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中学英語|動名詞の意味と使い方を完全解説【例文・練習問題つき/定期テスト対策】

中学英語の動名詞の意味と使い方を書いたノート 中学生
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中学英語では、「動名詞」という少し難しそうな名前の文法が出てきます。
動名詞は「動詞+ing」の形で、「〜すること」という意味を表します。
形は現在進行形とよく似ているため、多くの中学生が「どう違うの?」「いつ使うの?」と混乱しやすいポイントです。

この記事では、be動詞や一般動詞、現在時制といった中学で学ぶ基本文法だけを使って、動名詞の意味と使い方をやさしく解説します。
例文にはすべて和訳をつけ、定期テストや高校入試でどのように出題されるのかもあわせて説明します。

「動名詞がよく分からない」「不定詞や進行形との違いがあいまい」という人でも、この記事を読み終えるころには、自信をもって問題が解けるようになることを目指します。

  1. この記事でわかること
    1. 動名詞の意味と基本ルール
    2. 動名詞が使われる場面と理由
    3. 不定詞・現在分詞との違い
    4. 定期テスト・入試での対策ポイント
  2. 動名詞とは?中学生向けに意味をやさしく整理
    1. 動名詞=「動詞+ing」で「〜すること」
      1. 動名詞の形と作り方
      2. 名詞と同じ働きをする理由
      3. 例文(和訳つき)
  3. 動名詞が使われる基本パターン
    1. 動名詞が目的語になる動詞
      1. like / love / enjoy
      2. finish
      3. 例文(和訳つき)
    2. 前置詞の後にくる動名詞
      1. after / before / about
        1. 関連記事:前置詞の使い方まとめ
  4. 動名詞と不定詞の違いを中学生向けに整理
    1. イメージで理解する違い
      1. 動名詞は「習慣・すでにある行動」
      2. 不定詞は「これからすること」
      3. 例文対比(和訳つき)
    2. 中学英語ではここまで分かればOK
      1. 意味が変わる動詞は高校で扱う
        1. 不定詞と動名詞の使い分け方(関連記事)
  5. 動名詞と現在分詞(進行形)の違い
    1. 形は同じでも役割が違う
      1. 動名詞は名詞
      2. 現在分詞は動詞の一部
      3. 例文比較(和訳つき)
  6. 教科書では動名詞はいつ習う?
    1. 中1・中2のどこで出てくるか
    2. 定期テストでの出題され方
    3. 関連記事:中学英語文法一覧
  7. 中学生がよく間違える動名詞のミス
    1. to の後ろを動名詞にしてしまう
    2. 前置詞の後を不定詞にしてしまう
    3. 動名詞を動作として訳してしまう
  8. 動名詞を一瞬で見抜くチェック法
    1. 「前に来る単語」に注目する
    2. 「〜すること」と訳して不自然でないか確認
  9. 定期テスト・入試でよく出る動名詞の問題
    1. 和訳問題
    2. 語形選択問題
    3. 並び替え問題
    4. 英訳問題
  10. 動名詞の練習問題【解答・解説つき】
    1. 問題
    2. 解答
    3. 解説(すべて和訳つき)
  11. まとめ
  12. よくある質問

この記事でわかること

この記事を読むことで、動名詞の基本的な意味と形をしっかり理解できます。
また、どんなときに動名詞が使われるのか、その理由もイメージでつかめるようになります。

さらに、不定詞や現在分詞との違いを中学生向けに整理し、定期テストや高校入試で失点しやすいポイントを事前に防ぐことができます。
文法を暗記するのではなく、「なぜその形になるのか」を理解したい人に向けた内容です。

動名詞の意味と基本ルール

動名詞とは、「動詞+ing」の形で、「〜すること」という意味を表す言葉です。
見た目は動詞ですが、文の中では名詞と同じ働きをします。

たとえば、次の文を見てください。

I like playing soccer.
私はサッカーをすることが好きです。

この文の「playing soccer」は、「サッカーをすること」という意味で、likeの目的語になっています。
このように、動名詞は「何が好きか」「何を終えたか」などを表すときに使われます。

大切なポイントは、動名詞は「動作」ではなく「こと」を表しているという点です。
そのため、「〜する」という動きではなく、「〜すること」と訳すと自然になります。

動名詞が使われる場面と理由

動名詞は、決まった場面で使われることが多く、理由を理解すると覚えやすくなります。

まず、likeやlove、enjoyなどの動詞のあとでは、動名詞がよく使われます。
これらの動詞は「気持ち」や「好み」を表すため、「ある行動そのもの」を名詞として表す必要があるからです。

I enjoy studying English.
私は英語を勉強することを楽しんでいます。

また、finishのあとにも動名詞が使われます。
finishは「〜を終える」という意味なので、「終えた内容」を「こと」として表す必要があります。

She finished doing her homework.
彼女は宿題をすることを終えました。

さらに、前置詞のあとには動名詞がくるというルールがあります。
前置詞のあとには名詞が必要なため、「〜すること」を表す動名詞が使われます。

After eating dinner, I studied English.
夕食を食べたあとで、私は英語を勉強しました。

前置詞の後ろの単語について、
→ 前置詞の後ろは名詞か動名詞
の記事でくわしく解説しています。

このように、動名詞は文の形のルールによって自然に選ばれていると考えると理解しやすくなります。

不定詞・現在分詞との違い

動名詞が分からなくなる大きな原因は、不定詞や現在分詞と形が似ていることです。
ここでは、中学生向けにシンプルに整理します。

動名詞と不定詞の大きな違いは、イメージです。
動名詞は「すでにある行動」や「習慣」を「こと」として表します。
不定詞は「これからすること」や「目的」を表します。

I like playing soccer.
私はサッカーをすることが好きです。

I want to play soccer.
私はサッカーをしたいです。

どちらも正しい文ですが、伝えたい内容が違います。

一方、現在分詞は、進行形の文で使われ、「今まさにしている動作」を表します。
形は同じingでも、役割がまったく違います。

I am playing soccer now.
私は今サッカーをしています。

動名詞は名詞、現在分詞は動詞の一部、と考えると区別しやすくなります。

定期テスト・入試での対策ポイント

定期テストや高校入試では、動名詞は文の形を正しく理解しているかを問う問題として出題されます。
特に多いのは、動詞のあとにくる形を選ばせる問題や、前置詞のあとの語形を答えさせる問題です。

「toのあとだから不定詞」「前置詞のあとだから動名詞」といった基本ルールを理解していないと、ミスにつながります。
また、和訳問題では、動名詞を「〜している」と訳してしまう間違いも多く見られます。

テストでは、「〜すること」と訳して自然かどうかを一度考える習慣をつけることが大切です。
意味と形をセットで理解しておけば、暗記に頼らなくても正解できるようになります。

このあと、具体的な練習問題を通して、動名詞の使い方をさらに確認していきましょう。

動名詞とは?中学生向けに意味をやさしく整理

中学英語の動名詞が名詞として文に入るイメージ図
動名詞は「動詞+ing」の形で、「〜すること」という名詞の役割をします。

動名詞とは、「動詞+ing」の形で、「〜すること」という意味を表す言葉です。
見た目は動詞ですが、文の中では名詞のように使われます。

中学英語では、「動詞なのにingがつく」「進行形と形が同じ」といった理由で、動名詞をむずかしく感じる人が多いです。
しかし、動名詞は「動作」ではなく「こと」を表していると考えると、理解しやすくなります。

動名詞=「動詞+ing」で「〜すること」

動名詞は、動詞の後ろにingをつけて作ります。
そして、「〜している」ではなく、「〜すること」と訳します。

たとえば、「play」という動詞にingをつけた「playing」は、「遊んでいる」ではなく、「遊ぶこと」という意味になります。
文の中で何が好きなのか、何を終えたのかといった内容を表すときに使われます。

動名詞は、文の中で主語や目的語になることができる点が大きな特徴です。

動名詞の形と作り方

動名詞の形はとてもシンプルです。
基本は「動詞+ing」です。

  • play → playing
  • study → studying
  • eat → eating

特別な意味の変化はなく、現在進行形と同じ形を使います。
ただし、動名詞の場合は「今している動作」ではなく、「行動そのもの」を表している点に注意しましょう。

名詞と同じ働きをする理由

動名詞が名詞と同じ働きをするのは、「行動」を「こと」としてまとめて表しているからです。
そのため、「物」や「人」と同じように、文の中で使うことができます。

たとえば、次の文を見てください。

Playing soccer is fun.
サッカーをすることは楽しいです。

この文では、「Playing soccer」が主語になっています。
「Soccer is fun.」の「soccer」と同じ位置に、「Playing soccer」が来ています。

また、動名詞は目的語にもなります。

例文(和訳つき)

I like reading books.
私は本を読むことが好きです。

She enjoys cooking dinner.
彼女は夕食を作ることを楽しんでいます。

They finished cleaning the room.
彼らは部屋を掃除することを終えました。

これらの文では、reading books、cooking dinner、cleaning the roomがすべて動名詞です。
どれも「〜すること」と訳すと、文の意味が自然になります。

このように、動名詞は「行動をひとまとめにして表す名詞」だと考えると、中学英語では十分に使いこなすことができます。

動名詞が使われる基本パターン

動名詞は、どこでも自由に使えるわけではなく、よく使われる決まったパターンがあります。
中学英語では、この基本パターンを押さえるだけで、定期テストや入試の問題に十分対応できます。

ここでは、「動詞のあとにくる場合」と「前置詞のあとにくる場合」の2つに分けて解説します。

動名詞が目的語になる動詞

動名詞は、ある決まった動詞のあとで目的語として使われます。
このとき、動名詞は「何をすることなのか」を表しています。

like / love / enjoy

like、love、enjoyは、「好き」「楽しむ」という気持ちを表す動詞です。
これらの動詞のあとでは、「行動そのもの」を「こと」として表す必要があるため、動名詞が使われます。

I like playing soccer.
私はサッカーをすることが好きです。

She loves listening to music.
彼女は音楽を聞くことが大好きです。

They enjoy studying English.
彼らは英語を勉強することを楽しんでいます。

どの文でも、playing soccer、listening to music、studying Englishが「好きなこと」「楽しんでいること」を表しています。
「〜すること」と訳すと、意味が自然になります。

finish

finishは、「〜を終える」という意味の動詞です。
何を終えたのかを表すとき、その内容は「こと」としてまとめられるため、動名詞が使われます。

He finished doing his homework.
彼は宿題をすることを終えました。

We finished cleaning the classroom.
私たちは教室を掃除することを終えました。

finishのあとに不定詞を使ってしまうミスはとても多いので、「finishのあと=動名詞」とセットで覚えておくと安心です。

例文(和訳つき)

I like reading books.
私は本を読むことが好きです。

She enjoys cooking dinner.
彼女は夕食を作ることを楽しんでいます。

They finished practicing after school.
彼らは放課後に練習することを終えました。

これらの文では、すべて動名詞が目的語として使われています。

前置詞の後にくる動名詞

前置詞のあとには、名詞がくるというルールがあります。
動名詞は名詞と同じ働きをするため、前置詞のあとでは動名詞が使われます。
→ 前置詞の後ろは名詞か動名詞の記事でくわしく解説しています。

このルールは、定期テストでもよく出題される重要ポイントです。

after / before / about

afterやbeforeは、「〜のあとで」「〜の前に」という意味の前置詞です。
aboutは「〜について」という意味を表します。

After eating dinner, I studied English.
夕食を食べたあとで、私は英語を勉強しました。

Before going to bed, she read a book.
寝る前に、彼女は本を読みました。

We talked about playing soccer.
私たちはサッカーをすることについて話しました。

どの文でも、前置詞のあとに動名詞が使われています。
前置詞のあとでは不定詞ではなく、動名詞になる点に注意しましょう。

関連記事:前置詞の使い方まとめ

前置詞の意味や使い方をしっかり理解しておくと、動名詞を使う場面も判断しやすくなります。
afterやbefore、aboutの基本的な使い方については、前置詞の使い方を解説した記事もあわせて確認してみてください。
→ 中1英語の前置詞まとめ|意味・使い方・例文・練習問題つきでわかりやすく解説
の記事で、くわしく解説しています。

動名詞と不定詞の違いを中学生向けに整理

動名詞と不定詞の意味の違いを示したイメージ図
動名詞は習慣やすでにある行動、不定詞はこれからすることを表すのが基本です。

動名詞と不定詞は、どちらも「〜すること」と訳せるため、違いが分かりにくい文法です。
しかし、意味のイメージを整理すると、中学英語では難しく考える必要はありません。

大切なのは、「今までにある行動なのか」「これからする行動なのか」という視点です。
この考え方を身につけるだけで、定期テストの多くの問題に対応できます。

イメージで理解する違い

動名詞と不定詞の違いは、文法用語よりもイメージで覚えるほうが理解しやすくなります。

動名詞は「習慣・すでにある行動」

動名詞は、ふだんしていることや、すでに経験している行動を「こと」として表すときに使われます。
「どんなことが好きか」「何を終えたか」といった内容を表す場合に使われることが多いです。

I like playing soccer.
私はサッカーをすることが好きです。

She enjoys studying English.
彼女は英語を勉強することを楽しんでいます。

これらの文では、playing soccerやstudying Englishは、ふだん行っている行動を表しています。
「〜すること」と訳すと、自然な意味になります。

不定詞は「これからすること」

不定詞は、「これからしたいこと」「目的」を表すときに使われます。
まだ実際に行っていない行動や、これから行う予定のことを表すイメージです。

I want to play soccer.
私はサッカーをしたいです。

She decided to study English.
彼女は英語を勉強することを決めました。

不定詞を使った文では、「今から何をするのか」「何のためにするのか」がポイントになります。

例文対比(和訳つき)

I like playing the piano.
私はピアノをひくことが好きです。

I want to play the piano.
私はピアノをひきたいです。

同じplayという動詞を使っていますが、伝えている内容が違います。
動名詞は「習慣や好きなこと」、不定詞は「これからしたいこと」を表しています。

中学英語ではここまで分かればOK

中学英語では、動名詞と不定詞の細かい使い分けまで理解する必要はありません。
意味が大きく変わる動詞については、高校英語で学びます。

意味が変わる動詞は高校で扱う

高校英語では、rememberやstopなど、動名詞と不定詞で意味が変わる動詞を学びます。
しかし、中学の定期テストや入試では、そこまで細かく問われることはほとんどありません。

中学英語では、「どの動詞のあとに、どの形がくるか」「意味のイメージはどちらか」を押さえるだけで十分です。

不定詞と動名詞の使い分け方(関連記事)

不定詞と動名詞の違いについて、さらにくわしく知りたい人は、使い分けをまとめた記事も参考にしてみてください。
例文を比べながら学ぶことで、より理解が深まります。
→ 不定詞と動名詞の違いを徹底解説

動名詞と現在分詞(進行形)の違い

動名詞と現在分詞の役割の違いを示した図
同じing形でも、名詞として使うか、動詞の一部として使うかで役割が変わります。

動名詞と現在分詞は、どちらも「動詞+ing」の形をしています。
そのため、見た目だけで判断すると、同じものだと勘違いしやすい文法です。

しかし、動名詞と現在分詞は、文の中での役割がまったく違います。
形ではなく、「何として使われているか」に注目することが大切です。

形は同じでも役割が違う

動名詞と現在分詞は、形は同じでも、文の中での働きが異なります。
動名詞は名詞として使われ、現在分詞は動詞の一部として使われます。

この違いを意識するだけで、混乱は一気に減ります。

動名詞は名詞

動名詞は、「〜すること」という意味を表し、名詞と同じ位置に置かれます。
主語や目的語になることができるのが大きな特徴です。

Playing soccer is fun.
サッカーをすることは楽しいです。

I like reading books.
私は本を読むことが好きです。

これらの文では、playing soccerやreading booksが文の主語や目的語になっています。
「it」や「soccer」などの名詞と同じ場所にあることに注目してください。

現在分詞は動詞の一部

現在分詞は、be動詞といっしょに使われ、進行形の文を作ります。
「今している動作」を表すのが役割です。

I am playing soccer now.
私は今サッカーをしています。

She is reading a book.
彼女は本を読んでいます。

この場合、playingやreadingは名詞ではなく、be動詞とセットで動詞の役割をしています。
「〜すること」と訳すと不自然になる点にも注意しましょう。

例文比較(和訳つき)

Playing soccer is fun.
サッカーをすることは楽しいです。

I am playing soccer now.
私は今サッカーをしています。

どちらもplaying soccerという形がありますが、意味はまったく違います。
前の文では「すること」を表す名詞として使われ、後ろの文では「している最中の動作」を表しています。

ingの形だけを見て判断するのではなく、「名詞として使われているか」「動詞として使われているか」を考えることが、正しく見分けるコツです。

教科書では動名詞はいつ習う?

動名詞は、中学英語の中でも「いつの間にか出てくる」文法の一つです。
小学校ですでに登場しており、中学校では「おさらいして、もう少し活用法を教える」という程度の軽い扱いにすると文部科学省の学習指導要領で規定されています。

はっきりと「ここから動名詞です」と習うことは少なく、すでに学んだ文法の中で自然に登場します。

中学校の早い段階で,こうした小学校で学んだ表現も取り上げ,音声で十分慣れ親しんだ動名詞を読んだり書いたりできるようにしたり,その使い方の理解を深めたりしながら,別の場面や異なる表現の中で活用できるように指導することが重要である。

文部科学省『中学校学習指導要領解説(外国語 – 英語 – 内容)』より引用

そのため、「習った覚えがないのにテストに出る」と感じる中学生も多いです。
ここでは、教科書の流れの中で、動名詞がどのように出てくるのかを整理します。

中1・中2のどこで出てくるか

動名詞は、中学1年生の後半から中学2年生にかけて、少しずつ出てきます。
最初は文法用語としてではなく、例文の中で使われることがほとんどです。

中1では、likeやloveなどの動詞のあとに「〜ing」が続く形として登場します。
この段階では、「動名詞」という名前を使わず、「この動詞のあとにはingの形を使う」と説明されることが多いです。

中2になると、finishやenjoyといった動詞や、afterやbeforeなどの前置詞といっしょに、動名詞が使われる場面が増えます。
ここで初めて、「動詞+ingが名詞の働きをする」という説明が加わることもあります。

定期テストでの出題され方

定期テストでは、「動名詞」という言葉を答えさせる問題はほとんど出ません。
その代わり、正しい形を選ぶ問題や、文を完成させる問題として出題されます。

たとえば、動詞のあとにくる形を選ばせる問題や、前置詞のあとの語形を問う問題がよく出ます。
また、和訳問題で「〜している」と訳してしまい、減点されるケースも多いです。

教科書の例文と同じ形かどうかを意識しながら、「ここは動名詞になる場面か」を考えることが、テスト対策では重要になります。

関連記事:中学英語文法一覧

動名詞は、be動詞や一般動詞、不定詞、前置詞など、これまでに学んだ文法と深く関係しています。
全体の文法の流れを確認したい場合は、中学英語文法一覧の記事もあわせて読むと、理解がより深まります。
→ 中学英語文法一覧

中学生がよく間違える動名詞のミス

動名詞は形が現在分詞や不定詞と似ているため、定期テストでのミスが非常に多い文法です。
ここでは、中学生が特につまずきやすい3つの間違いを取り上げて解説します。

どれもルールを理解していれば防げるミスなので、例文を通して確認していきましょう。

to の後ろを動名詞にしてしまう

中学生に最も多いミスが、toの後ろに動名詞を書いてしまうことです。
toの後ろには、原則として動詞の原形がきます。

I want playing soccer.
この文は間違いです。

正しくは、次の形になります。

I want to play soccer.
私はサッカーをしたいです。

toは不定詞を作るための言葉なので、「to+動詞の原形」という形になります。
動名詞がくるのは、likeやfinishなど、決まった動詞のあとだけだと覚えておくと混乱しにくくなります。

前置詞の後を不定詞にしてしまう

前置詞のあとに不定詞を使ってしまうミスも、とてもよく見られます。
前置詞のあとには名詞が必要なので、動詞を使う場合は動名詞になります。

After to eat dinner, I studied English.
この文は間違いです。

正しくは、次の形です。

After eating dinner, I studied English.
夕食を食べたあとで、私は英語を勉強しました。

afterやbefore、aboutのあとでは、必ず動名詞になることを思い出しましょう。
「前置詞のあと=動名詞」とセットで覚えると、テストで迷いにくくなります。

動名詞を動作として訳してしまう

動名詞を「〜している」と動作として訳してしまうミスも多いです。
動名詞は進行形ではなく、「〜すること」という意味を表します。

I like reading books.
私は本を読んでいます。
この訳は間違いです。

正しい和訳は、次のようになります。

I like reading books.
私は本を読むことが好きです。

ingの形を見ると「している」と訳したくなりますが、動名詞は名詞として使われている点に注意しましょう。
「〜すること」と訳して文の意味が自然かどうかを確認する習慣をつけることが、ミスを防ぐコツです。

学校の授業に近い形で英文法を確認したい場合は、NHK 中学生の基礎英語1の解説も参考になります。登場人物が会話で「~が好き(I like ~ing)」「~したい(I want to~)」とたびたび発言しており、動名詞や不定詞の前の単語(like、want、finishなど)とセットで音声記憶できます。

動名詞を一瞬で見抜くチェック法

動名詞かどうかを判断するときに、文法用語を思い出そうとすると時間がかかります。
定期テストや入試では、短時間で正しく見抜くことが大切です。

ここでは、問題を解くときにすぐ使える2つのチェック法を紹介します。
どちらも、中学英語の基本ルールを使ったシンプルな方法です。

「前に来る単語」に注目する

まず、ingの前にどんな単語が来ているかを確認します。
動名詞は、特定の動詞や前置詞のあとに来ることが多いです。

like、love、enjoy、finishなどの動詞のあとにingが来ている場合は、動名詞の可能性が高くなります。
また、after、before、aboutなどの前置詞のあとにingが来ている場合も、動名詞です。

たとえば、次の文を見てください。

I enjoy studying English.
私は英語を勉強することを楽しんでいます。

After eating dinner, I did my homework.
夕食を食べたあとで、私は宿題をしました。

どちらの文も、ingの前に動名詞が来やすい単語があります。
まずは「前に来る単語」を見て判断する習慣をつけましょう。

「〜すること」と訳して不自然でないか確認

次に、そのingのかたまりを「〜すること」と訳してみます。
動名詞であれば、「〜すること」と訳しても文の意味が自然になります。

I like reading books.
私は本を読むことが好きです。

この文は、「〜すること」と訳しても、意味が自然です。
この場合、readingは動名詞だと判断できます。

一方で、次の文を見てください。

I am reading a book now.
私は今本を読んでいます。

この文で「reading」を「読むこと」と訳すと、不自然になります。
この場合は、動名詞ではなく、進行形の現在分詞です。

このように、「〜すること」と訳して自然かどうかを確認するだけで、動名詞かどうかを素早く見抜くことができます

定期テスト・入試でよく出る動名詞の問題

動名詞は、文法用語を知っているかよりも、「正しい形を選べるか」「意味を正しく理解しているか」が問われます。
ここでは、学校の定期テストや高校入試で特に出やすい問題の形を紹介します。

和訳問題

和訳問題では、動名詞を正しく「〜すること」と訳せるかがポイントです。
ingがあるからといって、「〜している」と訳してしまうと減点されます。

I like playing tennis.
私はテニスをすることが好きです。

After eating dinner, she studied English.
夕食を食べたあとで、彼女は英語を勉強しました。

動名詞は動作ではなく、「こと」を表している点を意識しましょう。

語形選択問題

語形選択問題では、動詞のあとや前置詞のあとにくる形を選ばせる問題がよく出ます。
ここでは、動名詞になるか、不定詞になるかを判断できるかが問われます。

I enjoy ( play / playing ) soccer.
After ( eat / eating ) lunch, I went to school.

「この単語のあとには動名詞がくる」という知識が、そのまま得点につながります。

並び替え問題

並び替え問題では、語順だけでなく、動名詞の形を正しく使えるかがポイントになります。
ingの形を入れ忘れたり、不定詞にしてしまうミスが多いです。

I / like / English / studying
After / dinner / eating / I / studied

動名詞が名詞として使われる位置を意識すると、正しく並べやすくなります。

英訳問題

英訳問題では、日本語の「〜すること」を見て、動名詞を使えるかどうかが問われます。
特に、「好き」「終える」「〜のあとで」といった表現が出たら、動名詞を思い出しましょう。

私は英語を勉強することが好きです。
夕食を食べたあとで、宿題をしました。

動名詞の練習問題【解答・解説つき】

ここからは、動名詞の理解を確認するための練習問題です。
実際の定期テストをイメージして解いてみましょう。

問題

問題1 次の文を日本語にしなさい。
① I enjoy reading books.
② She finished cleaning her room.

問題2 ( )に正しい形を入れなさい。
① I like ( play / playing ) basketball.
② After ( eat / eating ) dinner, he studied English.

問題3 次の語を正しい順番に並び替えなさい。
① I / like / studying / English
② finished / he / homework / doing / his

問題4 次の日本語を英語にしなさい。
① 私は音楽を聞くことが好きです。
② 彼女は宿題をすることを終えました。

解答

問題1
① 私は本を読むことを楽しんでいます。
② 彼女は自分の部屋を掃除することを終えました。

問題2
① playing
② eating

問題3
① I like studying English.
② He finished doing his homework.

問題4
① I like listening to music.
② She finished doing her homework.

解説(すべて和訳つき)

問題1では、reading booksやcleaning her roomが動名詞です。
どちらも「〜すること」と訳すことで、文の意味が自然になります。

問題2では、likeのあと、afterのあとという点に注目します。
どちらも動名詞がくる場面なので、ingの形を選びます。
①「私は野球をすることが好きです。」
②「夕食を食べた後、彼は英語の勉強をしました。」

問題3では、studying Englishとdoing his homeworkが名詞のかたまりとして使われています。
動名詞は、目的語やfinishのあとにくることを思い出しましょう。
①私は英語の勉強をすることが好きです。
②彼は宿題をし終えました。

問題4では、日本語の「〜すること」がヒントです。
likeやfinishを使う文では、動名詞が必要になります。
①私は音楽を聴くことが好きです。
②彼女は宿題をし終えました。

このように、形だけでなく意味を意識して考えることで、動名詞の問題は確実に解けるようになります。

まとめ

動名詞は形が現在分詞と同じため、中学生が混乱しやすい文法項目です。
しかし、動名詞は名詞として文の主語や目的語になるという役割を押さえれば、見分けはそれほど難しくありません。

前に来る語が前置詞かどうか、「〜すること」と訳して自然かどうかを確認することで、定期テストや入試でも正確に判断できるようになります。

問題演習では和訳、語形選択、並び替え、英訳をバランスよく解き、動名詞を文の中で使える知識として定着させることが重要です。

もっと練習問題を解いて定着させたい人には、
→ 中学英語|動名詞の練習問題まとめ【和訳・穴埋め・並び替え・英作/定期テスト・高校入試対策】
の記事がおすすめです。

よくある質問

Q1 動名詞と現在分詞の一番の違いは何ですか
動名詞は名詞の働きをし、現在分詞は動詞の一部や形容詞の働きをする点が最大の違いです。

Q2 動名詞は中学何年生で習いますか
本格的には中学2年生で学びますが、中1で前置詞の後ろに来る形として部分的に出てくることがあります。

Q3 to の後ろに動名詞を置いてもいいですか
原則として置けません。to の後ろは不定詞が基本で、動名詞は使いません。

Q4 前置詞の後ろは必ず動名詞ですか
中学英語では前置詞の後ろは動名詞と考えて問題ありません。

Q5 like の後ろは動名詞と不定詞どちらですか
中学英語では動名詞で習うことが多く、like playing soccer の形が基本です。

Q6 動名詞はどう訳せばいいですか
基本は「〜すること」と訳します。動作そのものではなく、行為を一つの事柄として表します。

Q7 進行形の ing とどう見分けますか
be動詞が前にあれば進行形、前置詞や動詞が前にあれば動名詞の可能性が高いです。

Q8 動名詞は主語にもなりますか
はい。Playing the piano is fun. のように文の主語になることがあります。

Q9 入試ではどんな形で出題されますか
語形選択、並び替え、英訳、和訳など幅広い形式で出題されます。

Q10 動名詞が苦手な場合の勉強法はありますか
前置詞+動名詞の形を例文ごと覚え、訳し方をセットで練習するのが効果的です。

Q11 動名詞と不定詞はどちらが大事ですか
どちらも重要ですが、定期テストでは前置詞の後ろの動名詞が特に頻出です。

Q12 動名詞は高校英語でも使いますか
はい。高校英語では意味の違いまで問われるため、中学のうちに基礎を固めておくことが大切です。

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この記事を書いた人
現役の塾経営者。指導歴25年以上、のべ3,500人以上の小・中・高校生を指導。
定期テスト対策から中学・大学受験、英検対策まで幅広く対応。
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プロフィール
satoru
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福地 暁です。
25年以上教育に携わり、現在は個別指導の塾を経営しています。

これまで3500組以上のご家庭を担当させていただき、中学受験(灘中・御三家など最難関含む)、高校受験、大学受験(医学部・旧帝大含む)への合格をアシストしてきました。

この記事では中学受験、高校受験、大学受験、英検・TOEIC対策、中学生・高校生の定期テスト対策など、さまざまな学習アドバイスをしています。

みなさまの学びにプラスになる情報をお伝えしていきます!
よろしくお願いします。

1男1女の父。
どうやら娘には「甘いパパ」と思われているようで、
アイスやジュースをねだるときは必ずパパのところにきます。

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