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小学校4年生になると算数が一段とむずかしくなります。算数への苦手意識が一気に高まる時期です。
4年生の算数は5年生につづいていくとても大切な内容です。ここで算数が嫌いになってしまうと、6年生になっても中学生になってもずっと算数・数学が苦手なままになってしまうかもしれません。
そこで、算数が苦手になる子の増える4年生の時期に算数にどう対処すればいいか説明して、保護者の方の対応方法も確認していきます。
この記事は下記の方向けです。
※関連記事:小学4年生におすすめの算数問題集・ドリル
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【小学生向け】Z会小学生コース、中学受験コースの選択で塾なし成績上位になる方法を紹介
4年生の算数は、それまでと比べて高度で抽象的な内容も入ってきます。
4年生で習う算数の単元一覧表です。
学期別にすると以下の表のようになります。
学期 | 主要単元 |
1学期 | 「角とその大きさ」「割り算の筆算」「垂直・平行と四角形」「小数」 |
2学期 | 「2ケタでわるわり算の筆算」「割合」「式と計算の順序」「面積」「小数のかけ算やわり算」 |
3学期 | 「調べ方と整理のしかた」「分数」「直方体と立方体」 |
4年生は重要単元が目白押しです。なかでも、面積の求め方を4年生で習う内容のなかでもかなり本格的な問題が多いです。
面積を求める公式を覚えるのはもちろん、複雑な図形の面積を求める応用問題も出てきます。
ブロック遊びをよくしていた子は図形の特徴をイメージできるため、面積の問題を得意にしやすいです。
面積以外に、図形分野で角度を求める問題も出てきます。
三角定規の特徴をつかみ、組み合わせてできた角度を求める問題などを解きます。
また、二等辺三角形や直角三角形、正三角形の特徴をつかみつつ、30度・60度・90度といった角度を使って計算で求める問題も習います。
ここからは、単元別に対策方法を紹介します。
分度器や三角定規を使って、角度を求めます。
分度器の使い方を覚えるのはもちろん、30度、45度、60度、90度(直角)の扱いに慣れるのが大切です。
2種類の三角定規を組み合わせたときの角度を求める問題がありますが、そこで多くの子は1度つまずきます。
30度や45度がどれくらいの大きさなのかを感覚的に把握し、数字で考えられるようになれば乗り越えられます。
家の中にあるいろいろなものを分度器で測って「角度」の概念に慣れましょう。三角定規をおもちゃのようにカチャカチャ組み合わせて遊ぶと、角度が大きくなったり小さくなったりするのに気づきます。
角度を数字化して計算して求めることに慣れておけば、この後に習う三角形や四角形の内角の和も難なく乗り越えられるようになります。
※関連記事:【4年生算数の問題】角度を求める問題:180°や360°、対頂角を使って角度を求めるコツを解説
※関連記事:【4年生算数の問題】三角形の角度を求める問題
最初は1ケタで割る筆算を習い、続いて2ケタで割る割り算の筆算を習います。
1番のポイントは「割り算の計算をスラスラできるようになるまで練習すること」です。
足し算・引き算・かけ算の筆算はすべて同じ見た目で、同じような方法で計算します。計算する2つの数字位の位置を合わせて上下に書き、上と下の数字で計算します。
ところが割り算の筆算は2つの数字を横に書きます。筆算の仕方が全く変わってしまいます。
それまでと違う新しい計算方法を習うので、割り算の仕方自体があやふやだと、あれもこれも考えないといけなくなり、頭が混乱してしまいます。
割り算の筆算で戸惑う場合は、割り算の計算の練習を毎日するようにしましょう。時間があれば、かけ算の筆算も練習しておくと、割り算の筆算との違いを区別しやすくなって定着度が格段に上がります。
※関連記事:1ケタのわり算の問題(計算、文章問題)
※関連記事:2ケタ・3ケタのわり算の問題(計算、文章問題)
この単元では、再び三角定規を使います。直角二等辺三角形を2つ組み合わせると正方形になり、二等辺三角形を2つ組み合わせると長方形ができます。
三角定規を通して三角形の性質に慣れ、三角形を組み合わせることで四角形の性質にも慣れていきます。
正方形と長方形だけでなく、平行四辺形やひし形、台形も出てきます。ここで垂直や平行といった用語も覚えていきます。
5種類の四角形の性質を覚えるので、丸暗記しようとするとややこしくなってしまいます。
図形から性質を覚えるだけでなく、性質から図形を考える練習もしてみると覚えやすくなります。
5種類の四角形の性質を1つ1つバラバラに紙に箇条書きします。次にその性質を持つのがどの種類の四角形なのかを考えます。
「対角線が直角に交わる」という性質なら、正方形やひし形が考えられます。そうすると、正方形とひし形は、実はちょっと似ている四角形なんだなというイメージが出来上がります。
四角形を1つ1つバラバラに覚えるよりも、それぞれの四角形がどう関連しているのか(共通点や相違点。似ている四角形たちと似ていない四角形たち)を頭のなかで整理するほうが記憶に残りやすいです。
4年生で小数は2回出てきます。1回目は小数点の位置を変える勉強です。
具体的には、「1dL=0.1L」のような小数を使っての単位変換や、0.1を10倍、100倍していく作業です。
3年生のときには小数の足し算・引き算を習いましたが、足し算・引き算は小数点の位置が変わりません。4年生では小数点の位置が変わります。
3年生の小数との違いと並べながら4年生の小数を勉強すれば大丈夫です。
「足し算・引き算は小さい計算だから小数点の位置が変わらない」けど、
「かけ算・割り算は大きい計算だから小数点の位置が変わってしまう」のだと覚えておきましょう。
※関連記事:小数のたし算とひき算の計算問題と文章問題
小学生の1番の難敵である割合の登場です。
いくつかの問題パターンがあります。
この単元の1番大切なポイントは「~を1とすると、…はいくらになるか?」という①の問題の考え方に慣れることです。
②③のパターンは、この考え方に慣れるためにあります。
いくら問題を解いても、この考え方に慣れられる子は少ないです。この単元は割り算をすれば答えが出ますから、「とりあえず割り算をしておこう」という結論になってしまいます。
「とりあえず割り算をする」という解き方になってしまうと、5年生の「割合」や6年生の「速さ」がチンプンカンプンになります。
問題を解くのではなく、子どもに問題を作ってもらうようにしましょう。「Teaching is Learning.」(教えることは学ぶこと)と言うように、自分が問題の作成側になれば、問題の特性を理解しやすくなります。
また、割合の勉強をしているときは、「とりあえず割り算」の頭にどうしてもなりがちです。
テレビを見終わったときやお風呂から上がってきたときなど、割合の勉強から離れているときに「子どもの年齢を1としたら、お父さんの年齢はいくつ?」のように、急に質問してみてください。
これで割合を本質から理解できるようになります。
ここは5、6年生や中学生で算数・数学が得意になるかどうかの分かれ道の1つですから、ぜひ割合を得意にしてください。
3年生でも出てきた計算の順序とほぼ同じです。
どの計算を先にするか、順番を整理しておけば早くなれます。
順番は下記の3通りです。しっかり覚えておきましょう。
①( )のなか
②かけ算・割り算
③足し算・引き算
図形が苦手になる子の第一関門になる単元です。
普通の四角形だけでなく、へこんだ図形の面積、真ん中がくりぬかれた長方形の面積を求める問題が出てきます。
同系統の問題が中学入試で頻出になるほど、みんなが間違いやすい単元です。
図形問題が得意な子は、視覚的に理解するのが得意です。だから、図形を見れば解き方が思い浮かびます。
逆に、図形問題が苦手になる子の多くは、視覚より言語的に理解するほうが得意です。解き方を自分なりに言葉にしてから解きはじめると正解しやすくなります。
例えば、真ん中がくりぬかれた長方形の面積を求める問題だと以下のような流れです。
①長方形の面積を求める
②くりぬかれている図形の面積を求める
③①から②を引く
この手順をはさんでおくだけで、正解が何割か増えます。
※面積の求め方:正方形、長方形、平行四辺形、ひし形、台形、三角形、円、おうぎ形の面積を求める公式
※関連記事:面積の求め方の解説と面積の問題
3年生で出てきた「表とグラフ」をもう少しだけ先に進める勉強です。
例えば、30人の児童の身長データがバラバラに出てなっていて、それを「140cm以上145cm未満」「145cm以上150cm未満」などのグループにわけて表に整理します。
整理作業の慣れとミスがポイントです。
問題数をこなせば慣れてすぐ解けるようになりますが、慣れてくるとササっと解こうとしてミスが出やすくなります。
1度解いたら、「これで合ってるかな?」と確認するクセをつけておきましょう。
この単元は5年生、6年生でも出てきますが、ポイントはずっと同じで
「解いた後に確認すること」
です。
分数の種類(真分数、仮分数、帯分数)を習い、分数の足し算・引き算まで習います。
このときにはまだ通分も約分も習わず、分母が同じ分数どうしでの計算しかしません。
帯分数⇔仮分数にする作業の慣れがポイントです。頭のなかで計算しようとする間違いやすくなりますので、必ずテキストやノートの余白にメモしながら計算するようにしましょう。
直方体や立方体で、垂直・平行な辺の組み合わせを探したり、展開図をイメージする単元です。
空間認識力がモノを言います。
2次元で勉強してもなかなかイメージしにくいです。知育玩具などの実物を使って慣れる方法もありますが、値段が高いです。アプリを使って学習すれば早く慣れます。
※関連記事:算数のおすすめアプリ
小学生は家庭学習がとても大切です。家庭での学習ツールは大きく2つあります。
です。それぞれの選び方を説明します。
世の中に問題集・ドリルはたくさんあります。どれを選べば良いか迷いますが、市販教材は活用目的に合わせて選ぶと効果的です。
4年生だと学習習慣をつけさせたい時期です。1日10分程度でできるドリルがおすすめです。学研や公文のドリル以外にも『すみっコぐらしシリーズ』や学研の『ドラゴンドリルシリーズ』など、子どもの興味を引きながら楽しく勉強できるドリルもたくさんあります。
子どもが気に入ったものを使うと、楽しく勉強に取り組んでくれるようになります。
小学校の勉強より高度な内容に取り組ませたい場合や中学受験対策をしたい場合には、『トップクラス問題集』や『ハイクラステスト』など、ハイレベルな問題集がおすすめです。
小学校では出てこないような「論理的に条件を整理して解く問題」や「パズル的に解く問題」も多く、思考力を養えます。
※関連記事:4年生向けの市販教材をこちらの記事で学習目的別に紹介しています。
4年生算数のおすすめドリル・問題集
4年生国語のおすすめドリル・問題集
昔から国語辞典を使う子は賢くなると言われています。
何かを考えるとき、人間は言葉を使います。語彙が豊富なほうが思考力や表現力が豊かになります。
それだけでなく、国語辞典を自分で使う習慣をつくると、「自分で学ぶ習慣をつくること」もできるようになります(コクリコ「辞書引き学習で国語の成績が向上」より)。
受験する・しないに関わらず、国語辞典をリビングに常備し、自分で調べる習慣をつくっておきたいですね。
※関連記事:国語辞典を使う習慣をつくって語彙力・読解力を伸ばす方法
※関連記事:おすすめの国語辞典:子どもに合う辞書の選び方や辞書の引き方も解説
塾のクオリティを自宅で受けるなら通信教育がおすすめです。
移動時間がゼロですし、塾に比べて短時間の1回あたりの勉強が短時間に設計されています。「塾と併用」「通信教育単独」のどちらも選べます。
難関中学、最難関中学(首都圏御三家、灘中学、ラサール中学など)を目指しているならZ会がおすすめです。下記のような特長があります。
※関連記事:Z会中学受験コースだけで難関中学に合格する方
小学校の勉強をフォローしたり、中学受験対策をするための通信教育として進研ゼミも多くの受験生に選ばれています。楽しく、自信をつけながら学べるという特徴があります。
※関連記事:進研ゼミ小学講座の特徴と効果的な利用法
4年生は家でどれくらい勉強すればいいのでしょうか。
「小学生は学年×10分勉強しましょう」とよく言われます。
4年生だと1日40分です。
本当にこれで十分なのでしょうか。一般的に小学4年生は毎日どれくらい勉強しているものなのでしょうか。
実は、4年生は「40分」どころか、2倍近い「72分」勉強しています。
下記のグラフをご覧ください。小学校1年生から6年生までを対象に、1日の家庭学習時間を調査した結果です。
3年生の平均家庭学習時間は66分でしたが、
4年生になると72分と約1割も長くなっています。
しかも4年生以降、平均学習時間の増加幅が大きくなっています。
一方で、家庭学習時間の中央値(データのちょうど真ん中)は全学年通じて60分です。
このことから2点言えそうです。
4年生は学習方針の大きな転換学年です。
中学受験をする子は約76%が4年生までに受験を意識するようになっており(「Z会調査」)、受験のために塾に通い出す時期も小学校4年生が1番多いという調査(ひまわり教育研究センター調べ)もあります。
4年生から中学受験対策は本格化します。
「受験しない場合」も大きな変化があります。
いわゆる「小4の壁(10歳の壁)」と言われる時期にあたります。
自分を友だちと比べてしまい、
「自分は〇〇くん/ちゃんより劣っている」と自己肯定感が揺らぎやすくなります。
下記のグラフは小学生を対象に学年別に自己肯定感を調査した結果です。
小3から小4にかけて自己肯定感は下がっており、小5以降も下がりつづけています。
自己肯定感が下がると、学習状況にも影響すると言われています。
小4では、それまで以上に「自分の成績に悩みだす子」が急激に増えるようになります。
自己肯定感の低い子は、「どうせがんばっても無理だ」と諦めやすい傾向にあり、勉強面でも良くない影響があります(All Aboutより)。
1度勉強に苦手意識がついてしまうと、なかなか抜け出せなくなります。早めに対処して勉強がイヤにならないようにしたいですね。
中学受験をするご家庭の多くは、本格的な受験対策を4年生ではじめています。
知識偏重型の勉強にならず、考えて解く力や、自分の思考過程を他人に伝えられる力を伸ばすような勉強がおすすめです。
最近の中学入試の問題は下記のような特徴があります。
ひと昔前なら、大量の知識をインプットして正確にアウトプットする能力の高い子が志望校に合格しやすかったです。
最近では、そうした「処理能力の高い子」よりも「思考力・表現力の高い子」や「明確な学習方針で勉強してきた子」のほうが合格しやすくなっています。
私立中学や公立中高一貫校では英検利用できる学校が多くあります。英検を取得しておくとそれらの中学校の入試で活用し、大きく有利になる可能性が高まります。
公立中高一貫校なら英検5級レベル、私立中学なら4級以上か難関中学で準2級を取っておきたいところです。。
※関連記事:中学受験で英検®が優遇される東京の私立中学一覧
※関連記事:中学受験で英検優遇のある神奈川、埼玉、千葉の私立中学一覧
※関連記事:中学入試で英検®が使える関西の私立中学一覧
中学受験を決めているご家庭はもちろん、中学受験をするかどうか考え中のご家庭も、小学校の算数を先取り学習しておくほうがいいです。受験を今決めていなくても5-6年生になってから子ども自身が「受験したい」と言ってくることがよくあります。
※関連記事:中学受験は5年生からでも間に合うのか?
5年生になってから受験対策をしようとすると、一番大変なのが算数です。
受験算数の勉強に入るにはまず小学校で習う算数を終わらせる必要がありますが、この壁を乗り越えるのに一番苦労する人が多いです。小学校内容を先取りするので、予習になります。「なんとなく分かった」というレベルで終わってしまう子が少なくありません。
算数の先取りをするのに便利な学習道具としてRISU算数という、「算数に特化したタブレット型の通信教育サービス」があります。
ゲームのようにステージをクリアすればするほど算数の問題を解けるようにしていくシステムです。
小学校の勉強先取りはもちろん中学受験の問題もたくさんあり、RISUの会員で四谷大塚の全国小学生学力テストやSAPIXの模試で全国1位を取っている子も出ています。
費用のシステムが分かりにくいので、その解説も含めて下記の記事で紹介しています。
4年生になると、子どもの学習のサポートに本格的に入るほうがいいです。
など、親が管理してあげるほうが子どもも勉強しやすくなります。
※関連記事:【中学受験】勉強スケジュールの作成・管理方法を解説:親はどこまでサポートすればいい?
3年生から4年生、4年生から5年生で算数の問題のレベルが一気に上がります。
最近の中学入試問題は難易度が相当上がっており、子どもが自分で管理して対応するのが難しくなっています。
例えば、東京都の御三家の1つである開成中学で30年前に出題された算数の問題が、今では偏差値40〜50くらいの学校で出題されています。
30年前の超難問は、今の標準問題なのです。
対策は早めに・計画的に始めておくほうが良いです。
※関連記事:【中学受験】受験勉強はいつから本格的にはじめる?受験を成功に導く3つの力とは?
苦手が生まれる大きな原因は、学習内容が定着していないことです。
例えば割り算の筆算を苦手にしている子は、割り算の計算の仕方があやふやになっていたり、位の数がよく分かっていなかったりします。
算数は積み重ねの教科ですから、今習っている内容をきっちり定着させると次に習う内容も定着しやすくなります。
中学受験対策の仕方も私立中学の特色も、今はかなり多様化しています。中高でどのような教育環境を得るために・どのように受験対策をさせるかを決定する時期です。
受験対策をされる場合、約8割の方は塾で対策をされています。
ただ、その8割の方のなかでも利用する塾の種類や方法はさまざまです。
集団指導塾のみだった方が途中から個別指導塾や家庭教師を併用される場合もあります。
6年生の冬(入試直前)に算数や理科でプロ家庭教師を活用して10-20点アップをする場合や、難関中学入試に向けて低学年から家庭教師を利用する場合など、学習手段も多様化しています。
※関連記事:【中学受験】個別指導塾だけで大丈夫!?
※関連記事:【中学受験】個別指導塾併用のメリット
※関連記事:【中学受験】小学生の家庭教師はいつからがいい?
※関連記事:中学受験・高校受験・大学受験でプロの家庭教師の選び方
状況や時期に応じて上手に活用したいですね。
さらに、家庭学習のみで受験対策をされているご家庭もあります。
首都圏で偏差値60以上の中学校に合格されているご家庭でもそうした方が2割ほどいらっしゃいます(ひまわり教育センターより)。
ご家庭の学習方針次第では、「塾なし」でも受験対策ができるような環境ができています。
※関連記事:【中学受験】塾なしは無理?家庭学習のみで志望校に合格できるおすすめの学習方法を紹介します
志望校は3-4年生までに方向性を決めて本格的に動くご家庭が多いです。
動き出してから1年ほどかけて第一志望校を決めます。これだけ時間をかけるのは、少子化が進むにつれて私立中学では学びの多様化が進んできているからです。
など様々です。
前述のように、英語入試を導入する私立中学も非常に多くなっており、英語教育に力を入れているご家庭は将来の選択肢がとても多くなっています。
※関連記事:入試で英検®が使える東京の私立中学一覧
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しかも最近では公立中高一貫校が人気です。公立の費用で私立のような6年一貫の教育環境を手に入れられます。
あまりの人気で、開設時には偏差値50弱だった公立中高一貫校が数年後には偏差値60近くまで上昇しているケースもあります。
作文が必須だったり、複数の教科をまたいだ試験になっていたりと、私立中入試とは全く対策方法が違っています。知識を多量に取り込む私立中学入試対策とは違い、一般的な小学校の学習知識を使って問題を解きます。日常生活で意識してできる対策も多いです。
※関連記事:立中高一貫校の魅力とは?私立中との入試制度の違いや対策方法を解説します!
※関連記事:【中学受験国語】おすすめの記述・作文問題集:書き方の基本から難関レベル対策まで
受験をする・しないのご検討も含めて、早めに情報収集をしておきましょう。
※関連記事:中学受験するかしないか:私立中・公立中それぞれのメリット、中学受験と高校受験どちらがいいかを解説!
小学4年生向けに、4年生の算数で習う内容と勉強方法を紹介しました。
4年生算数は学習する範囲が広く、どの子も苦手単元が1つ2つ出てきます。どの単元も3年生に学習した内容のつづきなので、いったん3年生の問題を解いて慣れておくと4年生内容が分かりやすくなります。
※関連記事:【小学校3年生】おすすめの算数ドリル(割り算や分数の文章問題など)
※関連記事:【小学校4年生】おすすめの算数ドリル(面積の求め方など)
あるいは、3年生の内容と4年生の内容を並べて、その共通点や違いを意識しながら勉強すると、しっかり定着します。
Z会 小学生コースの案内※Z会を使って小学生のうちに勉強をハイレベルに持っていく方法を下記の記事で紹介しています。
【小学生向け】Z会小学生コース、中学受験コースの選択で塾なし成績上位になる方法を紹介
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