中学受験面接のおすすめの服装:保護者・女子・男子の人気ブランドと当日の注意点

きれいな洋服 中学入試情報
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毎日夜遅くまで何時間もがんばってきた受験勉強。
入試では実力をしっかり出し切らせてあげたいですよね。

寒くて字をうまく書けなかった、暑くて頭がぼーっとしてしまった。なんてことは避けたいところです。

できるだけリラックスして試験に臨めるよう、服装選びも大切です。

この記事では、

  • 入試当日に実力を出し切るための子どもの服装
  • 面接に着ていく保護者の方の服装

の2点をお伝えします。

子どもは、男の子の場合と女の子の場合にわけて説明しています。

おすすめのブランドも3つずつ紹介しています。

これから入試を迎える方も、秋から準備しておきたい方もぜひ参考にしてください。

アプレレクール

※関連記事:中学入試の志望動機・願書の書き方・例文

服装は合否に影響しない

まず、気になる方も多いと思いますが、
入試日の服装が合否に影響することはありません。

学校側で子どもの服装チェックはしていません。

受験当日の服装の注意点

受験当日の服選びの基準は、
「子どもが普段どおりの実力を出しやすいかどうか」
にするのがオススメです。

着慣れない服を着てタグが首にあたって試験に集中できなかった、
セーターの静電気がすごくてバチバチと音が鳴るのが気になってしまった。

そんなことのないように、何回か着たことのある、リラックスできる服装がいいですね。

もちろん、まじめな場面ですからリラックスしすぎは禁物です。
身だしなみはきちんとしておきましょう。

寝ぐせがついたままで、穴のあいている服を着ているとやはり印象は良くありません。出発前に確認をしておきましょう。

【ポイント①】お出かけまえに寝ぐせを確認

着脱しやすい重ね着がオススメ

入試は冬です。外は寒いですが、教室のなかは暖かいです。

暑がりの子どもなら暑さで頭が働かなくなることもあります。

教室で脱ぎやすい格好がいいですね。カーディガンやベストだと暑さ・寒さの調整もしやすいです。

カイロ・手袋が必須

移動中はしっかり重ね着して暖かくして、手がかじかまないように手袋もしておきましょう。

受験ですから、手がかじかんでしまうと字を書きづらくなります。特に小学生はちょっとしたことで実力を出し切れなくなりがちです。

塾からカイロを渡されたりするでしょうから、普段カイロを使わない方も持っていくようにしましょう。

着脱の練習をしておく

小学生だと普段は自分で体温調節をしていない子もいます。

問題を解くのに集中すると、余計に体温調節に気が回りにくくなります。暑いのに服を着たままになってしまって、試験が進むと体調が悪くなってしまう場合もあります。

模試のときなど、日ごろから服の着脱を自分で判断する練習をさせておきましょう。

特に男の子は目の前のことだけに集中するクセがあるので、意識させておきましょう。

【ポイント②】
体温調節がしやすいカーディガンやベストがオススメ!
慣れていない子は事前に着脱の練習をしておきましょう。

面接のおすすめの服装(ブランド)

面接がある場合は服装選びに慎重にしましょう。

服装が合否に直結することは普通ありませんが、華美な服装や個性あふれる服装は避けましょう。学校のカラーに合わないことが多いです。

セミフォーマルな服装で行きましょう。制服のある小学校に通われている方は制服がいいですね。

それでも初めて着る服や、見た目はしっかりしているけれど着心地の良くない服は避けましょう。

「普段どおりの実力を出し切る普段から着ること」を最優先に。
ちょっときれいな普段着があればそれで大丈夫です。

多くの方は面接にそなえて服を新調されます。

できれば入試当日に初めて着るのではなく、事前に何日か着て、慣れておきましょう。

【ポイント③】
学校のカラーに合わせてセミフォーマルな服装で。小学校の制服もOK!

男の子はシンプルな服装がおすすめ

シンプルな服装がオススメです。
ネクタイなどの装飾は不要です(あっても問題ありません)。

無地のシャツにネイビーやグレーのジャケットだと、すっきりした印象になります。

靴は運動靴でもOK

靴も気になるところですが、運動靴でも全く問題ありません。というより、大抵運動靴です。

ただし、泥がついていたりボロボロに履きつぶしているものではなく、キレイなものにしましょう。

入試に合わせて靴を新たに買うご家庭も多いですが、靴ずれしないか気になるところです。

新しく買って入試の2-3週間前からときどき履くようにしておけば安心ですね。

ローファーも人気ですが、こちらも靴ずれしないように何回か履いておきましょう。それでも足に合わないときもあります。その場合は無理せず運動靴にしておきましょう。

運動靴を履いていってマイナス評価にはなりません。

【ポイント④】
子どもは華美にならず、シンプルでさわやかなものを

男子におすすめのブランド

面接に着ていく男子におすすめのブランドを3つ紹介します。

オンワード

オンワード公式HPより

【おすすめする理由】
・カッコいい!入試に向けて気分があがる
・特別感を持って入試に臨める

GAP

GAP公式HPより

【おすすめする理由】
・値段が手ごろ(大体、~3000円)
・ほかの服と合わせやすい
・割りとカジュアルなので、堅い印象にならない

SHEIN

SHEIN公式HPより

【おすすめする理由】
・コスパがとても良い(大体、~1500円)
・1回きりじゃなく、その後も普段着に使いやすい
・カジュアルでさわやかな印象になる

女の子は清楚で落ち着きのある格好が◎

白いブラウスにネイビーやグレーのブレザーと、スカートやワンピースの組合せにするのが人気です。華美にならず、きゃぴきゃぴもせず、小学生らしい服装になります。

髪の長い子なら、面接でおじぎをしたときに髪がパサっと下に垂れることがあります。ゴムで結んでおくと印象も良いでしょう。

靴下は白や紺が多い

冬ですから靴下は長めで、白色や紺色の子が多いです。靴も男の子と同じく、運動靴かローファーが多いです。運動靴にしたときに色の組み合わせが少しチグハグになりますが、小学生らしい印象になります。

気分を高揚するためにブランドものを選ばれる方もいらっしゃいます。華美にならず、子ども本人が窮屈でなければ大丈夫です。

女子におすすめのブランド

面接に着ていくおすすめのブランドを3つ紹介します。

ポンポネットジュニア

ポンポネットジュニア公式HPより

【おすすめする理由】
・組み合わせのバリエーションが豊富(正統派系から清楚系まで)
・入試当日に子どもが自信をつけられる

キャサリンコテージ

キャサリンコテージ公式HPより

【おすすめする理由】
・清楚な雰囲気で女子校にも合う
・ちょっとオシャレなお出かけ時にも使える

オンワード

オンワード公式HPより

【おすすめする理由】
・比較的お手ごろ価格(時期により~10,000円まで)
・ちょっとオシャレな普段着として使える

親はスーツが定番

父親も母親もスーツが定番です。

父親はダークネイビーだと好印象です。三つボタンでなくて大丈夫です。

母親もスーツか、ワンピースとジャケットの組み合わせがいいでしょう。

面接の主役は子どもですから、親があまりにも目立ってしまうのは考えものです。学校側からすると、「自分が、自分が」とグイグイくるタイプの保護者は苦手です。

それで不合格になることはないにしても、落ち着きのある服装で、スカートならイスに座ったときに膝全体が隠れる長さのものを選びましょう。

靴下は黒色か紺色がオススメです。お父様とお母様で色を統一しておくとスッキリ好印象ですね。

金色の腕時計や明らかに高級な服飾品は避けるほうが無難です。結婚式のような派手な服装は入試にはあまり合いませんね。

人気の服装はスーツスタイル

大切なお子様のためにも、しっかりとした服装で臨みたいですよね。

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張り切って試験会場に到着したら自分だけ周囲と違う…
なんて失敗は避けたいところです。子どもが気にしてしまう心配があります。

面接を受けた保護者の方は、どのような服装をしていたのか調べました。

下記の画像は受験経験のあるお母様を対象に、
面接に着ていった服をアンケートした結果です。

・スーツが1番人気
・パンツスーツ、ワンピース+ジャケットがつづく

お受験ナビをもとに作成
【ポイント⑤】
親はダーク系のスーツが定番

面接服の予算は4-5万円

面接に着ていく服はしっかりとしたものをそろえておきたいと思うものです。

デパートで購入すると4-5万円はかかります。
ちょっとお高いかもですね。

子どもはすぐ大きくなりますし、
そう度々着ることもなさそうです。

レンタルという手もあります。
受験の1週間前までに申し込みをして、
3泊4日で予算は大体1万円以内に収まります。

3つ紹介します。

hare:kari

hare:kari公式HPより

東京レンタル衣装

東京レンタルいしょう公式HPより

BISH

BISH公式HPより

Cariru

Cariru公式HPより


あると便利な持ち物

服装と同じく、入試当日の持ち物も大切です。鉛筆や消しゴム、マスク、ティッシュ、ハンカチはもちろん、あると便利な持ち物もいくつか紹介します。

使い捨てカイロ

前述のように、使い捨てカイロは持参しましょう。

手を温めるだけでなく、お腹が冷えてきたときにも非常に役立ちます。お腹の冷えやすい子は腹巻きもしておきましょう。

替えの靴下

当日は悪天候も予想されますので、替えの靴下も用意しておきましょう。学校から上靴やスリッパの持参を明記されていなくても、念のために持っていくほうがいいです。

のど飴、ガム

意外と役に立つのがのど飴とガムです。

屋外は寒くても、室内は暖房がきいていて乾燥しています。乾燥でノドが痛くなったりイガイガして気になったりします。

そんなときは、のど飴をなめたりガムをかんだりすると良いです。

のどにもいいですし、糖分補給をしながら試験に臨めるので一石二鳥です。

ただし、ガムをくちゃくちゃしていると周囲に迷惑ですから、奥歯や前歯の裏側にくっつけおくようにしましょう。

まとめ

入試当日は緊張で落ち着かない気分になります。服装や持ち物も、「入試だから」と特別なものにすると、実力を出し切れない一因になります。

※関連記事:【中学入試】面接でよく聞かれる質問例と模範解答例

新しく準備する場合でも、事前に何度か身につけておいて慣れるようにするといいですね。

また、算数や国語の点数が足りていなくても、まだまだ逆転が可能です。

最後まで志望校の合格を信じてがんばりましょう!

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