「共通テストを受けるけど、倫理、政治・経済をどこから手をつければいいかわからない」
「英語や数学に時間がかかるから、倫理、政治・経済は出題傾向にあわせて効率よく対策したい」
こういった希望や不安を抱えている高校生は多いのではないでしょうか。
共通テストの倫理、政治・経済は合格者の多くが得点源にしてきた科目です。第一志望校合格を目指す人にとって、必ず得意にしたいところです。
そこで、
- 共通テスト倫理・政経の出題傾向と対策ポイント
- 共通テスト倫理・政経の対策方法
- 共通テスト倫理・政経対策のおすすめ参考書・問題集
をお伝えします。最短1か月で9割取ることも十分に可能です。
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共通テスト倫理・政経の出題傾向
倫理・政経は共通テストの公民で2番目に受験者数が多い科目です。
満点は100点で、出題傾向や配点は毎年同じです。
難関大学の理系学部では公民の選択科目として指定されていることが多いです。
出題範囲・配点
大問数は7問で、倫理が「源流思想」「日本思想」「西洋近現代思想」「青年期と心理」、政経が「民主主義」「経済状況」「開発協力」などの分野からなります。
どの年度も満遍なく、幅広く出題されています。
倫理・政経は高得点を狙える科目ですから、不得意分野が1つでもあると5-10点取りそこなってしまい、非常にもったいないです。
大問ごとの配点を下記の表にまとめています。なお、2020年度(センター試験)は大問が6つでした。
共通テストでは第1問~第4問が倫理分野で、第5問~第7問が政経分野で、50点ずつの配点です。
大問 | 2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度 |
第1問 | 12点 | 12点 | 12点 | 14点 |
第2問 | 12点 | 12点 | 12点 | 18点 |
第3問 | 12点 | 12点 | 12点 | 18点 |
第4問 | 14点 | 14点 | 14点 | 22点 |
第5問 | 19点 | 19点 | 19点 | 14点 |
第6問 | 19点 | 19点 | 19点 | 14点 |
第7問 | 12点 | 12点 | 12点 | |
満点 | 100点 | 100点 | 100点 | 100点 |
センター試験から共通テストに切り替わった2021年度から大問別配点は一定です。
資料・メモの読み取り問題が出る
共通テストの倫理・政経の出題傾向で大きな特徴の1つが、「資料問題」です。
下記の画像をご覧ください。「理想」についてある人物の考えを引用した資料です。
ほかにも、「メモ」や「レポート」など、「文字のみの資料」を読んで解く問題がいくつも出てきます。
「~は誰の考えか?」のような一問一答形式ではなく、「文字から情報を読み取る形式」が主流です。
もちろん、的確に必要な情報を読み取るには一問一答で知識をたくわえておく必要がありますので、「一問一答」→「資料読み取り」の2段階の受験勉強をしておきましょう。
会話問題がたくさん出る
資料と合わせて「会話」が頻繁に登場します。大問7つで合計14回も会話が出てきている年度もあります。しかも会話のやり取りが4-5回になるのもあり、長いです。
下記の画像をご覧ください。「先生」「Fさん」「Gさん」の3人で合計11回もセリフが出てきています。
A4の半分が会話の場合もあれば、上記の画像のように問題用紙1枚全部が会話の場合もあります。
これだけの長さになると、
- 話題になっている単元は何か
- その単元のなかでどのポイントについて話しているか
を読み取るのに時間がかかります。
それでも、会話文が多いため1つ1つにあまり時間をかけられません。会話の話題がわかればすぐにその単元のポイントが頭に浮かぶくらいまで知識を定着させておく必要があります。
また、会話文が単体で出てくることもあれば、下記の画像のように資料と一緒に出てくることもたびたびあります。
この問題は、『老子』『旧約聖書』からの引用文を読み、それについての2人の会話をみて解答します。
中国哲学と旧約聖書の世界観を対比して覚えておくと、こうした問題が解きやすくなります。
問題パターンは倫理が4つ、政経が3つで固定
共通テストの倫理・政経の問題パターンは、倫理が4つで生計が3つあります。
【倫理】
- 源流思想
- 日本思想
- 西洋近現代思想
- 青年期と心理
この4つの分野すべてから1つずつ大問が出されます。満遍なく覚えておく必要があります。
【政経】
政経は政治と経済にわかれており、この2分野から下記の3パターンの問題が出てきます。
- 政治制度
- 政治と経済
- 経済
このなかで「政治と経済」の融合問題については、私たちの日常生活に根差した話題が出されることがよくあります。
例えば2022年度では「まちづくりの取り組み」が出題され、当時大きくニュースに取り上げられていた「空き家の活用」「民泊」などが取り上げられました。
時事ニュースに暗いと、「なぜこの話題…?」と違和感が出てくるかもしれませんが、なじみがあると「この話題は政経のあの単元と絡めているな」と、「出題者の意図」を読めます。
意図をわかって問題に臨めば、ポイントを的確に思い出しやすくなります。
2022年度の第5問は2021年度にくらべて配点が12点→19点と大きく変化していました。
これは、2022年度の第5問が「持続可能な社会」をテーマにしており、科目の学習内容と現在の社会の重要テーマがマッチした大切な内容だったためと思われます。
今後も社会でのホットトピックと関連した内容が多く取り上げられるでしょう。
最新のニュースには幅広くアンテナを張るようにしておくほうがいいです。
平均点は6割台で安定
共通テストは毎年難易度が変わります。10点前後は変わるのが普通ですが、倫理・政経についてはおおむね6割台で安定しています。
下記の表は2019年以降の平均点です。
2023年度 | 2022年度 | 2021年度 | 2020年度 | 2019年度 | |
倫理・政経 | 平均点60.59点 | 69.73点 | 69.26点 | 66.51点 | 64.22点 |
共通テストに切り替わってから高得点が続いています。他科目との関係で難化することはあるでしょうが、出題ポイントそのものが変わることはなさそうです。
この後にお伝えする対策方法でしっかり勉強しておきましょう。
なお、最終的に必要な得点は志望校によって異なります。河合塾の資料で「偏差値60前後の大学なら共通テストで7割必要」と考えておきましょう。
そこを基準に偏差値が5変われば共通テストの必要得点が1割変わります。
あくまで目安なので、志望校の最新の情報をみるようにしてください。
共通テストで9割以上を取れる倫理・政経の勉強方法
ここまでお伝えした共通テスト倫理・政経の出題傾向を踏まえて、対策方法をお伝えします。
なお、難関大学を目指している人にはZ会がおすすめです。下記のPRリンクから資料請求ができます。
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まずは全範囲を浅く・広く復習しましょう。参考書か学校の教科書を1周読みましょう。
- どういう内容を習ってきたか
- 最近聞いたニュースにどう関係しているか
- 自身の生活にどう関係しているか
を確認します。
1周読み終えて大まかに話をつかめたら、2周目に入ります。
2周目はコラムにもしっかり目をとおしましょう。自分で内容を説明するつもりで読み進めると頭に残りやすくなります。
問題集を3周して重要語句を暗記する
倫理・政経の内容を大まかにつかめたら、重要語句をきっちり暗記していきましょう。
1度覚えたくらいではまだまだ記憶に定着していません。暗記するには問題集を3周以上するほうがいいです。
1、2周目はすべての語句を暗記→確認テストをし、3周目は2周目の確認テストで間違えた語句だけを覚えるようにします。
「防衛機制」「アニミズム」など、高校生になじみのない語句も出てきます。それらの意味や背景を軽くおさえながら語句を暗記しましょう。
共通テストの倫理・政経は会話文がよく出ます。早く・的確に読むには語句の内容や背景知識の流れを知っておく必要があります。
自分で語句の意味を説明しながら暗記してみてください。うまく説明できないところは参考書で確認しましょう。
説明しながら暗記する作業で共通テスト7~8割くらいまで取れるほど実力がついていきます。
過去問・予想問題を10回分以上解く
語句を覚えたら、共通テストの過去問や予想問題を繰り返し解きましょう。
共通テストの問題は特殊です。出題傾向に慣れていないと、知っている知識をうまく活用しきれません。
最低でも10回分は解くようにしましょう。
過去問なら本試験・追試験の両方を使い、予想問題集も使うようにしましょう。特に資料問題は共通テストで出ていますから、過去問や予想問題で慣れるようにしましょう。
第5問では時事ニュースにからめた出題がされる可能性が高いです。直近5年分をメインに使うようにし、足りなくなったら6-10年分前のものも使うようにしましょう。
また、過去問を解いてみてスムーズに思い出せなかった箇所があれば参考書に戻って覚えなおしてください。
9割以上を取るには演習後に「解説する」
共通テストで9割以上を狙っている人は、過去問を解いた後や参考書を読んでいるときに、問題の内容を「自分で解説」してみてください。
自分が先生になったつもりで、問題に載っていない用語も出して解説します。
特に共通テストは資料問題がたくさんあります。
- 資料問題での資料の「意図」は何か
- 資料から読み取れることは何か
を解説しようとしてみてください。
説明文や会話文がとても長く、語句をバラバラに覚えているだけだと読むのに苦労します。
国語の長文読解でもそうですが、長い文章は「内容を予測しながら読む」と非常に読みやすくなります。
問題の解説に慣れてくれば、長い説明文や会話文でも「あの内容の話をしているな」とわかるようになり、出題ポイントを予測しながら読めるようになります。
共通テスト倫理・政経で9割を取れる学習スケジュール
共通テストで9割を取るためにはどのようなスケジュールで勉強すればいいかお伝えします。
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高2は学校の授業に合わせてインプットを進める
倫理・政経の受験勉強は高3になってからで大丈夫です。ただし高2の間は学校の授業に合わせて暗記をしっかりがんばりましょう。
定期テスト直前にパパっと覚えるだけの勉強は避けてください。急いで覚えたものはすぐに忘れてしまいます。
忘れてしまうと、せっかく覚えた政治制度や経済用語などもほとんどすべて覚えなおしになってしまいます。大学受験の勉強は忙しいですから、無駄になってしまう勉強に時間を費やすのはもったいないです。
学校の授業で習ったときに、少しずつ覚えるようにしておきましょう。特に、
- なぜこの考え方が主流になったのか、その社会的変化の経緯
- その経済政策の意義
は覚えておくようにしましょう。
高3の4月から受験対策をはじめる
本格的な受験勉強は高3になってからはじめます。
高1、高2である程度の流れや知識を頭に入れておけば、高3になってからは「思い出す程度」の勉強で済みます。
後ほどくわしく説明しますが、教科書や問題集を使って最初から勉強しなおしましょう。
高1、高2の勉強を一夜漬けで済ませていた人は、まず教科書をしっかり読み込むことから始めましょう。
「入試まで時間がない」と思うと焦りますから、とにかく暗記をしていきたくなります。ですが、いきなり丸覚えしてもなかなか頭に効率よく入ってくれません。
広く浅く勉強するほうが遠回りのように思えて、結果的に早く・効果的に受験勉強が進みます。
高3の8月末までに基礎を終わらせる
共通テストで9割以上を取るには、高3の8月末までには基礎的な勉強を終わらせておきましょう。
「どの単元もある程度わかる」という状態にしておきます。明らかに不得意が分野があると、その後の勉強スケジュールで思わぬ足止めを食ってしまいます。
共通テストで6-7割くらいを取れる程度の知識をインプットしておきます。
高3の11月中は推薦入試対策中心になる
高3の9月以降に細かい知識をインプットしなおしていきますが、この作業は10月までしかできなくなります。
ほとんどの受験生は共通テストの前に推薦入試を受けます。推薦入試は11月いっぱいか、12月初めまでありますから、この期間中は推薦入試対策で手一杯になります。
倫理・政経は推薦入試でほぼ出てこないので、約1か月間は倫理・政経の対策はゼロになるか、最低限忘れない程度しかできなくなります。
9-10月の間にしっかり覚えなおしておきましょう。
※関連記事:高校の評定の出し方と上げ方:大学受験に評定が重要な理由
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政治経済↓
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2024大学入学共通テスト過去問レビュー 倫理、政治・経済 (河合塾SERIES)
出版社:河合出版
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過去問が8年9回分も掲載されており、たっぷりと演習できます。解説も丁寧なので、解説を読んで知らなかった知識を補充できます。
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2024-大学入学共通テスト 実戦問題集 倫理,政治・経済<第2版> (駿台大学入試完全対策シリーズ)
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・駿台オリジナル問題5回分に加え2021・2022年度の共通テスト本試験過去問題を2回分掲載
Amazonより引用
・駿台講師陣が総力をあげて作成したオリジナル問題で共通テストを完全攻略!
・マークシート解答用紙付で本番さながらの実戦的な演習が可能です。
・詳細な解答・解説は使いやすい別冊挿み込み。
・重要事項をコンパクトにまとめた「共通テスト攻略のポイント」「直前チェック総整理」掲載。
【おすすめ理由】
駿台が作成した共通テスト対策問題集です。
共通テストよりもやや難易度が高く、すでに過去問演習で8割近く取れる人が9割以上取りたいときに使うのに適しています。
基礎から勉強したい人は『一問一答』や『過去問レビュー』で実力をたくわえてから、この問題集を活用しましょう。
おすすめの演習順
参考書や問題集は活用する順番がとても大切です。
以下に、活用する目的と参考書・問題集を書いています。この順番に活用してみてください。
- 全体の流れ:『面白いほどとれる本』か『蔭山本』
- 知識のインプット:『一問一答』(『面白いほどとれる本』を併用)
- 過去問演習:『過去問レビュー』
- 9割目標:『実戦問題集(駿台)』
1か月で仕上げるなら一問一答と過去問レビュー
「英語や数学の勉強に忙しく、気が付けば共通テストまで残り1か月…」
ということはよくあります。
最初から12月の1か月で仕上げる予定にしている受験生もいます。
その場合は『一問一答』と『過去問レビュー』を同時進行で進めましょう。どうしても内容がわからないときのために『面白いほどとれる本』をそばに置いておくと便利です。
共通テストの社会は満点を取りに行く必要がありませんし、倫理・政経は急いで勉強すれば残り1か月でも仕上げるのが可能な科目です。
あきらめずに9割目指してがんばりましょう!
※関連記事:倫理・政経の一問一答
共通テストの勉強はいつからはじめればいいか
国公立を志望している人はもちろん、私立大にも共通テスト利用は多くなっています。
共通テスト対策はいつからはじめればいいでしょう。
結論を申し上げると、普段の学校の勉強と一緒に進めるのが1番おすすめです。
とはいえ、部活や学校外の活動で忙しかったり、勉強のスイッチが入っていなかったりというときもあります。
過去の受験生が共通テスト対策をはじめた時期は下記のようでした。
- 高1で16.7%
- 高2~高3の夏までが合計62.6%
でした。
共通テスト対策は時間がかかりますので、思い立ったらすぐはじめるようにしましょう。
※関連記事:【大学受験対策】塾はいつから通えばいいか
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まとめ
受験勉強は「ライバルより1点でも多く取ること」がゴールです。
そのためには得意科目で点数をかせぎ、苦手科目をカバーするのが鉄則です。当然のことながら、「得意科目」が多い人が断然有利です。
倫理・政経は勉強する順番ややり方を間違えなければ「誰でも得意科目」にできます。倫理・政経を得点源にして、第一志望校合格をがっちりとつかみとりましょう!
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難関大学を目指している人にはZ会がおすすめです。下記のPRリンクから資料請求ができます。
資料請求はこちら※関連記事:【高校生向け】Z会だけで難関大学に合格する方法
また、推薦入試や後期試験で小論文が入試科目になっていることがよくあります。共通テスト対策をしながらでも小論文の対策も週1~月2くらいではしておきましょう。
推薦をもらえるようにするには学校の評定平均を4.0以上にしておくほうがいいです。定期テストで80点、90点を目指してがんばりましょう!
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