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中学受験の面接で聞かれる質問と回答例(志望動機など):子ども向け・保護者向けに分けて紹介

桜に囲まれて誇らしげな小学生の男の子 中学受験の勉強法
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「中学入試の面接で何を聞かれるか気になる」
「面接ではどう答えたら「正解」なんだろう」
「面接の対策をきっちりしておき、自信を持って入試に臨みたい」

このようなお気持ちの受験生・保護者の方は多いのではないでしょうか。

ほとんどのご家庭では入試まで数年かけて準備してこられています。その最後の仕上げが入試であり、面接です。

子どもにとって初めての面接。しっかり準備して「良いイメージ」を持って臨めるようにしたいですね。

そこで、中学入試の面接でよく聞かれる質問例と、その模範解答例を紹介します。

  1. 中学受験の面接の種類
    1. 個人面接:子ども1名
    2. 集団面接:子ども複数名
    3. 親子面接:保護者と子ども1組
  2. 中学受験の面接の質問と回答例
    1. 回答のポイント
    2. 質問①:筆記試験の感想
    3. 質問②:通学ルート
    4. 質問③:家族構成
    5. 質問④:あなたの特技を教えてください
    6. 質問⑤:ほかの中学校も受験するか
    7. 質問⑥:志望動機
    8. 質問⑦:小学校生活を振り返ってがんばったこととその理由
    9. 質問⑧:小学校生活を振り返って「残念だったこと」とその経験から学んだこと
    10. 質問⑨:自分の長所・短所
    11. 質問⑩:入学後がんばりたいこととその理由
    12. 質問⑪:入学したら入りたいクラブ
    13. 質問⑫:将来の夢
    14. 質問⑬:最近気になるニュース
    15. 質問⑭:最近読んだ本・観た映画
    16. 質問⑮:受験が終わったらしたいこと
  3. 中学受験の親子面接で親が聞かれる質問と回答例
    1. 回答のポイント
    2. 質問①:親から見た子どもの性格
    3. 質問②:志望動機
    4. 質問③:子どもとのコミュニケーション
    5. 質問④:子どもの将来像
  4. 面接官が見ているポイント
    1. 志望動機に食い違いがないか
    2. 入学後の学校生活になじめるか
      1. マナー
      2. 服装・身だしなみ
    3. 自分の個性を出した回答ができるか
  5. 中学受験の面接で気をつけたいマナー
    1. 入室時のマナー
    2. 面接中のマナー
    3. 退室時のマナー
  6. 面接練習の仕方
    1. 定番の質問への回答を作成する
    2. 入室練習をする
    3. 子どもに面接官役もさせてみる
    4. マナーや言葉づかいをチェックする
    5. 子どものがんばりをほめる
  7. 面接で緊張を味方につける方法
    1. 面接室に入るときに普段より大きめの声であいさつする
    2. 面接室に入ってすぐ笑顔をつくる
    3. 「今日の自分は絶好調!」と脳に思い込ませる
    4. ある程度緊張しているほうが実力を発揮できる
  8. 面接対策のおすすめ参考書
    1. 『中学受験 面接試問の要領(改訂第2版)』
    2. 『マンガで学ぶ面接~大学・高校・中学受験の基本~ 改訂新版』
    3. 『親子で見る中学受験面接ブック』
  9. まとめ

中学受験の面接の種類

面接が課される場合、面接のスタイルについて学校の志望要綱や説明会で案内されます。その際に「うちは個人面接です」のように説明されます。

どのようなスタイルの面接があるのか知っておきましょう。大きくわけて3種類あります。

  • 個人面接
  • 集団面接
  • 親子面接

それぞれのスタイルを説明します。

個人面接:子ども1名

個人面接は子どもが1人ずつ面接室に入って、面接官と話をするスタイルです。面接官は複数であることが多く、子どもは緊張しやすいです。

その点を踏まえて、面接官もにこやかに話しかけてくれたり、緊張をほぐすために軽い質問から入ってくれることが多いです。

集団面接:子ども複数名

集団面接は受験生である子どもが複数名で一緒に面接を受けるスタイルです。

受験生が3~5人並んで座り、面接官からの質問に1人1人答えていく方式と、
受験生数名で1つのグループになって、面接官から与えられたテーマについて話し合う方式があります。

質問に1人1人答えていく方式では、自分が答える順番がくるまで「静かに」「前を向くか、回答中の受験生のほうを向いて」待っていましょう。

キョロキョロしたり、前の人が回答中に自分が先に答えようとすると減点です。

また、前の人の回答が自分の予定していた回答を同じである場合もあります。気にせず、自分の回答を伝えるようにしましょう。

グループになって話し合う方式では、積極的な発言が求められます。といっても、自分ばかりしゃべりすぎると悪目立ちします。グループのなかで「2番目に多く発言する」と心がければちょうど良いでしょう。

また、1人1人答えていく方式と同じく、ほかの受験生が話しているときは「静かに」「回答中の受験生のほうを向く」ようにしましょう。ほかの受験生の発言にカブせて自分が発言しようとするのはNGです。

親子面接:保護者と子ども1組

親子面接は、面接室に保護者と受験生(子ども)が1組ずつ入って面接を受けるスタイルです。

志望動機などは、親子で回答を合わせるようにしましょう。

また、服装も慎重に選びましょう。保護者・子どものどちらかが華美だったり、整っていなかったりすると面接官に良くない印象を持たれかねません。

※関連記事:中学受験当日の保護者・受験生の服装と持ち物

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中学受験の面接の質問と回答例

面接のスタイルの違いを解説したところで、つづいて面接でよく聞かれる質問とその回答例を紹介します。

まずは、子どもによく聞かれる質問からお伝えします。

回答のポイント

面接ではいくつか質問がされます。回答内容の正解・不正解はありませんが、「ポジティブな回答」を心がけましょう。

例えば「中学校のイメージ」を聞かれて「勉強が大変そう」とネガティブな回答をすると、やはり印象が良くありません。

「勉強熱心なイメージがあり、僕/私も一生懸命ついていこうと思います」のような回答にするとポジティブな印象になります。

質問①:筆記試験の感想

面接の最初のほうで、筆記試験について感想を聞かれることがよくあります。

【質問例】
  • 「筆記試験(学力試験)はどうだった?」
  • 「むずかしかった科目はどれ?」
  • 「易しかった科目はどれ?」
【模範解答例】
  • 「算数がむずかしかったけれど、あきらめずに取り組めました」
  • 「残り時間が足りずにあわてそうになりましたが、過去問対策で練習したことを思い出して落ち着いて取り組めました」
【ポイント】
  • 受験生(子ども)の気持ちをほぐす
  • 筆記試験への取り組み方をみる
  • ポジティブに答える

受験生がカチカチに緊張してしまうと、面接官がその子の本来の様子を確認できません。受験生が答えやすい質問をすることで受験生の気持ちをほぐそうとします。

ですから、元気よく正直に答えれば十分です。

答え方に子どもの性格や取り組み方が出てきます。その点もみられていますので、「ポジティブに」答えるようにしましょう。

質問②:通学ルート

面接の最初のほうに、「通学ルート」を聞かれることがあります。

【質問例】
  • 「今日はここまでどうやって来ましたか?」
  • 「入学したらどうやって通学しますか?」
【模範解答例】

「今日は母と一緒に~路線の電車で来ました。入学後は1人で~路線に乗って来る予定です」

【ポイント】
  • 入学後の通学イメージを想像できているか
  • 他人に順序立てて説明できるか

入試当日は保護者の方と一緒に行く受験生が多いですが、入学後は自分1人で通います。

「自分のこと」をきちんと把握できているかがポイントです。

また、経路の説明は「論理力」が発揮される場面です。

自宅から最寄り駅までの移動手段(徒歩、自転車)どの路線に何分乗ってきたかなどを簡潔に伝えると好印象を与えられるでしょう。

質問③:家族構成

家族構成について聞かれることもあります。正直に答えれば大丈夫です。

【質問例】
  • 「一緒に住んでいる家族は何人ですか?」
  • 「何人きょうだいですか?」
【模範解答例】
  • 「父、母、自分、弟の4人です」
  • 「一人っ子です」
【ポイント】
  • 受験生(子ども)の気持ちをほぐす
  • 具体的に答える

受験生の気持ちをほぐす質問の1つで、回答内容が合否に影響を与えることはまずありません。

ただし、具体的に答えるようにしましょう。「何人ですか?」と聞かれて、「4人です」だけだと不十分です。

質問④:あなたの特技を教えてください

受験生自身の特技や趣味についての質問です。

【質問例】
  • 「特技は何ですか?」
  • 「普段していて楽しいことは何ですか?」
【模範解答例】

「特技はなわとびです。二重跳びをできた回数が増えていくなど、以前より自分ができるようになった様子が回数でわかるので、やりがいがあります。」

【ポイント】
  • 受験生の人柄や興味をみる
  • 受験生の分析力を確認

特技を聞く質問では、「何が好きか」よりも「なぜ好きか」を重視しています。

模範回答例では「なわとび」にしましたが、「ゲーム」でも構いません。ただし、
「ゲームなら何時間でも熱中できます!」
のようなゲーム中毒宣言はNGです。

  • 「現実にはできないことをゲームの世界では実践できる点が好きです。現実でも『自分はもっとできるんじゃないか』と自信を持ってチャレンジしやすくなります。」
  • 「1週間で1時間までとルールを決めています」

のように、現実との関わりをポジティブに伝えたり、時間制限を守っていることを伝えるようにしましょう。

質問⑤:ほかの中学校も受験するか

大抵の受験生は複数の学校を受けます。第一志望なのか併願なのかを聞かれることがよくあります。

【質問例】
  • 「ほかの中学校も受ける(受けた)の?」
  • 「うちとその中学校の両方に合格したらどうする?」
【模範解答例】
  • 「ほかの中学校も受けていますが、○○中学校(面接中の学校)が第一志望です」
  • 「両方合格をいただいても、○○中学校(面接中の学校)に入学したいです」
【ポイント】
  • 面接中の中学校が第一志望かどうか

一般的に、複数の中学校に合格したら偏差値の高いほうに入学する人が多いです。中学校の側からすれば、「合格を出したのにうちに入学してくれない」というのは非常に残念です。

「告白されてOKしたらフラれたようなもの」と例えられたりもします。

面接中の中学校が本命であると胸を張って伝えましょう。もちろん、ほかの中学校に入学しても何ら問題ありません。

ただし、志望動機との整合性が取れるようにしておきましょう。

例えば「東大に行きたいから御校が第一志望です」と伝えて、東大の合格者数がもっと多い中学校も受験していたら、面接官も内心苦笑いしているでしょう。

質問⑥:志望動機

面接で必ず聞かれる質問です。

【質問例】
  • 「うちの中学校を志望する動機は?」
  • 「どうして〇〇中学校に入りたいのですか?」
【模範解答例】
  • 「御校の説明会に参加して、生徒が伸び伸びと活躍している様子が伝わりました。自分もそうなりたいと思いました」
  • 「中学生になったらもっと難しい問題にもチャレンジしたいと思っています。勉強の指導にとても力を入れられているようなので、勉強をがんばりたいと思って御校を志望しました。」
【ポイント】
  • 志望中学のアピールポイントと志望理由を合致させる
  • 「量」より「質」をアピールする

どの中学校も指導方針があります。受験指導に力を入れている中学校のなかでも、「国公立大学メイン」「看護系に強い」など、特色はさまざまです。

さらに、学校は教育機関ですから、「こんな大人に育ってほしい」という思いが各学校にあります。

  • 自主性を育てたい
  • 我慢強さを育てたい
  • 常にチームで考えて行動できる協調性を伸ばしたい
  • 自分の意見を臆することなく発信できる子に育てたい

など、さまざまです。これらは学校の学業指導の方針とも密接に関連しています。

その学校はどういう人間教育を目指しているのかをチェックして、それに合わせた志望動機にしましょう。

また、「吹奏楽のコンテストで1位を取りたい」「東大に行きたい」といった量的な面を志望動機にするときは、その中高一貫校が1番を取っている部門だけにするのが無難です。

「東大に行きたい」と伝えても、その中高一貫校より東大合格者数の多い学校が同じ地域にあれば、「どうしてそっちの中学校を受けないの?うちは滑り止めなの?」と面接官が思ってしまうかもしれません。

よく調べずに適当に答えていると思われます。

1番手以外は「質」がアピールポイントです。

質問⑦:小学校生活を振り返ってがんばったこととその理由

志望動機と並んで、大抵の面接で聞かれる定番の質問です。入試の作文で聞かれることもあるくらい、定番です。

【質問例】
  • 「小学校生活で思い出に残っていることを教えてください」
  • 「小学校で楽しかったことを、楽しかった理由と一緒に教えてください」
【模範解答例】

「私の小学校には『〇〇小祭り』という行事があり、それが思い出に残っています。このお祭りは、4年生から6年生までが数人ずつ1つのグループになって出し物を考えて、1年生から3年生を招待して楽しんでもらうというイベントです。
何の出し物にしたら低学年の子が楽しめるか、いつもとは違う視点で考えるのが楽しかったです。」

【ポイント】
  • 思い出に残っている「理由」が重要
  • 次につながる学びを「理由」に入れる

面接でみたいのは、何を学んだか・中学校生活でどう活かせるかです。

「楽しかった」という思いで語りにならないように、「何を学んだか(なぜ楽しかったか)」を回答に含めるようにしましょう。

次項で紹介する「小学校生活で残念だったこと」と表裏一体で回答するようにすると、説得力が増しますし、子どもが回答内容を覚えやすくもなります。

質問⑧:小学校生活を振り返って「残念だったこと」とその経験から学んだこと

小学校生活の「残念だったこと」「苦労したこと」「悔しかったこと」も面接でよく聞かれます。先ほど紹介した「楽しかったこと」とセットでよく聞かれる質問です。

【質問例】
  • 「小学校生活で残念だったことは何ですか、理由と一緒に教えてください」
  • 「小学校生活で苦労したことはありますか、その経験から何を学んだかも教えてください」
【模範解答例】

「さっきお話しした〇〇小祭りで、6年生は4年生・5年生と同じグループになって、意見をまとめる役をします。私/僕が6年生のとき、4年生・5年生で元気な子がいて、なかなか意見をまとめられなかったのが残念でした。
出し物を何にするかを児童だけで決めて先生に伝えるのですが、私のいたグループだけなかなか決められなくて、先生が『低学年に楽しんでもらう』というグループの目指すものを提案してくださったおかげでやっとまとまりました。
最初にそういう「みんなの目指すものを何にするか」の呼びかけをグループ内でしていたら良かったと学びました。」

【ポイント】
  • 苦労を乗りこえるためにどうしたかを伝えること
  • 今後の生活に活かせる学びにすること

誰でも上手くいかないことや失敗はありますよね。失敗からの学びも大切な成長の機会です。

面接では、「大変でした」「反省しました」だけを伝えてもあまり意味はありません。

「誰かの助けを得る」「一人で踏ん張る」など、どのような形でもいいので、その経験をどう乗り越えようとしたかを伝えるようにしましょう。

また、学びは次に活かすためです。中学入試の面接ですから、その失敗経験を中学校生活で活かせるかどうかを面接官は知りたがっています。

例えば中学校に野球部がないのに「スイングスピードを速くしたらホームランを打てることを学びました」と伝えても、学校生活で活かせそうにありません。

もしその経験を伝えるなら、

  • YouTubeで有名選手のスイングをみて自分で工夫した
  • コーチに教わったことを素直に実践してみた

のように、「ホームランを打てるようになるまでの工夫の仕方」を伝えるようにすると良いですね。

質問⑨:自分の長所・短所

自分の長所・短所について聞かれる質問です。良かった経験・失敗経験と同じで、表裏一体です。

【質問例】
  • 「あなたの長所について教えてください」
  • 「あなたの短所について教えてください」
【模範解答例】

「私/僕の長所は、人の話をよく聞くことです。グループで何かをするときには必ず全員の意見を聞いてから考えるようにしています。みんな自分の意見を言えるので、納得してグループ活動に前向きに取り組んでくれます。
反対に、人の話を聞こうとしすぎて物事を決めるのが遅いという欠点があります。〇〇小祭りでグループの出し物を決められなかったのも、私/僕がみんなの意見を聞こうとしすぎたからでした。
この欠点を克服するために、スムーズに物事を決めている人の良いやり方を真似するようにしています。
〇〇小祭りの出し物を決められたのは、学校の先生が「みんなの目指すものを先に決めよう」と提案してくださったからです。
この経験から、みんなで何かをするときには「何を目指すのか」を先に決めるようにしようとしています。」

【ポイント】
  • 長所と短所を表裏一体の内容にする
  • 短所克服の努力を伝える

長所・短所は大抵、表と裏です。積極的な子は慎重さが足りないと言われるかもしれませんし、物事に熱中する子はそれ以外のことを放置しがちかもしれません。

「表」「裏」の両方を伝えやすいものを長所・短所にすると、内容を考えやすいです。

また、短所については「どうやってその短所を克服しようとしているか」を伝えるようにしましょう。

「長所を伸ばすためにしていること」を聞かれるかもしれませんから、長所・短所のどちらも「具体的な対策」を準備しておくのが良いですね。

質問⑩:入学後がんばりたいこととその理由

中学入学後についての質問です。

【質問例】
  • 「中学生になったらどんなことをしたいですか」
  • 「うちの中学校に入ってしたいことはありますか」
【模範解答例】
  • 「将棋をしたことがないので、将棋部に入りたいです」
  • 「毎週本を1冊読みたいです」
  • 「学校の宿題以外に、毎日少しずつ自分で復習の時間をつくりたいです」
【ポイント】
  • その学校だからできる内容がベスト
  • これまで自分がしたことのないことにチャレンジする内容がベター

この質問は志望動機とも関係しています。

「こういうことにチャレンジしたいから、それができる御校に入りたいんです」

という内容だと、非常に説得力があります。

ただ、その学校でないとできないチャレンジはよほど特色のある学校、例えば英語入試や情報系の入試を本格的に課している学校くらいです。

なかなか思い浮かばないときは、これまでやったことのない内容にしておくと無難です。

なお、「東大に入りたいから御校を志望しています」と言っていた子が「中学生になったら部活をがんばりたいです」と答えると、少々支離滅裂です。

本当にそう思っているんだとしても、「勉強と部活の両方に全力を尽くしたいです」などのようにアレンジしておきましょう。

質問⑪:入学したら入りたいクラブ

入学後の生活について聞く質問です。

【質問例】
  • 「入学したら入りたいクラブはありますか」
【模範解答例】
  • 「サッカー部に入って体力をつけたいです」
【ポイント】
  • 入学後の生活を具体的にイメージできているか

その中学校での生活を具体的にイメージできていればOKです。どのクラブを回答してもプラス/マイナスは特にありません。

ただし、「まだ何も考えていません」「中学校に入ってから考えます」はNGです。

質問⑫:将来の夢

卒業後から逆算して、中学校でがんばりたいことを聞く質問です。

【質問例】
  • 「将来の夢はありますか」
  • 「将来就きたい仕事はありますか。理由と一緒に教えてください」
【模範解答例】

「将来は、鉄道整備士になりたいです。私/僕は電車が好きで、安心して電車に乗れるのも整備士さんのおかげだと思っています。
たくさんの人が毎日安心して乗れるようにするには、少しでもおかしなところを見逃さない注意力が大切だと思います。中学校では問題を解くときにミスをしないように気を付けて、注意力をきたえたいです。」

【ポイント】
  • 将来をみすえられているか
  • 将来のためにこれから何をすればいいか意識できているか

将来の夢がまだ決まっていない子や、夢はあるけれどそのために何をすればいいかをまだ調べられていない子はたくさんいます。

小学生で将来への道筋を完璧にイメージできているほうが珍しいですから、大まかで大丈夫です。

  • 将来はアスリートになりたいから体力をつけたい
  • 夢や職業は決まっていないけれど算数が好きだから数学の勉強をがんばりたい

といった内容で十分です。

「夢はありません」「まだ何も決まっていません」で終わってしまう回答は避けましょう。「夢はまだないから、~をしたい」という内容にしましょう。

質問⑬:最近気になるニュース

受験生が事前に準備したり、ごまかしたりしにくくする質問です。

【質問例】

「最近気になるニュースはなんですか?その理由も教えてください」

【模範解答例】

「オリンピックのニュースが気になっています。オリンピック開催にかかる費用の話や、開催国の状況も、ただスポーツをするだけじゃない、今まで自分が気にしたことのなかった情報をたくさん知れます。
オリンピックはスポーツを楽しむイベントとしか思っていませんでしたが、いろいろな事情や考え方、文化を知れるので、一石二鳥だと思って見るようにしています。」

【ポイント】
  • 世間で起こっていることに興味を持っているか
  • ニュースから学びを得ているか

ニュースについて聞くのは、「世間に興味・関心を持っているか」を確認したいからです。

政治・経済・外交・紛争などの「堅いニュース」に絞って準備しても大丈夫ですし、ちょっと「ゆるいニュース」でもそこから堅い内容を学び取っていれば問題ありません。

覚えやすいように、子どもが実際に興味のわくニュースにしましょう。

質問⑭:最近読んだ本・観た映画

知的活動に日ごろから従事しているかどうかを聞き、本の内容をわかりやすく説明する論理性を試す質問です。

【質問例】

「最近読んだ本(観た映画)は何ですか?どういう点が良かったかも教えてください」

【模範解答例】

「最近、『~』という本を読みました。何をするにも自信を持てない主人公の男の子が、幼なじみの女の子に助けてもらいながらいろんなことに挑戦して成長していく話です。
読みながら勇気をもらえて、読み終わった時に自分も何かに挑戦する勇気が出てきたような気がしました。」

【ポイント】
  • 読んだ本の内容を端的に説明する
  • その本の良かった点を伝える

「通学経路をたずねる質問」と同じで、論理的に説明できるかどうかを試されています。

質問されてから内容を考えるとしどろもどろになりがちですから、事前にしっかり準備しておきましょう。

物語の場合、

  • 主役と準主役
  • いつ/どこの話か
  • 何をする話か

を盛り込むと説明しやすくなります。

質問⑮:受験が終わったらしたいこと

受験をゴールととらえず、その後の過ごし方をイメージできているかを聞く質問です。

【質問例】

「受験が終わったら何をしたいですか」

【模範解答例】

「受験が終わったら本をたくさん読みたいです。もうすぐ卒業なので、友だちと一緒に過ごす時間も増やしたいです。」

【ポイント】
  • 受験勉強に回していた時間を何に使うかを具体的にイメージできているか

友だちと遊ぶ、趣味の時間をつくる、卒業式の準備をするといった、正直な回答で問題ありません。

ただし、「勉強から解放される」「早くゲームがしたい」のような廃人生活に突入しそうな回答は避けましょう。

中学受験の親子面接で親が聞かれる質問と回答例

親子面接では、保護者からみた子どもの様子や保護者の方の考え方を確認しています。

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回答のポイント

親側は子どもに関する質問をされることが多いです。志望動機や将来像もよく聞かれます。

子どもと同じ質問をされる場合、「子どもと回答を合わせる」ようにしておきましょう。

質問①:親から見た子どもの性格

保護者の方からみた子どもの性格についてよく聞かれます。長所・短所の両方を答えるようにしましょう。

【質問例】

「お子様の性格について教えてください」

【模範解答例】

「息子/娘は非常に慎重で、納得するまでじっくり考える性格です。勉強面でも1問1問丁寧に取り組むのでミスが非常に少なく、同じ間違いを繰り返さないです。
その反面、短時間で仕上げないといけない作業や宿題に時間をかけすぎてしまうところがあります。その点は息子/娘も意識していて、今後の中学校生活で改善してくれたらと期待しています。」

【ポイント】
  • 子どもの回答内容と何割か重ねるようにする
  • 長所と短所の両方を伝える

保護者の方がお子様をどう見ているかはお子様にも伝わり、お子様も意識しているでしょう。

面接の場でお子様の良い部分、もっと良くできる部分を的確に伝えられれば、「このご家庭の子どもなら入学後も成長していけるだろう」と面接官を安心させられます。

子どもをべた褒めしてしまったり、結果的にけなしてしまう回答にならないように気をつけましょう。

質問②:志望動機

受験生と同じく、志望動機がよく聞かれます。

【質問例】

「○○中学を志望された理由を教えてください」

【模範解答例】

「息子/娘がお伝えしたように、私も御校が生徒を伸び伸び育ててらっしゃる点に魅力を感じています。ルールを守る、規律に従うといった当たり前のことができている上で、そのなかで自分の個性をしっかり伸ばせる子になってほしいと思っています。
ほかの中学校の説明会にも参加しましたが、「伸び伸びと育てたい」という親の願いに一番合うと感じたのが御校でした。」

【ポイント】
  • お子様の志望動機と内容を合わせる
  • 学校のアピールポイントが家庭の教育方針に合致とアピールする

お子様の志望動機と食い違いがないようにしつつ、学校と家庭の教育方針が合っていると学校側も安心できます。

質問③:子どもとのコミュニケーション

保護者の方が学校の指導方針を把握しているかを確認する質問です。

【質問例】

「ご家庭で、お子様とのコミュニケーションで気を付けていることは何ですか」

【模範解答例】

「子どもの考えを尊重し、できるだけ子どもに判断を任せるようにしています。親はできるだけサポート役に回るようにしています。
この子は~は得意ですが、…に苦手意識を持っています。苦手意識を持っていることにも自分から取り組めるように励ますようにしています。」

【ポイント】
  • 「志望動機」と食い違いがないか
  • 学校の指導方針と食い違いがないか
  • 保護者の方が子どもをよく見ているか

学校の指導方針をよく理解したうえで志望しているかどうかを確認しています。

加えて、保護者の方が子どもの様子をしっかり把握して適切に対応しようとされているかも見ています。

ご家庭と学校が二人三脚で子どもの指導に取り組みますから、齟齬がないようにしたいという学校の思いがあります。

質問④:子どもの将来像

子どもの進路について保護者の方がどれくらい考えてらっしゃるか、また親の思いが学校の指導方針と合っているかを確認する質問です。

【質問例】

「お子様には将来どうなってほしいですか」

【模範解答例】

「色々なことにチャレンジして、熱中できるものを見つけて一生懸命に取り組んでほしいと思っています。今も好きなものに熱中する傾向がありますから、それを継続しつつ、自分で工夫したり調べたりする力をさらに養ってほしいと思っています。」

【ポイント】
  • 学校の指導方針と合っているか
  • お子様の性格に合っているか

学校が思う「生徒の成長した姿」とご家庭が描く「子どもの成長した姿」が合致しているのがベストです。

志望動機と内容を合わせるようにしておきましょう。

また、親の思いが子どもに合っているかどうか、子どもの様子をみながら柔軟に考えているかも見ています。

面接官が見ているポイント

面接官の質問は、「見たいポイント」に基づいています。質問をとおして受験生の個性や保護者の方の考え方を確認するために質問をしています。

ここまで紹介した模範解答例やポイントの内容も踏まえて、「面接官が見ているポイント」をお伝えします。

志望動機に食い違いがないか

学校のことをきちんと調べて、学校の指導方針に共感したうえで志望しているかを見ています。

親子で志望動機に齟齬が起こらないようにしましょう。

「中学に入ってからやりたいこと」「将来の夢」などの質問も、志望動機とも密接に関連しています。質問への回答を考える際には、それらの質問への回答と志望動機をセットで考えるようにすると、準備がしやすくなります。

入学後の学校生活になじめるか

入学したら6年間通うわけですから、面接官としては学校のカラーに合う生徒に入学して欲しいと思うものです。

学校のカラーに合うかどうかの基準は、具体的に2つあります。

マナー

まず、面接官はマナーを注意してみています。

面接は5~30分程度の短時間で終わります。その短い時間で受験生の人柄を十分に面接官に伝えるのは難しいです。

マナーが悪いと、その点がひどく目立ってしまいます。

  • 待合室で大声で話す
  • 面接の受け答えの声が大きく、廊下にまで聞こえる
  • 面接官が話しているときに下を向いている
  • 質問に答えるときに面接官のほうを向いていない
  • 椅子に浅く座っている(足を投げ出している)

このような行動を面接会場でしていると、「入学後もきっとルールを守らないだろう」と思われます。しないように気をつけましょう。

服装・身だしなみ

面接のある人は、家を出る前に服装・身だしなみもチェックしておきましょう。

身だしなみが乱れていると、遅刻癖があったり宿題を提出しなかったりするかもしれないと面接官が不安になります。

  • 寝ぐせがついている
  • 顔を洗っていない
  • 服がヨレヨレ

などの身だしなみの乱れに注意しましょう。

自分の個性を出した回答ができるか

面接はその受験生の人柄を確認する機会です。面接官にきちんと自分の個性を伝えられるほうが良いです。

回答内容はいつもより少し背伸びした内容にとどめておき、できるだけ普段どおりの姿を見せられるようにするのが理想です。

受験勉強をがんばりながら、自分の将来のことや中学校生活についてイメージしておきましょう。それが新たなモチベーションになって受験勉強の励みにもなります。

中学受験の面接で気をつけたいマナー

前述のように、中学受験の面接では「質問への回答」だけでなく、「マナー」も見られています。気をつけたいマナーをまとめました。

入室時のマナー

入室するときから面接ははじまっています。以下のマナーを意識してみましょう。

  1. 呼ばれたらドアを3回ノックする
  2. 「どうぞ」と言われたら「失礼します」と返事をして入室し、ドアをしずかに閉める
  3. イスの横に立ち、面接官の目を見ながら「よろしくお願いします」と言う
  4. 「お座りください」と言われてから静かに座る(ガタガタと音を立てない)
  5. 浅めに腰をかけて背筋を伸ばす・手はひざの上に置く

背筋をピンと伸ばし、猫背にならないように注意しましょう。猫背になると印象がよくありません。自信がなさそうに見えます。

また、面接官の目を見ながら声をかけるようにしましょう。

面接中のマナー

面接中は以下のマナーを守りましょう。

  1. 面接官から質問をされてから答える
  2. 面接官の目を見て話す
  3. 他の受験生の回答中は静かにしておく(回答中の受験生のほうに軽く顔を向けて「話を聞いている」という姿勢を取る)
  4. 面接官からの質問が聞き取れなかったときは「もう一度よろしいでしょうか」と答える

面接での受け答えは基本的に面接官に主導権があります。受験生側が「聞かれた内容に答える」ようにしましょう。「しっかり説明しなきゃ!」と思って聞かれていないことも話そうとするのはNGです。

退室時のマナー

退室時は以下のマナーを守りましょう。

  1. 「これで面接が終わりです」と言われたら、座ったまま軽く頭を下げる
  2. イスの横に立ち「ありがとうございました」とお礼を述べ再び頭を下げる
  3. ドアの前まで移動し、面接官のほうを向いて「失礼します」と言って退室する
  4. ドアを静かに閉める

退室時も立った際の挨拶、一礼など、姿勢よくできると面接官に良い印象を残せます。

最後まで気を抜かず、ベストを尽くせるよう練習しておきましょう。

面接練習の仕方

普段の生活で面接を受ける機会はめったにありません。

慣れていない子がほとんどですから、「いつもの自分」を出しやすくするため、面接練習をしておきましょう。

ここでは、面接練習の仕方をお伝えします。

定番の質問への回答を作成する

まず、定番の質問への回答を事前に考えておきましょう。事前に提出する願書に記載する内容と齟齬が発生しないように気をつけましょう。

回答は紙に書くなどしてある程度暗記しておくと安心です。

最初は箇条書きにしておき、練習するなかで「丸暗記するほうが覚えやすい=答えやすい」なら、回答を文章にして丸暗記してしまいましょう。

入室練習をする

リビングや子ども部屋を面接室に見立てて、入室の練習からしましょう。

本番を想定して保護者の方が面接官役をし、「〇〇 〇〇さん!」と呼ぶところから練習しておくと、面接当日に子どもが落ち着いて受け答えしやすくなります。

子どもに面接官役もさせてみる

保護者の方が面接官役を何回かされたら、今度は役割を逆にしてみましょう。子どもに面接官役をしてもらいます。

保護者の方は受験生役をして、ハキハキ答えるバージョンと、しどろもどろになったり下を向いてもぞもぞしながら答えるバージョンを面接官役の子どもに見せます。

面接官には受験生がどうみえているか、どう感じているかを子どもが想像しやすくなります。

生真面目な子は「はいっ!私の志望動機は~です!」と軍隊のようにシャキンとして答えたりします。面接官役をさせてあげると、「必要以上に堅苦しくならなくてもいいんだ。面接官も普通の人間なんだ」と安心させられます。

マナーや言葉づかいをチェックする

面接官が見るポイントの1つに「マナー」「身だしなみ」があります。自宅で練習されるときは、特にマナーと言葉づかいをチェックしましょう。

  • 「です・ます」で答える
  • 足を組まない
  • 相手の目を見る
  • はきはき答える
  • 答えに詰まったら「少し考えるのでお時間をください」と伝える
  • 面接官からの問いかけに肩からうなずく

などをチェックしてみてください。

子どものがんばりをほめる

最後に、面接練習では子どもをほめるポイントを探して、たくさんほめてあげてください。

面接をはじめから上手にできる子はほとんどいません。答え方が自信なさげだったり、回答原稿を用意して暗記したのに飛んでしまったりもします。

小学生の面接ですから、面接官もハイレベルなものを求めているわけではありません。

緊張してガチガチになっている子や、うっかり貧乏ゆすりが出てしまう子もいます。それが原因で不合格になることはまずありません。

まずは、相手に伝えようと努力する姿勢が見られれば子どもをほめて自信を持たせてあげてください。

自信を持てれば、それまでしどろもどろだった子が見違えるほど元気に答えられるようになっていきます。

そうなれば、その子の本来の個性が表に出てきやすくなります。

面接で緊張を味方につける方法

大人でも面接は緊張します。慣れていない子どもはなおさらです。

緊張してハシビロコウのように固まってしまわないように、緊張を味方につける方法をお伝えします。

面接室に入るときに普段より大きめの声であいさつする

面接室に入るときには、いつもより少し大きめの声で「失礼します!」とあいさつしてみましょう。

緊張すると声が小さく、猫背になりがちです。「守り」に入る姿勢です。

前を向く、声をいつもより少し大きくすると、「守り」から「攻め」への姿勢をシフトできます。

面接室に入るときに上手く声が出なくても、イスに座るタイミングでまた「失礼します!」があります。どちらかのタイミングで自分の殻を破れれば大丈夫です。

面接室に入ってすぐ笑顔をつくる

面接室に入ったら、面接官のほうに顔を向けて笑顔をつくりましょう。

  • 目を少し大きく開ける
  • 口角を上げる

「笑顔をつくろう」と思わなくても、上記の2点を実施すれば笑顔になります。

笑顔をつくればリラックスした気持ちになれます。

「今日の自分は絶好調!」と脳に思い込ませる

いつもより少し大きな声を出す・口角を上げて笑顔をつくる。この2つの行動で自分の脳をだまします。

緊張しているときは「慎重に…慎重に…」と脳がアラートモードになっていますが、笑顔で声が大きくすれば「今日の自分はいつもより元気だ!」と脳を勘違いさせられます。

ある程度緊張しているほうが実力を発揮できる

緊張するのは決して悪いことではありません。リラックスしている状態以上に実力を発揮しやすくなります東洋経済オンラインより)。

学科試験や面接で緊張するのは、「いつもより実力が出やすい状態になっている!」と前向きにとらえるようにしましょう。

面接対策のおすすめ参考書

面接の対策におすすめの参考書を2冊紹介します。

『中学受験 面接試問の要領(改訂第2版)』


中学受験 面接試問の要領(改訂第2版) (面接対策)

出版社:教英出版
特徴:

初めての入試面接であがることなく落ち着いてのぞむための、受験生とその親が知っておくべき面接試問の要領。
よくある質問から最近の傾向までパターンを徹底分析した本書で、具体的な対策を学び、自信をもって受験にのぞみましょう!

・面接の形式、面接で評価される点、面接の受け方、面接の準備など、子と親の「面接の基本」を解説
・受験生への質問例と保護者への質問例を挙げ、それらに対する返答例と返答のポイントを解説
・自分の答えを書きとめておくノート形式
・オンラインの面接音声で、実践練習に対応

Amazonより引用

『マンガで学ぶ面接~大学・高校・中学受験の基本~ 改訂新版』


マンガで学ぶ面接~大学・高校・中学受験の基本~ 改訂新版 (YELL books)

出版社:エール出版社
特徴:

受験勉強で忙しいのに、面接の練習まで手が回らない、そんなキミに、マンガを読むだけで点数がアップする面接のコツを伝授。

Amazonより引用

『親子で見る中学受験面接ブック』


親子で見る中学受験面接ブック

出版社:声の教育社
特徴:

面接実施校の割合や面接形態の比率などのデータ、一般的な面接の方法とその受け方、面接準備、面接試験の意義と実際、受験生・保護者・面接官の面接体験集、受験生や保護者への質問例などを掲載。
別冊付録として、「首都圏 国公立・私立中学校 面接・実技試験の内容」を収録。

Amazonより引用

まとめ

中学入試の面接でよく聞かれる質問とその模範解答例と、面接官のみているポイントをお伝えしました。

面接は学科試験で点数が近いときに合否をわけるポイントになります。1点に7-8人がひしめいていると言われますから、面接でのプラス評価・マイナス評価も非常に重要な入試形態です。

事前の準備をしっかりして、自信を持って面接に臨めるようにしたいですね。

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また、早めに志望動機を子どもと一緒に考えるようにすると、受験勉強のモチベーションアップにもつながります。

入試の直前チェック用に、下記の記事で理科や社会の基本問題や覚えやすい語呂合わせ、国語の漢字などを紹介しています。

【算数】

「比」の解き方
割合の解き方
速さの解き方
平面図形・空間図形の解き方

【国語】

【中学受験】国語の勉強法と入試出題傾向を解説
【中学受験】国語長文読解を短期間で伸ばす勉強法
記述問題の書き方と勉強方法
おすすめの記述・作文問題集
中学入試によく出る漢字・熟語・慣用句・ことわざの問題

【理科】

【中学受験】理科を得意にできる勉強方法
【中学受験】理科のおすすめ問題集
中学入試の理科によく出る問題の一問一答
中学入試理科でよく出る問題の語呂合わせ一覧
中学入試の理科でよく出る計算問題の公式一覧

【社会】

【中学受験】社会で貯金を20点つくる勉強法を紹介
中学入試の社会によく出る問題の一問一答
【中学入試】社会によく出る年号・年代の語呂合わせ
中学入試の社会でよく出る記述問題
【中学受験】社会のおすすめ問題集

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これまで3000組以上のご家庭を担当させていただきました。
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