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【大阪の公立中高一貫校の対策】水都国際中学校の出題傾向と対策、偏差値、進学実績、選抜方法など

100点のテスト答案用紙 公立中高一貫入試
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大阪にある公立中高一貫校の適性検査対策をお伝えします。

大阪では私立中学だけでなく公立中高一貫校も人気があります。

そこで、この記事では富田林中学校の入試情報を紹介し、適性検査の傾向と対策を説明します。

6年間の教育環境だけでなくその後の進路にも大きな影響を与える受検ですから、しっかり情報収集して対策したいですね。

※関連記事:公立中高一貫校の魅力とは:学校の種類や入試制度について解説

  1. 水都国際中学校の入試概要
    1. 偏差値
    2. 進学実績
    3. 選抜方法
      1. 調査書
      2. 適性検査
    4. 出題方針
  2. 水都国際中学校の適性検査Ⅰの出題傾向と対策(国語・英語)
    1. 国語の出題①:長文2題
    2. 国語の出題②:資料を含む長文1題
    3. 英語の出題:リスニング問題
    4. 対策①:国語の長文読解の練習をする
    5. 対策②:記述問題の答え方をマスターする
    6. 対策③:英単語の発音と意味を覚える
    7. 対策④:英語のリスニングは問題を先読みする
  3. 水都国際中学校の適性検査Ⅱの出題傾向と対策(算数)
    1. 出題①:算数の基礎知識を問う問題
    2. 出題①:算数の基礎知識を問う問題
    3. 出題②:算数の思考力問題
    4. 出題③:問題文の条件を整理して解く問題
    5. 対策①:算数の「資料の調べ方」「図形」「比」「割合」「倍数・約数」を得意にする
    6. 対策②:条件を論理的にまとめる練習をする
  4. 水都国際中学校の適性検査Ⅲの出題傾向と対策(作文)
    1. 出題:資料をみて書く作文
    2. 対策①:作文を書きはじめる前にメモをつくる
    3. 対策②:資料を中心に回答を考える
    4. 対策③:定期的に作文を書いて練習する
  5. 適性検査と学力試験の違い
    1. 適性検査は教科横断、学力試験は教科別
    2. 適性検査は知識の活用、学力試験は知識の習得
  6. 公立中高一貫校対策のおすすめ問題集
    1. 『思考力で合格! 公立中高一貫校適性検査対策問題集』
    2. 『公立中高一貫校 適性検査対策問題集』
  7. 公立中高一貫校対策で塾に行くほうが良いのか
    1. まず家庭で対策する
    2. 市販問題集に取り組んでみる
    3. 5-6年生からは塾が便利
    4. 家庭学習のみで受検するならZ会が便利
  8. まとめ

水都国際中学校の入試概要

大阪府には3校の公立中高一貫校があります。

そのうち水都国際中学校の入試対策について、概要から紹介します。

偏差値

水都国際中学校の偏差値は56です。この数字はみんなの学校情報に掲載されている数字です。

同サイトで咲くやこの花中が54、富田林中が57となっています

ただし、公立中高一貫校の偏差値は参考程度にとどめておきましょう。当日の問題によって大きく得点が変わります。

±10くらいの幅で捉えるほうが良いでしょう。

進学実績

水都国際中学校の進学実績は下記のとおりです。

海外の大学(一部)国内の国公立大学(一部)国内の私立大学(一部)
メルボルン大学北海道大学早稲田大学
慶熙大学校国際教養大学上智大学
淡江大学横浜国立大学明治大学
クイーンズランド大学大阪大学立教大学
西オーストラリア大学大阪公立大学中央大学
アデレード大学京都教育大学法政大学
エクセター大学岡山大学同志社大学
シェフィールド大学都留文科大学立命館大学
ウォーリック大学宮崎大学関西学院大学
ブリストル大学鹿児島大学関西大学
カリフォルニア大学デービス校九州大学立命館アジア太平洋大学
水都国際中学校・高等学校 進路状況より

※最新の状況はHPなどでご確認ください。

選抜方法

水都国際中学校の選抜方法を確認します。

調査書と適性検査の結果で合否が決まります。配点は下記のとおりです。

「調査書」:「適性検査」=1:9

調査書

調査書というのは、5、6年生の2年間の成績です。

5年生:9教科
6年生:9教科
※9教科:国語・算数・理科・社会・音楽・図画工作・家庭・体育・外国語

5-6年生の2年間の成績が合否に関わります。

適性検査

当日の適性検査は下記の2種類です。

  • 適性検査Ⅰ(55分):120点 ※国語・英語の合計点
  • 適性検査Ⅱ(45分):100点
  • 適性検査Ⅲ(45分):60点

3つとも受検してその得点を合計します。

出題方針

水都国際中学校適性検査の出題方針は下記のように定められています。

小学校で習得される基礎的・基本的な知識・技能、思考力・判断力・表現力、中高一貫校で6年間学び続けていくことができる意欲・適性等をみること

大阪府教育委員会 府立中学校入学者選抜方針より

水都国際中学校の適性検査Ⅰの出題傾向と対策(国語・英語)

概要が分かったところで、水都国際中学校の適性検査対策を問題ごとに見てみましょう。

水都国際中学校適性検査の対策方法を見ていきましょう。

まず適性検査Ⅰから紹介します。適性検査Ⅰは国語と英語の問題です。

国語が45分、英語が10分の試験時間です。

国語の出題①:長文2題

最初に長文が2題出ます。

長文読み取りに必要な知識や能力を問う問題で、小学校の国語のテストと大きく変わりません。

初めてみる長文を読み(長さは普通の小学校のテストよりやや長いくらいです)、問題に答えます。

問題は以下のような種類がメインです。

  • 漢字
  • 接続詞
  • 本文中の語句の意味
  • 本文中の傍線部の意味に合致するものを選ぶ問題
  • 本文中の傍線部について説明する記述問題もしくは書き抜き問題
  • 本文内容全般に合致するものを選ぶ問題

なお、記述問題は「25~35字以内」で書くものが2~3問出てきます。

国語の出題②:資料を含む長文1題

つづいて、もう1題長文が出てきます。この長文には表やグラフなどの資料がついています。

この長文問題は記述問題が多く、受検生によって得点が大きく分かれます。

題材は小学生になじみのある日常的なものが多く、例えば「すごい」という言葉の使い方などが出ています。

問題の種類は以下のとおりです。

  • 本文や資料の内容に合致するものを選ぶ問題
  • 本文中の空欄に入る内容の書き抜き問題
  • 本文中の空欄に入る内容を記述する問題
  • 本文内容を具体的に説明する記述問題
  • 本文中の一文について主語と述語の整合性を問う問題

記述問題の字数は多めで、50字以内や80字以内の問題も出ています。

英語の出題:リスニング問題

水都国際中学校では英語が必出です。

リスニング問題中心で、英語の音声を聞いてその内容に合うイラストや英単語を選択します。

例えば、下記のようなイラストが出てきます。部屋の様子を説明する女性の音声(英語)が流れ、その音声の内容に合うイラストを選びます。

大阪府立中学校入学者選抜 適性検査等問題より

イラストは問題ごとに4種類あり、上記の例だと「ネコの位置」が異なるイラストが並びます。

英語のレベルはおおむね英検5級までです。

対策①:国語の長文読解の練習をする

適性検査Ⅰの国語は通常の長文読解問題です。

問題集を使って「読み方」「解き方」をマスターしておきましょう。

  • 接続詞は前後の文を繰り返し読む
  • 書き抜き問題は本文から「そのまま」抜き出す

上記のような解き方を身につけておくと、得点を取りやすくなります。

対策②:記述問題の答え方をマスターする

長文問題のなかでも、「記述問題の答え方」は特にしっかり練習しましょう。

記述問題を苦手にしている小学生は多く、しかも学校では「記述問題の答え方」を習わないことが多いです。

問題の問われ方によって、回答の文末を下記のように答えるというルールがあります。

  • 「どういうことか説明しなさい」→「~ということ」で終わる
  • 「理由を説明しなさい」→「~(だ)から」で終わる

知っておくと正しく答えて減点を防げます。

※関連記事:中学受験国語の記述問題を解くコツと自宅でできる勉強方法

対策③:英単語の発音と意味を覚える

富田林中学の英語は英検5級全部で629語の英単語リストが公表されています。その単語の発音とつづり・意味を覚えておきましょう。

私立中学では英検3級レベルの英語入試もめずらしくはありませんが、富田林中学は公立中なので小学校で習う範囲に限定されます。

対策④:英語のリスニングは問題を先読みする

リスニング問題は、音声が流れはじめる前に問題をよく見て「何を聞き取れば良いのか」を事前に見つけておきましょう。

例えば前述の「部屋の様子」のイラストでは、「ネコの位置」さえ聞き取れれば正解できます。イスや机の話は聞かなくても大丈夫です。

このような「先読みテクニック」は英検対策では常とう手段です。そのため、英検5級に合格している人にとってはかなり高得点を見込める問題です。

※関連記事:英検5級のリスニング対策
※関連記事:英検5級の問題集

水都国際中学校の適性検査Ⅱの出題傾向と対策(算数)

つづいて、適性検査Ⅱの出題傾向と対策を紹介します。

適性検査Ⅱは算数の問題で、試験時間は45分です。

出題①:算数の基礎知識を問う問題

出題①:算数の基礎知識を問う問題

適性検査Ⅲは算数の基礎知識のおさらい問題からはじまります。

出題範囲は広く、下記のような問題です。

  • 分数の基礎知識
  • 資料の扱い方の問題
  • 面積比の問題
  • 速さの問題
  • 比例・反比例の問題 など

いずれも小学校で習う基礎レベルの問題です。

出題②:算数の思考力問題

算数の基礎問題が数問つづいた後で、思考力問題が登場します。

例えば、下記のようにサイコロをある平面上で転がします。

大阪府立水都国際中学校入学者選抜 適性検査等問題より

上記の画像のように、サイコロが「ア」の上にあるときはサイコロの目が「1」です。
「イ」の上に転がすとサイコロの目は「2」になります。

このルールをもとに以下のような問題が出ています。

  1. 「ア」→「エ」→「キ」の順に転がすと、「キ」のときのサイコロの目はいくつ?
  2. 「ア」から始めて5回転がしたところ、サイコロの目は1→2→4→6→5→4だった。サイコロの目が「4」のとき、サイコロは「ア」~「ケ」のどのマスに乗っている?

出題③:問題文の条件を整理して解く問題

適性検査Ⅱでは、思考力問題以外に「問題文の条件や状況を整理して解く問題」も出題されます。

例えば「速さ」の問題で以下のように条件が設定された問題が出ました。

  • さとるさんの家—あきなさんの家—A商店につづく道がある
  • さとるさんとあきなさんがA商店に向かって同時に自分の家を出発する
  • あきなさんが出発から8~9分後にA商店に到着
  • あきなさんが自宅出発から12~13分後にA商店から自宅に向けて出発(=A商店到着から3~5分間A商店に滞在)
  • あきなさんの「自宅→A商店」への歩く速さと「A商店→自宅」への歩く速さは異なる
  • さとるさんとあきなさんは最初に自宅を出発して13分後に出会う

上記は400字以上の問題文から抜粋して箇条書きしたものです。全部で6つの条件が設定されていました。

これらの条件をもとに、以下のような問いに答えます。

  • さとるさん家とあきなさん家の距離は?
  • あきなさんの歩く速さは?
  • さとるさん家からA商店までの距離は?

通常の「速さ」の解き方で解けますが、「条件を整理して状況を把握できるかどうか」がカギになります。

対策①:算数の「資料の調べ方」「図形」「比」「割合」「倍数・約数」を得意にする

適性検査Ⅲでは思考力問題も出てきますが、問題の多くは小学校の基礎知識を問う問題です。基礎問題でしっかり正解を取れれば合格点にかなり近づけます。

特に算数の「資料の調べ方」「図形」「比」「割合」「倍数・約数」はスラスラ解けるようにしておきましょう。

これらの問題は思考力問題でもよく使います。

また、適性検査は問題数が少ないため、1問あたりの配点が大きいです。1つでも苦手なまま入試に臨むと、そこで大きく点数を下げてしまいかねません。

対策②:条件を論理的にまとめる練習をする

富田林中学校の適性検査Ⅲでは「条件を論理的に整理して解く力」が問われます。

オリジナルルールのゲームや装置の問題を解くのに必要です。

初めてみる内容も少なくないため、短時間で状況を整理して答えを導く必要があります。

論理性は一朝一夕で身につくものではありません。日ごろから論理的に条件を整理する練習をすると伸びていきます。

『5分で論理的思考力ドリル』(以下、AmazonのPRリンクにつながります)などで練習すると条件を整理する力がつきやすいです。


5分で論理的思考力ドリル

また、数字ロジックやロジックパズルを使うと楽しく論理性や集中力を養えます。

※関連記事:子ども向けロジックパズル

水都国際中学校の適性検査Ⅲの出題傾向と対策(作文)

最後に、適性検査Ⅲの出題傾向と対策を紹介します。

出題:資料をみて書く作文

適性検査Ⅲは作文の問題です。制限時間は45分で、配点は60点です。

資料をみて、その資料から分かる内容や自身の意見を380~440字以内で原稿用紙に書きます。

例えば、以下のような問題が出ています。

【テーマ】市外から観光客を招きたい。どのようなイベントをどこで実施すれば良いか。
【アンケート】市へのイメージと実際に訪れて印象に残ったものを3種類(歴史、自然、特産物)から選ぶ
【イベントを実施する場所】6種類(歴史ある寺、キレイな川、商店街、博物館、農産物販売所近くの飲食店、自然豊かなキャンプ場)

これらの資料をみて、【テーマ】に合う内容を書きます。

この出題例では、「イメージ」と「実際に訪れての印象」をどう捉えるか、また、イベントをどこで実施すれば効果的に市外から人を集めやすいかを考えるのがポイントです。

対策①:作文を書きはじめる前にメモをつくる

作文を書く際にはいきなり書きはじめるのではなく、まずメモを作成しましょう。

作文は下記の順に書きます。

結論 → 本文で理由2つ → 再度結論

最初の「結論」と「理由2つ」についてのメモを作成します。

メモができたらその内容が問題に合っているか確認したうえで、メモを見ながら書きましょう。

対策②:資料を中心に回答を考える

資料問題では、その資料こそが最大の「ヒント」です。

出題者が資料を選ぶときに「これを見たらこういう内容で文章を書くのではないか?」と予想しています。

回答者である小学生が困らないように、読み取れる内容が分かりやすい資料が選ばれ、その資料をもとにすれば作文しやすい内容の問題がつくられています。

例えば前述の過去問にある資料を見ると、以下のことが分かります。

  • 市外の人が1番強く持っているイメージは「歴史」
  • 2回以上訪れている人が1番強く持っている印象は「飲食物」

ほかにも資料から分かることはありますが、「1番は何か?」という視点でみると上記の2点が際立っています。

このことから、「歴史イベントを飲食店の近くで実施すれば良い(歴史イベントの後にランチを近くで食べたら、満足して今度は食事に来てくれるのでは?)」という案が出てくるでしょう。

このように、資料から離れてオリジナルの意見を考えようとするよりも、「この資料から分かること」を見つけ出してそのまま回答にするほうが書きやすいです。

対策③:定期的に作文を書いて練習する

作文は練習すればだれでもある程度書けるようになります。

定期的に、月1回ずつや夏休みなどに短期集中で10-15回程度作文を書いて練習しましょう。

※関連記事:【中学受験】作文の書き方やルールとおすすめの対策問題集

適性検査と学力試験の違い

公立中高一貫の適性検査と、小学校のテストや私立中学の入試とでは問題のパターンが大きく異なっています。

違いをまとめると2点あります。

適性検査は教科横断、学力試験は教科別

まず、小学校や私立中学入試は算数・国語など教科ごとにテストがあります。

算数のテストでは算数の知識や技能が主に問われます。

それに対して適性検査では教科横断です。算数・国語・理科・社会の、複数教科の知識を使って解きます。

欠けている知識があると問題を解きづらくなるので、どの教科も得意にしておく必要があります。

適性検査は知識の活用、学力試験は知識の習得

小学校のテストや私立中学の入試は知識の習得が重きをなします。公式や解法の知識があり、その知識を速く・正確に使えるかどうかが重要です。

一方、適性検査で求められる知識は小学校で普通に習う範囲までです。知識を「活用できるレベル」で定着させられているかどうかが重要です。

工夫して何かに取り組むと、自然と知識を活用します。

パズルや難問、工作など、「作り出す」「考えて解く」といった作業を日常生活で取り入れてみましょう。

公立中高一貫校対策のおすすめ問題集

適性検査の対策に便利な問題集を紹介します。

前述のように適性検査では思考力・分析力・表現力が求められており、それらの力をどう活かせばいいかを、問題演習をとおして身につけます。

AmazonのPRリンクをつけているので、リンク先でお得に購入いただけます。

『思考力で合格! 公立中高一貫校適性検査対策問題集』

算数的分野↓


思考力で合格! 公立中高一貫校適性検査対策問題集 算数的分野 (朝日小学生新聞の学習シリーズ)

理科的分野↓


考察力で合格! 公立中高一貫校適性検査対策問題集 理科的分野 (朝日小学生新聞の学習シリーズ)

社会的分野↓


分析力で合格! 公立中高一貫校適性検査問題集 社会的分野 (朝日小学生新聞の学習シリーズ)

出版社:朝日学生新聞社
特徴:

公立中高一貫校の教育方針に、将来、国際社会で活躍できるリーダーを育てることが
あります。リーダーには、身の回りの事象を数理的に分析・考察し、課題を解決する力、
課題を総合的に解決する力などが求められます。
算数分野の適性検査では、ものごとを数理的に分析・考察し、課題を解決する能力の
基礎が問われます。問題を解くためには、次のような力が必要となります。
●問題文を正確に読む力
●条件を整理し分析する力
●問題の本質や着眼点を見つける力
●解き方を工夫する力
●なぜ、そのような考え方、解き方で答えを求められるのか、理論的に説明する力
この本では、全国の適性検査から厳選した過去問をもとに、分野ごとに系統立てて、頻出問題の傾向と対策を伝授します。
中には難しい問題もありますが、これらの問題を解くことによって、一つひとつ求められる力を養ってください。

Amazonより引用

『公立中高一貫校 適性検査対策問題集』

資料問題編↓


公立中高一貫校 適性検査対策問題集 資料問題編 (公立中高一貫校入試シリーズAW04)

数と図形編↓


公立中高一貫校 適性検査対策問題集 数と図形編 (公立中高一貫校入試シリーズAW05)

生活と科学編↓


公立中高一貫校 適性検査対策問題集 生活と科学編 (公立中高一貫校入試シリーズAW06)

出版社:東京学参
特徴:

【 公立中高一貫校適性検査対策問題集 資料問題編 】解答解説付き
●全国の中高一貫校の適性検査の問題から、資料をもとにした問題(理科・社会分野)を選び出し、10パターンに分類。
●地図やグラフ・表の読み取りなど資料を用いた問題対策に。着眼点、考え方・解き方をていねいに示した例題と的確なヒントが参考になる練習問題です。
●各単元ごとに集中的に取り組み、問題のパターンを掴めるようになりましょう。苦手単元の克服にもおすすめです。

自分の力で公立中高一貫校適性検査を攻略するための一冊
・公立中高一貫校適性検査必須の出題形式「資料を使って解く問題」を完全攻略
・実際の出題から良問を精選
・資料をもとにした問題を選び、10パターンに分類
・例題で考え方・解法を身につけ、豊富な練習問題で実戦力を養う
・複合問題にも対応できる力を養う

Amazonより引用

問題のボリュームが多く、6年生がさまざまなパターンをしっかり演習するのに適しています。

公立中高一貫校対策で塾に行くほうが良いのか

東京では公立中高一貫校の難易度が非常にたかいです。

塾に行って対策するほうが良いのかなと気になるご家庭も多いと思います。

家庭だけで取り組むことも可能ですが、ラスト1-2年は塾に行くほうが便利でしょう。

まず家庭で対策する

子どもが4年生くらいまでなら、まずご家庭で対策しておきましょう。

具体的には下記の3点です。

  • 算数の先取り学習
  • 国語の長文読解
  • ニュースについて話し合う

塾に行く場合でもこれら3点は実施しておくほうが良いです。

市販問題集に取り組んでみる

算数の先取り学習や国語の長文読解の勉強には市販の問題集も便利です。

解説が丁寧で分かりやすく、繰り返し練習できます。

また、記述問題の解答にはルールがあるので、問題集でしっかり覚えて慣れておくと良いでしょう。

※関連記事:中学受験国語の記述問題を解くコツと自宅でできる勉強方法
※関連記事:中学受験国語の記述対策問題集

5-6年生からは塾が便利

家庭学習に取り組まれていても、やはり5-6年生くらいになると塾で対策するほうが安心です。

必要な対策を網羅できますし、受検まで間に合うカリキュラムで勉強に取りくめます。

子どもによって得意・不得意は発生しますから、不得意内容については家庭で特訓するなどすると効果的に合格する力を養えます。

※関連記事:公立中高一貫校に向いている子・向いていない子の特徴:合格できる子になるための対策方法とは?

家庭学習のみで受検するならZ会が便利

もし塾には行かず家庭学習のみで受検されるなら、Z会が便利です。

5年生から受けられる公立中高一貫校対策専用コースがありますし、4年生までに受けられる講座でも論理性や課題解決力、作文力を養う内容が豊富です。

気になる方は以下のPRリンクからZ会に資料請求してみてください。

Z会 公立中高一貫校受検対策講座のご案内

まとめ

いかがでしょうか。

富田林中学校に合格するにはどうすればいいのか、過去問をもとに傾向と対策を紹介しました。

資料問題や論理性を問う問題では日ごろからグラフ・表の読み取りを行い、慣れておきましょう。

英語は英検5級の対策をしておけば高得点を取りやすいです。

また、小学校で習う範囲しか出題されませんが、基礎学力が高いレベルで求められます。苦手分野がないようにしっかり勉強しておきましょう。

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