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中学英語|There is / There are の意味と使い分けを完全解説【定期テスト対策】

中学英語のThere is / There are の意味と使い分けを解説 中学生
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中学英語で最初に学ぶ文型の一つに「There is / There are」があります。単数・複数の使い分けや否定文・疑問文の作り方でつまずきやすく、定期テストでもよく出題されます。

まずは、なぜこの文型が苦手になりやすいのかを整理してみましょう。

  1. There is / There are が苦手な理由
    1. be動詞の文と何が違うのか
    2. 日本語訳だけで覚えると失敗する理由
    3. この記事でわかること
  2. There is / There are とは何か【基本の考え方】
    1. 「~がある・いる」を表す特別な文の正体
    2. 主語はどこ?There の役割を整理
      1. be動詞の文との決定的な違い
      2. 主語が後ろに来る理由
  3. There is と There are の使い分け【数がポイント】
    1. There is を使うとき(単数・数えられない名詞)
    2. There are を使うとき(複数)
      1. 数えられる名詞・数えられない名詞の考え方
      2. a / an / some が関係する理由
  4. There is / are が使われる場面を整理しよう
    1. 会話文でよく出る There is / are
    2. 教室・家・街の説明で使われる理由
      1. be動詞だけの文より There is / are が自然な場面
  5. 肯定文・否定文・疑問文の作り方
    1. 肯定文の基本形
    2. 否定文の作り方(not の位置)
    3. 疑問文の作り方(Is there / Are there)
      1. 答え方のルール
  6. 疑問文・否定文での some / any の注意点
    1. 肯定文と疑問文での違い
    2. There is / are とセットで出る理由
    3. 定期テストでよくある混同パターン
  7. There is / are のよくある間違いパターン
    1. There を主語だと思ってしまう
    2. 数を見ずに is / are を選ぶ
    3. 日本語の語順のまま英語にする
      1. 減点されやすい答案例
  8. 過去形 there was / there were との違い
    1. 現在形とのちがい
    2. was / were の使い分け
      1. テストでの出題のされ方
  9. 教科書・定期テスト・入試での出題ポイント
    1. 中1教科書での扱われ方
    2. 定期テストでよく出る問題形式
    3. 高校入試につながる基礎としての重要性
  10. 定期テスト対策|ここだけは必ず覚えよう
    1. 最重要チェックポイント
    2. 1分最終確認
  11. There is / There are の練習問題【定期テスト形式】
    1. 基本問題
    2. 否定文・疑問文
    3. 並び替え・英作文
  12. 練習問題の解答・解説はこちら
    1. 基本問題の解答・解説
    2. 否定文・疑問文の解答・解説
    3. 並び替え・英作文の解答・解説
  13. まとめ|There is / There are は「数」と「形」
    1. この記事の要点整理
    2. 次に読むおすすめ記事
  14. よくある質問

There is / There are が苦手な理由

机の上に本やペンがあり、There is / There are の単数・複数の使い分けを示す中学英語の図解
中学英語の基本「There is / There are」を単数・複数の名詞で理解する図解

There is や There are は、中学英語の中でも「意味は分かるけれど、テストになると間違えやすい」文法の一つです。
「〜がある」「〜がいる」と日本語では簡単に言えるのに、英語にすると is と are をどう使い分ければいいのか分からなくなってしまう人が多くいます。

その原因は、There is / There are をただの be 動詞の文として考えてしまったり、日本語訳だけを頼りに覚えてしまったりすることにあります。

主語やbe動詞の扱いを基本とする「文型」は重要ですが、文部科学省の中学校学習指導要領では、There is/ are~.の文は「基本文型」とは「別」に扱うものとしています。

a からdの文構造以外にも,ここに示すものを扱うこととする。
(a) There + be 動詞+~
There is an old tree in front of my house.
There were a lot of people at the new supermarket last Sunday.

文部科学省『中学校学習指導要領解説(英語 – 内容)』より引用

まず、なぜ There is / There are が苦手になりやすいのかを整理し、これからの理解につなげていきます。

be動詞の文と何が違うのか

There is / There are は、見た目は be 動詞を使った文なので、「be 動詞の文と同じ」と思われがちです。しかし、実際には役割が大きく異なります。
be 動詞の文では、文の最初に来る主語が「誰が・何が」をはっきり表しています。たとえば「This is a pen.」のように、This が主語で、is はそれを説明しています。

一方で There is / There are の文では、There 自体は「主語の意味」を持っていません。There は「〜があるという状況を提示するための語」であり、本当の主語は be 動詞の後ろに来る名詞です。
この「主語が後ろに来る」という点が、be 動詞の文との最大の違いであり、is と are を迷ってしまう原因になります。

be 動詞の文と同じ感覚で There is / There are を見ると、「There が単数だから is」「There が複数だから are」といった間違った考え方をしてしまいます。正しくは、後ろに来る名詞が一つか複数かを見て判断する必要があります。

日本語訳だけで覚えると失敗する理由

There is / There are は、どちらも日本語では「〜がある」「〜がいる」と訳されることがほとんどです。そのため、日本語訳だけを覚えてしまうと、英語としての使い分けが見えなくなります。

日本語では数の違いをあまり意識せずに表現できますが、英語では「一つなのか」「二つ以上なのか」が文の形に直接影響します。

たとえば、「机の上に本がある」という日本語だけを見ると、is を使うのか are を使うのか判断できません。しかし英語では、本が一冊なら is、二冊以上なら are になります。

日本語をそのまま英語に直そうとすると、この大事な「数」の意識が抜け落ちてしまい、ミスにつながります。

つまり、There is / There are は「日本語から英語に直す文法」ではなく、「英語の形そのものを理解する文法」として学ぶ必要があります。

この記事でわかること

この記事では、There is / There are を感覚ではなく、理由を理解しながら使えるようになることを目標にしています。
be 動詞の文との違いや、is と are を決める考え方を順番に整理し、小学生や中学1年生でも「なぜそうなるのか」が分かるように解説していきます。

また、定期テストでよく出るポイントや、間違えやすいパターンにも触れながら、実際の問題で正しく使える力を身につけていきます。
この記事を読み終えたときに、「There is / There are は数を見ればいい」「後ろの名詞が大事」という判断が自然にできるようになることを目指します。

There is / There are とは何か【基本の考え方】

There is / There are は、「〜がある」「〜がいる」という存在を伝えるための特別な文です。中学英語では be 動詞を使う文の一種として学びますが、意味の考え方や文の仕組みは、ふつうの be 動詞の文とは少し異なります。

この違いを最初に理解できるかどうかで、その後の is / are の使い分けや、テストでの正答率が大きく変わってきます。

「~がある・いる」を表す特別な文の正体

There is / There are は、「何が存在しているか」を伝えることが目的の文です。話し手は、最初から「誰が」「何が」を強調したいのではなく、「あるかどうか」「いるかどうか」を先に伝えたいときに、この形を使います。

たとえば、部屋の様子を説明するときや、初めてその場所の話をするときによく使われます。

ふつうの be 動詞の文では、「This is a pen.」のように、主語をはっきり示してから説明します。一方で There is / There are では、「何かがある」という状況をまず提示し、そのあとで具体的な名詞を出します。

この「存在を先に伝える」という役割が、There is / There are の最大の特徴です。

主語はどこ?There の役割を整理

There is / There are の文を見ると、文の最初に There があるため、「There が主語なのでは?」と思ってしまいがちです。しかし、英語の文として考えると、There は主語の意味を持っていません。

There は、「これから存在について話しますよ」という合図のような役割をしています。

本当の主語は、be 動詞の後ろに置かれている名詞です。is を使うか are を使うかも、この後ろの名詞が一つか複数かで決まります。
この点を理解しないまま There を主語だと思ってしまうと、is / are の使い分けで必ず混乱します。

この考え方は、「be動詞とは」という記事や、「主語と動詞の見分け方」を解説した記事とあわせて読むことで、よりはっきり理解できます。

be動詞の文との決定的な違い

be 動詞の文では、文の最初に来る主語が、その文の中心になります。「She is a student.」のように、主語と be 動詞の関係がはっきりしています。
しかし There is / There are の文では、文の最初にある There は中心ではなく、後ろの名詞こそが文の内容を決めています。

そのため、「There is books.」のように、後ろが複数なのに is を使うと間違いになります。be 動詞の文と同じ感覚で考えてしまうと、このようなミスが起こります。

There is / There are では、「後ろを見る」という意識が何より大切です。

主語が後ろに来る理由

英語では、話し手が伝えたい情報を分かりやすく並べる傾向があります。There is / There are は、「存在している」という情報を先に出し、そのあとで「何があるのか」を伝える構造になっています。
これは、聞き手にとって状況を理解しやすくするためです。

もし最初から名詞を主語にしてしまうと、「それが何か」「どこにあるのか」が分からないまま話が進んでしまいます。
There is / There are は、「まず存在を示し、あとで中身を説明する」ために、主語が後ろに来る形になっているのです。

この仕組みを理解できると、There is / There are は暗記する文法ではなく、「意味の流れで判断できる文」だと分かるようになります。

There is と There are の使い分け【数がポイント】

There is と There are の大きな違いは、後ろにくる名詞の数です。英語では「何があるか」を示すときに、その数によって文の形が変わります。

この部分を理解できるかどうかで、テストや会話での正答率が大きく変わります。

There is を使うとき(単数・数えられない名詞)

There is は、後ろに来る名詞が単数のときや、数えられない名詞のときに使います。
たとえば、部屋の中に一冊の本がある場合は、There is a book on the desk. となります。この場合、book が単数なので is を使います。

数えられない名詞も同じです。水や砂糖のように数えられないものは、いくつあるかを数えないため、単数扱いとして There is を使います。たとえば、There is some water in the bottle. のようになります。

There are を使うとき(複数)

There are は、後ろに来る名詞が複数のときに使います。
たとえば、机の上に本が二冊以上ある場合は、There are two books on the desk. となります。複数形の名詞が主語になるので、is ではなく are を使うことがポイントです。

複数形の名詞には必ず s が付くことが多いので、後ろの名詞を見れば is と are のどちらを使うか判断できます。ここで間違えると、定期テストでも減点されやすいポイントです。

数えられる名詞・数えられない名詞の考え方

名詞には「数えられる名詞」「数えられない名詞」があります。
数えられる名詞は one, two などの数を付けて数えられるもので、複数形にすることができます。数えられない名詞は water, milk, sugar のように、数を直接数えられないもので、複数形にはなりません。

There is / There are を使うときには、この区別がとても重要です。単数か複数かだけでなく、そもそも数えられる名詞なのか数えられない名詞なのかを意識することで、文の形を正しく決められるようになります。

a / an / some が関係する理由

数えられる名詞の単数には a や an を付けます。a book, an apple のように使うことで、名詞が単数であることを明確に示せます。

数えられない名詞や複数形には a / an は使えません。その代わりに some を使うことがあります。
たとえば、There is some water. や There are some books. のように、some は「いくつかの」という意味で、名詞の数に応じて単数・複数の文に対応できます。

なお、数えられる名詞につける「冠詞」について、
中学英語の冠詞 a・an・the の使い方まとめ
の記事でくわしく解説しています。

There is / There are の正しい使い分けは、後ろの名詞の数と種類をしっかり見ることが基本です。これを意識するだけで、テストでも会話でも自然に正しい文が作れるようになります。

There is / are が使われる場面を整理しよう

There is / There are は、文法として覚えるだけでなく、どの場面で自然に使えるかを理解することが大切です。

中学英語の教科書や定期テストだけでなく、日常会話でもよく出てくる表現なので、使う場面を整理して理解しておくと、学習効果が高まります。

会話文でよく出る There is / are

会話文では、何かが存在することや状況を伝えるときによく使われます。たとえば、友達に部屋の中の様子を説明したり、何かを探しているときに「あそこに〜がある」と伝えたりする場面です。

There is / There are は、単に物の存在を知らせるだけでなく、「今そこにあるものを示す」「情報を新たに提供する」というニュアンスを持っています。このため、自然な会話では頻繁に登場します。

教室・家・街の説明で使われる理由

教室や家、街の中にあるものを説明するときにも There is / There are は便利です。たとえば、教室に椅子が何脚あるか、家にペットがいるか、街に公園や店がどれくらいあるかを説明する場面です。

この場合、話し手は「何があるか」を先に伝えたいので、文の最初に There is / There are を置く構造が自然になります。

英語では、状況や環境を説明するときに主語を後ろに置くことで、聞き手に分かりやすく情報を提示できます。

be動詞だけの文より There is / are が自然な場面

単に be 動詞だけを使った文でも意味は伝わりますが、There is / There are の方が自然に聞こえる場面があります。たとえば、”The room has chairs.” も意味は通じますが、”There are chairs in the room.” の方が「あることに注目している」というニュアンスが伝わりやすく、日常会話では自然です。

このように、There is / There are は、存在や状況を強調したいときに最も適している文型であるため、単なる be 動詞の文よりも自然に使える場面が多くなります。

使われる場面を意識すると、テスト問題の英文も理解しやすくなりますし、会話でもスムーズに使えるようになります。中学英語では、まず「存在を伝える文」として理解することがポイントです。

肯定文・否定文・疑問文の作り方

There is / There are を正しく使うためには、肯定文だけでなく、否定文や疑問文の作り方を理解することが大切です。

ここでは基本の形とルールを順番に確認し、テストや日常会話で迷わないように整理します。

肯定文の基本形

肯定文では、文の基本形は以下の通りです。

  • There is + 単数名詞
  • There are + 複数名詞

たとえば、部屋の中に椅子が一脚ある場合は、There is a chair in the room. となります。
複数の椅子がある場合は、There are chairs in the room. となり、名詞の数に合わせて is と are を使い分けます。
後ろの名詞が文の本当の主語なので、そこを意識することがポイントです。

否定文の作り方(not の位置)

否定文を作るときは、be 動詞の後ろに not を置きます。

  • There is not + 名詞
  • There are not + 名詞

たとえば、「部屋に椅子はない」と言いたいときは、There is not a chair in the room. または短縮形で There isn’t a chair in the room. と表現できます。複数の場合も同じように There are not chairs in the room. または There aren’t chairs in the room. となります。
否定文では、not の位置を間違えると意味が通じなくなるので注意が必要です。be 動詞の直後に置くことが基本です。

疑問文の作り方(Is there / Are there)

疑問文を作るときは、be 動詞を文頭に出します。

  • Is there + 単数名詞 + ~?
  • Are there + 複数名詞 + ~?

たとえば、部屋に椅子があるかどうか尋ねる場合、Is there a chair in the room? または Are there chairs in the room? となります。
文頭に be 動詞を置くことで、英語の疑問文として正しい形になります。

答え方のルール

疑問文に対する答え方は、Yes / No を使って簡潔に答えるのが基本です。
単数の文の場合、Yes, there is. / No, there isn’t.
複数の文の場合、Yes, there are. / No, there aren’t.
このとき、後ろの名詞の数に注意して、is と are を正しく使うことが大切です。

なお、be動詞の疑問文・否定文のつくりかたや答え方について、
→ be動詞の否定文・疑問文のつくりかた
の記事でくわしく解説しています。

肯定文、否定文、疑問文の形を意識することで、There is / There are はテストでも会話でも迷わず使えるようになります。

なお、アルクの『中学英文法+αで話せるドリル』では、日常例文を使った There is / There are の解説が豊富で、家庭学習にも役立ちます。

疑問文・否定文での some / any の注意点

There is / There are の文では、単に名詞の数や文の形を覚えるだけでなく、some と any の使い分けも注意する必要があります。

ここでは基本的なルールを整理し、定期テストで混同しやすいポイントを簡単に押さえます。

肯定文と疑問文での違い

肯定文では、数えられる名詞の単数形や数えられない名詞に対して、some を使うことが多いです。
たとえば、There is some water in the bottle. のように、「いくらかの水がある」という意味になります。複数形でも、There are some books on the desk. として使えます。

一方で疑問文や否定文では、any がよく使われます。疑問文では、There is any milk in the fridge? ではなく、正しい形は Is there any milk in the fridge? となり、存在を尋ねる意味になります。
否定文では、There isn’t any milk. のように使います。

There is / are とセットで出る理由

There is / There are の文は、「何があるか」を示す文型です。そのため、some / any のように「いくらか」「存在の有無」を表す語とセットで使われることが多くなります。

肯定文では some で存在を示し、疑問文や否定文では any で存在の有無を尋ねたり否定したりする、と覚えておくとわかりやすいです。

定期テストでよくある混同パターン

定期テストでは、肯定文で any を使ったり、疑問文で some を使ったりする問題がよく出ます。この混同を避けるには、「肯定文は some、疑問文・否定文は any」という基本ルールを頭に入れておくことがポイントです。

細かい例外やニュアンスはあるものの、まずはこの基本を押さえるだけでも正答率はぐっと上がります。

someとanyの使い分けについて、
some と any の使い分け解説記事
の記事でくわしく解説しています。

このルールを理解することで、There is / There are の文をより正確に作れるようになります。

There is / are のよくある間違いパターン

There is / There are のよくある間違い例を図解。主語の誤認や単数・複数の使い分けミスを強調
よくある間違いを視覚化して、定期テスト前に確認

There is / There are は中学英語の基本ですが、テストや英文作成でよく間違われるポイントがあります。

ここでは、間違いやすい理由と具体例を整理し、正しい使い方につなげます。学校のテストで減点されやすいパターンも紹介します。

There を主語だと思ってしまう

最も多い間違いの一つは、There を主語だと思ってしまうことです。「There が単数だから is」「There が複数だから are」と考えてしまい、文法的に誤った文を作ってしまいます。
正しくは、後ろにくる名詞が主語です。

たとえば、部屋に椅子が二脚ある場合は、There are chairs in the room. とするのが正解で、There is chairs では間違いです。

数を見ずに is / are を選ぶ

名詞の数を確認せずに is を使ったり、逆に are を使ったりする間違いもよく見られます。単数なのに are を使ったり、複数なのに is を使ったりすると、定期テストで減点されます。

後ろの名詞が単数か複数か、また数えられるか数えられないかを必ず確認してから選ぶ習慣をつけることが大切です。

日本語の語順のまま英語にする

日本語では「部屋に椅子がある」と言いますが、この語順のまま英語に直すと There is a chair in the room. ではなく、間違って A chair is in the room in the room. のようにしてしまうことがあります。

There is / There are は「存在を最初に示す」文型なので、英語の語順に従う必要があります。

減点されやすい答案例

学校のテストでよく見られる間違い例としては次のようなものがあります。
There is chairs on the desk. (複数なのに is を使っている)
There are a book on the table. (単数なのに are を使っている)
これらは文法の基本的な理解不足による間違いで、減点対象となります。

正しい文を作るには、まず 後ろの名詞の数を確認することThere is / There are が「存在を示す文型」だと理解すること がポイントです。
このルールを意識するだけで、学校のテストでも間違いを大幅に減らすことができます。

過去形 there was / there were との違い

There is / There are は現在の「ある・いる」を表す文ですが、同じ構造で過去の「あった・いた」を表す場合には、there was / there were を使います。

現在形との違いや、テストでの注意点を押さえておくことが大切です。

現在形とのちがい

現在形の There is / There are は「今ここにあるもの」を表します。たとえば、部屋に椅子がある場合は、There is a chair in the room. と言います。

一方、過去形の there was / there were は「過去のある時点に存在していたもの」を表します。たとえば、昨日の教室に椅子があった場合は、There was a chair in the classroom yesterday. となります。

時制の違いを意識することがポイントです。

was / were の使い分け

過去形でも現在形と同じように、後ろの名詞の数によって was と were を使い分けます。
単数名詞の場合は there was を使い、複数名詞の場合は there were を使います。

たとえば、
There was a book on the desk.(机の上に本が一冊あった)
There were three books on the desk.(机の上に本が三冊あった)

数を見ずに使うとテストで減点されるので、後ろの名詞の数を必ず確認しましょう。

テストでの出題のされ方

定期テストでは、現在形と過去形を混ぜた問題や、肯定文・否定文・疑問文の形で出題されることが多いです。

たとえば、空欄補充で「昨日の公園に犬がいた」を there was / there were を使って書かせる問題や、疑問文に書き換える問題などがあります。

現在形と過去形の区別、単数・複数の判断がポイントになるので、まずは文の意味から「今なのか、昔なのか」を見極める練習が大切です。

There was/ wereの使い方については、
there was / there were 解説記事
の記事でくわしく解説しています。

過去形の there was / there were を理解することで、時制に合わせた表現がスムーズにできるようになります。

教科書・定期テスト・入試での出題ポイント

There is / There are は中学英語の基本文法として、教科書や定期テストだけでなく、高校入試でも基礎力として問われる重要な内容です。

ここでは、学校教育の文脈に沿って、出題の傾向や押さえておくべきポイントを整理します。

中1教科書での扱われ方

中学1年生の教科書では、There is / There are は主に身の回りのものや場所の説明で紹介されます。
たとえば、「教室に机がある」「公園に犬がいる」といった身近な例を使って、単数・複数の使い分けや a / an / some の使い方を学びます。
教科書では図やイラストを使って視覚的に理解できるようにしており、初めて英語に触れる小学生から中1生でも理解しやすいように配慮されています。

定期テストでよく出る問題形式

定期テストでは、There is / There are を使った空欄補充問題や並べ替え問題が多く出題されます。
また、肯定文・否定文・疑問文に書き換える問題も定番です。後ろの名詞の単数・複数や、数えられる名詞・数えられない名詞の区別が問われることが多く、テストでは減点されやすいポイントです。
保護者の方は、家庭学習でこの文型を反復練習することで、子どもが定期テストで失点しにくくなることを安心材料として把握できます。

高校入試につながる基礎としての重要性

There is / There are は単なる英語基礎文法ではなく、高校入試の基礎力につながる文型です。入試問題でも、文章読解の中で「存在を表す文」を理解する力や、空欄補充問題、英文作成問題で問われることがあります。
基礎をしっかり押さえておくことで、入試レベルの問題にも応用が利き、読解や表現力の土台となります。学校教育の流れの中で段階的に理解させることで、保護者も子どもの学習進捗を安心してサポートできます。

There is / There are は、中学1年生で学ぶ文法の中でも、日常生活の表現・定期テスト・入試まで幅広く活用できる重要な文型です。

定期テスト対策|ここだけは必ず覚えよう

There is / There are は基本文法ですが、テストで確実に得点するためには、押さえるべきポイントを絞って覚えることが大切です。

ここでは、最短で確認できる定期テスト対策をお伝えします。

最重要チェックポイント

  1. 後ろの名詞の数を必ず確認する
    単数なら There is、複数なら There are を使う。数えられない名詞も単数扱いで There is となることを忘れない。
  2. a / an / some の使い分け
    単数名詞には a / an を、複数名詞や数えられない名詞には some を使う。疑問文や否定文では any を使う。
  3. 否定文・疑問文の作り方
    否定文では be 動詞の後ろに not を置く(There is not / There are not または短縮形)。疑問文では be 動詞を文頭に出す(Is there / Are there)。
  4. There は主語ではないことを理解する
    文の本当の主語は be 動詞の後ろの名詞。There を主語と勘違いしない。

1分最終確認

テスト直前には、次の3点だけを1分で確認しましょう。

  • 後ろの名詞が単数か複数か
  • 肯定文・否定文・疑問文の形
  • a / an / some / any の使い分け

この3つを押さえておけば、定期テストでも大きな間違いを防げます。短時間で確認できるので、直前チェックに最適です。

There is / There are の練習問題【定期テスト形式】

There is / There are の練習問題例を肯定文・否定文・疑問文に分けて示した図
定期テスト形式の練習問題で、There is / There are の文型を確認

There is / There are は定期テストで頻出の文法です。ここでは、教科書やテストでよく出る形式に沿った練習問題を用意しました。

肯定文・否定文・疑問文から、並び替えや英作文まで幅広く確認できます。問題を解くことで、文法の理解を定着させましょう。

基本問題

以下の(  )内に入る語を書きましょう。

①木の下にネコが1匹いる。
( ) a cat under the tree.

②教室にイスが2つある。
( ) two chairs in the classroom.

③冷蔵庫に牛乳がある。
( ) some milk in the fridge.

基本問題では、後ろの名詞の数に応じて is と are を使い分ける練習をします。単数名詞、複数名詞、数えられない名詞それぞれに注意して解きましょう。
ここで正しく使えることが、定期テストで得点する第一歩です。

否定文・疑問文

次に、否定文や疑問文の作り方を確認します。それぞれの問題の指示に合うように、英文を書きましょう。

④次の文を否定文にしなさい。
There is a book on the desk.

⑤次の文を疑問文にしなさい。
There are three apples in the basket.

⑥次の文を否定文にしなさい。
There is some water in the bottle.

否定文では be 動詞の後に not を置き、疑問文では文頭に be 動詞を出すルールを意識します。短縮形を使った書き方も押さえておくと、テストや日常英語で自然に使えます。

並び替え・英作文

⑦次の単語を並べ替えて正しい英文にしなさい。
books / are / on / There / the / table / the

⑧次の日本語を英語にしなさい。
教室にイスが4つあります。

⑨次の日本語を英語にしなさい。
冷蔵庫に牛乳はありません。

文章の並び替えや英作文では、There is / There are の文型を正しい語順で作る練習ができます。後ろの名詞や a / an / some / any の使い方にも注意して、文全体の意味が正しくなるように確認しましょう。

関連記事
There is / are 練習問題集

練習問題の解答・解説はこちら

練習問題を解いたら、必ず答え合わせと解説を確認しましょう。なぜその文が正しいのか、なぜ間違いやすいのかを理解することで、定期テストでも応用力がつきます。

特に、単数・複数、数えられる名詞・数えられない名詞の違いや、肯定文・否定文・疑問文の作り方を整理しておくことが重要です。

数えられる名詞・数えられない名詞の違いについては、
→ 数えられる名詞・数えられない名詞の違いの解説
の記事でくわしく解説しています。

基本問題の解答・解説

  1. There is a cat under the tree.
    単数名詞 cat のため、is を使用します。
  2. There are two chairs in the classroom.
    複数名詞 two chairs のため、are を使用します。
  3. There is some milk in the fridge.
    milk は数えられない名詞のため、単数扱いで There is となります。

否定文・疑問文の解答・解説

  1. There is not a book on the desk.
    否定文は be 動詞の後ろに not を置きます。
  2. Are there three apples in the basket?
    疑問文は be 動詞を文頭に出します。
  3. There is not any water in the bottle.
    数えられない名詞を否定文にする場合、any を使うと自然です。

並び替え・英作文の解答・解説

  1. There are books on the table.
    There are の後ろに複数名詞 books が来る構造を意識します。
  2. There are four chairs in the classroom.
    日本語の「椅子が4つあります」は複数名詞の are で表します。
  3. There is not any milk in the fridge.
    否定文では not を be 動詞の後ろに置き、数えられない名詞には any を使います。

☆ポイント

  • 基本問題で単数・複数・数えられない名詞を区別する
  • 否定文・疑問文は be 動詞の位置に注意
  • 並び替え・英作文で文型の理解を確認

関連記事:
練習問題 解答・解説記事

なお、Gakken『中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。』では、定期テスト形式の練習問題も掲載されており、理解度チェックに最適です。

まとめ|There is / There are は「数」と「形」

There is / There are は、中学英語で最初に学ぶ「存在を表す文型」の基本です。理解のポイントは、後ろにくる名詞の数と文の形(肯定文・否定文・疑問文)です。

これを意識するだけで、定期テストや日常会話での正答率がぐっと上がります。

この記事の要点整理

  • 後ろの名詞の数で is / are を使い分ける
    単数名詞や数えられない名詞には is、複数名詞には are を使います。
  • a / an / some / any を正しく使う
    単数には a / an、複数や数えられない名詞には some を使用。疑問文・否定文では any を使います。
  • 否定文・疑問文の作り方を確認する
    否定文は be 動詞の後に not、疑問文は文頭に be 動詞を置きます。
  • There は主語ではない
    後ろにくる名詞が文の本当の主語です。There を主語と勘違いしないことが大切です。
  • 過去形との違い
    過去の「あった・いた」は there was / there were を使い、数によって was / were を使い分けます。

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よくある質問

  1. There は主語ですか?
    There は文の主語ではありません。主語は be 動詞の後ろの名詞です。
  2. 単数名詞でも some を使えますか?
    肯定文では「いくらかの〜」として some を使えますが、基本は a / an を使います。
  3. 数えられない名詞には are を使えますか?
    数えられない名詞は単数扱いなので、There is を使います。
  4. 否定文で not はどこに置きますか?
    be 動詞の直後に置きます。例:There is not a book.
  5. 疑問文はどう作りますか?
    文頭に be 動詞を置きます。例:Is there a book on the desk?
  6. 過去形はどう違いますか?
    過去の存在を表す場合、there was / there were を使います。単数・複数で使い分けます。
  7. there is / are と some / any の関係は?
    肯定文では some、疑問文・否定文では any を使うのが基本です。
  8. 定期テストでよく出る問題は?
    空欄補充、並び替え、否定文・疑問文への書き換えが多いです。
  9. 単数・複数の判断があいまいなときは?
    後ろの名詞の形を確認すること。複数形には s がつくことが多いです。
  10. There is / are を使うときに注意することは?
    数と文の形を意識すること。日本語の語順で訳さないことも大切です。
  11. 会話でよく使う場面は?
    教室や家、街の中の存在を説明するときに自然に使われます。
  12. 入試での重要性は?
    高校入試でも基本文型として出題されることがあり、文章読解や英文作成の土台になります。

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この記事を書いた人
現役の塾経営者。指導歴25年以上、のべ3,500人以上の小・中・高校生を指導。
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福地 暁です。
25年以上教育に携わり、現在は個別指導の塾を経営しています。

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この記事では中学受験、高校受験、大学受験、英検・TOEIC対策、中学生・高校生の定期テスト対策など、さまざまな学習アドバイスをしています。

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