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【中学生】関係代名詞の使い方はこれで完璧!3つの役割と見分け方を現役塾講師が徹底解説(練習問題付き)

中学生向けに関係代名詞who/which/thatの使い方を解説するイメージ 中学生
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中学英語の文法の中でも、「関係代名詞で英語が一気に分からなくなった」と感じる中学生はとても多いです。
文が長くなり、見慣れない形になるため、苦手意識を持ちやすい単元だからです。

しかし、関係代名詞は仕組みさえ理解すれば、実はとてもシンプルです。

中学校英語では、文部科学省が定める学習指導要領の中で、関係代名詞を「形式」と「意味」の両面から学ぶという方針が定められています。

関係代名詞を指導する際も,二つの文をつなげて一つにするといった形式操作ではなく,いかに先行詞である名詞に関係詞節が必要な情報を与えて,後ろから伝える内容を特定し,・・・
理解や練習と実際の使用のサイクルを繰り返す

文部科学省『中学校学習指導要領解説(英語)』より引用

定期テストや高校入試でも頻出なので、「なんとなく」で済ませず、役割・見分け方・よくあるミスまで整理しておくことが重要です。

この記事では、現役塾講師の視点で、

  • 関係代名詞の基本的な意味
  • 3つの役割
  • テストでの判断ポイント

を中学生向けに分かりやすく解説していきます。

  1. 関係代名詞とは?「2つの文を1つにつなぐ接着剤」の正体
    1. なぜ関係代名詞を使うのか?そのメリットと役割
      1. 先行詞(せんこうし)って何?まずは言葉の意味を理解しよう
        1. 【関連知識】名詞を詳しく説明する「修飾」のルール
    2. おすすめの関連記事
  2. 【保存版】関係代名詞の使い分け表(Who, Which, That)
    1. 先行詞が「人」なら who
      1. 主格の who:主語の代わりをする
    2. 先行詞が「もの・動物」なら which
      1. 主格の which:主語の代わりをする
    3. なんでも使える万能選手 that のルール
      1. that を使うのが基本!「that しか使えない」特殊なケース
        1. 最上級や something がつくときは that が優先
  3. 【中3の壁】目的格の関係代名詞(Whom / Which / That)
    1. 目的格とは?「~を」の部分が隠れているパターン
      1. 目的格の省略(接触節):テストに出る「隠れた関係代名詞」
        1. 【見極めポイント】「名詞 + 主語 + 動詞」の形を見逃さない
    2. 【注意】前置詞が後ろに残る形に気をつけよう
    3. 追加ポイント:前置詞の置き忘れミスを防ぐ考え方
  4. 【難関】所有格の関係代名詞 whose の使い方
    1. 先行詞の「所有物」を説明する特殊な形
      1. whose を使った例文と日本語訳のコツ
  5. よくある勘違い!関係代名詞 vs 関係副詞(where / when)
    1. 中学生が迷う「where」と「which」の使い分け
      1. 後ろの文が「完全」か「不完全」かで見分ける裏技
    2. おすすめの関連記事(発展理解用)
  6. 定期テスト・高校入試で狙われる!関係代名詞の攻略ポイント
    1. 2つの文を1つに書き換える手順(3ステップ)
      1. ステップ1:共通する単語を見つける
      2. ステップ2:2つ目の単語を関係代名詞に変える
      3. ステップ3:先行詞のすぐ後ろに差し込む
    2. 日本人が間違えやすい「語順」の罠
      1. 【差がつく!】先行詞が文の中央にあるパターン
      2. 長い主語に注意!動詞が2つ並ぶ文の読み方
  7. 【実践】関係代名詞の理解度チェックテスト(基礎~応用)
    1. 基礎問題(定期テスト対策)
      1. 並び替え問題3問
      2. 英作文問題3問
    2. 応用問題(高校入試対策)
      1. 並び替え問題3問
      2. 英作文問題3問
  8. 解答・解説
    1. 基礎問題 解答
      1. 現役講師のワンポイントアドバイス:ケアレスミスを防ぐ技
    2. 応用問題 解答
      1. 語順で間違えないコツ
    3. おすすめの関連記事(演習強化用)
  9. まとめ:関係代名詞をマスターすれば英語がもっと楽しくなる!
  10. よくある質問(FAQ)

関係代名詞とは?「2つの文を1つにつなぐ接着剤」の正体

関係代名詞の基本構造(先行詞を後ろから説明する仕組み)
関係代名詞は「名詞(先行詞)」を後ろから説明するのが基本構造です。

関係代名詞とは、2つの文を1つにまとめるための語です。
代表的なものに who / which / that があります。

例文で確認してみましょう。

I have a friend.(友だちがいる。)
He lives in Tokyo.(彼は東京に住んでいる。)

この2文は、関係代名詞を使うと次のように1文にできます。

I have a friend who lives in Tokyo.
(東京に住んでいる友だちがいる。)

このように、関係代名詞は
「同じ人・ものについて説明している2つの文を合体させる接着剤」
のような働きをします。

who which thatの使い分け方について、
→ 【中学英語】関係代名詞 who / which / that の使い分け決定版!先行詞で見分けるコツと一覧表
の記事でくわしく解説しています。

なぜ関係代名詞を使うのか?そのメリットと役割

関係代名詞を使う最大の理由は、名詞を詳しく説明できるようになることです。

先ほどの例でも、
a friend
だけでは「どんな友だちか」は分かりません。

しかし、
a friend who lives in Tokyo
とすると、「東京に住んでいる友だち」だと具体的に分かります。

関係代名詞には、次のような役割があります。

① 名詞の説明を1文でまとめられる
② 文がスッキリし、読みやすくなる
③ 英文読解で情報を正確に取れるようになる

定期テストや入試では、この「名詞を説明している部分」を正しく読み取れるかがよく問われます。

先行詞(せんこうし)って何?まずは言葉の意味を理解しよう

関係代名詞を理解するうえで、必ず覚えておきたい言葉が「先行詞」です。

先行詞とは、関係代名詞が説明している名詞のことです。

例文をもう一度見てみましょう。

I have a friend who lives in Tokyo.
(東京に住んでいる友だちがいる。)

この文で、
who が説明している名詞 = a friend
これが先行詞です。

関係代名詞は、
「先行詞について、後ろから説明する」
というルールで使われます。

テストでは、
・何を説明しているのか
・関係代名詞の直前の名詞は何か
を意識するだけで、理解しやすくなります。

【関連知識】名詞を詳しく説明する「修飾」のルール

関係代名詞は、文法的には
「名詞を修飾する語(かたまり)」です。

中学英語では、名詞を説明する方法として、次のようなものを学んできています。

  • 形容詞
  • 前置詞+名詞
  • to不定詞
  • 現在分詞・過去分詞

関係代名詞も、これらと同じく
「名詞を詳しくするための表現の1つ」にすぎません。

ポイントは、
英語では、名詞を説明する語は後ろから置く
という共通ルールです。

  • a book on the desk(机の上にある本)
  • a boy playing soccer(サッカーをしている少年)
  • a girl who sings well(上手に歌う少女)

このように考えると、関係代名詞だけが特別な存在ではないことが分かります。

おすすめの関連記事

もっと基礎から復習したい方はこちら:
→ 形容詞の役割と名詞修飾の基本

【保存版】関係代名詞の使い分け表(Who, Which, That)

先行詞使う関係代名詞基本ルールテストでの注意点
人who人を説明するときに使う主格で使われることが多い
もの・動物whichもの・動物を説明するときに使う目的格は省略されやすい
人・もの 両方that迷ったらこれ最上級・something が先行詞のときは that が基本

関係代名詞の使い分けは、先行詞が「人」か「もの」かをまず見分けることが最重要です。
この判断ができれば、定期テストの基本問題はほぼ確実に解けます。

中学生が最初に覚えるべき基本ルールは次の3つです。

  • 先行詞が人 → who
  • 先行詞がもの・動物 → which
  • 人でもものでも使える → that

ただし、that には 「that しか使えない特別な場面」 があるため、ここまで理解できると一気に差がつきます。

先行詞が「人」なら who

先行詞が 人を表す名詞 の場合、基本的には who を使います。
people、student、boy、teacher、my father などが先行詞になるときです。

例文で確認しましょう。

I know a boy who lives near here.
(私はこの近くに住んでいる少年を知っている。)

この文では、
who が a boy を説明している
という関係になっています。

主格の who:主語の代わりをする

ここで大切なのは、who は主格の関係代名詞だという点です。
主格とは、文の中で「主語の役割」をする形のことです。

次の2文を比べてみましょう。

A boy lives near here.(少年がこの近くに住んでいる。)
I know the boy.(私はその少年を知っている。)

この2文を1つにすると、

I know a boy who lives near here.
(私はこの近くに住んでいる少年を知っている。)

になります。

もともと
A boy lives near here
という文の主語だった a boy が、who に置き換わっているのがポイントです。

テストでは、
関係代名詞の後ろに「動詞がすぐ続いているか」
を見ることで、主格かどうかを判断できます。

先行詞が「もの・動物」なら which

先行詞が もの・動物 の場合は、基本的に which を使います。
book、car、dog、computer などが代表例です。

例文を見てみましょう。

This is a book which is popular with students.
(これは生徒に人気の本だ。)

この文では、
which が a book を説明している
という形になっています。

主格の which:主語の代わりをする

which も who と同じく、主格の場合は主語の代わりをします。

次の2文をもとに考えてみましょう。

The book is popular with students.(その本は生徒に人気だ。)
This is the book.(これはその本だ。)

これを関係代名詞でまとめると、

This is a book which is popular with students.
(これは生徒に人気の本だ。)

になります。

ここでも、
which の後ろに動詞 is が直接続いている
ことが重要な判断ポイントです。

who と which の違いは、
先行詞が人か、ものか
それだけだと考えて問題ありません。

なんでも使える万能選手 that のルール

that は、人にもものにも使える関係代名詞です。
そのため、会話文やテストでは very often that が使われます。

例文を見てみましょう。

I like the girl that sings well.(私は歌が上手なその少女を知っている。)
This is the book that I bought yesterday.(これは昨日買った本です。)

who や which を that に置き換えても、意味はほとんど変わりません。

ただし、that には
「that を使うのが基本」「that しか使えない」
という重要なルールがあります。

that を使うのが基本!「that しか使えない」特殊なケース

次のような場合は、who や which ではなく that を使うのが原則です。

① 先行詞に最上級がついているとき
② 先行詞に the only / the very がついているとき
③ 先行詞が something, anything, nothing などの不定代名詞のとき

これらは、定期テスト・高校入試(特に難関私立高入試)ともに 超頻出ポイントです。

最上級や something がつくときは that が優先

特に狙われやすいのが、最上級や不定代名詞が先行詞になるパターンです。

例文で確認しましょう。

This is the best movie that I have ever seen.(これは私が今までみたなかで一番の映画だ。)
There is something that I want to tell you.(あなたに伝えたいことがある。)

このような文では、
which や who を選ぶと不正解になる
という問題がよく出ます。

テスト本番では、
先行詞に the best / something が見えた瞬間に that を選ぶ
この反射的な判断ができるようにしておくことが得点アップのコツです。

【中3の壁】目的格の関係代名詞(Whom / Which / That)

関係代名詞の中で、中学3年生が一気につまずきやすいポイントが「目的格」です。
理由はシンプルで、見た目に関係代名詞が出てこない文が多いからです。

目的格の関係代名詞には、
whom(人) / which(もの) / that(人・もの)
があります。

ただし、実際のテストでは whom はほとんど使われず、which や that、もしくは省略された形が中心になります。

目的格とは?「~を」の部分が隠れているパターン

目的格とは、動詞の「~を」にあたる部分の役割をする形です。

次の2文を見てください。

I like the book.(私はその本が好きだ。)
I bought the book yesterday.(私はその本を昨日買った。)

この2文を関係代名詞で1文にすると、

I like the book which I bought yesterday.
(私は昨日買ったその本が好きだ。)

となります。

この文では、
which は bought の「目的語」
つまり「何を買ったのか」を表しています。

主格との最大の違いは、
関係代名詞の後ろに「主語+動詞」がそろっている
という点です。

目的格の省略(接触節):テストに出る「隠れた関係代名詞」

目的格の関係代名詞は、省略できるという重要な特徴があります。
これを 接触節 と呼びます。

先ほどの文は、次のようにも書けます。

I like the book I bought yesterday.
(私は昨日買ったその本が好きだ。)

which が消えても、意味は変わりません。

テストでは、
関係代名詞が書かれていない=関係代名詞ではない
と勘違いしてしまうミスが非常に多いです。

「見えなくても、そこにある」
これが目的格の最大の落とし穴です。

【見極めポイント】「名詞 + 主語 + 動詞」の形を見逃さない

目的格かどうかを見分ける最重要ポイントは、形です。

名詞 + 主語 + 動詞

この並びが見えたら、
目的格の関係代名詞(またはその省略)
を疑ってください。

例文を確認しましょう。

The girl you met yesterday is my sister.(昨日あなたが会った女の子は私の妹だ。)
This is the movie we watched last night.(これは私たちが昨日見た映画だ。)

どちらも、
関係代名詞の後ろに主語+動詞がそろっている
ことが分かります。

この形に気づけるかどうかが、得点できるかどうかの分かれ道になります。

【注意】前置詞が後ろに残る形に気をつけよう

目的格の関係代名詞では、前置詞が文の後ろに残る形がよく出題されます。
ここでのミスは、定期テストでも高校入試でも非常に多いです。

次の例文を見てください。

The house which I live in is old.
(私が住んでいる家は古い。)

この文で大切なのは、
live は前置詞 in が必要な動詞
だという点です。

追加ポイント:前置詞の置き忘れミスを防ぐ考え方

よくあるミスが、次のような形です。

The house which I live is old.

この文は、in が抜けているため不自然な英文になります。

対策として覚えておくべきことは1つだけです。

関係代名詞を外して、元の文に戻して考える

今回なら、

I live in the house.
(私はその家に住んでいる。)

という形に戻せるかを確認します。

元の文で前置詞が必要なら、
関係代名詞を使った文でも、必ずどこかに前置詞が残る
と覚えておくと、置き忘れミスを防げます。

【難関】所有格の関係代名詞 whose の使い方

関係代名詞の中でも、最も難しいと感じやすいのが所有格の whoseです。
理由は、日本語にすると分かりにくく、見た目も特殊だからです。

しかし、whose は
「人」でも「もの」でも使える
というシンプルなルールを持っています。

まずは、
whose は「だれの・どの~の」という意味を表す
という点をしっかり押さえましょう。

先行詞の「所有物」を説明する特殊な形

whose は、先行詞そのものではなく、その人や物が持っているものを説明します。

ここが、
who や which と大きく違うポイントです。

次の2文を見てください。

I know the girl.(私はその女の子を知っている。)
Her father is a doctor.(彼女の父親は医者だ。)

この2文を関係代名詞で1文にすると、

I know the girl whose father is a doctor.
(私は父親が医者である女の子を知っている。)

となります。

この文では、
whose が説明しているのは girl ではなく father
ですが、father が girl の所有物・関係するもの であるため、whose が使われています。

テストでは、
「~の+名詞」が見えたら whose を疑う
この意識がとても重要です。

whose を使った例文と日本語訳のコツ

whose を含む文を日本語にするときは、直訳しようとしないことがポイントです。

例文を見てみましょう。

This is a boy whose brother plays soccer.

直訳すると、
「これは、彼の兄がサッカーをする少年」
となり、日本語として少し不自然です。

自然な日本語では、
「兄がサッカーをしている少年」
と訳します。

もう1つ例を見てください。

I have a house whose roof is red.

この場合も、
「屋根が赤い家」
と訳すのが自然です。

つまり、whose の日本語訳は、
「~の」を無理に入れず、名詞を前からまとめて訳す
これが得点につながるコツです。

よくある勘違い!関係代名詞 vs 関係副詞(where / when)

関係代名詞を一通り理解できたあと、中学生が必ず迷うのが「関係副詞」です。
特に、where と which の使い分けは、定期テストでも高校入試でも非常によく出題されます。

見た目はよく似ていますが、
関係代名詞と関係副詞は、文の中での役割がまったく違う
という点を理解することが大切です。

中学生が迷う「where」と「which」の使い分け

次の2文を比べてみましょう。

This is the place which I visited last year.(これは私が去年訪れた場所だ。)
This is the place where I met her.(これは私が彼女に会った場所だ。)

どちらも正しい英文ですが、使われている語が違います。

判断のポイントは、
後ろの文に「目的語」が足りているかどうか
です。

後ろの文が「完全」か「不完全」かで見分ける裏技

最も簡単で確実な見分け方は、
関係詞の後ろの文が「完全」か「不完全」か
を見ることです。

まず、which を使った文を確認します。

This is the place which I visited last year.
(これは私が去年訪れた場所だ。)

この文では、
I visited last year
の中で、visit の目的語が which で補われている
ため、関係代名詞 which が使われています。

つまり、which の後ろの文は、which がないと不完全です。

一方、where の文を見てみましょう。

This is the place where I met her.
(これは私が彼女に会った場所だ。)

ここでは、
I met her
だけで、主語・動詞・目的語がすべてそろっています。

このように、
後ろの文がそれだけで意味が通じる=完全な文
の場合は、関係副詞 where が使われます。

まとめると、次のようになります。

  • 後ろの文が不完全 → which(関係代名詞)
  • 後ろの文が完全 → where(関係副詞)

この判断法は、when や why にもそのまま使えるため、高校入試レベルまで通用する裏技です。

おすすめの関連記事(発展理解用)

最難関高校を志望している人は、
→最難関高校入試レベルを極める:関係副詞 where・when の基礎
がおすすめです。

前述の関係副詞を詳しく解説して練習問題も掲載しており、最難関高入試で差がつく問題をピンポイントに対策できます。

定期テスト・高校入試で狙われる!関係代名詞の攻略ポイント

関係代名詞は、知識問題だけでなく、書き換え・並び替え・長文読解まで幅広く出題されます。
そのため、感覚ではなく「手順」で処理できるかどうかが得点を大きく左右します。

ここでは、どんな問題形式でも対応できる攻略法を整理します。

2つの文を1つに書き換える手順(3ステップ)

関係代名詞の書き換え問題は、毎回同じ手順で処理するのが最短ルートです。
この3ステップを丸ごと覚えてください。

ステップ1:共通する単語を見つける

まず最初にやるべきことは、2つの文に共通して出てくる名詞を探すことです。

例を見てみましょう。

I have a dog.(犬を飼っている。)
The dog is very smart.(その犬はとても賢い。)

この場合、共通している単語は dog です。
この dog が、先行詞になります。

テストでは、
共通語を見つけられるかどうかが勝負の8割
と考えてください。

ステップ2:2つ目の単語を関係代名詞に変える

次に、2つ目の文の共通語を関係代名詞に置き換えます。

先ほどの例なら、

The dog is very smart.(その犬はとても賢い。)

の The dog を、
which や that に変えます。

which is very smart
that is very smart

ここで、
先行詞が人か、ものか
を必ず確認してください。

ステップ3:先行詞のすぐ後ろに差し込む

最後に、できあがった関係代名詞のかたまりを、
先行詞のすぐ後ろに入れます。

I have a dog which is very smart.
(私はとても賢い犬を飼っている。)

この「すぐ後ろ」というルールが、語順ミスを防ぐ最大のポイントです。

日本人が間違えやすい「語順」の罠

日本語の感覚で英語を書くと、説明を後ろに回す意識が弱くなりがちです。
その結果、関係代名詞の位置を間違えてしまいます。

【差がつく!】先行詞が文の中央にあるパターン

次のような文は、特に注意が必要です。

I met a girl in the park.(私は公園で女の子に会った。)
She sings well.(彼女は歌がうまい。)

正しく書き換えると、

I met a girl who sings well in the park.
(私は歌がうまい女の子に公園で会った。)

になります。

よくあるミスは、
in the park の後ろに関係代名詞節を置いてしまうことです。

関係代名詞は、どんなに文が長くても必ず先行詞の直後
このルールを徹底してください。

長い主語に注意!動詞が2つ並ぶ文の読み方

関係代名詞の文では、動詞が2つ並んで見えることがあります。
これが原因で、文の構造が分からなくなる生徒が多いです。

例文を見てみましょう。

The boy who lives next door plays the piano.
(隣に住んでいる少年はピアノを弾くのがうまい。)

この文では、
lives は who の動詞
plays が文全体の動詞
です。

ポイントは、
関係代名詞から始まる部分をかたまりで見ることです。

そうすると、
The boy plays the piano.
という骨組みが見え、文全体を正しく理解できます。

【実践】関係代名詞の理解度チェックテスト(基礎~応用)

ここでは、定期テストから高校入試まで対応できる実戦形式で、関係代名詞の理解度をチェックします。
すべて解ければ、関係代名詞の標準レベルまでの問題に正解できる力がついているでしょう。

基礎問題(定期テスト対策)

並び替え問題3問

次の( )内の語を正しい順に並び替え、英文を完成させなさい。

① 私にはサッカーが得意な友だちがいます。
( good / is / who / soccer / at / friend / a / I / have ).

② これは私が昨日買った本です。
( book / yesterday / bought / the / I / which / is / this ).

③ 彼は私の兄で、東京に住んでいます。
( lives / who / brother / is / my / he / in / Tokyo ).

英作文問題3問

日本文を英語にしなさい。

① 私はピアノをひく少女を知っています。
② これは多くの人が知っている歌です。
③ 彼女は犬を飼っている先生です。

応用問題(高校入試対策)

並び替え問題3問

次の( )内の語を正しい順に並び替え、英文を完成させなさい。

① これは私が住んでいる家です。
( live / house / in / the / that / I / is / this ).

② 私が昨日会った少年は有名です。
( boy / famous / met / the / yesterday / I / who / is ).

③ 彼は私が最も尊敬する先生です。
( respect / teacher / the / most / I / that / is / he ).

英作文問題3問

日本文を英語にしなさい。

① これは私がずっと探していた本です。
② 彼女は兄が医者の少女です。
③ 私が先週見た映画はとても面白かったです。

解答・解説

基礎問題 解答

関係代名詞の先行詞を見極める判断イメージ図
テストでは「どの名詞を説明しているか」を見抜けるかが得点の分かれ目です。

並び替え①
I have a friend who is good at soccer.
解説
先行詞は friend(人) なので who を使用します。

並び替え②
This is the book which I bought yesterday.
解説
which は 目的格で、後ろに I bought という完全な形が来ています。

並び替え③
He is my brother who lives in Tokyo.
解説
who 以下が brother を説明する文になっています。

英作文①
I know a girl who plays the piano.
解説
play the piano は動作なので 主格の who を使います。

英作文②
This is a song which many people know.
解説
目的格なので which の省略も可能ですが、ここでは省略しない形です。

英作文③
She is a teacher who has a dog.
解説
teacher が人なので who を使用します。

現役講師のワンポイントアドバイス:ケアレスミスを防ぐ技

現場でよくある失点パターンは、
「意味で選んでしまう」ことです。

テスト中は、
意味 → 文法
ではなく、
文法 → 意味
の順で考えてください。

具体的には、
① 先行詞を丸で囲む
② 人か・ものかを即判断
③ who / which / that を機械的に選ぶ

この手順を毎回守るだけで、ケアレスミスは大幅に減ります。

応用問題 解答

並び替え①
This is the house that I live in.
解説
live は 前置詞 in が必要なので、必ず文中に残します。

並び替え②
The boy who I met yesterday is famous.
解説
目的格なので who は省略可能ですが、残しても正解です。

並び替え③
He is the teacher that I respect most.
解説
最上級があるため that が優先されます。

英作文①
This is the book that I had been looking for.
解説
look for は 前置詞 for を忘れないことが重要です。

英作文②
She is a girl whose brother is a doctor.
解説
「兄が〜」なので 所有格 whose を使います。

英作文③
The movie that I saw last week was very interesting.
解説
目的格の関係代名詞なので that は省略可能です。

語順で間違えないコツ

関係代名詞の並び替え問題や英作文問題での語順のコツ
並び替え問題や英作文問題では、2文が「同じ名詞」を説明している点に注目します。

英語では、
名詞を説明する語は、必ずその名詞の直後に置く
という大原則があります。

英作文問題の③を例にとって説明します。
The movie that I saw last week was very interesting.

この文では、
The movie
が説明される名詞なので、
that I saw last week は必ず movie の直後に来ます。

語順で迷ったときは、
「何を説明している文か?」を日本語で確認する
という方法がとても有効です。

おすすめの関連記事(演習強化用)

もっとたくさん解いて力をつけたい人はこちら:
→【全50問】関係代名詞・徹底演習ドリル

まとめ:関係代名詞をマスターすれば英語がもっと楽しくなる!

関係代名詞は、中学英語の中でも
「分かると一気に英語が読めるようになる」
非常に重要な単元です。

最初は、
・who / which / that の使い分け
・主格と目的格の違い
・省略や前置詞の位置
など、覚えることが多く感じるかもしれません。

しかし、この記事で解説してきたように、
先行詞を見つける
後ろの文が完全か不完全かを確認する
関係代名詞は先行詞の直後に置く

この基本ルールを守れば、問題は確実に解けるようになります。

関係代名詞が理解できると、
長い英文をかたまりで読めるようになり、長文問題の正答率が上がる
という大きなメリットもあります。

ここまで来たら、次のステップとして、
名詞を後ろから説明するもう1つの重要単元
にも挑戦してみてください。

次に進むならこの単元!:後置修飾(分詞)の使い方をマスターしよう

よくある質問(FAQ)

Q1:関係代名詞は中学英語で必ず覚える必要がありますか?
A:はい。定期テスト・高校入試ともに毎年のように出題される最重要単元です。避けて通ることはできません。

Q2:who と which の使い分けが毎回不安です。
A:先行詞が人か、ものかだけで判断してください。意味で考えないのがコツです。

Q3:that はいつ使えばいいですか?
A:迷ったら that でOKです。特に、最上級や something が先行詞のときは that が基本です。

Q4:目的格の関係代名詞が見えません。どうすればいいですか?
A:名詞+主語+動詞の形を探してください。見えなくても、そこに省略された関係代名詞があります。

Q5:関係代名詞は省略しても大丈夫ですか?
A:目的格の場合のみ省略可能です。主格は省略できません。

Q6:where と which の見分け方が分かりません。
A:後ろの文が完全か不完全かで判断します。完全なら where、不完全なら which です。

Q7:前置詞の in や for をよく忘れてしまいます。
A:一度、関係代名詞を外して元の文に戻すと、前置詞の必要性に気づけます。

Q8:whose は人にしか使えませんか?
A:いいえ。whose は人にも物にも使えます。所有関係を表すのがポイントです。

Q9:関係代名詞の語順ミスが多いです。
A:関係代名詞は必ず先行詞の直後に置く、これを徹底してください。

Q10:関係代名詞が分かると何が変わりますか?
A:長文が読みやすくなり、英語が「暗号」ではなくなります。得点も安定します。

Q11:次に勉強すべき関連単元は何ですか?
A:後置修飾(分詞)です。関係代名詞とセットで理解すると、英文構造の理解が一気に深まります。

実際の定期テストや入試問題では、関係代名詞の先行詞判断や書き換え問題が頻出です。高校入試で定番の旺文社の問題集でもこの形式が繰り返し扱われています。

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現役の塾経営者。指導歴25年以上、のべ3,500人以上の小・中・高校生を指導。
定期テスト対策から中学・大学受験、英検対策まで幅広く対応。
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福地 暁です。
25年以上教育に携わり、現在は個別指導の塾を経営しています。

これまで3500組以上のご家庭を担当させていただき、中学受験(灘中・御三家など最難関含む)、高校受験、大学受験(医学部・旧帝大含む)への合格をアシストしてきました。

この記事では中学受験、高校受験、大学受験、英検・TOEIC対策、中学生・高校生の定期テスト対策など、さまざまな学習アドバイスをしています。

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1男1女の父。
どうやら娘には「甘いパパ」と思われているようで、
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