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【中3公民の一問一答問題】現代の民主政治:選挙の基本原則4つ、比例代表制の獲得議席数の問題

ノート、鉛筆と「試験対策」の文字 中学生
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中学社会の定期テスト対策のために、よく出る問題を一問一答にまとめました。

今回は公民の「現代の民主政治」です。

  • これからテスト勉強をはじめる人
  • テスト直前のチェックをしたい人

どちらでも活用できます。

社会は丁寧に覚えれば誰でも高得点をねらえます。早めに勉強して、社会を得意にしておきましょう!

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※Z会について下記記事でくわしく紹介しています。
【中学生向け】Z会タブレットコースの進め方:成績上位を取って難関校に合格する方法を解説

中3公民の一問一答問題:現代の民主政治

(1)みんなのことはみんなで話し合って決めることを何というか。

(2)国民が代表者を介さずに共同体の意思決定に参加する政治体制を何というか。

(3)国民が選挙で代表者を選び、その代表者を通じて共同体の意思決定を行う政治体制を何というか。

(4)日本の政治は直接民主制と間接民主制のどちらか。

(5)選挙で選ばれた代表者が議会で話し合って決定することを何というか。

(6)話し合っても全員の意見が一致しない場合、多数派の意見に決定する方法がある。この方法を何の原理というか。

(7)多数決で物事を決める場合、気を付けないといけないことは何か。

(8)私たちが政治に参加し、意思を政治に反映させるためにもっとも重要な政治参加の方法は何か。

(9)日本における選挙の方法を定めている法律は何か。

(10)選挙の基本原則4つを答えてください。

(11)1つの選挙区から代表者を1人選ぶ選挙制度を何というか。

(12)1つの選挙区から得票の多い順に2人以上の代表者を選ぶ選挙制度を何というか。

(13)政党が獲得した票数に応じて議席数を配分する選挙制度を何というか。

(14)日本の衆議院選挙で採られている選挙制度は何か。

(15)同じ政治目標を持つ人たちが集まってつくられた政治団体を何というか。

(16)複数の政党が競い合いながら行う政治を何というか。

(17)政党のなかで、内閣を組織して政権を担当する政党を何というか。

(18)政党のなかで、与党を監視・批判する側の政党を何というか。

(19)複数の政党で内閣が組織された政権を何というか。

(20)選挙において各政党が発表する、政権獲得後に達成したい理念や政治目標を何というか。

(21)多くの人々に共有されている意見を漢字2字で何というか。

(22)世論の形成に大きな影響を与えるテレビ、ラジオ、新聞などをまとめて何というか。

(23)マスメディアからの情報をうのみにせず、さまざまな角度から考えて正しく捉えようとする能力を何というか。

(24)選挙区によって有権者数は異なっている。そのため、各選挙区で選ばれた議員の得票数には大きな差異がある。このように一票の価値に差が生じることを何というか。

(25)支持する政党を持たない人たちを何というか。

(26)投票日の前でも投票できる制度がある。何という制度か。

解答

(1)民主主義

(2)直接民主制

(3)間接民主制

(4)間接民主制

(5)議会制民主主義

(6)多数決の原理

(7)少数意見の尊重

(8)選挙

(9)公職選挙法

(10)普通選挙・直接選挙・平等選挙・秘密選挙

(11)小選挙区制

(12)大選挙区制

(13)比例代表制

(14)小選挙区比例代表並立制

(15)政党

(16)政党政治

(17)与党

(18)野党

(19)連立政権

(20)政権公約

(21)世論

(22)マスメディア

(23)メディアリテラシー

(24)一票の格差

(25)無党派層

(26)期日前投票

参考:「ちばのやる気学習ガイド」社会3年生(千葉県教育委員会)

選挙の基本原則4つの説明

選挙には4つの基本原則があります。普通選挙直接選挙平等選挙秘密選挙です。

それぞれの内容をまとめました。

普通選挙若干の例外を除き、すべての成人が選挙に参加できること。
直接選挙有権者の投票によって議員を直接選ぶこと。 間接選挙:有権者が代表者(中間選挙人など)を選び、その代表者が議員を選ぶ。
平等選挙誰の票かに関わらず、すべての票が同じ価値であること。一人一票。一人二票の人がいない。
秘密選挙誰に投票したかほかの人には分からない(秘密である)。

※なお、選挙制度について、以下の記事で詳しく解説しています。
【中学生向け】選挙制度をわかりやすく解説!定期テスト・高校入試頻出のポイントまとめ

中学公民:比例代表制での獲得議席数を求める問題

政党ごとの得票数によって獲得する議席数が変わる選挙制度を比例代表制といいます。1選挙区で1人選ばれる小選挙区に比べて比例代表制は仕組みが複雑なため、定期テストでもよく問題に出されます

そこで、比例代表制での獲得議席数を求める練習問題を作成しました。ぜひ、練習用にご活用ください。

(1)以下の資料は、定数3の選挙区での選挙結果です。A党の獲得議席数を答えてください。

政党得票数÷1÷2÷3÷4
A党48604860243016201215
B党41404140207013801035
C党3600360018001200900
D党18301830915610915

(2) 以下の資料は、定数4の選挙区での選挙結果です。A党とC党の獲得議席数を答えてください。

政党得票数÷1÷2÷3÷4
A党58205820291019401455
B党45604560228015201140
C党3240324016201080810
D党216021601080720540

解答

(1)1議席

定数3なので、得票数の上位3つを選ぶ。下記の青網掛けの欄。

政党得票数÷1÷2÷3÷4
A党48604860243016201215
B党41404140207013801035
C党3600360018001200900
D党18301830915610915

(2)A党:2議席、C党:1議席

定数4なので、得票数の上位4つを選ぶ。下記の青網掛けの欄。

政党得票数÷1÷2÷3÷4
A党58205820291019401455
B党45604560228015201140
C党3240324016201080810
D党216021601080720540

定期テストにおすすめの社会問題集

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※関連記事:社会の定期テスト対策の仕方

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中学公民の特長
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●授業の理解から定期テスト・入試対策まで
授業で学ぶ内容をくわしくていねいに解説。サイドに盛り込まれた追加情報が理解を助けます。章末には「定期テスト予想問題」があり、テスト前に本番さながらの練習をすることができます。巻末には「入試レベル問題」があるので、最後に力試しをしてみましょう。

●勉強のやり方や、学校生活もサポート
「中学生のための勉強・学校生活アドバイス」では、効率が上がる勉強方法、やる気の出し方、高校入試に役立つ重要な情報などを扱っています。学習内容だけではなく、勉強に向かう姿勢や学校生活についてもサポートします。

●役立つミニブックつき
くり返し使えて手軽に持ち運べるミニブックは、重要用語がまとめて確認できるので、テスト前の最終チェックに最適です。

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出版社:増進堂・受験研究社
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○ 3段階式でレベルアップ

標準レベル・応用レベル・難関レベルの3段階式でレベルアップしながら,定期テスト対策及び難関校の入試対策ができる問題集です。
・ステップA…教科書レベルの標準問題で構成。
・ステップB…公立高校・標準的な私立高校入試レベルの応用問題で構成。
・ステップC…難関私立・国立高校入試レベルの問題で構成。
・総合実力テスト…巻末に設けた実戦形式のテスト。

○ くわしい解答・解説
解答編は,解答及びくわしい解説・解き方を設け,レベルの高い問題でもしっかり理解できるように説明しています。

増進堂・受験研究社より引用

中学公民の勉強法

中3の公民の勉強法を紹介します。

用語を自分の言葉に言いかえて理解する

公民は[暗記7割+理解3割]です。

公民を得意にしている中学生は非常に少ないです。その大きな理由の1つが「用語の難解さ」です。公民で出てくる用語は分かりづらいものが多いです。

自分に分かりやすい言葉に言いかえて理解しましょう。

たとえば、「立憲主義」という用語が教科書や問題集で出てきます。

立憲主義とは、「国民の人権が国家権力でおびやかされないように憲法で保障すること。人の支配ではなく、法の支配を目指すこと。」を指します。

この説明を読んで理解できる中学生はあまりいないのではないでしょうか。理解できない説明を覚えたところで問題は解けません。

この用語を、たとえば下記のように変換します。

「憲法をつくって、みんな憲法に従うようにすること。
×:人の支配、〇:法の支配」

このような簡単な理解で十分です。

ピンとこない用語はすべてこんなふうに読み替えます。読み替えられないときは、保護者の方や社会が得意な友だち、学校の先生に聞いてみましょう。

ニュースをよく見る

公民は、現代の私たちの生活に関連している内容がたくさんあります。

選挙制度、経済のしくみ、地域紛争、子どもの人権を守る条約など。

これらはよくニュースになるので、普段からニュースにふれておくと理解しやすくなります。

中学社会のテスト勉強におすすめの通信教育

1人で勉強していると、下記のようなことがあります。

  • 思うように成績があがらない
  • 解説を読んでもいまいち理解できない
  • 1つ1つの解説は理解できるが、問題を解くときに知識をうまく使えない

こういうときにおすすめの通信教育を2つ紹介します。

月2,178円で受け放題のスタディサプリ

スタディサプリは視覚的に理解しやすい授業を特徴としています。何度も受講できるので、説明動画を頭に焼き付けることができます。

また、高品質な授業動画に加えて10万問以上の演習問題があります。

くわしくは、スタディサプリ中学講座の特徴と効果的な活用法で紹介しています。

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受講者数No. 1の進研ゼミ

やはり通信教育といえば進研ゼミです。受講者数No. 1で、昔から高校受験対策に定評があります。

高校入試情報をタイミングよく配信してくれますし、苦手克服から難関校対策まで幅広いレベルに対応しています。解説動画を学校の予習代わりに使って1日15~30分の勉強で高得点をねらうことも可能です。

くわしくは、進研ゼミ中学講座の特徴と効果的な利用法で紹介しています。

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まとめ

中3公民「現代の民主政治」の範囲で、定期テストによく出る問題をまとめました。

直接民主制・間接民主制や小選挙区制・比例代表制など定期テスト頻出の一問一答問題、選挙の基本原則4つの説明、比例代表制での獲得議席数を求める問題です。

ひととおり覚えたら、記事内で紹介している問題集や学校のワークを使ってテスト対策をしておきましょう!

※関連記事:社会の定期テストの勉強法
※関連記事:高校入試によく出る問題の一問一答
※関連記事:高校入試によく出る問題の記述問題
※関連記事:高校受験社会の対策方法

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※Z会について下記記事でくわしく紹介しています。
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プロフィール
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福地 暁です。
20年以上教育に携わり、現在は個別指導の塾を経営しています。

これまで3000組以上のご家庭を担当させていただき、中学受験(灘中・御三家など最難関含む)、高校受験、大学受験(医学部・旧帝大含む)への合格をアシストしてきました。

この記事では中学受験、高校受験、大学受験、英検・TOEIC対策、中学生・高校生の定期テスト対策など、さまざまな学習アドバイスをしています。

みなさまの学びにプラスになる情報をお伝えしていきます!
よろしくお願いします。

1男1女の父。
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