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【4年生算数の問題]2ケタ3ケタのわり算の問題:わり算の計算問題と文章問題(応用レベル含む)

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4年生算数では「2ケタ以上のわり算」が出てきます。わる数のケタが増えて戸惑う子もいます。特に文章問題で苦労しがちです。

そこで、2ケタ以上のわり算の計算問題と文章問題を50問用意しました。解答と解説もつけているので、間違えた問題は解説を読んで解きなおしてみましょう!

※関連記事:【小学校算数】4年生の単元別の勉強方法

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4年生算数の問題:2ケタのわり算の計算問題

次の計算をしてください。あまりがでる場合は、あまりも出してください。

(1)40÷20

(2)60÷30

(3)100÷50

(4)120÷30

(5)420÷70

(6)70÷20

(7)80÷30

(8)90÷20

(9)130÷40

(10)200÷30

(11)320÷50

(12)700÷40

(13)800÷60

(14)84÷21

(15)65÷13

(16)72÷18

(17)94÷24

(18)55÷12

(19)86÷24

(20)132÷33

(21)238÷14

(22)264÷22

(23)354÷25

(24)288÷15

(25)412÷33

(26)1756÷312

(27)2546÷250

(28)3575÷420

(29)6750÷345

(30)9085÷425

解答

(1)2

(2)2

(3)2

(4)4

(5)6

(6)3あまり10

(7)2あまり20

(8)4あまり10

(9)3あまり10

(10)6あまり20

(11)6あまり20

(12)17あまり20

(13)13あまり20

(14)4

(15)5

(16)4

(17)4あまり8

(18)4あまり7

(19)3あまり14

(20)4

(21)17

(22)12

(23)14あまり4

(24)19あまり3

(25)12あまり16

(26)5あまり206

(27)10あまり46

(28)8あまり215

(29)19あまり195

(30)21あまり160

4年生算数の問題:わり算の文章問題(基本、応用)

次の問題に答えてください。なお、(10)から応用レベルになります。

(1)80このリンゴを20人で分けます。1人分は何こになりますか。

(2)120本のエンピツを20本ずつのたばにしました。何たばできましたか。

(3)1人分のホットケーキをつくるのに、12gのさとうを使うことにしました。240gのさとうで何人分のホットケーキをつくれますか。

(4)おかしが250ふくろあります。18人の子どもで同じ数ずつわけると、1人分は何ふくろになり、何ふくろあまりますか。

(5)120Lの水を15Lずつバケツに入れます。水をすべてバケツに入れるには、バケツはいくつ必要ですか。

(6)120Lの水を16Lまで入るバケツに入れます。水をすべてバケツに入れるには、バケツはいくつ必要ですか。

(7)1枚82円の切手を何枚か買ったところ、代金は902円でした。切手を何枚買ったでしょうか。

(8)1枚82円の切手を何枚か買って1000円札を出したところ、おつりが16円でした。切手を何枚買ったでしょうか。

(9)長さ7m20cmの木を50cmずつの長さに切り分けます。50cmの木は何本できて、何cmあまりますか。

(10)120本入りの花火セット4つと、50本入りの花火セットが3つあります。12人の子どもで花火大会をすることになりました。花火大会で使う花火の本数とあまる本数ができるだけ近い数字になるようにし、あまった花火を12人で同じ本数ずつわけることにしました。①花火大会で使う本数と、②花火大会後に1人あたりが分けてもらった花火の本数を答えてください。

(11)18でわると商(わり算の答え)が6であまりが2になる数字があります。この数字を11でわると、答えはいくつになりますか。

(12)25でわると商が12であまりが20になる数字があります。この数字を20でわると、答えはいくつになりますか。

(13)4ケタの数字があります。千の位は3、十の位は8、一の位は5と分かっていますが、十の位が分かりません。この数字を350でわるとき、商が10かそれ以上の大きさになるようにするには、百の位がいくつになれば良いですか。すべて答えてください。

(14)4ケタの数字があります。千の位は4、十の位は2、一の位は7と分かっていますが、百の位が分かりません。この数字を350でわるとき、商はいくつ以上の大きさになりますか。

(15)35でわるとわりきれる数のうち、800にいちばん近い数を40でわったときのあまりを答えてください。

(16)125でわるとわりきれる数のうち、1200にいちばん近い数を35でわったときのあまりを答えてください。

(17)ある日の動物園に大人が150人、子どもが何人か来園しました。入園料の合計が132000円でした。大人が入園料は大人が500円、子どもが200円です。この日、子どもは何人入園しましたか。

(18)次の計算の答えが正しければ〇、正しくなければ、正しい商とあまりを答えてください。
1532÷25=61あまり6

(19) 次の計算の答えが正しければ〇、正しくなければ、正しい商とあまりを答えてください。
9547÷235=41あまり47

(20)長さ352mのロープがあります。このロープを5mずつ切るつもりだったのですが、まちがって4mずつ切りました。とちゅうで気づいて、5mずつ切り分けるようにしたところ、5mのロープが43本になり、1mだけあまりました。このとき、4mのロープは何本ありますか。

解答

(1)4こ

80こ÷20人=4こ

(2)6たば

120本÷20本=6たば

(3)20人分

240g÷12g=20人分

(4)1人分が13ふくろになり、16ふくろあまる

250ふくろ÷18ふくろ=13ふくろ あまり16ふくろ

(5)8こ

120L÷15L=8こ

(6)8こ

120L÷16L=7こ あまり8L
8Lの水を入れるのにもう1つバケツがいる

(7)11枚

902円÷82円=11枚

(8)12枚

まず、代金を求める。
1000円-16円=984円
984円÷82円=12枚

(9)14本できて40cmあまる

7m20cm=720cm
720cm÷50cm=14本あまり40cm

(10)①318本、②26本

花火の合計の本数は、120×4+50×3=630本。
この630本を「花火大会で使う本数」と「あまる本数」を同じくらいになるように分ける
→ 630÷2=315…あまる本数が315本に近い数字になればいい
先に「あまる本数」を求め、残った本数を「花火大会で使う」ほうに回せばいい。
あまった花火は12人で同じ本数ずつ分ける
→ 315÷12=26あまり3…12人の子どもで26本ずつ分けると3本残る
→ 「花火大会で使う本数」は315本+3本=318本

(11)10

18でわると商が6であまり2になる数字をもとめる。
18×6+2=110
110を11でわる。
110÷11=10

(12)16

25でわると商が12であまりが20になる数字をもとめる。
25×12+20=320
320を20でわる。
320÷20=16

(13)5、6、7、8、9

4ケタの数字は「3□85」で、これを350でわる。
350でわったときに商が10以上になるのは3500以上のときなので、百の位が5以上になればいい。

(14)11以上

4ケタの数字は「4□27」で、これを350でわる。
□には0~9までの数字を入れる。このなかでいちばん小さいものは0なので、4027を350でわってみる。
4027÷350=11あまり177
この計算から、商が11以上になるとわかる。

(15)5

35でわりきれる数で800に近い数字をさがす。
35、70、105、…、770、805 → 805がいちばん近いとわかる。
あるいは、800÷35=22あまり30なので、35×22をすれば800に近い数字がわかる。
35×22=770
770+35をすると805のほうが800に近いとわかる。
35でわりきれる数で800にいちばん近い数字は805だとわかったので、805を40でわる。
805÷40=20あまり5

(16)10

125でわりきれる数で1200に近い数字をさがす。
125、250、375、…、1125、1250 → 1250がいちばん近いとわかる。
あるいは、1200÷125=9あまり75なので、125×9をすれば1200に近い数字がわかる。
125×9=1125
1125+125をすると1250のほうが1200に近いとわかる。
125でわりきれる数で1200にいちばん近い数字は1250だとわかったので、1250を35でわる。
1250÷35=34あまり10

(17)285人

まず大人の合計の入園料をもとめて、そこから子どもの合計入園料→子どもの来園数をもとめる。
大人の合計の入園料:500円×150人=75000円
大人と子ども合わせた入園料は132000円なので、
132000円-75000円=57000円…子どもの合計入園料
子どもの入園料は200なので、
57000円÷200円=285人

(18)61あまり7

(19)40あまり147

(20)59本

5mのロープが43本できたので、
5×43本=215m
352m-215m-1m=236m…4mのロープの長さ
236m÷4m=59本

算数の文章問題の解き方(コツ)

算数の文章問題を苦手にしている小学生は多いです。

文章問題の解き方を説明します。

条件を細かく分ける

文章問題のむずかしい点の1つは、「1つの問題に条件がいくつもあること」です。

条件を1つ1つ分けて把握してみましょう。

例えば、以下のような問題がありました。

「長さ352mのロープがあります。このロープを5mずつ切るつもりだったのですが、まちがって4mずつ切りました。とちゅうで気づいて、5mずつ切り分けるようにしたところ、5mのロープが43本になり、1mだけあまりました。このとき、4mのロープは何本ありますか。」

これを条件ごとに分けると、以下のようになります。

  • 352mのロープを1本4mのロープ、1本5mのロープに切り分けた
  • 1本5mのロープは43本できた
  • 1mあまった

条件を整理すると、以下の手順で解けると分かります。

  1. 352mのロープを「1本4mのロープ」「1本5mのロープ」「あまった1m」の3つにわけて考える
  2. 5mのロープ43本で長さは何mになるかを求める
  3. 5mのロープ215mとあまりの1mを352mから引く
  4. 4mのロープが何本できるか計算する

問われている内容に線を引く

算数の文章問題では、「問われている内容」に線を引いておきましょう。

例えば、前述の問題のなかに、「4ケタの数字があります。千の位は4、十の位は2、一の位は7と分かっていますが、百の位が分かりません。この数字を350でわるとき、商はいくつ以上の大きさになりますか。」という問題があります。

百の位の数字がいくつになるか分かっていないので、「百の位を求めなさいという問題かな」と勘違いしてしまいがちです。

最後まで読み、問われている内容に線を引くようにしましょう。

単位にも線を引く

問われている内容以外に、「単位」にも線を引いて注意しておきましょう。

前述の問題のなかには、下記のように「m」と「cm」の両方出てきているものもあります。

「長さ7m20cmの木を50cmずつの長さに切り分けます。50cmの木は何本できて、何cmあまりますか。」

mとcmが混在しているので、どちらか1つの単位にそろえます(この問題の場合はcm)。

単位に線を引いて注意することで、もったいない間違いを減らせます。

答えが合っているかたしかめる

文章問題で正解を取るコツとして、「答えのたしかめ」もおすすめです。計算して出した答えが合っているかどうかをたしかめます。

前述のように、「問題文で問われている内容を解答しているか」「単位を間違えていないか」をチェックしましょう。

普段から計算練習を繰り返す

日ごろから計算練習をたくさん繰り返し、計算の「スピード」と「正確さ」の両方をきたえておきましょう。

前述のように文章問題を解くコツはいくつかありますが、そもそも計算力が一定以上ないと正しい式を立てても計算間違いをしてしまいます。

毎日5-10分で良いので、コツコツ練習しておくほうが良いでしょう。

4年生算数の問題集

4年生の算数を得意にできるおすすめ問題集を何冊か紹介します。

いずれもAmazonのリンクをつけています。

なお、小4向け中学受験対策用の問題集は以下の記事で紹介しています。
小4におすすめの算数問題集:ハイレベルな文章問題や中学受験対策

『小学4年 文章問題 (毎日のドリル)』

1冊目は学研の「毎日のドリル」シリーズです。

1日10分で終わるので、学習習慣をつけて毎日コツコツ取り組みやすいです。

問題は学校の教科書レベルまでです。苦手な子にちょうど良いレベルと分量です。


小学4年 文章題 (毎日のドリル)

出版社:学研プラス

『Z会グレードアップ問題集 小学4年 算数 文章題 改訂版』

2冊目はZ会の問題集です。

学校の教科書やドリルの問題に少し物足りなさを感じる子におすすめです。

教科書レベルからはじめて教科書に載っていない応用レベルの問題まで演習できます。特に、Z会ならではの「ちょっと頭をひねって解く問題」も掲載されており、思考力をきたえる練習にもなります。


Z会グレードアップ問題集 小学4年 算数 文章題 改訂版

出版社:Z会

『計算ギガドリル 小学4年』

3冊目は計算問題の徹底練習ができるドリルです。

応用問題集や難関校の入試対策問題集を多く出版している文英堂のドリルで、計算演習に特化しています。

4年生で習う大きな数、わり算、小数、がい数の問題が200ぺージ並んでいます。

同じページで表面と裏面に同じ問題が載っているので、繰り返し演習できます。


計算ギガドリル 小学4年 (シグマベスト)

出版社:文英堂

まとめ

いかがでしょうか。

小学4年生向けに算数の「2ケタ以上のわり算の問題」を紹介しました。計算問題30問と文章問題の基本問題と応用問題合わせて20問です。応用問題は中学入試をする4年生にも役立つレベルです。

文章問題は問題文に線を引くなどすると間違いを減らせます。また、計算力が高いと問題を解きやすくなります。毎日コツコツ計算練習をしておきましょう!

4年生向けの算数問題集も紹介していますので、子どもに合うレベルのもので対策してみてください。

また、自宅学習で思考力や応用力を高めるにはZ会が便利です。リンク先でZ会小学生コースに資料請求できます。

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※関連記事:面積の求め方の解説と面積の問題
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