中して勉強できるかが長期的には大きな差になります。

  • 通学の電車の中
  • 学校から帰宅してすぐの時間
  • 食事や入浴の後の時間

これらの「ちょっとした時間」に英単語を覚えなおしたり、昨日解いた数学の問題をもう一度解いてみたり、明日の授業の予習をしたりできます。疲れていたら5-10分睡眠を取ればかなり復活できます。

「今、何をしているの?」と聞かれたときに「~をしている」と答えられるかどうかを自問自答してみましょう。「なんとなくスマホを見ている」「特に何もしていない」という場合は、勉強を改善できるチャンスです。

きちんと睡眠時間を取る

意外かもしれませんが、難関私大に合格している人はきちんと寝ています。必要な睡眠時間は人によるようですが、日中に強い眠気を感じたり、夜なかなか寝付けない場合は睡眠不足を疑ったほうがいいと言われています。

睡眠不足になると記憶力も思考力も低下すると厚生労働省も啓発しています(厚生労働省 睡眠と生活習慣病との深い関係より)。いくら勉強しても、知識の受け皿である脳が十分に働けないと学習効率が悪く、学習の成果が上がりません。

特に難関私大でよく問われる応用問題はじっくり考えて解くものも多く、頭がぼうっとしている状態だとちゃんと考えられません。

※関連記事:日本史の論述問題と勉強法
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また、夕方~夜に寝て、深夜~早朝に勉強している人もたまにいますが、上手く成績アップにつなげられた人はほぼ見たことがありません。

勉強は気合ではなく、正しい取り組み方と習慣です。朝起きる時間、夜寝る時間を安定させ、規則正しい生活を土台にするほうが結果的に学習成果を上げやすくなります。

勉強がうまくいかないときの対策

難関私大に合格する勉強法を紹介しました。ですが、がんばって勉強しているのになかなか上手くいかないときはあります。そんなときの対策を紹介します。

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塾・予備校を活用する

まず、塾・予備校を活用してみましょう。

そもそも塾・予備校は勉強の効率をあげるためのものです。「とりあえず塾行っとけば大丈夫かな」という曖昧な目的で利用してもなかなか成果が上がりません。

  • 勉強しても成果が出ない原因は何か
  • どういう勉強をすると成果を出せるのか

この2点を知るために塾・予備校を利用してみましょう。

長期休みの講習を受けてみる

毎週レギュラー授業を受けるのが難しい場合、春・夏・冬の長期休みの講習を受けてみましょう。目的は上記の「勉強の成果が出ない原因」「成果が出る勉強法」の2点を知るためです。

短期間でも授業を受けてみて「あ、こうすれば成果が出せそうだ」と感じられるかどうかを試してみましょう。

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オンライン家庭教師を利用する

塾・予備校に通えない、通うのに抵抗があるという人にはオンライン家庭教師がおすすめです。

  • 自宅で受講できる
  • 塾や予備校で教えている実力のある講師の授業を受けられる
  • 1対1で納得いくまで質問できる

などのメリットがあります。

移動時間がゼロなので時間を効率良く使えますし、授業の直前に勉強していて分からなかった問題を授業ですぐに解決することもできます。

オンライン家庭教師を利用している人は数%程度ですが、便利さを求めている人には非常に受け入れられています。プロ講師の授業を受けられるのも大きなメリットです。

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通信教育を利用する

自宅で受講できる、自分のタイミングで勉強できるという点では通信教育も同じく便利です。

通信教育の強みは「自学習の質を飛躍的に上げられる」という点です。学校や塾の授業のように強制的に受けるわけではありません。いつ勉強するか、どの科目を勉強するかも「自分自身の判断」に委ねられています。

通信教育を上手に活用できる人(上手に活用できるようになった人)は「いつ」「何を」するかの判断を日々行い、振り返りをしながら勉強しています。勉強の自主性が高まっており、自学習の質が非常に高いです。

そもそも勉強は自学習が基本です。

どれほどすばらしい授業を受けても、自学習の量・質が伴わない人はなかなか成績が上がってきません。特に、「定期テストは好成績なのに模試の結果が良くない人」は自学習の仕方を見直すと大きく成績を飛躍させられることがあります。

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同じ学習方針を継続する

何をやっても勉強の成果が出てくれないときはあります。そういうときは「動かず」、これまで続けてきた勉強をそのまま継続するというのも一つの手です。

勉強に限らずどんなことでも、どんなにがんばっていても、以前は成果が順調にあがっていたやり方でも、それでも上手くいかないときはあります。

動いたことで成果が出る場合もあれば、動かずにそれまで続けてきた勉強を頑固にコツコツ続けたら成果が出る場合もあります。

学習方針をあれこれいじらずに、1つの方向性を信じてコツコツ続けてみましょう。

まとめ

難関私立大学とは偏差値60以上の私大です。首都圏、関西で早慶上理MARCH関関同立など10数校しかない限られた大学です。

合格するには高1から毎日3時間勉強し、定期テストで80-90点を取って上位でいられるようにしましょう。推薦を取れるようにしておくことも難関私大に合格する有効な手段です。

下記の記事で大学・学部探しについて解説しています。
行きたい大学がない人向けに大学や学部の選び方

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