英語の感嘆文は、「すごい」「なんて〜なんだ」という強い気持ちを表すときに使う特別な文です。
見た目が疑問文に似ているため、語順で混乱しやすく、定期テストでも間違えやすい文法のひとつです。
この記事では、中学生が学校で習う単語と文法だけを使って、感嘆文の意味と役割を基礎から整理します。
まずは、感嘆文がどんな文なのかを正しく理解し、疑問文やふつうの文との違いをはっきりさせていきましょう。
中学英語の感嘆文とは?まずは意味と役割を理解しよう

感嘆文とは、話し手の気持ちが強くこもったときに使う文です。
事実を伝えるだけでなく、「驚き」「感動」「感心」などの感情を相手に伝える役割があります。
感嘆文は、文部科学省の学習指導要領に基づく中学校英語でも扱われる重要な文法項目です。
感嘆文は,既に中学校で一般的な言語材料として扱われている実態があることを考慮し,今回の改訂で指導事項に追加した。次のような基本的なものを指導する。
文部科学省『中学校学習指導要領解説(外国語 – 英語 – 内容)』より引用
How interesting!
What a big tree!
日本語でも「なんてきれいな花なんだ」「なんて速く走るんだろう」と言うことがありますが、英語の感嘆文も同じように、気持ちを強調するために使われます。
感嘆文は「気持ちの強さ」を表す文
感嘆文のいちばん大切なポイントは、「情報」ではなく「気持ち」を伝える文だということです。
たとえば、「その映画はおもしろい」という事実を伝えるだけなら、ふつうの文で十分です。
しかし、「その映画は本当におもしろかった」という強い気持ちを伝えたいときには、感嘆文を使います。
感嘆文は、相手に感情をはっきり伝えたい場面で使われる文だと覚えておきましょう。
疑問文・肯定文とのちがい
英語の文には、大きく分けて「肯定文」「疑問文」「感嘆文」があります。
肯定文は、事実や考えをそのまま伝える文です。
疑問文は、相手に質問をして答えを求める文です。
感嘆文は、答えを求めるのではなく、自分の気持ちを強く表す文です。
感嘆文は、疑問文と同じように what や how から始まるため、見た目だけで判断すると間違えやすくなります。
そのため、「何をしたい文なのか」を意識して読むことがとても大切です。
疑問文と感嘆文の見分け方
疑問文と感嘆文を見分けるコツは、「相手に答えを求めているかどうか」です。
疑問文は、「何?」「どれ?」「どうやって?」と答えを知りたい文です。
一方、感嘆文は、答えを求めていません。
「なんて〜なんだ」という気持ちをそのまま伝える文なので、相手が答える必要はありません。
what や how が使われていても、「質問しているのか」「感情を表しているのか」を考えることで、正しく見分けられるようになります。
疑問文の語順や作り方があいまいな場合は、先に疑問文をしっかり整理しておくと、感嘆文との違いがはっきりします。
疑問文のつくりかたについては、
→ 中学英語|be動詞の否定文・疑問文のつくりかた
→ 中学英語|一般動詞の疑問文のつくりかた
の記事でくわしく解説しています。
このあと、感嘆文で使われる what や how の具体的な語順と使い分けを、例文といっしょに詳しく見ていきましょう。
what を使った感嘆文のつくり方【中1向け】
what を使った感嘆文は、「なんて〜なんだ」という気持ちを、名詞といっしょに強く伝える文です。
中学1年生で習う語順と単語だけで作ることができ、感嘆文の基本となる形です。
疑問文の what と見た目が似ていますが、答えを求める文ではなく、気持ちを表す文である点が大きな違いです。
基本の形:What + a / an + 形容詞 + 名詞

what を使った感嘆文の基本の形は、What の後に「a または an」「形容詞」「名詞」の順で続きます。
この語順をそのまま覚えることが、感嘆文を正しく作る近道です。
たとえば、「なんて大きな家なんだ」と言いたいときは、家という名詞の前に形容詞を置き、その前に a を置きます。
What a big house. のように、What のすぐ後ろに a が来る点がポイントです。
複数形・不可算名詞のときの語順
名詞が複数形や、数えられない名詞のときは、a や an を使いません。
その場合でも、What の後に形容詞が来て、そのあとに名詞が続く語順は変わりません。
たとえば、「なんてきれいな花なんだ」と言いたいとき、花が複数であれば a は使いません。
What beautiful flowers. のように、形容詞と名詞をそのまま続けます。
水や音楽のような数えられない名詞でも同じで、a を使わずに感嘆文を作ります。
a / an が必要なケース・不要なケース
a や an が必要かどうかは、その名詞が「1つのものを表しているかどうか」で決まります。
1つのものを表す可算名詞であれば、a または an が必要になります。
一方で、複数のものを表す場合や、数えられない名詞の場合は、a や an を使いません。
この判断ができないと、感嘆文でも冠詞のミスが起こりやすくなります。
冠詞の使い分けがあいまいな場合は、感嘆文だけでなく英語全体でつまずきやすくなるため、基本から確認しておくことが大切です。
a・an・theといった冠詞の使い方について、
→ 中学英語|冠詞 a・an・the の使い方まとめ
の記事でくわしく解説しています。
what 感嘆文の例文(中学生向け)
what を使った感嘆文では、形容詞で名詞の様子を強く表します。
中学生がよく使う単語でも、十分に感情を伝えることができます。
たとえば、「なんて速い電車なんだ」「なんて楽しい時間なんだ」といった文は、what 感嘆文で自然に表せます。
- What a fast train!
- What a wonderful time this is!
疑問文と同じ語順にしてしまわないように、What の後に a や形容詞が来ているかを必ず確認しましょう。
このあと、how を使った感嘆文と比べながら、what と how の使い分けを整理していくと、感嘆文がさらに分かりやすくなります。
how を使った感嘆文のつくり方【中1向け】

how を使った感嘆文は、「なんて〜なんだ」という気持ちを、形容詞や動作の様子に注目して強く伝える文です。
what の感嘆文が名詞に注目するのに対し、how の感嘆文は「様子」や「程度」を表す点が特徴です。
中学英語では、how は疑問文としても使われるため、感嘆文との違いを意識して理解することが大切です。
基本の形:How + 形容詞 / 副詞 + 主語 + 動詞
how を使った感嘆文の基本の語順は、How の後に形容詞または副詞が来て、そのあとに主語と動詞が続きます。
疑問文のように語順を入れ替える必要はなく、ふつうの文の語順をそのまま使います。
たとえば、「なんて彼は速いんだ」と言いたいときは、How fast he is. のように、How の後ろに fast を置きます。
ここで fast は形容詞として「速い」という様子を表しています。
how 感嘆文と what 感嘆文の役割の違い
how と what の感嘆文の違いは、「何を強調したいか」にあります。
what の感嘆文は名詞を中心に気持ちを表しますが、how の感嘆文は形容詞や副詞を通して様子や程度を強調します。
そのため、「人や物そのもの」をほめたいときは what、「状態や動きの様子」を強く言いたいときは how を使うと考えると分かりやすくなります。
形容詞をほめるとき
形容詞を使う how 感嘆文は、人や物の状態を強く表したいときに使います。
「彼女は親切だ」という文を、気持ちをこめて言う場合には how を使います。
How kind she is. のように、形容詞 kind を how の後ろに置くことで、「なんて親切なんだ」という感情がはっきり伝わります。
動作の様子を強調するとき
動作のしかたを強調したいときには、副詞を使った how 感嘆文を使います。
「彼は上手に英語を話す」という文を強く言いたい場合、話し方の様子を how で表します。
How well he speaks English. のように、副詞 well を how の後ろに置くことで、「なんて上手に話すんだ」という意味になります。
形容詞と副詞の区別があいまいだと、how の後ろに何を置くかで迷いやすくなります。
形容詞と副詞の使い方について、
→ 中学英語|形容詞の使い方を完全解説
→ 中学英語|副詞の使い方を完全解説
の記事でくわしく解説しています。
how 感嘆文の例文(定期テスト頻出)
定期テストでは、how の後ろに形容詞が来るのか、副詞が来るのかを見分ける問題がよく出ます。
語順自体はシンプルですが、疑問文と同じ形にしてしまうミスが多いため注意が必要です。
① How beautiful this flower is!
(この花はなんてきれいなんだ!)
② How fast he runs!
(彼はなんて速く走るんだ!)
how を見たら、「これは質問なのか、それとも気持ちを表す文なのか」を考え、後ろに続く語の種類を確認することで、感嘆文を正しく判断できるようになります。
感嘆文の例文をもっと見て練習したい人には、アルクのテキストもおすすめです。
what と how の語順の違いを一気に整理
感嘆文で多くの中学生がつまずく原因は、what と how の語順を感覚で覚えてしまうことです。
この2つの違いは意味ではなく、文の中で「何に注目しているか」を見ればはっきり整理できます。
ここでは、感嘆文を見た瞬間に what か how かを判断できる考え方を身につけましょう。
what / how 比較表(完全版)
what と how の違いは、語順と強調するポイントで決まります。ここで一気に整理しましょう。
| 比較ポイント | what を使う感嘆文 | how を使う感嘆文 |
|---|---|---|
| 強調するもの | 名詞 | 形容詞・副詞 |
| 注目ポイント | 人・物・こと | 様子・程度・動作 |
| 後ろに来る語 | 名詞が必ず来る | 形容詞または副詞 |
| 冠詞 a / an | 単数名詞では必要 | 不要 |
| 基本の形 | What + a / an + 形容詞 + 名詞 + 主語 + 動詞 | How + 形容詞 / 副詞 + 主語 + 動詞 |
| 使う場面 | 「何という〜だ」 | 「どれほど〜だ」 |
| 判断のコツ | 名詞を見て判断 | 形容詞・副詞を見て判断 |
| よくある間違い | a / an の付け忘れ | 疑問文の語順にする |
| 定期テスト頻度 | 非常に高い | 非常に高い |
※この表は「暗記用」ではなく、「判断用」です。
定期テストでは、what と how の意味の違いよりも、「後ろに何が来ているか」を見抜けるかが問われます。
名詞が中心なら what、形容詞や副詞が中心なら how と、表の判断基準をそのまま使って解きましょう。
what は「名詞」、how は「形容詞・副詞」に注目
what を使う感嘆文では、必ず名詞が中心になります。
What の後ろに、a や an、形容詞、そして名詞が続いているかどうかを確認すると判断しやすくなります。
一方、how を使う感嘆文では、形容詞や副詞が中心になります。
how のすぐ後ろに、状態や様子を表す言葉が来ているかどうかに注目してください。
名詞を強く言いたいのか、様子や程度を強く言いたいのか。
この視点を持つだけで、what と how の使い分けが一気に分かりやすくなります。
一瞬で見分けるチェックポイント

感嘆文を見たときは、文の最初から日本語に訳そうとしないことが大切です。
まず、what や how のすぐ後ろに来ている語を確認します。
名詞が来ていれば what、形容詞や副詞が来ていれば how と判断できます。
この順番で見ることで、語順ミスや選び間違いを防ぐことができます。
感嘆文も、英語の基本的な語順のルールから外れているわけではありません。
ふだん学習している語順の知識をそのまま使うことができます。
日本語訳に頼ると間違える理由
感嘆文を日本語にすると、what も how も「なんて〜なんだ」と訳されることがほとんどです。
そのため、日本語だけを見て判断しようとすると、どちらを使うのか分からなくなります。
英語では、日本語と違い、文の形で役割がはっきり決まっています。
日本語訳ではなく、語順と品詞に注目することが、感嘆文を正しく使うための近道です。
感嘆文も、SVC や SVO といった基本の語順の考え方の中で成り立っています。
語順の基礎があいまいな場合は、先に整理しておくことで感嘆文の理解も深まります。
英語の5文型について、
→ 中学英語|語順の基本まとめ(SVC・SVOなど)
の記事でくわしく解説しています。
ここまで理解できれば、what と how の使い分けで迷うことはほとんどなくなります。
感嘆文と他の文のちがいを整理しよう【混同対策】
感嘆文は、疑問文やふつうの文と形が似ているため、文の種類を取り違えやすい文法です。
ここでは、感嘆文がどんな役割を持つ文なのかを、他の文と比べながら整理します。
文の形だけで判断するのではなく、「この文は何を伝えたいのか」という視点で読むことが、混同を防ぐポイントです。
疑問文と感嘆文の決定的な違い
疑問文は、相手に答えを求める文です。
what や how を使っていても、「何ですか」「どうですか」と情報を聞き出すことが目的になります。
一方、感嘆文は答えを求めません。
話し手の驚きや感動といった気持ちを、そのまま相手に伝える文です。
語順にも違いがあります。
疑問文では、be 動詞や助動詞が主語の前に出ますが、感嘆文では、ふつうの文と同じ語順になります。
見た目が似ていても、目的と語順の両方が違うことを意識すると、正しく見分けられるようになります。
否定文・肯定文との役割の違い
肯定文や否定文は、事実や考えをそのまま伝えるための文です。
「〜です」「〜ではありません」といった内容を、落ち着いて説明する役割を持っています。
感嘆文は、同じ内容を伝える場合でも、気持ちを強くこめて表現したいときに使われます。
事実を否定したり肯定したりするのではなく、その感じ方を相手に伝える文だと考えると分かりやすくなります。
否定文の作り方があいまいだと、感嘆文と組み合わせた文で語順を間違えやすくなります。
文の基本となる否定文の形を先に整理しておくと、感嘆文の理解も安定します。
否定文のつくりかたについては、
→ 中学英語|be動詞の否定文・疑問文のつくりかた
→ 中学英語|一般動詞の否定文のつくりかた
の記事でくわしく解説しています。
このように、感嘆文は他の文と目的がまったく違うことを理解しておくと、テストでも迷いにくくなります。
文の種類については、NHK for School でも中学生向けに分かりやすく整理されています。動画で解説をみたい人におすすめです。
→ 英語 | NHK for School
定期テスト・入試で出る感嘆文の出題パターン
感嘆文は、定期テストや高校入試で「文法理解」を確認する問題として出題されやすい分野です。
暗記ではなく、語順や役割を理解しているかどうかが問われます。
ここでは、学校のテストや入試で実際によく見られる出題パターンをもとに、どこを意識して解けばよいのかを整理します。
語順並び替え問題
語順並び替え問題では、what や how を使った感嘆文の正しい並びを作れるかが問われます。
このタイプの問題では、疑問文の語順に引っぱられてしまうミスがとても多くなります。
感嘆文では、主語と動詞の位置はふつうの文と同じです。
まず what か how を文の先頭に置き、その後ろに形容詞や名詞が続いているかを確認することが正解への近道です。
what / how の選択問題
what と how のどちらを使うか選ばせる問題も、定期テストでよく出題されます。
この問題では、日本語の意味だけで判断すると間違えやすくなります。
名詞を強く言いたい文なのか、それとも様子や程度を強調したい文なのかを考えることが大切です。
what の後ろに名詞が来るのか、how の後ろに形容詞や副詞が来るのかを見ることで、正しく選べるようになります。
日本文を見て英文を書く問題
日本語の文を見て英語に直す問題では、感嘆文の理解があいまいだと得点しにくくなります。
「なんて〜なんだ」という日本語が出てきたときに、すぐに what か how を判断できるかがポイントです。
語順を考えずに書いてしまうと、疑問文の形になってしまうことがあります。
まずは、名詞を中心にした文か、様子を中心にした文かを考えてから書き始めるようにしましょう。
このような出題は、学校の定期テストや入試で繰り返し見られる典型的なパターンです。
感嘆文でよくある間違いパターン
感嘆文は形がシンプルな分、細かい部分でのミスが目立ちやすい文法です。
ここでは、中学生が特によく間違えるポイントを確認しておきましょう。
疑問文の語順にしてしまう
what や how が文の先頭にあると、疑問文の語順にしてしまうミスが多く見られます。
感嘆文では、主語と動詞の順番は変わらず、ふつうの文と同じです。
疑問文と感嘆文は目的が違う文だということを意識することで、このミスは防げます。
a / an の付け忘れ
what を使った感嘆文では、名詞が1つのものを表すときに a や an が必要です。
この冠詞を忘れてしまうと、文法的に不自然な文になります。
感嘆文だから特別なのではなく、ふだんの名詞のルールがそのまま当てはまっていることを忘れないようにしましょう。
what と how の選び間違い
「なんて〜なんだ」という日本語だけを見て、what と how を感覚で選んでしまうと間違えやすくなります。
どちらを使うかは、後ろに来る語が名詞なのか、形容詞や副詞なのかで決まります。
文の形に注目して判断する習慣をつけることで、感嘆文のミスは大きく減らすことができます。
ここまで理解できれば、感嘆文は定期テストでも安定して得点できる分野になります。
中学英語の感嘆文 練習問題【定期テスト対策】
感嘆文は、理解したつもりでも実際に書こうとすると迷いやすい文法です。
定期テストで確実に得点するためには、語順や使い分けを問題形式で確認しておくことが大切です。
ここでは、学校のテストで出題されやすい形式に分けて、感嘆文の練習ポイントを整理します。
語順並び替え問題
語順並び替え問題では、what や how を使った感嘆文の正しい並びを作れるかが問われます。
疑問文の語順に引っぱられてしまうと、主語と動詞の位置を間違えやすくなります。
感嘆文では、主語と動詞はふつうの文と同じ位置に来ます。
並び替えの前に、まず感嘆文であることを確認し、疑問文と区別して考えることがポイントです。
それでは、実際に問題を解いて練習してみましょう。次の語を並べ替えて、正しい感嘆文を作りなさい。
① a / beautiful / is / what / flower / it
② fast / how / runs / he
③ an / interesting / what / story / this / is
語順並び替え問題の解答・解説
① What a beautiful flower it is.
名詞 flower が中心なので what を使います。単数名詞のため a が必要で、語順は What + a + 形容詞 + 名詞 + 主語 + 動詞 です。
② How fast he runs.
速さという動作の様子を強調しているため how を使います。how の後ろには副詞 fast が来て、主語と動詞は疑問文の形にしない点が重要です。
③ What an interesting story this is.
story は単数名詞なので an が必要です。形容詞 interesting は母音で始まるため an になる点も定期テストでよく問われます。
what と how の使い分け問題
what と how の使い分け問題では、感嘆文の考え方を理解しているかが試されます。
日本語の意味だけで判断せず、後ろに続く語の種類に注目することが重要です。
名詞を強く言いたい文なら what、様子や程度を強調したい文なら how を使います。
この判断ができるようになると、選択問題でも迷いにくくなります。
それでは、実際に問題を解いて練習してみましょう。次の文の空所に、what または how を入れなさい。
① ( ) cold this water is!
② ( ) a nice picture she drew!
③ ( ) carefully he listens!
what と how の使い分け問題の解答・解説
① How
cold は形容詞で、水の冷たさの程度を強調しているため how を使います。
② What
a nice picture の中心は名詞 picture なので what を使います。a があることも判断のヒントになります。
③ How
carefully は副詞で、動作の様子を強調しているため how が正解です。
英作文問題
英作文問題では、日本語の文を見て感嘆文を正しく作れるかが問われます。
「なんて〜なんだ」という表現が出てきたときに、what と how のどちらを使うかをすぐに判断できるかがポイントです。
語順を考えずに書き始めると、疑問文の形になってしまうことがあります。
まず、名詞に注目するのか、様子に注目するのかを考えてから文を書くようにしましょう。
それでは、実際に問題を解いて練習してみましょう。次の日本文を英語にしなさい。
① なんて大きな家なんだろう。
② 彼女はなんて上手に歌うのだろう。
③ これはなんておもしろい本なんだろう。
英作文問題の解答・解説
① What a big house it is.
house は単数名詞なので a が必要です。big は形容詞で、名詞の前に置きます。
② How well she sings.
上手にという意味の well は副詞なので how を使います。疑問文の語順にしないよう注意します。
③ What an interesting book this is.
book は単数名詞で、interesting は母音で始まるため an を使います。
練習問題は別記事で多量に掲載しています
この9問がすべて正しく理解できていれば、感嘆文の基本は十分に身についています。
より多くの問題で練習したい場合は、次の練習問題専用記事で演習量を増やしましょう。
まとめ|感嘆文は語順が分かれば確実な得点源になる
中学英語の感嘆文は、見た目が疑問文に似ているため難しく感じやすい文法です。
しかし、実際には特別な暗記は必要ありません。
what は名詞に注目する文、how は形容詞や副詞に注目する文。
この違いと、感嘆文では語順がふつうの文と同じであることを理解できれば、感嘆文は一気に得点しやすい分野になります。
定期テストや入試では、語順並び替え、what と how の選択、英作文といった決まった形で出題されます。
今回学んだ考え方を使えば、どの形式にも落ち着いて対応できるようになります。
感嘆文は「語順を見て判断する」練習を重ねることで、確実な得点源に変えることができます。
よくある質問(FAQ)
Q1|感嘆文は中学何年生で習いますか?
感嘆文は主に中学2年生で学びますが、what や how 自体は中学1年生でも学習します。
Q2|感嘆文と疑問文の一番の違いは何ですか?
疑問文は答えを求める文ですが、感嘆文は気持ちを伝える文で、答えを求めません。
Q3|what と how はどうやって見分ければいいですか?
後ろに名詞が来ていれば what、形容詞や副詞が来ていれば how と判断します。
Q4|感嘆文では語順を入れ替える必要がありますか?
ありません。感嘆文では、主語と動詞の語順はふつうの文と同じです。
Q5|why や who を使った感嘆文はありますか?
中学英語では、感嘆文として使うのは主に what と how だけです。
Q6|what 感嘆文で a や an を忘れると減点されますか?
はい。可算名詞が1つの場合、a や an を忘れると文法ミスになります。
Q7|感嘆文は高校入試でも出題されますか?
はい。直接出題されることも、語順問題や英作文の一部として出ることもあります。
Q8|感嘆文と強調構文は同じものですか?
違います。感嘆文は気持ちを表す文で、強調構文とは目的が異なります。
Q9|感嘆文の文末は必ず感嘆符が必要ですか?
テストでは感嘆符がなくても正解になることが多いですが、文としては感嘆符を使うのが自然です。
Q10|感嘆文が苦手な場合、どこから復習すればいいですか?
形容詞・副詞の違いと、英語の基本的な語順から復習すると理解しやすくなります。
Q11|日本語訳を考えてから英語にすると間違えやすいですか?
はい。「なんて〜なんだ」という日本語だけで判断すると、what と how を間違えやすくなります。


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